あらすじ
人生、言葉にならないことがじつはいちばん面白い。“日本の知性”養老先生が二十年間に執筆した随筆から選りすぐり。ヒトを問いなおす思索の旅。
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Posted by ブクログ
【目次】
まえがき
人生
人は何のために生きるのか/生きているという話/死なないつもり/発見の眼 自分の発見/人生論/生きるとはどういうことか
環境
いのちの大切さ/水と虫/里地里山を想う/田舎暮らしの勧め/半農のすすめ/島の自然
思考
時空と納得/隣の芝生/科学とはなにか/自我と死/理想と現実/自然と人工/型と慣例/複雑ということ/四苦八苦/わかるとは、どういうことか/色即是空
脳・意識
情報と人間/儀式と情報/情報と誤解/意識の世界/論理と無意識/モノと情報/繰り返し/笑いの共通性
世間
東男と京女/江戸の政治/世界は一つでいいか/言葉とウソ/過去を問う/人を見る/典型的日本人/老人よ、重責を担うな
身体
身につく/体と思考/文章とリズム/居つく/虫の動き/身体の問題/聞くということ/匂いは苦手
教養
生きているついでに、本を読む/外国語の学習は別の人生を生きること/ダーウィンの書斎と変わらない/仏教と自己/時代と親鸞/混乱を生きる/人生の意義/信仰/生前生後/脳と心/お坊さんという壁/他人の心はわからないけれど
Posted by ブクログ
養老さんは、自分の人生を振り返ってみたとき、「ひとりでにそうなった」「いつの間にかそうなっていた」ということが多かったという。
生きるとはどういうことか、うまい答えが見つからない。手のひらを太陽にの歌が浮かんできた。