山崎ナオコーラのレビュー一覧

  • ブスの自信の持ち方

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    ナオコーラさんらしさ全開で愛おしい。

    ブスの人も、自信もってこうね!という内容では全くない。
    ナオコーラさんがルッキズムに対して、差別全体に対してどう感じているかを熱い気持ちで、でも淡々と綴られているエッセイ集。(とはいうものの、このタイトルなので、書店員の方から「この人、顔のことでで悩んでいるのかな」と思われそう、とか自意識過剰にちょっと考えた。笑)

    序盤に、"私の考え方は少数派で、違う考えを持つ読者の方が多いんじゃないかな、と予想している。"と記載があるように、すべての考えが一致する人は少ないと思った。
    だけどそのあと"私は違う考えの人に、私の考えと同じに

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    2023年11月07日
  • 母ではなくて、親になる

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    生まれたての人間は、何も知らないし分からないからこそ、尊重して育てていかないといけないんだなと思った
    子育てエッセイかと思ったら、筆者の頭の中垂れ流しエッセイ

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    2023年10月17日
  • 母ではなくて、親になる

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    考え方は共感できるけど、表現や言い回しに違和感を感じた。言いたいことはわかるけど〜ってやつです。夫をいちいち低所得者というのはやっぱり引っかかる。でも妊娠出産子育てを取り巻く環境は分かりやすく、経験していない人でも読み物として面白いと思います。
    面白いけど好きな文章ではない、というのが正直なところ。でもミライの源氏物語は気になるので読んでみたい。

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    2023年10月05日
  • 美しい距離

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    身近な人を看病して死を迎えるにあたって、どのように対するのか?
    その人らしいとは?死に向かうのも生きかたそのものであり、
    それは自分の死にかたであり、清ぎよしい死にかた、
    あるいは清ぎよし生きかたが浮かんでくる、著者の目線が新鮮。

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    2023年09月28日
  • 文豪お墓まいり記

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    読む本、好きな本は風雪(出版の嵐)に耐えて昔から現在まで残っている本(作品)が多い。
    つまり文豪と言われている作家の作品ということか。

    山崎ナオコーラさんの『文豪お墓まいり』の文豪お墓は、わたしの好みの文豪が多々。お墓の前で作家の作品を思い、自身のあれこれを思う作者に親しみを感じた。

    文豪とは何ぞや、100年も50年も名前が残っている作家?作品が長く読み継がれている作家?

    たまたま、夕べBSNHKの「西村賢太」のドキュメンタリー映像(再放送?)を観た。
    一昨年突然死なさったそのお墓は、郷里でもない石川県七尾市の西光寺だという。

    しかも、西村賢太が晩年「藤沢清三」という永らく埋もれていた

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    2023年09月23日
  • ボーイミーツガールの極端なもの

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    読み進めていくうちに登場人物のつながりが見えてくる連続短編小説集。

    ナオコーラさんの小説には、徹底的にイヤなことっていうのが出てこなくて、家族も大体協力的でそこが好きなんだけど、「恋人は松田聖子」に出てくるお母さんが珍しく結構キツくて、勝手にショックを受けた。
    のちに、発言した本人もずっと悔やんでいたことがわかるのだけど、いじめられて学校にいけないことを打ち明けた息子に「ごめんね。もっと強い子に育てなければならなかったのに、私が子育てを失敗したのね」と泣く母親は、ヤバすぎる。
    言葉は、あの時はごめんね、で済まない今日凶器だ。

    それ以外は、結構楽しく読めたし、天国の描写もあったりして、本当に

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    2023年09月15日
  • ご本、出しときますね?

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    最近オードリーの若林さんにハマっており、たどり着いた一冊です。
    この番組見たかったなー。対談相手の作家さんも好きな人達ばかり!

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    2023年08月26日
  • ベランダ園芸で考えたこと

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    ネタバレ

    2024.06.追記:
    この本くらい抜け感がありつつ充足感ある本はなかなかまだ見当たらないかも。

    2023.感想
    この本はとても読みやすい導入で、初日に一気に半分まで読んでしまった。植物との出会い、育て方、組み合わせ方、間引き方、それに対する想いなどエッセイとして追体験と、教えてもらえるような感じがした。

    中文、ナオコーラさんは世間の声や見え方を気にされるのだな、という文章が所々に見られたが、それでも、振り絞るように本音を書き残してくれていて、代弁してくれているような気持ちと、本を読むからには出会いたかった本音が少し見えたのがよかった。
    個人的には、「ゴミ」という言葉が好きということ(没案

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    2024年06月29日
  • ご本、出しときますね?

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    ◆心に刺さったワード◆
    ⚫一日の中に締切があると、規則正しく進む
    ⚫中途半端な人こそ自分を天才に見せようとして横柄になる
    ⚫仕事してる間は、自分の内側のことで悩まなくていい。それに、金銭が発生すると「社会に必要とされてる」と思えて、自分のなかの欠落感が埋まった気になる。その「必要とされてる感」を失う怖さ。今仕事がなくなったときに、その欠落とうまく付き合う 技術や、人間 力への自信がない。そこから来る 強迫観念かもしれませんね。
    ⚫強い心は強い肉体に宿る
     

    ◆読んでみたい本◆
    ⚫変な恋愛の短編を集めたアンソロジー 岸本佐知子 『恋愛小説集』
    ⚫肩の力を抜きたい人 森鷗外 高瀬舟
    ⚫世界の実相

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    2023年08月18日
  • 泥酔懺悔

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    藤野かおりさんの章が好きだった。三浦しおんさんの章は何かほっこりした。
    大道珠貴という作家は知らなかったが、とても気持ち悪い文章を書く人だなと思った。

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    2023年07月29日
  • リボンの男

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    リボンの男、お金に縛られず色々な無金といわれる類の活動の結び目になれるはず…。
    人間の活動はみどりのように外へ外へと広げるものと、妹子のように細分化していく2パターンがあると知った、ページ数も少なく読みやすい〜。

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    2023年07月29日
  • 美しい距離

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    ネタバレ

    とてもリアリティがあり、
    悲しいしやるせないけれどどこか光も感じる。

    お義母さんがあまり好きではないというか
    けして嫌いではなく恐らく良い人なのに
    ちょっともやっとするところがある。

    そういった日常にありふれたことが、奥さんの闘病生活を支える中でもそこかしこに在る。
    会社の人が奥さんの余命を訊いてくるのも可笑しいし
    忌引きじゃなくて死ぬ前に休みが欲しいというのも
    本当は当たり前の感情だと思う。
    余命という物語を使わず納得してもらいたい
    という表現の仕方に共感する。

    主人公に対しても、「して『あげる』」という言い方を
    しなくても良いのになと思った。

    小林農園の人は良い人で、本人の前では泣

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    2023年07月23日
  • 母ではなくて、親になる

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    ちょいちょい旦那さんをディスるような発言があったり(でもその後そのフォローがしっかりあって回収されている)、自分を卑下したり、ジェンダーについてちょっと面倒だったり、でもそこが面白くてところどころクスリと笑ってしまいました。
    子供のことを自分とは別の個人として考えていて、「自分の家にいる赤ん坊」というスタンスが面白く、共感できる育児エッセイではないけれど、考え方が面白いなーと思いながら読みました。

    新生児が岡本太郎みたいな動きをするとか、アプガースコアのことをアップ・ガール・スクールと聞き間違えたりするところなど面白かったです。

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    2023年07月07日
  • 人のセックスを笑うな

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    ネタバレ

    磯貝くんだけじゃないよ。

    ユリちゃんも

    ずっと寂しさを抱えて生きていく。

    花火だって綺麗だけど終わった後は寂しくなる。

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    2023年06月29日
  • ニセ姉妹

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    主人公正子は特に極端な考えだったけど(私の価値観では)世の中にはいろんな考え方や感じ方があるわけで、新鮮な気持ちで読めました。自分も妹と2人姉妹だけど、姉妹って不思議。
    正子も極端な考えだけど、血の繋がった姉妹2人も極端。考え方が全く違って、全然に似ていない印象の方が強いけど、正子の姉、妹、それぞれと一対一で本音で話し合う場面は、いずれも食事シーンで、え、この話しながらそんな感じで食べるんだ?と感じたわけだけど、当人達はそこに違和感を覚えていない。結局全然似ていないようで、物事の考え方の極端さ、自分の意見の強さ、食べる行為のリズム、それらが似ていて、姉妹だな。と感じた。

    だから最後に会う場面

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    2023年06月29日
  • 母ではなくて、親になる

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    私も余裕を持って少ししかない子育てを楽しんでいきたいと思った
    子育て以外にも社会にあるようなジェンダーについてモヤっとしたことが言語化されていると感じた

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    2023年06月13日
  • ご本、出しときますね?

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    若さま一人のエッセイのほうがだんぜん面白い。
    暗くて、ネガティブで、面倒臭い部分がいいのだ。
    聞き役にまわると、気を使う感じが透けてみえるから

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    2023年06月07日
  • 泥酔懺悔

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    女性作家やエッセイストが綴る、お酒にまつわるアンソロジーエッセイ。

    泥酔懺悔、という名に恥じず、お酒での失敗を赤裸々に語る人もいれば、全く逆で下戸だという人や別にそこまでお酒が好きではないという人まで様々。
    お酒との付き合い方にもそれぞれスタイルがあり面白いです。

    個人的におもしろいなと思ったのは、西加奈子さんの書く『名女優』の中の一説。「酔い方は、初めて泥酔したときに決まる」という話。
    私は割とお酒に強いので泥酔したことはないのですが、小さい頃にウイスキーボンボンやちょっとお高めなラムレーズンアイスを少しだけもらって食べた時の、気分が高揚して楽しくなって、贅沢なあの感じを今も覚えています

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    2023年06月05日
  • 可愛い世の中

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    豆子の考えを張り巡りすぎてしまう感じ、めんどくさいのにどうしよくもなくてシンプルに考えられないの、わかってしまう。1人で生きていこうと決めてた人が結局色んな人と上手く関わっていい方向に進めたという終わり方はなんともいえないくぅ〜!てかんじがして、よかった!人と関わるって、おもしろい。

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    2023年05月08日
  • 美しい距離

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    がんに侵され、余命わずかな妻を看取る夫の心境が淡々と描かれていて、ドラマティックでないだけに余計にリアルに感じた。
    家族といえどもある一定の距離感は大切だと思う。
    そして大切な人が亡くなって、そこで関係は終わりではなく、その後変化していく感情や距離感すら美しい、という表現にハッとさせられた。

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    2023年05月05日