山崎ナオコーラのレビュー一覧

  • 可愛い世の中

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    自分も式が終わったばかりなので、苦い気分を味わったり、ここの描写だと現実味がなさすぎると思ったりしながらの読み始め。
    どっちかというと自分が星に近いため、なんでそんなことでうじうじするのかとイライラする描写も多く、途中で飽きてしまった。途中から仕事やお金の小説になっていて、最後は前向きで良いシーンだったんだろうけど、あまり入ってこず。

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    2018年08月17日
  • 可愛い世の中

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    主人公の性格めんどくさいし
    自意識過剰だしプライド高いし
    好きじゃないけど 、
    頑張れ!ってゆーか頑張ってる!すごいよ! 偉いよ!
    って伝えたい。
    可愛いが必要な世の中にこんな人もいて
    いいはず。

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    2019年02月23日
  • 論理と感性は相反しない

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    面白くなくは無いのだけど、ワクワクするような話でも無い。話があっちこっちに飛ぶようであり、実はそうでも無い。違う短編で登場人物が重なります。
    この本の良さは残念ながら私にはピンとこなかった。もっと若い頃読んだら別な感想を持ったかもしれない。

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    2018年06月27日
  • ボーイミーツガールの極端なもの

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    性別にとらわれたくないって気持ちが強いのは、あの親になるとかそういう本でもよく言ってるので知ってるけど、それで意識しすぎてて、女の人の主人公の話は力がはいりすぎてて読みづらいと思う。男の人が主人公の話は、のびのびかけてる。
    年とってからの恋愛や、同性愛、博愛、家族の愛とか浮気を許せる愛とか、いろいろかきながら、さらっと見過ごせないのがサボテン。表紙もよく見て。サボテンいっぱい並んでる。そんなサボテンあんの!ってびっくりするような形のサボテンがところどころ紹介されてて、息抜きになって非常に楽しいです。

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    2018年04月15日
  • 論理と感性は相反しない

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    タッチが今的。今っぽい。今に比例したタッチという感じ。それをどう感じるかって感じかな。連作みたいになっててサクサク読める。面白い試みもふんだん。堅苦しい読書が嫌な人にはいいかもしれない。

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    2017年12月18日
  • 指先からソーダ

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    『人のセックスを笑うな』『浮き世でランチ』など、えも言われぬ小説を綴る著者による随筆集。1話が2~2.5ページでコンパクトだが、構成や表現に『らしさ』が溢れている。デビュー間もないころの作品が並んでおり、読まれる嬉しさ、文筆家として生きていく気負い、などが垣間見え文章が躍動していることを感じる。良作。

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    2017年11月27日
  • 私の中の男の子

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    女の子って何、男の子って何。

    性別って何だろう。主人公・雪村の認識する「男の子」はジェンダーの男性だと思う。でも、結局雪村が選んでいる道は、男でも女でもないような。性別という記号をつい気にしてしまう、特に作家の性別を。筆者が女性だと知っているのに、近影が男性の写真だったらどう思うだろう。男性作家と女性作家と、分けることに、「らしさ」を求めることに、意味があるのだろうか。でも、している。ジェンダーから自由になれない話なのか。消化不良のまま。

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    2017年10月16日
  • お父さん大好き

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    物語の流れや構成というよりも、主人公が心の中で会話の相手に突っ込む場面、その一言が妙に心に残る作家だと思う。

    4つの短編はそのどれもが「おじさん」と「少女」をテーマにしているが、中でも「手」は明らかに「おじさん」を人生の研究テーマに据えている「少女」(とも呼べない年齢の女性)が主役だ。

    女は若ければ若いほど素敵、と思っているおじさんに対し、
    女は若ければ若いほど素敵という思いがあるから、女に対して「若いね」と言うことが褒め言葉になると考えるのだ。だが女は、努力して大人になったのだから、できるだけ年相応に見られたいに決まっている。

    と心で呟くシーンは妙に納得感が高い。

    それでいて、こうも

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    2017年06月29日
  • ボーイミーツガールの極端なもの

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    オムニバス形式の短編集。
    サボテンが出てくる。

    主人公が抱えている問題の解決が結末ではなく、それぞれが何かしらの気持ちの持って生き方を得る、みたいな感じがよかった。

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    2017年04月21日
  • 反人生

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    彼女の作品はまだ2作くらいしか読んでないけど、これ1冊でなんとなく山崎ナオコーラ的哲学なり世界がわかるような気がしました。
    この本は短編集ですが、反人生は、上品な55歳になった女性が「人生作り」には興味ないといいつつ、色々毒づいているのがおもしろい。
    けっこうこういう感じの年上の女性に何度か会ったことあるかも。割といないようでよくいるタイプの人かもしれない。というか実は皆こんなようなこと考えているのかもしれないね。なんとなくシュールな感じがよかった。

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    2017年04月18日
  • お父さん大好き

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    「手」のラストシーンに胸を締め付けられた。

    ナオコーラさんの作品によくある、「ただ出会って別れるだけ」の王道をいく作品かもしれない。

    恋愛を客観視すると、総じて美しく見えるが、出会いよりも別れの方が一層美しく見えるのは、本当に不思議である。

    以下、本文抜粋。

    《音楽って、何度も反復があるでしょう?記憶があるから、もう一回同じメロディが起こると、感動するんですよ。寅井さんと僕も、昨日会って今日も会ったから嬉しいでしょう?一ヶ月会わなかったら顔も忘れちゃうでしょう?でも会うと思い出す。だから、何度も会いましょう》(「手」)

    《生きているだけで、「自殺することに、反対です」というシュプレヒ

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    2017年01月24日
  • 長い終わりが始まる

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    小笠原が直情的過ぎてストレスがたまる。己のナイフの切れ味を知っていながら躊躇なくノーガードで振りかざす様は幼稚園児のようだ(切れ味を知っている分タチが悪い)。
    小笠原はガードができないのだ。盾を全く持ち合わせていないから。

    こう書いているうちにだんだん小笠原に興味が湧いてきた。
    読んでいるときはイライラしたのに、読み終わったそばからまた会いたくなってきている。
    不思議だ。

    渋谷に構える大学にの小さなサークルのお話。

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    2017年01月18日
  • 論理と感性は相反しない

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    短編集。
    この人の作品を読んでいると、きっと世界をひっくり返すようなドラマは今も身の周りで起きているんだろう、と気づかされる。
    出来事に色を付けて自分の中に保存していく。
    その過程や配色が、みんな人それぞれ違うんだと思う。

    本編の内容からは逸れたが、これがこの作品を読んだ直後に感じたこと。

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    2017年01月15日
  • 反人生

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    短編集。
    特に共通点はないような気もするけど、
    「他者との関わりかた」みたいなものをどのストーリーからも感じたかな。

    個人的には表題作の『反人生』よりも最後の『社会に出ない』が共感できた。
    社会人になってから学生時代の友達に会うのって結構複雑なところある。

    自分の仕事とかプライベートが順調ならまだしも、うまくいかないことがあると会いたくないなーと思うことも確かだし。
    学生時代はそれも含めて飲みながら相談したりできたけど、なんとなく弱みみたいなの見せられなくなったり。

    社会人というか大人になるって大変だなあってしみじみ。

    山崎くんには結局会えなかったけど、きっと会いたくない理由があるんだ

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    2016年11月22日
  • 「『ジューシー』ってなんですか?」

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    何か前によんであんまり覚えてない。よかったーというかんそうもないきがしたけど、もういっかいよんでみるか、でとりあえずの棚へ

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    2016年08月02日
  • 私の中の男の子

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    ネタバレ

    「雪村には十九歳まで性別がなかった。」で始まる物語。この一文、心まるごと掴まれるよね。

     19歳で小説家としてデビューした途端、周りから女性であることを求められた。主人公・雪村は、他者から見られる自分、社会から規定される自分に戸惑い、作家として生きる決心として、性を捨てる。他人にも、異性を求めない。
     こういった、「職業人」として認められたいという気持ちは著者の心情を如実に表してるんやろうなあ。
     自分を規定するものはなんだろう。精神的な統一が図られ、自分の体を自分の体だと自覚する、そんなふうに完璧にコントロールできるものではない気がしてる。わたしは鈍感だから考えすぎないストッパーを心に設置

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    2017年09月28日
  • 長い終わりが始まる

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    読んでいるあいだは小笠原への反感でいっぱいで面白くもなかったけど、読み終わって思い返すときは話の余韻が続いていて良い流れだったなと思う。
    人のセックスを笑うなの方が、言葉のつながりとか思いがあって良かった。

    人の気持ちが全く考えられない、でも繊細で鋭い女の子。

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    2016年07月18日
  • 反人生

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    ネタバレ

    《反人生》
    「人生作りには、興味がない」
    「むしろ世界を作りたい」
     ヒロインの萩子は、一瞬一瞬のきらめきのために頭を使いたい、という刹那主義者。『世界の傍観者』であり、自分の物語は持たない。頭の中で生まれ、頭の中で死んでいくと思っているという。
     一方、彼女の好きな人の婚約者は、『人生を作る』という目標を持つ真逆の人物。二人の結婚式をぶち壊し、はたと気づく。世界を見るだけでは済ませられず壊したり、行動したり、人生にあらがうことはできないと。
     なんちゅうことを考えとるんや、ナオコーラ。そして相変わらずナオコーラの小説のタイトルは強い。

    《T感覚》
     母と娘の別れ。死ねば肉体は皆のものになる

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    2016年07月19日
  • 反人生

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    ネタバレ

    夫が亡くなっても、生前だった頃の習慣を崩さない静かな生活。

    バイト先の25歳の同性の早蕨に恋心を抱き
    マイメロ収集、ビーズ手芸
    日本は何度か震災や戦争を繰り返して、
    寿命も伸びた未来での萩子の日々。

    早蕨がメールで萩子をわざと荻子って間違えるところが面白かった。
    萩子は早蕨の結婚式をどういう風にめちゃくちゃにしたんだろう。

    同じ世界に生きていながらも、
    個人が感じている世界はまったく別のもの。

    他短編。
    T感覚、男友達をやめると別れを告げられたとき
    一方的に友人関係を遮断された学生時代の友達を探して。

    たしかに、友達って、恋人と比べると境界線が曖昧だもんね。
    いつだって言葉にしないま

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    2016年07月01日
  • ボーイミーツガールの極端なもの

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    読みやすすぎるくらい読みやすい。
    いろんな年齢、性別の主人公が出てくるのに、その人達の思考はナオコーラさんそのままというかんじがしました。72歳のおばあさんが私達世代と同じように考えてたら逆に新鮮かもしれないですが、年齢や性別が違えばその人なりのいろんな考え方があるはず。ひきこもりから簡単に立ち直って成功したり、うーんという描写も。全員がさらりと、楽観的で、似ている人たちだなと思いました。
    おもしろくて単純に好きだと思った話は「山と薔薇の日々」。「金太郎と華子の本当の愛は死んでから始まった。」に小さく盛り上がりました。

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    2016年06月28日