山崎ナオコーラのレビュー一覧

  • 長い終わりが始まる

    Posted by ブクログ

    文章はスカスカ(笑)。
    でも何となく、面白いと感じました。
    音楽関連の専門用語が出てきて難しかったけど・・・。
    性描写が生々しくてエロかったです。

    0
    2011年11月19日
  • カツラ美容室別室

    Posted by ブクログ

    さて困りました。
    小説の中には「読後感」の作品と「読中感」の作品があるようです。読中感の作品は“読んでいる時に、その世界に嵌り込み、その雰囲気を楽む”もので、読み終えた後は何も残らない。
    この話もそうですね。読後感が無い。
    読後感というのは、大抵、物語に大きな局面があって、それが生み出すもののようです。この話のように、淡々とした日常が描かれたものだと、どうも読後感というものは出ないようです。
    では「読中感」が優れていたかというとそうもない。なんだかフラフラしていて、よく判らなかったというのが本音です。まあ、現実の世界なんて、フラフラしているものなのですが。

    0
    2016年07月31日
  • 指先からソーダ

    Posted by ブクログ

    うーん。若い。若いけど、文章に対する真摯さっていったら、すごいものがある。この人はプロになるべくして、プロになったんだなあという感じ。でも、なんだか力みすぎてたりする気もして、おばちゃんは、もちょっと楽に生きたら?と思ってしまいます。でもって、すでに自分のことをそれなりの歳だと思っているようだけど、もっともっと、上には上がいて、きっともっと歳とってからこのエッセイ読むと若い自分がまぶしくて、恥ずかしいと思うよ。おもしろかったし、文章の感覚はすごいとは思うのだけど、なんかちょっと付き合うのに疲れるわぁと思ってしまった。おばちゃん、最近ほんと、おばちゃんだからねぇ。

    0
    2011年09月12日
  • 人のセックスを笑うな

    Posted by ブクログ

    永作博美と松山ケンイチ主演で映画になった小説の原作。第41回文藝賞受賞作品。美術専門学校の学生と39歳の講師との恋愛(不倫)物語。

    さらりと読める軽い本ですが、一つの地味な恋愛風景といった感じで悪くないです。タイトル通りところどころセックスの話はさらりと出てきますが、リアリティがあってちょっとエッチです。

    ただそんなに賞とって絶賛されるほどの話か?何か全般的に描写が軽い印象です。通勤時間の30分で読めました。私は古本屋の100円コーナーで入手しましたが、定価で買った人はちょっと可哀想かも。

    0
    2025年10月25日
  • 浮世でランチ

    Posted by ブクログ

    11年の時を経て、14歳と25歳の同じ女性をカットバックで描いて行きます。
    14歳の少女は自意識過剰。一般常識に反抗しつつもし切れず、孤高であろうとしてもどこかで群れて。成長した25歳の女性は、世慣れて人との距離の置き方を覚えはした物の、どこか少女時代の雰囲気を残して居る。
    人間は描けていると思う。こんな女子中学生も居るだろうな。多分、著者の分身なんだろうな。でも結構迷惑な奴だよななんて思ってしまいます。でもそれがリアル過ぎるために中途半端です。エンディングもリアルで中途半端。狙いなのでしょうが。
    純文学的なのでしょうが、どこか隔靴掻痒という感じがしてしまいます。

    0
    2016年07月31日
  • 浮世でランチ

    Posted by ブクログ

    山崎ナオコーラの本が読んでみたくて手に取った。

    展開はうまい。けど、なんかこれまた入り込めず。。
    なんだかエネルギーが分散されてしまっているような。

    また違う時期に読んだら感じるものがあるんだろうか。
    改め。

    0
    2015年11月12日
  • 人のセックスを笑うな

    Posted by ブクログ

    さらっと読める作品でした。題名のインパクトと内容に差があるというのは色んな書評で読んでいたのですが
    確かに、そう思います。それが悪いわけではないですからね、私は嫌いではないです。
    ここの出版社から出ている作品は、割と他に比べて変わった作品が多いなぁという印象が強いのですが、
    私的にはそこの期待を裏切らない作品でした。あっさり感が嫌いでは無いです。

    しかし恋してみると、形に好みなどないことがわかる。好きになると、その形に心が食い込む。そういうことだ。
    オレファンタジーにぴったりな形がある訳ではない。そこにある形に、オレの心が食い込むのだ。


    主人公の気持ちが淡々と綴られているのですが、それが

    0
    2014年05月31日
  • 人のセックスを笑うな

    Posted by ブクログ

    タイトルのインパンクトの割にはさくっと読めた。でも後に残るものがちゃんとあります。
    この人の他の作品も読んでみたいです。

    0
    2013年02月28日