柚月裕子のレビュー一覧

  • 検事の本懐

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    面白かった

    少し先が読めてしまったが本当に面白かった。いつも本当にこのシリーズは人に対して希望が持てるものだなと思う。世の中汚い人間ばかりではないと救われる。素敵な作品に出会えて本当に嬉しい。また続きも読みたいと思う。

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    2022年04月20日
  • 最後の証人

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    面白かった

    先生の作品は本当にいつも涙してしまう。でも切ないながらに力強いなにかがいつもあるので少し救われた気持ちになる。これから続きも読むがとても楽しみだ。一気に読めるし満足感がすごい。本当に面白い作品だった。もう一度最初からよみたい

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    2022年04月13日
  • 朽ちないサクラ

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    さすが柚月裕子

    いやぁー、面白かった!最後の主人公の決断に拍手喝采!

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    2022年03月18日
  • 検事の信義

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     『佐方貞人』シリーズ4作目。4編からなる連作短編集。米崎地検検事時代の佐方を描く。

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     前半の2話で描かれるのは、「『起訴』と『真実の解明』が一筋縄ではいかない」という現実を、佐方が身を以て知ることになる話でした。
     人間は神ではなく、善良な市民のための落としどころを見いださなければならないときもあるのでしょう。そこは理解できます。

     後半の2話で描かれるのは「検察内部のメンツ」が絡む話でした。
     真実を解明し、事実に照らして起訴・求刑をすることが検察の務めのはずです。佐方はその信念のもと真っ当な裁きを貫きますが、先輩検事は佐方を非難します。
     まったくく

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    2021年12月21日
  • 検事の本懐

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     『佐方貞人』シリーズ2作目。5編からなる連作短編集。大藪春彦賞受賞作品。

         * * * * *

     本作での佐方は検事として米崎地検に配属されて1年という設定。

     高校時代の佐方を描く「恩を返す」、横領の罪に問われ獄中死した佐方の父・陽世の謎に迫る「本懐を知る」以外の3編は、佐方の検事としての佇まいを異なる側面から描いています。

     それも佐方に心の内を語らせることなく、各話の登場人物の目を通した佐方という人間の描写にすることで、却って主人公としての存在感を確固としたものにしていました。実にうまい手法だと思います。

     巻末が近づくと言いようもなく淋しくなります。そして、早く続編

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    2021年11月19日
  • 小説 孤狼の血 LEVEL2

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    原作・柚月裕子、映画脚本・池上純哉、ノベライズ・豊田美加『小説 孤狼の血 LEVEL2』角川文庫。

    映画『孤狼の血』のオリジナル続編映画『孤狼の血 LEVEL2』の脚本をベースにしたノベライズ小説。小説『孤狼の血』と『凶犬の眼』との間をつなぐ物語となっている。オリジナル映画のノベライズというと原作のイメージを損なうのではないかという懸念もあったのだが、そんなこともなく非常に面白い作品に仕上がっていた。

    広島の裏社会の暴走を食い止めていた呉原東署の刑事・大上が亡き後にその意思を継いだ若手刑事の日岡秀一は再び広島の裏社会に新たな抗争の火種が燻るのを感じた。日岡が壊滅状態に追い込んだ五十子会を復

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    2021年06月20日
  • 小説 孤狼の血 LEVEL2

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    本作は小説であるが、小説のシリーズ第1作を原案にした映画の“続篇”として企画制作された映画の脚本を下敷きにしながら起こした小説となっている。「映画の尺」という分量の物語を小説化しているので、読み易い分量の小説に纏まっている。
    『孤狼の血』のシリーズについては、映画を愉しく観たという経過が在り、小説の『孤狼の血』を読み、小説がシリーズ化されていたので第2作の『凶犬の眼』も読んだ。更に本の登場まで少し待った第3作の『暴虎の牙』も愉しく読んだ。
    映画も、3作の小説も知る“一ファン”と「映画の2本目が在るなら?」と考えれば、第3作の『暴虎の牙』を下敷きに脚本が創られるというようなことを予想した。が、そ

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    2021年06月19日
  • 孤狼の血

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    信頼とは、正義とは ヤクザものは苦手なため敬遠していましたがこれは読むべき一冊です!
    ベテラン悪徳刑事、大上と新人のひよっこ、日岡が互いを信頼し、絆ができていく。
    信頼は正義を越えるのか、正義は信頼を超えるのか。
    正解はないと思いますが、日岡が日岡なりの信頼と正義を尽くす姿に思わず興奮します。

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    2025年12月18日
  • 慈雨

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    ミステリーという勿れ 人気漫画のタイトルをお借りしました。

    ジャンルで言えばミステリー、サスペンスになるのでしょう。ですが、トリッキーな犯罪や犯人逮捕の攻防戦を望むと肩透かしでしょうね。
    この小説は、限りなく現実に寄せているのだと思います。派手な演出もみんながあっと驚くようなトリックもない。
    でも、だからこそ朴訥な刑事の抱える16年前の事件に対する思い、正義感との狭間で苦しむ様子に共感できるのではないでしょうか。その意味ではヒューマンドラマとも言えると思います。
    長年連れ添った妻との絆、娘への愛、旅先での縁、そこから拾い上げるそれぞれの人生。そういったものと相まって、この「神場」という定年退

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    2025年12月18日
  • パレートの誤算

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    流石の柚月さん! 「臨床真理」から柚月作品は2作目。
    まるでサスペンス映画を見ているかのようで、著者の作品が何作も映像化されているのが納得できる。
    中盤からの展開とスピード感、緊迫感からのラスト。特に終盤の予測を裏切るところは爽快だ。

    淡々とした三人称視点の物語の中にホロリとさせられる要素があり、柚月さんのどの作品にも通じる人への「想い」を感じる。
    読後感がスッキリとして満足度の高いサスペンスだった。

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    2025年12月18日
  • 凶犬の眼

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    正義から仁義へ

    主人公、日岡の前作での揺らぐ正義感が今作では正義から仁義へと揺るぎない心情がテンポ良く描かれ新登場のキャラクターも魅力的でした
    完結となる次作が非常に楽しみです。

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    2020年06月12日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    NHKのネコメンタリー、チェックして見てました。
    でも保坂さんの回は見逃してました。
    その時を思い出してとても読みやすかったです。
    写真も多めで癒されました。
    作家さんも素敵な表情ばかりでした。

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    2019年05月19日
  • 猫が見ていた

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    ジャケットの猫の目にやられた猫アンソロジー。
    短編が7作並んでいるけど、気に入ったのは柚月裕子さんの「泣く猫」だな。猫が脇でいい仕事をする。
    あと、「100万回生きたねこ」が感動の書なのか、絶望の書なのかは深いテーマだ。
    最後の猫小説傑作選も、また読まなきゃいけない本を増やしてくれる。

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    2019年01月20日
  • 最後の証人

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    読後感すっきり

    かってな思い込みをうまく利用されてしまったが、すっきり面白く読めた。

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    2018年07月03日
  • 孤狼の血

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    若き日に見た 絵が浮かぶ

    呉 在住
    呉弁も 完璧
    内容も 違和感なく 感動ました。

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    2018年05月18日
  • ウツボカズラの甘い息

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    高村文絵は、約20年ぶりに再会した中学時代の同級生杉浦加奈子に嵌められ、警察に殺人容疑をかけられる。
    その捜査中に予想外の真実が判明する。文絵のアリバイとなる2人の娘は3年前に交通事故で亡くなっていて、首謀者と思われた加奈子は5年前に自殺していた。
    警察は、文絵の狂言だと思い逮捕の方向に傾くが、実は真犯人は既に亡くなっている女になりすまし、犯罪を重ねていることが判明する。
    人物の入れ替わりがキーになっているという意味では、最近読んだばかりの平野啓一郎著「ある男」と似ていると思った。

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    2026年01月17日
  • ミカエルの鼓動

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    いままで信じていたものが信じられなくなる。
    そして自分が信じられなくなる、人の生命を預かる医師にとっては絶望的な状況になるでしょう。
    高度な医療であっても人の生命力に優るものではないのかもしれません。
    西條のこれからの道、どうするのかな。

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    2026年02月09日
  • 孤狼の血

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    ネタバレ

    「孤狼の血」読み終わりました。いい題名を付ける人です。 雑用が挟まって一気読みができなかったのですが、時間があれば徹夜してでも読みたいくらい面白かったです。日本推理作家協会賞受賞作でした。
    『発見!角川文庫70周年記念大賞』に参加します。後ろに解説があるので(たまにないのがありがっかりしますが)、買って読むなら文庫に決めているのです。70周年なら積んでいるかもと探したらありました。最近好きになった柚月裕子さん、面白くて佐方シリーズをみんな読み終わり一安心のつもりでしたが記録が抜けています。「臨床真理」や「蟻の菜園」も読んだなと思ったらマイ本棚の下書きのところにひとつ「蟻の菜園」が残っていました

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    2026年02月08日
  • 盤上の向日葵(上)

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    時代と、登場人物の視点がコロコロと変わるので、"この人誰だったっけ…""今、どんな時代なんだっけ"を振り返りながら読みました(柚月さんの本は初めてでしたが、こういうスタイルなのかな)。

    昭和◯年と書かれてピンとこない平成生まれのため、年表をつくりたい気持ちに。笑

    本筋とは異なりますが、唐沢が先生を目指すきっかけとなった出来事の中で、「ものを知らないことほど、怖いものはない。無知は人に恐れを抱かせるか、恐れ知らずにさせるかのどちらかだ。正しい知識を持たなければ、正しい判断は下せない。」という言葉が心に響きました。

    下巻が楽しみです!

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    2026年02月08日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    間が悪いしついてない。
    不幸な生い立ちの主人公がどこまでも不憫。
    だけどそれを他人のせいにしない姿勢が胸に沁みた。

    語り手は逃亡者の亮、警部補の陣内、直人の父親の3人で、物語が進まずに同じ場面が語られて、前の語り手の時に判明したことがまた繰り返される描写がややくどく感じた。
    でもおもしろいので飽きずに一気読みできた。

    陣内が、亮が何のために逃亡をしているのか、思いの部分に寄り添ったところが良かった。

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    2026年02月07日