柚月裕子のレビュー一覧

  • 風に立つ

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    補導委託という言葉を初めて知りました。

    『人なんて、どんなに話し合ったって、百パーセントわかり合えることない。それが近くにいる人だったらなおさらだって』
    そのとおりだなぁとしみじみしてしまいました。
    言葉で伝えることを疎かにしてしまわないよう気をつけて生きていきたいです。

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    2025年07月04日
  • 凶犬の眼

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    ネタバレ

    2025.06.明石組の組長の武田が義誠連合を率いる国光によって殺害された.そんな中,日岡は晶子の店で国光と会い,国光は,「いつか目処がついたら日岡の手で手錠を嵌めてもらう」と言う.日岡が左遷されている田舎の駐在所近くのゴルフ場建設現場に国光たちが隠れていた.しかし,警察に見つかり国光たちは立てこもり人質として日岡を要求する.その後,日岡と国光は盃を交す.明石組と心和会が手打ちとなったのを確認して,国光たちは警察の前に出て,日岡に手錠を嵌められる.国光は旭川刑務所に拘留されるが,その後,国光の親分の北柴が誰かに殺害されたため,国光は日岡に犯人探しを依頼する.日岡は犯人を割り出し,国光たちが処刑

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    2025年07月02日
  • ウツボカズラの甘い息

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    面白かった。
    やっぱり柚月さんは一筋縄ではいかない。中盤からの怒涛の展開は凄まじかった。

    人を騙す側に回った彼女には才能があった。その才能を駆使して金を手に入れ それと引き換えに本当の名前を捨てた。

    とうに捨てた本名で呼ばれる時が逮捕される時というのはどんな気持ちなんだろうか…

    秦と菜月。良い上司、良い部下である前に2人とも良い刑事だった。

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    2025年07月01日
  • 風に立つ

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    「補導委託制度」という非行少年を一定期間預かる制度があることを初めて知りました。
    難しい話かなと思っていたけど、読み始めると一気に読めました。16歳の春斗と少年を預かる南部鉄器工房の親方、72歳の孝雄、その息子の悟、それぞれの心の内面や変化を知りたくて…
    春斗を応援しながら読み進め、最後にはとても温かい気持ちになれました。

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    2025年07月01日
  • 風に立つ

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    とても深い話。

    本当のどん底で生きてきた人は、綺麗事ではなく、お金の重要さを身に染みて成長し。
    だからこそ、自分の子供に不自由させないように育てるつもりが、押し付けになり。

    はたからみると、どう考えても毒親だけど、そうなるのもいたしかたないかも…と、思わされた。

    スタートラインが違うっていうCMあるけど、この格差社会、どうにかならんものかね…

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    2025年06月29日
  • あしたの君へ

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    主人公の大地は家庭裁判所調査官補。柚月さんの作品はどれもその職業についてしっかりと調べ把握されていて、なのでリアリティがすごくあるし、心情も伝わってくる。最後の章「迷う者」の少年がくれた手紙。「いつも心配してくれてありがとう」こんなんもらったら、泣いちゃうよね!

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    2025年06月29日
  • 朽ちないサクラ

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    柚月さん作品久々でした。
    続編があるようですが、まさしく数巻ものの第1巻という感じで終了。
    脳裏には『to be continued・・・』と。
    続編に期待

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    2025年06月27日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    短編集はそれほど好きではないのですが、佐方シリーズの増田事務官の話が載っているということで読んだところ、他の作品もそれぞれ良さがありました。

    初出が『5分で読める!』や『10分間ミステリー』ということもあるのか、すぐ読めるものながらゾクッとするのもよかった。

    「泣く猫」は『猫が見ていた』で読んでいました。

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    2025年06月24日
  • ウツボカズラの甘い息

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    おもしろかった!途中から何が現実でなにが妄想かわかんなくなってきて、主人公を信じるのが難しくなったり人間不信になりそうになったりしたけど、完全犯罪なんてないんだな…と。
    真犯人にたどり着いた時はホッとした。
    1度じゃない成功体験があると欲深くもなるし、どんどん大胆になるんだなという感じ。
    人間は欲まみれだよなぁ。
    秦刑事と中川のコンビすごくよかった。
    秦さんも色々抱えているけど、いいおじさんだな。上司としてとてもいい。

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    2025年06月24日
  • 検事の信義

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    ネタバレ

    佐方貞人シリーズ4作目。
    え、まだ任官5年目だけど、このあともう、検事を辞めてしまうのか。
    このあと、『最後の証人』の話があって、その後は今連載中のやつに続くらしい。

    「裁きを望む」
    資産家が亡くなったあと、被相続人の非嫡出子である息子が空き巣に入った、という事件。
    一事不再理!!
    前の巻で出てきた井原弁護士登場。
    あの話を読んだあとで読むと、イメージ変わるな。

    「恨みを刻む」
    覚醒剤所持・使用で捕まった男の裏に、警察内部の派閥争いが隠れている……という話。
    どこの世界も、派閥だな。

    「正義を質す」
    正月に地元に帰ったついでに、同期に誘われて宮島の温泉旅館に来た佐方。
    同期は、婚約破棄に

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    2025年06月21日
  • 凶犬の眼

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    前作「孤狼の血」は1年以上積読しようやく読破。
    今作も1年半の積読後にようやく…。
    読み始めると止まらないくらい面白いのだが任侠の世界観に敬遠してしまうきらいがある。
    でも内容は面白い。

    さぁ、3作目はまだ手元にないがどうするかな。

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    2025年06月20日
  • 朽ちないサクラ

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    ネタバレ

    最後ページ少ないのにそこから黒幕暴かれるからテンポ良いのかサラッとしてるのか何ともって感じやった。
    公安絡みやったら非現実感凄過ぎてあんまりピンとこんかった。
    ストーリーは面白かった。

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    2025年06月16日
  • 月下のサクラ

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    機動分析係へ配属された森口泉。
    くせのあるメンバー達が面白くてなんとなく好きです。泉はメンバーとして認められるのか。警察内で起きた事件は解決するのか。
    後半の痛い描写が読んでいて辛かったです。

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    2025年06月07日
  • ミカエルの鼓動

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    手術支援ロボット・ミカエルを推進する心臓外科医の西條が勤務する大学病院に天才医師の真木がやってくる。難病の少年の治療を巡り二人は対立。結局、ミカエルで手術を行うことにしたのだが誤作動を起こした。再開された手術は成功したが西條の心の中には絶望が残っている。

    ※人生の意味は自分が納得できるかどうかだ。結果どうあれ自分が決めた道なら後悔はない。

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    2025年06月06日
  • 暴虎の牙 下

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    面白過ぎて一気読み。引き続き昭和57年、愚連隊の呉寅会の無茶苦茶ぶりが続き、ガミさんも事あるごとに沖寅彦に絡んでいく。金的からの目潰し…考えるだけで痛い。そして20年後に舞台が映りようやく日岡が登場。なるほど!勝手に過去の話だけかと思ってましたが、そういう流れだったのねーと1人納得。前作で極道と兄弟の盃を交わした日岡は部下5名を率いる頼もしい刑事になっていた。自分の手柄や面子ばかり気にする上司もやり過ごし、呉寅会に肉薄する。最後の沖と三島の遣り取りにはヒリヒリしたものがありました。まだまだ続編希望します。

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    2025年06月03日
  • 月下のサクラ

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    「朽ちないサクラ」の続編。前作では警察一般職員だった主人公の森口泉が刑事となり機動分析班で活動する。
    前作「朽ちないサクラ」のタイトルの「サクラ」は公安警察の隠語や象徴として表現されていたが、今回はストーリー半ば辺りで公安警察が出てくるものの、前作のような刑事vs公安とか、公安警察の暗躍とかそういう話が展開される訳ではない。シリーズとしての連続性を出すために本作のタイトルでも「サクラ」を使っているのは当然として、柚月裕子本人が「サクラという言葉には、いろんな意味を込めている。公安警察だけでなく、人間の生き様や心の機微を象徴するものとして使っている」と語っている。つまり本作の「サクラ」には「表と

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    2025年06月02日
  • 検事の信義

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    シリーズ4作目。第一話「裁きを望む」では沈黙する被告の真意に迫り、第二話「恨みを刻む」では恨みの奥に潜む人間の業を描く。第三話「正義を質す」は法の正義と人の正義のズレを問い、第四話「信義を守る」では家族の悲劇の裏に隠れた信念に向き合う。派手さはないが、心をえぐるような深い問いと、佐方貞人の揺るがぬ信念が全編を貫く。人を裁くとは何か、正義とは何か、静かながら圧倒的な人間ドラマが胸に残る短編集だった。

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    2025年05月31日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    久しぶりの柚月裕子さん!
    まぜこぜの短編集。

    ちょっと印象に残ったのを…

    「チョウセンアサガオの咲く夏」
    代理ミュンヒハウゼン症候群か…
    分からんでもないけど、キツいな…
    やはり、人には、繋がりが必要やねんな。

    「サクラ・サクラ」
    聞いた事があるような…
    日本贔屓の国では、良くあるような感じ。戦争などで、占領しても、現地の人に感謝されるような…
    自身もそうありたいな。

    「お薬増やしておきますね」
    妄想性パーソナリティ障害もキツいな。
    自身を女医と思ってる…
    診察、先生 vs 先生って感じに、話の内容からは思い浮かべてた。
    でも、実際に診察見たら凄い事に!

    「初孫」
    不妊症だったとは言

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    2025年05月31日
  • 検事の死命

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    感想
    田舎などでは地元の有力者が強くて、権力に屈することなどが往々にして起こっていそうで怖い。


    あらすじ
    米崎地検の佐方が事件を追う。

    1話目は普通郵便から現金を抜き取っていた局員を証拠を上げて逮捕する。

    2話目は弁護士だった佐方の父親があることを秘密にするために横領の罪をかぶり亡くなったことの真相について

    3話目、痴漢事件。補導歴がある女子高生が痴漢を訴えたが、男は無罪だと否定した。男の家は、地元の名家で、政治家や検事正などあらゆる方法で圧力がかかるが、佐方は起訴まで持っていく。

    その後、公判になり、弁護側は証人を立てるが、その証人が痴漢サイトの仲間であることを佐方が突き止め、有

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    2025年05月24日
  • 孤狼の血

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    2025.05.24

    広島警察 ヤクザ 昭和 失踪事件 抗争 癒着 ライター 監察

    こういうの苦手だなーと読み始めたが、すっかりのめりこんでしまった。大上も日岡もかっこいい

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    2025年05月24日