柚月裕子のレビュー一覧

  • あしたの君へ

    Posted by ブクログ

    続編があったら読みたいなと検索したら、残念ながら無い模様。家裁調査官という仕事は初めて知ったが、じっくり案件と向き合いながら調査し、自身も成長して行く大地の姿は、他シリーズの佐方と共通する魅力があった。

    0
    2024年07月26日
  • 検事の死命

    Posted by ブクログ

    前作、前前作に引き続き、男臭い一冊でしたねー。
    いや、男でひとまとめにしてしまっていいのだろうか?こんなに不器用で自分を曲げない昭和臭漂う男、います?いや、いません。
    主人公佐方貞人のこの気質は父から受け継いでいるということがよく分かりました。義理堅くて真っ直ぐな男なのだけど、正直、家族にいたら厄介です。家族の苦労はいかばかりなことだっか。
    でも、検事として、弁護士として、曲げてはならない信念は確かにあると思います。というか、そんなの当たり前なんじゃないの?と素人は思ってしまいますが、組織が絡んでくるとそうも言ってられないのですかね?
    真っ直ぐな男、佐方貞人がヒーローなんて思われない世の中にな

    0
    2024年07月24日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

    Posted by ブクログ

     人の心の密やかな内面を表現した短編が並んでいる。テラーや主人公の本音を知るとゾクゾクしたり感心したり様々な事情を垣間見れる。個人の飽くなき欲望が作る事実は誰かの要望の産物であることを誰も気づけない。気づいた時には嫌悪と許容の狭間で悩むかもしれない。
     佐方検事が登場すると、不思議とその一冊がピシッと締まる感じがする。
     タイトルは短編の一つですが、いずれも偏った欲望が生み出す物語かと感じました。

    0
    2024年07月21日
  • ふたつの時間、ふたりの自分

    Posted by ブクログ

    柚月裕子さん初のエッセイ集 ハードボイルドミステリーを書く柚月裕子さんの、様々な媒体に書かれたものを集めたエッセイ集。
    故に、似たような内容が集まっているのは致し方ない。
    作家になった経緯、ご両親のこと、幼少期のこと…特に、ご両親が311の津波犠牲者だと言うのは初聞だったので驚いた。
    真面目さが現れたようなエッセイは、作品にも通じる。
    今後も柚月作品を読み続けようと心に誓った。

    0
    2025年12月18日
  • 検事の本懐

    Posted by ブクログ

    『最後の証人』の弁護士佐方貞人の検事時代の短編集。
    佐方貞人がいかにして佐方貞人になったのか、短編とは思えない情報量と人物描写でどっしりと読者に伝えてきます。
    短編一つ一つの事件も、ぶっちゃけ佐方検事が違うと言ってるんだからきっと犯人は別にいるのだろう‥‥と思いつつも、なんで?どうして?と先を読まずにはいられない見事なストーリー展開でした。
    そしてなんといっても、佐方貞人の過去。
    少年佐方貞人にこんなことがあったのか‥‥それで今の佐方貞人があるのか‥‥
    常に真実を追い求める佐方貞人。でも、それ以上に大切なのは恩と義理。
    『最後の証人』だけでも面白かったけれど、本作を読むことでグッと深さが増しま

    0
    2024年07月13日
  • 検事の信義

    Posted by ブクログ

    柚月裕子の佐方貞人検事シリーズ、面白すぎてハマってしまった。でも、こういう行き方が出来る人はマレだと思う。けど、憧れる。

    0
    2024年07月08日
  • あしたの君へ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    全てを読んだ後の「解説」がよかった。

    「あしたの君へ」というタイトル、各章には個人名と年齢が書かれている。ともすれば、その個人名が主人公の物語と普通は思う、思った。しかし読み進めるといかに人はひとりで構成されていないと痛感する。いろいろな人が絡み合いひとりの人生になっている。「裁判」と聞くと白か黒か、と結論をつけたがる、そう考えたくなるところを耐える、そこがいかに難しいことか、本当の意味で共に悩むとは大変なことだ。主人公の大地と様々なケース、柚木先生の作品ではあるが解説までが絡んでくる、ある意味でこの本としての味が出ていたように感じた。

    0
    2024年07月08日
  • ミカエルの鼓動

    Posted by ブクログ

    自分の信じていたものに欠陥があったら、そのことを公表できるだろうか。先のことを考えて行動するのは勇気がいるだろうな。それができるってすごい。

    0
    2024年06月18日
  • ミカエルの鼓動

    Posted by ブクログ

    第一章が非常だるく、断念しそうになったがここを超えるとあとはどんどん読み進められた。内容はとても良かった。ずっと覚えておきたいと思える言葉もいくつかあった。

    0
    2024年06月16日
  • 検事の本懐

    Posted by ブクログ

    佐方貞人シリーズ第二弾

    前作「最後の証人」では弁護士だったが
    弁護士に転身する前の検事時代を
    5つの短編で描いている。

    前作は事件の謎解きに重きを置いていたように思ったが
    今回は佐方貞人の人となりが分かり
    さらに魅力的なキャラクターとなった。
    とにかくかっこいいいい。
    第三弾も読みます!

    これはとっくにドラマ化されてるなと思って調べたら佐方は上川隆也さんでした。
    もうちょっと細身の人が良かったかなー。
    松田龍平さんとか。

    0
    2024年06月12日
  • 暴虎の牙 下

    Posted by ブクログ

    『孤狼の血』シリーズ完結編じゃのう♪
    再度マル暴刑事ガミさん登場で、
    その存在感が際立つ(๑•̀ㅁ•́๑)✧キラーン

    時代背景としては『孤狼の血』以前と『凶犬の眼』以後
    そこにいたガミさんと秘蔵っ子日岡を繋ぐ役目をするのが、今回の主人公「呉虎会」の沖虎彦という男

    やっている事は破茶滅茶だが、彼は絶対堅気には手を出さない
    そんな自分と似ている沖が気になり、敵対視しているものが同じだというのもあり、ガミさんがちょっかいを出す

    トレードマークのパナマ帽のエピソードは意外だった
    単に好きでかぶっていた訳ではなかったんだね

    私は沖にはハマらなかったけれど、育った環境が良くなくて、寂しい奴だったん

    0
    2024年06月12日
  • 暴虎の牙 下

    Posted by ブクログ

    ダメだな。柚月裕子はヘタクソだわ。これならなんでわざわざ大上出したの?日岡が出てくる意味無いじゃん?暴力にしか生きられない男が時代に取り残される姿を描きたかったの?そんなら虎狼の血の登場人物使わなくていいし、使うならもっとちゃんと使えよ。これじゃ好きな人物の過去と未来がチラッと見られてファン嬉しい、ってだけじゃん。面白くなると思ったのになー。破滅するだけの話はつまらん。大上と日岡に免じて星4にしとくわ。

    0
    2024年06月09日
  • 暴虎の牙 上

    Posted by ブクログ

    ほー、虎狼の血の3作目は面白くなりそうじゃん。時間遡って大上出してくるのとか語り尽くされてない過去の描写とかなかなか楽しめる。大上のトレードマークのパナマ帽もこんなふうに登場するとは。しかし日岡全く出てこないぞ?全ての評価は下巻で。

    0
    2024年06月08日
  • 凶犬の眼

    Posted by ブクログ

    『孤狼の血』シリーズ第二弾
    『孤狼の血』が面白かったので、そのまま続けて極道の世界へ

    今作も刺激的〜。✧。・゚
    まさかの展開
    極道と警察官が… ?(((;꒪ꈊ꒪;)))

    今作は国光という魅力的なキャラが登場する

    仁義を貫き通す男じゃけえ、
    格好ええのお〜
    惚れてまうがなあ〜(ᗒᗨᗕ)♡

    ガミさんの秘蔵っ子日岡はド田舎に左遷されたが、虚しい思いをしながらも返り咲く機会をうかがっている

    自分は広島に絶対帰ってみせる
    巡査部長に昇格して
    国光の手に、手錠を嵌めて…

    立てこもり事件が話のクライマックスなんだけど、読み終わって半日経った今も二人のやり取りが脳裏に焼き付いて離れない
    (もう、ど

    0
    2024年06月02日
  • 凶犬の眼

    Posted by ブクログ

    うーん微妙〜に面白くない。主人公の日岡はなんもしてないのにえらい親分の五分の兄弟になったりちょっと不自然じゃない?大上の部下だっただけなのに狭客に認められすぎだろ。ただやっぱりカッコいい描写はうまいなあ。なんとなく雰囲気で面白いって思っちゃえる一冊ではある。星3にするほどつまらなくはなかったので消極的星4。

    0
    2024年06月01日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

    Posted by ブクログ

    ミステリーから人間ドラマ、ギャグ漫画のパロディから、著者の代表作のスピンオフまで多種多様なオムニバス短編集。作品の最後から数行に潜む驚き。嫌ミスではないが心掴まれる。タイトルの作品は「恩返し」という名の主人公による内面の変化(気付き)がゾクッとした。一作品毎に文体が変化する様子は、さすがプロだなと思わせられる。

    0
    2024年05月31日
  • 検事の本懐

    Posted by ブクログ

    2013年 大藪春彦賞受賞
    佐方貞人シリーズ2

    刑事事件を専門に扱う、敏腕弁護士の、佐方貞人が、検察官時代の活躍を描いた、連作短編集。

    0
    2024年05月30日
  • 検事の信義

    Posted by ブクログ

     佐方シリーズの4冊目(今のところ最後)。連作短編(4話)のどれも期待を裏切らない出来だ。
     次回作の予定は無いのかな?

    0
    2024年05月22日
  • 検事の信義

    Posted by ブクログ

    短編では勿体無いくらい、もっと欲しくなる内容。信念を貫くカッコ良さとニコチン切れのシーンのお茶目さ。

    0
    2024年05月18日
  • ミカエルの鼓動

    Posted by ブクログ

    命、権力、家族、ライバル、仕事、様々なことが描かれている。医療関係者ではない自分にも、抽象化すると同じような問いが立つので、考えさせられるストーリー。

    0
    2024年05月10日