柚月裕子のレビュー一覧

  • ウツボカズラの甘い息

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    中盤からの展開にどんどん引き込まれてしまった。事件を追う刑事が驚きのあまり手帳を落としてしまうのも納得。明かされる真実に思わず声が出てしまうほど驚いた。

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    2025年04月28日
  • 月下のサクラ

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    後半にかけて登場する人名が多く、整理して読む必要がある。世の不条理、国家権力など大きな何かに立ち向かう作者の世界を、他テーマの小説からも見てみたいと感じた。

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    2025年04月27日
  • あしたの君へ

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    見習いの家庭裁判所調査官の望月大地が担当の事件の調査から立ち会いなどして解決に導いていく。見習いゆえに中々思い通りにはいかない。それでも少しでもいい方向になるために葛藤し解決していく。精神的にも微妙な心を揺れを調べるのだから大変な仕事だ。これを実際に仕事としている人がいると思うと頭がさがる。

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    2025年04月24日
  • 月下のサクラ

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     本来なら罪を犯した人間を逮捕する組織である、警察署内で盗難事件が起きた。それも犯人は、内部関係者の可能性が高いということ。
     これだけでも、世間からの風当たりは相当なものだが、この事件単なる盗難事件ではなかった・・・。
     待望の刑事になったるばかりの森口泉と、彼女の記憶力の能力をかった黒瀬刑事を中心に、誰が嘘をつき、誰が信用できるのか・・・。
    面白かった!

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    2025年04月17日
  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

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    ・まあまあじゃないですかね。
    ・パレートの誤算よりはましかな。
    ・テンポもいいし、後書きにあるように松本清張感も醸し出している。
    ・やっぱり北陸って旅情を誘うよなあ。描写が上手い。これぐらいのスケール感の方がリアルに描けるから読み応えもある。
    ・メインの登場人物も絞られているから読みやすい。
    ・虐待のシーンは真に迫るものがあり、心がキュッとなってしまった。そこらへんも上手い。なんというか、描写に躊躇がないね。

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    2025年04月13日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    連ドラ化していたようですが、見てませんでした(タイトルは見覚えありましたが)。主人公が天海祐希というのは納得ですね。よくわかる。短編が5篇入ってて読みやすかったですが、主人公側が強すぎません?

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    2025年04月06日
  • 孤狼の血

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    借り物。ヤクザと癒着する刑事と新任刑事のコンビが織りなす広島ヤクザ界の話。というか、映画を先に観ていたので、読みながら役所広司と松坂桃李の声が頭の中で再生された。 映画はかなり前に観たので記憶が曖昧だけど、小説は若干ニュアンスの違うエンディングだったような。小説の方は映画と違って3部作とのことで、楽しみが増えた。

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    2025年10月06日
  • あしたの君へ

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    少年少女の事案にしても、夫婦の問題にしても思い込みだけでなく、現地(現場)をきちんと調査・確認しないといけないんでしょうね。
    家裁調査官だけでなく、自身の仕事においてもそうでないと・・・と思いました。

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    2025年03月29日
  • 検事の信義

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    最後の証人から読みはじめて、検事時代の佐方貞人シリーズ3作を読み進め、これで今のところ全部ですかね。とにかく面白いです。
    今回は、日岡が出てきたのが胸熱でした。
    そして、また検事を辞めた佐方貞人が読みたくなり、最後の証人に戻る、と。
    無限ループになりそう…

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    2025年03月24日
  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

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    結婚詐欺の被疑者となった女性を追うフリーライターと、無戸籍児として虐待を受けながら生きる姉妹のお話が並行して進みます
    なんとなく伏線から察したり、語り手の“私”の正体に気付いたりはしましたが、最後まではらはらしながら読めました
    タイトルを“蟻の菜園”としたことに、筆者の思いややるせなさが感じられました

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    2025年03月22日
  • 凶犬の眼

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    ネタバレ

    登場人物や関係性を忘れないうちに続編を読もうと思っていたが、ヤクザの人間関係はややこしい。細かくメモしてもなかなか頭に入らない。でもそれだけ沢山の人が関わり、横にも縦にも分厚い世界があり特殊な構造をしているとわかって面白かった。
    なんといっても国光がカッコ良かった。言ったことは必ずやる、約束は違えない、信頼に値する男である。エピローグは悲しかったが、親の仇をしっかり取ろうとするヤクザのほうが国光と気が合うかもしれないと思った。
    日岡のその後が見られたのもよかった。まだヤクザの世界を渡り歩くには早く、ガミさんのようにはいかず危なっかしいところもあるが、人格や気質を見込まれて国光に仕上げてもらった

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    2025年03月19日
  • 暴虎の牙 上

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    面白い。大上が日岡と出会う前の物語。大上の過去に経験した過酷な事件や、それに伴う失敗や挫折が描かれ、それが彼の強い正義感や慎重な判断に繋がる事が分かる。これらの過去のエピソードが、大上というキャラクターに深みを与え、物語に引き込まれていく。今後の沖との関係も気になる。下巻も楽しみ。

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    2025年03月16日
  • 検事の死命

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    短編ですが、他の話との絡みがあったりして、佐方貞人を堪能できました。
    パソコン通信のくだりはさすがに時代を感じますが、裁判をひっくり返していくくだりは楽しめました。

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    2025年03月16日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    柚月裕子さんの本を初めて読みました。ドラマ化した物はすでに視聴済みだったのでサクサク読めました。まるで天海祐希を想定して書いたような原作で他の役者は考えられない。さっぱりとした性格と見た目は女性からも憧れられるスタイルとルックス。正に上水流涼子イコール天海祐希です。頭脳明晰な仲間と共に依頼を解決していく爽快さは次回作が楽しみになります。

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    2025年03月15日
  • ウツボカズラの甘い息

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    終盤の怒涛の展開にかなりハラハラさせられた。

    全然予想もしていなかった文絵の真実から解かれては消えの繰り返し、全く結末が予想できませんでした。

    長い作品なのに終始没頭できて一瞬で読み終わりました。

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    2025年03月01日
  • あしたの君へ

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    裁判所職員採用試験に合格し、家裁調査官に採用された男性が主人公。正式に調査官になる前の研修期間『官補』(かんぽ)での物語だ。

    九州にある福森家裁に配属された彼が少年事件を扱うことになり、窃盗の少女、ストーカー事案で逮捕された高校生、一見幸せそうに見えた夫婦。親権を争う父と母のどちらに着いていっていいのかわからない少年…様々なケースに向き合い、悪戦苦闘する…罪が無いのに不幸な境遇に生まれたしまった子供への対応には胸が痛くなる。
    決してこれが正しいという結論はないが、相談者に向き合って寄り添う調査官。その仕事には机上の勉強だけでは学べないものがたくさんある。

    慣れない仕事を始める時は誰もが『あ

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    2025年02月28日
  • 凶犬の眼

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    狐狼の血では大上の若い頃は描かれていなかったが、日岡の考え方や行動が、若い頃の大上を彷彿とさせている気がした。
    暴虎の牙でどう完結するのかがとても楽しみ。

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    2025年02月16日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    柚月さんには珍しいオムニバス短編11編。
    どれも味のある作品です。
    佐方検事の事務官である増田氏のショートストーリーもあります(ヒーロー)。
    様々なジャンルにわたる短編集です。

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    2025年02月02日
  • あしたの君へ

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    家庭裁判所調査官、大地の成長物語。
    一つひとつの事例にある真実を
    大地が丁寧に見つけていく
    そうか、なるほどな、と思いながら
    大地になったように、どんなふうに訊いたらいいか、考えながら読めて面白かった

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    2025年01月28日
  • 警官の道

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    どれも実力派の作家で、ハズレはありませんでした。中でも初読みの長浦氏は迫力を感じました。近い内に他の作品を読んでみようと思います。

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    2025年01月27日