柚月裕子のレビュー一覧

  • 暴虎の牙 下

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    これは3部作一気に読むのがオススメ。
    構成。展開。想い出。暴対法前後。
    ストーリーも構成もキャラも秀逸。

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    2025年05月13日
  • あしたの君へ

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    「家裁調査官」とは、調停委員や裁判官をサポートする職で、問題を抱えた当事者の背景を調査して紛争を解決に導く専門職という。
    その「家裁調査官」職に就く前に、2年間の家庭裁判所での実務研修を終えるまで、家裁調査官補として従事する必要があるとのことだ。
    今回の主人公の望月大地は、2年間の養成過程研修として九州の福森家裁に配属された。
    その大地が悪戦苦闘しながら、家裁調査官補としての真摯な仕事ぶりが5編の短編に綴られている。

    色仕掛けによる窃盗犯の少女、カッターナイフで少女を脅すストーカー少年、男と女の行き違いによる離婚調停など、家庭裁判所には常に世にある問題が日々舞い込んでくる。
    「家裁調査官」を

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    2025年05月12日
  • あしたの君へ

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    一つ一つもっと深く知りたい話でした。こういう仕事をしてないと知ることができないことなので、読んでよかった本です。

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    2025年05月11日
  • 臨床真理

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    佐方シリーズのヒューマンな面白さ、孤狼の血シリーズの暴力団な面白さ、それらが詰まったデビュー作。これ読んじゃうと他の著作が読みたくなります。

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    2025年05月09日
  • ミカエルの鼓動

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    病院内の権力争い、関係機関との癒着といった、病院を舞台にした話にありがちな内容もありますが、それだけでなく登場人物の言葉に考えさせられる場面があるのが柚月作品が好きな理由。

    「航くんがいうふつうってなに?心臓が丈夫な人のこと?心臓が丈夫でも、手が不自由な人はいるよ。身体が健康でも、心が傷ついている人もいる。走るのが苦手でも、泳ぐのが得意だったり、人とうまく話せないけど、文章を書くのは好きだったり、この世の中には、いろいろな人がいる。同じ人はいない。みんな違う。人と違うから普通じゃないなんてことはないの」

    中盤は、寝不足になるとわかっていても読み進めてしまうほどでしたが、読後感は少しもやもや

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    2025年05月09日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    短編集だが各作品がとても短いので、すきま時間にさくさく読めた。
    ブラックジョークのような星新一のショートショートを思わせるような話と、ほろっとくる話とがある。
    個人的には最後の「ヒーロー」が一番いい作品だと思った。

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    2025年05月06日
  • ウツボカズラの甘い息

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    面白かった!中盤以降なグイグイ引き込まれた。平凡な主婦が煌びやかな世界に引き込まれるが、それが一転殺人容疑へと。中年刑事の秦と若手の菜月コンビが良かった。

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    2025年05月06日
  • 月下のサクラ

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    「朽ちないサクラ」の続編。ほぼ独立したストーリーのため、7年前に読んだ前作のストーリーを全く覚えていなかったものの楽しく読めた。事件の筋読みやラストでのご都合主義が少し気になったが、やはり柚月裕子作品にはハズレなし。

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    2025年05月03日
  • ウツボカズラの甘い息

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    中盤からの展開にどんどん引き込まれてしまった。事件を追う刑事が驚きのあまり手帳を落としてしまうのも納得。明かされる真実に思わず声が出てしまうほど驚いた。

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    2025年04月28日
  • 月下のサクラ

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    後半にかけて登場する人名が多く、整理して読む必要がある。世の不条理、国家権力など大きな何かに立ち向かう作者の世界を、他テーマの小説からも見てみたいと感じた。

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    2025年04月27日
  • あしたの君へ

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    見習いの家庭裁判所調査官の望月大地が担当の事件の調査から立ち会いなどして解決に導いていく。見習いゆえに中々思い通りにはいかない。それでも少しでもいい方向になるために葛藤し解決していく。精神的にも微妙な心を揺れを調べるのだから大変な仕事だ。これを実際に仕事としている人がいると思うと頭がさがる。

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    2025年04月24日
  • 月下のサクラ

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     本来なら罪を犯した人間を逮捕する組織である、警察署内で盗難事件が起きた。それも犯人は、内部関係者の可能性が高いということ。
     これだけでも、世間からの風当たりは相当なものだが、この事件単なる盗難事件ではなかった・・・。
     待望の刑事になったるばかりの森口泉と、彼女の記憶力の能力をかった黒瀬刑事を中心に、誰が嘘をつき、誰が信用できるのか・・・。
    面白かった!

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    2025年04月17日
  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

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    ・まあまあじゃないですかね。
    ・パレートの誤算よりはましかな。
    ・テンポもいいし、後書きにあるように松本清張感も醸し出している。
    ・やっぱり北陸って旅情を誘うよなあ。描写が上手い。これぐらいのスケール感の方がリアルに描けるから読み応えもある。
    ・メインの登場人物も絞られているから読みやすい。
    ・虐待のシーンは真に迫るものがあり、心がキュッとなってしまった。そこらへんも上手い。なんというか、描写に躊躇がないね。

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    2025年04月13日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    連ドラ化していたようですが、見てませんでした(タイトルは見覚えありましたが)。主人公が天海祐希というのは納得ですね。よくわかる。短編が5篇入ってて読みやすかったですが、主人公側が強すぎません?

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    2025年04月06日
  • あしたの君へ

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    少年少女の事案にしても、夫婦の問題にしても思い込みだけでなく、現地(現場)をきちんと調査・確認しないといけないんでしょうね。
    家裁調査官だけでなく、自身の仕事においてもそうでないと・・・と思いました。

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    2025年03月29日
  • 検事の信義

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    最後の証人から読みはじめて、検事時代の佐方貞人シリーズ3作を読み進め、これで今のところ全部ですかね。とにかく面白いです。
    今回は、日岡が出てきたのが胸熱でした。
    そして、また検事を辞めた佐方貞人が読みたくなり、最後の証人に戻る、と。
    無限ループになりそう…

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    2025年03月24日
  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

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    結婚詐欺の被疑者となった女性を追うフリーライターと、無戸籍児として虐待を受けながら生きる姉妹のお話が並行して進みます
    なんとなく伏線から察したり、語り手の“私”の正体に気付いたりはしましたが、最後まではらはらしながら読めました
    タイトルを“蟻の菜園”としたことに、筆者の思いややるせなさが感じられました

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    2025年03月22日
  • 凶犬の眼

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    ネタバレ

    登場人物や関係性を忘れないうちに続編を読もうと思っていたが、ヤクザの人間関係はややこしい。細かくメモしてもなかなか頭に入らない。でもそれだけ沢山の人が関わり、横にも縦にも分厚い世界があり特殊な構造をしているとわかって面白かった。
    なんといっても国光がカッコ良かった。言ったことは必ずやる、約束は違えない、信頼に値する男である。エピローグは悲しかったが、親の仇をしっかり取ろうとするヤクザのほうが国光と気が合うかもしれないと思った。
    日岡のその後が見られたのもよかった。まだヤクザの世界を渡り歩くには早く、ガミさんのようにはいかず危なっかしいところもあるが、人格や気質を見込まれて国光に仕上げてもらった

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    2025年03月19日
  • 暴虎の牙 上

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    面白い。大上が日岡と出会う前の物語。大上の過去に経験した過酷な事件や、それに伴う失敗や挫折が描かれ、それが彼の強い正義感や慎重な判断に繋がる事が分かる。これらの過去のエピソードが、大上というキャラクターに深みを与え、物語に引き込まれていく。今後の沖との関係も気になる。下巻も楽しみ。

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    2025年03月16日
  • 検事の死命

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    短編ですが、他の話との絡みがあったりして、佐方貞人を堪能できました。
    パソコン通信のくだりはさすがに時代を感じますが、裁判をひっくり返していくくだりは楽しめました。

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    2025年03月16日