柚月裕子のレビュー一覧

  • ふたつの時間、ふたりの自分

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    柚月裕子さん初のエッセイ集 ハードボイルドミステリーを書く柚月裕子さんの、様々な媒体に書かれたものを集めたエッセイ集。
    故に、似たような内容が集まっているのは致し方ない。
    作家になった経緯、ご両親のこと、幼少期のこと…特に、ご両親が311の津波犠牲者だと言うのは初聞だったので驚いた。
    真面目さが現れたようなエッセイは、作品にも通じる。
    今後も柚月作品を読み続けようと心に誓った。

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    2025年12月18日
  • 検事の本懐

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    『最後の証人』の弁護士佐方貞人の検事時代の短編集。
    佐方貞人がいかにして佐方貞人になったのか、短編とは思えない情報量と人物描写でどっしりと読者に伝えてきます。
    短編一つ一つの事件も、ぶっちゃけ佐方検事が違うと言ってるんだからきっと犯人は別にいるのだろう‥‥と思いつつも、なんで?どうして?と先を読まずにはいられない見事なストーリー展開でした。
    そしてなんといっても、佐方貞人の過去。
    少年佐方貞人にこんなことがあったのか‥‥それで今の佐方貞人があるのか‥‥
    常に真実を追い求める佐方貞人。でも、それ以上に大切なのは恩と義理。
    『最後の証人』だけでも面白かったけれど、本作を読むことでグッと深さが増しま

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    2024年07月13日
  • 検事の信義

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    柚月裕子の佐方貞人検事シリーズ、面白すぎてハマってしまった。でも、こういう行き方が出来る人はマレだと思う。けど、憧れる。

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    2024年07月08日
  • あしたの君へ

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    ネタバレ

    全てを読んだ後の「解説」がよかった。

    「あしたの君へ」というタイトル、各章には個人名と年齢が書かれている。ともすれば、その個人名が主人公の物語と普通は思う、思った。しかし読み進めるといかに人はひとりで構成されていないと痛感する。いろいろな人が絡み合いひとりの人生になっている。「裁判」と聞くと白か黒か、と結論をつけたがる、そう考えたくなるところを耐える、そこがいかに難しいことか、本当の意味で共に悩むとは大変なことだ。主人公の大地と様々なケース、柚木先生の作品ではあるが解説までが絡んでくる、ある意味でこの本としての味が出ていたように感じた。

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    2024年07月08日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    キーワードはワナ、
    現実とかけ離れすぎている住民の世界に爽快感を覚えてしまう。
    最後の「心情的にあり得ない」は野球に疎い自分の性に合わなかったが...

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    2024年07月02日
  • 臨床真理

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    障がいをテーマにしてるだけに、重いというか取っ付きづらい感じ。ミステリ要素は薄いし、非現実的な能力は登場するし、なんだか非現実的でしたが、不思議なものでスルスルと読めました。良かったです。

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    2024年06月29日
  • ミカエルの鼓動

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    自分の信じていたものに欠陥があったら、そのことを公表できるだろうか。先のことを考えて行動するのは勇気がいるだろうな。それができるってすごい。

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    2024年06月18日
  • ミカエルの鼓動

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    第一章が非常だるく、断念しそうになったがここを超えるとあとはどんどん読み進められた。内容はとても良かった。ずっと覚えておきたいと思える言葉もいくつかあった。

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    2024年06月16日
  • 検事の本懐

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    佐方貞人シリーズ第二弾

    前作「最後の証人」では弁護士だったが
    弁護士に転身する前の検事時代を
    5つの短編で描いている。

    前作は事件の謎解きに重きを置いていたように思ったが
    今回は佐方貞人の人となりが分かり
    さらに魅力的なキャラクターとなった。
    とにかくかっこいいいい。
    第三弾も読みます!

    これはとっくにドラマ化されてるなと思って調べたら佐方は上川隆也さんでした。
    もうちょっと細身の人が良かったかなー。
    松田龍平さんとか。

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    2024年06月12日
  • 暴虎の牙 下

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    『孤狼の血』シリーズ完結編じゃのう♪
    再度マル暴刑事ガミさん登場で、
    その存在感が際立つ(๑•̀ㅁ•́๑)✧キラーン

    時代背景としては『孤狼の血』以前と『凶犬の眼』以後
    そこにいたガミさんと秘蔵っ子日岡を繋ぐ役目をするのが、今回の主人公「呉虎会」の沖虎彦という男

    やっている事は破茶滅茶だが、彼は絶対堅気には手を出さない
    そんな自分と似ている沖が気になり、敵対視しているものが同じだというのもあり、ガミさんがちょっかいを出す

    トレードマークのパナマ帽のエピソードは意外だった
    単に好きでかぶっていた訳ではなかったんだね

    私は沖にはハマらなかったけれど、育った環境が良くなくて、寂しい奴だったん

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    2024年06月12日
  • 暴虎の牙 下

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    ダメだな。柚月裕子はヘタクソだわ。これならなんでわざわざ大上出したの?日岡が出てくる意味無いじゃん?暴力にしか生きられない男が時代に取り残される姿を描きたかったの?そんなら虎狼の血の登場人物使わなくていいし、使うならもっとちゃんと使えよ。これじゃ好きな人物の過去と未来がチラッと見られてファン嬉しい、ってだけじゃん。面白くなると思ったのになー。破滅するだけの話はつまらん。大上と日岡に免じて星4にしとくわ。

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    2024年06月09日
  • 検事の死命

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    佐方の仕事に対する意志が、強くそしてまっすぐで、権力に屈しない。人として、そして仕事に対する信念を感じる。無口であるが絶対的誠実な人間である。
    そして、佐方を隣で支える事務官の増田の気持ちが、段々と佐方をリスペクトして行く様子が分かる。そして影響を受けていることに。成長を応援したくなる。

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    2024年06月09日
  • 暴虎の牙 上

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    ほー、虎狼の血の3作目は面白くなりそうじゃん。時間遡って大上出してくるのとか語り尽くされてない過去の描写とかなかなか楽しめる。大上のトレードマークのパナマ帽もこんなふうに登場するとは。しかし日岡全く出てこないぞ?全ての評価は下巻で。

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    2024年06月08日
  • 検事の死命

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    佐方貞人シリーズ 3

    電車内で女子高校生に痴漢を働いたとして、男が現行犯逮捕された。
    その男は、県内有数の名家の婿で、容疑を否認していた。

    佐方は
    上司や国会議員らから、容疑者を不起訴にするように圧力がかかるが、
    「秋霜烈日の白バッチを与えられている俺たちが、権力に屈したらどうなる」と
    起訴に踏み切る。

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    2024年06月05日
  • 凶犬の眼

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    『孤狼の血』シリーズ第二弾
    『孤狼の血』が面白かったので、そのまま続けて極道の世界へ

    今作も刺激的〜。✧。・゚
    まさかの展開
    極道と警察官が… ?(((;꒪ꈊ꒪;)))

    今作は国光という魅力的なキャラが登場する

    仁義を貫き通す男じゃけえ、
    格好ええのお〜
    惚れてまうがなあ〜(ᗒᗨᗕ)♡

    ガミさんの秘蔵っ子日岡はド田舎に左遷されたが、虚しい思いをしながらも返り咲く機会をうかがっている

    自分は広島に絶対帰ってみせる
    巡査部長に昇格して
    国光の手に、手錠を嵌めて…

    立てこもり事件が話のクライマックスなんだけど、読み終わって半日経った今も二人のやり取りが脳裏に焼き付いて離れない
    (もう、ど

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    2024年06月02日
  • 凶犬の眼

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    うーん微妙〜に面白くない。主人公の日岡はなんもしてないのにえらい親分の五分の兄弟になったりちょっと不自然じゃない?大上の部下だっただけなのに狭客に認められすぎだろ。ただやっぱりカッコいい描写はうまいなあ。なんとなく雰囲気で面白いって思っちゃえる一冊ではある。星3にするほどつまらなくはなかったので消極的星4。

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    2024年06月01日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    ミステリーから人間ドラマ、ギャグ漫画のパロディから、著者の代表作のスピンオフまで多種多様なオムニバス短編集。作品の最後から数行に潜む驚き。嫌ミスではないが心掴まれる。タイトルの作品は「恩返し」という名の主人公による内面の変化(気付き)がゾクッとした。一作品毎に文体が変化する様子は、さすがプロだなと思わせられる。

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    2024年05月31日
  • 臨床真理

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    リストカット、自殺、障害者、更生施設、臨床心理士、精神障害と知ってるようで詳しくはちゃんとは理解できてない部分を巧みに繋ぎ、上手くミステリーとして描いてある
    これがデビュー作だとは思えない

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    2024年05月30日
  • 検事の本懐

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    2013年 大藪春彦賞受賞
    佐方貞人シリーズ2

    刑事事件を専門に扱う、敏腕弁護士の、佐方貞人が、検察官時代の活躍を描いた、連作短編集。

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    2024年05月30日
  • あしたの君へ

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    人間って、表面上では気づかない問題を抱えている人だらけですよね。そんな限界で生きている人たちを救う家庭調査官は素晴らしい仕事だなと思いました。

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    2024年05月24日