柚月裕子のレビュー一覧

  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

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    読み終わって、無力感を感じ、複雑な気持ちになっている。
    昨今、似たような事件をよく目にする。
    そんなとき、どうすれば子供を救えるのだろうか?
    実際に自分が遭遇したら、助けられるのだろうか?
    今、法律がどうなっているのかわからないが、しっかりした法で子供を守れるようになって欲しい。
    なんだか辛すぎて言葉にならない。

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    2024年09月09日
  • 暴虎の牙 下

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    ネタバレ

    ラスト意外に、、切ない。
    また孤狼の血から読み直したくなりました。
    昭和の廣島を改めて感じました、Badboys思い出しながら読んでました。

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    2024年09月08日
  • ウツボカズラの甘い息

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    最初は何だかかったるい感じです読み始めたのだが、段々と面白くなってきた。全く予想外の展開に、参りました!

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    2024年08月28日
  • 検事の信義

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    佐方貞人シリーズ
    検事の佐方さんの短編集。
    米崎検察で刑事担当から判事に。
    事務官の増田さんの視点だった。
    「まっとうに罪は裁かれるべき」
    裁判にあたり、内部や周囲の軋轢も辞さずに事件を捜査する。事実と真実は別、という。
    そこで判明する繊細な事実の数々。それにより判決も変わる。ただ罪をまっとうに裁くために佐方さんは足を運び人と会い、話を聞く。
    佐方さんの誠実な仕事ぶりに思わず姿勢が良くなる気持ち。事件に隠れた人の汚さや苦しみ、悲哀、それから優しい心情。
    本当にこういう検察官ばかりなら、世の中はきれいになるかもしれない。
    これと言って激しいアクションもホラーもないが、とても読み応えがある。嬉しい

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    2024年08月21日
  • あしたの君へ

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    家庭裁判所調査官補の研修中にあった、様々な家庭模様と寄り添う物語。

    家庭という領域は閉ざされた空間だと思うため、踏み込んで何が最適解なのか考えていくことは、難しく、本当にすごい職種だと思いました。

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    2024年08月18日
  • 臨床真理

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    柚月裕子氏のデビュー作と知り。

    ストーリーの流れ、背景、特殊な能力、高校の同級生の刑事との関係、どれも力強くしっかりと描かれていて、これがデビュー作なの?と驚いた。

    臨床心理士という仕事を絡めながら、事件を追って行くわけだけれど、最近の作品よりかなりグロい描写が多く……。
    主人公よく心が折れないな……と。
    リアルすぎて、読んでいる私の方がダメージを受けたように思う。

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    2024年08月16日
  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

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    やるせない…
    私の語彙力の無さのせいで
    これくらいしか言い表せない

    たぶん
    今も沢越姉妹のような境遇に
    置かれているこどもはいると思う
    助けたいと思っている大人もいると思う
    よく似た事件を目にするたび
    どうして助けられなかったんだろうと思う
    児相や自治体、地域、学校…

    私は
    お節介だと言われても踏み出す勇気を持とう!
    それが誰かを救うかもしれないと思って

    蟻の菜園…
    知らない言葉だった
    題名だけではとても思いつかない…

    やっぱり柚月さんの作品好きです

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    2024年08月14日
  • 臨床真理

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    柚月さんのデビュー作にして「このミス 大賞」という大評判となった作品。粗削りではあるが、確かに力作。
    臨床心理士の佐久間美帆は新人でありながら、救急隊員への暴力を振るった藤木司の治療を行うこととなった。「共感覚」という、人の感情が色で見えるという藤木に、最初は信じられなかった佐久間が徐々に信じて行くことから事件が動き出す。
    強引すぎる佐久間の事件への傾注や、障碍者に対する性的暴行などあり、読み味としてはスッキリしないが、事件の黒幕探しは楽しめた。
    犯人は途中から分かったが、この犯人の動機や佐久間への暴行がグロ過ぎる。新人の女性作家が良く書けたなと思う。

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    2024年08月13日
  • パレートの誤算

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    生活保護に関する問題はここでは書ききれないくらい複雑で扱いづらいものだと思うけど、少なくとも貧困ビジネスを成り立たせないための法改正は行われてほしいと思った、山川さん、、߹ - ߹

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    2024年08月10日
  • 臨床真理

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    柚月裕子はいつもリアルすぎる。

    臨床心理士の辛い現場や障害者の現状など。

    警察に頼む下りは無理矢理っぽかったが、ストーリー展開は抜群だった。

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    2024年08月01日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    チョウセンアサガオの咲く夏/泣き虫の鈴/
    サクラ・サクラ/お薬増やしておきますね/初孫/
    原稿取り/愛しのルナ/泣く猫/影にそう/黙れおそ松/
    ヒーロー

    様々な感情を呼び起こしてくる お話 たち
    また 会おうね

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    2024年08月01日
  • 朽ちないサクラ

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    読もうと思ったきっかけは…たまたま行った本屋さんで、サイン入り文庫が売っていたから笑。でもこの選択は間違いではなかった。一筋縄ではいかないのだろうと思って読んでいたけど、やっぱり…という感じ。

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    2025年10月18日
  • 凶犬の眼

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    県北へ左遷された日岡は、明石組抗争の首謀者である国光が自分の駐在範囲に潜んでいることを突き止める。

    国光がある時がくるまで見逃してほしいと願い出て、日岡もそれを認めて日々を過ごすが、明石組の抗争がいよいよ活発化してくる。

    日岡も徐々に大上化してきているのが面白い。

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    2024年07月31日
  • あしたの君へ

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    続編があったら読みたいなと検索したら、残念ながら無い模様。家裁調査官という仕事は初めて知ったが、じっくり案件と向き合いながら調査し、自身も成長して行く大地の姿は、他シリーズの佐方と共通する魅力があった。

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    2024年07月26日
  • 検事の死命

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    前作、前前作に引き続き、男臭い一冊でしたねー。
    いや、男でひとまとめにしてしまっていいのだろうか?こんなに不器用で自分を曲げない昭和臭漂う男、います?いや、いません。
    主人公佐方貞人のこの気質は父から受け継いでいるということがよく分かりました。義理堅くて真っ直ぐな男なのだけど、正直、家族にいたら厄介です。家族の苦労はいかばかりなことだっか。
    でも、検事として、弁護士として、曲げてはならない信念は確かにあると思います。というか、そんなの当たり前なんじゃないの?と素人は思ってしまいますが、組織が絡んでくるとそうも言ってられないのですかね?
    真っ直ぐな男、佐方貞人がヒーローなんて思われない世の中にな

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    2024年07月24日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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     人の心の密やかな内面を表現した短編が並んでいる。テラーや主人公の本音を知るとゾクゾクしたり感心したり様々な事情を垣間見れる。個人の飽くなき欲望が作る事実は誰かの要望の産物であることを誰も気づけない。気づいた時には嫌悪と許容の狭間で悩むかもしれない。
     佐方検事が登場すると、不思議とその一冊がピシッと締まる感じがする。
     タイトルは短編の一つですが、いずれも偏った欲望が生み出す物語かと感じました。

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    2024年07月21日
  • ふたつの時間、ふたりの自分

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    柚月裕子さん初のエッセイ集 ハードボイルドミステリーを書く柚月裕子さんの、様々な媒体に書かれたものを集めたエッセイ集。
    故に、似たような内容が集まっているのは致し方ない。
    作家になった経緯、ご両親のこと、幼少期のこと…特に、ご両親が311の津波犠牲者だと言うのは初聞だったので驚いた。
    真面目さが現れたようなエッセイは、作品にも通じる。
    今後も柚月作品を読み続けようと心に誓った。

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    2025年12月18日
  • 検事の本懐

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    『最後の証人』の弁護士佐方貞人の検事時代の短編集。
    佐方貞人がいかにして佐方貞人になったのか、短編とは思えない情報量と人物描写でどっしりと読者に伝えてきます。
    短編一つ一つの事件も、ぶっちゃけ佐方検事が違うと言ってるんだからきっと犯人は別にいるのだろう‥‥と思いつつも、なんで?どうして?と先を読まずにはいられない見事なストーリー展開でした。
    そしてなんといっても、佐方貞人の過去。
    少年佐方貞人にこんなことがあったのか‥‥それで今の佐方貞人があるのか‥‥
    常に真実を追い求める佐方貞人。でも、それ以上に大切なのは恩と義理。
    『最後の証人』だけでも面白かったけれど、本作を読むことでグッと深さが増しま

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    2024年07月13日
  • 検事の信義

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    柚月裕子の佐方貞人検事シリーズ、面白すぎてハマってしまった。でも、こういう行き方が出来る人はマレだと思う。けど、憧れる。

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    2024年07月08日
  • あしたの君へ

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    ネタバレ

    全てを読んだ後の「解説」がよかった。

    「あしたの君へ」というタイトル、各章には個人名と年齢が書かれている。ともすれば、その個人名が主人公の物語と普通は思う、思った。しかし読み進めるといかに人はひとりで構成されていないと痛感する。いろいろな人が絡み合いひとりの人生になっている。「裁判」と聞くと白か黒か、と結論をつけたがる、そう考えたくなるところを耐える、そこがいかに難しいことか、本当の意味で共に悩むとは大変なことだ。主人公の大地と様々なケース、柚木先生の作品ではあるが解説までが絡んでくる、ある意味でこの本としての味が出ていたように感じた。

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    2024年07月08日