【感想・ネタバレ】あしたの君へのレビュー

あらすじ

寄り添う事で、人の人生は変えられるのか――
家庭裁判所調査官見習いの若者の奮闘を描く感動作!

家庭裁判所調査官として研修の間、九州の福森家裁に配属された望月大地。
そこでは窃盗を犯した少女、ストーカー事案で逮捕された高校生や親権を争う夫婦とその息子など、心を開かない相談者たちを相手に、懊悩する日々を送ることに……。
大地はそれぞれの真実に辿り着き、一人前の家裁調査官となれるのか!?

解説・益田浄子(家庭裁判所調査官)

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Posted by ブクログ

やはり結局、どれを読んでも柚月裕子作品が好き。

登場人物がいつも魅力的。
大地もそう。前半から溢れている、強く出る自信もなく、空気も読もうとする感じ。上手く笑おうとしても笑えてない。よくある普通の感じなのが良い。

主人公だからと秀でてるわけじゃないのがいい。その大地が真っ直ぐ前を向いて歩もうとするのが刺さる。

物語としても短編集になっているので、とても読みやすい。しかもみんなの悩みが、遠くない現実でイメージしやすく、それも寄り添いやすい。
殺人事件ばかり読んでいたけど、こういうのもいい。

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2026年03月24日

Posted by ブクログ

家庭裁判所調査官補の大地が少年事件や家事事件を担当し成長してゆく物語

離婚する際に子どもの親権を決めたりする職業とのこと。人生を左右する決断に悩む大地。彼のように相談した人が笑顔になったら嬉しいと思い従事する人が多いといいなぁと思った

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

望月大地が家庭裁判所調査官補として担当した案件を題材にした短編集。
世間的大事件ではなく個人的な感じの話だけど、あることは知ってても内容を知らないことに触れられてよかった。もっと大きな事件に対して、他人にとってはささいなともいえる事が重要となってくることがわかってよい。家庭裁判所が扱う案件に対する知識もなかったが、ここで扱われるような悩みや問題が題材として面白かった。

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2026年02月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人生経験や実務経験の少ない主人公の大地が一つ一つの案件に葛藤しながらもクリアしていくストーリー。
重くなりがちなテーマだが大地というキャラクターのフィルターを通す事によって客観的に見る事が出来る。問題を抱えた家事事案で一番影響を受けるのはどうしても子ども達。
この子達の未来が少しでも明るく希望を見出せるようにと願わずにはいられない。
最終話の悠真は結局最後の調停前に大地とはお別れだっのかな?!(そうだったとしたらお役所仕事、融通効かんなぁ…。)

タゴールの人生航路の詩の引用は、ちょっと調子よく解釈し過ぎなような気がするなぁ。
どちらかがどうと結論づける調停と言う場では、救い上げられるのはどちらか片方かもしれない。救うなんて思ってる時点で独りよがりなんよなぁ。と、言う気がした。

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2026年02月19日

Posted by ブクログ

新米家庭裁判所調査官の奮闘。事件を起こした人の真相。離婚したい本当の理由。みんなどこかに闇があるなぁ〜。見えているものが真実とはかぎらない。私も仕事柄深く話をきくよーに心がけている。語って貰えるよーな関係性人柄は重要な要素。聞き出す大変さは少し共感。

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2025年12月20日

Posted by ブクログ

初めて家庭裁判所調査官という仕事を知った。
人に寄り添い、人の背景を見極め、判断をする。
人との関わりが苦手な主人公がこの経験を糧に成長していく姿がとても美しかった。

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2025年11月10日

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ネタバレ

背負う者」「抱かれる者」「縋る者」「責める者」「迷う者」の計5篇の短篇を収録。
見習い家裁調査官補の青年が主人公で、人生経験の浅さからくる自信のなさで自分の判断に悩みながら、1件ずつ正しい判断をしようと努力を重ねていく。心が温まる佳作集。

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2025年09月03日

Posted by ブクログ

3.9

柚月裕子さんは良い小説を書くなーとつくづく思い知らされます。

家裁調査官という仕事自体知らなかったが、市民と裁判官を繋ぐ大切な仕事があるのを知れた。

主人公が凄くできる設定ではなく、愚直に取り組む姿勢が『それで良いんだよ!!』と応援したくなる。

続編もあれば読みたいです。

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2025年07月15日

Posted by ブクログ

主人公の大地は家庭裁判所調査官補。柚月さんの作品はどれもその職業についてしっかりと調べ把握されていて、なのでリアリティがすごくあるし、心情も伝わってくる。最後の章「迷う者」の少年がくれた手紙。「いつも心配してくれてありがとう」こんなんもらったら、泣いちゃうよね!

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2025年06月29日

Posted by ブクログ

「家裁調査官」とは、調停委員や裁判官をサポートする職で、問題を抱えた当事者の背景を調査して紛争を解決に導く専門職という。
その「家裁調査官」職に就く前に、2年間の家庭裁判所での実務研修を終えるまで、家裁調査官補として従事する必要があるとのことだ。
今回の主人公の望月大地は、2年間の養成過程研修として九州の福森家裁に配属された。
その大地が悪戦苦闘しながら、家裁調査官補としての真摯な仕事ぶりが5編の短編に綴られている。

色仕掛けによる窃盗犯の少女、カッターナイフで少女を脅すストーカー少年、男と女の行き違いによる離婚調停など、家庭裁判所には常に世にある問題が日々舞い込んでくる。
「家裁調査官」を目指す望月大地は、自分の能力にイマイチ自信を持てないながらも、悪戦苦闘しながら懸命に家庭内のトラブルに介入して解決の糸口を探って行く。
何となく気弱な大地の考えや行動に、周りの先輩や同期の仲間たちの支えもあり、不器用ながら真摯な姿勢仕事っぷりに、皆が応援したくなるのだろう。
望月大地の登場は、柚月裕子女史の新たなシリーズ登場に間違い無しとなる。

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2025年05月12日

Posted by ブクログ

一つ一つもっと深く知りたい話でした。こういう仕事をしてないと知ることができないことなので、読んでよかった本です。

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2025年05月11日

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見習いの家庭裁判所調査官の望月大地が担当の事件の調査から立ち会いなどして解決に導いていく。見習いゆえに中々思い通りにはいかない。それでも少しでもいい方向になるために葛藤し解決していく。精神的にも微妙な心を揺れを調べるのだから大変な仕事だ。これを実際に仕事としている人がいると思うと頭がさがる。

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2025年04月24日

Posted by ブクログ

少年少女の事案にしても、夫婦の問題にしても思い込みだけでなく、現地(現場)をきちんと調査・確認しないといけないんでしょうね。
家裁調査官だけでなく、自身の仕事においてもそうでないと・・・と思いました。

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2025年03月29日

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裁判所職員採用試験に合格し、家裁調査官に採用された男性が主人公。正式に調査官になる前の研修期間『官補』(かんぽ)での物語だ。

九州にある福森家裁に配属された彼が少年事件を扱うことになり、窃盗の少女、ストーカー事案で逮捕された高校生、一見幸せそうに見えた夫婦。親権を争う父と母のどちらに着いていっていいのかわからない少年…様々なケースに向き合い、悪戦苦闘する…罪が無いのに不幸な境遇に生まれたしまった子供への対応には胸が痛くなる。
決してこれが正しいという結論はないが、相談者に向き合って寄り添う調査官。その仕事には机上の勉強だけでは学べないものがたくさんある。

慣れない仕事を始める時は誰もが『ああ、この仕事はオレには向いてないかも』と壁にぶち当たることもあるだろう。僕はサラリーマンという道を選び、まもなく終わろうとしているので、今更『何者になりたい』という選択肢はない。しかしこの小説の主人公のような家裁調査官という職業も大変だろうが、何か人のために役立ったという充実感が残れば、それが生き甲斐に繋がるのかなあとも思えた。主人公が前向きに相談者に寄り添う姿勢には、応援したくなるね。

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2025年02月28日

Posted by ブクログ

家庭裁判所調査官、大地の成長物語。
一つひとつの事例にある真実を
大地が丁寧に見つけていく
そうか、なるほどな、と思いながら
大地になったように、どんなふうに訊いたらいいか、考えながら読めて面白かった

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2025年01月28日

Posted by ブクログ

調査官という職業が描かれているのは珍しく、面白かった。出てくる人物の描写が魅力的で暖かい気持ちになった。

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2025年01月11日

Posted by ブクログ

虎に翼で家庭裁判所に興味を持った。
密室になりがちな「家庭」では
事情も様々だし、人々の反応も様々。
ましてや、上手く表現出来ない人たちの上っ面の行動や現象だけを見ていては、上滑りな対応しか出来ないだろうと思う。
丁寧に寄り添ってくれる調査官の皆様に感謝。

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2024年10月24日

Posted by ブクログ

リアリティがあり作品の中に引き込まれた 家裁調査官がどんな仕事をしているのかというのは、何となく知っていたが、作者がその関係の仕事をしていますたんじゃないかと思ってしまうほど、主人公 望月大地の苦悩や葛藤また、成長がみずみずしく書かれており、読まされてしまった。
また、作者の人の心情に対して何故を突き詰めるというスタンスがそれぞれのケースにリアリティを持たせることに繋がっており、納得しながら読めた。
社会勉強させてもらいました。

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2026年04月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

背負う者
望月大地
福森家庭裁判所調査官補。少年事件担当。カンポちゃん。二十二歳。法学部出身。

鈴川友里
十七歳。

溝内圭祐
福森家庭裁判所調査官。少年事件担当。家裁調査官として八年のキャリア。

直子
友里の母親。

真鍋恭子
福森家庭裁判所に勤務する家裁調査官。総括主任。四十六歳。

藤代美由紀
大地と同期。

志水貴志
大地と同期。

小林正春
友里の窃盗の被害者。福森市在住の会社員。二十八歳。

杏奈
友里の妹。

隆司
友里の父親。三年前に他界。

名木沢
ネットカフェの店長。

横山雅恵
直子の義理の姉。

横山利男
直子の十歳離れた兄。五年前に心筋梗塞で急逝。

要綱
雅恵の姑。半年前から、市内の介護施設に入所。

浅井
浅井クリニックの院長。

瀬尾勝一郎
少年事件の担当裁判官。


抱かれる者
望月大地

溝内圭祐

藤代美由紀
九州出身。大学の専攻は発達臨床心理学。

真鍋恭子

志水貴志

星野潤
市内の進学校に通う二年生。十六歳。ストーカー事案で家裁に送られた。

相沢真奈
ストーカーの被害者。別の高校に通う一年生。

良子
潤の母親。旧姓は丹田。実家は福森市の伝統工芸品である乙部織の老舗。三人兄妹の次女として生まれ、地元の名門国立大学を卒業。

鈴川友里


潤の父親。福森市から車で二時間ほど離れた飯多市に単身赴任している。

荻原
福森南高校の教師。潤の担任。

大井健斗
潤と同じ二年生。


縋る者
望月大地

ピノ
大地の実家の飼い猫。

夏海
大地の二歳下の妹。看護学校に通っている。

香苗
大地の母親。

耕太郎
大地の父親。六年前に脳溢血で他界。

大洋
大地の四歳上の兄。

伊藤三恵
同じ町内に住んでいた女性。家裁調査官。

志水

谷口
去年、福森家裁に家裁調査官として配属された。

西丘麻衣子
福森家裁に事務員として務める。

西島一成
大地の中学からの同級生で、中学高校ともに同じ卓球部。一番親しかった友人。地元の漁協に勤めている。

広樹
車の営業マン。

友也
写真部だった。県内の大学を卒業したあと地元のテレビ局に就職。

翔平
市内の施設で介護士をしている。


中学時代、陸上部のエースだった。スポーツジムのインストラクター。

彩奈
手堅く地元の信用金庫に就職。

瀬戸理沙
二十三歳。中学時代の同級生。三年前に六歳上の設計士と結婚。


理沙の息子。

早織


責める者
大地

真鍋

朝井可南子
三十五歳。専業主婦。離婚を望んでいる。

朝井駿一
四十歳。可南子の夫。保険会社の社員。

露木千賀子
福森家裁に転任して四年目の調査官。家事事件担当。

理沙

溝内

鷹尾政児
調停委員。六十八歳。男性。定年まで市内の公立高校の校長を務めていた。

桜井
調停委員。六十一歳。昨年、中学の教員を定年退職した女性。

戸川清次
裁判官。

千枝
駿一の母親。

勝信
駿一の父親。元刑務官。

加藤
駿一たちが、家を建てる前に住んでいた賃貸マンションの住人。

内藤悟志
可南子が通う内藤クリニックの医師。


迷う者
大地

美由紀

志水

露木

片岡朋美
三十五歳。離婚申立人

片岡伸夫
朋美の夫。四十六歳。

片岡悠真
十歳。

桜井

八田拓郎
調停委員。

戸川

澄恵
伸夫の母親。


伸夫の父親。

高塚
朋美が住むマンションの管理人。

阿部孝史
朋美の交際相手。

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2026年04月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私は普段いわゆるお仕事小説を読まない。理由は誰かのキラキラとした成功譚や人間関係に興味がないからかもしれない。疎んでいるのかもしれない。だって、私はぜんぜんだから。この本はそんなお仕事小説への偏見をやんわりと正してくる。この世に明確な答えなんてないんだということに気付かされた思いである。ただ、マジックミラー越しに少年の本音を聞き出そうとする場面。やめて、と思った。子どもだからといって、侮らないでもらいたかった。お仕事小説は知らないことを知ることができる。これから、もっともっと読みたいと思う。

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2026年03月20日

Posted by ブクログ

家裁調査官補の若者の物語
家裁の人を思い出して見たくなった

案件別のショートストーリー
続きが出てくるかな?

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2026年02月21日

Posted by ブクログ

家庭裁判所調査官が出くわした4つの事例とひとつのエピソードの話。主人公のような人がいることで迷える方々をよい方向へ導く裁判ができるんだろうね。なぜそのような行動に走るのか、なぜ、別れたがるのか、深く探らないと人を導けないよね。

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2026年01月19日

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家裁調査官補の大地は、二年間の研修の中で様々な事情を抱える人たちと面会をする。当初は事案の表層しか捉えることができず、この仕事を続けるべきかと葛藤するが、「悩みを抱える人たちの力になりたい」と真摯に向き合う中で成長していく。

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2025年07月05日

Posted by ブクログ

自分の家庭環境って恵まれてるのかなとも思えたし、人それぞれに人生があって、それの全部が前向きなわけじゃないよなっていうふうにも思った。
ただそういう人を支えて、明日のきみへって思ってくれる人がいる優しさも感じた。

とはいえ意外性見たいのがちょっと欠けたかも!なんとなく先も読めた感じするし

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2025年04月24日

Posted by ブクログ

読みやすくてさくさく読めた。映像化作品をいくつか見たことがあったから読んだことがあるかと思いきや、意外とはじめましての作家さんだった。内容は重いのもあるけど、淡々としていて変にお涙頂戴な感じがなかったのは好感。主人公のまっすぐな感じも良かった。最後は、ここで終わる??って言う感じではあったけど。。続編とかあるのかな?

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2025年02月24日

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家裁調査官補佐官の短編集。
基本的に読みやすい文章でサクサク進めることができた。

主人公の当事者たちへの向き合い方の変わり方があり、カンポから調査官へ変わり様がよくわかった。


最初は自分の思い込みに引かれていていたが、次第に自分で当事者たちが話す言葉や調査結果だけでなく
他の面からも理解しようとするところなど。

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2025年01月25日

Posted by ブクログ

家庭裁判所調査官補が主人公で、
まだ研修生ながら、実際の案件を担当して勉強、実績を積んで成長していくお話。

病気の妹を助けるために窃盗してまで稼がなければならなかった話。

夫に見捨てられ、子供に過干渉のため、子供の心の居場所が狭くなり、他人を傷つけてしまう子。

モラハラ夫に苦しんで離婚したい妻

親権争いをしていた夫婦と、どっちも選べない子供。

それぞれの事情や立場があり、生い立ちによって自分の主張すら言えない人達がいる。主張しても互いが譲らず、何が正解かわからないことも多いが、主張の裏に隠された「なぜ」を追い続け、お互いの和解点をみつけて、みんなの新しい人生に繋げていく仕事はすごいなと思った。


いかに心の声を拾い、事情立場を知り、その人をどれだけ理解することが大事か知った。

推測だけではなく、自分の目で確かめてみないとわからないことも多い。

この本から学んだことは、相手を理解するためには、その人の行動、主張には、色んな事情、立場、生い立ちがあるのかイメージし、実際はどうなのかコミュニケーションで探っていくしかない。本人もなぜそう思うのか、そう行動してしまうのかわからないこともある。対話で相手が自分のことを少しでも知るきっかけになれば、対話とはこの先AIのレベルが上がってきたとしても、必要な仕事になるんだなと思った。

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2025年01月19日

Posted by ブクログ

 家庭裁判所調査官という職業は初めて知った。

 研修中で調査官補の大地が様々な案件と向き合いながら成長していく。
 固定観念や思い込みで判断せず真摯に調査をしていく姿勢が、初々しくもあり頼もしくもあった。
研修を終え、一人前の調査官になってくれているといいな。

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2025年01月17日

Posted by ブクログ

もっと怖い作品かと思いきゃ、
情にあふれる温かい物語で、それぞれの作品に引き込まれた。
人の立場にたつ仕事をしてる私自身も共感した。
他人に寄り添うと言う難しい職業であるから研修があるのだが、人それぞれの寄り添い方がある。主人公は誰しもが戸惑うシーンに向き合い、自分も見つめ直す。
面白かった
最期の短編が未解決。
これは読み手の想像にということか。
でもありそうな事象なんだよなあ。
ちょい不完全燃焼

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2024年12月27日

Posted by ブクログ

家庭裁判所調査官という役職は知らなかった
仕事での出会いを通じて自身と価値観を変えることのできる人は素晴らしい。苦労はあるものの、しっくりこないとか、違和感とか突き詰めて、解決に導くそんな仕事でのやりがいは良いものだろうな

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2024年09月07日

購入済み

淡々と

題材や登場人物、設定などは分かりやすく読みやすい。が、文章が淡々としている印象。そのため、「続きが気になって手が止まらない!」というところまでは引き込まれなかった。

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2020年02月06日

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