柚月裕子のレビュー一覧

  • 孤狼の血

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    「盤上の向日葵」がとても面白かったので、期待して読書開始。
    まったく違うトーンの作品だなと最初は思ったものの、いや、どちらも人の中に潜む心の闇のような部分は共通だなと納得。
    トーンは違うもののどんどん引き込まれ、どっぷり広島ヤクザの世界に魅了された。
    3部作ということなので、「狂犬の眼」「暴虎の牙」も読書確定。

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    2026年06月06日
  • パレートの誤算

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     はい、ズバリ、生活保護の事知りたくて読みました(^◇^;)。よっく勉強させて頂きました。裕子さんは『狐狼の血』が突出してますね。今のところ。

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    2026年06月04日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    弁護士の資格をなくし、探偵業を営む上水流涼子。
    アシスタントの貴山と共に、頭脳勝負で事件を解決する。
    何も考えずに「あーかっこいいな!」で読むのによい。

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    2026年06月01日
  • 慈雨

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    10年前に刊行された刑事物小説。

    引退した刑事神場が妻と念願の四国遍路を行脚している最中、地元群馬県で幼女殺害事件が発生した。
    それは16年前に起こった事件とあまりにも酷似していた。当時、冤罪疑いがあったにも拘らず、被疑者逮捕に踏み切った経緯を嫌でも神場に思い起こさせた。
    遍路を続けながら、現場の現役刑事とやり取りし二つの事件の繋がりと犯人を追う。それは自分の刑事人生を振り返り懺悔の思いを強くするものだった。

    刑事物をあまり読まないせいか、ストーリーより夫婦間のやりとりが気になって仕方ない。
    ぶっきらぼうで素っ気ない夫に付き従う昔ながらの良き妻や、「お嬢さんを下さい」とモノのように言ってし

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    2026年05月31日
  • 最後の証人

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    読んでて辛かった〜
    息子が交通事故で亡くなるとか、
    親や配偶者が癌で早くに亡くなるとか、
    冤罪とか
    実際に起こりそうなことが描かれていて、
    読んでて苦しい。
    最後に真実が暴かれるところは見事だったけど、
    やるせない気持ちが残る。
    明るい話が読みたい、、、

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    2026年05月29日
  • 教誨

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    歪んだ親子の最悪の結末だなと思った。
    犯人を探すタイプのミステリーではなく、死刑となった犯人とその周りの人たちの物語。
    最初から暗く重い内容。 
    昔の田舎は(いまもなのかな)良くも悪くも村、町人同士が近い。だから子育てするにもみんなで子供を育てよう。核家族化している現在、そういった意味ではいい風にみえるが、それは悪いことも筒抜け。村人の中でも武士時代のような上下関係。
    嫁いだ千恵子、そこで生まれた響子は本当に辛かったと思う。2人を助けてあげる何かはなかったのかな。
    子供は可愛いし、守るべき存在。守る、それが難しい。どこまで介入するのか。
    とても重い内容だけど、守るとはなにか、考えさせられた。

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    2026年05月26日
  • 月下のサクラ

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    警察内部不祥事である、金庫盗難事件を追っていると被疑者が志望する。
    そこに関わっているのが公安⁉️
    イマイチ公安の目的というか、動きがわからないまま読み終わってしまった…

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    2026年05月25日
  • 朽ちないサクラ

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    柚月裕子さんの作品はものすごく久しぶりでした。

    ストーカー被害をうけていた女性が殺害され、相談を受けていた警察の怠慢な対応が報道にスクープされる。
    そんなところからはじまっていくお話でした。

    物語としてはすごくおもしろく読ませていただいたんですけど、過去に実際にあった事件とも被るところがたくさんあるので、そう考えると気分が悪いというか腹立たしいというか、そんな印象が強かったです|( ̄3 ̄)|
    まあ実際とは違うところももちろん多いとは思うんですけど、それでもやっぱりやるせない気持ちになりました。

    まあでもこの作品は続編もありますし、このままでは終わらないと思います。
    そんなところにも期待し

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    2026年05月23日
  • 盤上の向日葵(下)

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    実力はありながら将棋の道を諦める、しかし大切な駒を取り戻すため出世し、駒を取り戻せるお金を得ることができるまでになる。父からのタカリ、将棋の師匠からの裏切りから、生きる目的を無くしていく。最後まで勝負師の師匠の死に加担してしまう……

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    2026年05月16日
  • 盤上の向日葵(上)

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    将棋の駒を抱いて殺されていた死体。まだまだ謎のまま……IQが高いが親に恵まれず、新聞配達をしながら生活している少年が、どう事件に関わっているのか気になるー‼️

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    2026年05月16日
  • 小説 孤狼の血 LEVEL2

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    映像化された作品を活字にしたということで、読みやすく、映像が描きやすかった。
    個人的には、孤狼の血の方が読みごたえがあったかな。

    日岡に差し出される手は、果たして敵か味方か⁈

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    2026年05月15日
  • パレートの誤算

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    生保の担当の市役所職員が事件を解決していくようなストーリー
    これまでにない視点で、かつ社会的な課題を扱った話
    ぼちぼち

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    2026年05月10日
  • 朽ちないサクラ

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    「月下のサクラ」を読んで、前作が気になったので。上層部の圧力や公安の謀計等々、警察小説ではお馴染みな展開だけれど、サクサクと進む物語が面白くて先が気になって一気読みした。勧善懲悪ではなくスッキリしない結末がかえってリアル。賢明で冷静で芯の強い主人公に好感が持てて、本作の内容を踏まえて、「月下のサクラ」を再読したいと思った。

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    2026年05月09日
  • パレートの誤算

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    この著者、ケースワーカーについても悪い夏で触れてたけど、今回は生保に関して色々と知れた。

    こんないろんな人がいるのに、その熱量でよく思えるな?

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    2026年05月08日
  • 慈雨

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    ネタバレ

    自分にはハマらない情景描写が多く、いまいち話に入り込めない部分が多かった。
    冤罪、DNA証拠の信憑性や警察組織全体の信用問題など題材は好きなものだった

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    2026年05月08日
  • ウツボカズラの甘い息

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    柚月さんの作品はどれも面白くて、差をつけるということで⭐️3つにしましたが面白かったです。
    いつもですが、刑事(コンビ)がとてもよい。今回は秦さんと中川さん。中川さんの成長も感じた。

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    2026年05月04日
  • 慈雨

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    長く出口の見えなかった難解事件。その停滞した空気を切り裂いたのは、鋭いプロの鑑識眼ではなく、引退した刑事がふと立ち寄った「定食屋」での何気ない出来事でした。この設定の妙が、本作の最大の牽引力となっています。かつて第一線で戦った男が、現役を退いてなお消し去ることのできない「刑事の性」と、定食屋の温かな日常。その対比が、物語の導入から読者の心を静かに、かつ強く掴んで離しません。
    【キャラクター:善意の包囲網】
    本作を読み進めていて最も印象に残るのは、登場人物たちの「人の良さ」です。犯人を除けば、物語を彩る人々は驚くほど純朴で、善意に満ちています。
    ともすればリアリティに欠けると批判されかねない設定

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    2026年04月27日
  • あしたの君へ

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    ネタバレ

    背負う者
    望月大地
    福森家庭裁判所調査官補。少年事件担当。カンポちゃん。二十二歳。法学部出身。

    鈴川友里
    十七歳。

    溝内圭祐
    福森家庭裁判所調査官。少年事件担当。家裁調査官として八年のキャリア。

    直子
    友里の母親。

    真鍋恭子
    福森家庭裁判所に勤務する家裁調査官。総括主任。四十六歳。

    藤代美由紀
    大地と同期。

    志水貴志
    大地と同期。

    小林正春
    友里の窃盗の被害者。福森市在住の会社員。二十八歳。

    杏奈
    友里の妹。

    隆司
    友里の父親。三年前に他界。

    名木沢
    ネットカフェの店長。

    横山雅恵
    直子の義理の姉。

    横山利男
    直子の十歳離れた兄。五年前に心筋梗塞で急逝。

    要綱
    雅恵の

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    2026年04月27日
  • パレートの誤算

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    ネタバレ

    牧野聡美
    社会福祉課職員。臨時職員として就職。山川の死後、仕事を引き継ぐことになる。

    猪又孝雄
    津川市役所福祉保健部社会福祉課の課長。

    山川亨
    社会福祉課職員。三十七歳。社会福祉課は八年目。ベテランケースワーカー。生活保護受給者の自宅に訪問中、火災に巻き込まれ死亡。解剖報告書では、火災が起きる前に死亡していた。
    その後、ヤクザと不適切な関係を築いていた可能性が浮上する。

    小野寺淳一
    社会福祉課職員。三十歳。市役所に勤務して八年。この春に市民課から社会福祉課に異動した。

    西田美央
    社会福祉課職員。新卒で市役所に勤務して四年。

    森口守
    生活保護受給者。六十歳くらいの男性。

    沢内憲吾

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    2026年04月26日
  • ウツボカズラの甘い息

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    途中、読みながら「えっ」て言ってしまった。
    そこから視点が変わって話が展開されたように思う。それぞれに抱える苦しさが社会のベールに包まれながら滲み出ていた。

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    2026年04月26日