柚月裕子のレビュー一覧

  • パレートの誤算

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    安定の内容。

    他の作品もそうだがとても女性作家が書いた作品とは思えない。

    刑事物をこんな描写で書ける女性作家がいるとは改めて驚き。

    神永学の『山猫シリーズ』のような展開で読んでて飽きがこないし、続きが知りたくなる。

    他の作品も読んでいこう。

    ※直木賞が取れれば良いな!

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    2025年07月11日
  • ミカエルの鼓動

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    西條は素晴らしい医者だというのが素直な感想。
    真木の「先のことはそのとき考えればいい、いまは目の前にあることをするだけだ。」というセリフに心が響いた。

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    2025年07月06日
  • 風に立つ

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    17歳の春斗がやけに幼く描かれているように感じられて違和感。話が収まるべきところに向かっていくのが見通せるので、安心して読める とも言える。けど私にはつまらなかった。

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    2025年07月05日
  • あしたの君へ

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    家裁調査官補の大地は、二年間の研修の中で様々な事情を抱える人たちと面会をする。当初は事案の表層しか捉えることができず、この仕事を続けるべきかと葛藤するが、「悩みを抱える人たちの力になりたい」と真摯に向き合う中で成長していく。

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    2025年07月05日
  • 最後の証人

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    前半はよくある設定の事件で新鮮味はないが、
    後半は捻りをきかせていた。
    証人頼みの勝訴だったので物足りかった。

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    2025年07月03日
  • 凶犬の眼

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    あっという間に読み終えた。
    日岡がガミさんをこえていく…
    シリーズ3はどうなるんだろう。

    そして国光はさいごまでかっこいい。
    面白かった。

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    2025年06月23日
  • 朽ちないサクラ

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    複数の点が線となるが、その線が最後まで届かないようなストーリー。本編完結ではあるが、続編も気になるような締め方。

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    2025年06月22日
  • 最後の証人

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     殺人事件の裁判を扱った小説作品。本質的にはミステリの部類。

     構成の妙が光る良作だが、目の肥えた人には先の展開が読めてしまうかも。

     娯楽の序でに法律関係の知識や雑学を需めて手に取ってみたが、余りその辺りの精しい掘り下げは無い。逆に言うと小難しい法律の話は粗無いので予備知識も必要無い。テーマ自体は重たいが。

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    2025年06月19日
  • ミカエルの鼓動

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    北海道の医療機関で働いています。地域の描写もストーリーも身近に感じながら読むことが出来ました。
    北海道の自然の豊かさのどかさ、そして厳しさがとてもよく伝わる表現が多かったと感じます。
    少なくとも自分の医療機関では、みんな西條程度の野心や狡さは持ち合わせているだろうし、そこまでする西條が真面目で可哀想にさえうつりました。西條の再起を望み続編を期待したいです。真木のストーリーも読んでみたいです⋯

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    2025年06月17日
  • 風に立つ

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    ネタバレ

    読みやすかった

    父親(孝雄)の人生が語られるまで長かった
     (もう誰にもあんな辛い思いはしてほしくない)
     孝雄は冷害で、大切な家族を失った。

    孝雄が補導委託を引き受ける

    君は、自分を見つめ直さなければならない。それには、ひとりの時間が必要だ。自分がなにをしたいのか、なにが好きで嫌いなのか。そしてなにを怖がっているのか、じっくり考えてごらん。きっと、自分が知らない自分が見えてくるよ

    苦労はしても、後悔のない人生を送りなさい。それは、自分のためでもあり、また、自分の大事な人のためでもある

    人にはそれぞれ事情はありけどさ、家族はできる限り一緒にいるほうがいいんだよ。ひとりじゃ乗り越えられ

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    2025年06月17日
  • ふたつの時間、ふたりの自分

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    このエッセイで見えてきた柚月さんのひととなりに今までより親近感を持った。幼い頃を振り返った話が多く出てきたけど震災で父母を亡くされていると知り驚いた。日常が想像できない作家さんのエッセイは面白かった。

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    2025年06月17日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    ネタバレ

    2025直木賞候補

    微妙
    父親に捨てられ母親に先立たれ、祖父に育てられた何をしても不幸な人生を歩んできた亮
    東日本大震災と絡めて北へ向かうが、、、
    対して重くもなく、強いメッセージがある訳でもなく、なぜ東日本大震災が絡むのかもよくわからず、微妙です

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    2025年10月14日
  • 臨床真理

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    臨床心理士が知的障害者施設での悪事を暴くストーリー。絶対コイツ!という想像はついていたが、途中から方向転換。真犯人に近づいた時にはこちらまでハラハラドキドキさせられた。

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    2025年06月11日
  • 朽ちないサクラ

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    サクサク読めた。ラストがあっさりしてる気がするので、月下のサクラも読んでみたい。読んでる時にwowowで放送してた映画も録画してるので、そちらも観てみようと思う。

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    2025年06月09日
  • 孤狼の血 LEVEL2 1

    無料版購入済み

    原作のイメージと違う

    原作がヤクザ 暴力団とハズレ刑事の応酬の物語であるから、そのコミカライズとなると当然暴力シーンが多用される。ある程度の残虐さがあるので少し読みづらいかな。主人公の日岡刑事を始め各登場人物の造形にやや違和感 こんなイメージではなかったのに という感じがどうしてもつきまとってしまう。

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    2025年06月01日
  • ふたつの時間、ふたりの自分

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    柚月さんのエッセイ集、Audibleで。朗読の渡辺さんの優しい読み口も相まって、柚月さんのお優しい人がらが浮き彫りになる文章。かつて読んだことのある柚月作品にも少し触れながら。

    東北出身の彼女も東日本大震災で大きな犠牲を体験されたようだが、なかなかこうは描けないなぁ。

    ファンとしては、益々作家さんが好きになる、素顔の見える作品でした。

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    2025年05月30日
  • 朽ちないサクラ

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    ⭐︎2.8くらい
    オウム真理教やサリン事件を思わせる教団が出てきて、興味はそそられたが、公安のあり方に持って行く感じがあまり好きではなかった。

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    2025年05月29日
  • パレートの誤算

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    まぁまぁ面白い。古本で買ったから得した気分になった。意外性が出せそうで出せてないところが二時間サスペンスっぽい。警部補と同僚の男がいいキャラしてた。

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    2025年05月29日
  • 暴虎の牙 下

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    「弧狼の血」シリーズ完結編!
    前作から、かなり間が空いてしまっていたので、前前作、前作を振り返りながらの読書!
    大上刑事って死んだのでは?と思っていたら、それより過去の物語。
    さらに、日岡は下巻に登場ということで、完結編としては完璧です(笑)

    下巻です。
    暴走族も手下に加え勢力を拡大していく呉虎会。
    ついには、ヤクザとの抗争勃発。ヤクザの復讐が始まります。
    しかし、その最終決戦の寸前で、大上により沖は捕まってしまいます。

    そして平成16年。
    沖が出所してからの物語。
    警察に情報を流したのは誰なのか?
    裏切者に報復すること。そして、再び呉虎会の復活すること。その沖の暴走は止まりません。
    この

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    2025年05月25日
  • 暴虎の牙 上

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    「弧狼の血」シリーズ完結編!
    前作から、かなり間が空いてしまっていたので、前前作、前作を振り返りながらの読書!
    大上刑事って死んだのでは?と思っていたら、それより過去の物語。
    さらに、日岡は下巻に登場ということで、完結編としては完璧です(笑)


    上巻では、
    昭和57年の物語。
    極道を恐れない「呉虎会」を束ねる沖。さらにその仲間たち。
    ヤクザも恐れないということで、この暴力には圧倒されます。
    ヤクザの賭場から売り上げ強奪
    さらにヤクザのシャブの取引からシャブ強奪
    怖!いやいや、普通やられちゃうでしょ。
    まさに暴虎。

    この沖たちに対して、大上が絡んでいきます。
    その目的は?

    一方、本書で語ら

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    2025年05月25日