柚月裕子のレビュー一覧

  • 猫が見ていた

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    猫が見ていた、という題がピッタリな感じのアンソロジー。人間の営みのそばを通り抜けていくネコチャンみたいな印象

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    2025年09月01日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    「泣き虫の鈴」と「ヒーロー」という作品が特に好きな作品だった。
    どちらも、自分ではどうにもならないことは受け入れて、それでも前向きに生きていくことの大切さが描かれている。
    でも私はやっぱり柚月裕子さんの作品は、長編作品の方が読み応えがあって好きかなと思いました。

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    2025年08月27日
  • 盤上の向日葵(上)

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    ネタバレ

    上下巻2冊。

    『盤上の向日葵』は、2019年にBSでドラマ化され、今年の10月31日より、坂口健太郎、渡辺謙の主演で映画化されるのも楽しみだ。

    物語は簡単に言えば、将棋の駒を抱いたままの白骨が見つかり、その殺人事件を刑事が解決していくストーリーではあるが、そこには平行して謎のプロ棋士・上条桂介の半生、『棋士』になるための苦労や、さまざまな将棋界の掟などが描かれている。
    もちろん将棋界を知らなくても十分面白いが、知っている人はより一層面白いのかな。

    長編ゆえ、主人公のプロ棋士・上条桂介(映画では坂口健太郎)の生い立ちから始まり、酒浸りの父親からの暴力に耐えながら新聞配達をし、生計を立て、将

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    2025年08月21日
  • 盤上の向日葵(上)

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    ネタバレ

    初代菊水月作の将棋の駒が最終的に誰にわたるのか?
    唐沢から、上条佳介にプレゼントされた?

    上条佳介が誰かを殺害しその駒と一緒に埋めた
    その理由は?

    世の中、よかれと思ってしたことが、裏目に出ることがある

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    2025年08月18日
  • ミカエルの鼓動

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    西條目線で物語が進む。
    揺れ動く心情が細かく感じられる。
    真木と西條が共に行う手術のシーンが1番面白かった。自分の知らない世界だけど、外科医は患者の人生を左右するお仕事なので、ストーリーを読み進めながら色んな意味でしんどいな…と思った。

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    2025年08月09日
  • 風に立つ

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    親子関係も過干渉だったり、放任だったりと様々。どちらにしても親としては子供を思う気持ちにかわりはないけれど、子供にしてみればどちらでも、うまく伝わらないことが多い。
    罪を犯した少年の審判前の補導委託をすることになった父子のわだかまりのある日常が、住み込むことになった少年の父子の崩れかけた関係を知ることによって解きほぐされていく。
    登場人物がみな善良な人々で、雨降って地固まるの言葉のように話が落ち着き、安心感はあるけれど、少しばかり物足りない感じもあった。読みながら「慈雨」や「あしたの君へ」を思い起こした。

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    2025年07月31日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    ネタバレ

    全体:3.4
    佐方スピンオフ:4.3

    全て佐方シリーズのスピンオフだと思って読んでしまいました。

    佐方のスピンオフは最高でした。

    嘘の先には嘘しかない。
    本人だけは自分が嘘を吐いていると分かっている。

    という言葉は心に刺さりました。

    他の作品もつまらなくはないです、





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    2025年07月28日
  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

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    ネタバレ

    蟻の菜園(アントガーデン)は、南米の蟻と植物の「共依存」の関係のことで、自分が存在するために相手の存在を必要とする事象。幼い頃に壮絶な体験をした姉妹の関係を暗示する。
    「一見、助け合っているように見えるが、実はそうじゃない。共倒れの坂を転がり落ちているだけだ」

    奇数章の現代(2010年頃)と偶数章の過去(昭和54年)の話が交互に展開されるが、過去に起きた過酷な虐待の描写がきつくて読み進めるのが苦しかった。読書で同じ時間を使うなら、辛い架空の話を追体験するよりも心温まる話が良い。

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    2025年07月23日
  • 月下のサクラ

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    ネタバレ

    公安やら本部長やら、こんなに悪党が蔓延るかっていうレベルの、現実離れした悪さ…
    なので、そこまで感情移入はできなかったですかね。
    今後の泉の活躍に期待。

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    2025年07月22日
  • 朽ちないサクラ

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    複雑な裏が明らかになっていくところは面白かった。
    心理描写はさほど深くなかった。
    ドラマっぽい展開に感じた。
    続編があるそうなので、ストーリーの発展に期待したい

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    2025年07月22日
  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

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    終始重い話だった…
    子供が虐待を受けてしまうのは、やっぱり許せない。
    親も人間なのでイライラもするし、怒鳴ってしまうこともある。
    それは理解できる。
    でも言葉は悪いが親の都合で子供を作っておきながら、過剰な体罰若しくはネグレクトなんて本当に許せない!

    内容的には、⭐️4つけたいとこだったけど、なぜ最後に妹はパチンコにハマってしまったのか…
    辛い幼少期を耐え、お金持ちの旦那さんと結婚もできたのに…。残念すぎるオチ
    ただただお姉ちゃんが可哀想だ…

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    2025年07月20日
  • 月下のサクラ

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    真相には辿り着くが、正義・正解とは何か?を問い続ける作品。スリリングな展開と主人公の芯のある言動が特徴的だが、第一作と比較すると事件は深いが横幅が無いのが少し物足りない。

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    2025年07月14日
  • パレートの誤算

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    安定の内容。

    他の作品もそうだがとても女性作家が書いた作品とは思えない。

    刑事物をこんな描写で書ける女性作家がいるとは改めて驚き。

    神永学の『山猫シリーズ』のような展開で読んでて飽きがこないし、続きが知りたくなる。

    他の作品も読んでいこう。

    ※直木賞が取れれば良いな!

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    2025年07月11日
  • ミカエルの鼓動

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    西條は素晴らしい医者だというのが素直な感想。
    真木の「先のことはそのとき考えればいい、いまは目の前にあることをするだけだ。」というセリフに心が響いた。

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    2025年07月06日
  • 風に立つ

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    17歳の春斗がやけに幼く描かれているように感じられて違和感。話が収まるべきところに向かっていくのが見通せるので、安心して読める とも言える。けど私にはつまらなかった。

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    2025年07月05日
  • あしたの君へ

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    家裁調査官補の大地は、二年間の研修の中で様々な事情を抱える人たちと面会をする。当初は事案の表層しか捉えることができず、この仕事を続けるべきかと葛藤するが、「悩みを抱える人たちの力になりたい」と真摯に向き合う中で成長していく。

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    2025年07月05日
  • 最後の証人

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    前半はよくある設定の事件で新鮮味はないが、
    後半は捻りをきかせていた。
    証人頼みの勝訴だったので物足りかった。

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    2025年07月03日
  • 凶犬の眼

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    あっという間に読み終えた。
    日岡がガミさんをこえていく…
    シリーズ3はどうなるんだろう。

    そして国光はさいごまでかっこいい。
    面白かった。

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    2025年06月23日
  • 朽ちないサクラ

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    複数の点が線となるが、その線が最後まで届かないようなストーリー。本編完結ではあるが、続編も気になるような締め方。

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    2025年06月22日
  • 最後の証人

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     殺人事件の裁判を扱った小説作品。本質的にはミステリの部類。

     構成の妙が光る良作だが、目の肥えた人には先の展開が読めてしまうかも。

     娯楽の序でに法律関係の知識や雑学を需めて手に取ってみたが、余りその辺りの精しい掘り下げは無い。逆に言うと小難しい法律の話は粗無いので予備知識も必要無い。テーマ自体は重たいが。

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    2025年06月19日