柚月裕子のレビュー一覧

  • 風に立つ

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    伊吹有喜さんの「雲を紡ぐ」を
    何となく思い出しながら読んでいました。
    ちょっと迷子になっちゃった高校生が
    物作りを通して自分と出会う、的な?

    彼を迎え入れる前から
    血縁じゃない家族同然の人が出入りする環境だから
    上手くいったんじゃないかな、とか、
    リアルではもっといろいろあるよね、とか
    思うところもなくはないが、
    納得の出来る読後感でした。

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    2026年02月14日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    柚月さんの短編集、1作が短く、通勤読書にはぴったりでした。
    佐方シリーズの増田事務官の話もあって、久しぶりに佐方さんに会えました。来月には新作が出るようで楽しみ。

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    2026年02月14日
  • 臨床真理

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    プロローグの臨場感、展開のスピード感など一気読み。これがデビュー作なんだと驚いた。後半の過激な描写は彼の行動や性癖を表現するためには必要なんだろうけど不快に感じた。
    【2026.02】

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    2026年02月12日
  • 盤上の向日葵(下)

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    ネタバレ

    批判とかではなく、内容がとても濃いだけに最後の自分の「...え?」と出てしまった声があまりにも間抜けだった。
    納得できるまでに少し時間を要した。

    何よりも命よりも大事なものを失くしてしまう瞬間の絶望はいかほどか。
    桂介はずっとずっと何も持っていない頃から奪われ続けた人生で、自分で何もかも手に入れることができるようになっても奪われ続け、どうにか救われて欲しい気持ちで読み進めていった。
    幼い頃の母親の記憶と大切な駒だけが桂介の命を灯す理由だった。ずっと痛かった。
    「世の中金だ」と本当に思うけど、それは人間として生きていくための話で、真の意味で命を灯すという意味では金だけではどうにもならない事も本

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    2026年02月09日
  • 盤上の向日葵(下)

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    切なく、悲しい物語でした。
    その後までは描かれていませんが、ただただ、主人公には幸せになってほしいと感じます。

    (将棋の描写が文章では理解できず…棋譜があるとより楽しめそうだと思いました。)

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    2026年02月08日
  • 慈雨

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    テーマは後悔。設定は定年退職後の警察官が昔の冤罪事件について自責の念に駆られ、お寺参りをするのと同時に昔の冤罪事件の真相に繋がる新しい事件を解決するお話。

    設定が陳腐だと思ってしまった。

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    2026年02月07日
  • 臨床真理

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    ネタバレ

    柚木裕子マイブームでやっぱりデビュー作を読んでみよう!で読んだけど、、、うーん。まぁまぁ。最後はまさかの裏切り者。でも誰か裏切り者がいるんだろうなぁ感はずっとあったし、、、司の暴れっぷりは許されるもんではないしなぁ。とか思ってしまった。

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    2026年01月25日
  • 月下のサクラ

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    朽ちないサクラの続編
    先に読んだ人の感想で2時間サスペンスみたい
    と聞いていましたが
    ホントそんな感じ

    さすがの展開力で読み進めやすい

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    2026年01月22日
  • 朽ちないサクラ

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    公安の実態はよく分からないが、本当にあり得る話ならかなり怖い。

    後半、犯人がわかるシーンの疾走感は良かったが、その後の展開が物足りなさを感じる。
    続編で回収かな。

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    2026年01月20日
  • あしたの君へ

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    家庭裁判所調査官が出くわした4つの事例とひとつのエピソードの話。主人公のような人がいることで迷える方々をよい方向へ導く裁判ができるんだろうね。なぜそのような行動に走るのか、なぜ、別れたがるのか、深く探らないと人を導けないよね。

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    2026年01月19日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    ネタバレ

    まず表題作でガツンとやられた。これが一番好きかな。
    それぞれの作品がバラエティー豊かで、前の作品の余韻が残って次の作品、しばらく混乱する…という状況が続いた。どれも知識も得られて様々な面白いが続いた。

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    2026年01月17日
  • 猫が見ていた

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    錚々たる作家さんたちによる猫にまつわる物語の短編集。怖い話、心温まる話、悲しい話、色位ありましたが、私は加納朋子さんの作品が特に面白かったです。

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    2026年01月17日
  • 風に立つ

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    罪を犯してしまった少年が、周りの人たちの力を借りながら再生していく姿、人の持っている力ってすごいなと思う。
    今までの柚月先生の書く話と違うな、と思いながら読んでいたが、父の抱えてきた苦しみを少しずつ見え隠れしながら進めていく話の展開はさすがです。
    あっという間に読み切りました。

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    2026年01月12日
  • 合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明

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    ドラマで見たので、1を読んだと勘違いしてました。
    結果、1を読んでないまま読み進めましたが、特に問題ありませんでした。
    3つのお話で構成されており、いずれも独立した話です。
    ややこしいことは助手の喜山氏が片付けてくれますので、スピーディーに話は進みますので、あっという間に読めてしまうと思います。
    物足りなさを感じる人がいらっしゃるのでは?と思う作品です。

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    2026年01月09日
  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

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    50代の男性が車中で亡くなった。警察の捜査が始まり、付き合っていた介護士の女性の冬香が結婚詐欺師として逮捕された。さらに同じ婚活サイトで知り合った男性たちが、過去にも何人か不審な死を遂げていたのだ。

    冬香は、本当に殺人を犯したのか。

    世間を騒がせていた事件、フリーのルポライターの由美は、彼女はどういう人間なのだろうかと関心を持ち、彼女について調べて行く。彼女の過去はなかなか困難を極め、どういった人生を送ってきたかの情報が少なく、個人情報保護法のもとで取材も困難を極める。しかし、徐々に冬香の子供の頃の生活が明らかになるにつれて、やるせない気持ちになった。

    冬香は決して小説に中だけに存在する

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    2026年01月06日
  • 猫が見ていた

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    タイトルのとおり、猫にまつわるアンソロジー。

    加納朋子先生の「三べんまわってニャンと鳴く」が特にお気に入りでした。希薄な人間関係を望むソシャゲにはまった男性のお話。
    心がぎゅっとなって少し泣いた。

    悲しみのなかにほのかな温かさのある柚月裕子先生の「泣く猫」も好きでした。

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    2026年01月05日
  • 盤上の向日葵(下)

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    ネタバレ

    反社とかが出てくるドロドロ系の話はあまり好きじゃないのでもっと違う展開を期待してたかなー。しかも親の関係が気持ち悪すぎる。そして捕まるようなことはしない人であってほしかった。唐沢さんへの恩はもっとないのか?唐沢さんとの時間で尺使った割に何だったのか…とか、もっも大どんでん返しみたいなものを期待してた。あと将棋のところは全然わからんかった。石破刑事と佐野刑事は良かったけど、うーんもっかい読みたいとは思わないかもなー。

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    2026年01月04日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    謎解きやミステリーとまではいかないが、
    何も考えずにストーリーを楽しめる作品でした。
    テンポがよく読みやすいです。

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    2026年01月04日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    最後の証人佐方検事シリーズのスピンオフがあるのを知り読んでみた。短編でサクサク読めるがちょっと思っていたものとは違った。短編をあまり書かれないようですが他の作品も探してみようと思います。

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    2025年12月28日
  • ウツボカズラの甘い息

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    ネタバレ

    一年半ぶりに柚月裕子作品を読んだ。
    タイトルが示唆する通りの内容。

    主婦高村文絵を嵌めようとしているサングラスの女は誰か? を神奈川県警の刑事が地道な捜査で追い詰める。

    文絵の実際の家族構成が小説中の描写と違う、ということが判明した時点で、読者は激しく動揺させられる。文絵は嵌められたのか、それとも全ては文絵の妄想なのか、と世界がチラチラ反転する。

    犯人がやったような綱渡気味の二重三重のなりすましが本当に実行可能なのかは疑問だけど、ミステリーとしては十分に楽しめた。


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    2025年12月24日