柚月裕子のレビュー一覧

  • 誓いの証言

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    面白かった!
    不同意性行等罪で訴えられ、無実を主張する知人の弁護をすることになった佐方弁護士。

    ここまで調べてくれるのかー!

    万が一この先誰かに訴えられることがあったら、佐方弁護士に依頼したい!と思うほど感動!

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    2026年08月16日
  • 風に立つ

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    はー
    良かった……

    じわじわとくるこの「良かった」感(笑)

    やっぱりこの作者、無駄が無くて真っ直ぐでわかりやすい。

    相当、下調べもなさってるんだろう。

    子どもを幸せにしてあげたい、幸せな人生を送って欲しい、と思うのは親なら誰もが持つ感情で。

    そのための道筋ってのは、やっぱり本人の意思を一番大切にしてあげたい。

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    2026年08月15日
  • 盤上の向日葵(上)

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    全体の感想は下巻の方に書いたけど、上巻を読み終えたときは……

    早く、下巻読ませろ!!となった。手元にあってすぐ続きが読めてよかった。

    70代のは母に勧められて読み始めた。母も私も将棋はほとんど分からないが、とても気に入った。

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    2026年08月14日
  • 盤上の向日葵(下)

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    上下巻合わせての、感想!

    将棋のことは駒の動かし方くらいしか知らないけど、めちゃくちゃ楽しめた。気になって一気読みしちゃう系!

    作中の石破警部補くらい将棋の知識がないけど、大丈夫だった(笑) もしかして将棋が分かる人が読めば、もっと対局のシーンが熱いのかもしれない……。

    ミステリーっていうよりも、人間模様に重きが置かれているのかな。ハウダニットやフーダニットよりも圧倒的にホワイダニットが重視されていると感じた。主要な登場人物の人生が、かなり詳細に描かれていて、人間ドラマとして良かった。

    時代背景が少し古いので、昭和〜平成の空気感に浸りたい人にもオススメできる。これぞ昭和の男!といえる価

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    2026年08月14日
  • 誓いの証言

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    直接語られることはなかったけれど佐方弁護士の真の強さ、真面目に取り組む姿勢、そしてやさしさが感じられる一冊でした。
    被害者、被告人、その周りの人、それぞれ想いがあるのはどの時代も一緒。だからこそ、この先も佐方弁護士のようにコツコツとそれぞれの仕事に取り組んでくれる人間を大切にしたい。

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    2026年08月11日
  • 誓いの証言

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    好きな作家の1人ではあるが、その作家の中でも久しぶりに良かった。
    よく練られている。一筋縄ではいかない内容結果。後半一気に読み進めたくなった。

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    2026年08月09日
  • 教誨

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    背景を知るにつれ死刑囚となった響子が虐げられた状態が酷い事件に繋がる。救いを乞えなかった生活。洗脳とも言える家庭内の育児。誰もが一歩間違えたら、そんな状況に,陥ってしまうかもしれないと言う危うさがある。真実と事実が反転するラストに涙がおちました。

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    2026年08月09日
  • ミカエルの鼓動

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    大学病院で手術支援ロボット「ミカエル」を推進する心臓外科医・西條。その前に、圧倒的な技術を持つ天才外科医・真木が現れる。難病の少年の治療をめぐり、異なる信念を持つ二人の医師が対峙する。

    前半は院内の出世争いが色濃く、正直、西條にもあまり魅力を感じなかった。しかし読み進めるほど、その印象は変わっていく。人間の限界を越え、より多くの患者を救う――西條がミカエルに託した理念は決して間違っていない。そして彼は、大勢を救うために目の前の一人を切り捨てるような医師でもなかった。

    ミカエルをめぐる謎を追う個性的なフリーライターもいい仕事をしている。病院の外から真相に迫ることで、医療ドラマにサスペンスとし

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    2026年08月09日
  • 風に立つ

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    父と息子。近いからこそ分からない事がある。

    親が元気なうちに、色んな話をしっかりしようと思います。

    この本を貸してくれたのは、自分の父です。
    どんな思いで貸してくれたのだろう。
    親と子、これからもいい関係でいたいと思いました。

    とても心に残る1冊となりました。


    (工房の名前の意味に気づいた時、ぐっときました。)

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    2026年08月08日
  • 誓いの証言

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     「最後の証人」「検事の本懐」「検事の死命」「検事の信義」に続く「誓いの証言」は、佐方貞人シリーズ第5弾です。
     私が柚月裕子さんの作品をよく読むようになったきっかけは、今思えばこの佐方貞人シリーズのおかげだったかもしれません。
     検事から弁護士へ転身した佐方貞人は、「罪はまっとうに裁かれるべき」を信条とする、一本筋の通った人物です。
     佐方は、事実と真実は異なるものだと考えています。目に見える事実だけではなく、事件の背景や動機までを含めた真実を追い求めなければ、本当の意味で事件は解決したことにならない、そんな信念に基づいて行動します。
     そして、その真実が明らかになることで、加害者にも被害者

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    2026年08月02日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    震災直後という極限状態の中で、逃げる青年と追う刑事、それぞれの苦しみや葛藤が丁寧に描かれていて胸が苦しくなった。
    過酷な運命に翻弄されながらも、生きるために前へ進もうとする姿が心に残る、重厚で切ない物語だった。

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    2026年08月01日
  • 検事の本懐

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    静かに熱い物語。
    本作を一言で表すとこれに尽きると思う。

    検察官佐方の造形がなんとも素晴らしい。男たるもの「かくありたいもの」だと憧れる。ここに描かれている五篇の短編はどれも素晴らしいが「罪を押す」と「本懐を知る」の二つが特に心に残った。両編とも陳腐な言い方ではあるが、ヒューマニティーあふれる物語にしあがっている。

    本作は検察官佐方シリーズの第二巻らしい。本作では主人公佐方の成長過程や出生にまつわるエピソードも描かれていて、佐方という人間を理解することができる造りになっている、本作を読むことでシリーズ全体をより深く理解できる役割が与えられているのかもしれない。

    第一作も読みたいし、続編も

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    2026年07月28日
  • 教誨

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    周りに人がいないから孤独なのではなく、いるのに誰も受け入れてくれない理解してくれないからこその孤独感や閉塞感が苦しかった。
    しんどいけど読んで良かった。いろいろなことを考えるきっかけになった。

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    2026年07月27日
  • 風に立つ

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    舞台が岩手と宮城、南部鉄器職人、宮沢賢治の作品がキーポイントになっていたりと好きな物が沢山出てくるストーリーでした。補導委託の引き受けという重いテーマですが、真剣に取り組むことで周りの人間関係も良い方に向いていくなんて怪我の巧妙でした。相手の立場に立って考えてあげることの難しさを知りました。

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    2026年07月26日
  • 誓いの証言

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    ネタバレ

    柚月さん作品のファンですが、佐方シリーズは別格。今回も痺れました。ストーリー展開は勿論のこと、最後、ちょっと締めで無理出るかなぁ、と思ってた点も、文子さんの事故で急展開。最後に何故久保だけ、他に許せないヤツいただろうと思ったところに勝也の真実。最後はまるで詰将棋でしたね。佐方シリーズは「贖罪」が根底のテーマにある気がします。小坂女史がいい味出してる。次の作品も多いに期待してます。

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    2026年07月26日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    真柴の生まれが不幸だったのだろうか。その境遇に追い込まれたのは真柴の責任なのだろうか。生まれてから死ぬまで幸せいっぱいの人生を送る人はいるだろうし、どう頑張っても一般的に不幸な人生を送る者もいる。真柴は後者の方だ。真柴の力が及ばないところで転げ落ちていく。あちこちの不幸を不幸で転がしていくような、そんな救いのない物語だった。そんな無慈悲な世界を読んで、自分はそこそこ幸せなのかと感じるか、一寸先は不幸の波に飲み込まれるのか、読者ごとの読後感がありそうだ。

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    2026年07月21日
  • 最後の証人

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    あの一文を読むまで、見事にミスリードされた。どこか文章を飛ばしてしまったんじゃないか、登場人物を誤認してしまったんじゃないかと、前のページを遡ったりもした。

    物語としてはそこまで長くなく、全体的にコンパクトだが読み応えは十分。

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    2026年07月15日
  • 最後の証人

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    私ってホントに理想的な読者よなーって自分で思う。ミステリーやサスペンス、面白いように騙されるもん毎回。漫然と読んでて特に謎解きとかに力入れないってのもあるけど、えーーっ⁈って毎度著者の意図通りに騙されて楽しい。それで中盤までは被害者と被告人とだけ法廷で…男性作家が書いてるようなピシッとしたところと女性作家的なウェットな部分とのバランス感も好き。あとがきで今野敏が言うように、男っぽい中年男性を描くのが上手い女流作家。あんなシブくてしつこくて熱さと冷静さを兼ね備えた、頭の回る仕事のできる男に若造のねーちゃんがかなうわけない。顔洗って出直してこい!って感じだけど、彼女の家庭の事情もいろいろあり思い詰

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    2026年07月14日
  • 孤狼の血

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    あれよあれよと読み進める手が止まらなくなった。一部に消化不良を感じる部分もないではないが、単なる勧善懲悪の小説ではないところを鑑みればそれもまた可なり、である。

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    2026年07月11日
  • パレートの誤算

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    最初から最後までだれることなくずっと面白かった。パレートの誤算というタイトル命名が秀逸すぎる。最後の最後で伏線回収。そこそこ厚い本だが読書に馴染みがない方でもサラッと読めてしまいそうな疾走感を感じるストーリーだった。

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    2026年07月04日