柚月裕子のレビュー一覧

  • 逃亡者は北へ向かう

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    読書備忘録999号。オーメンの逆。笑
    ★★★★★。

    やっと回ってきました。
    長かったぁ。1年弱掛かったぁ。
    そして、さすが柚月さん!
    昔懐かしい火曜サスペンス劇場を観ているようにのめり込みましたわ。
    ただ、舞台が2011.3.11の東北。
    読むのが辛い方が多いのでは思いました。
    (だから回ってくるのが遅くても我慢した!)

    さてさて早速面白味のない備忘録を!

    プロローグ。
    岩手県宮前市のとある小学校の体育館。
    男性と警官の2人を殺害し、大人15人と5歳男児を人質にとり立て籠もっている重要指名手配犯、真柴亮22歳。
    それを狙うSATのスナイパー。
    この距離では絶対に外さない。
    そして動きがあ

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    2026年06月14日
  • 最後の証人

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    2026.06.13

    自分の予想が外れて見事に騙された。
    ああ、そっちだったのか、と膝を打った。

    作者が誘導したストーリーにまんまと乗せられた。

    誰かに勧めたくなる一作。

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    2026年06月13日
  • 誓いの証言

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    ネタバレ

    佐方さんはいい人だなぁ
    被害者 加害者という見方でわなく
    どっち側の見方もきちんとした考え方をできる人
    最後の 「申し訳ありません」は この人もいろんなこと抱えていたのかぁと 苦しくなった

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    2026年06月13日
  • 盤上の向日葵(下)

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    上巻を読み終わった時に死者と遺棄者の予想は付いたが内容は凄い。巻末の羽生元名人の解説も味わい深かった。

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    2026年06月11日
  • 教誨

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    ネタバレ

    いつものことながら、感情移入しすぎて、余韻がつらい。
    主人公が幼い我が子、またもう1人の幼い子をなぜ殺してしまったのか。最後の言葉、約束は守ったよ。その約束とはなんなのか。知りたくて、読み続けた。もしかして、約束を守らなくて、全てを話していたら、違う刑だってあったかもしれない。
    でも約束守りたかったんだよね。
    母に褒めてほしくて。今までいじめられつづけた人生だったから。自分が死刑になろうとも約束を守った。その気持ちがかなしすぎる。
    しばらく頭から離れなかった。

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    2026年06月14日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    ネタバレ

    些細な自分の決断が悪い方へ悪い方へと転がっていく真柴亮。津波被害に見舞われた直後の東北で連続殺人を犯しまだ見たことのない父からの手紙を受けてた亮は父に会うため、北へ北へ逃亡劇の途中、津波によって行方不明中の男児直人と出会う。一人で行動したい亮だったが直人が離れようとしないため一緒に行動するようになる。最後、避難所になっていた体育館に立て籠り24時間の交渉の末SATにより亮が射殺され事件が終わった。立て籠り時、父の最後の手紙を警察から受け取り、何度も読み返した亮は自分の将来について考える力になっていく場面は感動もの。

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    2026年06月09日
  • 盤上の向日葵(上)

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    埼玉県の山中で白骨の遺体が名駒・初代 菊水月作 錦旗島黄楊根杢盛上げ駒(しょだいきくすいげつさくきんきしまつげねもくもりあげごま)とともに見つかった。埼玉県警の2人の刑事が名駒の来歴を追う。なぜ遺体は名駒を抱いていたのか?

    文庫本では上下巻になっており、上巻では2人の刑事が名駒の来歴を追うのがメインのストーリーライン。もう一つのストーリーラインではタイトル戦が行われており、そのタイトルに挑戦している異色の経歴の棋士 上条桂介にもスポットが当たる。

    この上条桂介の子供時代からの話が展開されるがひたすら不憫で可哀想でした。一方で刑事たちが駒の来歴を追う旅はなんとも面白い。辛いと面白いが交互に来

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    2026年06月07日
  • 教誨

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    ネタバレ

    死刑囚の最後はこうやって死んでいくのかと初めて知った。真相を知った時そのりゆうになっとくできなかった。

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    2026年06月01日
  • 風に立つ

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    心温まる話だった。
    相手を想う心があっても、
    相手にちゃんと伝えないと、
    すれちがい上手くいかない、
    そんなことを思いました。

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    2026年05月31日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    わたしが読み始めた時点で評価が3.25…なぜ!?
    短編もさすがの柚月裕子でおもしろかった。佐方シリーズが大好きなので、それを読みたくて手に取った。
    時代背景はバラバラながら、どの作品も綺麗に伏線回収していて、一石投じるようなエピソードも含まれ、読み応えたっぷりなショートショートでした。

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    2026年05月29日
  • 孤狼の血

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    人の名前が覚えられないので、途中から誰が誰か分からなくなって、自分の中で整理したくて初めて途中で解説を読んだw
    オススメしてくれた友達に、誰がどこの組か分からないし、相関図が2人ずつで下っ端の名前がないから困ったと相談したら、意外と大丈夫だから気にせず読み進めよと言われ…案外なんとかなった。
    そんな状況のくせに、意外過ぎる展開に涙し、最後まで夢中で読んでしまった。

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    2026年05月26日
  • 凶犬の眼

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    孤狼の血ではヤクザもの苦手とか言っておきながら、暴虎の牙でじわじわハマり、一気に凶犬の眼もよみおわった。今はガミさんと日岡にどハマりしました。続編を読みたい。

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    2026年05月25日
  • 誓いの証言

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    中盤くらいで誰もが動機と真相に気づくはず。それでもラストまでどんどん引き込まれる。最終的には誰も悪人ではないのではと思うほど色んな人に感情移入してしまった。

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    2026年05月25日
  • 教誨

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    教誨の意味やどういう本かが、よくわからないまま手に取り、読み終えた。

    あの、秋田で約二十年前に起きた我が子を含めて殺人を犯した母親をモチーフにした作品。

    殺人事件が起こると、表面的な犯行の原因や簡単な構図を追い、それが自分には当てはまらないことを確認して、あとは週刊誌ネタを少し眺めて、興味関心が薄れて忘れてしまう…という繰り返しのように思う。
    そして、自分には関係ない事件と考える。

    もちろん、自分には関係はないのだが、でも、読後には、人の心理や行動ってそんなに簡単なものではないし、自分もそこに生まれたら関係者や加害者被害者になっていたかもしれないという想像力が働く。

    また、一つの事件が

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    2026年05月24日
  • 教誨

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    極刑に処される直前、被告が最期に遺した言葉は誰に向けて放たれていたのか、を探っていくミステリー。
    事実は変わらないのに真実の解像度が高まっていく毎に胸が詰まっていく。
    作者が「最も苦しんで何度もペンが止まりながら書いた」とする、罪と業、咎と救済(あえて言う)の物語。

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    2026年05月23日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    東日本大震災がきっかけで罪を重ねてしまうが目的を果たすために北へ向かう青年の話。タイトルが内容をそのまま表している。最近読んだ本の中では一番面白かった。
    東日本大震災直後はこれから先どうなるのかも分からない混乱が長く続いたので、警察の人手も少なく捜査の手が伸びにくいなど犯罪者にとって利点がある状況を活かして逃げる青年。とにかく運が無く事件に巻き込まれて罪を重ねるので青年に感情移入してしまう(もちろん罪を償う必要はあるが)。
    青年を追う刑事も震災の被害者で家庭内不和があり、どちらも応援したくなった。
    青年が子供と共に立ち寄った集落の避難所に警察の捜査が入った際、子供が青年にとても懐いていた、とい

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    2026年05月22日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    まず、過去読んだ中でもトップクラスに面白かった。ずっと手元に置いておきたい1冊。

    東日本大震災直後の殺人事件。作品名のごとく犯人は逃げるのだが、その背景や思いが交錯していく。
    「死」「命」と漢字で書いてしまえば同じに感じるが、人それぞれが体験する「死」や感じる「命」にはもちろん違いがある。それが震災によるものか殺人によるものか、病気によるものか。生きていてほしい、死んでほしくないと願うなか、それが叶わないことがあるのも現実。
    多くの犠牲者を出した東日本大震災を風化させないためにもまた読みたい1冊。

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    2026年05月22日
  • ウツボカズラの甘い息

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    ネタバレ

    テレビかなにかで見たことがあるこの植物のことをウツボカズラというのか。真犯人はまさにウツボカズラ。一回入り込んでしまうと抜け出せない。死人を名乗り、言葉巧みに人の弱みにつけこむ。題名がストーリーにかなりマッチしている。"甘い息"という表現が個人的に好き。人におすすめしたくなった。

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    2026年05月18日
  • 慈雨

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    静かな展開の中、登場人物像がしっかりと描かれており、主人公と現役刑事に感情移入して読み終えた。周りで支える家族の存在も控えめながら印象的に描かれていた。慈雨というタイトルも素晴らしいと感じた。

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    2026年05月18日
  • 慈雨

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    定年退職した刑事が、ある想いから四国の霊場巡りをすることになったが、妻も一緒に付いて行くことになった。旅先で知った少女誘拐事件から、更に深い苦悩の旅になって行く。後輩の若手に事件の経過を依頼することで、更に苦悩の旅になって行く。16年前の事件に酷似しているのが原因のようだが、明かされるのが後半ということで、ここまでモヤモヤが続いてしまう。
    また、もう一つの秘密が徐々に明かされていく。娘と交際する後輩の刑事を認めたく無い主人公。大切な娘の出生にもドラマがあった。
    霊場巡りも後半に入り、出会った人々から事件のヒントを貰い、解決への道すじが見えてきた頃から展開が急ピッチに進んでくる。
    最近の事件は解

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    2026年05月16日