柚月裕子のレビュー一覧

  • ミカエルの鼓動

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    医療ミステリーで、500ページを超える作品ですが、一気に読みました。

    柚木裕子さんの小説は時間を忘れて読んでしまいます。

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    2025年12月18日
  • 風に立つ

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    ネタバレ

    あんなに距離を置いてた悟が、最終的に委託補導を引き受けるというのは、父親である孝雄もさぞかし驚きを隠せず、喜んだことだろうなと。
    後半春斗がいなくなったり、どうなるかと思ったけど、ホッコリする物語でした。

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    2025年12月18日
  • 暴虎の牙 上

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     今作はがみさんと愚連隊のリーダー格が話の中心でした。がみさんのパナマ帽はどのように手に入ったのかなども乗っております。今までの警察主体の話から、がみさんという個人と愚連隊に焦点を当てたような上巻。下巻も楽しみです。

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    2025年12月17日
  • 盤上の向日葵(上)

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    数年前、この本が話題になった時

    読んでみたいな・・・とは思いつつ

    将棋の話だと知って

    将棋って、あまり興味ないなぁ・・・

    なんて思った記憶があります



    そして、今年、映画化されまして

    (坂口健太郎さん、渡辺謙さん、らが出演)



    またまた話題になっていたので

    今度こそ!と読んでみました



    山中で発見された白骨死体

    一緒に埋められていた、希少で高級な将棋の駒を手掛かりに

    犯人を捜す刑事たち



    そして若き棋士の光と闇・・・

    過酷な人生と人間ドラマが描かれています



    松本清張の「砂の器」を彷彿とさせる物語で

    心揺さぶられ、涙し、最後には深いため息がもれ

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    2025年12月15日
  • 盤上の向日葵(上)

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    ネタバレ

    時間泥棒で夜寝かしてくれません。
    注意してください!

    単純に読みやすすぎます。
    2つの話が並行して進むのにどっちも面白くて面白くて、、、、
    詰んでます。

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    2025年12月15日
  • 凶犬の眼

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     広島弁が素敵。そして、やくざと警察、仁義と正義の第二作目。今作も実に熱く人間性が絡み合う。男たちの暑苦しさや、人情。そして、裏でうごめく様々な思想。三部作なので、次回作もとても気になります。

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    2025年12月13日
  • 教誨

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    響ちゃんはただ幸せになりたかっただけなのに、なにかボタンの掛け違いでずっと辛く苦しい人生だった
    どこでたたせばよかったのかな
    一生わからないかもしれないけど、考えて思うことが供養することに繋がるのではないか
    私も数日間は響ちゃんの人生に思いを馳せてしまう気がする、、、

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    2025年12月12日
  • ミカエルの鼓動

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    エンディング、凄く感動しました。私もサラリーマン人生、残りの時間が見えてきた。子育ても今年で終わる。サラリーマン人生の終焉、踏み出して、頑張るぞ!

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    2025年12月11日
  • 孤狼の血

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     やくざ、悪徳刑事、広島弁。とツボに入る要素多めの話。
     物語自体も無骨な刑事物で、先の展開がとても気になる内容。ヒューマンドラマとしても面白く三部作とも買うことを決意。素晴らしい作品でした。

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    2025年12月08日
  • 風に立つ

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    自分の視点、親からの視点、他者からの視点、色々な見方がある世界を感じさせていただきました。豊かになりました。

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    2025年12月07日
  • 孤狼の血

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    義理と人情。
    こんな時代だからこそ、自分が信じられる道を歩いていきたいと思って生きています。
    精神的にも肉体的にもタフで、妥協しない大上さんから学ぶものがあったと思います。

    日記の墨塗り部分の謎が解けたときは、鳥肌が立ちました。

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    2025年12月06日
  • 慈雨

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    「人の命と正義を遂行する」
    元刑事、神場は子供の頃、虐めを見て見ぬふりなど
    弱い人間と回想。それは16年前にも
    しかし再び同じような事件が!
    退職している神場には、状況報告を聞くしか無い
    しかし不幸を繰り返して欲しくない一心に!
    その裏には、妻や娘、そして同僚や部下
    そして先輩の娘。
    感動のヒューマンドラマ。辛く、優しく泣けてしまう。

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    2025年12月03日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    ただ切ない。

    震災の中で起きた2件の殺人事件

    プロローグで結果を見せている為
    凶悪犯の立てこもり事件を勝手に連想させられるが、
    最後まで立てこもり犯への同情ばかりが浮かんでしまう。
    何故殺人を犯してしまったのか、
    何故逃亡し続けてしまうのか。
    動機を探る傑作長編。

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    2025年12月02日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    どこまで遡れば今と違った人生が歩めたんだろうか。どこか一つだけでも違ったら、こんなことにはならなかったのに。
    きっと誰にでもある話。
    3.11を舞台とした悲しい悲しいお話。

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    2025年12月01日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    ネタバレ

    全体的に重く悲しいけれど、少し希望が見えるラストでよかった。
    サスペンスだけど、震災時の状況もしっかりと描かれていて、大切な人を失った人・そうはならなかったけれども罪悪感に苦しめられている立場の人、の心理描写に引き込まれました。
    最後に手紙がきちんと手に渡ってよかった。

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    2025年12月01日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    東日本大震災の半月後におこった人質立て籠もり事件。
    あの日、あの時、あの場所に居なかったら、どうなっていただろう。
    誰もがふと考える事が、深く深く考えさせられる作品。
    一つの選択がドミノ倒しように連鎖していく。
    そのドミノは倒したのか、倒されたのか。

    直木賞ノミネート作品だが、私の中ではこれが
    直木賞!

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    2025年11月30日
  • パレートの誤算

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    生活保護者を支援する社会福祉課。福祉に関わる仕事でこんなにも大変そうな仕事が市役所にあるとは。
    主人公は、生活保護者に対する考えが、事件や関わる人たちによって、次第に考えが変わっていき、仕事に対して責任をもち、かっこいい。

    最終的に、事件に関与していた人物が、最後までわからず、ドキドキした話でした。

    この話のように、身近で弱者のような人を相手に悪い事が大小でも潜んでいると思うと、誰もが関わりを持ちたくないと思う。正義感がありすぎるのも良くないというのが、何か寂しい。

    自分は決して強い立場ではないが、できるだけ寄り添えるような人になりたいと思う。

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    2025年11月29日
  • 盤上の向日葵(下)

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    真剣師の殺しのジュウケイがいい。行状悪いし、決していいひとではないのだけれど魅力がある。将棋を知らなくてもサクサクと読めるいい作品。ハードボイルド?的なミステリーかな。将棋に興味なくても読んでみて。

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    2025年11月27日
  • 盤上の向日葵(上)

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    柚月裕子さんの作品は好き。なかでも盤上の向日葵はお気に入り。将棋の真剣師がかっこいいけど、下巻から。上巻は柚月さんらしい2人の刑事がいい味出してる。

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    2025年11月27日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    二名を殺害して逃走している真柴亮(22)が、時を同じくして起こった東日本大震災の避難所の体育館で人質をとって立て籠っている、そしてSATに射殺されそうになっているシーンが冒頭。そこから、なぜ真柴がそんな状況になったかが語られていく。
    真柴の暗転していく様と、随所に描かれている震災後の身内を亡くした人がそこら中にいて、それでも仕事をしたり、相手を思いやったり、行方不明者を必死で探したりする様子が追体験させられる、その二つが軸になった小説です。はっきりいって楽しいお話ではないです。でも、すごく読ませてくれます。深夜に一気読みしてしまったくらい。読み終わって眠れなくなるくらい、重たい何かを残していき

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    2025年11月26日