柚月裕子のレビュー一覧

  • 孤狼の血

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    ネタバレ

    小説の舞台は、昭和63年の広島県呉原市。
    ヤクザと警察が絡む小説

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    まず全体的に、広島弁での展開がとてもおもしろかった。
    口調は強いものの、言葉に人間味や温かさを感じられた。
    今とは違う言葉の魅力を知れた気がする。

    そして登場人物のそれぞれの個性がすごい。
    ヤクザの滝井、一之瀬、尾谷。
    個性があり情があり、魅力的だった。
    警察の大上もそうで、大上のように自分の軸があり、周りを思いやり、立場に縛られず、うまく立ち回れる存在が上司にいたら、と思う。
    私はどちらかというと日岡みたいなタイプの人間なので、大上のように自由奔放に信念を持っている人がいれば尊敬してついていくと

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    2026年05月14日
  • 凶犬の眼

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    『狐狼の血』に続き、柚月作品二作目。「狐狼の血」シリーズ第二弾。漢たちがとてつもなく熱く、そして魅力的。ストーリーテリングも抜群で幾度となく鳥肌が立った…。男(わたし)も惚れる男たちでした。エクセレント!
    早くも(もう早くもないが…笑)次作『暴虎の牙』の文庫化が待たれる!!!

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    2026年05月10日
  • 誓いの証言

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    やっぱり、佐方弁護士良いですね! 
    プロローグが、作中で判明し、ここに繋がったのかと納得、小坂頑張れ!

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    2026年05月02日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    ネタバレ

    第173回直木賞候補作!

    人生を変えるために青年は北を目指した。

    震災の混乱のなか、ふたつの殺人事件が起きた。
    逃亡する容疑者と追う刑事。
    ふたりはどこへ辿り着くのか――。

    『孤狼の血』『盤上の向日葵』『教誨』『風に立つ』の著者が東北を舞台に描く震災クライムサスペンス!

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    2026年05月02日
  • 誓いの証言

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    ネタバレ

    ふたつの物語が並行して進んでゆく。
    そして、重なり合った時に読者のひとりとして驚いた。だけど予定調和として受け止められる。さすが!左方弁護士。ずっと続けて読んでいて良かった。待ち遠しかった。
    そして迎えた公判の応酬。息も止まるほどの緊張感とともに、そしてまだ?!と思う程。
    いつまでも余韻に浸っていられる長編でした。

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    2026年05月01日
  • 誓いの証言

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    ネタバレ

    久々の弁護士佐方シリーズ。

    今回は誰もが加害者であり被害者でした。

    過去と未来が交錯して真実に辿り着いた時、とてもやるせなかったです。

    検事とは違い、捜査権のない弁護士。それでも弁護士を選んだ佐方のやり方に最後は救われました。
    やるせない中に希望が見出せた事にほっとしました。

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    2026年05月01日
  • 暴虎の牙 下

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    かつて「仁義なき戦い」という映画が人気になったが、柚月先生による令和版のリメイク小説ともいえる作品であると思った。
    それにしても、まさか、そんな結末だとは…
    主人公である沖にとって本望の結末なのかもしれない。

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    2026年04月30日
  • 最後の証人

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    面白かったー。
    刑事、法廷ものは、進むべきとこが
    決まっており私には分かりやすく良かった。
    警察の隠蔽体質は、相変わらずの風土みたいな感じですね。
    どこの世界にも要領のいい奴が存在している。
    次も読んでみたいシリーズです。

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    2026年04月27日
  • 検事の本懐

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    新人検事時代の佐方 貞人を描いたシリーズ第2巻

    法と人、両方で裁ける人間・佐方 貞人は、好きな男性キャラクターの一人として加わりました❗️

    本作では、己の信念に則って真実を追い求める姿と共に、巨大な組織の権力と陰謀の前に、憤りを感じる姿も描かれていて、とても満足度が高い作品でした❗️

    好きな話しは、『第三話 恩を返す』と『第五話 本懐を知る』で、最後は心が震える何とも言えないくらい素晴らしい作品でした❗️

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    2026年04月27日
  • 検事の死命

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    主人公は佐方貞人。
    しかしながら、ストーリー展開が事務官の増田や弁護士の井原の目線から描かれていることで、より佐方の人間性が浮き出ている。
    シリーズ一気読みしています。

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    2026年04月26日
  • ウツボカズラの甘い息

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    無駄なくテンポの良い展開。読者の想像を超えて、飽きさせない波乱の数々。楽しませていただきましたー^_^

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    2026年04月26日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    震災の只中で警官の殺害事件が発生。拳銃を奪って逃げた青年はある人に会う為逃亡を続ける。誰からも愛されなかった青年が最後に知る真実とは…。フィクションの中で震災を扱うのは難しいが、実際に身内を震災で亡くされた作者の覚悟が伝わる読み応え充分の力作!

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    2026年04月20日
  • 教誨

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    自分の子供と他人様の子供2人を殺めて死刑になった女性の遠縁にあたり死刑執行後の遺骨を引き取ることになった女性が女性死刑囚の心の裡に迫る長編の犯罪小説。
    死刑執行までの描写がリアルで同時に犯罪に至るまでの過去の凄惨な暮らしぶりや狭い田舎町での
    数々の虐めや虐待が描かれていて切ない気持ちと怖さをもって読みました。
    言葉で言い表せない複雑な読後感が残りました。

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    2026年04月19日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    猫飼い作家さんのエッセイとショートストーリー。
    可愛い猫ちゃんの写真もたくさんで、読んで眺めて癒される。好きな作家さんのエッセイが読めて猫ちゃんも可愛い。

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    2026年04月10日
  • ウツボカズラの甘い息

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    後半の警察の場面で見え方が変わり夢中で読んだ。読み直したけどやっぱりわからない。解説は読み終えてから読んでほしい。

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    2026年04月10日
  • 教誨

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    教誨師という仕事を初めて知った。
    中盤までは主人公と一緒に「真相を知りたい」という気持ちでどんどん読み進められて、最後の方はただとにかく哀しい。
    どんな犯罪も何かが違えば当事者は自分だったかもしれなくて、今穏やかに一般的に言う「普通」の暮らしが出来ているのは色んな幸運を積み重ねてきたから。当たり前じゃないよなぁと思う。
    全ての悪い事は環境が生み出すもので、人そのものはいつでもどっちにでも傾く。
    じゃあ、運悪く良くない環境にしか行けなかった人は一体どうしたらよかったんだろう…

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    2026年04月08日
  • ミカエルの鼓動

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    登場人物は全て善人でも悪人でもない。
    それぞれの考えと信念を持って生きている。
    そこに感情移入が出来る。
    作品を通して善性のある人物の信念を、功名心、プライド等が邪魔をする。
    しかし、最後には善性が勝つ。
    この魅せ方が上手い。
    良い本を読んだ。

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    2026年04月06日
  • 慈雨

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    「あの事件は、本当に冤罪ではなかったのか」——。退職後もお遍路の旅でさえ消えない神場の苦悩が、新たな事件の発生によって再び加速します。
    物語の軸となるのは、巡礼の地から指示を出す神場と、現場を走る若き刑事・緒方の師弟関係です。娘の恋人でもある緒方にとって、神場の言葉は一人の男としての「品格」に満ちており、その背中を追う姿には深い人間ドラマが宿っています。
    真実が明らかになれば警察の闇を暴くことになりかねないという極限状態。その中で、神場、緒方、鷲尾の三人が見せる信頼関係、そして彼らを支える家族の描写が、このミステリーをより気高いものに昇華させています。
    神場の父としての言葉に激しく感情移入し、

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    2026年04月04日
  • 教誨

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    些細な行き違いが不幸を生むことがある

    辛く悲しい地方田舎の
    女性3世代の話

    あまりに辛い

    地方の閉塞感、男尊女卑、格差、いじめ

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    2026年03月28日
  • 盤上の向日葵(下)

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    ラストで2本のストーリーが交わり、見事に昇華させました。
    まさに盤上に向日葵が咲いたエンディングでした。

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    2026年03月28日