柚月裕子のレビュー一覧

  • 孤狼の血

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    映画化もされているが、大上、日岡、一ノ瀬のそれぞれの距離感や終盤の話の筋が違い、別の話に感じる。小説は2回、映画は3回見たが、やはり小説の方がいい。「暴虎の牙」まで読み終えた今、改めてもう一度じっくり読みたい。

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    2026年02月27日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    とても癒されました。
    毎日の暮らしの中に共存している
    猫という生き物が、たくさんの
    作家の方々の憩いであり
    生きがいであり、無くては
    ならない存在でした。
    家の猫も保護してから3年
    猫を飼った事もない家族の中で
    その存在感の大きな事、
    角田光代さんの文章の中に
    (以前は、自分は自分はという
    感じで暮らしで辛かったところに
    猫がきて自分以外の事に心を
    持っていけるようになった事で
    楽になった)とありました。
    まさにそれです。疲れたけど
    とりあえず猫に餌をあげようと
    声をかける事で気持ちが良い
    方向に切り替えていける。
    猫って不思議な生き物です。

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    2026年02月26日
  • 凶犬の眼

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    前作の続編。
    日岡がガミさんのように成長する姿に感無量。

    日岡が言った、暴力団は所詮社会の糞、しかし同じ糞でと社会の汚物でしかない糞と堆肥になる糞もある。
    この言葉はとても印象的で、まさに暴力団を象徴する言葉だなと思った。

    次回作も早く読みたい。

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    2026年02月25日
  • パレートの誤算

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    凄く読みやすかった。
    内容は重いが役所や刑事の人らが優しい世界の人達だったので面白く読めた。

    柚木裕子作初めて読んだ作品

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    2026年02月23日
  • 盤上の向日葵(下)

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    2019年のドラマ見たので千葉雄大と竹中直人の印象が強い笑でもドラマを見てたから時系列で混乱しなかった。
    映像だと幻想的な場面が多かった気がしてたけど、文字だと将棋の場面の緊張感がすごく伝わってきた!上下巻あっという間に読めた~!
    映画化もされたけど、どうかな?

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    2026年02月21日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    痛快!読んでて気分が良い!

    とりあえずスカッとしたい時に読むのが良い作品

    勧善懲悪で、主人公がどんな方法で敵をやっつけるか。敵がどんなやられ方を見せてくれるのか。それが楽しめる人はこの小説ハマると思う。

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    2026年02月18日
  • 慈雨

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    お遍路と捜査の同時進行で過去を遡って決着させる展開はとても読み応えがあった。終盤の結末はとても感動させられたし表題の意図するところも感じられた。

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    2026年02月18日
  • ミカエルの鼓動

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    医療ロボットが軸の重厚な本だった。技術的描写や生と死、倫理観や家庭環境など多くのエッセンスと様々なものに対して葛藤する内面描写は圧巻だった。

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    2026年02月18日
  • 検事の死命

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    第2話が切なかったです。第3話4話は引き込まれました。ドラマや映画では想像できない、検事の執念、弁護士の強かさのせめぎ合いを感じました。

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    2026年02月18日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    中盤からハラハラしながら一気に読み終わった
    最後は泣きながら祈る、誰も死なないでほしい
    どうしてと思う不条理もやりきれない事も言い訳にはならない
    それでも救いを求めるのが人間であり、救われる瞬間は必ずあると思えた
    最後にこれを読んだすべの人が直人くんの未来に幸せを祈らずにはいられない
    また時間が経って読み返したい本だった

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    2026年02月16日
  • 風に立つ

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    ネタバレ

    犯罪を犯した子どものために「補導委託」なる制度があるとは知りませんでした。

    盛岡の南部鉄器工房を舞台にした16歳の万引き少年を預かります。

    構図としては弁護士の父親が子どもの将来を考えて、勉強を強い、子どものことを見ていなかったことが原因というちょっと底浅な設定に、鉄器工房内の人たちは人のいい人ばかりで、居そうだけど、ホントにいる?という人たちばかり。

    現代版人情噺というカテゴリーなんだろうけど、非行少年の救済が、工房内の親子関係の救済にもなるという二重構造になっています。

    柚月さんの文章はどこまでもなめらかで、感情の流れに不自然なところがない。軽口を叩き合う会話が洒落ています。

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    2026年02月16日
  • 検事の信義

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    最後の短編の被告人の最後の言葉は何回読んでも泣いてしまう。
    日岡が出てくるのがうれしかった。孤狼の血ファンもぜひ!

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    2026年02月15日
  • 検事の死命

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    どれも佐方のキャラクターがとても良い。シリーズ最初からぜひ読んでほしい。終わりの描写がとても好き。読み終わってすぐに次巻を買いに本屋に走った。

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    2026年02月13日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    真柴亮、直人、その父圭祐、刑事陣内康介。トラブルに巻き込まれ犯罪を犯す男。何も語らない子供。妻亡くした男。娘を亡くした男。それぞれが震災で家族を亡くしたり、住むところを亡くし、全ての登場人物が行き場の無い気持ちを抱える。切な過ぎる!

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    2026年02月12日
  • 最後の証人

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    柚月裕子作品はこれまでそこまでハマらなかったんですがこれはめちゃくちゃおもしろかった。脳汁出る。
    静かなのに騒がしいみたいな作品。
    わざわざ佐方シリーズの一作目にしたので次も読みます。

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    2026年02月12日
  • ミカエルの鼓動

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    難病の少年の治療に対する二人の名医の対立。大病院の中の派閥対立。医療器具メーカーとの癒着、そして二人の名医の生い立ちが絡み…緊迫の医療サスペンス

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    2026年02月11日
  • パレートの誤算

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    生活保護と貧困ビジネスという社会問題を正面から捉えた本作。
    同時に2:8の8は切り捨ててもいい存在なのかという問いを突きつけられた。
    ストーリーも起承転結があり、一気読みしました。

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    2026年02月11日
  • 盤上の向日葵(下)

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    下巻になってやっとこの本のタイトルの意味が腑に落ちた。ここで佳介と、東明とゴッホの生き様が重なる。3人とも周囲の誰からも理解されないし、本人も救われない。どれだけ頭が良くても、東大卒で起業家になって成功しても、絵画や将棋で天才であっても、一般の常識内では生きている感じがしない。燃え続ける情熱と闘いの人生の中で、自分が向きたい方角を向かないと生きていけない。一般の人が理解できない才能を持つ人の人生は孤独で切ない。

    最後はオープンエンドだけど、余白に希望がある終わり方でとてもよかった。佳介のプロ棋士としての人生はまだ続く、次の一手がある、って感じがする。この先どうなるのか読書による想像次第だけど

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    2026年02月11日
  • 凶犬の眼

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    ネタバレ

    「孤狼の血」の続編
    前作でガミさんを失い、郡部の駐在所に
    左遷された日岡秀一(脳内:松坂桃李)の物語

    山々に囲まれた田舎の駐在さんとなった日岡に、
    こんな怒涛の面白い展開が待っているとは!!
    正直「孤狼の血」より好きでした。

    前作からの登場人物に、
    一ノ瀬や晶子の存在にホッとし
    味方(と言っていいのか?)のはずの
    瀧井の不穏な動きに目をみはり
    監察官 嵯峨の左遷に「ざまぁw」と嘲笑する。
    脳内で映画でのキャストが縦横無尽に動き回り
    小説を読んでいるのに映画を観ているような
    変な感覚で、ページをめくる手は止まらない。

    すっかり「孤狼の血level2」が映画完全オリジナルだと失念していたので

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    2026年02月15日
  • 慈雨

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    裕月裕子さん著「慈雨」
    自分にとって約一年振りに読む著者の作品。積読本だらけの本棚の中から長年眠っていた本作にようやく手を伸ばした。

    物語は刑事物のミステリーであるのだが、それ以上にヒューマンドラマの要素が重厚な物語だった。
    主人公神場の愚直な刑事らしさと人間臭さとが混在して描かれている。
    特に妻の香代子、娘の幸知との神場の家族愛の物語展開がお見事。素晴らしかった。

    神場が退職してお遍路巡礼していく最中という背景も素晴らしかった。
    16年前に起きた事件に対しての後悔からきている物なのは最初から解っていたが、結願に向けて妻に対しても娘に対しても神場の本心が読み取れていく。
    事件と共に本心を妻

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    2026年02月10日