柚月裕子のレビュー一覧

  • 慈雨

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    神場刑事、緒方刑事、鷲尾刑事が、それぞれ違う立場で事件に向き合う姿勢に心が動かされた。奥さんと娘さんもいろいろと苦しい時期を過ごしてきたんだと思う。明日から仕事また頑張ろうと思う。

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    2025年10月19日
  • 盤上の向日葵(下)

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    ネタバレ

    下巻
    東大に入り、アルバイトをしながら勉強に励む桂介は、部活に入る余裕もなかったが、あるとき運命に導かれるように入った将棋道場で東明重慶と出逢う。
    この2人の出会いがまた、桂介の運命を大きく変えていく。
    東大を出て、外資系企業に就職し、退職してソフトウェア会社を立ち上げた桂介。年商30億を超え、地位と名声と金を手に入れた桂介だったが、その幸せは長くは続かない。
    有名になり雑誌に載った息子を訪ねて、金をせびりに来る父親。

    かたや真剣師と呼ばれ、旅打ちに出る東明についていく桂介。

    私は将棋には詳しくないが、(駒の進め方くらいしか)将棋の勝負場面のなんとも言えない緊張感は凄いと思った。
    生命を賭

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    2025年10月18日
  • 盤上の向日葵(上)

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    ネタバレ

    久しぶりに物語の世界にのめり込んでしまった。
    ネタバレあります。
    上巻冒頭
    将棋界の最高峰「竜昇戦」七番勝負の第七戦、最終戦
    現竜昇のエリート棋士、壬生6冠に挑むのは、東大出で「炎の棋士」の異名を持つ異端児、上条桂介。
    壬生6冠がタイトルを守り、残る7冠めに王手をかけるか
    奨励会に入ることなくプロ棋士になった異端児、初タイトルに挑む上条が勝つのか

    そこに、天木山山中から見つかった身元不明の白骨体が抱えていたと思われる、初代菊水月作の名駒、錦旗島黄楊根杢盛り上げ駒。
    世界に7組しか存在しない、価値は600万とも言われる銘駒を抱えて眠る、この白骨死体は誰なのか?
    なぜ、高額の名駒を抱えていたのか

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    2025年10月18日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    短編集だけど中身が濃い。さすが柚月裕子さんって感じです。野球賭博、ヤクザの賭け将棋、詐欺師、どの話もとても興味深い話しばかり。読みやすいし、面白かった。

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    2025年10月18日
  • 最後の証人

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    検事をやめて弁護士になった佐方貞人シリーズ
    弁護士になっても罪を正しく裁かせる正義は変わらず読んでいて胸が熱くなった。途中で驚きもあり一気に読めた。このシリーズ続いてくれるといいなぁ

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    2025年10月11日
  • 検事の死命

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    女子高生の玲奈が満員電車で痴漢に合う。玲奈は勇気を出し男の腕を掴み、電車から降ろす。
    男は現行犯逮捕され連行される。
    男の名は武元、地元では有名な資産家の婿養子だ。
    玲奈は補導歴があり、資産家の嫁、姑があらゆる手を尽くし凄腕弁護士である井原を雇い、主人公の佐方検事との戦いが始まる。
    先に読んだ本では検事を辞め弁護士となるが未だ、検事だった頃の佐方が正義を貫く。
    面白かった。

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    2025年10月10日
  • 最後の証人

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    検事を辞して弁護士になった佐方、部下の小坂の元にホテルで起きた殺人事件の弁護の依頼が佐方は自分に興味が惹かれない依頼は受けず、しかし、受けた依頼は必ず減刑や情状酌量と勝利に持ち込む。
    筒井検事部長は勝利に向け信頼を寄せる女性検事真生を担当に。
    事件の背景がある少年の事故死にあり、そこには警察の隠蔽が…
    親子の絆、自分の事しか考えないエゴが交差する展開に固唾を飲み読み続けました。

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    2025年10月06日
  • 孤狼の血

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    良、良、良〜〜〜〜〜!!!!!!映画がとてもすきなのに、なぜか原作は今までずっと後回しにして読んでいなかった。もうばか、ほんとうにばか、もっと早く読めよわたし。映画を観てるから物語は知っていたけれど、それでも圧倒的に面白い。構成もすばらしいというか、ただでさえ面白い物語を最高に面白いものにしている感じがする。あまりにも強烈で激しい、ヤクザあるいは警察小説。柚月裕子大先生、この作品を書いてくれてありがとう…天才…神…。
    読んでいるあいだ、数えきれないくらい映画のシーンを思い出した。原作に対してかなり忠実につくられた映画だったんだなあ、とそのたびに感じて胸が熱くなる。映画もまた観たくなっちゃった。

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    2025年10月05日
  • 教誨

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    一度読み始めたものの、作品にのれず積読してた作品。ホラー作品3作読み終えて、気分転換兼ねて読んだら止まらず一気読み。なんでこんないい本を読まずに寝かせておいたのか後悔するくらいの作品。
    作品自体も良かったし、解説もよかった。
    「子供のときから心を支配されて、自分をなくしちゃったんだ」っていうママの言葉に「そうだよね」と思う部分もあるし、「そもそも自分があったことがないんだよ」と思ったりもした。
    小さなムラの生きづらさとか、その中で軽視される尊厳とか、愛された経験がない故の判断の誤りとか…
    響子と愛理があの世で出会えて、安らかに眠れますよう願わずにはいられない。

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    2025年10月04日
  • 朽ちないサクラ

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    Aサイド Bサイド
    正義感をどう捉えるか?
    話しの流れはモヤモヤしつつ解決に?
    (途中星4つペースが)
    と思っていたが、

    やっぱり柚月ワールドにしてやられた
    月下のサクラ積読して良かった

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    2025年10月02日
  • 教誨

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    すごく苦しくて 途中でやめたくなる本でした 
    過疎地 古い慣習 イジメ…

    でも結果を…約束をみつけないと辛すぎるので読めました

    読んでよかったです 

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    2025年10月02日
  • 盤上の向日葵(下)

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     下巻最高に面白かったですね。
    下巻は将棋を知らない方には厳しいかもですが私は凄く楽しめましたし。最後のほうの展開がムネアツすぎました。
    終わり方が素敵ですね。どうしても桂介に感情移入してしまう所を守りつつしっかり終わっていく感じが私は好きでした。

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    2025年09月29日
  • 最後の証人

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    盤上の向日葵、慈雨、朽ちないサクラ、月下のサクラと読んで完全に柚月裕子さんに惹き込まれてしまう予感があり他の作者に目を向けようと思ったのに手に取ったのはこの作品だった。検察と弁護士との対峙、公安委員会と警察のグレーな図式がリアリティに描かれるとともに絶妙なテンポと展開そして主人公の過去...ゆっくり読むつもりが一気に完読!佐方貞人シリーズを本日買いに行くことが確定しました(笑)

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    2025年09月23日
  • 検事の信義

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    検事 佐方貞人シリーズ 連作短編集。
    最後の話(信義を守る)は親の介護のお話
    佐方検事はここでも真実を突き止めまっとうに
    裁こうとする。親の介護は本当に難しい…
    優しすぎると共倒れになりかねない。泣いた…

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    2025年09月22日
  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

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    ネタバレ

    無国籍児の児童虐待(暴力、ネグレクト、性的虐待)と成人後に犯した罪にまつわる話し。すごく丁寧に事象と心情を描写しています。手を抜かずに書いている丹精作。
    登場人物の誰にだって、背景や抱えている気持ちがありました。
    児童虐待や児童福祉について考えさせられる物語でした。

    今林由美は事件を犯人とされる主人公の生い立ちや事情を丁寧に取材し検証し、事件の終局に、主人公の複雑な背景を考証した記事を書こうと決心しました。しかし新聞社の片芝から「ペンがどれだけの力を持ってるってんだ」と言われてしまいました。これに今林は「どのくらいの力があるかはわからないけれど、無力じゃないことは、片芝さんならよくご存じのは

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    2025年09月21日
  • 検事の信義

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    真っ直ぐな正義を見せてくれる佐方。こんなふうに仕事ができたら理想だな、と考える時点で世の中が捻れてることに気付かされる。
    ただ、佐方の周りには理解者がいることによって現実にはなかなか味わえない爽快感のある結末を多く見せてくれていたがやっぱりそれだけじゃ済まないことも出てくるのが世の中。

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    2025年09月20日
  • 風に立つ

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    南部鉄器の工房で父と働いている悟。

    ある日、父が委託保護を引き受け、問題のあった春斗という男の子を預かることに。

    徐々に工房の人達とも慣れてくるも、どうしても見せないというのか、心の奥までは出すことが出来す。

    一方で、父親の考えや生き方を理解していなかった悟。

    父親のことを知りたいと思うも、なかなかその機会が訪れず。

    テーマは、人って話し合いをしても100%相手の事は理解できない。1番近くにいる家族なんでなおさら分からない。じゃないかなぁと思いました。

    老眼か?なんて、話の中でいい例えが出てましたが、近すぎて見えないこともあるよね。と、思いました。

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    2025年09月19日
  • ミカエルの鼓動

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    とても良かった!
    私にとってかなり分厚い目だったが、読み始めるうちどんどん夢中になってあったいう間に読み終わってた感じがした。
    読んでほしいと思います!

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    2025年09月16日
  • 凶犬の眼

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    孤狼の血シリーズで1番好きな作品。
    大上さん亡き後、喪失感がある主人公に兄弟と呼べる人間ができるお話です。正直これを中学時代の給食の後に読んでいて、教師に何読んでるの?と聞かれた時は答えにくかったです。

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    2025年09月15日
  • 教誨

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    何も起こらない話。
    主人公と周りの人が冒頭置かれていた状態から良くもならないし悪くもならない。
    起きてしまったことは変えられないけどそれでもみんな一生懸命生きている。
    そういう物語が好き。

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    2025年09月15日