【感想・ネタバレ】合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明のレビュー

あらすじ

天海祐希と松下洸平が出演した連続ドラマ原作のシリーズ第2弾。
不祥事で弁護士資格を失った上水流涼子は、IQ140でめちゃくちゃアタマのキレる
貴山伸彦をアシスタントにして探偵エージェンシーを運営する。
涼子のモットーは「殺しと傷害以外はどんな依頼も引き受ける」
本日も「あり得ない」依頼が舞い込む。
・物理的にあり得ない 依頼主が中身を教えない不明の積み荷乗せたクルマの捜索を頼まれる。
・倫理的にあり得ない 別れた元夫から息子の親権を取り戻して欲しいという女性だが。
・立場的にあり得ない 情報を融通し合っている所轄の刑事が摂食障害になった女子大学生を助けて欲しいと。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

探偵と助手のふたりのやりとりが相変わらず面白くて映像化されたらと想像しながら読みました。依頼された厄介ごとを解決する方法は頭脳明晰な助手が考え素早く行動する。元弁護士の探偵の主人公が美人で役になりきって探りを入れて解決へと導いていく。殺人事件が起きないけど依頼された内容が重くて展開が掴めないのも面白い。ホッと出来る解決策に読後感も良かったです。

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

『慈雨』という本を読んでから好きになった、柚月裕子さんの本。
軽い感じのものも読みごたえのある重いものも、読みやすく面白いものが多くて好き。
『合理的にあり得ない』の2巻。1巻はかなり以前に読んでいて面白く、その後ドラマ化されたものも観た。
今回もテンポよく、ドラマを観てから登場人物が天海祐希と松下洸平で脳内変換されながら読んだ。
面白かった。

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2025年10月29日

Posted by ブクログ

このシリーズは面白くて自分の中ではヒット。展開はもちろんのこと、著者の文章も好きなんだろうなと思う。

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2025年11月27日

Posted by ブクログ

柚月裕子『合理的にあり得ない 2 上水流涼子の究明』講談社文庫。

シリーズ第2弾。3編収録の連作短編集。勿論、既読であるが、シリーズの第1弾は5年前に文庫が刊行されている。

不祥事で弁護士資格を失った上水流涼子が『殺しと傷害以外はどんな依頼も引き受ける』をモットーに、IQ140でめちゃくちゃアタマのキレる貴山伸彦をアシスタントにして運営する探偵エージェンシーに舞い込む、様々な『あり得ない』依頼を解決する。

収録された3編で上水流涼子と貴山伸彦が手にした報酬は最初の短編で得た手付金の100万円のみ。後は持ち込まれた『あり得ない』事案を解決出来なかったり、無料で『あり得ない』事案を引き受けたりとなかなか売上にはつながらないようだ。


『物理的にあり得ない』。まずは軽いジャブのような短編からスタート。主人公の上水流涼子と貴山の人物像を紹介しながら、2人の活躍を描く。古矢信之からの依頼は、中身が不明の積荷を載せたワゴン車が運転手に持ち逃げされたので手付金100万円、報酬400万円で探して欲しいという破格の内容だった。貴山の驚くべき調査能力と上水流涼子のアマゾネスぶりが面白い。


『倫理的にあり得ない』。猫は愛情を注いでくれる飼い主に無償の愛を返してくれる。しかし、人間はそうとは限らず、見掛けによらない。本当に良い話だった。45歳で看護師の澤本香奈江からの依頼は離婚した元夫から3歳で別れた息子の親権を取り戻して欲しいという内容だった。貴山の何故、離婚してから6年も経ってからの依頼なのかという疑問から、調べてみれば思わぬ事実が浮かび上がる。


『立場的にあり得ない』。精神科医でも医師でもない上水流涼子が摂食障害に苦しむ女子大生を救う。懇意にしている所轄署の丹波勝利刑事から無料で頼まれた摂食障害で入院する20歳の女子大生の救済。彼女は何が原因で摂食障害になったのか。

本体価格730円
★★★★

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2025年10月29日

Posted by ブクログ

第2弾!
もう、天海祐希さんしか思い浮かべられない…

上水流エージェンシー!
名前はカッコええけど、まぁ、何でも屋さん。

話3つ!
「物理的にあり得ない」
こんなんで稼げるんや!
国際的に、取ったらあかん動物の取引き!
要は密輸…

「倫理的にあり得ない」
そんな…
旦那に他所で作ってしまった子を!
更に取り返すって…

涼子は腕を組んで、うえを仰いだ。今回の依頼は失敗だ。五百万円は喉から手が出るほど欲しいが、ひとりの少年の一生に比べたら安いものだ。まして、そんなことをしてこれからずっと、わずかに残っている良心を責め続けるのも嫌だ。金ならまた稼げばいい。

あっ!ネコちゃんも社員になった♡

「立場的にあり得ない」
丹波刑事からの依頼!
でも、この依頼は、お金にならん!
今後の貸しかな?
丹波さんの上司の娘さんが、摂食障害…
原因を探るが…
うん!
解決できたけど、ツラい!
精神的にも、金銭的にも!

なかなか、面白い!

涼子、貴山!イケジョ&イケメンの名コンビ!
「……あなたたちより少しだけ長く生きている私から言わせれば、傲慢ね」
……
由奈の手を掴みながら、貴山がぼそりとつぶやく。
「少しだけ、じゃないと思いますがー」
涼子は耳ざとくその声を聞きつけたらしく、目の端で貴山を睨んだ。
「なんか言った?」
「いいえ、なにも」

笑ける!!!

******************
死霊館一緒に行こうとしてた友達が都合悪くなって来週に!
何観ようかな?

そや!ユッキーさんの友達、上から目線のA I 1Qくんにはお世話になってるし!

「トロン:アレス」

にしよ!

誤解ないように、もう一度言います!AIの方です!
まぁ、オマージュはともかく、はたらく細胞のコンピューター版って感じやな。
プログラムが擬人化されてる。
プログラムって言われも、タスクとか、スレッドとか、プロセスとか言わんと人にならんやろ!って気になって…
コンピューターの世界の住人が、現実世界に転送(何かダウンロードみたいなのしてた)されて暴れる。でも、今のままやと30分弱しか生きられない。
いや、30分やったら、ええやろ!こっちは3分やのに…
擬人化される対象が仕事に絡むので、少し入り込めんかった(^_^;)
映像はキレイ!
デジタルの世界から出て来た兵器が人間の通常兵器(ミサイルとか)で通用するとは!

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

前作の痛快エンタメから今回はちょっと趣向を変えて人情系になったかな。3話からなる短編集。
相変わらずの上水流涼子と貴山のコンビに加えて新たな猫の登場で事務所にも幅が出た。

「物理的にあり得ない」では、謎の行方不明の軽トラを探し、「倫理的にあり得ない」では、元夫から親権を取り返そうと奮闘する、「立場的にあり得ない」では、精神的なダメージで入院している女子大生を救おうと苦悩する。どの話も裏があって表立っては動けない問題を解決しようとするコンビのスタイルが面白かった。

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2025年10月24日

Posted by ブクログ

貴山が好き。
想像できる。かっこいいわー。IQ140-?素晴らしい。
涼子とのコンビもいいし、でも、どうせなら貴山を主役にしてもいいかもしれない。
新しい、仲間マロが増えて、賑やかになる事務所、上水流エージェンシー。どんどん依頼が舞い込んでくるね

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2025年10月20日

Posted by ブクログ

今回の上水流涼子の台詞で印象に残ったのは、「(自ら命を絶って)死ななければならなかった人も辛いけど残された人も辛い。 残された人はその辛さを抱えながら生きていかなければならない。」  それにしても、この探偵事務所、経営が成り立ちそうになくて小説のことながら心配です。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

柚月裕子『上水流涼子』シリーズ第2弾。

元弁護士・上水流涼子の探偵事務所『上水流エージェンシー』には、秘密裏に解決して欲しい依頼が持ち込まれる。

容姿端麗、頭脳明晰な助手・貴山ともに依頼の解決にあたる。

殺しと傷害以外の依頼は引き受けるが…

『あり得ない』依頼が次々に舞い込む…
密輸入品を乗せ、行方不明となったミニバンの捜索して欲しいという依頼。
離婚した元夫から息子の親権を取り戻して欲しいという依頼。
節食障害となった女子大生を救って欲しいという、刑事・丹波からの依頼。

どの依頼も裏が…
涼子と貴山が依頼をスカッと解決していく。
最後もスッキリ。

テレビドラマ化もされ、上水流涼子だけに、米倉涼子主演だったような気がしていて、第2弾は⁇かと…イメージは米倉涼子のような…
主演は天海祐希でした。
貴山は松下洸平ではないような…
これはスッキリせず…

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

涼子と貴山の探偵事務所に持ち込まれる依頼を解決していく。面白いが短編のせいか優秀な貴山のせいか展開が早すぎる点が物足りなかった。

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2025年11月03日

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