柚月裕子のレビュー一覧
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久しぶりの柚月裕子さんの、やめ検弁護士佐方貞人のシリーズ。
佐方の同級生だった弁護士の久保利男という男から佐方は弁護を頼まれます。
罪状は不同意性交等罪。
クラブのホステスのユウカ(安藤晶)27歳に睡眠導入剤を飲ませて強姦したという罪です。
しかし久保は佐方に確かに関係は持ったが合意の上であり、薬は飲ませていないと主張します。
久保には妻もいました。
佐方は晶が過去に何か久保に対する恨みを持っていないかを調べていきます。
すると出てきたのです。
二人の過去の繋がりが…。
私は柚月裕子さんの作品では『盤上の向日葵』と佐方シリーズが一番好きです。
でもこの作品は最初、被害者にも被疑者に -
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母はなぜ、
8歳の愛娘を
殺めてしまったのか?
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堀川恵子氏の「教誨師」を読んだあと、
書店でたまたま本書を見つけてに取りました。
解説は堀川恵子氏。
幼女二人を殺めた、三原響子の死刑が執行された。
「約束は守ったよ、褒めて」
最期の言葉に残された謎、想像を絶する動機とはーー。
死刑執行された三原響子の遺骨を受け取った吉沢香純が、彼女の過去について故郷を訪れ物語は始まります。
過去を辿る間に三原響子の過去が差し込まれるのですが、なぜ彼女が殺人という罪を犯 -
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ネタバレ読んでいて心が痛い。なぜこんな境遇なのか?何をどうすればよかったのか…。
亮は何のために生まれてきた?こんな人生って何?
読後、憤りを隠せない。
たしかに二人殺した。でもきちんと罪を償って、人生やり直して。未来がある終わり方が良かった。
父親にも結局会えず、ただの殺人犯、誘拐犯のまま死んでいったようにしか思えなくて。
でも自分の人生なんだから、こうなってしまったのは父親のせい、祖父のせい、なんて言ってちゃダメなんだ。ああすれば、こうすれば、という分岐点はいっぱいあるけど、そのときどきの選択は結局自分でやってきたもの。誰のせいでもない。
最初から人生をあきらめていたけど、自分の人生、自分で最善の -
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お久しぶりの佐方貞人弁護士
って忘れたわ!佐方どんな人か完全に忘れてたわ!
なんか拗らせた感じの人なのはなんとなく覚えてたわ!
だいたい合ってて問題なかったわ!
そしてわい的にも柚月裕子さんお久しぶりでした
うん、相変わらずえげつない読みやすさ
エピソードの配置の仕方が超分かりやすいんよな
するするする〜っとほどけていく感じな
そしてなんか納得させられちゃう
まるで楽々と無罪を勝ち取る凄腕弁護士のよう
おお!なんかいい感じの例えかもしれん
この構成力が佐方の弁護の構成力にも反映されてるんやろな〜
さてさて柚月裕子弁護士の紡ぐ物語へのひまめろ裁判官の判決は?
★4!
いやそこは★ -
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ネタバレ前作「朽ちないサクラ」で警察の闇に触れた森口泉は、念願叶って刑事となる。ストーリーは泉が県警の捜査支援分析センター機動分析係に特別に配属されたところから始まる。(※本来は選抜試験に落ちているにもかかわらず抜擢)
そんな中、県警の金庫から1億円近い現金が消失する事件が発生。機動分析係は内部犯行を視野に捜査を進めるが、その背後には前作同様、公安の影が見え隠れする。
「100人を守るためには1人を切り捨てる」という公安の論理と、「1人の犠牲の上に正義は成り立たない」という泉の信念が真正面から衝突する本作は、読者の価値観を容赦なく揺さぶってくる。
事件の真相に近づくほど、“正しさ”が機能しない現 -
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ネタバレすらすらと読めるけど、読めば読むほど重い。
閉ざされた地域、昔ながらの親戚関係。
褒められたかったのは母ではなく父なのかと思った。
ずっと厳しかった父親に褒められたかったのかと。
女性は母親になっても、いつまでも娘でもある。母親に褒められたい、母の娘でいたいということもわかる。
死刑という制度について。深く考えたことはなかったが、死刑を執行するにあたり
それを仕事として携わる人の心身疲労、遺体を引き取ることになる親族、それらのことを考えると
それらの視点からのみの考えにはなるが、
死刑制度がなくなれば救われる人も多くいるのではないかとおもう。 -
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ネタバレ【国家と秩序と人命、何が優先されるか】
女子大生がストーカーに殺害される。両親が繰り返し被害を訴えていたにもかかわらず、警察は対応を遅らせ、その裏で慰安旅行に出ていたという不祥事が世間にリークされるという歪んだ現実からストーリーは始まる。
県民安全相談係の職員・森口泉は、この事案をリークした人物が県警担当記者の友人・千佳を疑うが、彼女は否定。その直後、千佳は遺体となって発見される。友人の死の真相を追う中で、泉は“見えない力”と対峙していく。
タイトルの「サクラ」は警察の象徴であると同時に、より上位の国家権力そのものを示している。個人の正義では抗えない力の前で、ただの職員である泉が真実に迫ろ