柚月裕子のレビュー一覧

  • 孤狼の血

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    組織間の構図等の背景、人間関係の描写、刻一刻と変わる展開、期待を大きく上回る面白さ この作者さんの他作品も期待大

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    2026年02月19日
  • ウツボカズラの甘い息

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    巧妙な誘導というか美への誘惑に対する恐怖を感じた。捜査に関しては状況的に飛び付きやすい結論によく飛びつかないで真相究明を続けたのは流石。読み応えがあってとても面白かった。

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    2026年02月18日
  • 盤上の向日葵(下)

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    読み応えのあるミステリーで真剣の迫力が伝わってきてとても面白かった。終盤の諸々の真相も相まってとても楽しめた。

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    2026年02月18日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    柚木裕子さん著「逃亡者は北へ向かう」
    芥川賞、直木賞共に受賞無しと物議を醸した第173回直木賞の候補作だった作品。

    物語の背景は2011年の東日本大震災。
    調べてみたら著者は岩手県出身で津波でご両親を失ったとのこと。
    『より当事者寄りのひとりの人間として、真正面から小説に向き合う』という覚悟で描かれた作品とのこと。
    素晴らしい…、だけれどこの作品の執筆は何よりも辛かった事だったろうと思わずにはいられない…

    主人公の真柴亮、かの有名なボクシング漫画「はじめの一歩」、フリッカージャブで有名なあのアウトローの顔が頭から離れない。
    普段小説を読んでいて主人公や登場人物達がどんな顔なのか?とかを想像

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    2026年02月16日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    想像した通りの結末で涙涙。

    児童養護施設で育った亮にとって、毎日が同じ単純でささやかな生活に不満はない。
    喧嘩に巻き込まれ捕まり、3.11の震災中釈放されるが、偶発的に2人を殺してしまった。自分を捨てた父親に会うべく逃亡する中、5歳の男の子直人に出会う。何故か亮に懐きついて来る直人を見捨てることはできない。

    震災後、家族を失った人々の悲しみと亮の深い哀しみ。救いはラストの直人と父親と犬か。

    幼い子どもと動物には、優しい人が本能的にわかるのです。

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    2026年02月15日
  • 盤上の向日葵(下)

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    ネタバレ

    被害者が誰なのかも分からないまま、下巻へ。

    事件は起きているが漠然としていて、棋士となった圭介の過去や人生を辿って、過去と現在を行き来していく。
    圭介の頭脳と、母の中に見える狂気。

    父親はろくでもない男だが、最大の罪は、圭介に真実を告げたことだと思う。
    まともな養育もしていなかったのだから、せめて真実は墓場まで持って行くべきだろう。
    真実を知ることがなかったなら、圭介は自分の狂気に気づきながらも、落ちることはなかったのではないだろうか?

    ラストは衝撃

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    2026年02月14日
  • 盤上の向日葵(上)

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    唐沢夫妻と佳介との描写が胸で一杯になりました。なんとなく、刑事が追っている描写と昭和の時代の唐沢さんの描写が下巻のどこかで繋がるんだろうなとワクワクしながら下巻に臨みます。

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    2026年02月14日
  • 盤上の向日葵(上)

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    柚月裕子氏の作品は好きだが、将棋に関する作品のようだったので、避けていた。が、映画化されたと聞き、興味を持って。

    将棋の知識がないので、勝負の描写はよくわからない。でも、プロ棋士になる道のりが、想像していたより遥かに厳しいことを知った。

    対照的な2人の棋士。
    将棋の駒にちなんだ事件を追っていく2人の刑事。
    それぞれのキャラクターが個性的。

    過去と現在を行ったり来たりするため、少々分かりづらい感じがあるが、読み進めていくと、後半で事件の核心に入っていく。
    下巻でどうなるのか?
    引き続き追っていきます!

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    2026年02月13日
  • 風に立つ

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    問題を起こし家裁に送られてきた少年を一定期間預かる制度ーー補導委託の引受を突然申し出た父・孝雄。南部鉄器の職人としては一目置いているが、仕事一筋で決して良い親とは言えなかった父の思いもよらない行動に戸惑う悟。納得いかぬまま迎え入れることになった少年と工房で共に働き、同じ屋根の下で暮らすうちに、悟の心にも少しずつ変化が訪れて……。家族だからこそ、届かない想いと語られない過去がある。岩手・盛岡を舞台に、揺れ動く心の機微を掬いとる、著者会心の新たな代表作!


    地元 岩手県盛岡市が舞台だったので 読んでみたくて購入

    有名な南部鉄器工房
    わたしの友人のご主人も南部鉄器を販売

    だけど 職人さんによっ

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    2026年02月13日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    はじめて柚木裕子の小説の読んだが、一文一文が短い印象。表現がまわりくどくなくて情景が想像しやすい。

    真柴亮が「はじめの一歩」の間柴了(←この人も家族に恵まれなく、不憫な描写が多い)の姿と重なってしまい、より切なかった。

    真柴の人生は一体何だったのか。単に運が悪かっただけなのか。優しい青年だったのに…救われない…

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    2026年02月10日
  • 盤上の向日葵(上)

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    死体が誰か、犯人は誰かおおよその予想はたてているが、どうだろう。
    当たる気がしない、というかどういう経緯で殺人が行われることになったのかいまいち検討がつかない...

    下も楽しみだ

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    2026年02月09日
  • 朽ちないサクラ

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    ネタバレ

    1つの事柄から事件がどんどん展開していく。最後は事件解決と思いきや、警察組織全体の国家そして国民へのあり方を考えさせられた。柚月さんの作品はこれで二つ目。続編での泉の警察官へ道が気になる。

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    2026年02月09日
  • ミカエルの鼓動

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    いままで信じていたものが信じられなくなる。
    そして自分が信じられなくなる、人の生命を預かる医師にとっては絶望的な状況になるでしょう。
    高度な医療であっても人の生命力に優るものではないのかもしれません。
    西條のこれからの道、どうするのかな。

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    2026年02月09日
  • 孤狼の血

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    ネタバレ

    「孤狼の血」読み終わりました。いい題名を付ける人です。 雑用が挟まって一気読みができなかったのですが、時間があれば徹夜してでも読みたいくらい面白かったです。日本推理作家協会賞受賞作でした。
    『発見!角川文庫70周年記念大賞』に参加します。後ろに解説があるので(たまにないのがありがっかりしますが)、買って読むなら文庫に決めているのです。70周年なら積んでいるかもと探したらありました。最近好きになった柚月裕子さん、面白くて佐方シリーズをみんな読み終わり一安心のつもりでしたが記録が抜けています。「臨床真理」や「蟻の菜園」も読んだなと思ったらマイ本棚の下書きのところにひとつ「蟻の菜園」が残っていました

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    2026年02月08日
  • 盤上の向日葵(上)

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    時代と、登場人物の視点がコロコロと変わるので、"この人誰だったっけ…""今、どんな時代なんだっけ"を振り返りながら読みました(柚月さんの本は初めてでしたが、こういうスタイルなのかな)。

    昭和◯年と書かれてピンとこない平成生まれのため、年表をつくりたい気持ちに。笑

    本筋とは異なりますが、唐沢が先生を目指すきっかけとなった出来事の中で、「ものを知らないことほど、怖いものはない。無知は人に恐れを抱かせるか、恐れ知らずにさせるかのどちらかだ。正しい知識を持たなければ、正しい判断は下せない。」という言葉が心に響きました。

    下巻が楽しみです!

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    2026年02月08日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    間が悪いしついてない。
    不幸な生い立ちの主人公がどこまでも不憫。
    だけどそれを他人のせいにしない姿勢が胸に沁みた。

    語り手は逃亡者の亮、警部補の陣内、直人の父親の3人で、物語が進まずに同じ場面が語られて、前の語り手の時に判明したことがまた繰り返される描写がややくどく感じた。
    でもおもしろいので飽きずに一気読みできた。

    陣内が、亮が何のために逃亡をしているのか、思いの部分に寄り添ったところが良かった。

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    2026年02月07日
  • 慈雨

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    この物語は主人公の夢から始まる。それは過去に神場が担当した事件の描写だった。
    冒頭から夫婦でお遍路巡りをする場面がある。
    順打ちしながらお寺を巡っていく中で、過去の事件に酷似した事件が発生する。神場はずっと過去の事件に対し正義によって解決されたものなのかどうか疑問、葛藤があった。寺を打っているうちに過去の回想が始まり、神場がどれだけ真面目で何事にも真摯に向き合ってきたのかがよく分かった。妻との寺打ち。何気ない会話からも家族のあたたかさが見られた。
    罪の意識、葛藤とずっと闘ってきた神場はもう二度と同じような事件が起こらないことを信じ、事件を追いかけていく。
    あまり見た事のない構成で読み応えがあっ

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    2026年02月07日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    とにかく救われなかった。
    でも、スタートから不公平は始まってるし、そんな事は誰も見てくれないんだなとやるせない気持ちになった。
    それでも弾が抜かれていたことを聞けて嬉しかった。

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    2026年02月05日
  • 小説 孤狼の血 LEVEL2

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    ネタバレ

    映画化にあたってノヴェライズされたもの。前作の背景や登場人物は残っているが映画は別物と思えば読める。やくざの抗争に巻き込まれていく刑事が主役だが復讐を企むやくざの残虐さがメインのようだ #カドフェス
    前作で日岡が心酔する刑事の大上がなぶり殺しに会った(ここまで読んで手を放しそうになった)後、刑事二課暴力団係の跡を継いだ日岡が三年後の抗争に巻き込まれる。

    呉東署管内のやくざ組織は、大上の死から三年、一応の静けさを保っている。日岡は争いを避けるため、大上の足跡通り組織の中に入り込んで権力を楯に抑え込んでいる。だがやはり彼は線が細い、暴力団向けには多少弱いところがある。

    以前、日岡が糸を引いて、

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    2026年03月09日
  • ミカエルの鼓動

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    ネタバレ

    今回は心臓手術現場が舞台。
    ロボット支援下手術のエース西條と、ドイツの世界的にも高名な心臓手術専門病院から招聘された真木、彼はメス捌きでは天才的な正確さとスピードを持っていた。彼らは難しい手術現場にどう向かったか、作者の人道的な姿勢が心地よい、これも読みどころ。

    北中大病院(北海道中央大学病院)でロボットのミカエルを操って難しい心臓手術をこなしてきた自負を持つ西條。彼は北中大病院の看板であり重要な位置にいる。
    病院は、ロボット(ミカエル)を使った手術を採用していち早く最先端医療を持ち込みその結果患者の不安を払拭し、実績を重ねていた。

    北中大病院でのミカエルの執刀操作は別室で座って行い、長時

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    2026年02月05日