柚月裕子のレビュー一覧

  • 盤上の向日葵(上)

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    厳しい生い立ちの少年の過去の話と、事件で見つかった将棋の駒の流れを確認するため聴き込みをする刑事の話が交互に展開され、そのうち繋がっていくんだろうなと続きが気になるところで上巻が終わります。

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    2026年07月01日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    誰かに愛されている、大切に想われている。そのことこそが人を人間たらしめ、人の道を歩ませてくれるのだな。
    震災と重ねながら書くことには想像を絶する覚悟や配慮が必要だろうが、そこに踏み込んだ一言「もう誰にも死んでほしくない」は響く言葉だった。

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    2026年06月28日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    あまりにも辛い。
    舞台も観に行ったけれど、号泣した。
    救いがないので心に余裕が無い時は読めない。
    最近地震が多いので尚更当時のニュースを思い出す…

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    2026年06月27日
  • 盤上の向日葵(下)

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     裏の将棋世界に生きる真剣師。そんな真剣師の生き様と彼の将棋に魅了された青年の接点が明らかになったとき、事件は大きく展開する。
     「人間としては腐っていても、将棋は一流」。そんな姿に魅了された青年はプロ編入試験を突破し、タイトルに挑戦する。
     登場人物は少ないが、その人間模様に魅了されるミステリー。

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    2026年06月26日
  • 凶犬の眼

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    ネタバレ

    狐狼の血の2作目です。
    前作で大上が死んで、日岡が主人公になっています。
    前作では頼りなかった日岡が、ヤクザのトップと契りを交わしてい手、絶対的信頼を寄せているアウトローへと成長しています。
    警察とヤクザという相対する間柄にも関わらず、2人の熱い絆が感じられて、ワクワクしながら読みました。
    次作もすぐに読もうと思います。

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    2026年06月25日
  • 合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明

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    上水流涼子シリーズの2
    前作と違うのはバシッと解決しないところ
    主人公より助手の貴山の方が活躍してる?
    割と中盤が割愛されるので読者が置いてけぼりにされてる感じ
    1と2の間に映像化されたので、上水流涼子は天海祐希でしか脳内再生されないですね

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    2026年06月24日
  • 盤上の向日葵(上)

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     埼玉県の山中で発見された白骨死体とともに掘り出されたのは初代菊水月作と言われる名工中の名工。初代が作ったのはこの世に7点しかないと言われているが、なぜ死体がこの名工とともに埋められていたのか。駒の行方を追うのはかつて奨励会に在籍しプロを目指していた新米刑事。
     折しも、将棋界ではプロ編入した異端の棋士・上条がタイトル戦に登場した。
     上巻ではまだ人物同士の繋がりはあまり見えてこないが、少しずつ点が線になっていく印象を受けて面白い。

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    2026年06月24日
  • 孤狼の血

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    登場人物も多くなかなか頭にずっと入ってこない内容が続いていたが、気づいたら大上のこと好きになっていた
    ヤクザってバカなのでは、、、?とひたすら思ってた
    ただそのルールはしっかり守る、ヤクザってすっごい信念だなとも思った、誰かのために、組のために自分が犠牲になりたい、っていう心がすごい。
    大上は伝説の男となり、日岡、また次の世代へ繋がれていくんだろうな。

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    2026年06月23日
  • 月下のサクラ

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    物語に引き込まれぐいぐい読ませる。主人公の新米女性警察官のまっすぐな正義感も応援したくなる。

    一つ不満は、最後の手前。課のメンバー全員で対策を考える、という点。この部分はもっとしっかり話を作りこんでほしかった。

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    2026年06月22日
  • 月下のサクラ

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    「朽ちないサクラ」の続編となる警察モノのミステリー。
    前作で警察職員を辞職した主人公が採用試験をクリアし、刑事になって戻ってきた。希望部署に配属となった初日になんと警察署内で一億円の窃盗事件が。内部捜査の先には大きな闇が待ち受けていた・・・

    揺るぎない信念を持って猪突猛進しつつもどこか冷静という女性刑事のキャラがシンプルに主人公らしくていいですね。憎めない性格でついつい応援したくなります。彼女がどんな巨悪と対峙していくのかワクワクしました。
    話の拡げ具合には賛否ありそうですが、個人的にはちょうどいいくらいの風呂敷サイズで適切な落としどころだと思います。

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    2026年06月21日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    何かひとつでも大切なものがあること、今は幸せじゃなくてもいつか笑える日が訪れると思って過ごすことが、人に生きる意味を持たせてくれるのだと改めて考えさせられる物語だった。

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    2026年06月20日
  • 盤上の向日葵(下)

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    出生が闇だと、その後の人生も闇なのか
    桂介は幾度も選択の道があったはず
    どうしてそっちを選んだ?

    能力が高かったはずなのに
    選択を間違えてしまうのか…

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    2026年06月20日
  • ウツボカズラの甘い息

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    ネタバレ

    前半は少しずつ物語が進んでいくので、じれったい感じがあったのですが、後半にはラストスパートがかかり、とても面白く読ませていただきました。

    最初、中学校の同級生を名乗る加奈子さんが「良い話がある」と近づいてきた時、わたしも文絵さんもだいぶ疑いの目で見ておりましたが、断ろうとする度に加奈子さんは「(学生時代の)お礼がしたい」と押し切るので、その言葉は断りづらくてズルいなぁと思ってしまいました(^^;

    「話だけでも聞いてみよう」「(化粧水を)せっかくもらったから使ってみよう」とそのままズルズルと引き込まれて、さらに断れなくなるに違いないので、こうなったら(追いかけて来られないように)顔のアザを隠しているサングラスを引ったくり、全力で逃げるしかないですねε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

    あと、警察の仕事が思ったよりも地道すぎるので驚きました。
    まさか犯人も、自分が落としたATMの明細に興味があって持ち帰った人がいたなんて思わなかったでしょうね。
    さらに警察がその人までたどり着くなんてฅ(º ロ º ฅ)オオッ

    しかし、まだ確定ではないのに文絵さんを容疑者として逮捕したとニュースで報じてしまったのは、文絵さんが不憫だと思いました。
    その後に撤回したとしても、マルチ商法だかなんだかに引っ掛かった妄想癖の美女などと噂されて、もう近所を歩けないでしょうし、例え遠くに引っ越したとしても全国ネットで写真が出ているからすぐ話題になりますよね。
    でもそのニュースが流れているおかげで、犯人が余裕こいてプールでカクテルなんて注文していたから無事に捕まえることが出来たわけですが(^-^;

    できれば文絵さんのその後はどうなったのかも知りたかったです。

    警察(捜査一課強行犯捜査係)が犯人にたどり着くまでの地道な捜査に興味がある方、知人に「良い話」を持ち掛けたいけどどう押し切ればいいのか参考にしたい方におすすめの一冊でした(悪用は(乂`д´)ダメッ!)。

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    2026年06月18日
  • 誓いの証言

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    ネタバレ

    さすが柚月さん、面白かったが、最後があまり納得できず。もう一展開あるのではと期待したが、藤本だけでなく勝也社長まで善人になるとは…。晶さんがかわいそすぎる気が。一点、疑問。札幌から小樽に向かって海が開けるのは銭函あたりからと思われるけど、水平線のかなたに本州は望めないのでは。

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    2026年06月18日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    ドラマを先に見ていたので、なんとなく頭で俳優さんたちを置き換えて想像してみました
    貴山の頭の回転力が凄すぎて笑

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    2026年06月13日
  • ウツボカズラの甘い息

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    何の変哲もない主婦が身に覚えのない詐欺殺人容疑で捕まる。
    刑事の執念がなければ絶対に真犯人にたどり着かない難解さでハラハラしました!
    マルチ商法まがいが軸にある中で、全てが悪い訳では無いですが上手い話には裏がある、そんなことを全面に感じさせてくれるような日常がガラッと崩れるサスペンスでした…
    しかもどんでん返しでアリバイや構成が緻密に上手く組み込まれていて、知らぬ間に犯罪の肩棒を担がされてるなんて思いもしません。
    厚みのある文庫でしたが先が気になりすぎて手が止まりません!!

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    2026年06月10日
  • 検事の死命

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    痴漢事件では、奥の奥まで追求し
    事件解決に導いた。
    上級国民だとか関係なく、自分を信じて突き進む姿勢を見習いたい。
    第3弾も面白かった。

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    2026年06月07日
  • 最後の証人

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    子どもを事故で失った夫婦をめぐる悲しい事件。巧みなミスリードに翻弄され、真相が見えたと思った瞬間にひっくり返された。
    「人は犯した罪そのもので裁かれなければならない」というテーマが深く胸に残る一冊でした。

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    2026年06月05日
  • ミカエルの鼓動

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    医療ミステリー小説。
    支援ロボットを用いた手術の第一人者であり、院内での出世も確実視される医師の前に、神の手を持つライバル医師が現れる。二人が対立する中、ロボット手術を取り巻く空気に不穏な動きが・・・

    医療ミステリーには「白い巨塔」という不動の金字塔が存在するために、本作も損をしているかもしれません。
    普及が進むロボット手術を軸に院内の人間ドラマを描いた意欲的な作品で面白いのですが、どうしてもかの小説と比してしまい、リアリティーや重厚さに物足りなさが残ります。
    ですが、全体はよくまとまっていて、とくに大団円の流れは私の好みでした。

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    2026年06月02日
  • 月下のサクラ

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    警察官森口泉さんが、警察という男社会に果敢に入っていきます。「どんな困難も、強靭な意志と粘り強さがあれば、乗り越えることができる。その覚悟が、挫けそうになる気持ちを支えた。」フレーズが勇気づけられました。

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    2026年05月31日