柚月裕子のレビュー一覧

  • 凶犬の眼

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    シリーズ3作目は、大上さんのお弟子さんであった日岡氏が主人公。
    やはり、これは、令和版仁義なき戦い
    しかし、この兄弟には、仁義があったんです!
    詳しくは本誌で。

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    2026年05月12日
  • 朽ちないサクラ

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    柚月さんの作品はとても読みやすく、どんどん引き込まれていく。とても面白かった。

    警察で働く人は全て警察官だと思っていたが、ヒロイン森口泉のように事務職員として勤務する場合もあるんだと、まずそこに驚いた。

    なぜ殺人事件が起きたのか。最後まで期待したような答えが出なくてちょっと消化不良気味。泉の活躍は次回作に続くようなので早速読みたい。

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    2026年05月12日
  • 慈雨

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    あきない正傅をちょっと休止して、前から気になっていた警察小説読んでみました。奥田英朗のリバーの感想にあがっていた小説でしたが、リバーとはかなり趣きが違いました。ともに北関東連続幼女誘拐殺人事件を取り扱っています。定年退職した元刑事夫婦が、四国八十八箇所巡りするお話しを軸に、事件解決の糸口を思いつく場面が印象的でした。

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    2026年05月12日
  • あしたの君へ

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    家庭裁判所調査官補の大地が少年事件や家事事件を担当し成長してゆく物語

    離婚する際に子どもの親権を決めたりする職業とのこと。人生を左右する決断に悩む大地。彼のように相談した人が笑顔になったら嬉しいと思い従事する人が多いといいなぁと思った

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    2026年05月10日
  • 検事の本懐

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    再読と途中で気づく。連続短編集。個人的にはもうこの時点で宮部みゆき並の貫禄かと。佐方さんのもさついた風貌から繰り出される冴え渡る考察が好みすぎてあぁページ終わらないでと思いました。次巻は佐方目線のストーリー多めで読みたいところ。王道だけど泣けます

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    2026年05月10日
  • 暴虎の牙 上

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    柚月裕子作品はめちゃくちゃ好きなんだけど、虎狼の血でヤクザものは苦手かもと少し思ってしまった。。そのためずっと積読してた暴虎の牙。
    読む本がなくなって、ずっと置いたままだし読むか〜と読みはじめたら…おもしろい!!!
    ヤクザものは苦手なんて思ってたのごめんなさい。
    あっという間に読み終えてもう下巻です。
    虎狼の血より面白いと思ったのは、ガミさんのことをよく知っているからかな。生きてるガミさんに会えたのがうれしいのかもしれない。

    あと、虎狼の血の時も思ったんだけど、やっぱりヤクザものが苦手なんじゃなくて、組や登場人物が多すぎて、関係性や人間性を把握しきれないから苦手なんだと、あらためてわかりまし

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    2026年05月09日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    久しぶりに一気読みの本に出会った。選べなかった人生,環境。ボタンのかけ違いのようで、哀しく、切なかった。でも、真面目に誠実に生きることは、きっとこれからの自分に返ってくると信じて生きていきたいと思った。

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    2026年05月09日
  • 誓いの証言

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    左方の友人である久保が逮捕された
    弁護士の犯罪でしかも、不同意性交容疑加えてネットに晒され勝ち目のない裁判に臨む為、原告との関係性を調べる
    原告である晶の、辛い過去
    その中で関わる久保の存在
    何だか報われない晶だけど、とことん調べる左方

    最後は少し報われた気がする

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    2026年05月09日
  • 盤上の向日葵(下)

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    下巻は殺人事件の捜査はサブストーリーで、1人のプロ棋士と真剣師の話がメインストーリーだった。
    昭和期の哀愁も重なり何とも言えないよどみや人間くささが感じられる。
    二歩、将棋を始めたばかりの頃ならやってしまいがちのものがその先にもあるとは。

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    2026年05月09日
  • 孤狼の血

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    昭和の広島を舞台にした、ヤクザの抗争と警察の闇が絡み合う警察小説。特に「組」の構造や人間関係の書き込みが細かく、著者の熱量を感じる。
    設定自体は「一匹狼のベテラン刑事と若手刑事」という王道スタイル。ある種予想通りの展開もありつつ、終盤の伏線回収とテンポの良さが心地良い。

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    2026年05月07日
  • ウツボカズラの甘い息

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    プロットが秀逸。
    被疑者の視点→警察の視点→被疑者の視点→警察の視点を繰り返し、交錯させ、ラストは…
    引き込まれました。
    それにしても柚月先生は、男性目線でも女性目線でも、どちらからでも活字にできるんですね。

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    2026年05月06日
  • 孤狼の血

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    広島が舞台の警察とヤクザの抗争の話です。
    悪徳警官がヤクザとバリバリ癒着しながら、危険だとわかっていても止められない姿だったり、昭和感がいい意味で出ていて面白かったです。
    最後は潔く終わりますが、ヤクザと警察の関係性の縮図を知れた様な気がしました。

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    2026年05月06日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    ネタバレ

    久しぶりに柚月さんらしい作品に出会いました。震災後の痛ましさが描かれていて、著者本人も辛かったでしょう。でも、この痛ましさを想像するしかできないけど、想像しないといけないと思いました。家族を探したいのに、家族と任務との間で割かれる心が描いてありました。皆、辛い。皆、大事。最後に陣内の奥さんから電話が入りましたのよね。ほんの少し救われた気持ちになりました。

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    2026年05月05日
  • 誓いの証言

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    良い作品だった!!今まで柚月さんの作品は何冊か読んできていたけど、今作をもって柚月さんも「好きな作家さん」に加わった(何様)。というか、作風や魅力をしっかり理解できた気がする…。警察、検察、弁護士、公権力系の社会派エンタメや、真実を追うミステリ×人間ドラマみたいなことと、あと「伝統技術」とか「職人」みたいな世界観もお得意なのかも…。(今回は石細工職人の話が出てきたが、「風に立つ」という別作では南部鉄器の職人の話が出てきたりもしていた)。いずれにせよ、真相に迫るミステリ的な面白さと、人間ドラマと、法廷の臨場感みたいなバランスがものすごく上手く構成されていて、さらに章分けとかも緻密に考えられていて

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    2026年05月03日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    いつもは長編ばかりしか読んでいなかったが、短編も読み応えのある内容だった。
    個人的には最終章、増田陽二編(佐方貞人シリーズのスピンオフ的位置付けになるのかな?)が興味を惹かれた。

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    2026年05月03日
  • 誓いの証言

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    ネタバレ

    佐方弁護士に再会した気持ちになりページをめくる手が止まらず一気読み。不同意性交等罪の弁護を佐方に依頼した久保。20年前の香川県蕃永町で花崗岩職人が死んだ事故。ふたつがどこで重なるのか、細かなパーツがきちんとはまり結末へ。原晶の人生を思うと気の毒としか言えない。養女にしてくれた叔母まで…でも佐方弁護士はさすが、感情に流されず「事実と真実は違います」。佐方と事務員小坂のコンビが素敵すぎる!

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    2026年05月02日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    東日本大震災前後の東北を舞台にした刑事物。
    犯人は殺人を犯したが、微妙なかけ違いからのもので、読んでいてとてもやるせない。
    現実の殺人事件もこういうことから発生したものもあるかと思うと、なんだか悲しい。

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    2026年04月30日
  • 誓いの証言

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    弁護士が起こした不同意性行為等罪事件。クラブのホステスに薬を飲ませ行為に及んだ。本人は性行為は認めるが合意はあったと言う。過去にあった香川での採石場での事件。

    ラストに意外性のある真実が出て来る訳ではないのに肩すかしをくらうのもの、ストーリー全体は悪くない人間ドラマ

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    2026年04月29日
  • 誓いの証言

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    シリーズものとは知らずに読んだけれど、とても面白くどんどん読めた。
    佐方と小坂のコンビが気持ちよく、彼らの始まりが知りたいので遡って読んでみたい。

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    2026年04月29日
  • 誓いの証言

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    佐方貞人シリーズ第5弾だが前作未読でも楽しめる。

    今回、佐方に弁護を依頼したのは大学時代の同期弁護士・久保利典。
    女性から不同意性交等罪で訴えられたという。

    物語は過去と現在を交互に描きながら進行する。

    20年前の死亡事故と今回の事件。
    点と点が繋がり一本の線になった時、一気に哀しみが押し寄せた。

    誰もが生きることに懸命で、だがそれ故に他者を傷つけることがある。

    それぞれの心に根深く残る悔恨の気持ちが手に取るように伝わり、胸が締め付けられた。

    罪を裁くのは法だが、罪を抱えて生きるのは人間であるということを思い知らされる。

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    2026年04月28日