柚月裕子のレビュー一覧

  • 検事の本懐

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    星4.3

    最後の証人が良かったので、続編を読みました。
    続編と言っても、主人公が検事時代の過去のお話になっています。
    5つの違ったお話に別れており、主人公がそれぞれの事件を解決していくのかと思ったのですが、ちょっと趣が違いましたね。
    本当に多種多様な物語で、単純な勧善懲悪ではなく、それが味わい深いです。
    そして、読み易いのも良かったですね。
    続編もまた読みたいですし、柚月さんの他の作品も面白そうなので、手を出して行きたいです。

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    2026年10月03日
  • 最後の証人

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    ホテルで起こった殺人事件の真相を解き明かす裁判の話。真犯人があっちこっちに行って疾走感が楽しかった!
    柚月先生は安心して読めます。

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    2026年10月02日
  • 誓いの証言

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    ネタバレ

    一見何の関係もなさそうな2つの事件が交互に並行して語られる。それが後半を前にしてつながっていく驚き。
    最後はちょっと無理やり,悪者はいなかった的な話に持っていった感じがした。

    しかしやはり柚月裕子さんの作品は,そして佐方シリーズはめちゃくちゃ面白い。

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    2026年10月02日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    さいごの最後まで、Butterの作者さんだと思いこんでいてずいぶん作風が違う…と思ったら巻末の作者略歴で違う方だと判明

    ブワッとあの時を思い出して、とてもじゃないけどあのとき被災した方は辛くて読めないのではと思う描写。重い不運。どこか先に光はないかと読みすすめ…それでも最後に緊張と重さから解放されてすくわれた気がした。

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    2026年10月01日
  • 朽ちないサクラ

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    警察の不祥事でストーカー被害者は殺された。
    新聞記者である親友の千佳にスクープ記事を書かれたと疑う警察広報の泉。仲違いした直後、千佳が何者かに殺されてしまう…警察の闇に迫る物語。
    広報の泉、生安の磯川、捜査一課の梶山、元公安の富樫、様々な部署の警察関係者が登場するのが印象的。
    被疑者死亡で終わるかと思いきや…最後まで目が離せなかった。

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    2026年10月01日
  • 検事の本懐

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    一話一話とても胸に染み入るお話。特に第五話は、有罪判決を受けたある弁護士について真相を探るなかで、心を打つエピソードが明らかになる内容は、作者のストーリーテラーとしての上手さが際立ちます。(全5話)

    検事・佐方貞人シリーズですが、本書から読み始めても大丈夫。文章の中にキラッと光る言葉があるのもいいです。人生訓にもなります。

    ボサボサ頭でヨレっとした服装、昇進や手柄にもむとんちゃくな検事・佐方貞人。人の内面を読み取る深い人間性に惹かれます。
     
    ※Audibleで。
    ✎____________

    第15回大藪春彦賞(2013年)受賞作
    2016年 テレビ朝日でドラマ化

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    2026年09月30日
  • 慈雨

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    ネタバレ

    重厚なストーリー。四国の美しい風景描写や主人公妻の明るい性格もあり、主人公が抱える思いの陰鬱さが際立ち、また犯罪被害者・捜査官・捜査指揮者のそれぞれの立場・描写もあわせ、全編とても苦しい。
    古典的な手法であるが、著者の意図で本編と四国八十八箇所巡礼の進捗がリンクして進んでいくため、読者にとっては分かりやすい。

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    2026年09月30日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    2026/9/30

    震災の数日後に起きた連続殺人、犯人は立てこもり事件を起こす。
    こう書いてみると極悪犯なんだけど、ただただ不幸な犯人。

    登場人物の名前がなかなか覚えられなくて苦労した。

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    2026年09月30日
  • 誓いの証言

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    ネタバレ

    弁護士佐方シリーズだが、シリーズとばしてこの本から。なので、佐方と小坂の関係性がいまいちよくわかってない。
    佐方は、不同意性交等罪の容疑者であり、佐方の同期でもある久保から無実を証明して欲しいと依頼される。
    佐方が事件を調べるのと並行し、蕃永石の加工をする職人大橋目線で、ある老人が組合のトップとの意見の相違から、職を失いある事件が起きるまでが展開していく。
    久保は無実なのか、本当に彼女は睡眠薬を飲まされ行為を行われたのか、事件の裏にある真実とは?


    そんなことがあったら、復讐したくなるなぁと彼女に同情した。ようやく幸せになれるって時にどん底に落とされ、そんな時に過去の不幸の元凶の1人が現れしかものうのうと自分の欲を満たそうとしている。許せないと思う。
    最後の法廷、明らかに有罪であろうと思われていたのが、それぞれの証人の証言により、覆されていく。明確な証拠はないが、無罪であろうと思わせる手腕はすごい。
    そして、晶が救われてよかった。加害者も被害者も救える弁護士なんだ。他の作品も読んでみよう。

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    2026年09月29日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    誓いの証言を読み終わってやっと積読の中から手にとった。これまで読んだ作品の核となっている警察、将棋、ヤメ検(クビ弁)が織り込まれてなおかつ深掘りしていく展開に引き込まれてしまう。続編を是非読みたいと思います。佐方シリーズを読破しましたが当分柚月裕子さん作品を追いかけたいと思います。

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    2026年09月27日
  • 誓いの証言

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    訴えられた弁護士が、安藤晶さんとどう繋がっているのか、興味深く一気に読んだ。
    いくら申し訳ないと思ってお墓参りなどをされても、原じいへの仕打ちは酷すぎて、許す気にはなれないなぁ…
    晶さんには、幸せになってほしい!

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    2026年09月27日
  • 月下のサクラ

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    この作者の本は、いつも吸い込まれて一気に読んでしまう!
    映画は見てないが、ずっと杉咲花の顔が離れなかった

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    2026年09月25日
  • 月下のサクラ

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    試験から始まり、男社会での奮闘…と泉の闘いというか成長というか、それが清々しく感じました。犯人との対峙の場面も良かった。
    前回に引き続き、組織の闇とか権力者の暴走って怖い…

    柚月裕子さんの文章はとても読みやすくて好きだなぁ。

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    2026年09月25日
  • 朽ちないサクラ

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    終わり方、感想わかれるかもしれません。あととある事件をリアルタイムで知ってる世代にとっての方が面白いかも。

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    2026年09月24日
  • 慈雨

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    2026.09.24

    正義感の強い引退した刑事が、四国のお遍路をしながら反省を振り返り、本筋の事件の真相に迫っていくお話。

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    2026年09月24日
  • 盤上の向日葵(下)

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    下巻は、上巻で積み上げてきた謎と人物の過去が一気につながっていきます。特に将棋好きなら真剣師の世界や勝負に対する執念がかなり刺さります。
    将棋そのものの面白さだけじゃなく「勝つために何を捨てるのか」「将棋に人生を懸けるとは何なのか」という部分まで深く描かれているのが魅力です。
    そして終盤は、事件の真相と将棋の勝負が重なって、かなり重くて切なく、タイトルの「向日葵」の意味も最後に効いてきます。
    将棋好きなら、対局の緊張感だけでなく、棋士や真剣師の生き様まで味わえる作品なので上巻を読んだなら、下巻は最後まで一気に読む価値があります。

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    2026年09月24日
  • 盤上の向日葵(上)

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    将棋好きならかなり楽しめる一冊です。単なる将棋ミステリーではなく「将棋に人生を懸けるとはどういうことか」を描いた作品です。
    対局そのものだけでなく棋士の思考や勝負への執念、将棋を通じた人間関係が濃く描かれているのが魅力的です。将棋を知っているほど登場人物たちの勝負に懸ける熱量をより深く感じられます。
    上巻は事件の謎と人物の過去をじっくり積み上げていく感じなので派手な対局を次々楽しむというよりも将棋と人間ドラマを味わいたい人向けだと思います。
    将棋好きなら「将棋を題材にしたミステリー」以上に、将棋に取り憑かれた人間の物語として楽しめる作品になります。

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    2026年09月24日
  • 教誨

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    閉鎖的なコミュニティの中で、枠から外れてしまうと生きていくのがどれほど大変なことか、思い知らされるお話。きっと、日本だけではない、地方だけではない。人間がいかに残酷になれるかを教えてくれる。その逆もあるのだと思いたい。

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    2026年09月23日
  • 合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明

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    柚月先生の作品は期待を裏切りませんね
    上水流涼子シリーズ第二作
    冷徹に見えて実は人情味溢れる2人に惹き込まれました

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    2026年09月23日
  • 盤上の向日葵(上)

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    上巻を読み終えた今のところは「砂の器」ですか?っていう展開が続きますが、単にそれで終わらないことを期待して、下巻へ。

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    2026年09月22日