柚月裕子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
お遍路さんというのにあまり馴染みがなかったが、目的が祈るためにというのが意外だった。
それをやり遂げたら何かあるみたいな確実なものがないのに、2ヶ月間の祈る旅というのは凄まじい熱意がないとできないなと感じた。
とにかく奥さんが男前だった。
笑顔の描写がとても多かったと感じた。
太陽のような方が、寡黙な旦那さんの連れ合いとしては多い気がするが、過去の話を聞いてなお、こんな太陽みたいですごいなと感心した。
警察の作品だと、過去の因縁を自分の手で!というのが多い気がするが、次の世代に引き継ぐというのもすごい勇気のいることだと思うし、何より引き継がれる側も、覚悟がいることだったと思う。
そこに降り -
Posted by ブクログ
「佐方貞人」シリーズ・ヤメ検弁護士がまた厄介な案件を請け負った。物語の始まりは、警察からの一本の電話からで、逮捕された弁護士が佐方に弁護依頼をしてきたのだ。弁護士?依頼者は佐方と大学時代の同期・久保利典で、行きつけのクラブの女性から不同意性等罪で訴えられたらしい。
佐方が代表を務めている弁護士事務所といっても弁護士は一人だけの個人事務所だ。
シリーズの第一作「最後の証人」以来の弁護士役ですね。二作目から「検事の本懐」「検事の死命」「検事の信義」と続きました。なんとまあ僕は、前作の末尾に、「事実は、真実ではない!」と書いているが、この小説の帯の裏には「事実と真実は違います」と書いている。ど -
Posted by ブクログ
やっぱり佐方さん好きだなぁ
シリーズ新刊出るのいつも楽しみにしています。
弁護士になった佐方が大学時代の友達の性犯罪弁護をすることになる。
自分のしっている友達の姿と今の評判の落差に戸惑いながらも真実を見つけていく。
読みながら何度も涙を流しました。
香川の最高級石材「蕃永石(ばんえいせき)」の存在も知りませんでしたが、その石を長年仕事としてきた職人の死と事件が絡み合う。
仕事に誇りを持って取り組む人達、時代の流れに逆らえず、埋もれていく人達…
助けたいけど、自分の家族のことを考えて助けられない悔しさ…それぞれがそれぞれの立場で苦しみながら生きている姿に胸が痛くなりました。