柚月裕子のレビュー一覧

  • 猫が見ていた

    Posted by ブクログ

    ジャケットの猫の目にやられた猫アンソロジー。
    短編が7作並んでいるけど、気に入ったのは柚月裕子さんの「泣く猫」だな。猫が脇でいい仕事をする。
    あと、「100万回生きたねこ」が感動の書なのか、絶望の書なのかは深いテーマだ。
    最後の猫小説傑作選も、また読まなきゃいけない本を増やしてくれる。

    0
    2019年01月20日
  • 最後の証人

    購入済み

    読後感すっきり

    かってな思い込みをうまく利用されてしまったが、すっきり面白く読めた。

    0
    2018年07月03日
  • 孤狼の血

    購入済み

    若き日に見た 絵が浮かぶ

    呉 在住
    呉弁も 完璧
    内容も 違和感なく 感動ました。

    0
    2018年05月18日
  • ウツボカズラの甘い息

    Posted by ブクログ

    高村文絵は、約20年ぶりに再会した中学時代の同級生杉浦加奈子に嵌められ、警察に殺人容疑をかけられる。
    その捜査中に予想外の真実が判明する。文絵のアリバイとなる2人の娘は3年前に交通事故で亡くなっていて、首謀者と思われた加奈子は5年前に自殺していた。
    警察は、文絵の狂言だと思い逮捕の方向に傾くが、実は真犯人は既に亡くなっている女になりすまし、犯罪を重ねていることが判明する。
    人物の入れ替わりがキーになっているという意味では、最近読んだばかりの平野啓一郎著「ある男」と似ていると思った。

    0
    2026年01月17日
  • 逃亡者は北へ向かう

    Posted by ブクログ

    震災を思い出してしまうためか、ページを捲る指はなかなかスムーズとは言えなかったけれど、心に刺さるテーマと震災の状況が相まって、より深く心に染み込んできた。
    読後にじんわりと心に染み渡る

    0
    2026年06月14日
  • 誓いの証言

    Posted by ブクログ

    お久しぶりっす柚月さん
    お久しぶりっす佐方さん

    お久しぶりの柚月作品は、お久しぶりの「佐方貞人シリーズ」です
    このシリーズは全て読んでいます

    が、覚えていません(*ノω・*)テヘ

    ま、問題はなかったです
    面白かったので

    弁護士ものと言えば、ちょっと前にシチリー先生の「御子柴シリーズ」を読みあさりました
    御子柴と洋子さんの関係性がすきです

    それと同じぐらい佐方と小坂さんの関係性もすきです

    洋子さんも小坂さんも仕事ができる優秀な事務員さん
    で、雇い主である御子柴と佐方には強気な態度
    でも、お節介やき
    何かと共通点の多いふたり


    ( ゚д゚)ハッ!


    弁護士もので面白い作品には優秀な

    0
    2026年06月14日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

    Posted by ブクログ

    ドラマを先に見ていたので、なんとなく頭で俳優さんたちを置き換えて想像してみました
    貴山の頭の回転力が凄すぎて笑

    0
    2026年06月13日
  • ウツボカズラの甘い息

    Posted by ブクログ

    何の変哲もない主婦が身に覚えのない詐欺殺人容疑で捕まる。
    刑事の執念がなければ絶対に真犯人にたどり着かない難解さでハラハラしました!
    マルチ商法まがいが軸にある中で、全てが悪い訳では無いですが上手い話には裏がある、そんなことを全面に感じさせてくれるような日常がガラッと崩れるサスペンスでした…
    しかもどんでん返しでアリバイや構成が緻密に上手く組み込まれていて、知らぬ間に犯罪の肩棒を担がされてるなんて思いもしません。
    厚みのある文庫でしたが先が気になりすぎて手が止まりません!!

    0
    2026年06月10日
  • 検事の死命

    Posted by ブクログ

    痴漢事件では、奥の奥まで追求し
    事件解決に導いた。
    上級国民だとか関係なく、自分を信じて突き進む姿勢を見習いたい。
    第3弾も面白かった。

    0
    2026年06月07日
  • 最後の証人

    Posted by ブクログ

    子どもを事故で失った夫婦をめぐる悲しい事件。巧みなミスリードに翻弄され、真相が見えたと思った瞬間にひっくり返された。
    「人は犯した罪そのもので裁かれなければならない」というテーマが深く胸に残る一冊でした。

    0
    2026年06月05日
  • 逃亡者は北へ向かう

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    悲しい。不運な事故から人を殺めてしまい、殺人事件の容疑者として指名手配されながら、余命短い父親に会いに行こうともがく青年・真柴の物語。幼い頃からの真柴の境遇がずっと可哀想で、なんで真柴ばかりが…と辛くなる。舞台が東日本大震災の直後ということで正直真柴以外も皆しんどい。直人君と出会って、直人君に感じる庇護愛だけが心の救い。直人君と親子として暮らしていってほしい、本当のパパのところに戻らないで…!と思ってしまうけど、直人パパは何も悪くないからね…。撃ち抜かれる直前に父親の手紙で救われててほしい。

    0
    2026年06月03日
  • 逃亡者は北へ向かう

    Posted by ブクログ

    震災後の東北で連続殺人犯を追うお話。
    娘が行方不明になってしまった警察官。
    警察は皆、家族がどうなっているかにかかわらず、市民の安全を守るため避難誘導や災害に乗じた犯罪の処理に追われている。
    妻と義母に家族よりも仕事が大事なのかと責められ、さらに娘は遺体で見つかる。連続殺人犯さえいなければ。あの、震災前に取り調べをしたヤツがこんな罪さえ犯さなければ。
    一方連続殺人犯と“なってしまった”男の人生は。

    家族と仕事の天秤の話が自分の生活とリンクしていてとても辛かったです。

    0
    2026年06月02日
  • ミカエルの鼓動

    Posted by ブクログ

    医療ミステリー小説。
    支援ロボットを用いた手術の第一人者であり、院内での出世も確実視される医師の前に、神の手を持つライバル医師が現れる。二人が対立する中、ロボット手術を取り巻く空気に不穏な動きが・・・

    医療ミステリーには「白い巨塔」という不動の金字塔が存在するために、本作も損をしているかもしれません。
    普及が進むロボット手術を軸に院内の人間ドラマを描いた意欲的な作品で面白いのですが、どうしてもかの小説と比してしまい、リアリティーや重厚さに物足りなさが残ります。
    ですが、全体はよくまとまっていて、とくに大団円の流れは私の好みでした。

    0
    2026年06月02日
  • 月下のサクラ

    Posted by ブクログ

    警察官森口泉さんが、警察という男社会に果敢に入っていきます。「どんな困難も、強靭な意志と粘り強さがあれば、乗り越えることができる。その覚悟が、挫けそうになる気持ちを支えた。」フレーズが勇気づけられました。

    0
    2026年05月31日
  • 教誨

    Posted by ブクログ

    環境は人を育てるというけれど どう足掻いても抜け出せずにどんどん悪い方に傾いていく人たちがいるんだなと思う。
    本当に何がいけなかったのだろう。
    どこで間違えたのだろう。
    ただただ哀しい。

    0
    2026年05月31日
  • 朽ちないサクラ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    単純な殺人事件とその解決ではなく、警察、公安の絡む展開に、あっという間に読み進んだが、読み終わってスッキリはしないね。
    to be continuedのパターン。
    仕掛の部分は、警察ならすぐ気付くだろ、この違和感、と言わざるを得なくて、え!?そうなの!?というより、いや一目見た時に一番最初におかしくない?と思う点じゃん、という感じが多かった印象。

    それでも引き込まれる展開に、きっとこの続編も読んじゃうな(^ー^)

    0
    2026年05月30日
  • ミカエルの鼓動

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最先端心臓手術ロボット「ミカエル」に浮かびあがった機器不良の疑念。医師も人間であり、完ぺきではない。ときには目の前の命を救えないこともあるが、医師として存在するための条件は「患者を全力で救おうとする気持ちがあるか」。
    2人の天才外科医のライバルストーリーのように見えて、その条件を一度は放棄したものどうしの共通点、葛藤も描いた作品だった。分厚いながら、気づいたら読んでしまっていた。心臓手術の場面は、かなり鮮明に記載されているが、心臓の専門用語がわからない部分も多く、映像化したものを見てみたい気持ちになった。

    0
    2026年05月30日
  • 逃亡者は北へ向かう

    Posted by ブクログ

     今日読み終えた「逃亡者は北へ向かう」は、私にとっての柚月裕子作品のちょうど20冊目でした。
     舞台は2011年3月11日の東日本大震災発生直後の福島県。そこで起きた二つの殺人事件から物語は動き始めます。
     物語の中心となるのは三人。思いがけず人を殺めてしまった天涯孤独の青年。彼を追う刑事。そして、震災で家族を失い、行方不明となった幼い息子を探し続ける漁師。刑事自身もまた津波で娘を失い、妻から捜索を懇願されながらも職務を優先せざるを得ない立場にあります。
     あの当時は極限状態のなかで、誰もが喪失と責務、絶望と希望の狭間でもがきながら生きていました。この物語は単なる逃亡劇や警察小説ではなく、「人

    0
    2026年05月29日
  • 誓いの証言

    Posted by ブクログ

    ホステスの女性に薬を飲ませて暴行したことで訴えられた弁護士の久保から、佐方のもとへ弁護の依頼が入る。久保は被害者と関係を持ったことは認めたものの、合意の上であったことを主張。かつての友人であった久保を信じることに決めた佐方は、被害者には久保に対する怨恨があるのではと考え調査を進めることにする。重厚な読み心地の法廷ミステリです。
    世間からのバッシングがもっとも多い性加害問題。無実の立証がこれほどに難しいものはなかなかないので、被害者と加害者の繋がりをたどるしかありません。しかし被告人はもとよりその弁護士もまた風当たりが強い中で、地道な調査に邁進する佐方と、口うるさいながらも頼りになる小坂のコンビ

    0
    2026年05月28日
  • 誓いの証言

    Posted by ブクログ

    面白すぎてすぐに読んでしまった。
    パラレルに現在と過去が行き来する。

    読み進めているうちに、原じい、晶、大橋に暗い影が立ち込めてくるとともに現在と繋がってくる。
    裁判のシーンは、緊張感ただようもので、検察官の職務への熱意も伝わってきてとても良かった。

    ただ最後はあまりにもハッピーエンドすぎてちょっとマイナス。
    失ったものがあまりにも多すぎる。
    命や時間はお金では取り戻せるものではなく、お金や刑でしか、罪を償うものがなく、裁判や法の限界を感じるぐらい、過去の過ちが重いと感じた。

    0
    2026年05月28日