柚月裕子のレビュー一覧

  • 合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明

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    前に出版された『合理的にあり得ない』の続編。
    これまでの柚月さんの作風とは異なり、ヒヤヒヤ、キリキリとした緊張感ではなく、とてもリラックスして物語に入り込める内容だ。
    今回は三つの中編で構成されている。

    信頼していたクライアントの社長が仕組んだ罠に嵌り、弁護士資格を失った上水流涼子は、自由気儘に動ける探偵事務所を設営し、金と欲に満ちた連中の悩み難問を片付けて、高額な報酬を得る算段を常にしている辣腕経営者兼美人探偵だ。
    もう一人の主人公となる貴山伸彦は、東大卒のIQ 140を誇るイケメン青年で、上水流涼子をアシストすると云うよりも、難問の解決は貴山の力量によって図られているのが実情だ。

    ⚫︎

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    2025年12月11日
  • パレートの誤算

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    実際の生活保護にも結構闇があるんだろうなと思いました。
    個人的に好きなジャンルの話なので、ページを捲る手が止まりませんでした。

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    2025年12月09日
  • 盤上の向日葵(上)

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    私は将棋のこと全く分からないけど、読みやすく面白かった。
    続きが気になるので下巻読むの楽しみ。
    桂介くん頑張れ〜

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    2025年12月08日
  • 慈雨

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    殺人事件の解決とヒューマンストーリーが併せて展開する。
    お辺土巡りと併せて進むのでまた違った楽しみ方もできる。引退した刑事の事件解決への責任と執着は古来の仕事魂かと思う。

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    2025年12月07日
  • 最後の証人

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    一人息子を交通事故で亡くした夫婦の切実さが伝わる内容でした。弁護士となった左方貞人が裁判をどのように進めていくのか、特に被告人と被害者が途中まで明かされないことに驚きました。心理描写が圧巻です。

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    2025年11月30日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    上水流涼子は弁護士資格を剥奪された後、探偵事務所を構えています。助手貴山は頭脳明晰かなりのイケメンで、非常に良い働きをします。
    短編で読みやすいです。
    なぜ弁護士資格を剥奪されたのか、貴山が助手になった経緯も描かれていておもしろかったです。
    2023年に天海祐希、松下洸平でドラマ化していました。
    こちらも機会があったら見たいです。

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    2025年11月30日
  • 検事の本懐

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    飄々としながらも鋭く事件の真実をひもとく検事のお話

    それなりに昔の作品ですが、脚色少なく、それがかえってよい作品に思いました。
    最後の証人も好きでしたが、
    一人一人「本当」が違う、という定義は一貫していて読みごたえがありました。

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    2025年11月28日
  • 合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明

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    このシリーズは面白くて自分の中ではヒット。展開はもちろんのこと、著者の文章も好きなんだろうなと思う。

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    2025年11月27日
  • 暴虎の牙 上

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    孤狼の血、狂犬の目、暴虎の牙の三部作で完結まだ上巻だけしか読んでないが、前作、前々作と比べると…。まだ布石展開中なのかな…?盤上の向日葵も上巻はボチボチと取り留めのない話で下巻から凄く面白かったような覚えがあるし、下巻に活かされるのかな?主人公は孤狼の血のガミさんなので後半楽しみ!

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    2025年11月27日
  • 検事の死命

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    読み始めはなんだか、微妙かなと思ってたんだけど、読み切るとその微妙な部分の必要性を感じました。なるほど、とおもいました。伏線回収のなるほどじゃないです。出だしの1,2章のストーリーは多分なくても話は通じます。だけどあることによって3,4章のストーリーに深みが出ます。柚月さんの作品はやっぱり面白いです。

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    2025年11月27日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    柚月先生の短編集は初めて読んだが、相変わらず無駄がない洗練された文章でとても読みやすく、短い中でも伏線とその回収がなされているのが本当にすごいと思った。馴染みの佐方さんの名前が出てきた時は嬉しかった。

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    2025年11月26日
  • 検事の本懐

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    短編集で読みやすかったです。検事左方貞人の風貌と人間性に引き込まれます。法曹界の上下関係は今の時代もあるのでしょうね。

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    2025年11月26日
  • パレートの誤算

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    本来受給対象である人が受けることが出来ず、悲しい結末のニュースがある一方、不正受給の話も聞くことがある。以前から関心のあるテーマ「生活保護」
    書かれてる内容は、きっとどこかで存在することのような気がした。同時にケースワーカーは本当に大変な仕事だと思う。人数が足りないのに受給する人は増えている現実。訪問調査で細かい状況を把握するのも難しいのではと思ってしまった。
    ストーリー展開はテンポ良い。なんとなくこの人かなという人が犯人だったけど、保身の為にまさかの理由(繋がり)で罪を犯したとは…

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    2025年11月26日
  • 月下のサクラ

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    警察広報職員から刑事に拾ってもらった森口泉。配属当日に会計課の金庫から現金が紛失する事件が、捜査の途中。容疑者と見られる人物が死亡。その現場にはいち早く公安が、事件の真相や公安の関与。上司の謹慎で更に事件を困難にする。
    泉の正義への誇り、真っ直ぐな行動が事件を突き止める糸口に
    柚月裕子先生らしからなるハードなラスト(アクション?)も新鮮。

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    2025年11月20日
  • 孤狼の血

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    昭和63年の広島を舞台に、型破りな刑事大上と新米刑事の日岡がやくざの抗争を止めるために奮闘する物語。

    柚月裕子さんの名前は知ってたけどちゃんと読むのは初めて。
    濃厚な広島ヤクザの仁義なき戦いの世界に没頭した。最初は組織関係図が頭に入ってこなくてなかなか進まなかったけど、途中からグイグイ物語に引き込まれた。
    終盤まで警察VSヤクザの物語として読んでいたのに、本当の敵はそっちじゃなかったってところが闇深で鳥肌立った。章の冒頭の日誌の削除部分の意味が明かされて、ガミさんの孤狼の血が日岡に受け継がれるエピローグ、胸熱。
    私は広島弁が好きなので、ガミさんのコテコテの広島弁(大阪弁以外をコテコテと表現す

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    2025年11月20日
  • 検事の信義

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    検事の佐方貞人を巡る四話
    正義感が強く検事としても疑問を持った事件には徹底して真相を究明する
    たとえ上司の逆鱗に触れても

    それが第四話によく現れている
    介護と認知症の問題は
    今の日本では殺人事件まで起こるくらい社会的な課題でもある
    検事の目を通して社会の事も考えさせられる
    けっこう深いストーリー

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    2025年11月17日
  • 風に立つ

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    舞台は、岩手県盛岡市の南部鉄器工房「清嘉」。職人の自宅兼工房。職人の家族を中心に描かれている物語。中心人物は小原悟、38歳。悟の父であり親方でもある孝雄。この工房で長らく職人を続けている林健司。悟の妹である由美は、居酒屋の店主である里館太郎と結婚し、その店で働いていた。

    第1章。物語は動く。それは、孝雄が補導委託を受けるということから。このことを孝雄の判断で決めていた。驚き、戸惑う悟。できれば補導委託を撤回させようと考える。孝雄の本心は分からないけれど、孝雄なりの理由があるのは伝わってくる。しかし、悟には伝わっていない。その曖昧なところがどうなっていくのだろうと思う。親子でありながら、師匠と

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    2025年11月16日
  • ミカエルの鼓動

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    柚木さんの書く男性は、いつも賢く冷静沈着で、少し影があって、多くを語らない。そこがかっこいいのですが、本作の西條も真木も変わらずかっこよかったです。
    医療ミステリーだと思い込んで読み始めましたが、医療をめぐる人間ドラマでした。医療ドラマなので、明るい内容ではありません。
    500ページの大作ですが、ストーリー展開は早く、中だるみすることなく読み終えました。
    続編はなさそうな終わり方ですが、ふたりのその後が気になります

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    2025年11月13日
  • 臨床真理

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    柚月さんのデビュー作であるが、読みごたえがある。かたくて重いが話しの中に引き込まれ没頭して読んでしまった。
    ただ後半で性描写が頻繁に出てきて、なんだかスッキリしない。こういうのもありかな?
    でも柚月さんの小説は何度もいうように話に引き込まれ好きだ。

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    2025年11月12日
  • あしたの君へ

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    初めて家庭裁判所調査官という仕事を知った。
    人に寄り添い、人の背景を見極め、判断をする。
    人との関わりが苦手な主人公がこの経験を糧に成長していく姿がとても美しかった。

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    2025年11月10日