柚月裕子のレビュー一覧

  • ウツボカズラの甘い息

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    どんでん返し 二つの視点で交互に語られる物語は、ある一点で交差し、そこから新しい展開へ。
    半分を過ぎたくらいから畳み込まれるように「ええ!?どういうこと!?」という展開でもう目が離せません。
    完全犯罪を崩すのは、たった一つの甘さ。
    またしても柚月裕子に唸らされました。

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    2025年12月18日
  • 小説 孤狼の血 LEVEL2

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    ネタバレ

    ドハマりした柚月裕子作「狐狼の血」シリーズの映画版LEVEL2のノベライズ作品。

    今日も仕事なのにベッドに入ってから読み始め、結果徹夜で読み終えてしまった^^;

    尾谷と五十子の抗争から3年。

    「暴虎の牙」で暴れまくった虎よりも危ない奴が登場します。

    それは一ノ瀬によって首を落とされた五十子会正平を唯一のオヤジと仁義を通す昭和の匂いがプンプンする上林。

    まぁ無茶苦茶にヤバイ奴です。

    どんなにヤバイかと言うと相手が生きている状態で目に親指を突っ込み目ん玉を取り出すことを躊躇なくやれる程ヤバイです(><)

    本作も痛いシーンが満載ですが、primeにて映画版「狐狼の血」を見た私には活字を読みながら脳内に動画として絵が浮かんできました。

    本作で何人死んだんだろう?

    数えてもなかったですが、シリーズで最も多くの死者が出たと思います。

    原作では語られなかったオリジナルストーリー。

    残念なのは勾留されているので、本作で一ノ瀬の出番がなかったこと。

    ガミさんの魂をジッポと共に引き継いだ日岡。

    続編を期待しちゃダメなのかなぁ...


    説明
    内容紹介
    2021年夏公開の映画「孤狼の血 LEVEL2」完全ノベライズ!

    広島の裏社会を治めていた呉原東署の刑事・大上亡き後、その遺志を継いだ若き刑事・日岡秀一。
    警察権力を用いて暴力組織を取り仕切っていたが、広島に再び、抗争の火種が。
    出所した“悪魔”上林が、日岡により壊滅状態に追い込まれた五十子会を再興すべく動き出したのだ。
    復讐に燃える上林は、常軌を逸した残忍な手段で勢力を強めてゆく。
    信念の刑事・日岡と、極道としてしか生きられなかった男・上林の、哀しき死闘が幕を開ける!
    著者について
    ●豊田 美加:ノベライズ作家。作品にドラマシリーズ「SPEC」、「おんな城主 直虎」ほか多数。

    ●柚月裕子:1968年、岩手県生まれ。2008年、『臨床真理』で『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、デビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞を受賞。16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞を受賞。丁寧な筆致で人間の機微を描きだす、今もっとも注目されるミステリ作家の一人。他の著書に『凶犬の眼』『暴虎の牙』『最後の証人』『検事の本懐』『検事の死命』『検事の信義』『蟻の菜園‐アントガーデン‐』『パレートの誤算』『朽ちないサクラ』『あしたの君へ』『慈雨』『盤上の向日葵』などがある。

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    2021年11月05日
  • 小説 孤狼の血 LEVEL2

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    このシリーズ、どんどん凄くなっていく。
    反社会勢力が怖いし、殺し方エグい。で、これ読み終えて気がついたが柚月裕子さんじゃないじゃん!

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    2021年08月16日
  • 最後の証人

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    いくつも張り巡らされた仕掛けに唸る 二つの話が同時進行する中で(ただし、タイムラインは違いますが)主軸にこの話がどう絡むのか、という疑問が徐々に溶け、そして「そういうことか!」と膝を打つ。
    尚且つ被害者と容疑者の名は明かされず、読み進めなければ復讐は達成されたのか分からない。
    ああ、失敗に終わったのかと思わせてのそういう形での復讐か!と、また唸らされる。

    息子を不慮の事故で失った夫婦の悲しみは如何ばかりか。
    それが正当に裁かれない無念は如何ばかりか。

    容疑者の無実を証明する佐方は被害者の敵ではなく、しかしそれは被害者の味方という意味ではなく、「裁かれるべき罪は裁く」ことを徹底している。

    推理小説で泣くことはほとんどない。
    だが柚月裕子はそれができる稀有な作家だ。
    「慈雨」の時も泣いたが、今回も泣かされた。
    それはやはり「動機」に重きを置くからだろう。

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    2025年12月18日
  • パレートの誤算

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    おもしろい!

    柚木裕子の作品は初めてだったので、連作ものを避けて選んだのが当作品だが、面白かった!また、読みやすくてテンポがいいのも良い。

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    2021年05月24日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    闘病中の我が子がいるので、よその猫もとっても気になる今日この頃。
    ネコメンタリーも観たかった。
    みんなそれぞれの距離感で愛猫たちとのお付き合いがおもしろかった。
    猫はほんとにすばらしいな。

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    2021年03月21日
  • あしたの君へ

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    リアリティがあり作品の中に引き込まれた 家裁調査官がどんな仕事をしているのかというのは、何となく知っていたが、作者がその関係の仕事をしていますたんじゃないかと思ってしまうほど、主人公 望月大地の苦悩や葛藤また、成長がみずみずしく書かれており、読まされてしまった。
    また、作者の人の心情に対して何故を突き詰めるというスタンスがそれぞれのケースにリアリティを持たせることに繋がっており、納得しながら読めた。
    社会勉強させてもらいました。

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    2026年04月18日
  • 猫が見ていた

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    ・マロンの話 ★★★★★
    ほたんとマロンの関係がいいね!
    私も猫と話したい

    ・エアキャット 欲しい★★★
    火村先生のシリーズの短編だった!
    ちょっと長めの短編かと思いきや結構短く収まってた。
    内容としては、まあまあね。

    ・泣く猫 ★★★
    普通。悪くはない!

    ・「100万回生きたねこ」は絶望の書か ★★★
    後半が良かったわ。
    特に本を読む姿勢というか読んだ感想ってのが人それぞれってところが。

    ・凶暴な気分 ★★★
    始めは茉莉子に全く感情移入できず、むしろ嫌なやつだなーと思ってた。
    ただ後半この凶暴性って誰しも内に秘めてるもんじゃないかと思った。

    ・黒い白猫 ★★★★
    興味深いタイトル
    台北が舞台で彫師たちの話
    ちょっとダークな雰囲気もあり結構好きな話。
    黒と白の対比もまた◎

    ・三べんまわってニャンと鳴く ★★★★★
    むっちゃ良かったー!
    初めて読む作家さんの話なので他の本も読みたい。

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    2020年08月10日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

    購入済み

    ドラマ化に期待

    今までの作風にない爽快感とテンポの良さは
    1話完結の連続ドラマ化が期待出来る、上質の連作短編だと思います。

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    2020年07月07日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    「NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。」で紹介された、
    作家たちと猫の関わりを、たっぷり盛り込んだ猫愛溢れる本。
    1 はじめての猫・・・角田光代、吉田修一
    2 いつでも猫・・・村山由佳、柚月裕子
    3 これからも猫・・・保坂和志、養老孟司
    猫対談、猫写真、猫作品(小説、エッセイ、短編)での構成。
    「NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。」紹介有り。
    PROFILEは作者と猫たちを紹介。
    インタビューでは、著作に関する話と飼い猫の話。
    あ、飼い・・・じゃなくて相棒とか家族っていった感じですね~。
    それらと小説、エッセイ、短編には、猫に対する眼差しと
    愛を感じる言葉が迸っています。そして作家と彼らの写真。
    愛猫の前では、なんて素直な表情を出してしまうのでしょう。
    それは猫たちも同様。同じ空間にいるときのリラックスぶり、
    保坂さんの外猫シロも触らせてくれないようでも、自分の舌と
    彼の指に感覚を残してくれる。
    なにより、彼らの写真のステキなこと。
    この本に接する読者にも癒しを与えてくれます。

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    2019年12月24日
  • 猫が見ていた

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    ネタバレ

    有名作家による猫アンソロジー本。
    猫が主人公のアンソロジーではなく
    人間がメインで猫はオマケのようです。

    「『100万回生きたねこ』は絶望の書か」北村薫
    を目当てに読みました。「うんうんそうだよねぇ。」と
    頷いてしまいました。

    他の作家さんはすべて初読みの方でした。
    湊かなえさんの作品は自身の体験を
    基にしたのでしょうか。興味深く読みました。

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    2019年11月06日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    文筆業の方々と一緒に暮らす猫たちのドキュメント。

    それぞれの方と猫サマにそれぞれの深いストーリーがある。
    その猫に対する目線が書き手により変わるのだが、深い愛情がある事だけは変わらない。

    最後の養老孟司さんの「まる」のエッセイが気に入っている。明け方、飼い猫に起こされてしまうところが、養老先生も私と一緒なんだなぁ…とほっこりした。2019.10.26

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    2019年10月26日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    可愛かった~。猫たちの顔が姿形が表情が(写真ね)
    作家と猫ってきっと相性が合うんだね。
    特に角田光代の”トト” 村山由佳の”もみじ” 吉田修一の”金ちゃん”と”銀ちゃん”がめちゃ可愛かった。

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    2019年07月07日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    ネタバレ

    社会派、ミステリー、殺人、恋愛等々、様々なジャンルのもの書きの人達。
    年代もタイプも違うのに共通していることは"猫好き"。
    そして揃いも揃ってもみんな"もふもふ"の猫達。
    飼い猫と一緒にくつろぐ姿や猫を見つめる優しい眼差し。
    写真を見ているこちらも、つい微笑んでしまう。
    各々の巻末にある猫エッセイや短編からも猫愛が真っ直ぐ伝わってくる。

    生活を変えてくれた存在でもあり、昼寝仲間でもあり、相思相愛の同志でもある猫達は、顔を見ていれば、ただそこに居てくれればそれでいい、大切な存在。
    もの書きの傍らにいる猫達から安らぎと癒しを貰った。

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    2019年05月30日
  • 最後の証人

    購入済み

    一気読み

    読み出したら止まりませんでした

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    2018年09月26日
  • 猫が見ていた

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    ネタバレ

    猫に纏わる短編やエッセイを集めたアンソロジー。
    豪華なメンバーと表紙の美しい猫に惹かれて手に取りました。
    どれも魅力的な作品でしたが、中でも東山彰良さんの「黒い白猫」が良かった。舞台は台北という物珍しさに、ニン姐さんという気骨のある彫物師(タトゥー)が素敵。浅はかに刺青を入れたがる若者を諭すセリフに感動です。クリスティアーノ・ロナウドが好きなりました(笑)。
    東山作品は一つだけ読んで苦手になって遠ざけていましたが、今後は読んでみたいと思います。アンソロジー効果ですね。

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    2018年09月05日
  • 猫が見ていた

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    「猫がでてくる小説集」というだけで読んでみました。
    今まで読んだことのない作家さんの作品にも触れられて「猫関係なく読んでみたい」と思える出会いもあってよかったです。
    それにしても、登場する猫を速攻頭の中で3D化して触り心地や声、眼の色、肉球の具合なんかをついつい妄想してしまう…地の文を読むよりもそっちに割いた時間の方が長かったかも!?

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    2018年08月09日
  • 風に立つ

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    本著者のこれまでと異なり、ミステリーさは保ちつつ「家族とは」を考えさせられる作品で、親子間のコミュニケーション不足気味の我が家と酷似していると感じた。
    同じ貧困を味わった父小原孝雄は子供には自由を、片や庄司達也は、対照的に子供に決まった道を歩ませようとするが、子はそれぞれ不満を募らせていく。
    それを解決するには、相手を尊重した対等のコミュニケーションが必要なのだと痛感させられた。

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    2026年01月17日
  • パレートの誤算

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    市役所職員と警察官は、同じ公務員なのだから本来は市民のために汗を流さなければならない。ところが、それを忘れて組織の保身を最優先されていると若林刑事は言うが、ケースワーカーの牧野聡美がヤクザに誘拐されると、自分の首は意に介せず独断で行動を起こす。保身の塊である役所とは対照的で面白い。

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    2026年01月17日
  • 凶犬の眼

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    ⚫︎前作とは違い、淡々と流れていく感じ
    ⚫︎ちょっと物足りなさもあるが、話は大変面白い。
    ⚫︎三作目も読みたいね
    ⚫︎一作目が出来が良すぎるし、二作目は中々難しいよね。

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    2026年09月28日