柚月裕子のレビュー一覧

  • 風に立つ

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    本著者のこれまでと異なり、ミステリーさは保ちつつ「家族とは」を考えさせられる作品で、親子間のコミュニケーション不足気味の我が家と酷似していると感じた。
    同じ貧困を味わった父小原孝雄は子供には自由を、片や庄司達也は、対照的に子供に決まった道を歩ませようとするが、子はそれぞれ不満を募らせていく。
    それを解決するには、相手を尊重した対等のコミュニケーションが必要なのだと痛感させられた。

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    2026年01月17日
  • 盤上の向日葵(下)

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    切なく、悲しい物語でした。
    その後までは描かれていませんが、ただただ、幸せになってほしいと感じます。

    (将棋の描写が文章では理解できず…棋譜があるとより楽しめそうだと思いました。)

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    2026年02月08日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    なんとも…。読み進めるのが…辛く。
    でも、静かに読み進め。

    残った直人くんの、幸せを願う、かな。
    いや、残された人たちの、これから、か。
    そして、手紙を読めた真柴亮。

    〜これは、なるべくしてなった結果〜
    〜必ず味方はいる〜

    ー今日の今と、明日の今ー

    出会える順が少しでも違っていたなら…と、思う。
    仕方のないコト…を。

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    2026年02月08日
  • 慈雨

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    テーマは後悔。設定は定年退職後の警察官が昔の冤罪事件について自責の念に駆られ、お寺参りをするのと同時に昔の冤罪事件の真相に繋がる新しい事件を解決するお話。

    設定が陳腐だと思ってしまった。

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    2026年02月07日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    被災地を舞台にしたストーリーで、想像以上に重たく辛いストーリーであった。被災していても仕事を全うしなければならない刑事と理解できない家族、とてももどかしかった。主人公の人生はうまくいかないことばかりで、結末までモヤモヤしたまま終わってしまった。ミステリー小説としては面白みに欠けるのと、誰も幸せにならなくて、前向きにオススメはしにくい作品だと思った。

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    2026年02月06日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    仕方がないが話が終始重い。
    結末がわかっているからこそ、淡々と進んでいくイメージ。
    主人公が不憫でならない。震災の話ということで、かなり臨場感はあった。

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    2026年02月04日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    ネタバレ

    東日本大震災とそのさなかに起こった殺人事件ーー

    このテーマでよくぞ書かれたと脱帽せずにはいられない。
    震災で多くの命が奪われた悲しみ、人によって絶たれた生命、考えさせられた。

    ーーネタバレになりますーー


    つらい読書体験になった。
    それは冒頭からあきらかになる。どうしてそうなったという知りたい欲にまかせて読み進める。

    以前「親ガチャ」なんて言葉があったように、生まれたときから不運な子どももいる。そして人生のレールを勝ち組へ乗りかえていける人はそう多くはない。

    事件を起こした真柴もそんなつもりはないのに、不幸へ導かれてしまう。
    真柴の生い立ちや家庭環境を知ると同情するのだが、起こしてし

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    2026年02月04日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    さすがの読みやすさで一気に読んだけど、いかんせん話が辛すぎる。
    題材をミステリーという形で消化しきれていない気がした

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    2026年02月03日
  • 教誨

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    シングルマザーが我が子と少女の2人を殺害した罪で死刑となる。彼女は我が子を愛していたのになぜ殺してしまったのか。なぜか身元引受人に指名された遠縁の親戚が事件の背景を調べるストーリー。

    田舎独特の雰囲気のイメージ(干渉的であることないこと吹聴される、帰属意識が高くて部外者に排他的、それに怯えて暮らす人々・・・)に即したストーリーで、ど田舎の暮らしを経験していない私には共感し難くて、悲しい話だけど没入できなかった。

    「誰が悪いのでしょうか」 「悲しい事件」的なテーマだけど、普通に「どんな事情であれ、殺した人が悪いだろ」と感じてしまった。

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    2026年02月01日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    人の運命にはどうすることも出来ない
    時がある。
    それはとても理不尽で、やるせない。
    日本は地震をはじめ自然災害で
    誰が被害に遭うか分からない。
    真柴の人生は、地震の被害と同じ
    皆が背負う理不尽な運命だった
    のかと、つい疑問に思う。
    人生にifはない、ただ人生の道
    にはいくつもの曲がり角があり
    それを間違えないで進むのは
    誰しも一番難しく、やるせない。

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    2026年01月29日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    柚月裕子さんの逃亡系のサスペンスのお話。
    町工場で働く養護施設で育った男性が主人公。
    嫌いな先輩に無理矢理連れて行かれたスナックから、次々と不運が重なり、警察から逃亡しながら、作品名のとおり、ある目的のために北に向かったいく。
    東日本大震災の起こった年が物語の舞台となっており、震災直後の混乱もあいまった設定となっている。
    逃亡系のお話はだいたい良いことが起きないけど、本作もまさに…という感じで、次第に追い詰められていくので苦しい展開が続く…
    この作品を読んだ次は楽しい作品を読みたくなります笑

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    2026年01月28日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    負の連鎖って怖すぎます。大なり小なり似たようなことはどこでも起こってるんでしょう。直木賞もらえても良かったと思いますけど、イマイチ何か足りなかったのでしょうかね。

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    2026年01月25日
  • 臨床真理

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    ネタバレ

    柚木裕子マイブームでやっぱりデビュー作を読んでみよう!で読んだけど、、、うーん。まぁまぁ。最後はまさかの裏切り者。でも誰か裏切り者がいるんだろうなぁ感はずっとあったし、、、司の暴れっぷりは許されるもんではないしなぁ。とか思ってしまった。

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    2026年01月25日
  • 月下のサクラ

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    朽ちないサクラの続編
    先に読んだ人の感想で2時間サスペンスみたい
    と聞いていましたが
    ホントそんな感じ

    さすがの展開力で読み進めやすい

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    2026年01月22日
  • 朽ちないサクラ

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    公安の実態はよく分からないが、本当にあり得る話ならかなり怖い。

    後半、犯人がわかるシーンの疾走感は良かったが、その後の展開が物足りなさを感じる。
    続編で回収かな。

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    2026年01月20日
  • あしたの君へ

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    家庭裁判所調査官が出くわした4つの事例とひとつのエピソードの話。主人公のような人がいることで迷える方々をよい方向へ導く裁判ができるんだろうね。なぜそのような行動に走るのか、なぜ、別れたがるのか、深く探らないと人を導けないよね。

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    2026年01月19日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    ネタバレ

    まず表題作でガツンとやられた。これが一番好きかな。
    それぞれの作品がバラエティー豊かで、前の作品の余韻が残って次の作品、しばらく混乱する…という状況が続いた。どれも知識も得られて様々な面白いが続いた。

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    2026年01月17日
  • 猫が見ていた

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    錚々たる作家さんたちによる猫にまつわる物語の短編集。怖い話、心温まる話、悲しい話、色位ありましたが、私は加納朋子さんの作品が特に面白かったです。

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    2026年01月17日
  • 逃亡者は北へ向かう

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     成り行きで犯罪を犯してしまった青年が、逃走中に誤って警官を射殺してしまい、その銃を持って逃走する。東日本大地震にも見舞われたことから、当時の被害者の捜索活動も入り組んで内容をスリリングにしている。犯罪小説は警察が主人公のものが多いが、好みにもよるが犯罪者が主人公の方が面白いと思う。オーディブルで聴いたのだが、とても楽しめた。

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    2026年01月13日
  • 風に立つ

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    罪を犯してしまった少年が、周りの人たちの力を借りながら再生していく姿、人の持っている力ってすごいなと思う。
    今までの柚月先生の書く話と違うな、と思いながら読んでいたが、父の抱えてきた苦しみを少しずつ見え隠れしながら進めていく話の展開はさすがです。
    あっという間に読み切りました。

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    2026年01月12日