柚月裕子のレビュー一覧

  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    ドラマを先に見てから読んだので、若干設定違うんだなと思って読み進めた。
    ドラマでは仲村トオルさんが演じていたキーマンが小説だともっと年配の俳優さんの印象だったけど、これも原作と映像のいい意味での違いかな。

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    2024年06月01日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    佐方貞人シリーズのスピンオフ目当てで買った訳だが、その他の短編に関しても面白く、またそれぞれの作品が少ないと十ページ前後とさくさく読める点も好評価

    表題作のホラー要素や他にも推理要素、はたまたお笑い要素までと色々なカテゴリーを網羅しておりカバー裏に書かれているオムニバスの名の通り

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    2024年05月26日
  • 警官の道

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    柚月さんのファンで、手に取りました。
    柚木さんの作品はもちろん最高でしたが、初めて読んだ長浦さんの作品が、意外にもハマりました。短編ですが、まるで長編を一冊読んだような満足感でした。

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    2024年05月24日
  • 臨床真理

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     この頃ずっと、柚月裕子の本を読んでいる。もう、10冊を超えた。このタイミングで、デビュー作を手に取った。
     途中で先が読めてしまうところはあったが、柚月裕子らしさはあった。
     サブキャラの栗原(警官)が、ちょっとハードボイルドでよかった。

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    2024年05月22日
  • 臨床真理

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    言葉が発せられたときに色がついて見え、その色によって怒りや嘘、興奮、などの感情を読み取ることができる青年、司と彼の大切な彩が死亡したことから話が始まる。
    展開が早く読みやすい。後半は想像通りという印象はあるもののラストが気になり一気に読んでしまった。最後の描写が生々しく不快に感じたのでこの評価。

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    2024年05月19日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    短編集が11作。なかなかエグい内容もあったが、「泣き虫の鈴」、「サクラ•サクラ」、「お薬増やしておきますね」、「ヒーロー」が個人的には面白みを感じた。

    作者の代表作である、佐方貞彦シリーズやマル暴シリーズの雰囲気やスリルはなかったが、佐方検事シリーズのスピンオフ「ヒーロー」が読める。

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    2024年05月19日
  • ウツボカズラの甘い息

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    普通の主婦であり母である文絵。
    娘時代はなかなかの美人だったのだが、家事と育児のストレスにより太ってしまい過食症と解離性障害を患っている
    夫ともうまく行っていない。
    そんな時、学生時代の同級生の加奈子に偶然再会する。
    加奈子は不幸な事故により顔に痣があるためサングラスをかけていた。
    加奈子から海外の高級化粧品の講師役と代理店の代表を引き受けることになる。
    もう、怪しいよ、やめときなーって話なんだけど
    それだけじゃなかった。
    えーとなるところがいくつもあって面白かった

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    2024年05月16日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    柚月さんの短編集、全体的には残念でしたが、最後のヒーローは良かった!早く次の佐方検事シリーズが読みたい

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    2024年05月10日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    短編集。
    なんとなく寂しい結末やイヤミス系の話が多い中、最後の「ヒーロー」は清々しい感動がある佐方シリーズのスピンオフ。
    増田事務官、いい!
    佐方検事も増田事務官も誠実でまっすぐな人柄で、読んでいた私も思わず背筋が伸びた。

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    2024年05月02日
  • 猫が見ていた

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    タイトルに「猫」が付いてると やっぱり手に取ってしまいます。
    しかも 錚々たるメンバーのアンソロジー…の割にパッとしない感じがしました。
    加納朋子さんが良かったかな

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    2024年05月01日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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     柚月裕子の小説の中では、ちょっと異色。「虎狼の血シリーズ」や「佐方貞人(検事)シリーズ」から読み始めたので、そう思ったのかもしれない。2つのシリーズはかなり骨太だ。
     軽快な痛快エンタメが読みたい人にはオススメ。また、連作短編(5篇)なので、読みやすい。

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    2024年04月30日
  • ミカエルの鼓動

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    柚月さんの作品を読むのは2作目。
    初めて読んだ『臨床真理』が強すぎて敬遠していた。
    今回のミカエルは、ダヴィンチをイメージしており
    心臓外科の手術は、移植のイメージとかぶる。
    ストーリーとしては驚くほどの作為ではなく、
    たぶん、そうなるよね・・・といった感じ。
    昭和感があちこちに漂うから、読みやすいけど
    推理できてしまうかな。
    真木の人間像をもう少し深堀ってほしかったし、
    西條も独身のままでよかったような気がしないでもない。

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    2024年04月16日
  • 暴虎の牙 下

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    ネタバレ

    今のところ「虎狼の血」シリーズの完結編らしい。懐かしい大上と日岡に会えましたが、期待値が高すぎたせいで本作はイマイチ・・かな。星は厳しいけど三つで。

    特にラストがあっさりしすぎ。これでシリーズ終わりなの?かと・・まだまだ続く様な気がしているのは私だけでしょうか。ちょっとしたサプライズも仕掛けてあるが成功しているかどうかは微妙である。

    また敵役の沖があまりにも人格が壊れている。特に刑務所を出所してからの執拗なまでの裏切り者探しの顛末は全く好きになれない。前二作には極道ながら筋の通った人間も登場してのめり込めたが、沖は同情すべき生い立ちではあるものの、暴力に飢えたチンピラとしか私の目には映らず

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    2024年04月15日
  • あしたの君へ

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    家庭裁判所調査官
    聞きなれない職業でしたが、本当にこんなに親身に調査してもらえたら、今、家裁で決着がつかず苦しんでいる人が救われる。っと思った。
    後書きを読んで、実際のケースを、作者が対談されて得た内容だと知り、本を読むことで救われる人がいるのでは❓っと、思える作品。

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    2024年04月14日
  • あしたの君へ

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    家庭裁判所調査官の仕事がどのようなものか、人の気持ちに潜む真実をどのように理解して掘り起こすかが、新人の調査官補の成長とともに丁寧に描かれていた。離婚に際する子どもの気持ちを知るエピソードは読んでいて辛かった。

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    2024年04月04日
  • ふたつの時間、ふたりの自分

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    当たり前かもやけど、その人の書く文章の味わいって、小説でもエッセイでも同じやねんなぁ。
    柚月さんの小説をいくつか読ませていただくなかで感じてた、味の濃さというか、それを存分に堪能できた感じ。

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    2024年03月30日
  • ふたつの時間、ふたりの自分

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    男くさいストーリーを展開する著者のエッセイ。小説とは違う面を見せつつ、趣向はそっち側にあることに納得。
    故郷への強い想いも印象的。

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    2024年03月20日
  • 凶犬の眼

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    ハードボイルド
    この人の本は、めちゃくちゃ男前
    そういえば、暴力団て懐かしいものになった
    いずれ、忍者とかサムライとかと同類になる

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    2024年03月12日
  • 凶犬の眼

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    前作と比較すると引き込まれる要素は少なかった印象。
    ◯◯会が多くて人物関係がよく分からなくなったのもあるが…

    改めて、孤狼の血は傑作だったんだと思った。

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    2024年02月21日
  • パレートの誤算

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    生活保護に関わっていたケースワーカー・山川が殺された。同僚の新人女子職員が山川の不正を疑うが、、、貧困ビジネスを扱ったミステリー。柚月さんの作品の中ではイマイチだった。

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    2024年02月15日