柚月裕子のレビュー一覧

  • 臨床真理

    Posted by ブクログ

    「朽ちないサクラ」に続けて読んだせいか、こちらも何を信じていいか分からないほど、怪しい人ばかり。犯人を含め、怪しい人たちの胸くその悪さったらない。どんどん読めはするけど、あまり気分は良くない。

    0
    2025年04月26日
  • あしたの君へ

    Posted by ブクログ

    自分の家庭環境って恵まれてるのかなとも思えたし、人それぞれに人生があって、それの全部が前向きなわけじゃないよなっていうふうにも思った。
    ただそういう人を支えて、明日のきみへって思ってくれる人がいる優しさも感じた。

    とはいえ意外性見たいのがちょっと欠けたかも!なんとなく先も読めた感じするし

    0
    2025年04月24日
  • 暴虎の牙 下

    Posted by ブクログ

    さぁ後編です♪

    「ええか。わしの言うたこと、忘れんなや。ちいと大人しゅうしとれ。極道はのう、一遍、殺ると決めたら、なにがあっても殺りにくるんで。特にこんなみとうなんは、ただでは殺してくれん。散々いたぶって、なぶり殺しにされるんど」
    ガミさんがそう言ったじゃないの!
    助けられたんど!!
    カバチタレがヽ( ̄д ̄;)ノ

    もう破滅にまっしぐらじゃ…
    こんな結末しかまっとらんわな…
    馬鹿で哀れな男じゃなぁ…

    ってガミさん死んで16年?
    日岡の時代でのラストなんだけど?
    ヤクザたいして出てこないんですけど?
    完結なのにΣ(゚д゚lll)

    だから☆3にしちゃう笑

    0
    2025年04月22日
  • ミカエルの鼓動

    Posted by ブクログ

    とても専門的な事柄や細かな描写を丁寧に書いてるが、文体なのか丁度良い塩梅なのか読んでてストレスを感じない。

    文章全体がとても武骨に感じる。
    良い意味で女性作家が書いた作品とは思えない。
    それが個人的にはとても好きだ。

    何気ないフレーズにも作者のセンスを感じる。

    最近、さらに好きになった作家。
    他作品も読み漁ろうかと思う。

    エンディングが若干あっけなく調子抜け。

    0
    2025年04月18日
  • ふたつの時間、ふたりの自分

    Posted by ブクログ

    柚月裕子の作品は結構読んでいるが、どれも大きくハズレのない安定感のある作品という印象がある。

    そんな作家の初エッセイ集。

    現在も東北に住まわれており、震災でご両親を亡くされていることを初めて知った。どのエッセイも著者の誠実さ真摯さが感じられる。

    ただ、エッセイに笑いを求めがちな私としては、物足りない。

    真摯に作品に向き合い、良い作品を届けようとする姿勢はプロ。

    星は3つ。3.4としたい。

    0
    2025年04月10日
  • 臨床真理

    Posted by ブクログ

    柚木裕子氏のデビュー作。

    臨床心理士の佐久間美帆が担当する青年、藤木司。
    彼は「共感覚」という特殊能力があり、人の発する言葉に色彩が見えると…その色によって嘘や真実、喜びや怯えの感情が分かると。にわかには信じ難い話ではあるが。

    知的障害者施設にいた司。彼の想い人:水野彩の死の真相が絡んできて、謎解きに引き込まれていく。

    障がい者の人権、精神科という分野がテーマ。
    ちょっと胸くそ悪い描写もあり手放しで推せない。。。

    著者の飛躍のステップ作品だ。
    柚木裕子氏はやっぱり、中年男性が主人公の方が、生き生きとしていて上手い!

    0
    2025年03月18日
  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    初めての柚月裕子さんの作品。
    そして久々に事件ものの作品を読んだ。

    序盤から事件の内容に引き込まれて、どうして?なんで?とどんどん続きが気になった。
    そして、当事者たちの目線だけじゃなくて、それを記事にしようと過去を遡って取材する由美の目線もあったことがより面白さを引き出していた。

    姉の妹を思う気持ちが随所に現れてて、本当に切ない一方で、それでも無実の人を殺してしまうのは罰せられるべきだなとか、子供時代の環境がその人の人生に与える影響とかいろんなことを考えさせられた。

    私的に姉の改名後の名前に冬華を使ったところも、やはり妹がずっと気になってたのかなとか思った。

    0
    2025年03月13日
  • 猫が見ていた

    Posted by ブクログ

    タイトルに猫とついていたら読まない訳にいかない
    私もつい最近まで犬派を自称していたが、引っ越しを機に犬に加えて猫を飼いすっかり犬猫派に…

    湊かなえさんの実話?のようなお話がとても共感できて良かった
    巻末のオールタイム猫小説傑作選を読み、次は何を読もうかワクワクしている

    0
    2025年03月02日
  • あしたの君へ

    Posted by ブクログ

    読みやすくてさくさく読めた。映像化作品をいくつか見たことがあったから読んだことがあるかと思いきや、意外とはじめましての作家さんだった。内容は重いのもあるけど、淡々としていて変にお涙頂戴な感じがなかったのは好感。主人公のまっすぐな感じも良かった。最後は、ここで終わる??って言う感じではあったけど。。続編とかあるのかな?

    0
    2025年02月24日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

    Posted by ブクログ

    短編集。他愛もない内容なんだけど楽しめた。
    おそ松くんには笑えた。すっごく懐かしい名前が出てくるし「黙れおそ松」気に入った。

    0
    2025年02月01日
  • 臨床真理

    Posted by ブクログ

    「共感覚」、障害施設等、描写がえぐいところもありましたが、物語に吸い込まれていきました。

    支援者と相手の距離感ってむずかしいよなと改めて感じました。

    0
    2025年01月29日
  • あしたの君へ

    Posted by ブクログ

    家裁調査官補佐官の短編集。
    基本的に読みやすい文章でサクサク進めることができた。

    主人公の当事者たちへの向き合い方の変わり方があり、カンポから調査官へ変わり様がよくわかった。


    最初は自分の思い込みに引かれていていたが、次第に自分で当事者たちが話す言葉や調査結果だけでなく
    他の面からも理解しようとするところなど。

    0
    2025年01月25日
  • 警官の道

    Posted by ブクログ

    警官にまつわる有名作家たちの小説まとめ集で、半分以上は面白かった。私の好きな中山七里はもちろん面白いが、深町秋生のクローゼットも良かった。最後の柚月裕子の作品は心を掴まれうるっとくる。

    0
    2025年01月21日
  • あしたの君へ

    Posted by ブクログ

    家庭裁判所調査官補が主人公で、
    まだ研修生ながら、実際の案件を担当して勉強、実績を積んで成長していくお話。

    病気の妹を助けるために窃盗してまで稼がなければならなかった話。

    夫に見捨てられ、子供に過干渉のため、子供の心の居場所が狭くなり、他人を傷つけてしまう子。

    モラハラ夫に苦しんで離婚したい妻。

    親権争いをしていた夫婦と、どっちも選べない子供。

    それぞれの事情や立場があり、生い立ちによって自分の主張すら言えない人達がいる。主張しても互いが譲らず、何が正解かわからないことも多いが、主張の裏に隠された「なぜ」を追い続け、お互いの和解点をみつけて、みんなの新しい人生に繋げていく仕事はすごいなと思った。


    いかに心の声を拾い、事情立場を知り、その人をどれだけ理解することが大事か知った。

    推測だけではなく、自分の目で確かめてみないとわからないことも多い。

    この本から学んだことは、相手を理解するためには、その人の行動、主張には、色んな事情、立場、生い立ちがあるのかイメージし、実際はどうなのかコミュニケーションで探っていくしかない。本人もなぜそう思うのか、そう行動してしまうのかわからないこともある。対話で相手が自分のことを少しでも知るきっかけになれば、対話とはこの先AIのレベルが上がってきたとしても、必要な仕事になるんだなと思った。

    0
    2025年01月19日
  • 臨床真理

    Posted by ブクログ

    新米の臨床心理士と、人の言葉に色が見える青年の物語
    主人公の新米らしい思い込みや猪突猛進ぶりに対し、冷静に助言する警察官・栗原がいい味出てた
    生々しい表現があったから、苦手な人は注意かも

    0
    2025年01月18日
  • あしたの君へ

    Posted by ブクログ

     家庭裁判所調査官という職業は初めて知った。

     研修中で調査官補の大地が様々な案件と向き合いながら成長していく。
     固定観念や思い込みで判断せず真摯に調査をしていく姿勢が、初々しくもあり頼もしくもあった。
    研修を終え、一人前の調査官になってくれているといいな。

    0
    2025年01月17日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

    Posted by ブクログ

    オムニバス短編集ということで、本当に短い短編が11編。最後の短編のヒーローが一番長いか?そしてそれは、佐方貞人シリーズのスピンオフ作品。
    楽しめました。

    ■チョウセンアサガオの咲く夏
    暗い読後感
    実家で母親の介護を続ける女性は子供の頃、けがや体調不良が多かった。その真相は?

    ■泣き虫の鈴
    豪農に奉公に出された少年。奉公先でいじめられながらも耐え続ける毎日。そんなある日、その村に瞽女という盲目の女性の芸子達がやってきて、事件が..

    ■サクラ・サクラ
    パラオで出会った老人が話す太平洋戦争での日本軍の話。ちょっとぞくっときます。

    ■お薬増やしておきますね
    読み返してしまった。美人精神科医とその患者のカウンセリング。
    あれあれ?どっちがどっち?

    ■初孫
    ちょびっとブラック。
    子供が出来ない夫婦にようやく授かった男の子。
    夫が行ったDNA鑑定の結果は..

    ■原稿取り
    これ、コメディ?
    編集者が預かった原稿を盗まれてしまって、どうする?っていう展開。

    ■愛しのルナ
    猫を溺愛する女がネットに猫の動画を上げるのに飽き足らず、自分の姿も上げることに..
    これはブラックジョークというか..

    ■泣く猫
    ちょっと重い話
    亡くなった母親のアパートに弔問に来た女から聞いた母親の話。

    ■影にそう
    瞽女として生きる盲目の女の話。
    生きる厳しさを学びます。

    ■黙れおそ松
    これ、パロディ?
    大丈夫なの?おそ松君じゃん

    ■ヒーロー
    佐方貞人シリーズのスピンオフ
    佐方の事務官の増田は柔道部の恩師の告別式で高校時代の旧友の伊達と再会。大阪で警察官になったという伊達の話を聞いていると、違和感が..その秘密とは..
    うまくいかないことってありますよね。
    少し、前向きに一歩踏み出せる物語です。

    ということで、全部で11編
    サラリと読めてしまいます。

    0
    2025年01月11日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

    Posted by ブクログ

    短編集で、かつ200ページ強程度のボリュームなので、サラッと読めました。
    スピンオフですが、佐方貞人の話が読めたのは良かったです。

    0
    2024年12月10日
  • 臨床真理

    Posted by ブクログ

    ドラマ「合理的にあり得ない」が大好きすぎて、初めて読む柚木さんはデビュー作からにしました。

    苦手な題材だったけど、どんどん読めました。
    他にも色々読んでみようと思います。

    0
    2024年12月07日
  • ミカエルの鼓動

    Posted by ブクログ

    想像より良かった!先が気になり、読みやすくて情景が容易に思い浮かぶ文章で、気が付けばどんどん読み進んでいました。
    前職で心不全については随分勉強していたので、専門用語や術式などの単語も殆ど理解出来たので更に楽しむ事が出来ました。
    二人の医師が対立しながらも根幹では通じ合っているありがちな医療小説ですが、流石に直木賞候補になった作品だけあって、他の同じ様な小説に引けを取らない面白さでした。
    ただ、エピローグはありきたり過ぎてちょっと不満足かなぁ、、、
    後は読者の想像にお任せなのは分かるけど、もう少し先を描いて欲しかったです。

    0
    2024年12月05日