柚月裕子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
オムニバス短編集ということで、本当に短い短編が11編。最後の短編のヒーローが一番長いか?そしてそれは、佐方貞人シリーズのスピンオフ作品。
楽しめました。
■チョウセンアサガオの咲く夏
暗い読後感
実家で母親の介護を続ける女性は子供の頃、けがや体調不良が多かった。その真相は?
■泣き虫の鈴
豪農に奉公に出された少年。奉公先でいじめられながらも耐え続ける毎日。そんなある日、その村に瞽女という盲目の女性の芸子達がやってきて、事件が..
■サクラ・サクラ
パラオで出会った老人が話す太平洋戦争での日本軍の話。ちょっとぞくっときます。
■お薬増やしておきますね
読み返してしまった。美人精神科医とそ -
Posted by ブクログ
まず、タイトルを見てびっくりした。
-----ウツボカズラの甘い息!
どこかの官能小説?と思わせる。
読もうかどうしようか躊躇してしまった。
でも、柚月さんの本だから面白いよなと思って読んでみた。
いつものように、登場人物や、捜査本部などのしっかりした描写でストーリーに入り込める。
中盤までの主人公的な人物である高村文絵がとても魅力的だ。できれば終盤まで文絵には活躍して欲しかったのだが、後半三分の一は文絵を離れて、犯人を追い詰める旅?になる。
途中で、一瞬、文絵は多人格症で、加奈子という人物も文絵が作り出した妄想かと思ったが、それでは捜査会議で一旦決着しそうになったものと同じだし。
終盤は、次 -
Posted by ブクログ
題名と新聞か何かの内容紹介に惹かれ購入。
何回か1章は読んでいたが、いつも途中で
挫折してしまい、ようやく今年読めた。
内容としては、ロボット手術医師と、
胸手術派の医師の対立という話で物語は
進むが、ある患者の手術をきっかけに物語は
大きく変わる。
物語の中心であるミカエル(ロボット手術)に
隠された大きな闇が明かされた時は驚いた。
登場人物が多いので、その理解をするのが少し
大変だった。また中盤以降で出てくるある患者の手術に
ついて過程や手術中の緊迫感や勢いみたいなもの
が、文字なのに読み手にも画としてはっきり伝わって
くる。
また登場人物の心情の移ろい方や画の書き方など、
細やかな文 -
Posted by ブクログ
ネタバレ装丁の美しさとタイトルに惹かれて購入した
「虎狼の血」の柚月裕子初の短編集
⑴チョウセンアサガオの咲く夏
美しい花には毒がある。
恐ろしいーっ
⑵泣き虫の鈴
泣き虫八彦、大人の石段登る。
⑶サクラ・サクラ
ペリリュー島の戦い
フィクションとノンフィクションが交差する。
この手の話には弱いのよ、泣ける。
⑷お薬増やしておきますね
頭が混乱する。
え?誰が患者?誰が医者?
⑸初孫
想像していた通りの結末でワロタ
くそ親父
⑹原稿取り
高村先生、一本あり(笑)
⑺愛しのルナ
怖っ
「美」への執念?あぁSNSに下手なコメント
したらダメよ、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『孤狼の血』シリーズを順々に読んでみたいと思っていたが、映画を観た衝撃がすごくて満足してしまったのであえて違う作品から柚月裕子さんを知ろうと思って手に取った一冊。意味不明なタイトルも興味をそそられる。ウツボカズラとは?なんだ?
まず、背面にある作品のあらすじは絶対読まない方が良い。いつもは極力目を通さないようにして、作品を読み終わった後に読むようにしている。今回はストーリーが後半に差し掛かった頃に油断してうっかり見てしまい、がっかりした。短い言葉でここまであらすじをまとめ上げてしまうものなのか笑。
険しい山道を進んだ先に辿り着く頂にいきなりヘリで連れってくれるような…杉浦加奈子の正体までは