柚月裕子のレビュー一覧

  • 暴虎の牙 上

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    「弧狼の血」シリーズ完結編!
    前作から、かなり間が空いてしまっていたので、前前作、前作を振り返りながらの読書!
    大上刑事って死んだのでは?と思っていたら、それより過去の物語。
    さらに、日岡は下巻に登場ということで、完結編としては完璧です(笑)


    上巻では、
    昭和57年の物語。
    極道を恐れない「呉虎会」を束ねる沖。さらにその仲間たち。
    ヤクザも恐れないということで、この暴力には圧倒されます。
    ヤクザの賭場から売り上げ強奪
    さらにヤクザのシャブの取引からシャブ強奪
    怖!いやいや、普通やられちゃうでしょ。
    まさに暴虎。

    この沖たちに対して、大上が絡んでいきます。
    その目的は?

    一方、本書で語られる大上の過去。そして五十子会への因縁。
    パナマ帽の入手。
    などなど、様々なエピソードが語られます。

    沖と大上の関係はどうなる?
    沖はどうなっていく?

    といったところで、下巻に続きます。

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    2025年05月25日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    作者の初期の作品を中心とした短編集。読む側としては、何故これらの作品が一つの本にまとめられたのか意図がよく読め解けない。書く側の都合ということなんだろうか。
    それなりに面白い作品もあればイマイチも混ざる。単行本としてまとめて読む側としては、余り評価できない。

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    2025年05月14日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    6人の作家さんの、猫との過ごし方の話。
    猫が人生に与えてるものとか、変わったこととか、作品への影響とか、質問形式で答えて下さり、かつエッセイとかでも表現してくれたり、かわいい写真も沢山載ってたりん。
    もう、可愛すぎるんんんんんฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

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    2025年05月12日
  • 臨床真理

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    とにかく胸糞悪い内容で、読んでいてすごく辛くて腹立たしかったが、目を背けてはいけないと思った。声にならない悲痛な叫びが、いち早く誰かに届き、救いの手を差し伸べられる世界になってほしいと思うし、そんな世界を作らなければいけないという責任感を持ち続けたいと思った。

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    2025年05月11日
  • ウツボカズラの甘い息

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    松戸市に住む主婦・高村文絵が自宅に送られてきたチケットで向かったディナーショーで、中学の同級生・杉浦加奈子に声をかけられる。鎌倉の別荘に招待された文絵は化粧品セミナーの講師をつとめることなり、、、









    物語は、文絵と、神奈川県警の刑事・秦圭介の交互の視点で進む。
    文絵の幻覚障害によるものと思われた女性であったが、、

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    2025年05月10日
  • 凶犬の眼

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    このあと関東連合みたいなのがのさばってカタギとの境目が無くなり、残党は今なお闇バイトの首謀と化している。
    悪はなくならず、秩序は崩壊した。暴対法の是非はとても難しいところ。

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    2025年05月09日
  • ふたつの時間、ふたりの自分

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    柚月裕子さんのエッセイ集。

    柚月さんの作品はほとんど読み終わったので、柚月さんの人となりをなんとなく理解できました。
    今後も感動する作品を楽しみに待ってます。

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    2025年05月01日
  • ウツボカズラの甘い息

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    前半はダラダラと読んでいましたが、後半にある事実が発覚し、その事実に涙が出て一気に最後まで読みました。その後一気に女性の名前が複数出て来て、何度か前のページをめくって確認しました(笑)。少し悲しい物語でしたね。でも読後感は悪くなく、人に勧めても良い小説かと思います。あと、余談ですがダイエットも俄然やる気が出ました(笑)。

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    2025年04月27日
  • 臨床真理

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    「朽ちないサクラ」に続けて読んだせいか、こちらも何を信じていいか分からないほど、怪しい人ばかり。犯人を含め、怪しい人たちの胸くその悪さったらない。どんどん読めはするけど、あまり気分は良くない。

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    2025年04月26日
  • あしたの君へ

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    自分の家庭環境って恵まれてるのかなとも思えたし、人それぞれに人生があって、それの全部が前向きなわけじゃないよなっていうふうにも思った。
    ただそういう人を支えて、明日のきみへって思ってくれる人がいる優しさも感じた。

    とはいえ意外性見たいのがちょっと欠けたかも!なんとなく先も読めた感じするし

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    2025年04月24日
  • 暴虎の牙 下

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    さぁ後編です♪

    「ええか。わしの言うたこと、忘れんなや。ちいと大人しゅうしとれ。極道はのう、一遍、殺ると決めたら、なにがあっても殺りにくるんで。特にこんなみとうなんは、ただでは殺してくれん。散々いたぶって、なぶり殺しにされるんど」
    ガミさんがそう言ったじゃないの!
    助けられたんど!!
    カバチタレがヽ( ̄д ̄;)ノ

    もう破滅にまっしぐらじゃ…
    こんな結末しかまっとらんわな…
    馬鹿で哀れな男じゃなぁ…

    ってガミさん死んで16年?
    日岡の時代でのラストなんだけど?
    ヤクザたいして出てこないんですけど?
    完結なのにΣ(゚д゚lll)

    だから☆3にしちゃう笑

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    2025年04月22日
  • ミカエルの鼓動

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    とても専門的な事柄や細かな描写を丁寧に書いてるが、文体なのか丁度良い塩梅なのか読んでてストレスを感じない。

    文章全体がとても武骨に感じる。
    良い意味で女性作家が書いた作品とは思えない。
    それが個人的にはとても好きだ。

    何気ないフレーズにも作者のセンスを感じる。

    最近、さらに好きになった作家。
    他作品も読み漁ろうかと思う。

    エンディングが若干あっけなく調子抜け。

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    2025年04月18日
  • ふたつの時間、ふたりの自分

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    柚月裕子の作品は結構読んでいるが、どれも大きくハズレのない安定感のある作品という印象がある。

    そんな作家の初エッセイ集。

    現在も東北に住まわれており、震災でご両親を亡くされていることを初めて知った。どのエッセイも著者の誠実さ真摯さが感じられる。

    ただ、エッセイに笑いを求めがちな私としては、物足りない。

    真摯に作品に向き合い、良い作品を届けようとする姿勢はプロ。

    星は3つ。3.4としたい。

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    2025年04月10日
  • 臨床真理

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    柚木裕子氏のデビュー作。

    臨床心理士の佐久間美帆が担当する青年、藤木司。
    彼は「共感覚」という特殊能力があり、人の発する言葉に色彩が見えると…その色によって嘘や真実、喜びや怯えの感情が分かると。にわかには信じ難い話ではあるが。

    知的障害者施設にいた司。彼の想い人:水野彩の死の真相が絡んできて、謎解きに引き込まれていく。

    障がい者の人権、精神科という分野がテーマ。
    ちょっと胸くそ悪い描写もあり手放しで推せない。。。

    著者の飛躍のステップ作品だ。
    柚木裕子氏はやっぱり、中年男性が主人公の方が、生き生きとしていて上手い!

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    2025年03月18日
  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

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    ネタバレ

    初めての柚月裕子さんの作品。
    そして久々に事件ものの作品を読んだ。

    序盤から事件の内容に引き込まれて、どうして?なんで?とどんどん続きが気になった。
    そして、当事者たちの目線だけじゃなくて、それを記事にしようと過去を遡って取材する由美の目線もあったことがより面白さを引き出していた。

    姉の妹を思う気持ちが随所に現れてて、本当に切ない一方で、それでも無実の人を殺してしまうのは罰せられるべきだなとか、子供時代の環境がその人の人生に与える影響とかいろんなことを考えさせられた。

    私的に姉の改名後の名前に冬華を使ったところも、やはり妹がずっと気になってたのかなとか思った。

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    2025年03月13日
  • 猫が見ていた

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    タイトルに猫とついていたら読まない訳にいかない
    私もつい最近まで犬派を自称していたが、引っ越しを機に犬に加えて猫を飼いすっかり犬猫派に…

    湊かなえさんの実話?のようなお話がとても共感できて良かった
    巻末のオールタイム猫小説傑作選を読み、次は何を読もうかワクワクしている

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    2025年03月02日
  • あしたの君へ

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    読みやすくてさくさく読めた。映像化作品をいくつか見たことがあったから読んだことがあるかと思いきや、意外とはじめましての作家さんだった。内容は重いのもあるけど、淡々としていて変にお涙頂戴な感じがなかったのは好感。主人公のまっすぐな感じも良かった。最後は、ここで終わる??って言う感じではあったけど。。続編とかあるのかな?

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    2025年02月24日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    短編集。他愛もない内容なんだけど楽しめた。
    おそ松くんには笑えた。すっごく懐かしい名前が出てくるし「黙れおそ松」気に入った。

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    2025年02月01日
  • 臨床真理

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    「共感覚」、障害施設等、描写がえぐいところもありましたが、物語に吸い込まれていきました。

    支援者と相手の距離感ってむずかしいよなと改めて感じました。

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    2025年01月29日
  • あしたの君へ

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    家裁調査官補佐官の短編集。
    基本的に読みやすい文章でサクサク進めることができた。

    主人公の当事者たちへの向き合い方の変わり方があり、カンポから調査官へ変わり様がよくわかった。


    最初は自分の思い込みに引かれていていたが、次第に自分で当事者たちが話す言葉や調査結果だけでなく
    他の面からも理解しようとするところなど。

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    2025年01月25日