柚月裕子のレビュー一覧

  • 盤上の向日葵(下)

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    ネタバレ

    辛い。上巻は可哀想ではありましたが、まだ核心まで進んでいなかったので、これからちょっとはいい話とかあるかな、なんておもっていました。
    甘かった。少年、佳介はどこまでも親からは逃れられず、東明には巻き込まれ、最後も解放されたかのようではありますが、救いがない。。
    来世はめちゃくちゃ幸せになってほしいです

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    2026年07月01日
  • 検事の本懐

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    前作の「最後の証人」がすごく良かったので続きも読破。

    5つの話の短編集だけど、どの話も内容が濃すぎて、長編を何作か読んだレベルの満足度。

    佐方検事の人柄にさらに惹かれてしまい、やっぱり周りの荒波に飲まれずに自分の信念を貫ける人は凄くかっこよくて好感度が上がりっぱなしです。

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    2026年06月30日
  • ミカエルの鼓動

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    初めての柚月裕子さんです!
    久しぶりの医療系小説で、手術の説明部分飛ばし読みしちゃいました笑 ただ、500ページとは思えないくらいスラスラ読めて楽しめました!

    医師という職業は、自分には絶対できないし尊敬しかないので、神的な存在になっていますが、本作を読んで、神とするか悪魔とするか大きく別れそうだなと思いました。
    患者を救いたいという想いと、自分の立ち位置を確かなものにしたいという欲。嫌な対立を目の当たりにしつつ、気持ちが分かってしまう難しさがありました。

    そして、本作の肝となる部分ではより難しさを感じました。
    ミカエルを使うことによって救える命と、使うことによって失われ

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    2026年06月28日
  • 誓いの証言

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    先が気になってどんどん読み進られる本でしたが、判決が出たところで終わっていてくれてもよかったのにと思いました
    佐方貞人シリーズになっているそうで、佐方さんが検事だったころのものが読みたくなりました

    この本に出てくるばんえい石てどんな石か調べてみたら出てこず
    香川県で採れる庵治石(あじいし)がモデルになってるらしい
    男木島灯台は庵治石でできていて、ちゃんとあるそうだ
    高松には石のアートがたくさん

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    2026年06月25日
  • 慈雨

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    ネタバレ

    まあまあおもしろくて、さくさく読めました。人間ドラマです。
    定年退職した元刑事が、妻とともに四国八十八カ所を歩き遍路で巡り始めるところから始まります。16年前、彼は、幼女へのわいせつ殺人事件で逮捕された男が冤罪の可能性があるのに再捜査できなかったことを、今も後悔しています。そこに、同様の手口で幼女が殺害される事件が発生。娘の彼氏でもあり後輩でもある刑事が、捜査にアドバイスをくれ、と電話連絡してきます。果たして、過去の事件と関連はあるのか。
    巡礼しながら元刑事の回想も随所にちりばめられており、刑事ものというよりは1人の人間ドラマでした。

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    2026年06月21日
  • 朽ちないサクラ

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    警察モノのミステリー。
    警察の内部情報がスクープ報道された後日、新聞記者が遺体で発見された。その友人である警察職員が独自調査に乗り出すが、その裏には不気味な影が存在していた・・・

    警察モノではありますが、主人公は警察官ではなく広報職員という視点を変えた設定で、捜査権限の無い半分素人の立ち位置から事件に関わるというのはちょっと新鮮でした。
    展開も結末もエンタメ的な意外性の演出が意図されている感じなので、奥行きのある充足感を得るというよりも気軽に楽しむ作品だと思います。

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    2026年06月20日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    プロローグが必要だったか。時系列ではいけなかったのかと疑問に思った。
    東日本大震災の混乱の中の逃亡劇。震災や被災者の描き方がとてもリアルで読み応えがあるし、不運の連続で罪を重ねて追い詰められていく逃亡者の道行きは緊迫感溢れているけれど、二つの大きなテーマを絡めた分、登場人物達の心情や行動に所々に腑に落ちない部分もあったりして、両方とも中途半端に感じて。。別々の物語として読みたかった。

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    2026年06月19日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    ネタバレ

    真柴亮が流れに任せ、たどり着いた先に待っていたのは。

    東日本大震災で家族を失った刑事の陣内は
    罪を冒し逃げている真柴を追いかける。

    真柴はなぜ北へ?
    彼が探し求めるものとは?
    その設定に少し無理があるように感じた。
    (一度読んだだけなのでわかっていません)

    真柴が被災地で出会った直人と暮らす未来を
    淡く夢見ていることが悲しかった。
    自分と実父のことを思っていたのかな。
    (これも読み込めていないのか)

    久しぶりの柚木裕子さんの一冊。
    もう一度読めば、納得いく結果が得られたと思う。
    でも、大きく心惹かれるまでとはならなかった。

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    2026年06月27日
  • 教誨

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    大好きな柚月裕子さんの作品ということでワクワクしながら読み始めましたが、今回はちょっと、勝手が違う。
    重い。とことん重い。
    救いはないです……唯一、救いとして描かれているものはあるけれども、当事者たちはすでに亡くなっているので本当に救われたかどうかは誰にもわからない。
    人間の業の深さが胸に迫ります。

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    2026年06月16日
  • 盤上の向日葵(下)

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    重慶と桂介のなんとも言えない境遇というか絆を感じた。向日葵は元気なイメージがあるけど、この中に出てくる向日葵は、哀愁さが漂ってる。
    唐沢さんと桂介の話し、好きだったな。

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    2026年06月15日
  • 検事の本懐

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    ネタバレ

    佐方検事シリーズ二作目、本作もおもしろかった。

    人として、筋を通せる人・仕事をするうえでの拠り所となる信条を持っている人はかっこいいなぁと思うのだが、佐方検事はまさにそんな人である。
    どんなルーツがあるのかと思うが、本作を読むと遺伝だし育て方なんだなぁと気づく。
    一方で、そんな芯の通った人が100%報われるとは限らないのがこの世の中。4章は佐方検事の扱い方など若干の不条理さにもやもやが残る。

    また、5章に関しては正しさとは何か?みたいなことをフワフワ考えるきっかけになった。
    個人的には本作の結末にはなんとなく納得してなくて、どことなく座りの悪さを感じている。
    たぶんみんなが真実(佐方検事の

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    2026年06月15日
  • 風に立つ

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    南部鉄器工房の親方である父孝雄、その息子で職人の悟という親子と、
    工房に補導委託でやって来た少年春斗、その父親の達也という二組の親子が出会い、
    影響しあって、
    新たな関係性を切り拓いていく。

    父親の来し方やその想いを知った時、
    息子は、父の言葉や態度に違った意味を見出だす。

    誰かの(とくに親の)人生って、そのものがミステリーなんだなぁ。
    多くのミステリー作品で知られる作家ならではの視点で描かれた、家族のすれ違いと愛の物語だった。

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    2026年06月14日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    探偵ミステリーの短編連作集。元弁護士の女性探偵が大胆な方法で様々の依頼を解決していく。

    お手軽なエンタメ小説で、読書の合い間に手に取るのにちょうどいい感じの作品です。
    違法スレスレの手段も辞さない型破りな探偵と、頭脳明晰だがコミュ能低めの助手の組み合わせというキャラ設定がいかにもエンタメで楽しめます。
    希望としては、よく練られたストーリーを長編で読んでみたい。

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    2026年06月13日
  • 教誨

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    子どもも亡くなり、親も2人とも他界、当人も死刑執行…救われない前提で始まったこの物語。その死刑執行直前に残した「約束は守った」という言葉の謎を、たくさんの人の話を手掛かりに解いていく、というお話でしたが、謎が解けても、あまり納得できるものではありませんでした。
    昔ながらの田舎の人のつながり。自分は子育てをしている最中で、小さい村の「みんなで育てる」のような雰囲気にある種憧れを抱いていましたが、この話を読むと、そのつながりというのもいい面ばかりではないのだな、と感じました。誰か1人でも、響子さんの危機に気付いて、手を差し伸べていれば違った結末が待っていたのだろうなと思うと、胸がつまります。

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    2026年06月13日
  • 朽ちないサクラ

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    ネタバレ

    盤上の向日葵の後に読んだので
    期待し過ぎました。
    いくつか納得いかない点も…
    公安がスパイとして送り込むような人がストーカーや殺人を犯すだろうかと言うことと2人の女性が公安によって殺される理由がよくわからなかった。

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    2026年06月11日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    元弁護士とIQ140の天才部下が、さまざまな依頼を解決していく話です。
    5章からなる短編集ですが、どの話もさっぱりサクッと解決して面白かったです。
    キャラクターも確立しておるので読みやすかったですし、短編の良さも出てたと思います。
    全体的に軽い感じなので、東野圭吾氏のガリレオのように、たまに長編があっても面白いかなと思いました。

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    2026年06月11日
  • 合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明

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    上水流(かみづる)涼子。名前が難しい。
    彼女と超イケメンで頭脳明晰の貴山が、持ち込まれる案件を解決していく話。と書いてしまえばもともこもなくなってしまう。
     人は起きたことに対してのいろいろな思いを抱えながら生きている。作者の柚月裕子さんは人間の醜い裏側を描くのが上手い。裏側の重さを涼子と貴山の軽妙なやり取りで読み進められた。内容が重いので、なかなか読む気力に繋がらず、星は3つ。

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    2026年06月11日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    さくっと読める短編集。貴山くん有能すぎ(笑)何も考えたくない時に読むのにちょうどいいエンタメ小説でした。

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    2026年06月10日
  • 誓いの証言

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    柚月裕子先生の佐方貞人シリーズ第5弾
    佐方貞人は弁護士になっていた
    何故か読みながら涙が止まりませんでした
    守りたいモノ、家族、仲間、それぞれの立場でそれぞれがある

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    2026年06月09日
  • 小説 孤狼の血 LEVEL2

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    ノベライズであるが故に、映画を意識して書いているので暴力性は高いです。
    登場人物にそれぞれ個性があり、警察とヤクザの抗争を色濃く描いています。

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    2026年06月08日