柚月裕子のレビュー一覧

  • 誓いの証言

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    ネタバレ

    柚月さんの本は幾つか読んだけど、どれも暗かった…。この本は重苦しさはなくて読みやすくて、一気読み出来た。
    でも、事件の動機が弱いかなぁ…若社長や大さんを嵌めるなら理解できるけど、少し関わっただけの若い弁護士を身を挺してまで今更嵌めるなんて、不自然に感じた。久保は復讐する相手では無いやろ!と思いました。

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    2026年08月11日
  • 誓いの証言

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    シリーズの前作を読んだのは随分前だから あまり覚えてないんだけど 佐方の魅力はもっと胸に込み上げる熱いものがあったような。今回はそれが感じられなかった。
    それまでの不幸続きが嘘みたいなハッピーエンドもなぁ。2時間ドラマを見終わったような読後感だった。

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    2026年08月11日
  • 合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明

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    天海祐希と松下洸平が出演した連続ドラマ原作のシリーズ第2弾。
    不祥事で弁護士資格を失った上水流涼子は、IQ140でめちゃくちゃアタマのキレる貴山伸彦をアシスタントにして探偵エージェンシーを運営する。
    涼子のモットーは「殺しと傷害以外はどんな依頼も引き受ける」。本日も「あり得ない」依頼が舞い込む。
    ・物理的にあり得ない 依頼主が中身を教えない不明の積み荷乗せたクルマの捜索を頼まれる。
    ・倫理的にあり得ない 別れた元夫から息子の親権を取り戻して欲しいという女性だが。
    ・立場的にあり得ない 情報を融通し合っている所轄の刑事が摂食障害になった女子大学生を助けて欲しいと。


    読みやすい文体と、3編のス

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    2026年08月10日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    震災さえなければ、殺人を犯すこともなかった。

    恵まれない人生を歩んできた主人公の上にも、災害は平等に降りかかる。
    少しは報われて欲しいと、読み進めたのだけど、最後まで本当に可哀想なままだった。直人との出会いやお父さんの手紙が唯一の光だっただろうか。

    周りの人達も、家族を亡くしているからなんとも言えない気持ちになった。

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    2026年08月09日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    抜け出せない負のスパイラル、真柴の人生が読んでいて辛い。
    「生きている」とはどういうことなのか、自分はなぜここに存在するのか、答えはない。
    だからこそ、答えを持ってるかもしれないキッカケの人に縋りたくなる。

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    2026年08月09日
  • 誓いの証言

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    面白かったです。
    受けた案件を徹底的に調べて弁護する弁護士もの。
    今回は弁護する人が、友人であり、同業の弁護士であり、弁護内容も厳しい。そんな案件に熱い弁護士が難問に挑む。出てくるキャラクター設定も個性があり、一気に読み進めました。

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    2026年08月07日
  • 誓いの証言

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    いいんだけど、先が読めてしまう。いい話に持っていこうとするあまり、筋がわかってしまい、驚きに欠ける。
    文章自体は読みやすく、あっという間に読み終えるのだが、後にあまり残るものはない。

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    2026年08月06日
  • 誓いの証言

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    佐方シリーズ。読み始めた瞬間から嫌な予感がつきまとい、先を知りたいのに読み進めるのが苦しかった。
    登場人物たちはそれぞれ揺るぎない信条を持って生きている。信念を持つことは簡単でも、最後まで貫き通すことは難しい。それでも自分の信条を曲げて生きることは、自分自身を少しずつ損なってしまうことなのだと、物語を通してひしひしと感じた。そして、シリーズを通して佐方が見せるぶれなさがいっそう際立ってみえた。

    重く苦しい物語ではあったが、救いが待っていて、読後には静かな温かさが残った。

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    2026年08月04日
  • 誓いの証言

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    復讐の手段が安易。それにしておけば書きやすいからだろうとは思うが、それでも他のにして、練り上げて書いて欲しかった。

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    2026年07月28日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    ネタバレ

    ・震災当時のことを思い出した、数キロ離れた沿岸部の悲惨な状況と少し内陸側にいたから生きている自分。自分が生きていてもいいのかなと引け目を感じていた

    ・冷静に判断すれば、最悪の結果にはならなかったのかもしれない。父親と同じ運命をたどろうとしている主人公が不憫だった

    ・直人君がなぜ主人公に信頼を寄せたか知りたかった

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    2026年07月28日
  • 誓いの証言

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    大好きな佐方貞人シリーズ♡
    新作待ってました〜!!

    強い信念を持つ 元検事の弁護士・佐方貞人



    ある冤罪疑惑が浮かび上がる事件の
    弁護を引き受けた佐方は
    証言の食い違いや隠された矛盾に
    違和感を抱きます

    過去と現在が複雑に交錯するなか
    真実と正義を求めて粘り強く
    真相へ迫っていきます

    とにかく佐方のブレない眼差しと
    静かで愚直な正義感がカッコ良すぎます……!



    華やかな弁護パフォーマンスはなくても
    証言の「綻び」を見逃さず、感情に流されず
    けれど人の弱さや痛みに誠実に
    向き合う佐方の姿に
    今回もシビれました〜!

    ラストは少しキレイに
    まとまりすぎな気もしますが…笑
    大好き

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    2026年07月24日
  • 凶犬の眼

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    暴力と緊張感に満ちた物語なのに、気づけば登場人物たちの信念や覚悟に目が離せなくなっていました。読後は「正義とは何だろう」と考えさせられる一冊でした。

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    2026年07月18日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    流されるように犯罪を犯す羽目になった亮。しかしそこには抗いきれないとは言い難い自分自身の決断があったことに気がつく。
    大震災の記述と家族を亡くした多くの方達の様子が切ない。

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    2026年07月18日
  • 教誨

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    ずーっと暗い。トンネルの出口の光が小さく見えているのに、どれだけ歩いても大きさが変わらないような暗さ。
    小島町の寒さや寂しさを、読者の私も最初から最後までずっと感じながら読んだ。

    東京育ちの自分には、千枝子や響子の気持ちはわからない。最後の約束も到底納得できなかった。

    でも現世で不遇な経験をして疲れ切ってしまって、糸が切れてしまったんだろうな。もう頑張れなかったんだろうな。
    田舎の呪い、女であることの呪い、私自身は経験してなくても、それらは幻ではなかったってこと忘れちゃいけないな。


    読んでから一夜明けて追記。響子がいかに不遇だったとて特に2人目の殺人は到底同情できないとは思った。そんな

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    2026年07月17日
  • 教誨

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    香純は遠縁の死刑囚響子の身柄引受人となり、遺骨、遺品を引き取ることになった。
    響子の本家に遺骨を引き取ってもらおうとしたが、断られる。香純は自分の持つ響子の記憶からは、なぜ響子がそのような仕打ちを受けなくてはならないのか納得がいかなかったため、響子がどのような人だったのかたしかめることになる。
    狭い町での古い人間関係の底辺に位置した人はそこから逃げ出す術がなく、悪意もなかったはずなのに罪を犯してしまう悲しい姿が描かれる。

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    2026年07月14日
  • パレートの誤算

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    面白かったけど、なんかイマイチというか、うーん。
    面白いんだけどなんだろなんか好きな感じの話じゃなかったのかな。

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    2026年07月12日
  • 朽ちないサクラ

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     警察もののミステリーだが、主人公は警察広報職員というあまり他ではない視点だからおもしろい。
     しかし読んでいて、そこ最初に気づいて捜査するでしょって思うところがあったり、トリックや話の厚みに物足りなさを感じる。
     そもそも巨大組織や正義の裏の黒い部分、的な話は既に溢れており、他でたくさん見聞きしているので、このテーマでめちゃくちゃおもしろい!ってなるのはもう難しい気もする。
     けれど続編もあるし映像化もされているので、楽しみは続くし気にはなる。

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    2026年07月09日
  • 教誨

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    家族と地域(ムラ)の束縛と呪縛の話。

    ムラに縛られてる親
    親に縛られてる子
    自由にできない身体
    悪いようにしかならないピースが揃い
    最も無垢な存在が犠牲になる悲劇

    そして、彼らを嫌悪することしかできない
    現在の人々も悲劇的だと思った。
    不幸なやつに全部不幸を背負わせればいい
    という神様の意地悪が酷い。

    最後もあれで良かったのだろうかと
    自由な身の自分から見ると疑問が残る。

    ママのところで
    男とプライベートで関わらずに
    元気に生活ができてれば
    全然違った結末になってたかもと
    思わなくもない。


    事件を悔いる(教誨)がメインではなく、
    事件の真相を辿るストーリーだったのが
    まぁそうなるか

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    2026年07月05日
  • 教誨

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    暗く、哀しい物語
    我が子を含む二人の女児を殺めたとされる死刑囚の響子。
    死刑執行後、響子の遠縁にあたる香純は、響子の遺品と遺骨を受け取るとともに、響子の教誨師の下間の力添いを受けて、遺骨を響子の本家の墓におさめようとします。

    そこにあった、村社会の闇。さらに、彼女の最後の言葉、
    「約束は守ったよ、褒めて」
    その真相は?
    という展開です。

    香純が掘り下げていく響子の母親やその過去。
    地方の村社会、差別、虐待とこれでもかというぐらい、辛く哀しい生い立ちです。
    その連鎖からは逃れられないのだと感じました。

    哀しいものがりでした。
    あんまり、お勧めできない...

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    2026年07月05日
  • 盤上の向日葵(下)

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    ネタバレ

    辛い。上巻は可哀想ではありましたが、まだ核心まで進んでいなかったので、これからちょっとはいい話とかあるかな、なんておもっていました。
    甘かった。少年、佳介はどこまでも親からは逃れられず、東明には巻き込まれ、最後も解放されたかのようではありますが、救いがない。。
    来世はめちゃくちゃ幸せになってほしいです

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    2026年07月01日