柚月裕子のレビュー一覧

  • 誓いの証言

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    ネタバレ

    待望の佐方シリーズ。

    こんな不幸の連鎖が続くものかとちょっとどんより気味。
    最後は救われるも、なんだかご都合主義のような展開かと。

    期待しすぎてしまったか、佐方Loveが少しトーンダウン。
    弁護士より検事のほうが似合ってる。
    とはいえ、次作に期待!

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    2026年05月18日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    ネタバレ

    父親に捨てられたと思っている天涯孤独の青年は、正社員になる祝いで連れて行かれた店で半グレと喧嘩になり、警察にしょっ引かれて正社員を失う。
    絶望の中仕返しに来た半グレを殺してしまう。
    それでも、震災がおきた東北の街を父を求めて北上するなか、またしても警官まで殺害してしまう。
    直人と優しく触れ合うことからも、心根は優しいのが伝わるが不運が離れてくれない。
    最後は立てこもり、投降を決意するも銃口の向きが少し人質に剥いただけで射殺されてしまう。
    愛を求める青年の姿、震災のさなか家族よりも捜査を優先する刑事の姿、皆が皆辛い思いを背負っている。

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    2026年05月16日
  • 盤上の向日葵(下)

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    実力はありながら将棋の道を諦める、しかし大切な駒を取り戻すため出世し、駒を取り戻せるお金を得ることができるまでになる。父からのタカリ、将棋の師匠からの裏切りから、生きる目的を無くしていく。最後まで勝負師の師匠の死に加担してしまう……

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    2026年05月16日
  • 盤上の向日葵(上)

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    将棋の駒を抱いて殺されていた死体。まだまだ謎のまま……IQが高いが親に恵まれず、新聞配達をしながら生活している少年が、どう事件に関わっているのか気になるー‼️

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    2026年05月16日
  • 小説 孤狼の血 LEVEL2

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    映像化された作品を活字にしたということで、読みやすく、映像が描きやすかった。
    個人的には、孤狼の血の方が読みごたえがあったかな。

    日岡に差し出される手は、果たして敵か味方か⁈

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    2026年05月15日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    2025年 直木賞候補作品

    東日本大震災当時の東北地方を舞台に
    殺人を犯した青年の逃亡劇。

    著者自身が震災でご両親を亡くされたそうで
    様々なシーンがリアルで胸に迫るものがあった。

    娘の行方がわからない中
    妻にそれを詰られながらも
    刑事の職務を全うする陣内。
    両親と妻を亡くし、
    行方がわからない一人息子を探し続ける
    漁師の村木。
    避難所に身を寄せている人々の様子など。
    つらいシーンが多いのに、どんどん読んでしまう。

    そんな過酷な状況下で起きた殺人事件。
    犯人に殺意はなく、決して悪人ではない。
    本当になぜこんなことになってしまうのか。
    最後まであまりに不条理、理不尽という言葉で頭がいっぱい

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    2026年05月16日
  • 誓いの証言

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    ネタバレ

    待ってました佐方貞人シリーズ。一気読みしましたが重い話だったなあ。
    祖父の復讐を果たそうとした晶の胸中は想像できるけど自分の体を犠牲にして…というところが捨て身すぎてしんどかった。
    そしてそのターゲットになった久保。まったくの濡れ衣じゃなくて浮気してるじゃん!ここでもうスっと冷めちゃいました。香川の出来事を忘れるため人が変わった、みたいになってたけどそれにしたって自業自得としか思えなくて、今回は奔走する佐方に肩入れできなかったのが残念。

    一方で原じいと晶を見捨ててしまった大橋。
    自分の生活を守るためにどうしようもなかったのが分かるだけに、大橋と原じいの話もしんどかったです。
    大橋が「あきちゃ

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    2026年05月15日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    『孤狼の血』『盤上の向日葵』の作者の手になるクライムサスペンス。
    東日本大震災の破壊と暴力、主人公が起こした犯罪の不条理。

    悪意から犯罪者となったとは言えない。
    不条理が彼を犯罪に追い込む。
    普通に生き続けたいだけなのに、犯罪者となってしまう。やり切れなさの中に、ほのかにともる優しさ。
    そして予想されている結末に。

    違う映画の曲ではあるがサザンオールスターズの「暮れゆく街のふたり」がエンディングによく似合う。

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    2026年05月13日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    柚月裕子は震災で両親を亡くした震災被害の当事者なので、仕方がないのかも知れないが、余りにも思い入れが強く、いかにもいかにもと言った設定、ストーリーになっていて、残念ながら高い評価はできない。
    この作者は出来の良い作品とそうでない作品の落差が大きい。 この作品は残念な側のひとつだと思う。

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    2026年05月11日
  • パレートの誤算

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    生保の担当の市役所職員が事件を解決していくようなストーリー
    これまでにない視点で、かつ社会的な課題を扱った話
    ぼちぼち

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    2026年05月10日
  • 朽ちないサクラ

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    「月下のサクラ」を読んで、前作が気になったので。上層部の圧力や公安の謀計等々、警察小説ではお馴染みな展開だけれど、サクサクと進む物語が面白くて先が気になって一気読みした。勧善懲悪ではなくスッキリしない結末がかえってリアル。賢明で冷静で芯の強い主人公に好感が持てて、本作の内容を踏まえて、「月下のサクラ」を再読したいと思った。

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    2026年05月09日
  • 誓いの証言

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    ネタバレ

    佐方シリーズ第5弾。

    6年ぶりの新作にして、第一弾以来16年ぶりの弁護士編。
    プロローグの話と繋がるような香川での過去の事件と佐方が弁護する事件の関係を捜索していく過程が丁寧でよかった。
    大どんでん返しはなかったが、みんなが贖罪して心が洗われる感じがしました。

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    2026年05月09日
  • パレートの誤算

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    この著者、ケースワーカーについても悪い夏で触れてたけど、今回は生保に関して色々と知れた。

    こんないろんな人がいるのに、その熱量でよく思えるな?

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    2026年05月08日
  • 慈雨

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    ネタバレ

    自分にはハマらない情景描写が多く、いまいち話に入り込めない部分が多かった。
    冤罪、DNA証拠の信憑性や警察組織全体の信用問題など題材は好きなものだった

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    2026年05月08日
  • 誓いの証言

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    佐方は大学時代の友人で弁護士の久保が、不同意性交等罪で起訴されたことで弁護をすることになる。被害者ユウカは久保が通うクラブのホステスであり、忘れたい過去の中にいた。佐方はその過去を辿り、二人とその人生に係わる人達の心に貯まった積年の澱を裁判のなかで洗い流していく。
    判決が出ても起きたことが元に戻ることはないし、人生が終わるわけでもない。残ったものを大切に前に進むしかないのだと感じる結末だった。
    「最後の証人」の弁護士佐方貞人は少しばかり荒んでいる印象だったけれど、今回は検事の頃のようで信念に揺るぎなく、冷静で、アルバイトの小坂さんの強い主張にも堪えて抗わない。

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    2026年05月05日
  • 誓いの証言

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    柚月裕子の新作。ストーリーに捻りがなく、ミステリーの要素を期待して読まない方がいい。主人公にも特に共感できる要素がなく、これは本当に人気シリーズなのかという印象を受けた。

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    2026年05月05日
  • ウツボカズラの甘い息

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    柚月さんの作品はどれも面白くて、差をつけるということで⭐️3つにしましたが面白かったです。
    いつもですが、刑事(コンビ)がとてもよい。今回は秦さんと中川さん。中川さんの成長も感じた。

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    2026年05月04日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    しんどい。だけど、やるしかない。そんな気持ちにさせられた。どうしようもないけれど、その波に抗うことが人間にできること。そう思った作品。

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    2026年04月28日
  • 慈雨

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    長く出口の見えなかった難解事件。その停滞した空気を切り裂いたのは、鋭いプロの鑑識眼ではなく、引退した刑事がふと立ち寄った「定食屋」での何気ない出来事でした。この設定の妙が、本作の最大の牽引力となっています。かつて第一線で戦った男が、現役を退いてなお消し去ることのできない「刑事の性」と、定食屋の温かな日常。その対比が、物語の導入から読者の心を静かに、かつ強く掴んで離しません。
    【キャラクター:善意の包囲網】
    本作を読み進めていて最も印象に残るのは、登場人物たちの「人の良さ」です。犯人を除けば、物語を彩る人々は驚くほど純朴で、善意に満ちています。
    ともすればリアリティに欠けると批判されかねない設定

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    2026年04月27日
  • あしたの君へ

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    ネタバレ

    背負う者
    望月大地
    福森家庭裁判所調査官補。少年事件担当。カンポちゃん。二十二歳。法学部出身。

    鈴川友里
    十七歳。

    溝内圭祐
    福森家庭裁判所調査官。少年事件担当。家裁調査官として八年のキャリア。

    直子
    友里の母親。

    真鍋恭子
    福森家庭裁判所に勤務する家裁調査官。総括主任。四十六歳。

    藤代美由紀
    大地と同期。

    志水貴志
    大地と同期。

    小林正春
    友里の窃盗の被害者。福森市在住の会社員。二十八歳。

    杏奈
    友里の妹。

    隆司
    友里の父親。三年前に他界。

    名木沢
    ネットカフェの店長。

    横山雅恵
    直子の義理の姉。

    横山利男
    直子の十歳離れた兄。五年前に心筋梗塞で急逝。

    要綱
    雅恵の

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    2026年04月27日