柚月裕子のレビュー一覧

  • 朽ちないサクラ

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    公安の実態はよく分からないが、本当にあり得る話ならかなり怖い。

    後半、犯人がわかるシーンの疾走感は良かったが、その後の展開が物足りなさを感じる。
    続編で回収かな。

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    2026年01月20日
  • あしたの君へ

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    家庭裁判所調査官が出くわした4つの事例とひとつのエピソードの話。主人公のような人がいることで迷える方々をよい方向へ導く裁判ができるんだろうね。なぜそのような行動に走るのか、なぜ、別れたがるのか、深く探らないと人を導けないよね。

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    2026年01月19日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    ネタバレ

    まず表題作でガツンとやられた。これが一番好きかな。
    それぞれの作品がバラエティー豊かで、前の作品の余韻が残って次の作品、しばらく混乱する…という状況が続いた。どれも知識も得られて様々な面白いが続いた。

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    2026年01月17日
  • 猫が見ていた

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    錚々たる作家さんたちによる猫にまつわる物語の短編集。怖い話、心温まる話、悲しい話、色位ありましたが、私は加納朋子さんの作品が特に面白かったです。

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    2026年01月17日
  • 風に立つ

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    罪を犯してしまった少年が、周りの人たちの力を借りながら再生していく姿、人の持っている力ってすごいなと思う。
    今までの柚月先生の書く話と違うな、と思いながら読んでいたが、父の抱えてきた苦しみを少しずつ見え隠れしながら進めていく話の展開はさすがです。
    あっという間に読み切りました。

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    2026年01月12日
  • 合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明

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    ドラマで見たので、1を読んだと勘違いしてました。
    結果、1を読んでないまま読み進めましたが、特に問題ありませんでした。
    3つのお話で構成されており、いずれも独立した話です。
    ややこしいことは助手の喜山氏が片付けてくれますので、スピーディーに話は進みますので、あっという間に読めてしまうと思います。
    物足りなさを感じる人がいらっしゃるのでは?と思う作品です。

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    2026年01月09日
  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

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    50代の男性が車中で亡くなった。警察の捜査が始まり、付き合っていた介護士の女性の冬香が結婚詐欺師として逮捕された。さらに同じ婚活サイトで知り合った男性たちが、過去にも何人か不審な死を遂げていたのだ。

    冬香は、本当に殺人を犯したのか。

    世間を騒がせていた事件、フリーのルポライターの由美は、彼女はどういう人間なのだろうかと関心を持ち、彼女について調べて行く。彼女の過去はなかなか困難を極め、どういった人生を送ってきたかの情報が少なく、個人情報保護法のもとで取材も困難を極める。しかし、徐々に冬香の子供の頃の生活が明らかになるにつれて、やるせない気持ちになった。

    冬香は決して小説に中だけに存在する

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    2026年01月06日
  • 猫が見ていた

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    タイトルのとおり、猫にまつわるアンソロジー。

    加納朋子先生の「三べんまわってニャンと鳴く」が特にお気に入りでした。希薄な人間関係を望むソシャゲにはまった男性のお話。
    心がぎゅっとなって少し泣いた。

    悲しみのなかにほのかな温かさのある柚月裕子先生の「泣く猫」も好きでした。

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    2026年01月05日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    謎解きやミステリーとまではいかないが、
    何も考えずにストーリーを楽しめる作品でした。
    テンポがよく読みやすいです。

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    2026年01月04日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    最後の証人佐方検事シリーズのスピンオフがあるのを知り読んでみた。短編でサクサク読めるがちょっと思っていたものとは違った。短編をあまり書かれないようですが他の作品も探してみようと思います。

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    2025年12月28日
  • ウツボカズラの甘い息

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    ネタバレ

    一年半ぶりに柚月裕子作品を読んだ。
    タイトルが示唆する通りの内容。

    主婦高村文絵を嵌めようとしているサングラスの女は誰か? を神奈川県警の刑事が地道な捜査で追い詰める。

    文絵の実際の家族構成が小説中の描写と違う、ということが判明した時点で、読者は激しく動揺させられる。文絵は嵌められたのか、それとも全ては文絵の妄想なのか、と世界がチラチラ反転する。

    犯人がやったような綱渡気味の二重三重のなりすましが本当に実行可能なのかは疑問だけど、ミステリーとしては十分に楽しめた。


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    2025年12月24日
  • 風に立つ

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    父と息子の親子の関係は微妙だった
    無口な父親と2人暮し、ある日いきなり父親に非行少年の春斗を一時的に預かる
    『補導委託』を行き受ける言われたら
    そりゃ、びっくりするわ(-.-;)
    と思い読み始めた・・

    新聞の夕刊連載小説との事で
    不器用で無口な父親が多かった世代の
    親と子の小説なのかなと思った。

    自分自身の人間関係も少しづつでも分かり合えたら良いなぁ・・と思い読み終えた。

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    2025年12月24日
  • 朽ちないサクラ

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    読みやすくて面白い。警察モノで犯人探しの物語ではあるのだけど、最後少しズレたところに着地したような。ズレてもないのかな、、
    柚月裕子さんの作品らしい感じで、この作品自体が、主人公の森口泉の物語のプロローグのように思えました。続編見据えた終わり方って感じでもあるし、実際に続編あるようなので、続編に期待。

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    2025年12月24日
  • 合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明

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    ドラマになった原作の第2弾。読んでいてどうしてもドラマの配役が出てしまいますね。役者さんもハマっていたので、いいのですが小説の内容に集中出来ない気がします。前作の方がいろんな意味で良かったかな

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    2025年12月23日
  • 検事の本懐

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    主人公佐竹に関する事件の短編集だが、様々な視点での描写が絶妙。佐竹の過去が少しづつ明らかになる点も良い。

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    2025年12月22日
  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

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    ネタバレ

    一章は正直面白くなくて全然進まなかったけど、二章に入ってからはページをめくる手が止まらず一気に読んでしまった。
    途中までは面白かったけど、ギャンブル依存になって借金し始めたあたりからはうーん、って感じだった。
    ありきたりというか、面白みがないというか、作者は虐待されてきた子供のリアルなその後を書きたかったのかもだけど、自分には合わなかった。
    でもこれが現実なのかも。

    一番悪いのはもちろん父親だけど、虐待してた親に子供を返しちゃいけないよね。改心したから返してくれなんて虫のいい話はないだろ。

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    2025年12月17日
  • ウツボカズラの甘い息

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    ネタバレ

    ウツボカズラは甘い蜜で虫をおびき寄せ、中に落ちた虫を食べながら生きる食虫植物。このウツボカズラのように甘い話で獲物を寄せつけて、金を搾ったら姿を消す詐欺師の話。ターゲットとなった主婦は、家事と育児に追われた生活からセミナー講師としての生き甲斐を見つけたが、これは投資詐欺の一部だった。平凡な主婦が追い詰められていく。実は家族構成が違っていたという意外な展開に期待したが、最後は1人の悪人に帰着させる強引な落ちで残念だった。

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    2025年12月15日
  • 慈雨

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    久しぶりに警察小説を読んだ。

    主人公の神場は警察を定年退職し、妻と四国の巡礼の旅に出る。
    物語は始終短調で一番札所から八十八番札所までの巡礼を重ねていく中の心情と現役刑事 緒形への電話での会話で物語は静かに続いていく。

    展開が気になり離脱することなく読み終わったが、、読後感はやはり陰鬱としたままだった。

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    2025年12月14日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    さらっと読みやすい短編集。ドラマから先に入っちゃったからもう天海祐希と松下洸平にしか考えられなかったけどおもろかった

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    2025年12月13日
  • 慈雨

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    大好きな作家である柚月裕子の作品だが、主人公が暗すぎる...。取り上げている題材は冤罪の可能性に関する話なのでとても重要で奥が深いテーマだ。主人公は刑事を定年で退官した後、妻と二人で四国のお遍路巡礼をしており、その最中に昔の傷を掘り起こす事件が発生する。この妻はとにかくよく出来た女性で、刑事の妻としても母親としても満点を付けてあげたい。部下も優秀で思いやりがある。元上司の課長も同じ古傷を抱えながら正しい道を進もうと決心する。主人公の周りの登場人物はいい人ばかりだ。それはもちろん主人公の人柄故に築いた人間関係なのだろうが、当人が重苦しい外見に加えて妻への思いやりのない発言をしたり、自らの古傷に悩

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    2025年12月09日