柚月裕子のレビュー一覧

  • 孤狼の血

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    きれいごとで渡り合って行くことはできない世界で生きた大上の生き様に泣けた。間違いか正解かどうでもいい。同志となった日岡のこれからも楽しみです。また、各章冒頭の日誌削除の伏線回収もお見事!
    【2025.03】

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    2025年03月15日
  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

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    ネタバレ

    初めての柚月裕子さんの作品。
    そして久々に事件ものの作品を読んだ。

    序盤から事件の内容に引き込まれて、どうして?なんで?とどんどん続きが気になった。
    そして、当事者たちの目線だけじゃなくて、それを記事にしようと過去を遡って取材する由美の目線もあったことがより面白さを引き出していた。

    姉の妹を思う気持ちが随所に現れてて、本当に切ない一方で、それでも無実の人を殺してしまうのは罰せられるべきだなとか、子供時代の環境がその人の人生に与える影響とかいろんなことを考えさせられた。

    私的に姉の改名後の名前に冬華を使ったところも、やはり妹がずっと気になってたのかなとか思った。

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    2025年03月13日
  • 猫が見ていた

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    タイトルに猫とついていたら読まない訳にいかない
    私もつい最近まで犬派を自称していたが、引っ越しを機に犬に加えて猫を飼いすっかり犬猫派に…

    湊かなえさんの実話?のようなお話がとても共感できて良かった
    巻末のオールタイム猫小説傑作選を読み、次は何を読もうかワクワクしている

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    2025年03月02日
  • あしたの君へ

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    読みやすくてさくさく読めた。映像化作品をいくつか見たことがあったから読んだことがあるかと思いきや、意外とはじめましての作家さんだった。内容は重いのもあるけど、淡々としていて変にお涙頂戴な感じがなかったのは好感。主人公のまっすぐな感じも良かった。最後は、ここで終わる??って言う感じではあったけど。。続編とかあるのかな?

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    2025年02月24日
  • 検事の死命

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    全部で四編の短編集、柚月さんの作品で期待をして読ませてもらいましたが、最後の使命を賭ける、使命を決するは、面白く、没入して読めました!ただ、心にあまり、響くことがなかった!残念でした!

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    2025年02月22日
  • パレートの誤算

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    物語が動くまでがかなり長い……、状況の積み上げばかりでページが進みダレた。
    テーマ重視のお話だったのか、そちらの描写に注力され人物の魅力がイマイチだった気がする。どの人物とサラッとしてんのよな。唯一、若林がギラついてて良かったんで、この人で一冊書いてくれないかしら。
    もうちょいドカンと盛り上がってくらたら読み応え有ったんだけど、ちょっと平坦な部分が多くて物足りなかったかな……。

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    2025年02月16日
  • パレートの誤算

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    ヤクザと不正受給の話。
    展開はありきたりな内容で、刑事でもない同僚が真相を究明していくストーリー。
    読みやすい作品だったものの、そこまでインパクトは無いのでこんなもんかな。

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    2025年02月12日
  • パレートの誤算

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    生活保護の不正受給に暴力団が絡んでおり、ケースワーカーの殺害事件の真相解明をしていくストーリー。働き蟻の法則とパレートの法則がほぼ同意義で会話の中に出てくるのだが、タイトルにはパレートの方が使われている。
    さて、現社会においての生活保護の不正受給はなんとしても食い止めてほしいと切に願う。

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    2025年02月11日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    短編集なので軽めの作品。
    サクサク読める。

    ただ、野球賭博の話は仕組みを理解するの難しかった。そして貴山が詳しすぎ、普通そこまで知ってる人は居ないよね。。

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    2025年02月04日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    短編集。他愛もない内容なんだけど楽しめた。
    おそ松くんには笑えた。すっごく懐かしい名前が出てくるし「黙れおそ松」気に入った。

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    2025年02月01日
  • 臨床真理

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    「共感覚」、障害施設等、描写がえぐいところもありましたが、物語に吸い込まれていきました。

    支援者と相手の距離感ってむずかしいよなと改めて感じました。

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    2025年01月29日
  • あしたの君へ

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    家裁調査官補佐官の短編集。
    基本的に読みやすい文章でサクサク進めることができた。

    主人公の当事者たちへの向き合い方の変わり方があり、カンポから調査官へ変わり様がよくわかった。


    最初は自分の思い込みに引かれていていたが、次第に自分で当事者たちが話す言葉や調査結果だけでなく
    他の面からも理解しようとするところなど。

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    2025年01月25日
  • 警官の道

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    警官にまつわる有名作家たちの小説まとめ集で、半分以上は面白かった。私の好きな中山七里はもちろん面白いが、深町秋生のクローゼットも良かった。最後の柚月裕子の作品は心を掴まれうるっとくる。

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    2025年01月21日
  • あしたの君へ

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    家庭裁判所調査官補が主人公で、
    まだ研修生ながら、実際の案件を担当して勉強、実績を積んで成長していくお話。

    病気の妹を助けるために窃盗してまで稼がなければならなかった話。

    夫に見捨てられ、子供に過干渉のため、子供の心の居場所が狭くなり、他人を傷つけてしまう子。

    モラハラ夫に苦しんで離婚したい妻。

    親権争いをしていた夫婦と、どっちも選べない子供。

    それぞれの事情や立場があり、生い立ちによって自分の主張すら言えない人達がいる。主張しても互いが譲らず、何が正解かわからないことも多いが、主張の裏に隠された「なぜ」を追い続け、お互いの和解点をみつけて、みんなの新しい人生に繋げていく仕事はすごい

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    2025年01月19日
  • 臨床真理

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    新米の臨床心理士と、人の言葉に色が見える青年の物語
    主人公の新米らしい思い込みや猪突猛進ぶりに対し、冷静に助言する警察官・栗原がいい味出てた
    生々しい表現があったから、苦手な人は注意かも

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    2025年01月18日
  • あしたの君へ

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     家庭裁判所調査官という職業は初めて知った。

     研修中で調査官補の大地が様々な案件と向き合いながら成長していく。
     固定観念や思い込みで判断せず真摯に調査をしていく姿勢が、初々しくもあり頼もしくもあった。
    研修を終え、一人前の調査官になってくれているといいな。

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    2025年01月17日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    オムニバス短編集ということで、本当に短い短編が11編。最後の短編のヒーローが一番長いか?そしてそれは、佐方貞人シリーズのスピンオフ作品。
    楽しめました。

    ■チョウセンアサガオの咲く夏
    暗い読後感
    実家で母親の介護を続ける女性は子供の頃、けがや体調不良が多かった。その真相は?

    ■泣き虫の鈴
    豪農に奉公に出された少年。奉公先でいじめられながらも耐え続ける毎日。そんなある日、その村に瞽女という盲目の女性の芸子達がやってきて、事件が..

    ■サクラ・サクラ
    パラオで出会った老人が話す太平洋戦争での日本軍の話。ちょっとぞくっときます。

    ■お薬増やしておきますね
    読み返してしまった。美人精神科医とそ

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    2025年01月11日
  • ウツボカズラの甘い息

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    まず、タイトルを見てびっくりした。
    -----ウツボカズラの甘い息!
    どこかの官能小説?と思わせる。
    読もうかどうしようか躊躇してしまった。
    でも、柚月さんの本だから面白いよなと思って読んでみた。
    いつものように、登場人物や、捜査本部などのしっかりした描写でストーリーに入り込める。
    中盤までの主人公的な人物である高村文絵がとても魅力的だ。できれば終盤まで文絵には活躍して欲しかったのだが、後半三分の一は文絵を離れて、犯人を追い詰める旅?になる。
    途中で、一瞬、文絵は多人格症で、加奈子という人物も文絵が作り出した妄想かと思ったが、それでは捜査会議で一旦決着しそうになったものと同じだし。
    終盤は、次

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    2025年01月06日
  • ウツボカズラの甘い息

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    主人公の主婦が化粧品のネズミ溝の詐欺にはめられ、殺人疑いをかけられる。事故で失った子供たち。途中までは、ドキドキするが、最後の方は、勢いがなくなる。

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    2025年01月03日
  • あしたの君へ

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    もっと怖い作品かと思いきゃ、
    情にあふれる温かい物語で、それぞれの作品に引き込まれた。
    人の立場にたつ仕事をしてる私自身も共感した。
    他人に寄り添うと言う難しい職業であるから研修があるのだが、人それぞれの寄り添い方がある。主人公は誰しもが戸惑うシーンに向き合い、自分も見つめ直す。
    面白かった
    最期の短編が未解決。
    これは読み手の想像にということか。
    でもありそうな事象なんだよなあ。
    ちょい不完全燃焼

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    2024年12月27日