柚月裕子のレビュー一覧

  • 暴虎の牙 上

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    シリーズ1.2が本当に面白かったが故、期待しすぎた節もある。
    アウトローでも一本筋が通った生き様にスカッとさせられたものの、今回は普通の面白い小説という感じ。

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    2023年03月12日
  • 暴虎の牙 上

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    いつもの事であるが、著者の作品の描写には驚かされる、特に暴力シーンや登場人物(男女を問わず)のぶつかり合い、緊張感、臨場感が半端ではない。また、主人公はもとより、いかに苦しい境遇の人達が、もがき苦しみながら懸命に生きていく姿に感動する。そこには暴力満載のヤクザの世界で荒廃しきった環境の中でも、徹底的に荒れてしまわない、虚無感だけが残るのではなく人の優しさや愛情、情けが根底にあった上で物語が構成される「人間らしさ」ある意味安堵感さえ感じる。下巻が楽しみなだけでなく著者の魅力にどんどん惹かれていく。

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    2023年02月23日
  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

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    ネタバレ

    柚月裕子氏の作品、今回も楽しめました。児童虐待の悲惨さには同情しますが、パチンコ依存で殺人はダメでしょう。多重人格を盛り込む必要性が疑問でしたが、刑法39条で救済的発想?タイトルは共依存を表すが、姉は妹が必要だったのかな?

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    2023年02月16日
  • 暴虎の牙 上

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    孤狼、見参 大上の再びの姿に興奮が隠しきれない。
    これこれ、これこそ孤狼ワールド、柚月ワールドの真骨頂!
    上巻は沖と大上の腹の探り合いで、ハラハラしつつもページを繰る手が止まらない。
    いざ、下巻へ!!!

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    2025年12月18日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    猫好きさん、集まれ〜 って本!

    猫との付き合い方はそれぞれ違っていても
    溢れるほどの愛は皆んな同じ。

    猫って、
    そこにいるだけでいいんだよ。
    くっつき過ぎず、離れ過ぎずの距離もたまらない。

    そう思っている自分は
    柚月裕子氏に一番共感する。
    と、言うことは、、
    自分は「二割の人」かな…
    もっと、彼女の本を読んでみたいと思う。

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    2022年10月17日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    もの書く人のかたわらには、いつも猫がいたを読みました。

    NHKのネコメンタリーという番組のスピンアウト本で、6人の作家と飼っている愛猫たちについてのインタビューと猫を題材とした短編が収録されています。
    また、それぞれの飼い猫の写真が満載でした。

    私も家で猫を飼っているので共感する部分もあり面白く読みました。

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    2022年09月12日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    おもしろかったです

    思っていたよりもさくっと読むことができました。読みたいときにいつでも読めるので便利だなと思いました。

    #切ない #タメになる #深い

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    2022年08月31日
  • ミカエルの鼓動

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    ネタバレ

    これは面白かった。ぐいぐい引き込まれた。
    著者は何者?医療業界にもこんな詳しくて、読んでないけど、孤狼の血はヤクザと警察の話しだからそっち系も生半可な知識じゃ描けないだろうし、こんな骨太の作品を次々書いて、知識量ハンパない。もちろん知識だけじゃ書けないだろうし…。
    西條(ミカエル推進派)VS真木(ドイツ帰りの天才外科)のようにみえて実はふたりとも恵まれなかった生育歴、医療に対する真摯な姿勢は支笏湖診療所の駒田医師が指摘したように、よく似ている。
    絶大な信頼をおいてミカエル(手術支援ロボット)を的確に操作できる西條がそのミカエルに不具合があるとわかった時に出た行動が、医師の矜持だったのだろう。

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    2024年03月10日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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     NHKの「ネコメンタリー 猫も、杓子も」を単行本化したもの。先日、SF作家の神林長平さんとビタニャ編を見て、読んでみることにした。

     猫好きの「物書きさん」6名が猫との暮らしを語っている。村山由佳さんともみじ、養老孟司さんとまるなどは、本も出ているし有名だな。自分も猫と暮らしているので、うんうんと頷くことしきりでした。
     あと登場した6名の皆さんの短編やエッセイが載っています。

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    2022年05月24日
  • 小説 孤狼の血 LEVEL2

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    孤狼の血の続編。映画の小説化作品。大上刑事にかわり日岡刑事が広島ヤクザと戦う。上林の残虐凶暴さが印象に残るが、終盤に予想外の展開。

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    2022年05月15日
  • ミカエルの鼓動

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    2人の天才医師の、命への取り組み 読み終わって感無量、言葉がない。
    西條先生と真木先生には良き友人になってほしいと切に願う…是非とも、駒田先生の診療所で三人で酒を酌み交わしてほしい。

    ある意味不器用な天才医師西條と、そのライバル真木の在り方、そして「医療」に対する思いを通して「命」「生きる」を捉え直す。
    エピローグの生命力あふれる描写は、グッと来るものがありました。
    西條先生、プライベートはもう少し器用になれますように。

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    2025年12月18日
  • 小説 孤狼の血 LEVEL2

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    孤狼の血で大興奮、凶犬の眼で大興奮、そして本書、「孤狼の血level2」で....やはり大興奮した。おうおう、鼻からの出血多量で死ぬど?ぐぬぬ、全て最高ではないか...星が足りぬ。
    と、めちゃめちゃに楽しんでいたのだがどうしても何かが物足りない。何だろう。あぁ、アレだ。「漢」の哀愁とそれに伴うアンニュイなカッコ良さだ。アウトローな武闘派だったヤクザ達は良くも悪くも肩身を狭くしていき、ゲスいビジネスで鎬を削る姿は嫌なリアルを纏っている。むむぅ、かっちょいくない...シリーズにて築き上げた「漢」の幻想が崩れてしまうではないか。
    ....なんて、この落胆はゴリゴリの武闘派上林の釈放によって盛大に破壊

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    2022年04月14日
  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

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    面白かった

    もう一度読みたくなる。いつもこの作者さんの本は生い立ちなどがかわいそすぎて泣けてきてしまう。なぜだかわからないがいつも泣いてしまう。ザラザラした気持ちにもなるが前をむいてほしいなと心から思える作品だなと思う

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    2022年03月17日
  • 小説 孤狼の血 LEVEL2

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    映画を見ているので内容はよく分かる。
    上林の狂喜を思い出した。
    残酷シーンは文字の方が、恐怖シーンは映像の方がより鮮明になるような気がする。

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    2022年02月24日
  • 朽ちないサクラ

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    柚月節、唸る。 柚月裕子作品の良さは、決して八方丸く収まらない、現実に即したところだ。
    裏の裏を描き切り、例え理不尽に感じることであってもそれを明日への希望につなげる終わり方で描く。
    本書でもそれが余すところなく出ていて、事件が解決しかかったと思わせて真の黒幕を匂わせる、というとんでもない手法に出た。
    もちろん、その黒幕が罰されることはないのだが、主人公のまっすぐな気質と生真面目さが、いつか必ずやってくれるだろうと期待をさせてくれる。
    ただ、後半、泉の出番が少なくなってしまったのが少々残念。しかしこれもまた、リアリティ追求の結果なのだから仕方がないと思う。

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    2025年12月18日
  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

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    「面白い」だけでは済まされない 柚月裕子の書く小説は、いつも社会はメッセージを内包している。
    そしてそれは、最終的にはうわっ滑りな希望や未来になることはなく、あくまでも現実の延長として描かれる。

    本書では、過去と未来が交互に出てくる。そして途中からは正体が明らかでない誰かによる二人称もある。
    どういうことなのか。
    興味をそそられ先へ先へと読み進むうちに、柚月ワールドに頭の先まで浸かってしまうのだ。
    面白かった、というだけでは済まされない、考えさせられる作品にまた柚月ワールドの深さを知った。

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    2025年12月18日
  • 小説 孤狼の血 LEVEL2

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    正直、期待してなかったけど、
    めちゃくちゃ面白かった。
    確かに、大上の後釜をこんな若造に?
    って思って読み始めたから色々と納得。
    全体的に観てもスカッと読み終えた。

    まだまだ続きが読みたい作品。

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    2022年01月11日
  • 慈雨

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     幼女誘拐陵辱殺人事件捜査と冤罪事件への対応を柱にした長編サスペンス。
              
           * * * * *
     
     警察や検察、中央省庁といった権力組織の「権威(メンツ) 第1主義」を問題視したものが柚月作品には多いように思います。
     たしかに「官僚は間違えてはならない」という強固な意識が現実に大きな問題を生むケースがよくあるので、テーマになるのは当然のことでしょう。

     ところで作者は多くの作品で、そんな「組織の論理」に立ち向かう人物を主人公にしているけれど、本作において、神場は財産を、鷲尾は職を、それぞれ失うことになります。 ( 別作品でも、例えば検事の佐方は内部批判

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    2025年12月01日
  • 検事の信義

    購入済み

    ストイックですね

    佐方さんが、淡々と、ストイックに仕事に取り組む姿勢が尊敬します。だからと言って冷たいわけではなく、情に熱いところもあり、見習いたいです。

    #カッコいい

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    2021年12月11日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    心がほっこりするエッセイ集。
    作家と猫の関係性をいろんな所から掘り下げた作品。
    猫は犬と違い、自由気ままな性格が多い。それが作家の心の癒しになるのだ。
    また、原稿で行き詰まった時に猫を愛でてパワーチャージする。そんなところも形はどうであれみんな同じなんだと思った。

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    2021年12月04日