柚月裕子のレビュー一覧

  • 孤狼の血

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    ネタバレ

    面白い。
    評価が高いのでずっと読みたいと思いながら、ヤクザ物ということで後回しになっていた作品。納得の面白さ。
    終盤の怒涛の展開は一気読みだし、ガミさん大好きになっちゃう。もちろん日岡も。
    ガミさんがどういうやりとりをして殺されちゃったのか、とか詳しく知りたくなるけど、日岡視点ですもんね。詳細にそこを書かないからより良く思えるのかもしれない。謎があった方が魅力的など。
    葬儀に来たカツさんのやりとりが良い。
    女性作家がこれを書いたというのは驚くのだけど、暴力描写や性描写があまりないのはやはり女性だからなのかとも思いました。
    次作読みたいけど、日岡は大上を越えられるのか? そこも読み所なのでしょう

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    2025年08月08日
  • 盤上の向日葵(上)

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    白骨遺体と一緒に見つかる名匠の将棋駒。ここから犯人を追う刑事達と容疑がかかる天才棋士の人生が折り重なっていく。事件を追う刑事目線と天才棋士の生い立ちが交互に構成されていて、どこで繋がるのかハラハラしながらも読む手が止まらない。上巻は天才棋士の生い立ちから地元を離れるまで。過酷な運命を背負いながらも唐沢夫婦の最大限の温かさが沁みる。唐沢夫婦がずっと関わっていたら人生かわっていたかもしれない。そんなこと思いつつ下巻へ

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    2025年08月06日
  • 朽ちないサクラ

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    初めての柚月裕子さん。
    友人がすすめてくれた一冊。
    主人公の広報広聴課の森口泉が親友の死をきっかけに、真相を追及する。

    「世の中には、知らない方がいいこともある」

    この言葉の意味する壁を突破しようとする泉
    厚い壁に阻まれても彼女は朽ちないどころか
    さらに闘志を燃やし新しい決断をくだす。

    彼女に寄り添い、力を貸してくれる磯川の存在が嬉しい。

    そうか、映画では杉咲花さんが泉役を
    萩原利久さんが磯川役をやったのか。
    今さら、今ごろだけど観てみたくなった。

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    2025年08月06日
  • 朽ちないサクラ

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    Audible で見つけて、ワクワクして、一気に聴きました。ただ第五章からがすんなり入らず、解決のためには『月下のサクラ』を聴かなければと思い、ダウンロードしました。

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    2025年08月05日
  • 朽ちないサクラ

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    読み応えのある警察小説
    一つの事件からどんどん背景が大きくなっていく。
    犯人がわかり事件解決かと思いきや、推理は三転。
    そして主人公泉が決心したことは、、、
    続けて次作を読みます。

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    2025年07月31日
  • 孤狼の血

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    ヤクザものが得意ではないのと、たくさんの組、登場人物が出てきて、関係性が複雑でなかなか入ってきませんでした。
    ガミさんみたいな男性が苦手というのもあるかも。。
    そんな中で読み進めていましたが、終盤がすごかった。結局やっぱり引き込まれてしまう柚月作品。もう一回ちゃんと丁寧に下っ端でも登場人物を頭に入れながら読み返したい。
    読み終わった今、ガミさんのことも大好きになっていました。

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    2025年07月29日
  • 朽ちないサクラ

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    ネタバレ

    事件の真相にはモヤモヤするが、主人公である泉が警察官を目指すというラストは気持ちがいい。続編は泉が刑事になっているので、気になりますね。

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    2025年07月27日
  • 最後の証人

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    弁護士・佐方貞人シリーズの第1作。
    殺人罪に問われた男の弁護を通して、佐方は事件の背後にある、過去に葬られた真実と、権力によってゆがめられた司法の姿にたどり着く。
    かつて検事だった佐方にとって、その真相は自らの過去とも無関係ではなく、強い覚悟と信念をもって法廷に立つ姿が描かれる。

    本作は、1つの殺人事件を軸に、交通事故、飲酒運転、信号無視、公安委員長という社会的立場、余命宣告を受けた人間の選択、そして復讐心など、さまざまな要素が絡み合いながら物語が進む。

    誰が加害者で、誰が本当の被害者なのか。その境界線が揺らぎ、読者自身にも「正義とは何か」を問いかけてくる。想像していたような単純な法廷劇で

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    2025年07月27日
  • パレートの誤算

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    働き蟻の引用があるが、人は意志の力によって確率論を超えることができる存在であると言うメッセージを強く感じた。

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    2025年07月26日
  • 風に立つ

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    ストーリー自体はままありがち。いつもの柚月さんと違い、感情表現とかストーリーの持って行き方が、なんとなく強引というか、ちょっと不自然なところが散見されました。ぎこちないと言うか。柚月ファンとしてはちょっと残念な作品でした。お話自体は良かったのですが。

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    2025年07月24日
  • 最後の証人

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    ネタバレ

    純粋に面白かった。結果的に被告は無罪になったが、これが読者も含めて一番スッキリする展開(島津への復讐)だったのではないかと思う。

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    2025年07月19日
  • あしたの君へ

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    3.9

    柚月裕子さんは良い小説を書くなーとつくづく思い知らされます。

    家裁調査官という仕事自体知らなかったが、市民と裁判官を繋ぐ大切な仕事があるのを知れた。

    主人公が凄くできる設定ではなく、愚直に取り組む姿勢が『それで良いんだよ!!』と応援したくなる。

    続編もあれば読みたいです。

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    2025年07月15日
  • ミカエルの鼓動

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    柚月裕子の作品としては珍しい(初めての)医療ミステリ。
    読み始めた最初の方では「白い巨塔」のような病院内政治の権謀術数が渦巻き、自らの医療ミスを隠し正当化するような話かと思っていた。
    結論から言うと「白い巨塔」とは全く違うものだ。主人公の西条は自らの技量に自信を持ち、周囲からもエースと認められ、病院内での権力争いにも人並みの思いは持っているが、所謂ヒール(悪役)ではない。平等かつ安全な医療の普及を目指し、患者を治すことを最重要視している至極真っ当な医師だ。対する真木とは考え方が異なるだけでどちらも命を預けるに足る優れた医師と言ってよい。
    この作品では地域医療のあり方や医者の倫理観などが問われて

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    2025年07月14日
  • 風に立つ

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    補導委託の少年と預かった家族の話
    柚月さんの作品は、どんな展開になるのかと、ドキドキしました。
    心が温まるお話

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    2025年07月14日
  • 月下のサクラ

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    夢中になって読んだけど、ちょっと行き過ぎかな。

    でも、この柚月裕子さんという作家、女流とは思えないほど、骨太で読み応え抜群。

    おそらく、この先追いかけると思う。

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    2025年07月14日
  • ミカエルの鼓動

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    医療系の物語の最高傑作は白い巨塔だと思っているが、この本にも同じ医者の治すということへの熱量が描かれておりとても面白かった。
    治療法をめぐっての意見のぶつかり合いはこの手の話の醍醐味でもっとドロドロ意見がぶつかることを想定していたがあくまで本筋はそこではなく、
    医療への向き合い方や命を扱うとはどういうことか、考えながら読むことができた。

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    2025年07月13日
  • 検事の信義

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    佐方シリーズ4作目。
    佐方検事の短編集。

    佐方は信念がブレなくてかっこいい。
    立場や圧力に屈することなく己の信義を貫くって、大人になればなるほど難しい。
    だからこそ正義を貫く佐方に惹かれてしまう。

    真実は事実ではない、という言葉が好き。

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    2025年07月11日
  • 検事の死命

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    佐方シリーズ3作目。
    今回もあっという間に読破。

    佐方父の真実が関係者に正しく伝わり良かった。
    佐方の祖父母の優しさに泣いてしまった。

    佐方と増田のコンビ好きだな〜。
    ずっとこのコンビでいてほしいと思うけど
    佐方が弁護士になる未来を知ってるからさみしいな…

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    2025年07月08日
  • 孤狼の血

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    物語が面白くて読めば読むほど引き込まれていった。ずっと同じ人の目線で進んでいくので読みやすい。倒置法で書かれてるところが何ヶ所かありページをめくるのがいつもより早くなっていく気がした。最後数ページ面白かった。

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    2025年07月06日
  • 朽ちないサクラ

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    一通り事件解決かと思いきや、からのどんでん返しが見事でした。
    色んな小説でも度々描かれますが、公安警察の闇って現実にあるんですかね…。

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    2025年07月05日