柚月裕子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2026.02.05
将棋には疎いので、指しているシーンは素通りで読んだが、差し支えなく理解できた。
平成6年の石破と佐野の刑事コンビが事件に迫りつつ過去に遡って行くのと同時に、
昭和40年代の上条の幼少期から現代のプロ棋士になるまでのストーリーが交互に描かれ、やがて二つの視点が交差される鮮やかな終盤。
それぞれの点と点が線で繋がっていく描写が面白く、あっという間に上下を読み終えた。
読み進めていくうちに犯人や被害者が誰か想像できてくるものの、なぜ極上の名駒を遺体と共に埋めたのか、その謎だけがわからない探究心を残して最後まで読み手を飽きさせない構造も素晴らしい。
真剣師の存在も、美術品の -
Posted by ブクログ
ネタバレ推理小説をよく読む人は警察に対する不信感が強くなるのではないか?それほど意外な犯人を読者は求め、安直に一番疑われない警察官の犯罪としてストーリーを紡ぎ出している
あ!この本の話じゃないよぉ、一般論ですからぁ…
シリーズ2冊目を先に読んでしまったが、作者の筆力が優れていて「大変読みやすく面白い、そして展開も意外性に満ちている」と高評価をしてあげよう⇦何様?
主人公の設定が秀逸で、一冊目の事件(未読)では警察の事務員であったのを一念発起して、辛い過去を塗り替えるべく警察官として働き始めた・・・壮絶ですね
主人公を逆境に追い込む手腕を持つ作家が好みみたいw -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった
最初は犯人がお遍路で会った謎の男?娘の交際相手の刑事?仲の良かった元同僚?とか疑いながら読んでた
事件の捜査とお遍路を同時進行で進むのだが、お遍路のストーリー要るのかな?って少し思ってしまった。こう言う時、作家が四国旅行を経費で落としたくて入れたのかな?とか勘繰ってしまう…
お遍路行ってみたい気持ちはあるけど、お金と時間と気力が無いなぁ。
事件は過去のDNA検査の精密さを今更掘り返せない。っていう警察側の思いが、実際にもあるだろうなぁって思った。
1番印象に残ってるのはお遍路であったお婆さんの天気の話かな。良いこと言ってた。心に沁みた。