柚月裕子のレビュー一覧

  • 盤上の向日葵(上)

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    過剰な説明はなく要点だけを書いてるような文章で飾り気や色気はないがするすると素麺を啜るように読める。映画CMを見てしまったので頭の中で否応なしに坂口健太郎が動くし渡辺謙はまだ出て来ないんかなと探ってしまうが渡辺謙の登場は下巻からなんだな。場面がダイナミックに動いていくのは下巻からだとわかり期待が膨らむ。3月のライオンの主人公桐山零とイメージがほんの少し重なり読み進めた。唐沢先生と妻美子の深い愛情に時折シンクロしてしまい涙腺が緩みあと少しでダム決壊の憂き目にあった。あ、ちょっと漏れ出た。

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    2025年12月12日
  • 合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明

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    2の方が上水流涼子が軽いタッチと言うかコミカルな感じがしました。
    助手の貴山は頭脳明晰でかっこいいだけでなく、
    ある事件ののち引き取ったカラカル(マロと名付けます)
    をとても大切にしているところが微笑ましかったです。
    貴山あっての上水流といった感じの良いバディものでした。
    今後も続くといいなと思います。

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    2025年12月11日
  • 合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明

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    前に出版された『合理的にあり得ない』の続編。
    これまでの柚月さんの作風とは異なり、ヒヤヒヤ、キリキリとした緊張感ではなく、とてもリラックスして物語に入り込める内容だ。
    今回は三つの中編で構成されている。

    信頼していたクライアントの社長が仕組んだ罠に嵌り、弁護士資格を失った上水流涼子は、自由気儘に動ける探偵事務所を設営し、金と欲に満ちた連中の悩み難問を片付けて、高額な報酬を得る算段を常にしている辣腕経営者兼美人探偵だ。
    もう一人の主人公となる貴山伸彦は、東大卒のIQ 140を誇るイケメン青年で、上水流涼子をアシストすると云うよりも、難問の解決は貴山の力量によって図られているのが実情だ。

    ⚫︎

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    2025年12月11日
  • パレートの誤算

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    実際の生活保護にも結構闇があるんだろうなと思いました。
    個人的に好きなジャンルの話なので、ページを捲る手が止まりませんでした。

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    2025年12月09日
  • 盤上の向日葵(上)

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    私は将棋のこと全く分からないけど、読みやすく面白かった。
    続きが気になるので下巻読むの楽しみ。
    桂介くん頑張れ〜

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    2025年12月08日
  • 慈雨

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    殺人事件の解決とヒューマンストーリーが併せて展開する。
    お辺土巡りと併せて進むのでまた違った楽しみ方もできる。引退した刑事の事件解決への責任と執着は古来の仕事魂かと思う。

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    2025年12月07日
  • 慈雨

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    それぞれの心情をじっくり味わえる。刑事ストーリーだが、ミステリーというより、人間関係や、自分の人生を振り返る感じで、ゆっくりした気持ちでしんみりと味わえる作品だと思う。ハラハラとかはしませんが、ゆったりと楽しめます。

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    2025年12月04日
  • 最後の証人

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    4.2/5.0

    巧みなミスリードを交えながら、気持ちが揺さぶられたまま終わるラストまで無駄のないミステリー小説だったと感じた。
    正義ってなんなんだろうなぁ

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    2025年12月03日
  • 教誨

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    "教誨"という言葉を初めて知りました。
    "教えさとす事"


    犯した罪は重いが、響子の人生を知っていく度に悲しく、やるせない気持ちになりました。

    教誨師の住職の存在が響子の唯一の救いだったのかなと思います。

    色々と考えさせられる本でした。

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    2025年12月02日
  • 最後の証人

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    一人息子を交通事故で亡くした夫婦の切実さが伝わる内容でした。弁護士となった左方貞人が裁判をどのように進めていくのか、特に被告人と被害者が途中まで明かされないことに驚きました。心理描写が圧巻です。

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    2025年11月30日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    上水流涼子は弁護士資格を剥奪された後、探偵事務所を構えています。助手貴山は頭脳明晰かなりのイケメンで、非常に良い働きをします。
    短編で読みやすいです。
    なぜ弁護士資格を剥奪されたのか、貴山が助手になった経緯も描かれていておもしろかったです。
    2023年に天海祐希、松下洸平でドラマ化していました。
    こちらも機会があったら見たいです。

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    2025年11月30日
  • 検事の本懐

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    飄々としながらも鋭く事件の真実をひもとく検事のお話

    それなりに昔の作品ですが、脚色少なく、それがかえってよい作品に思いました。
    最後の証人も好きでしたが、
    一人一人「本当」が違う、という定義は一貫していて読みごたえがありました。

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    2025年11月28日
  • 慈雨

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    柚月裕子作品は情景描写が美しく、目の前に映像が広がるのでいつも映像化してほしいなという気持ちになる。
    出てくる登場人物がそれぞれの生き方の中で、真っ直ぐでひたむきで、心を打たれた。

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    2025年11月28日
  • 合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明

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    このシリーズは面白くて自分の中ではヒット。展開はもちろんのこと、著者の文章も好きなんだろうなと思う。

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    2025年11月27日
  • 暴虎の牙 上

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    孤狼の血、狂犬の目、暴虎の牙の三部作で完結まだ上巻だけしか読んでないが、前作、前々作と比べると…。まだ布石展開中なのかな…?盤上の向日葵も上巻はボチボチと取り留めのない話で下巻から凄く面白かったような覚えがあるし、下巻に活かされるのかな?主人公は孤狼の血のガミさんなので後半楽しみ!

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    2025年11月27日
  • 検事の死命

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    読み始めはなんだか、微妙かなと思ってたんだけど、読み切るとその微妙な部分の必要性を感じました。なるほど、とおもいました。伏線回収のなるほどじゃないです。出だしの1,2章のストーリーは多分なくても話は通じます。だけどあることによって3,4章のストーリーに深みが出ます。柚月さんの作品はやっぱり面白いです。

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    2025年11月27日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    柚月先生の短編集は初めて読んだが、相変わらず無駄がない洗練された文章でとても読みやすく、短い中でも伏線とその回収がなされているのが本当にすごいと思った。馴染みの佐方さんの名前が出てきた時は嬉しかった。

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    2025年11月26日
  • 検事の本懐

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    短編集で読みやすかったです。検事左方貞人の風貌と人間性に引き込まれます。法曹界の上下関係は今の時代もあるのでしょうね。

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    2025年11月26日
  • パレートの誤算

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    本来受給対象である人が受けることが出来ず、悲しい結末のニュースがある一方、不正受給の話も聞くことがある。以前から関心のあるテーマ「生活保護」
    書かれてる内容は、きっとどこかで存在することのような気がした。同時にケースワーカーは本当に大変な仕事だと思う。人数が足りないのに受給する人は増えている現実。訪問調査で細かい状況を把握するのも難しいのではと思ってしまった。
    ストーリー展開はテンポ良い。なんとなくこの人かなという人が犯人だったけど、保身の為にまさかの理由(繋がり)で罪を犯したとは…

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    2025年11月26日
  • 月下のサクラ

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    警察広報職員から刑事に拾ってもらった森口泉。配属当日に会計課の金庫から現金が紛失する事件が、捜査の途中。容疑者と見られる人物が死亡。その現場にはいち早く公安が、事件の真相や公安の関与。上司の謹慎で更に事件を困難にする。
    泉の正義への誇り、真っ直ぐな行動が事件を突き止める糸口に
    柚月裕子先生らしからなるハードなラスト(アクション?)も新鮮。

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    2025年11月20日