柚月裕子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ佐方貞人シリーズ4作目。
え、まだ任官5年目だけど、このあともう、検事を辞めてしまうのか。
このあと、『最後の証人』の話があって、その後は今連載中のやつに続くらしい。
「裁きを望む」
資産家が亡くなったあと、被相続人の非嫡出子である息子が空き巣に入った、という事件。
一事不再理!!
前の巻で出てきた井原弁護士登場。
あの話を読んだあとで読むと、イメージ変わるな。
「恨みを刻む」
覚醒剤所持・使用で捕まった男の裏に、警察内部の派閥争いが隠れている……という話。
どこの世界も、派閥だな。
「正義を質す」
正月に地元に帰ったついでに、同期に誘われて宮島の温泉旅館に来た佐方。
同期は、婚約破棄に -
Posted by ブクログ
「朽ちないサクラ」の続編。前作では警察一般職員だった主人公の森口泉が刑事となり機動分析班で活動する。
前作「朽ちないサクラ」のタイトルの「サクラ」は公安警察の隠語や象徴として表現されていたが、今回はストーリー半ば辺りで公安警察が出てくるものの、前作のような刑事vs公安とか、公安警察の暗躍とかそういう話が展開される訳ではない。シリーズとしての連続性を出すために本作のタイトルでも「サクラ」を使っているのは当然として、柚月裕子本人が「サクラという言葉には、いろんな意味を込めている。公安警察だけでなく、人間の生き様や心の機微を象徴するものとして使っている」と語っている。つまり本作の「サクラ」には「表と -
Posted by ブクログ
久しぶりの柚月裕子さん!
まぜこぜの短編集。
ちょっと印象に残ったのを…
「チョウセンアサガオの咲く夏」
代理ミュンヒハウゼン症候群か…
分からんでもないけど、キツいな…
やはり、人には、繋がりが必要やねんな。
「サクラ・サクラ」
聞いた事があるような…
日本贔屓の国では、良くあるような感じ。戦争などで、占領しても、現地の人に感謝されるような…
自身もそうありたいな。
「お薬増やしておきますね」
妄想性パーソナリティ障害もキツいな。
自身を女医と思ってる…
診察、先生 vs 先生って感じに、話の内容からは思い浮かべてた。
でも、実際に診察見たら凄い事に!
「初孫」
不妊症だったとは言