柚月裕子のレビュー一覧

  • あしたの君へ

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    調査官という職業が描かれているのは珍しく、面白かった。出てくる人物の描写が魅力的で暖かい気持ちになった。

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    2025年01月11日
  • ミカエルの鼓動

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    私は医療の知識がないけれど、実際に手術をしている場面、患者との対話場面が目に浮かぶような言葉が並べられていた。
    最新技術に頼りすぎないように、という話かと思いきや、その裏にある医師たちの患者に対する温かい心も見られる話だった。

    難しい医療用語もあったが、最後まで読み切ることでこそ医師たちの心や情熱の裏側にあるものが見えて良かった。

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    2025年01月08日
  • ミカエルの鼓動

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    胸アツな展開が読ませる。医療に正解はない。この直後にアンメットを一気見したのはタイミング的に良かった。

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    2025年01月07日
  • ミカエルの鼓動

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    ネタバレ

    ミカエルを使用した手術に絶対的な自信を持っている西條が主人公。
    心臓手術に長けている真木が、ドイツから同じ病院へ来たことで、絶対的な自信や自分の信念に揺らぎを感じ始める。
    航の手術を境に、物事が動き出す。

    ◾️良かった部分
    ミカエルをめぐったサスペンス的な要素、病院内のギスギスした世界観など、先が気になりドンドン読み進めることができた。
    登場人物のイメージもつきやすい描写が多く、読み進めるのは難しくなかった。

    ◾️微妙と思った部分
    感情や行動を表すときに、勘であったり経験といった曖昧な背景で描写していたのが自分的には物足りなかった。
    ミカエルを使い続けていた理由が癒着であったり、医療の未来

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    2025年01月06日
  • 検事の信義

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    ネタバレ

    面白かったです!

    特に裁きを望むが好きです。
    序盤から芳賀の理由はなんとなく想像できていて、
    気持ちを想像するととても涙がでました。

    今回は検事の使命などの前作とは、
    まっとうに裁くの感じが少し異なりはしたけれど、
    このまま最後の証人につながる佐方を描いたのかな。
    ということで、それはそれでありでした。

    日岡と絡む佐方や、まだまだ続編をかいてくれるのかな。と今後もワクワクしてます。期待してます!

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    2025年01月05日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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     2025年の最初に手にしたのは、私が好きな作家さんの一人である柚月裕子さんの「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」でした。
     「確率的にあり得ない」「合理的にあり得ない」「戦術的にあり得ない」「心情的にあり得ない」「心理的にあり得ない」の5編の短編で構成されています。
     とあることで意に反し弁護士資格を剥奪された女性が探偵エージェンシーを立ち上げ、様々な難題を解決していく物語です。過去に読んだ柚月作品のような重厚感はありませんが、勧善懲悪?が心地よい痛快な物語に仕上がっています。
     時間がある時にじっくりというよりは、スキマ時間に手軽に読むのに適した感じかな?
     いつも感じますが、柚月作品

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    2025年01月04日
  • 検事の死命

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    面白かったです。
    前回の検事の本懐から続く流れや、
    いくつかのエピソードで楽しく読めました。

    そしていつもより佐方検事が感情を出す場面が多かったかな、魅力満点でした!

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    2025年01月03日
  • ミカエルの鼓動

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    ネタバレ

    何作か読んでいる柚月さん。医療モノは初めて見かけた。帯の宣伝文句が気になり購入。

    対立する二人の医師が白い巨塔のような、振り返ればやつがいるのような感じで(懐かしい)、とてもわくわくした。
    いてもたってもいられなくなって読んでる間にサブスクに加入して白い巨塔のドラマ(唐沢さん版)を見始める始末。

    財前に比べるとそこまで野心はないかな?と思うけど、主人公・西條がミカエルにこだわっている理由は患者を救うためだけではないのも事実で。
    ちゃんと医者の人間らしさも描かれているのがよかった。
    医者は神じゃない!

    今まで読んできた柚月さん作品に比べると割とマイルドな展開かなと思った。
    作中で人が死んで

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    2025年01月03日
  • 検事の本懐

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    最後の証人が大好きで読みました。
    とても面白かった、
    日々の生活の中でついつい簡単な道に進みそうになる自分の気持ちをひきしめることができました。

    また佐方貞人という人物像を沢山知るエピソードが多く、とにかく魅力的でファンになりました。
    素敵な物語をありがとうございました。

    次は検事の死命を読みます♪

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    2025年01月02日
  • 検事の信義

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    古本で買ったせいかタイトルに4が付いていなかったのに、登録の時にシリーズ4と気付く。主人公の佐方検事に記憶があり、どれかを読んだはずなのに思い出せない。
    短編集だが、どれも問題無いとされた事件を佐方検事の独自の嗅覚で調べ直ししたもの。そのため、同僚、先輩、上司に恨まれている。直属上司が理解があり、何とか首が繋がっている。疑問を持つと突き進む。最後は真実を掴み取る。
    最後の第四話が圧巻だった。誰も問題視しなかった逃走時間から被告への違和感を感じ、調べ直す。こういう検事が居たなら、袴田事件のような冤罪も無くなるだろうなと思う。

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    2024年12月29日
  • 検事の信義

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    【佐方貞人シリーズ4】
    「罪をまっとうに裁かせること」ぶれない信念の持ち主。それが検事の立場として不利になろうとも。
    外野からの重圧や脅しにも、自分の信義を貫く。
    かっこいい! 

    出生認知を巡る事件・覚醒剤の再犯ネタ元・同期からの高級温泉宿の誘いに潜んだ事情・認知症の母に手をかけた息子の事件、の4章。

    だんだん検察に居づらくなってきている空気感…筒井副部長との関係はまだ崩れていない。シリーズは続くと期待している。

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    2024年12月25日
  • 臨床真理

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    目を背けたくなるようなシーンもあるが、実際に介護施設等で起こった事件など痛ましい事件はある。
    弱みと言ったら語弊があるが、そこにつけ込むようなことは絶対に許せないし、あってはならない。
    犯罪はなくなることはないだろう。ただ、一つでも痛ましい事件が起こらないよう、厳しい処置を願う。

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    2024年12月19日
  • 月下のサクラ

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    頼りなかった主人公がどんどん成長していき一人前の刑事になる。ひたむきさと信念があれば花は咲く。黒瀬の不器用だがチームメンバーが一致団結して目的に向けそれぞれの役割を果たす姿にリーダーシップを学べた

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    2025年03月08日
  • 凶犬の眼

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    『孤狼の血』の続編。前作の事件で田舎の駐在に左遷された警察官・日岡が、任侠・国光との出会いを機に大上の後継者としての凄みを増し、明石組と心和会の血みどろの抗争に巻き込まれていく。
    任侠小説は苦手だが、このシリーズは別。本作の国光は、“筋を通す生き方”と人間性の高さが際立ち、非常に魅力的な人物だった。

    『孤狼の血』に比べてドロドロ感は控えめ。〇〇組や〇〇会が多く登場し、複雑な抗争の構図に頭を使う場面もあったが、物語自体はシンプルで読みやすい。ただ、もう少し奥深さがあればさらに楽しめたかもしれない。

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    2024年12月18日
  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

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    ◾️サマリー
    ・姉妹は共依存の関係を子供の時から築いてきた。
    ・父親からの虐待で生まれた解離性同一性障害。
    ・悪いのは父か、娘か、自治体か。

    ◾️感想
    児童虐待、姉妹の共依存、ギャンブル依存、殺人という暗澹たるキーワードをベースにした暗い小説だった。
    作者の作品を読むのは2回目である。前作の盤上の向日葵もまた、虐待のシーンが出てくる。
    子を持つ親としては、何とも悲しい気持ちになる作品である。
    子は親を選べないのだから、どのような形であれ、我が子には慈しみを持って接したい。
    作品を読むと誰が本当に悪いのか分からなくなる。
    虐待をした父親が悪いのか、虐待を背景に育ちあげく殺人に手を染めた姉妹が悪

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    2024年12月16日
  • 検事の信義

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    佐方検事の短編集だった。いつも事務官の増田さんの視点で書かれている。罪はまっとうにに裁かれるべきです、と名ぜりふがある。
    水戸黄門のこのもんどろが目に入らぬか!みたいな感じで、このシリーズはとても好き。

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    2024年12月11日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    帯に書かれていた介護の話かと思いましたが短編集でした。
    どの作品もヒリットするようなお話でしたが、少し短くてその続きが気になりました。
    狐狼の血の作者さんだったのも初めて知りました。
    映画は観た事はあるので今度は本も読めたらなと。
    どの短編集も確かに映像化したら面白いかもと思いました。

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    2024年11月30日
  • 凶犬の眼

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    極道と兄弟の契りを交わした日岡刑事。正義と仁義はどちらが正しいのか、どちらも正しいのか?はて?そしてこの作家のラストはいつも予想外。

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    2024年10月30日
  • パレートの誤算

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    たまたま目についたので買った一冊。

    生活保護の不正の話

    まず題名のパレートを読み間違えていた。
    この本読むまでパレードと思っていた。

    パレートの法則
    なんとなく知ってはいたが、それをパレートの法則というとは知らなかった。

    後半からスピード感ある内容でハラハラしながら読んだ。

    裏切り者がまさかの人だった。
    全くのノーマーク
    正直に過ちを受け入れていれば、ここまで酷くならなかったんじゃないかとも思う。

    生活保護の闇は深いそう感じた小説でした。

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    2024年10月25日
  • あしたの君へ

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    虎に翼で家庭裁判所に興味を持った。
    密室になりがちな「家庭」では
    事情も様々だし、人々の反応も様々。
    ましてや、上手く表現出来ない人たちの上っ面の行動や現象だけを見ていては、上滑りな対応しか出来ないだろうと思う。
    丁寧に寄り添ってくれる調査官の皆様に感謝。

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    2024年10月24日