柚月裕子のレビュー一覧

  • 検事の信義

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    佐方検事の短編集だった。いつも事務官の増田さんの視点で書かれている。罪はまっとうにに裁かれるべきです、と名ぜりふがある。
    水戸黄門のこのもんどろが目に入らぬか!みたいな感じで、このシリーズはとても好き。

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    2024年12月11日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    帯に書かれていた介護の話かと思いましたが短編集でした。
    どの作品もヒリットするようなお話でしたが、少し短くてその続きが気になりました。
    狐狼の血の作者さんだったのも初めて知りました。
    映画は観た事はあるので今度は本も読めたらなと。
    どの短編集も確かに映像化したら面白いかもと思いました。

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    2024年11月30日
  • 孤狼の血

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    ネタバレ

    すごい本だった…ヤクザこっわ
    虎狼の血って、「意志が受け継がれる血」ってことか〜。日岡さん、意志を継いで大上さんっぽくなってたの良かったな。
    人物関係追うのが大変だった。大上さん割とあっさり死んでしまったし衝撃だった

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    2024年11月14日
  • 凶犬の眼

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    極道と兄弟の契りを交わした日岡刑事。正義と仁義はどちらが正しいのか、どちらも正しいのか?はて?そしてこの作家のラストはいつも予想外。

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    2024年10月30日
  • パレートの誤算

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    たまたま目についたので買った一冊。

    生活保護の不正の話

    まず題名のパレートを読み間違えていた。
    この本読むまでパレードと思っていた。

    パレートの法則
    なんとなく知ってはいたが、それをパレートの法則というとは知らなかった。

    後半からスピード感ある内容でハラハラしながら読んだ。

    裏切り者がまさかの人だった。
    全くのノーマーク
    正直に過ちを受け入れていれば、ここまで酷くならなかったんじゃないかとも思う。

    生活保護の闇は深いそう感じた小説でした。

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    2024年10月25日
  • 孤狼の血

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    ヤクザ者の話で読む事を敬遠していた。読み始めはどこが面白いのか、と思っていた。が、中盤からどんどん引き込まれて、終盤の驚愕の展開にビックリ!そして予想だにしなかったラスト‼️続編読むしかないようだ。

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    2024年10月24日
  • あしたの君へ

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    虎に翼で家庭裁判所に興味を持った。
    密室になりがちな「家庭」では
    事情も様々だし、人々の反応も様々。
    ましてや、上手く表現出来ない人たちの上っ面の行動や現象だけを見ていては、上滑りな対応しか出来ないだろうと思う。
    丁寧に寄り添ってくれる調査官の皆様に感謝。

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    2024年10月24日
  • パレートの誤算

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    パレートの法則は、「80対20の法則とも呼ばれていて、ある分野における全体の約8割を、全体の一部である約2割の要素が生み出しているという」理論。
    働き蟻の法則

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    2024年10月10日
  • 凶犬の眼

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    骨太任侠小説第二弾!日岡も相変わらず男気があるが、今回の主人公(?)国光の筋の通った男気に、盃を交わしたくなる!いや、暴力団はいない方が良いのだけども。

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    2024年09月17日
  • パレートの誤算

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    普段読まないミステリー系
    職場の方に教えてもらい手をつけてみた
    面白かった
    この著者の文章はさくさく頭に入ってくる
    狐狼の血の人なんですね

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    2024年09月16日
  • 臨床真理

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    取り扱っているテーマがちょっと重たいので……気合入れて読む感じになりました

    他の作品も読んでみたいと思います
    面白かった

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    2024年09月15日
  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

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    読み終わって、無力感を感じ、複雑な気持ちになっている。
    昨今、似たような事件をよく目にする。
    そんなとき、どうすれば子供を救えるのだろうか?
    実際に自分が遭遇したら、助けられるのだろうか?
    今、法律がどうなっているのかわからないが、しっかりした法で子供を守れるようになって欲しい。
    なんだか辛すぎて言葉にならない。

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    2024年09月09日
  • 暴虎の牙 下

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    ネタバレ

    ラスト意外に、、切ない。
    また孤狼の血から読み直したくなりました。
    昭和の廣島を改めて感じました、Badboys思い出しながら読んでました。

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    2024年09月08日
  • ウツボカズラの甘い息

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    最初は何だかかったるい感じです読み始めたのだが、段々と面白くなってきた。全く予想外の展開に、参りました!

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    2024年08月28日
  • 検事の信義

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    佐方貞人シリーズ
    検事の佐方さんの短編集。
    米崎検察で刑事担当から判事に。
    事務官の増田さんの視点だった。
    「まっとうに罪は裁かれるべき」
    裁判にあたり、内部や周囲の軋轢も辞さずに事件を捜査する。事実と真実は別、という。
    そこで判明する繊細な事実の数々。それにより判決も変わる。ただ罪をまっとうに裁くために佐方さんは足を運び人と会い、話を聞く。
    佐方さんの誠実な仕事ぶりに思わず姿勢が良くなる気持ち。事件に隠れた人の汚さや苦しみ、悲哀、それから優しい心情。
    本当にこういう検察官ばかりなら、世の中はきれいになるかもしれない。
    これと言って激しいアクションもホラーもないが、とても読み応えがある。嬉しい

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    2024年08月21日
  • あしたの君へ

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    家庭裁判所調査官補の研修中にあった、様々な家庭模様と寄り添う物語。

    家庭という領域は閉ざされた空間だと思うため、踏み込んで何が最適解なのか考えていくことは、難しく、本当にすごい職種だと思いました。

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    2024年08月18日
  • 臨床真理

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    柚月裕子氏のデビュー作と知り。

    ストーリーの流れ、背景、特殊な能力、高校の同級生の刑事との関係、どれも力強くしっかりと描かれていて、これがデビュー作なの?と驚いた。

    臨床心理士という仕事を絡めながら、事件を追って行くわけだけれど、最近の作品よりかなりグロい描写が多く……。
    主人公よく心が折れないな……と。
    リアルすぎて、読んでいる私の方がダメージを受けたように思う。

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    2024年08月16日
  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

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    やるせない…
    私の語彙力の無さのせいで
    これくらいしか言い表せない

    たぶん
    今も沢越姉妹のような境遇に
    置かれているこどもはいると思う
    助けたいと思っている大人もいると思う
    よく似た事件を目にするたび
    どうして助けられなかったんだろうと思う
    児相や自治体、地域、学校…

    私は
    お節介だと言われても踏み出す勇気を持とう!
    それが誰かを救うかもしれないと思って

    蟻の菜園…
    知らない言葉だった
    題名だけではとても思いつかない…

    やっぱり柚月さんの作品好きです

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    2024年08月14日
  • 臨床真理

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    柚月さんのデビュー作にして「このミス 大賞」という大評判となった作品。粗削りではあるが、確かに力作。
    臨床心理士の佐久間美帆は新人でありながら、救急隊員への暴力を振るった藤木司の治療を行うこととなった。「共感覚」という、人の感情が色で見えるという藤木に、最初は信じられなかった佐久間が徐々に信じて行くことから事件が動き出す。
    強引すぎる佐久間の事件への傾注や、障碍者に対する性的暴行などあり、読み味としてはスッキリしないが、事件の黒幕探しは楽しめた。
    犯人は途中から分かったが、この犯人の動機や佐久間への暴行がグロ過ぎる。新人の女性作家が良く書けたなと思う。

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    2024年08月13日
  • パレートの誤算

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    生活保護に関する問題はここでは書ききれないくらい複雑で扱いづらいものだと思うけど、少なくとも貧困ビジネスを成り立たせないための法改正は行われてほしいと思った、山川さん、、߹ - ߹

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    2024年08月10日