柚月裕子のレビュー一覧

  • 風に立つ

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    父との長年の確執を抱える主人公・悟が、補導委託制度で預かることになった春斗と過ごす中で、これまで理解できずにいた父親の気持ちや生き方を見つめ直していく物語。
    家族関係の修復と個人の成長をテーマに、不器用ながらも互いを思いやる人たちの姿を丁寧に描いた作品。

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    2025年10月22日
  • 合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明

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    貴山が好き。
    想像できる。かっこいいわー。IQ140-?素晴らしい。
    涼子とのコンビもいいし、でも、どうせなら貴山を主役にしてもいいかもしれない。
    新しい、仲間マロが増えて、賑やかになる事務所、上水流エージェンシー。どんどん依頼が舞い込んでくるね

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    2025年10月20日
  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

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    名前を変え離れ離れになった姉妹 、早紀と冬香、実の父親から虐待を受け、幼少の2人は戸籍も届け貰えずワゴン車の中で暮らしていた。
    自殺者をボランティアで支えていた与野井夫婦の元じに姉の早紀から助けを求めた電話が、時が流れ結婚詐欺容疑で円藤冬香という女性が逮捕起訴される。
    フリーの記者、由美が事件の真相を記事に…
    そして、早紀と冬香姉妹と虐待の父親が一本の糸で…
    こんな過去があるなんて!
    刹那い、やるせない!
    考えれば考える程、やるせないくなる物語出会った。

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    2025年10月14日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    短編が繋がりをもつストーリーで読みやすく、面白い。スカッとする!
    うまく解決してくれるんだろうな、という安心感をもって読めるから楽しい。

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    2025年10月10日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    なかなか面白かった。
    いろいろなところからのどんでん返しやシンプルな探偵ものなとわバラエティに飛んだ作品集でした。
    3028冊
    今年256冊目

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    2025年10月04日
  • パレートの誤算

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    ネタバレ

    最後が急にハードボイルドになって、驚いたけれど、社会派ミステリーで面白かった。
    山川さんが悪者でなくてよかった。
    小野寺さんと若林刑事が、素敵な感じに書かれているあたりは、女性作家らしいなーと思いつつ。

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    2025年10月02日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    受けた仕事は必ず履行し、巨悪を捌いてくれる痛快なストーリーは本書の見所だ。続編も出ているようなので読んでみたい。

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    2025年10月01日
  • 検事の死命

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    「佐方貞人」シリーズ、3冊目を読み終えました。
    舞台は、東京から新幹線で2時間くらい北にある架空の地方都市。
    東北の冬の厳しさがじんわり伝わってきて、物語の空気感にぐっと引き込まれました。
    事件自体はそこまで大きくないけど、権力や圧力が絡んでくる展開にハラハラ。
    それでも信念を曲げずに立ち向かう佐方の姿に、めちゃくちゃ心打たれました。
    最終章は特に熱くて、ページをめくる手が止まらない…!
    静かだけど熱い、そんな検事の物語。今回も最高でした。

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    2025年09月28日
  • 暴虎の牙 上

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    上巻は壮大な前振り
    一方で伏線回収、尾谷組長、一ノ瀬と大上の関係性や
    大上の家族、パナマ帽を何故被っているのか?

    狐狼の血をまだ未読の方は上巻だけ読んで戻るのも
    人間関係が分かりやすいのでお勧め

    話は途中なので一先ず星4つ

    下巻に続く

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    2025年09月27日
  • 検事の死命

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    テンポの良い文章で読みやすい。公判での佐方検事と井原弁護士のやり取りは、ページを捲る手が止まらなかった。国家権力に屈しない検事達の使命感に目頭が熱くなった。徹底した悪役ぶりなので、勝訴したシーンは痛快だった。通勤の現実逃避にとても良き。

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    2025年09月26日
  • 風に立つ

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    指導委託・・こういう世界もあるということを知らなかった。普通に暮らせていることの幸せを感じさせてくれる本。

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    2025年09月22日
  • 検事の死命

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    正義感が強く私利私欲に傾かない若き検事、左方貞人の活躍短編集。こういう人が増えると良いなぁ。熱き思いを心にしつつも表面上はクールに論理的に活躍される様は頼もしく応援したくなる

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    2025年09月19日
  • ミカエルの鼓動

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    幼い心臓手術に先端医療の手術支援ロボットを選ぶか、従来からの人間の手による手術か、患者の選択を重視するか執刀医の決断を問う。その背景には手術支援ロボットミスによる仲間医師の自殺があった。瀬戸際まで油断を許さない前代未聞の心臓外科手術での心の選択を問う。
    現実、これからの医療改革は最先端のロボットを使うのは自然の動きになるだろうが、人が作った「メカ」には必ず誤動作、劣化がつきものである事を忘れてはいけない。常にプログラムとメカのアップデートが必須であり、100%、先端医療でも完全なものは無いと思わなければならない。小説内で気になった言葉「先のことはその時に考えればいい、今は目の前ある事をするだけ

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    2025年09月13日
  • ミカエルの鼓動

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    2人の心臓外科医が最新型アームロボット「ミカエル」を主軸に真摯に医療の現場に挑む物語。
    ミカエル操る西城の気持ちもグッとくるし、敏腕外科医の真木もかっこいい。
    病院の中での政治はもちろん医療現場に携わるそれぞれの立場と気持ちがしっかり書かれていて面白かった。

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    2025年09月12日
  • 検事の本懐

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    検事の世界ってこんなにもドロドロしているのかと思うとぞっとする。罪人を裁くためには人一倍の正義感があったとて容易にできることではない。でも主人公のような検事がいてくれたら、きっと救われる人も増えるだろう。

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    2025年09月09日
  • 風に立つ

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    最近は青年世代が起こす事件が多くて、安全な日本はどうなってしまうのか、孫たちは生き延びられるのか。とっても不安ですが、地道な更生に力を注ぐ制度があるのを初めて知りました。小説だから現実はそうそう上手くは行かないけれど、親子関係も人間関係もやっぱり対話と受容から始まるんだと思わせてくれた。

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    2025年09月08日
  • パレートの誤算

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    わたしは生活保護についてはあまりよく知らなかったのですが、この本を読んで生活保護という制度の仕組みや、受給者の家をまわるケースワーカーの仕事内容、さらに不正受給の実態についても知る事ができました。

    特定の職業を取り上げている作品を読んだあとは、いつもその職業に憧れたりするのですが、残念ながら今回はケースワーカーではなく、警察のほうがカッコいいと思いました(ケースワーカーに憧れている方、すみませんm(_ _)m)。
    特に三章での若林警部補。市民を救うために自分の首をかけて無茶振りをする彼の存在が、ラストシーンへと一気に盛り上げてくれました。

    サスペンス調の話はとても面白く、気になる展開が続く

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    2025年09月07日
  • あしたの君へ

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    ネタバレ

    背負う者」「抱かれる者」「縋る者」「責める者」「迷う者」の計5篇の短篇を収録。
    見習い家裁調査官補の青年が主人公で、人生経験の浅さからくる自信のなさで自分の判断に悩みながら、1件ずつ正しい判断をしようと努力を重ねていく。心が温まる佳作集。

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    2025年09月03日
  • 風に立つ

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    400ベージの長編だった。
    犯罪を犯した少年を更生させる手立てとして、事業所等で少年を預かる補導委託。
    この補導委託で万引き等を重ねた春斗という少年を受け入れることになった盛岡の鋳物職人の孝雄。
    そんな話は聞いていなかった息子の悟。
    春斗という少年を通して孝雄と悟の親子もわだかまりが解けていく。
    孝雄も悟も不器用、上手く自分の気持ちが伝えられない。
    春斗の両親もまた同じようだ。
    親子だからこそ、近すぎてうまくいかない事は多々ある。
    みんな色んな事を胸の中に抱えて行きているんだ。
    言葉だけでは分かり合えないけど、言葉がなくっちゃもっと分かり合えない、そんな気がした。

    八重樫というお金が無くなる

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    2025年08月30日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    5編からなる連作短編集で、推理よりも騙し合いが中心の物語。
    主人公は弁護士資格を失った上水流涼子。彼女は「殺し」と「傷害」以外ならどんな揉め事でも引き受ける〈上水流エイジェンシー〉を営み、東大出でIQ140の貴山と組んで難題を解決していく。欲に塗れた人物たちの依頼を、確率や心理を駆使して鮮やかに解決していく姿が痛快で、清々しい読後感を残す。

    柚月作品にしては軽い読み心地で面白い。ただ今作では助手の貴山の優秀さが目立ち、涼子の存在感はやや控えめ。続編では彼女自身の有能さがもっと光る姿を期待したい。

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    2025年08月28日