柚月裕子のレビュー一覧

  • パレートの誤算

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    牧野聡美
    社会福祉課職員。臨時職員として就職。山川の死後、仕事を引き継ぐことになる。

    猪又孝雄
    津川市役所福祉保健部社会福祉課の課長。

    山川亨
    社会福祉課職員。三十七歳。社会福祉課は八年目。ベテランケースワーカー。生活保護受給者の自宅に訪問中、火災に巻き込まれ死亡。解剖報告書では、火災が起きる前に死亡していた。
    その後、ヤクザと不適切な関係を築いていた可能性が浮上する。

    小野寺淳一
    社会福祉課職員。三十歳。市役所に勤務して八年。この春に市民課から社会福祉課に異動した。

    西田美央
    社会福祉課職員。新卒で市役所に勤務して四年。

    森口守
    生活保護受給者。六十歳くらいの男性。

    沢内憲吾

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    2026年04月26日
  • ウツボカズラの甘い息

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    途中、読みながら「えっ」て言ってしまった。
    そこから視点が変わって話が展開されたように思う。それぞれに抱える苦しさが社会のベールに包まれながら滲み出ていた。

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    2026年04月26日
  • 朽ちないサクラ

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    ネタバレ

    スクープのネタ元は?というところから殺人、果ては警察組織の闇の中へ。
    私だったらこんな闇に触れて、さらにそこへ体当たりするような勇気はない。警察職員から警察官を目指すラストは「え、ほんとに?」と思うけど、だからこそ次作が楽しみ。

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    2026年04月25日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    幸福とは言えないまでも真っ当に生きている亮。なぜ不幸な状況になるのか?
    細やかながら救いがあるとしたら、直人の存在と父親から手紙だけ。哀しい話です。

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    2026年04月24日
  • 慈雨

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    前半2/3は重たい主人公の人生の振り返り、後半1/3は事件が解決へと向かっていく。
    重たい内容でなかなか読むスピードが上がらずしんどい前半、後半はどんどん解決に向け面白くなってきて進み読むスピードも加速。
    残りページが減ってきて、え?このページ数で終われる?と疑惑が。
    そうね、終わったと言えば終わった?
    いや、きちんと終わらして欲しかった。
    なのでこの本はミステリーカテゴリーではなく小説のヒューマンドラマかな。
    最後盛り上がって⭐︎4つ付けようかという内容だけど終わりが・・・。

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    2026年04月23日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    切ない、、、ただただ切ない、、
    本当の悪人ではないんだよ、真柴
    最後にちゃんと愛してくれた人の存在を知れて、
    ちゃんと愛せる存在をしれたことがせめてもの救い、、、

    直人の未来に幸あれ、、、

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    2026年04月21日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    真柴亮はそんなに悪人ではないはず。
    亮サイドから話が進む。
    亮の目から見た世界だから、弾みで殺したになる。
    でも、ニュースで流れた真柴なら完全な悪人だ。
    2人も殺した。しかも1人は警官。
    物事が悪い方、悪い方へいく。
    救いは担当刑事の陣内が理解してくれることだった。
    混乱の震災時だから、ない夢を見てしまい、事態はさらに悪化した。

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    2026年04月21日
  • 最後の証人

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    大好きな裁判もの。最初被告人が誰だか分からなかったが読みすすむにつれてああ、やっぱりなって感じです。『罪を犯したものはそれにあった罰を受けるべき』そうだよなあ、と思いながら読みました。裁判の判決はこの事件に対しての判決であり、この事件が生まれる原因となった事件は別に裁かれる。そちらの裁判を読みたい。

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    2026年04月20日
  • ミカエルの鼓動

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    人は個である、との持論を西條は持っている。親でも兄弟でも、ひとりの人間だ。精神的な自立があり、その先に支え合いが成立すると思っていた。それは今でもかわらない

    生きるとはどういう意味か、
    心臓が動き、脳が正常に働き、呼吸をしていれば、生物学的には生きていることになる。が、医療に関する書籍を読み、実際に医療現場で働いている者から話を聞くなかで、生存と生きることは別なのではないか、と思うようになった。
    本人に意識がなくとも、機器によって生命を維持していれば、生存しているとみなされる。が、それは果たして生きているといえるのか。逆に、肉体は滅びたが人々の記憶に残っている限り、死とはいえないのではないか

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    2026年04月28日
  • 朽ちないサクラ

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    面白かったけど、スッキリしないラスト。
    もやもやが残る……でもそれがリアルなのかも。

    磯川さんがとても良い人だった。
    実写映画があるらしいけど、磯川さんは絶対イケメン俳優が演じてると思う。

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    2026年04月20日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    ただただ哀しい。真柴は本当はすごく良い人なのに、こんな風に一度歯車が狂ってしまったら、周りも自分も止められなくなってしまった。

    もし、同僚の誘いを断ることができていたら。直人を避難所に置いていくことができていたら。そもそも、会ったこともない父親と早く会えていたら…。どうしてこうなってしまったんだろう。本当に哀しい。

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    2026年04月19日
  • 盤上の向日葵 3

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    それまでは面白かっただけに、終わりがこんなものかと思ってしまった。

    近親相姦などの要素はあるので苦手な方は注意必要。

    絵はリアルでうまい。

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    2026年04月17日
  • 月下のサクラ

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    朽ちないサクラの続編。警察小説は登場人物が多くて読み始めが大変だけど、それぞれ個性的に書かれているのでわかりやすかったです。前作の梶山刑事が出てくることを期待して読んだので出てこなかったのが残念。

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    2026年04月16日
  • 蟻の菜園 ‐アントガーデン‐

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    タイトルからは想像できなかった展開だった。
    現在起こっていることの根幹は、過去にある、というのは、多くのことにいえることだなーと思った。

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    2026年04月12日
  • 風に立つ

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    ネタバレ

    南部鉄器の工場を営む親方と、その跡継ぎ息子を軸に物語が展開する。伝統を背負う重圧や、親子の距離感に葛藤を抱える中、工場は「補導委託先」として問題を抱えた少年を受け入れる。そこにやってきた春斗。複雑な家庭環境と親子関係の問題を抱えており、心を閉ざしたまま周囲と衝突を繰り返す。親方は不器用ながらも春斗と向き合い、仕事を通じて関係を築こうとする。物語の核にあるのは、「親子とは何か」を問うものであったが、ラストの展開から感動作の方向へと押し切ってしまい、自分には出来過ぎ作品という印象しかなかった。③

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    2026年04月11日
  • 臨床真理

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    登場人物全員に感情移入できない。
    美帆も司も自分勝手に行動しまくるし。
    序盤で怪我した救急隊員が不憫で仕方ない。

    ほんとは星2なんだけどデビュー作とは思えない読みやすさだったので、星3。
    そこはさすが柚月裕子。

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    2026年04月09日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

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    最初にトラブルとかアクシデントがあって、そうこうしているうちに上水流涼子登場!

    最初に事件が起きて、やがて登場するのは古畑任三郎か刑事コロンボか。

    表沙汰にしたくないトラブルを解決するのは、男前でとても女性らしい繊細さを持った上水流涼子。

    スカッとおもしろかった。

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    2026年04月03日
  • 盤上の向日葵(下)

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    ネタバレ

    最後がうーん。終わり方がうーん。上条には報われてほしい!幸せになってほしい!なのに、、、あの終わり方?!!理不尽なことも多くて腹立つしなぁ。唐沢と上条の出会いはよかった。すごくよくて、もう少し救ってあげてほしかった。

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    2026年04月01日
  • 暴虎の牙 下

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    刑務所から出てきて沖と日岡が対峙した時、物凄くワクワクしたが、期待を上回ることはなかった。なんか、見せ場が少ないように感じた

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    2026年03月31日
  • 教誨

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    ネタバレ

    毒親、いじめ、暴力など、本人の努力ではどうにもならない境遇で育ち、様々な要因で死刑囚となってしまった響子。死の間際に残した言葉の謎を解明すべく遠縁の香純が動き出す。

    ざっくり言うと、死刑囚となってしまった響子の魂の救済がテーマなのかなと思うんだけど、最後まで読んで、恐らく響子や三原家の生き残ってる人々はある程度救われたような気がした。

    でも、じゃあ栞や栞の家族はこの事実をどう受け止めればいいの?っていうのが置き去りになっていると思う。それと、香純の母の静江が娘に向かって言った「あなたじゃなくて良かった」の意味もややインパクト薄。あの状況でこの言い回しはもっといろいろな想像をかき立ててしまう

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    2026年03月31日