柚月裕子のレビュー一覧

  • パレートの誤算

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    生活保護を真ん中に置いた、社会派ミステリ。っていうのかな。
    生活保護を受けている人は弱者なのか、怠け者なのか。
    役所に勤める人は慎ましくないといけないのか。
    みんなが持ってるバイアスに問いかけるような問題提起がいくつもある小説だった。
    土曜夜10時とかのドラマでやってそう.ジリジリ、だけどテンポは悪くない感じ。

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    2026年02月27日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    震災直後殺人を犯し、被災真っ只中で北へ向かう青年と被災しつつ職務を全うする刑事の話。東日本大震災の悲惨さが蘇り、そんな中でどう気持ちを収めたらいいのか途方に暮れる。確かに青年は不運で不憫やけど、だからと言って全員がそうなる訳じゃないと思うんよな。

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    2026年02月23日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    東日本の震災直後、福島で起きた2つの殺人事件、震災で娘が行方不明になりながらも、刑事は北へと犯人を追ってゆく・・・
    こんなはずじゃなかった系のクライムサスペンスです。
    悲劇の結末フラグがどんどん立ってゆく出来事や人々の言動に、犯人に対する同情を禁じえません。
    震災あとの人々の心情や行動など、いいテーマを扱い、描き、感情移入できるのですが、少しドラマが過ぎました。

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    2026年02月23日
  • 臨床真理

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    柚月裕子さんのデビュー作。盤上の向日葵、風に立つが良かったので手にしたが、主人公の臨床心理士、美帆の行動にイライラ。もう少し考えて動こうよ、と思われることが多すぎた。
    デビュー作なので、まだ荒削りな部分もある。事件の真相まではわからなかったが、この人が黒幕では?と気づいたので、情報を渡しちゃだめだって…と思いながら読んでいた。
    美帆の行動にイライラする分、栗原君は冷静で的確でいい相棒だった。

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    2026年02月21日
  • あしたの君へ

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    家裁調査官補の若者の物語
    家裁の人を思い出して見たくなった

    案件別のショートストーリー
    続きが出てくるかな?

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    2026年02月21日
  • 暴虎の牙 下

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    いよいよシリーズ、完結

    失速感は否めないかしら。
    多大な期待を持ちすぎたかもしれません。

    沖たちの命を救うためでもあった
    ガミさんの思いは、結局沖には伝わらないまま…

    最も時代の変化が大きかった、昭和から平成をうまく泳げない沖が哀れでもあった。
    刑期に服している間のガミさんの死…
    出所してからの日岡との対峙
    日岡と沖との絡みがガミさんとのソレを彷彿とさせる物語に展開していくかと思っていたら、想像以上にあっけなく終わった。

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    2026年02月19日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    報われない真柴のような人生もある
    一方でその人生も自分の選択からなるということも理解できる
    震災の悲惨さ、苦しさを改めて思い起こされた

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    2026年02月15日
  • 風に立つ

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    伊吹有喜さんの「雲を紡ぐ」を
    何となく思い出しながら読んでいました。
    ちょっと迷子になっちゃった高校生が
    物作りを通して自分と出会う、的な?

    彼を迎え入れる前から
    血縁じゃない家族同然の人が出入りする環境だから
    上手くいったんじゃないかな、とか、
    リアルではもっといろいろあるよね、とか
    思うところもなくはないが、
    納得の出来る読後感でした。

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    2026年02月14日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    柚月さんの短編集、1作が短く、通勤読書にはぴったりでした。
    佐方シリーズの増田事務官の話もあって、久しぶりに佐方さんに会えました。来月には新作が出るようで楽しみ。

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    2026年02月14日
  • 臨床真理

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    プロローグの臨場感、展開のスピード感など一気読み。これがデビュー作なんだと驚いた。後半の過激な描写は彼の行動や性癖を表現するためには必要なんだろうけど不快に感じた。
    【2026.02】

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    2026年02月12日
  • 盤上の向日葵(下)

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    ネタバレ

    批判とかではなく、内容がとても濃いだけに最後の自分の「...え?」と出てしまった声があまりにも間抜けだった。
    納得できるまでに少し時間を要した。

    何よりも命よりも大事なものを失くしてしまう瞬間の絶望はいかほどか。
    桂介はずっとずっと何も持っていない頃から奪われ続けた人生で、自分で何もかも手に入れることができるようになっても奪われ続け、どうにか救われて欲しい気持ちで読み進めていった。
    幼い頃の母親の記憶と大切な駒だけが桂介の命を灯す理由だった。ずっと痛かった。
    「世の中金だ」と本当に思うけど、それは人間として生きていくための話で、真の意味で命を灯すという意味では金だけではどうにもならない事も本

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    2026年02月09日
  • 盤上の向日葵(下)

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    切なく、悲しい物語でした。
    その後までは描かれていませんが、ただただ、主人公には幸せになってほしいと感じます。

    (将棋の描写が文章では理解できず…棋譜があるとより楽しめそうだと思いました。)

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    2026年02月08日
  • 慈雨

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    テーマは後悔。設定は定年退職後の警察官が昔の冤罪事件について自責の念に駆られ、お寺参りをするのと同時に昔の冤罪事件の真相に繋がる新しい事件を解決するお話。

    設定が陳腐だと思ってしまった。

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    2026年02月07日
  • 教誨

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    シングルマザーが我が子と少女の2人を殺害した罪で死刑となる。彼女は我が子を愛していたのになぜ殺してしまったのか。なぜか身元引受人に指名された遠縁の親戚が事件の背景を調べるストーリー。

    田舎独特の雰囲気のイメージ(干渉的であることないこと吹聴される、帰属意識が高くて部外者に排他的、それに怯えて暮らす人々・・・)に即したストーリーで、ど田舎の暮らしを経験していない私には共感し難くて、悲しい話だけど没入できなかった。

    「誰が悪いのでしょうか」 「悲しい事件」的なテーマだけど、普通に「どんな事情であれ、殺した人が悪いだろ」と感じてしまった。

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    2026年02月01日
  • 臨床真理

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    ネタバレ

    柚木裕子マイブームでやっぱりデビュー作を読んでみよう!で読んだけど、、、うーん。まぁまぁ。最後はまさかの裏切り者。でも誰か裏切り者がいるんだろうなぁ感はずっとあったし、、、司の暴れっぷりは許されるもんではないしなぁ。とか思ってしまった。

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    2026年01月25日
  • 月下のサクラ

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    朽ちないサクラの続編
    先に読んだ人の感想で2時間サスペンスみたい
    と聞いていましたが
    ホントそんな感じ

    さすがの展開力で読み進めやすい

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    2026年01月22日
  • 朽ちないサクラ

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    公安の実態はよく分からないが、本当にあり得る話ならかなり怖い。

    後半、犯人がわかるシーンの疾走感は良かったが、その後の展開が物足りなさを感じる。
    続編で回収かな。

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    2026年01月20日
  • あしたの君へ

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    家庭裁判所調査官が出くわした4つの事例とひとつのエピソードの話。主人公のような人がいることで迷える方々をよい方向へ導く裁判ができるんだろうね。なぜそのような行動に走るのか、なぜ、別れたがるのか、深く探らないと人を導けないよね。

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    2026年01月19日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    ネタバレ

    まず表題作でガツンとやられた。これが一番好きかな。
    それぞれの作品がバラエティー豊かで、前の作品の余韻が残って次の作品、しばらく混乱する…という状況が続いた。どれも知識も得られて様々な面白いが続いた。

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    2026年01月17日
  • 猫が見ていた

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    錚々たる作家さんたちによる猫にまつわる物語の短編集。怖い話、心温まる話、悲しい話、色位ありましたが、私は加納朋子さんの作品が特に面白かったです。

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    2026年01月17日