柚月裕子のレビュー一覧

  • 盤上の向日葵(上)

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    埼玉県の山中で白骨の遺体が名駒・初代 菊水月作 錦旗島黄楊根杢盛上げ駒(しょだいきくすいげつさくきんきしまつげねもくもりあげごま)とともに見つかった。埼玉県警の2人の刑事が名駒の来歴を追う。なぜ遺体は名駒を抱いていたのか?

    文庫本では上下巻になっており、上巻では2人の刑事が名駒の来歴を追うのがメインのストーリーライン。もう一つのストーリーラインではタイトル戦が行われており、そのタイトルに挑戦している異色の経歴の棋士 上条桂介にもスポットが当たる。

    この上条桂介の子供時代からの話が展開されるがひたすら不憫で可哀想でした。一方で刑事たちが駒の来歴を追う旅はなんとも面白い。辛いと面白いが交互に来

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    2026年06月07日
  • 教誨

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    ネタバレ

    死刑囚の最後はこうやって死んでいくのかと初めて知った。真相を知った時そのりゆうになっとくできなかった。

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    2026年06月01日
  • 風に立つ

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    心温まる話だった。
    相手を想う心があっても、
    相手にちゃんと伝えないと、
    すれちがい上手くいかない、
    そんなことを思いました。

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    2026年05月31日
  • チョウセンアサガオの咲く夏

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    わたしが読み始めた時点で評価が3.25…なぜ!?
    短編もさすがの柚月裕子でおもしろかった。佐方シリーズが大好きなので、それを読みたくて手に取った。
    時代背景はバラバラながら、どの作品も綺麗に伏線回収していて、一石投じるようなエピソードも含まれ、読み応えたっぷりなショートショートでした。

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    2026年05月29日
  • 孤狼の血

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    人の名前が覚えられないので、途中から誰が誰か分からなくなって、自分の中で整理したくて初めて途中で解説を読んだw
    オススメしてくれた友達に、誰がどこの組か分からないし、相関図が2人ずつで下っ端の名前がないから困ったと相談したら、意外と大丈夫だから気にせず読み進めよと言われ…案外なんとかなった。
    そんな状況のくせに、意外過ぎる展開に涙し、最後まで夢中で読んでしまった。

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    2026年05月26日
  • 凶犬の眼

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    孤狼の血ではヤクザもの苦手とか言っておきながら、暴虎の牙でじわじわハマり、一気に凶犬の眼もよみおわった。今はガミさんと日岡にどハマりしました。続編を読みたい。

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    2026年05月25日
  • 教誨

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    教誨の意味やどういう本かが、よくわからないまま手に取り、読み終えた。

    あの、秋田で約二十年前に起きた我が子を含めて殺人を犯した母親をモチーフにした作品。

    殺人事件が起こると、表面的な犯行の原因や簡単な構図を追い、それが自分には当てはまらないことを確認して、あとは週刊誌ネタを少し眺めて、興味関心が薄れて忘れてしまう…という繰り返しのように思う。
    そして、自分には関係ない事件と考える。

    もちろん、自分には関係はないのだが、でも、読後には、人の心理や行動ってそんなに簡単なものではないし、自分もそこに生まれたら関係者や加害者被害者になっていたかもしれないという想像力が働く。

    また、一つの事件が

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    2026年05月24日
  • 教誨

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    極刑に処される直前、被告が最期に遺した言葉は誰に向けて放たれていたのか、を探っていくミステリー。
    事実は変わらないのに真実の解像度が高まっていく毎に胸が詰まっていく。
    作者が「最も苦しんで何度もペンが止まりながら書いた」とする、罪と業、咎と救済(あえて言う)の物語。

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    2026年05月23日
  • ウツボカズラの甘い息

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    ネタバレ

    テレビかなにかで見たことがあるこの植物のことをウツボカズラというのか。真犯人はまさにウツボカズラ。一回入り込んでしまうと抜け出せない。死人を名乗り、言葉巧みに人の弱みにつけこむ。題名がストーリーにかなりマッチしている。"甘い息"という表現が個人的に好き。人におすすめしたくなった。

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    2026年05月18日
  • 慈雨

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    静かな展開の中、登場人物像がしっかりと描かれており、主人公と現役刑事に感情移入して読み終えた。周りで支える家族の存在も控えめながら印象的に描かれていた。慈雨というタイトルも素晴らしいと感じた。

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    2026年05月18日
  • 慈雨

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    定年退職した刑事が、ある想いから四国の霊場巡りをすることになったが、妻も一緒に付いて行くことになった。旅先で知った少女誘拐事件から、更に深い苦悩の旅になって行く。後輩の若手に事件の経過を依頼することで、更に苦悩の旅になって行く。16年前の事件に酷似しているのが原因のようだが、明かされるのが後半ということで、ここまでモヤモヤが続いてしまう。
    また、もう一つの秘密が徐々に明かされていく。娘と交際する後輩の刑事を認めたく無い主人公。大切な娘の出生にもドラマがあった。
    霊場巡りも後半に入り、出会った人々から事件のヒントを貰い、解決への道すじが見えてきた頃から展開が急ピッチに進んでくる。
    最近の事件は解

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    2026年05月16日
  • 孤狼の血

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    ネタバレ

    小説の舞台は、昭和63年の広島県呉原市。
    ヤクザと警察が絡む小説

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    まず全体的に、広島弁での展開がとてもおもしろかった。
    口調は強いものの、言葉に人間味や温かさを感じられた。
    今とは違う言葉の魅力を知れた気がする。

    そして登場人物のそれぞれの個性がすごい。
    ヤクザの滝井、一之瀬、尾谷。
    個性があり情があり、魅力的だった。
    警察の大上もそうで、大上のように自分の軸があり、周りを思いやり、立場に縛られず、うまく立ち回れる存在が上司にいたら、と思う。
    私はどちらかというと日岡みたいなタイプの人間なので、大上のように自由奔放に信念を持っている人がいれば尊敬してついていくと

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    2026年05月14日
  • 凶犬の眼

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    『狐狼の血』に続き、柚月作品二作目。「狐狼の血」シリーズ第二弾。漢たちがとてつもなく熱く、そして魅力的。ストーリーテリングも抜群で幾度となく鳥肌が立った…。男(わたし)も惚れる男たちでした。エクセレント!
    早くも(もう早くもないが…笑)次作『暴虎の牙』の文庫化が待たれる!!!

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    2026年05月10日
  • 暴虎の牙 下

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    かつて「仁義なき戦い」という映画が人気になったが、柚月先生による令和版のリメイク小説ともいえる作品であると思った。
    それにしても、まさか、そんな結末だとは…
    主人公である沖にとって本望の結末なのかもしれない。

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    2026年04月30日
  • 最後の証人

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    面白かったー。
    刑事、法廷ものは、進むべきとこが
    決まっており私には分かりやすく良かった。
    警察の隠蔽体質は、相変わらずの風土みたいな感じですね。
    どこの世界にも要領のいい奴が存在している。
    次も読んでみたいシリーズです。

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    2026年04月27日
  • 検事の本懐

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    新人検事時代の佐方 貞人を描いたシリーズ第2巻

    法と人、両方で裁ける人間・佐方 貞人は、好きな男性キャラクターの一人として加わりました❗️

    本作では、己の信念に則って真実を追い求める姿と共に、巨大な組織の権力と陰謀の前に、憤りを感じる姿も描かれていて、とても満足度が高い作品でした❗️

    好きな話しは、『第三話 恩を返す』と『第五話 本懐を知る』で、最後は心が震える何とも言えないくらい素晴らしい作品でした❗️

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    2026年04月27日
  • 検事の死命

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    主人公は佐方貞人。
    しかしながら、ストーリー展開が事務官の増田や弁護士の井原の目線から描かれていることで、より佐方の人間性が浮き出ている。
    シリーズ一気読みしています。

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    2026年04月26日
  • ウツボカズラの甘い息

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    無駄なくテンポの良い展開。読者の想像を超えて、飽きさせない波乱の数々。楽しませていただきましたー^_^

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    2026年04月26日
  • 教誨

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    自分の子供と他人様の子供2人を殺めて死刑になった女性の遠縁にあたり死刑執行後の遺骨を引き取ることになった女性が女性死刑囚の心の裡に迫る長編の犯罪小説。
    死刑執行までの描写がリアルで同時に犯罪に至るまでの過去の凄惨な暮らしぶりや狭い田舎町での
    数々の虐めや虐待が描かれていて切ない気持ちと怖さをもって読みました。
    言葉で言い表せない複雑な読後感が残りました。

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    2026年04月19日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    猫飼い作家さんのエッセイとショートストーリー。
    可愛い猫ちゃんの写真もたくさんで、読んで眺めて癒される。好きな作家さんのエッセイが読めて猫ちゃんも可愛い。

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    2026年04月10日