柚月裕子のレビュー一覧

  • 臨床真理

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃにヘビーな内容でド深夜に読んだのを後悔している今日この頃(笑)。

    もしも自分の大切な人がこの作品の彩のようになっていたら、自分のことを信じてもらえないどころか精神異常者と思われたら。
    考えるだけでゾッとするし悲しくなる。

    何度も言うがヘビーな内容なので一概に「あー面白かった!」とスッキリできないが(イヤミスではない、、、はず)、衝撃や心に残る重さなどは群を抜いていると思う。

    0
    2026年03月05日
  • 暴虎の牙 上

    Posted by ブクログ

    前々作、前作に引き続き本作も面白い。ガミさんをはじめとする、ガミさんの関係者の人物像が色濃く描写されている。
    早く次作を読みたい。

    0
    2026年03月03日
  • 逃亡者は北へ向かう

    Posted by ブクログ


    久しぶりにボロ泣きしながら読んだ。
    東日本大震災の最中、連続殺人事件が起きてしまう。被害者、加害者、警察、家族…いろんな視点の思いに馳せ、そして胸が詰まる。
    全部の真実を知ってるのが読者だけだからこそ、やるせない気持ちになる。刑事さんの人情の深さにも涙あふれたなぁ。これが、直木賞候補…受賞でよくない?

    0
    2026年03月03日
  • 孤狼の血

    Posted by ブクログ

    映画化もされているが、大上、日岡、一ノ瀬のそれぞれの距離感や終盤の話の筋が違い、別の話に感じる。小説は2回、映画は3回見たが、やはり小説の方がいい。「暴虎の牙」まで読み終えた今、改めてもう一度じっくり読みたい。

    0
    2026年02月27日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

    Posted by ブクログ

    とても癒されました。
    毎日の暮らしの中に共存している
    猫という生き物が、たくさんの
    作家の方々の憩いであり
    生きがいであり、無くては
    ならない存在でした。
    家の猫も保護してから3年
    猫を飼った事もない家族の中で
    その存在感の大きな事、
    角田光代さんの文章の中に
    (以前は、自分は自分はという
    感じで暮らしで辛かったところに
    猫がきて自分以外の事に心を
    持っていけるようになった事で
    楽になった)とありました。
    まさにそれです。疲れたけど
    とりあえず猫に餌をあげようと
    声をかける事で気持ちが良い
    方向に切り替えていける。
    猫って不思議な生き物です。

    0
    2026年02月26日
  • 凶犬の眼

    Posted by ブクログ

    前作の続編。
    日岡がガミさんのように成長する姿に感無量。

    日岡が言った、暴力団は所詮社会の糞、しかし同じ糞でと社会の汚物でしかない糞と堆肥になる糞もある。
    この言葉はとても印象的で、まさに暴力団を象徴する言葉だなと思った。

    次回作も早く読みたい。

    0
    2026年02月25日
  • パレートの誤算

    Posted by ブクログ

    凄く読みやすかった。
    内容は重いが役所や刑事の人らが優しい世界の人達だったので面白く読めた。

    柚木裕子作初めて読んだ作品

    0
    2026年02月23日
  • 盤上の向日葵(下)

    Posted by ブクログ

    2019年のドラマ見たので千葉雄大と竹中直人の印象が強い笑でもドラマを見てたから時系列で混乱しなかった。
    映像だと幻想的な場面が多かった気がしてたけど、文字だと将棋の場面の緊張感がすごく伝わってきた!上下巻あっという間に読めた~!
    映画化もされたけど、どうかな?

    0
    2026年02月21日
  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

    Posted by ブクログ

    痛快!読んでて気分が良い!

    とりあえずスカッとしたい時に読むのが良い作品

    勧善懲悪で、主人公がどんな方法で敵をやっつけるか。敵がどんなやられ方を見せてくれるのか。それが楽しめる人はこの小説ハマると思う。

    0
    2026年02月18日
  • 慈雨

    Posted by ブクログ

    お遍路と捜査の同時進行で過去を遡って決着させる展開はとても読み応えがあった。終盤の結末はとても感動させられたし表題の意図するところも感じられた。

    0
    2026年02月18日
  • ミカエルの鼓動

    Posted by ブクログ

    医療ロボットが軸の重厚な本だった。技術的描写や生と死、倫理観や家庭環境など多くのエッセンスと様々なものに対して葛藤する内面描写は圧巻だった。

    0
    2026年02月18日
  • 検事の死命

    Posted by ブクログ

    第2話が切なかったです。第3話4話は引き込まれました。ドラマや映画では想像できない、検事の執念、弁護士の強かさのせめぎ合いを感じました。

    0
    2026年02月18日
  • 風に立つ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    犯罪を犯した子どものために「補導委託」なる制度があるとは知りませんでした。

    盛岡の南部鉄器工房を舞台にした16歳の万引き少年を預かります。

    構図としては弁護士の父親が子どもの将来を考えて、勉強を強い、子どものことを見ていなかったことが原因というちょっと底浅な設定に、鉄器工房内の人たちは人のいい人ばかりで、居そうだけど、ホントにいる?という人たちばかり。

    現代版人情噺というカテゴリーなんだろうけど、非行少年の救済が、工房内の親子関係の救済にもなるという二重構造になっています。

    柚月さんの文章はどこまでもなめらかで、感情の流れに不自然なところがない。軽口を叩き合う会話が洒落ています。

    0
    2026年02月16日
  • 検事の信義

    Posted by ブクログ

    最後の短編の被告人の最後の言葉は何回読んでも泣いてしまう。
    日岡が出てくるのがうれしかった。孤狼の血ファンもぜひ!

    0
    2026年02月15日
  • 検事の死命

    Posted by ブクログ

    どれも佐方のキャラクターがとても良い。シリーズ最初からぜひ読んでほしい。終わりの描写がとても好き。読み終わってすぐに次巻を買いに本屋に走った。

    0
    2026年02月13日
  • 最後の証人

    Posted by ブクログ

    柚月裕子作品はこれまでそこまでハマらなかったんですがこれはめちゃくちゃおもしろかった。脳汁出る。
    静かなのに騒がしいみたいな作品。
    わざわざ佐方シリーズの一作目にしたので次も読みます。

    0
    2026年02月12日
  • ミカエルの鼓動

    Posted by ブクログ

    難病の少年の治療に対する二人の名医の対立。大病院の中の派閥対立。医療器具メーカーとの癒着、そして二人の名医の生い立ちが絡み…緊迫の医療サスペンス

    0
    2026年02月11日
  • パレートの誤算

    Posted by ブクログ

    生活保護と貧困ビジネスという社会問題を正面から捉えた本作。
    同時に2:8の8は切り捨ててもいい存在なのかという問いを突きつけられた。
    ストーリーも起承転結があり、一気読みしました。

    0
    2026年02月11日
  • 盤上の向日葵(下)

    Posted by ブクログ

    下巻になってやっとこの本のタイトルの意味が腑に落ちた。ここで佳介と、東明とゴッホの生き様が重なる。3人とも周囲の誰からも理解されないし、本人も救われない。どれだけ頭が良くても、東大卒で起業家になって成功しても、絵画や将棋で天才であっても、一般の常識内では生きている感じがしない。燃え続ける情熱と闘いの人生の中で、自分が向きたい方角を向かないと生きていけない。一般の人が理解できない才能を持つ人の人生は孤独で切ない。

    最後はオープンエンドだけど、余白に希望がある終わり方でとてもよかった。佳介のプロ棋士としての人生はまだ続く、次の一手がある、って感じがする。この先どうなるのか読書による想像次第だけど

    0
    2026年02月11日
  • 凶犬の眼

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「孤狼の血」の続編
    前作でガミさんを失い、郡部の駐在所に
    左遷された日岡秀一(脳内:松坂桃李)の物語

    山々に囲まれた田舎の駐在さんとなった日岡に、
    こんな怒涛の面白い展開が待っているとは!!
    正直「孤狼の血」より好きでした。

    前作からの登場人物に、
    一ノ瀬や晶子の存在にホッとし
    味方(と言っていいのか?)のはずの
    瀧井の不穏な動きに目をみはり
    監察官 嵯峨の左遷に「ざまぁw」と嘲笑する。
    脳内で映画でのキャストが縦横無尽に動き回り
    小説を読んでいるのに映画を観ているような
    変な感覚で、ページをめくる手は止まらない。

    すっかり「孤狼の血level2」が映画完全オリジナルだと失念していたので

    0
    2026年02月15日