柚月裕子のレビュー一覧

  • 検事の死命

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    佐方貞人シリーズ、検事編第2弾

    ・心を掬う

    郵便物の紛失事故から、局員の現金着服を疑う佐方。
    確かに手紙と共に送られる現金には心がこもっている。
    (本当は現金書留を使わないといけないけど)

    ・業をおろす

    佐方の父の容疑が晴れ、小田嶋建設の社員や遺族にも本当のことが伝わり、誤解が解けていく様子は圧巻だった。

    ・死命を賭ける/死命を決する

    ドラマ化された痴漢事件の話。
    どうやって決着するんだったかな、と思っていたけど、ドラマ版とはちょっと結末が違うような気がする。

    間違って先に次の巻を読み始めてしまったんだけど、次の巻の1話目にしれっと井原弁護士出てた。

    0
    2025年06月20日
  • 検事の死命

    Posted by ブクログ

    間違えて先に「検事の信義」を読んでしまいましたが、この作品で、佐方の父陽世の無実が周囲の人の知るところとなっていました。
    親友でもあった住職の言葉。
    日本人で、しかもガイドの資格も持ってはいても、仏教についての理解はほとんどない私ですが、仏教を信じてみようかな、と思えました。

    そして佐方が刑事部から公判部に異動になったので、上の圧力に屈せず起訴するかっこよさも、公判でのやり取りのかっこよさも両方楽しめるお得感(?)があります。

    上司である筒井の言葉
    「秋霜烈日の白バッジを与えられている俺たちが、権力に屈したらどうなる。世の中は、いったい何を信じればいい」

    佐方シリーズ、永遠に続いてほしい

    0
    2025年06月19日
  • 検事の死命

    Posted by ブクログ

     佐方貞人シリーズ三作品目は、検事時代に受けた権力の圧力について…。

     佐方の信条は、『罪はまっとうに裁かれなければならない』。シリーズの中で度々この信条が書かれています。
    佐方のデスクには未決の事件調書が山積になっているが、一件ずつ慎重かつ疑問に思うことは、時間の許す限り解決していきます。
     検事事務官も気付かない疑問点があれば、佐方は頭をくしゃくしゃと掻きながら…。第一話は「心を掬う」、事務官の増田が疑問に思う場面もある。第二話は「業をおろす」、物語の舞台は佐方の故郷広島で、父佐方陽世の十三回忌の法要が菩提寺でいとなまれる。「弁護士の職業倫理と正義が相容れなかったらどうする―」。
     その

    0
    2025年06月17日
  • 検事の死命

    Posted by ブクログ

    佐方貞人シリーズ最高でした。
    正しくあろうとする人は強く美しいです。
    今回も感動の涙をぽろぽろ流しながら電車で読みました。自信を持っておすすめする作品でした。

    0
    2025年06月14日
  • 孤狼の血

    Posted by ブクログ

    どんでん返しのびっくりだけじゃない、色んな感情にさせられた一冊。
    こんなジャンルも読めるんだって思わせてくれた。

    0
    2025年06月13日
  • ウツボカズラの甘い息

    Posted by ブクログ

    精神疾患の症状に悩む女、美容ビジネスに誘う女、殺人事件を追う警察とそれぞれの視点から描かれる作品は読み始めたら最後、結末まで息を潜めて読むしかない傑作である。
    よくある詐欺事件と警察の駆け引きかと思いきや後半から物語は全く別の様相を呈してくる。単なる犯罪小説かと思っていると寝首をざっくりと斬られている。
    ある種の夢に取り憑かれた者たちの夢の話、と言わればそうとも言えるのだが本作が見せてくるのは目を背けたくなる現代の悪夢である。

    0
    2025年05月25日
  • ミカエルの鼓動

    Posted by ブクログ

    ミカエルという機械を使って心臓の手術をする、第一人者になっている西條。

    そこに、機械を使わずに手術ができる医師、真木が入って来ることになり、西條は院長に対して不信感が少しずつ顔を出してくることになり……。

    テーマは、命の期限を自分たちで決めることはできない。なのかなあと思いました。

    どんなに手を尽くしても、亡くなってしまう時は亡くなってしまうし、どんなに死にたくても、行かされる時もある。

    西條が、ミカエル(天使)という機械を扱う神のような感じになっていき、読んでいるこっちが、大丈夫なの?と心配になりつつページが進みました。

    0
    2025年05月20日
  • 検事の本懐

    Posted by ブクログ

    前作、最後の証人に続く佐方シリーズの第2弾

    物語は昔にさかのぼって、若い頃の短編集なのですが…主人公の佐方さんは誰よりも喋らない。それぞれの短編で関わる周囲の人間の視点から事件が語られ解決されていきます。

    一つ一つの事件も面白いし、何より佐方さんがカッコよすぎます。
    続きも絶対読みます。

    0
    2025年05月19日
  • 検事の本懐

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ヤメ検弁護士だった佐方貞人が、検事だった頃の話。
    新任検事時代から始まり、話者は佐方ではなく、彼の周りの人物の視点で、彼の人間像を炙り出していく……という形式。
    ところどころ時代背景を感じるが、はっきりとは時代性を示す表現がないので気にせず読める。
    5話が収録された短編集だけど、それぞれの話がまるで長編のように密度が濃い。
    5冊読んだ気分になった。

    ・樹を見る
    連続放火犯を追う刑事、南場の視点。
    18件の連続放火事件のうち、1件だけ犯人像が異なる……という疑問から、放火事件で唯一死人を出した1件だけは別の犯人がいると突き止めた佐方の手腕。

    ・罪を押す
    スリの常習犯が、出所してすぐにスリで捕

    0
    2025年05月15日
  • 検事の信義

    QM

    購入済み

    相変わらず自分の信念を貫く生き方に感服。
    このシリーズは読んでて楽しくいつも一気読みしてしまう。
    「罪をまっとうに裁かせることだ」心に響いた言葉だ。

    0
    2025年05月09日
  • 検事の死命

    QM

    購入済み

    面白かったです。
    最後はスカッとする内容で、読んでて飽きさない展開です。
    最後は思わずガッツポーズしてしまった。

    0
    2025年05月09日
  • 検事の本懐

    QM

    購入済み

    検事を主人公とした中編5編。優秀で硬骨で人情深い検事が活躍するお話。
    それぞれ工夫を凝らして、単純な謎解きや勧善懲悪に堕さないストーリーテリングはお見事だった。

    0
    2025年05月09日
  • 最後の証人

    QM

    購入済み

    交通事故で息子を失った夫婦が復讐する。正しく罪を裁くとは‥後半の佐方弁護士の最終弁論は素晴らしい。
    被告も被害者も弁護人を睨みつけるという面白い展開でした。

    0
    2025年05月09日
  • 月下のサクラ

    Posted by ブクログ

    前作「朽ちないサクラ」の第2弾。
    前作で広報職員だった泉は刑事として登場する。
    持ち前の負けん気の強さと努力だろう。
    警察署内の会計課から一億近いお金が盗まれる。そこから事件が広がりをみせます。
    前作より緊張感があり、のめり込みました。

    0
    2025年05月02日
  • 暴虎の牙 上

    Posted by ブクログ

    久しぶりのガミさん
    昭和57年の話でガミさんの過去編
    やっぱりガミさんがいいわ!

    尾谷組の一之瀬守孝
    呉虎会の沖虎彦
    二人共もいいキャラ
    下巻でどうなる?急げε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘



    0
    2025年04月21日
  • 孤狼の血 LEVEL2 1

    無料版購入済み

    かなり手強そうな相手

    今回日岡が相対する上林はとにかく手強くて強そうな様子。頭のキレはもちろんだが、何をするか読めないところにも恐怖を感じる

    #ダーク #怖い

    0
    2025年04月19日
  • ミカエルの鼓動

    Posted by ブクログ

    最新医療機器ミカエルと従来の手術方法で対立する西條と真木。手術方法を争う展開に引き込まれていきました。上層部の隠蔽は許せないな。西條の復活した姿を見てみたい。

    0
    2025年04月15日
  • 検事の死命

    Posted by ブクログ

    左方シリーズ3冊目

    佐方さんの気持ちも表現されているし、筒井検事と増田事務官の存在もいい。過去の事件でかかわった南場さんも登場して、このシリーズ中で1番好きな1冊かも。

    0
    2025年04月04日
  • 暴虎の牙 下

    Posted by ブクログ

    昭和は大上が、平成に入ったら日岡が、暴れん坊の虎と対峙する。対峙というのか?
    あくまで虎の敵は外道だから大上も日岡も対決にはならない。
    やることは無茶苦茶な虎だが、なぜか憎めない。
    だからこの結末は意外でなんとも切なかった。

    0
    2025年03月26日
  • 暴虎の牙 上

    Posted by ブクログ

    沖虎彦。とんだ暴れ虎。イキのいい暴れん坊で愚連隊の頭。
    ヤクザにならず、素人に迷惑をかけないが信条のチンピラ。
    今だと半グレというのかな。やることなすことぶっ飛んでいてとんでもない。親父の勝三はクズい。
    この虎に対する大上がなんとも胡散臭くて老獪でいい。

    0
    2025年03月26日