柚月裕子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
生活保護者を支援する社会福祉課。福祉に関わる仕事でこんなにも大変そうな仕事が市役所にあるとは。
主人公は、生活保護者に対する考えが、事件や関わる人たちによって、次第に考えが変わっていき、仕事に対して責任をもち、かっこいい。
最終的に、事件に関与していた人物が、最後までわからず、ドキドキした話でした。
この話のように、身近で弱者のような人を相手に悪い事が大小でも潜んでいると思うと、誰もが関わりを持ちたくないと思う。正義感がありすぎるのも良くないというのが、何か寂しい。
自分は決して強い立場ではないが、できるだけ寄り添えるような人になりたいと思う。
-
Posted by ブクログ
最高傑作!主題歌 鈴木雅之 ポラリス
2026.8.24〜NHK BS 再放送
刑事蓮佛美沙子が、素晴らしい、元将棋師から警察官、殺されたのは、東明重慶、上条圭介の親は、近親相姦の子、育ての親は、母親の家のお手伝い!東明との最後の勝負、「俺が勝ったらこの場所に将棋譜と一緒に埋めてくれ」最後の東明との闘いが始まった。負けた東明は、わざとじゃ無い、お前はブロになれ、と言って、ナイフ刺し自死した。王将戦最後に、盤面に向日葵が現れ、勝負がついた。
上条桂介:千葉雄大(天才棋士)東明重慶:竹中直人(伝説の真剣師)唐沢光一朗:柄本明佐野直子:蓮佛美沙子
錦旗島黄楊根杢盛り上げ駒
「錦旗島黄楊根杢盛上駒( -
Posted by ブクログ
ネタバレ無国籍児の児童虐待(暴力、ネグレクト、性的虐待)と成人後に犯した罪にまつわる話し。すごく丁寧に事象と心情を描写しています。手を抜かずに書いている丹精作。
登場人物の誰にだって、背景や抱えている気持ちがありました。
児童虐待や児童福祉について考えさせられる物語でした。
今林由美は事件を犯人とされる主人公の生い立ちや事情を丁寧に取材し検証し、事件の終局に、主人公の複雑な背景を考証した記事を書こうと決心しました。しかし新聞社の片芝から「ペンがどれだけの力を持ってるってんだ」と言われてしまいました。これに今林は「どのくらいの力があるかはわからないけれど、無力じゃないことは、片芝さんならよくご存じのは -
Posted by ブクログ
柚月裕子さんの16作目。重厚な作品。
大学病院で、手術支援ロボット「ミカエル」を推進する心臓外科医・西條。そこへ、ドイツ帰りの天才医師・真木が現れ、西條の目の前で「ミカエル」を用いない手術を、とてつもない速さで完遂する。
あるとき、難病の少年の治療方針をめぐって、二人は対立。
「ミカエル」を用いた最先端医療か、従来の術式による開胸手術か。
そんな中、西條を慕っていた若手医師が、自らの命を絶った。
大学病院の闇を暴こうとする記者は、「ミカエルは人を救う天使じゃない。偽物だ」と西條に迫る。
天才心臓外科医の正義と葛藤を描く。
西条の性格がイマイチしっくりこないが、面白かった。 最後の手術の臨場 -
ネタバレ 購入済み
切なかったな、、、撃たれちゃったか、、、あり得ない未来だったけど直人との2人生活想像してそれが真柴にとってわずかな間でも心の支えになってただろうし、私も想像してしまったから、真柴には何か別の方法で罪を償ってその後の人生幸せに生きてほしかった。
-
Posted by ブクログ
前作 朽ちないサクラは映画で観た。物語の最後、主人公は警察の広報にいたが刑事になりたいという話で終わる。その続編がこの作品だ。単独でも読めるが前作を読んでなくても、文庫本なら最後の解説に若干のストーリーが載せてある。チラ見してから読むと良いかもしれない。サクラとは公安を意味するようだ。
物語の始まりは思わず引き込まれ刑事もののスリルを感じてワクワクする。そしてすぐに事件が起きる。単純な署内の窃盗かと思いきや次々と新情報が出てきて意外な方向へ展開する。この物語の鍵は主人公の正義感、忠誠心、真面目さ、自己嫌悪に陥りたくないという信念だ。その信念の強さが事件解決へと大きく舵を切る。終盤へ向かう時、