マイナス金利作品一覧

  • 保険VS新NISA(週刊ダイヤモンド 2024年4/27・5/4合併特大号)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なります。ご注意ください。連載小説など著作権等の問題で掲載されないページや写真、また、プレゼント企画やWEBサービスなどご利用になれないコンテンツがございます。あらかじめご了承ください。 【特集】 保険vs新NISA 今「契約したい保険」は? 生保商品ベスト&ワーストランキング 「Part 1」 保険vs新NISA ランキングで選ぶ最適商品 保険とNISAで迷ったら思い出そう! 選ぶ前に押さえる3原則 対談 保険vs新NISA 選ぶならどっち? 意外に多い保険のメリット 目的に応じた使い分けが肝 ベスト&ワーストランキング 医療保険 昨年12月のリニューアルでより進化 メディケア生命が連覇達成 がん保険 自由診療に通算1億円を保障する メットライフ新商品が急上昇 収入保障保険 夫婦が同時死亡なら年金上乗せ FWD生命が大差でトップ 変額保険 外貨建て保険 運用環境の激変で人気がうなぎ上り 人気商品の順位が大変動 顧客本位の生保会社 優良代理店32社が生保会社を“逆査定” メディケアがメットに肉薄 「Part 2」 疲弊する保険販売 生保が強いられる“他流試合” にわかに脚光を浴びる「非保険領域」 日生のニチイ買収の狙い (Interview) 佐藤和夫●日本生命保険取締役専務執行役員 (Column) 住生傘下のアイアル少短 新規顧客の足掛かりに先鞭 売れていない主力の保障性商品 新契約実績は“追い風参考” 逆風の営業職員チャネル 次の改革テーマは副業規定 四大生保 現役営業職員 覆面座談会 給与 評価制度 働きやすさ… 保険営業のリアル (Column) 4年以内に6割が解約 踊り場を迎えた外貨建て保険 (Interview) 清水 博●日本生命保険社長 (Interview) 隅野俊亮●第一生命保険社長 (Interview) 永島英器●明治安田生命保険社長 (Interview) 高田幸徳●住友生命保険社長 新基幹システムと危うい運用で迷走 楽天保険グループの泥沼 「Part 3」 ビッグモーターにカルテル… 背水のメガ損保 ビッグモーター 損保ジャパンのトップ辞任に帰結 断罪された営業至上主義 カルテル トップラインやシェア重視が要因 あしき業界慣行が露呈 手数料ポイント 公取委に集団申告する事態に発展 品質項目の議論が必要 業務改善計画 政策株、本業支援、出向基準を大幅見直し 三井住友海上は最短2年で売却 役員処分&人事 合計132人もの役員を大量処分 次期トップ候補13人の実名 (Interview) 石川耕治●損害保険ジャパン社長 (Interview) 城田宏明●東京海上日動火災保険社長 (Interview) 舩曵真一郎●三井住友海上火災保険社長 (Interview) 新納啓介●あいおいニッセイ同和損害保険社長 今後数年間で保有ゼロへ 大手損害保険4社が保有する政策株式の状況 「Part 4」 コンプラリスクも浮上 明暗分かれる保険代理店 ほけんの窓口とアイリックが回復基調も FPパートナーに陰り? (Interview) 川内野康人●伊藤忠商事 情報・金融カンパニー 金融・保険部門長 (Column) 節税狙い保険業法スレスレ 別法人への手数料支払い 報酬 ボーナス インボイス リーズ 退職 黒木社長 “ヤメ”FPパートナー募集人 覆面座談会 退職者続出の深層 図解 一部の保険ショップに回復の兆し、訪問販売型で新たなコンプラ問題が浮上 大型保険代理店グループ相関図 【特集2】 変局 岐路に立つNHK 【News】 「ダイヤモンドレポート」 トヨタの企業統治は独り善がり? ガバナンスの識者が斬る 【ウォール・ストリート・ジャーナル発】 【寄稿】日米首脳会談、のしかかるトランプ氏の北朝鮮「愛」 【政策マーケットラボ】 東証上場基準「未達」は359社 インフレある世界で進む新陳代謝 小林千紗●UBS SuMi TRUSTウェルス・マネジメント ジャパン・エクイティ ストラテジスト マイナス金利解除で苦境10業種 中小企業に金利上昇の調整圧力 熊野英生●第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト 「Data」 (数字は語る) +0.2% 2023年の家計の名目可処分所得の前年比●村瀬拓人 【連載・コラム】 牧野 洋/Key Wordで世界を読む 池上彰と増田ユリヤの世界最前線 渡部潤一/大人のための最先端理科 菅 義偉/官邸の決断 井手ゆきえ/カラダご医見番 深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう! Book Reviews/佐藤 優/知を磨く読書 Book Reviews/オフタイムの楽しみ Book Reviews/目利きのお気に入り Book Reviews/ビジネス書ベストセラー 山本洋子/新日本酒紀行 後藤謙次/永田町ライヴ! From Readers From Editors 世界遺産を撮る
  • 図解 いちばん面白いデリバティブ入門(第3版)
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    約20年読まれ続けたロングセラー、待望の全面改訂版がついに刊行! 先物・先渡し、オプション、スワップ、信用取引、FX、バイナリー・オプション、コモディティ、CAT債、REIT、仮想通貨・暗号資産、DeFi、NFT、世界金融危機、合成CDO、CLO、クラウド・ファンディング、マイナス金利、プライベート・エクイティ、タックス・ヘイブンなど。 前提知識ゼロ、数学一切ナシでOK! 何かと小難しそうなデリバティブを、優しくかみ砕いて解説。 デリバティブの基本はもちろん、暗号資産、NFTなどの最新金融トピックまで網羅! この一冊さえあれば、デリバティブの全体像をつかめます! ◎図解 ◎見開き1トピック ◎やさしい解説 で、知りたいことがすぐにわかる! (こんな方におすすめ) ・難しい話は聞きたくないけど、デリバティブには興味がある方 ・投資先としてデリバティブを候補に考えている方 ・金融業界に興味がある方
  • お金は「金利」で増やすのです
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    金利を知れば、世の中の動きを先読みできる 日本では長らく低金利が続いていきましたが、2022年から2023年にかけて アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、そしてヨーロッパ各国も続々と金利を引き上げています。 マイナス金利政策を継続しているのは、日本だけなのです。 では、いよいよ日本の金利が上がった場合、どのようにお金を増やしていったらいいのか? 本書を読めば、金利と物価の関係、金利が動くと為替や株価がどうなるのか、低金利の今は何に投資したらいいのか、 金利が上がったら投資活動をどう変えたらいいのかなどがわかるようになります。 つまり、資産の増やし方を自分で考えて決められるようになるのです。 内容の一例(詳しい目次は書影横の画像をご覧ください) ●物価が上がると給与が上がり、金利も上がるのがセオリー ●日本の物価が世界的に見て安い理由(ビッグマックの価格世界第41位!)にも金利が絡んでいる ●アメリカと日本の金利をセットで見る。金利の差が円安を生んでいる ●投資信託の前に「ドル建て債券」を買おう ●日本企業のドル建て債券もある ●ドルで資産を持てば、円安・インフレに備えられる ●住宅ローンで7割が選んでいるのに知られていない「変動金利の恐ろしい落とし穴」とは?
  • 図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
    4.2
    シリーズ30万部突破! あの話題書がよりわかりやすくなって新しくなって帰ってきた 専門用語なし! マイナス金利、北朝鮮問題にも対応! とにかくわかりやすいお金を増やし方 ●覚える金融商品は3つだけ! ●「年金360万の法則」老後の不安が解消 ●素人が手を出してもいいハイリスク・ハイリターンの投資とは? ●がん保険は入る必要なし! ●家のローン返済は最強の投資
  • たった1つの図でわかる!【図解】新・経済学入門
    4.8
    1巻1,650円 (税込)
    「えっ、本当にこれだけでいいの!?」 たった1つの図を読み解くだけで、世の中で起こっている経済の9割がわかる! 登録者93万人 YouTue「高橋洋一チャンネル」で大反響!! 経済理論のなかで、 もっともシンプル、かつ汎用性が高いのが、本書で紹介する「1つの図」。 小難しい理論は一切ナシで、この「たった1つの図だけ」で経済を説明する本書。 ◎【ミクロ経済学】「モノの値段」はどう決まる? ◎【マクロ経済学】「お金と政策」の話 ◎【金融政策】 「日銀と経済」の話 ◎【財政政策】 「政府と経済」の話 について、豊富な具体例をもとに徹底解説。 特に【金融政策】【財政政策】については、 マイナス金利・日銀総裁の任期終了など、最新の情報についても解説。 ・わからないから考えない ・考えないから流される から脱却し、知識を自分のものにして、経済を通じて世の中を見て、 自分の頭で考えられるようになる1冊。 ■目次 ●プロローグ 経済の9割は「たった一つの図」でわかる! ●第1章 「モノの値段」はどう決まる?      【ミクロ経済学】需要供給曲線を頭に叩き込め! ●第2章 すぐわかる!「お金の政策」の話      【マクロ経済学】半径1メートルの視野を広げてみよう ●第3章 本当はシンプル!「日銀と経済」の話      金融政策は「金利」と「お金の量」のシーソーだ ●第4章 これだけで十分!「政府と経済」の話      財政政策は、政府がお金を「取る」「借りる」「」 ●エピローグ これで「自分の頭」で考えられる! ■著者 髙橋洋一(たかはし・よういち) 東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。 1980年に大蔵省(現・財務省)入省。 大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、 総務大臣補佐官、内閣参事官(総理補佐官補)等を歴任。 小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍し、 霞が関埋蔵金」の公表や「ふるさと納税」「ねんきん定期便」など数々の政策提案・実現をしてきた。 また、戦後の日本における経済の最重要問題といわれる、バブル崩壊後の「不良債権処理」の陣頭指揮をとり、 不良債権償却の「大魔王」のあだ名を頂戴した。2008年退官。 ※2016年刊「たった1つの図でわかる!図解経済学入門」の加筆修正版。
  • 図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!【無料お試し版】
    無料あり
    4.4
    シリーズ30万部突破! あの話題書がよりわかりやすくなって新しくなって帰ってきた 専門用語なし! マイナス金利、北朝鮮問題にも対応! とにかくわかりやすいお金を増やし方 ●覚える金融商品は3つだけ! ●「年金360万の法則」老後の不安が解消 ●素人が手を出してもいいハイリスク・ハイリターンの投資とは? ●がん保険は入る必要なし! ●家のローン返済は最強の投資
  • atプラス 29号
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    【特集】保育 ブレイディみかこ 保育園から反緊縮運動を始めよう 大西連 子供の貧困対策は「投資」なのか「支援」なのか 相馬直子 ダブルケア(ケア複合化)を前提とした社会設計を 【特別対談】 坪内祐三×安藤礼二 怪人・松山俊太郎を読む――蓮喰い人(ロータス・イーター)の解釈学 【緊急インタビュー】 水野和夫 EU離脱とマイナス金利と――世界経済史的考察 【特別寄稿】 上間陽子 病院の待合室で 【連載】 動く人(第8回) 打越正行 暴走族のパシリになる 大澤真幸 可能なる革命(第21回) 「呼びかけ」と〈呼びかけ〉 Review of the Previous Issue 中村隆文 「人間に関する理論」の難しさ 『atプラス』29号に書いた/語った人たち 編集後記
  • あと5年で銀行は半分以下になる
    3.0
    1巻1,300円 (税込)
    日本社会が少子高齢化を迎えて消費が伸び悩み、地方の過疎化も急速に進むなか、銀行のあり方が問われている。日本経済全体が長きにわたるデフレから脱却できないのも、銀行がリスクを恐れて顧客に融資をしようとしないことが大きな要因と見られているため、日本政府はついに銀行業界にメスを入れるようだ。いま実施されている「マイナス金利」政策も、その一環だと言える。地域をまたがる「水平合併」、同じ地域での地方銀行と地域金融機関同士の「垂直合併」――これらがまさに推し進められようとしている。また日本の銀行は、行員維持のために顧客に損をさせるような金融商品を売り込んだり、地域企業の資金調達を困難にしているなどの問題もある。日本政府は、どう整理してメスを入れようとしているのだろうか。ベストセラー『パナマ文書』の著者が、誰もが無関心ではいられない「銀行」の問題を、誰よりも平易に解説しつつ、これからどうなるかを論じる。

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  • アホノミクス完全崩壊に備えよ
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    安倍政権は「新・三本の矢」を打ち出し、タッグを組む黒田日銀総裁は「マイナス金利」というウラ技まで繰り出した。しかし、アホノミクスが取り繕う“上げ底経済”は破綻寸前。崩落に巻き込まれないための救済策は!?
  • 家は中古が一番
    -
    マイホームは中古が一番。マイナス金利時代の新しいセオリーで投資と生活防御を両立させる。 本書は週刊エコノミスト2016年11月8日号で掲載された特集「家は中古が一番」の記事を電子書籍にしたものです。
  • 池上彰のこれが「世界を動かすパワー」だ!
    4.0
    1巻1,119円 (税込)
    知らない人は基礎の基礎からよくわかる、知ってる人なら頭の整理に役に立つ「ニュースの教室」決定版。 (目次から) (1)アメリカ  トランプか、ヒラリーか? 世界を揺るがすパワーゲーム 同性婚と「宗教の自由」が対立?/トランプ「イスラム教徒入国禁止!」/サンダース躍進! 党員集会を取材した/悪夢のシナリオ/FRB、ついに金利引き上げ/原油価格下落で金融危機再来? (2)EU “女帝”メルケルはEU崩壊を防げるか? 中東から難民押し寄せ、EUがパニック/「ギリシャ神話」と地政学/サミットはどうなっている?/地球温暖化防止「パリでの約束」なるか/ベルギー連続テロ (3)中東 ISの力を地政学から考える イランの核開発阻止できる?/トルコ内での対立が日本にまで/シリアめぐり世界は混沌/「第五次中東戦争」は起きるのか/アメリカの心変わりにサウジ激怒 (4)ロシア 逆らう者は許さない“皇帝”プーチン クリミア半島はいま/ヤルタ会談の三巨頭銅像のイメージ操作/「おそロシア」になってしまった/メディアの広告収入絶つという発想 (5)中国 習近平は大人の国にできるのか 南シナ海、波高し/中国株はなぜ暴落したのか/人民元引き下げが世界を揺るがす/中国、「二人っ子政策」へ/香港で反中国書店幹部を「拉致」か (6)日本 祖父・岸信介に並びたい? 安部首相の動機 忖度、忖度、そして忖度……/軽減税率と新聞業界/次々と「内閣改造」をする理由/最近の政治家は劣化したのか?/マイナス金利の衝撃/安倍談話のジレンマ/「ポツダム宣言読んでいない」発言/「南京大虐殺」とは何か エマニュエル・トッド、ミシェル・ヴィヴィオルカ両氏との対談も収録。
  • 異次元緩和の賞味期限
    -
    米欧の中央銀行が9月以降、保有資産の圧縮に着手する動きを強める中、日本銀行は物価目標2%達成まで量的緩和政策を続ける。そのリスクを追う。本書は週刊エコノミスト2017年9月19日号で掲載された特集「異次元緩和の賞味期限」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに 量的緩和の限界迫る 買える国債がなくなる時 金融政策転換 日銀も米欧中銀に遅れるな 次の一手は引き締めか、緩和か 危機対応で課題残す日銀 マクロ政策の枠組み変更が必要 日銀は「総括的検証2・0」を示せ マイナス金利再来リスク 【国債】量的緩和の持続性に限界 金融システム安定性自ら損なう 【国債】基礎から学ぶQ&A 【為替】円安の効力失った金融政策 海外発の円高要因が迫る 【為替】基礎から学ぶQ&A 【資産バブル】成長率上回る住宅価格値上がり 緩和長期化すればバブル招く恐れ 【資産バブル】基礎から学ぶQ&A 【執筆者】 後藤 逸郎、花谷 美枝、鈴木 敏之、河野 龍太郎、早川 英男、愛宕 伸康、藤原 裕之、米倉 茂、竹中 正治、大槻 奈那、塚崎 公義
  • 今さら聞けない経済教室―こどもに聞かれても困らない60の疑問と答え
    3.8
    1巻1,540円 (税込)
    「マイナス金利って何?」「TPPで日本は成長できる?」 「なぜ消費税を上げる?」「円安で景気はよくなる?」 今さら聞けない「経済の基本の基本」が、この1冊でいっきにわかる! Q&A方式だから、読みやすい。ポイント付きだから、わかりやすい。 本当に役に立つ「超入門書」が遂に登場! 【本当にきちんと説明できますか?】 Q.デフレはなぜ続いたんですか? Q.TPPで日本は成長するんですか? Q.円安で景気はよくなるんですか? 【実際に多く寄せられる質問から厳選!】 Q.マイナス金利って何ですか? Q.国の財政は大丈夫なんですか? Q.なぜ消費税を上げるんですか? 【読めば、ニュースがよくわかる!】 Q.軽減税率って何ですか? Q.ブラック企業って何ですか? Q.「新興国」は本当に成長しているんですか? 経済学をきちんと勉強しなかった人、「日経新聞」がイマイチよくわからない人、 もう一度、勉強しなおしたい人、全員におすすめ! 新入社員からベテランまで、全員に役立つ「基本の基本」が満載。 60の疑問とすべてのポイントが、巻末「特別付録」に総まとめで、ひと目でわかる! この1冊で、「最低限知っておきたい経済の常識」をいっきに身につけよう!
  • お金に支配されない生き方
    3.3
    日本を代表するファンドマネージャーが初めて明かす、マイナス金利時代に突入した今こそ学び取ることができる「お金に支配されない生き方」の秘訣!
  • 会社で役立つ経済学
    -
    経済学。それは新入社員も社長も頭を悩ませている会社のいろいろな問題に、解決の糸口を与えてくれる便利な道具だ。道具が多いほど、さまざまな問題に対処できる。サンクコストや機会費用といった経済的思考の鉄則、フレーミング効果やカンカリング効果といった行動経済学、さらにはゲーム理論は、どう応用できるか。豊富な事例とともに紹介する。  本書は週刊エコノミスト2016年3月29日号で掲載された特集「会社で役立つ経済学」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・仕事道を極めろ! ・study1 談合の摘発 「囚人のジレンマ」応用 ・study2 SMAPと小林幸子 日本の労働市場の縮図 ・study3 マイナス金利 日銀は処方時期を誤った ・study4 為替・賃金・粉飾 Q&Aで学ぶホントのところ! ・study5 経済的思考 経済的思考の「鉄則」と「心理の罠」 ・経済学が私の基礎を作った ・インタビュー 漫画家・弘兼憲史「島耕作流のシャープ再生、農業再生」 ・ビジネスエリートの登竜門「MBAって本当に必要?」 ・ビジネススクール体験記 ・人気経済学者の検索ランキング ・知っていたら社長になれるかも 重要キーワード&チェック表 【執筆者】 松井彰彦、深尾光洋、塚崎公義、 大江英樹、週刊エコノミスト編集部
  • 株&投信 超理解(週刊ダイヤモンド特集BOOKS Vol.358)―――株&投信 外国為替 仮想通貨 金
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    2018年1月にスタートした「つみたてNISA」は、財務省の反対を押し切った森信親・金融庁長官の強烈な後押しがあってできた制度だ。その真意は、マイナス金利下にあって本気で資産形成を目指すならば、長期・分散投資が不可欠であるということだ。本書で、その詳細を解き明かしていこう。 「週刊ダイヤモンド」(2017年9月23日号)の特集を電子書籍化したものです。雑誌のほかのコンテンツは含まれません。 *本誌の電子版も販売しています(最新号は毎週月曜日配信)。くわしくは「週刊ダイヤモンド」でご検索ください。
  • 株の「トリプル投資」作戦
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    マイナス金利時代に投資すべき株の見抜き方、そして今後も続くであろう波乱相場で資産を守って増やすコツが満載の投資家必読の書。 相場をかき乱すヘッジファンドに負けない、株長者だけが知っている“資産拡大術”はこれだ! 【「極端バリュー」作戦】【「極上グロース」作戦】【「極楽テーマ株」作戦】でしっかり儲ける!
  • 緊急解説 マイナス金利
    3.7
    お金を貸す方が利子を払い、借りる方が利息を受け取る--そんな「異常」な世界に、通貨の番人といわれる日銀がついに足を踏み入れた。金融商品、資産運用に何が起きるのか? 政策・マーケットを熟知した日本経済新聞記者が明快に解説。不安を解消し、誤解を解く!
  • 金融エリートの没落
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    メガバンク、外資系投資銀行、大手証券──。 金融業界のエリートたちが、 マイナス金利の導入や相場の低迷による本業の崩壊で右往左往している。 金融とテクノロジーの融合で、 既存の金融機関の仕事が消滅してしまうリスクも現実味を帯びてきた。 加速する金融エリート没落の実態に迫った。 『週刊ダイヤモンド』(2016年9月3日号)の第1特集を電子化したものです。 雑誌のほかのコンテンツは含まれません。 *本誌の電子版も販売しています(最新号は毎週月曜日配信)。 詳しくは「週刊ダイヤモンド」で検索ください。
  • 金利が上がらない時代の「金利」の教科書
    値引きあり
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    ■これまでのセオリーが通用しない世界に入った! 2016年の年明け早々、日本列島に衝撃が走りました。 日銀による「マイナス金利」の発表です。 「金利がマイナス」とはいったいどういうことでしょうか? これまでもずっと低金利の時代が続いてきましたが ここにきて金利はマイナスになりました。 「利息がマイナス」というのは 従来の感覚からすると変な感じがします。 でも、じつは世界の4分の1の国が すでにマイナス金利を導入しているという事実は あまり知られていないかもしれません。 ■いま、金融・経済をめぐる世界は劇的に変わりつつあります。 本書はそんな「これまでのセオリーが通用しない時代」の 「金利」の基礎知識をまとめました。 こんな時代だからこそ押さえておきたい 「金利」の基本から国際通貨の最前線まで! 40年間、投資マーケットの長期トレンドを睨んできた 元シティバンク、伝説の為替ディーラーが マイナス金利時代の「金利」をやさしく解説します。 ■目次 第1章 マイナス金利の衝撃 第2章 金利の世界の基本事項を押さえておく 第3章 金融市場の構造はどうなっているか 第4章 マイナス金利が生み出す課題 第5章 低金利が意味する時代的要素 第6章 マイナス金利時代の個人投資家の基本的心構え
  • 金利「超」入門 あなたの毎日の生活を守るために知っておくべきこと
    3.0
    ●金利について知っているか知らないかで生涯使えるお金に差がつく! 日本が超低金利にあえぐなか、我々はどうすればいいのか。金利の基本のキから、ビットコインの隆盛まで、この1冊で金利についてまるまる理解することができます。 ●「そもそも、なんで金利は変動するの?」「マイナス金利だと、預金のお金が減っちゃうの?」という単純な疑問から、「超低金利だから借りるはトクにも落とし穴」「低金利からの脱出方法はあるの?」ということまで、図や例などを多用した記述から、その答えを知ることができます。 ●低金利は、「未来の方が価値が低い世界」を意味します。人類が再び強く歩き始めるためにはどうするか。最後は著者の熱いメッセージで締めくくります。
  • 業界分析ハンドブック―経営戦略が評価される企業75
    -
    日経平均株価は2017年6月に約1年半ぶりに20000円台を回復したが、1989年末の史上最高値に比べればまだ約半値である。欧米主要国の株価指数が史上最高値を更新中であることに対して、日本株のパフォーマンスは見劣りする。 2012年12月にアベノミクスがスタートし、2016年1月にマイナス金利が導入されたにもかかわらず、家計金融資産の約半分は現預金という状況は変わっていない。ベア・マーケット(弱気市場)が20年以上続いたため、個人投資家はまだ持続的なブル・マーケット(強気市場)に慣れていないのかもしれない。 コーポレートガバナンス(企業統治)改革は、アベノミクス開始時点から、アベノミクスの柱の一つだった。ROE(株主資本利益率)を重視する企業が増えてきたことは、株価に対してはポジティブである。 ここで、改めて求められるのが、中長期的な企業分析とそれに基づく株式投資である。 みずほ証券は、2014年から2017年まで『日経ヴェリタス』および米国のInstitutional Investor誌のアナリスト・ランキングで、会社として4年連続で1位を獲得した。前者は主に国内在住の機関投資家、後者は世界の機関投資家にアナリストの評価を尋ねて、証券会社ごとに集計したものである。 本書は、アナリスト・ランキング4年連続1位のみずほ証券のアナリストの中長期的な産業・企業分析を、読者と共有する目的がある。 個人投資家はインターネットで、機関投資家とさほど違わない情報を入手できるようになったが、大手証券会社が機関投資家向けに提供している情報を網羅的に読む機会は少ないと思われるため、本書はアナリストが中長期的な観点から産業・企業を、どのように分析しているかを理解するのに役立とう。
  • 銀行員が教える一生困らないお金の増やし方
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「銀行に貯金」は、一番やってはいけない! 今あるお金を守りながら“着実に"増やす、40の方法 「30歳を超えていざ何かをしようと思ったら、 貯金がほとんどない……」 多くの人は、何か事が起こってから後悔します。 しかし、マイナス金利の導入など、刻一刻と市況が変わっている今、 貯金だけでこの状況を乗り越えるのは困難です。 では、どうしたら……? 本書では、「何となく貯金だけしている」という人に、 銀行員の視点から、一生困らないお金の増やし方を教える本。 株やFX、保険、不動産など、様々な投資のメリット・デメリットを わかりやすく紹介することで、あなたに合う投資は何かを一緒に考えます。 また最終章には、色々な投資を試した結果、 元手が少なくても収益を上げられる方法として著者が選択し、 結果を出した、不動産投資の秘訣を紹介。 リストラの危機、1000万円を一晩で失った経験から学んだ お金の不安から抜け出すこの方法は、 一生困らない生活を送るうえできっと役に立ちます。 給料以外の安定収入を得て、安心して暮らせる毎日を送りましょう!

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  • 銀行はこれからどうなるのか
    3.3
    本書は、世界的な低金利やフィンテック(金融テクノロジー)の波にさらされる銀行の未来を、気鋭のアナリストが予測するのが趣旨である。 個人的にもビジネスでも、われわれにとってこれまでつながりの深かった銀行。 「規制業種で競争がない」といったイメージも根強いが、マイナス金利その他の変化に加え、次に示す「5つの困難」に直面。 実は日本の銀行はいま、かつてないほど追い込まれているのだ。 (1)貸出先や運用先がない (2)預金の魅力がない (3)異業種との競争環境激化 (4)規制の複雑化とその管理の難しさ (5)大きすぎて変われない フィンテック専門家である著者の予測では、9割の地銀が再編の波に飲まれ、メガバンクも大激変は不可避だという。 金利に差がつかず、預金の魅力が薄くなったことで、ある銀行は打つ手なく預金を流出させていく。 その一方で、ある銀行はフィンテックや提携により口座の使い勝手をよくして預金をつなぎとめる。 このように、「どこに預けても同じ」という時代は終わりを告げる。 まさにテクノロジーが「口座格差」を広げ、異業種も含めて、われわれの預金を巡る「大戦争」が始まろうとしているのだ。 たとえば、最近の金融関連のニュースで次のようなものがあった。 ・三菱東京UFJ銀行が仮想通貨「MUFGコイン」の発行を計画 ・三井住友とりそなが、系列の関西3地銀を経営統合 ・アップルがApple Pay、LINEがLINE Payを導入 ・米国スターバックスのポイント会員が1200万人を突破 これらの一見バラバラなニュースは、本書で提示する「未来の銀行の4つの姿」を通じて、大きな流れのもとに読み解ける。 フィンテックで銀行が激変せざるを得ない時代。 エレクトロニクスやテクノロジーに精通する著者が鋭く予測する「銀行の未来」に、ぜひ触れてほしい。
  • グローバル投資のための地政学入門
    3.0
    英国EU離脱、米国大統領選、中国経済の減速、テロの多発、マイナス金利…… 為替、原油、株価、金利はどうなるのか? 世界各国の複雑な地政学リスクを、市場への影響を中心にわかりやすく解説!
  • 経済がわかる 論点50 2017
    -
    日本有数のシンクタンク・みずほ総合研究所のエコノミストの選んだ50の論点を読むだけで、2016年の国内外の経済の重要な動きを先読みできる一冊です。 50の論点の構成は、「日本経済」「海外経済」「金融・マーケット」「制度・政策」「ビジネス・社会」(第2部の各章)ごとに10の論点を解説します。 「マイナス金利は消費回復の起爆剤となるのか」「インバウンド消費は輸出回復の切り札となるのか」「アメリカ新大統領の課題は何か」といった定番の国内外経済の見通しはもちろん、「日経平均2万円は再び視野に入るのか」「不動産市場の回復局面は東京五輪まで続くのか」といった金融・マーケットのトピック、「一億総活躍社会」「ローカルアベノミクス」「TPP」などの制度の解説、さらには「データヘルス」「シェアリングエコノミー」「小学生プログラミング・英語義務化」など、読む方の生活に密接した話題について網羅します。 読む方に、理解するように努めて読ませるのでなく、コンパクトな解説と図表を駆使して読めば頭に入るようにと、読みやすさを工夫しています。 一方で、好評を得ている、ワールドビジネスサテライトのコメンテーターも務める高田創チーフエコノミストによる、プロにとっても読みごたえのある、2017年の国内外の経済を包括して理解できるストリーライン「2016年は想定外ばかり、2020年を視野に戦略転換を」を第1部で提供します。
  • 経済を読む力~「2020年代」を生き抜く新常識~(小学館新書)
    3.6
    経済の“常識”を疑え! 政府発表に騙されてはいけない! 大前流経済学がQ&A形式でコンパクトに学べる一冊! 「戦後最長の景気拡大」「マイナス金利で経済活性化」「働き方改革で競争力アップ」など政府が喧伝する経済効果には首を傾げることも多い。消費増税や異次元金融緩和、働き方改革などが国民生活を激変させる中で、従来の常識に囚われず、未来を見極めてビジネスに生かす「経済を読む力」がますます力が求められている。 〈現在のような安倍一強政権においては、独断専行の政治が常態化し、政府の経済政策に異論を差し挟むことすら難しい。(中略)そうした中では、国民一人一人が経済指標を冷静に読み解き、近未来の動向を見極めて、自身のビジネスや生活設計に生かしていけるか否かが問われる。〉(新書版まえがきより) 2020年代には、物価、税制、年金、雇用や景気はどうなるのか?  トランプ大統領のツイッター政治、米中貿易戦争、低迷する韓国経済をどう読み解くか? アイドルエコノミーやシェアエコノミーなどの先端ビジネスはどこまで進化するのか? 世界的経営コンサルタントである著者独自の分析をまとめた『武器としての経済学』を新書化。経済の“新常識”をQ&A形式で学べるコンパクトな一冊。
  • 激論 マイナス金利政策
    4.0
    異次元緩和の是非、功罪、展望。量的・質的緩和からヘリコプターマネーまで、日本銀行幹部、日銀OB、日本を代表する経済学者、エコノミストら15人の識者が日銀による実験的政策を徹底的に論じる。
  • 現金の呪い――紙幣をいつ廃止するか?
    3.9
    世界的なベストセラー『国家は破綻する 金融危機の800年』(原題:THIS TIME IS DIFFERENT) の著者であるケネス・ロゴフ・ハーバード大学教授の最新作。原題は、CURSE OF CASH。 直訳すると、「現金の呪い」となるが、その深い意味については、齊藤誠一橋大学大学院教授の解説が詳しい。 ロゴフ教授は「キャッシュレス」社会ではなく、「レスキャッシュ」、つまり現金の少ない社会への移行を説く。ビットコインなどの暗号通貨への移行を想定しているかといえばそうではない。 現行の高額紙幣の廃止による「レスキャッシュ」社会こそ、あまたある経済社会の問題を解消するカギとなる、という。もちろん、ゼロ金利制約をもたらす現金の壁を取り払い、マイナス金利を大胆に実施できることも大きなプラスとみる。 以下は、ロゴフ教授の日本語版への序文から一部抜粋した。 「現代の先進国でも、現金はいまなお重要な役割を果たしている。 とくに小口の取引をするときやプライバシーを守りたいとき、そして大規模な災害が発生したときには現金が欠かせない。だが現金は、大規模な脱税や犯罪など、本来の目的以外の用途でも暗躍している。 本書では多くのデータと歴史的事実を引きながら、政策当局は現金の光の部分だけでなく闇の部分にももっと目配りすべきであると説く。 ここでお断りしておきたいのは、筆者が提案するのはあくまで「レスキャッシュ社会」(現金の少ない社会)への移行であって、けっして「キャッシュレス社会」(現金のない社会)を主張しているわけではないことだ。
  • 現代の正義論
    4.0
    【ウソやタテマエの政治にNO!】 いまの憲法では国民の生命と財産は守れない! 「増税による景気回復」説などあり得ない! なぜ、政府もマスコミも本当のことを言わないのか。 国民に問うべき争点から逃げる既成政党。 軽減税率で懐柔され、世論誘導するマスコミ。 いま、この国に必要な正義とは何か? 横浜と沖縄で開催された 著者最新の講演を緊急書籍化! 目次 まえがき 第1章 「正義の法」講義  1 「本当の正義」を説けるのは誰か  2 オバマ大統領「最後の一年」に訪れる危機  3 現実に合わない憲法は改正を  4 マスコミも政治家も正々堂々の議論を  5 言うべきことを言う「幸福実現党」  6 「一神教」の問題点を正す  7 新しい時代には「新しい政党」を 第2章 真実の世界  1 沖縄に見る「言論・出版の自由」  2 本土とは違う沖縄の「左翼」  3 「日米同盟」が日本全体の平和を護る  4 「負けない国と組む」ことの大切さ  5 「正しさ」を貫く幸福実現党  6 日銀の「マイナス金利」の是非は?  7 消費税導入二十五年の「反省」が必要  8 沖縄を他国の植民地にはさせない あとがき
  • 国貧論
    値引きあり
    4.5
    1巻770円 (税込)
    アベノミクスもマイナス金利も8割の国民を貧しくする資本主義である 水野和夫が解き明かす21世紀の経済論! 第一章 国貧論 国民の「貧」の性質と原因の研究 マイナス金利の真実 株式会社は時代遅れ 日本の貧困――年収200万円以下が24%3割は金融資産が全くない 第二章 資本主義の黄昏 資本主義の黄昏1 アベノミクスの終焉 資本主義の黄昏2 中国バブル崩壊の日 資本主義の黄昏3 「ゼロ成長社会」への道筋 資本主義の黄昏4 「近代の秋」への発想の転換 資本主義の黄昏5 皇帝なき「閉じた」帝国の時代 原油価格1バレル=30ドル割れの教え 東大物価指数とはなにか 人口問題とイノベーション 第三章 21世紀の資本論 日本の「21世紀の資本」論――資本主義と民主主義のたたかい 「近代社会」のあらゆる前提が崩壊するなかで
  • 「国家の衰退」からいかに脱するか
    4.3
    1巻1,485円 (税込)
    「繁栄の方程式」が変わった! 安倍政権「愚策」研究から、「自国第一主義」に対する外交政策、日本「再起動」戦略まで――最新版「大前研一レポート」。 「歴代最長」に達する安倍首相の長期政権下で、いったいどんな政策が行なわれてきたのか? 「消費増税」「サラリーマン増税」「働き方改革」「70歳雇用義務付け」「マイナス金利」「異次元金融緩和」「マイナンバー制度」「ふるさと納税」「成人年齢引き下げ」「新・学習指導要領」「外国人受け入れ」……。これらはいずれも日本を衰退させる“愚策”であり、“劣化する政治”の象徴だと大前氏は断じる。 一方で、こうした“劣化”は日本だけの問題ではない。世界経済を冷え込ませる貿易戦争を繰り広げるアメリカ・トランプ政権と中国・習近平政権、あるいは元「徴用工」訴訟から軍事協定破棄にまで至った韓国・文在寅政権など、「自国第一主義」に嵌った近隣の国々でも「国家の衰退」が進んでいる。 果たして、このまま国と一緒に沈むのか、それとも世界の富とつながるのか――。今こそ個人や地方、企業の選択が問われていると大前氏は主張する。 「国家は衰退する。だが、その衰退する国家と、個人や地方は一蓮托生ではない。そこに希望を見いだしてもらえたら幸いである」(まえがきより) 世界的経営コンサルタントによる日本列島“再起動”論。
  • これだけは知っておきたい「金融」の基本と常識【改訂版】
    値引きあり
    4.0
    1巻770円 (税込)
    ■「金融」の世界の大変化に、最低限の基本は押さえておきたい 今や金融とひと言といっても、複雑になってきました。 金融機関や私たちの預貯金に影響するマイナス金利などの日銀政策。 新し金融商品として登場したNISAやETF、個人型確定拠出年金iDeCo。 ファイナンスにテクノロジーが導入されるフィンテック。 また、電子マネーや仮想通貨、クラウド・ファンディングなど、 私たちの生活に関わってくる身近な金融も登場しました。 つまり、金融の知識を押さえておくことは、 ビジネス・パーソンであればもはや常識と言えます。 本書では、そうした金融の基本と常識を 余すことなく解説していきます。 ・私たちの生活の成り立ちとしての財政について ・国債や社債などの債券について ・仮想通貨や電子マネーなどの通貨について ・保険や確定拠出年金、ローンについて このように、最新金融情報から身近な金融の世界までまとめています。 金融がわかれば、世界経済、日本経済の仕組みや ニュースなどでもマネーの動きがわかるようなります。 ■目次 ・第1章 金融の基本について考えよう ・第2章 金融における「市場」と「金利」 ・第3章 債券について見てみよう ・第4章 株・為替・信託について見てみよう ・第5章 高度化する金融の中身を見てみよう ・第6章 日常における金融を見てみよう 索引
  • 50代で決める! 最強の「お金」戦略
    -
    「老後不安」を一挙解決!家計経済の第一人者の最強・最新戦略 ・「定年までに無借金」を達成する戦略 ・マイナス金利でも「貯蓄を高利回り運用」する戦略 ・今のスキルを「バージョンアップ」する戦略 ・「公的保険」を最大限に活用する戦略 ・「年金だけで暮らせる家計」にするための戦略 など「資産・働き方・給与・家計」の4本柱を軸に豊かで充実した後半戦に向けて、50代からやっておくべき「お金」戦略、知っておくべき働き方の「裏ワザ」を指南! [内容] 第1章 50歳になったら、ボーっとしていてはいけない 第2章 50歳からの最強の「資産」戦略 第3章 50歳からの最強の「働き方」戦略 第4章 50歳からの最強の「給与」戦略 第5章 50歳からの最強の「家計」戦略
  • 最新保険ランキング 2017上半期
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 マイナス金利で激動の金融&保険業界。 次々と新商品が誕生する生命保険。どれが本当に自分にあってるの? 保険のプロがおしえる、ジャンル別・年代別に最もおすすめの保険をランキングで紹介。 今回は「女性向け医療」「外貨建て」のジャンルも登場。円高の今だからこそ注目です! よく分かる保険の基礎知識や最新ニュースから、自分に必要な保険は何か、見なおすべき保険は何かが一目瞭然でわかる。 最強の組み合わせパターンや、今入っている保険の見直すべきポイントまで。 一生で何百万円も得するノウハウを伝授します。
  • 櫻井英明のサマーラリーを狙え!! 株式透視論 2016年夏
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 わかり易く、面白く!をモットーに、夏相場を噛み砕いて解説! サマーラリーで狙える注目30銘柄紹介! 株式市場は閉塞感からワクワク感にあっという間に変化するものです。意外感のあった6月米雇用統計→英国のメイ首相→参院選与党圧勝。そしてその後の2日間で日経平均株価は約1000円の上昇を・・・ 【櫻井英明のサマーラリーを狙え!! 株式透視論 2016年夏】 ■はじめに ■熱い夏がやってきそう ■マイナス金利と消費増税延期 ■政府の方向性 ■新たな有望市場の創出 ■投資指標の変化を見ておこう ■株の気持ち ■株価の時間軸を考える ■2月12日日経平均15000円割れの世界 ■金融工学を優しく考えよう ■哀れなダチョウって誰? ■指数で考える ■ミニマックス戦略 ■注目の銘柄群 ■サマーラリーで狙える注目銘柄 ■おわりに 著作:櫻井 英明 出版:株式会社アイロゴス
  • さらば!現金
    -
    財布からお金を出して、モノを買ったり、送金する時代はもう終わり。現金はもはや邪魔者ですらある。デジタル通貨時代の到来で、社会や暮らしは大きく変わる。 本書は週刊エコノミスト2018年3月6日号で掲載された特集「さらば!現金」の記事を電子書籍にしたものです。 ・ルポ 財布もレジもいらない 米アマゾン・ゴーで買い物 ・「指だけ決済」を湯河原でやってみた ・世界は「現金不要」に向かって進んでいる キャッシュレス決済、世界で2000兆円超に ・日本のアリペイ目指す決済ベンチャー ・【インタビュー】岩下直行 京都大学公共政策大学院教授、元日銀フィンテックセンター長 ・さらに先行く中国 決済履歴で「信用」蓄積 敷金不要、ビザ取得、借り入れ ・台湾 政府肝いり「台湾ペイ」大苦戦 世界「御三家」に水あけられる ・インド 指紋+マイナンバーで買い物 政府がキャッシュレスを後押し ・銀行の浮沈 異業種参入で崩れる優位 口座管理も支払いサービスも縮小 ・変わる金融政策 中銀デジタル通貨で量的緩和やマイナス金利の効果高まる ・【インタビュー】浜矩子 同志社大学教授 「中銀は通貨電子化を急ぎすぎている 功罪を慎重に検討すべきだ」 ・ウルグアイ、エクアドル 法定デジタル通貨 試験導入相次ぐ ・決済先進国スウェーデン 現金使えず困った! 高齢者や過疎地で不便も 【執筆者】 鈴木淳也、池田正史、青柳直樹、康井義貴、山谷剛史、井上雄介、中村聡也、鶴山えりか、淵田康之、木内登英、永田翼、林康史、綿貫朋子
  • ザ・ネクストバンカー 次世代の銀行員のかたち
    4.0
    これからの銀行員に必要な資質・能力とは?日銀のマイナス金利政策の長期化で収益力が萎え、デジタル化の波が押し寄せ、やがて銀行員の仕事を奪っていく――。そんな将来の不安から、転職の準備をする銀行員もいるという。だが、厳しい収益環境が続く中でも、独自のスタイルで顧客や部下の信頼を集めている支店長、支社長たちが、この国にはいた。本書では、3つのメガバンク・4つの地銀それぞれを代表する12名のインタビューを収録。“漠とした不安”を抱える部下に「惑わされるな」と檄を飛ばす“レジェンド支店長”銀行業界で連綿と続くノルマ至上主義に背きながらも、着実に実績を残してきた“奇跡の支店長”「部下を守るためには本部と戦うしかない」と息巻く“尖った支店長”など、個性豊かな顔ぶれが登場する。はたしてこれからの銀行員、銀行支店長に必要な資質・心得、組織運営と人材育成のヒントとは?“伝説の支店長”12人が、そのノウハウをすべて明かす!
  • シナリオ分析 異次元緩和脱出 出口戦略のシミュレーション
    -
    2018年3月に任期を迎える黒田日銀総裁。出口戦略がどうなるかを国民が注視しているが、日銀には出口を困難化する「3つの不都合な真実」があり、永遠の超金融緩和を余儀なくされるリスクも存在する。 ここでいう「3つの不都合な真実」とは、(1)日銀の出口は米国が利下げになるまでの限られた猶予期間しかないこと、(2)日銀は金利ターゲットに転換することで長期の緩和維持を可能としたが、その反面で日銀自身の力による追加緩和は事実上困難であり、緩和の成否は米国経済状況次第であること、(3)マイナス金利とイールドカーブ・コントロールで市場に麻酔をかけているために日銀と市場の対話は困難であり、さらに麻酔は劇薬であるだけに金融システムに副作用が大きいこと、である。金融緩和を長期化すれば、出口における日銀の追加コスト負担も不可避だ。 本書は、日銀を中心にしつつ、政府・金融機関を含めた三位一体構造の視点から出口戦略を展望。出口戦略に関する様々なスキームを提示する。政策論のみならず、日銀のバランスシートの毀損、民間金融機関へのインパクトなど独自分析も交えて、金融政策の進むべき道を明らかにするので、金融実務家にとっても有意義な情報が得られる。
  • 資本主義の限界
    -
    ■日本経済が延々と低迷を続ける理由は ■「たった1本の経済線」で解き明かせる! 専門領域を軽々と飛び越えて活躍する気鋭の学者が発見した経済学の新しい視座とは、たった「一本の線」だった――。 日本人の生活が豊かにならない理由を、アダム・スミスとケインズの対立を、マルクスや共産主義が再評価される背景を、そして資本主義が戦争や天災以外の方法で成長の限界を乗り越える方法を、たった一本の「正と反の経済線」によって解明します。 30年の研究成果の集大成たる一冊、「経済なんて他人事」と思っている人にこそ必要な「日本の現在地」を指し示します。 現在、異次元とも称される金融緩和が生んだ“反のバブル”は、マイナス金利という異例の金融政策によってさらにふくらもうとしています。 しかし、バブルは必ず弾けます。政府や日銀の思惑とはまったく違ったかたちで、日本経済をどん底に叩き落とすであろう「反のバブル崩壊」が訪れようとしているのです。ただし皮肉なことに、その猛烈な痛みによってはじめて日本経済は「正の経済」へと復帰することができるのです。これらを論理的に導き出したのが「正と反の経済線」です。 「反のバブル崩壊」はいつ起きるのか? 我々はただ手をこまねいているしかないのか? 人類が初めて経験する「反のバブル」の崩壊後、日本経済は新しい発展ステージへと突入します。本書では「一本の線」を用いて日本経済の未来について、そして、「資本主義の限界」について検証していきます。
  • 週刊エコノミストebooks100選
    -
    【目次】 ・賢い相続と不動産活用 ・世界史に学ぶ経済、2、3 ・宗教と経済1、2 ・税務調査がやって来る ・とことん学ぶ通貨と為替 ・あなたの土地の相続増税 ・強い大学 ・終の住みかを考える 上下 ・地図で学ぶ世界経済 ・資本主義をとことん考えよう ・水素・シェール・藻 ・とことん考える 人口減 ・ランキングで見える世界経済 ・もめない遺産分割 ・人工知能が拓く未来 ・世界低成長の「異常」 ・水素車・リニア・MRJ 水素4兆円市場の「ミライ」 ・実家の後始末 年末年始親と子で考える ・競争激烈!税理士・会計士・弁護士 ・読書会ブームが来た ・自動運転・AI・ロボット ・危ういROEブーム ・ピケティにもの申す ・宇宙・深海・地底 ・とことん分かる低金利 ・相場は歴史に学べ ・キーワードで知る経済リスク ・日本人が知らない 中東&イスラム教 ・水素と電池 世界はこれでリードだ ・土地投資の極意 ・相場を見抜く経済指標 ・農業改革の化けの皮 ・いま古本屋が熱い ・アジアインフラ争奪 ・徴税強化 ・地銀再編前夜 ・世界史を動かす 聖書と金利 ・世界を変えるiPS産業 ・商社の下克上 ・今そこにある財政危機 ・AEC 期待と不安の発足 ・日本を守る情報戦の極意 ・東芝の闇 ・軽き日本国憲法 ・戦後70年 歴史と未来 ・よみがえる絶版本 ・オワハラ時代の大学と就活 ・本当は怖い 物価大停滞 ・歴史に学ぶ 通貨と為替 ・これだ人工知能自動運転 ・大解剖 日本郵政株 ・韓国の限界 ・インドびっくり経済 ・生保の正念場 ・知って驚く コーヒー革命 ・保存版 相続増税の新常識 ・そうだったのかTPP ・銀行の破壊者フィンテック ・これじゃ食えない会計士、税理士、弁護士 ・地図でわかった原油恐慌 ・コンビニ経済圏 ・丸分かり激震中国 ・農業がヤバい ・投資が恐い人の資産防衛大綱 ・マイナス金利 ・暴れる通貨 ・ネットスーパー戦国時代 ・ここが変だよ電力自由化 ・農協猶予5年 ・商社の憂鬱 ・世界を変えるIoT ・直撃マイナス金利 ・会社で役立つ経済学 ・悩む仏教 ・世界史に学ぶ金融政策 ・どん詰まり中国 ・検証なき日銀 ・マイナス金利に勝つ資産運用 ・新聞に載らない経済&投資 ・人工知能AIの破壊と創造 ・パナマ文書ずるい税金逃れ ・経済は物理でわかる ・もう乗れるぞ自動運転・EV ・英国離脱EUの衝撃 ・ヤバイ 投信 保険 外債 ・ヘリコプターマネーの正体 ・世界の危機 ・天皇と憲法 ・韓国の騒動 ・中国ゾンビと政争 ・ぶらり日本経済 ・人口でみる世界経済 ・踊る経済統計 ・さまよう石油再編
  • 週刊東洋経済臨時増刊 生保・損保特集2016年版
    -
    今号では「保険の先が見える 『非連続』革命」をテーマに、保険業界の地殻変動をもたらす新たな動きを3つの特集で取り上げています。 第1特集は吹き荒れるマイナス金利への対応です。生保各社の資産運用、商品開発・営業各分野での取り組みの最前線を詳細に分析しています。 第2特集はAI、IoT、ビッグデータなどデジタル技術の急速な進展を受けた、生命保険、損害保険各社の「保険版フィンテック」戦略です。 第3特集は生保乗合代理店チャネルの「異変」です。日本生命など生保大手の攻勢、ニトリやKDDI、NTTドコモなど異業種の参入、「保険の窓口グループ」など代理店業界のビッグスリーの動きがわかります。 主要21社のトップインタビュー、精鋭の若手・中堅社員に聞く就活生支援特集、財務・主要データなど定番企画に加え、4大損保の新社長インタビュー、3大メガ損保の新分野・新領域開拓戦略などにもご注目ください。 ●●目次●● ■協会会長インタビュー■  根岸秋男〈生命保険協会〉/北沢利文〈日本損害保険協会〉 [特集1] マイナス金利「戦国時代」  生保 マイナス金利バネに運用・商品戦略を大改革  日本生命、三井生命を子会社化 窓販・乗合代理店向け一体攻勢  上場でどう変わる? かんぽ生命 逆境をバネに経営改革を加速  低金利下の生保経営   未曾有の利回り曲線平坦化に生保経営はどう対応するのか   植村信保(キャピタスコンサルティング マネージングディレクター)  営業職員と本社・支社が連携   高齢者向けの確認活動を強化  未来のトップセールス&リーダー   内田英莉〈第一生命〉/玉田春奈〈明治安田生命〉/瓜生真奈美〈日本生命〉/   臼井幸絵〈太陽生命〉  生保海外買収戦略の背景 松岡博司(ニッセイ基礎研究所 主任研究員)  生保レディ覆面座談会   育成含め課題はまだ山積! 旧体質から脱却できてない  ■TOP INTERVIEW■   筒井義信〈日本生命〉/渡邉光一郎〈第一生命〉/根岸秋男〈明治安田生命〉/   橋本雅博〈住友生命〉/石井雅実〈かんぽ生命〉/有末真哉〈三井生命〉 [特集2] 保険「デジタル革命」の衝撃!  生損「デジタル革命」前夜   未来懸け熾烈な競争始まる  ■INTERVIEW ■   楢﨑浩一(損保ジャパン日本興亜CDO)  キーワードで見る保険業界の未来 ビッグデータ/AI(人工知能)/自動運転車  テクノロジーの進化が迫る 保険デジタルイノベーション   大窪章敬 大喜多雄志(アクセンチュア株式会社 金融サービス本部 マネジング・ディレクター)  損保停滞論をぶっ飛ばせ!   3メガが挑む「異色」成長戦略  4大損保新社長に聞く   北沢利文〈東京海上日動〉/西澤敬二〈損保ジャパン日本興亜〉   原 典之〈三井住友海上〉/金杉恭三〈あいおいニッセイ同和〉  損保国際化への期待と課題   平賀富一(ニッセイ基礎研究所主席研究員アジア部長/新潟大学大学院教授)  損保代理店経営者覆面座談会   異業種参入の激変業界で生き残るプロ代理店とは?  ■TOP INTERVIEW■   佐藤美樹〈朝日生命〉/米山好映〈富国生命〉/田中勝英〈太陽生命〉/工藤 稔〈大同生命〉/   永野 毅〈東京海上HD〉/柄澤康喜〈MS&ADインシュアランスグループHD〉/   櫻田謙悟〈損保ジャパン日本興亜HD〉/野口知充〈トーア再保険〉/村島雅人〈日新火災〉  ■INTERVIEW■   岡部繁樹〈日本損害保険代理業協会会長〉 [特集3] 生保販売「異変」  大手生保攻勢、異業種参入   生保代理店チャネルの「変」  本誌+石井秀樹 保険ジャーナリスト  ■COLUMN■   オリックス生命“革命的”直販戦略  銀行窓販の保険手数料開示 金融庁「方針転換」の真相  生保販売「変革」の号砲? ケータイ巨人2社も参戦  本誌+吉岡名保恵 ライター  ■TOP INTERVIEW■   山内裕司〈アフラック(アメリカンファミリー生命)〉/   サシン・N・シャー〈メットライフ生命〉/ニック・レーン〈アクサ生命〉   [就活生支援特集]  顧客志向、自主性が活躍と成長のカギ 取材・文 :財部寛子、中村富美枝  ■TOP INTERVIEW■   広瀬伸一〈東京海上日動あんしん生命〉/髙橋 薫〈損保ジャパン日本興亜ひまわり生命〉/   丹保人重〈三井住友海上あいおい生命〉 [DATA analysis]  JA共済 >>>「ひと・いえ・くるま」の総合保障を提供、農業経営に貢献する取り組みも強化へ  全労済>>>生損から賠償まで六つの分野で保障を提供 、「マイカー共済」で大幅な制度改定を実施   2015年度 生保・損保各社主要データ

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  • 守護霊インタビュー 堺屋太一 異質な目 政治・経済・宗教への考え
    5.0
    キャリア官僚から作家、大臣、そして政界の仕掛け人へ。 官僚組織と政財界を知りつくした、堺屋氏の“異見”。 政界のご意見番は、こう考えていた。 ▽遷都、地方分権論について ▽米大統領選のゆくえ ▽消費増税をどう見ているのか ▽マイナス金利の是非 ▽社会保障問題は解決できるか ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • 焦燥のメガバンク―週刊東洋経済eビジネス新書No.166
    -
    日本銀行が突如繰り出したマイナス金利政策。水面下に沈んだ金利を前に銀行は焦りと危機感を募らせている。これまでと同じ競争を繰り広げるだけでは、もはや展望は開けない。  本誌では総合力の“三菱”、国内営業の“三井住友”、追いかける“みずほ”の姿をリポートする。メガバンク3つのアキレス腱とは。  本誌は『週刊東洋経済』2016年3月26日号掲載の13ページ分を電子化したものです。 ●●目次●● マイナス金利が直撃 追い込まれる銀行 焦燥のメガバンク 【三菱UFJ】 頼みの海外戦略を3つの逆風が襲う 【三井住友】 アジア展開に誤算 国内強化へ東奔西走 【みずほ】 稼ぐ力に見劣り 組織再編は吉と出るか 【日本郵政グループ】国債運用は前途多難 漂流するゆうちょ銀行 金融庁が迫る銀行の「変革」 【住宅・不動産】 盛り上がらない現場 【INTERVIEW】 マイナス金利の気になる効き目  慶応義塾大学教授・池尾和人  東京大学大学院教授・渡辺 努
  • 住宅ローン借り換えマジック―――ノーリスクでめちゃめちゃトクする究極の儲け術
    -
    マイナス金利で借り換えの常識が激変しました。あなたも実は借り換えれば大金をトクすることに。実際、1時間の作業で100万円以上トクする人が続出中。面倒と思っていた手続きから、よくわからない銀行選びの極意、銀行にダマされない方法まで、この1冊で借り換えが楽々できる。家計も老後も黒字にする1冊!
  • 「スーパー新幹線」が日本を救う
    5.0
    新幹線の整備が日本の命運を分ける! 東京や太平洋側への一極集中を解消し、ふるさとの人口減少に歯止めをかけて、もう一度、活性化させる。マイナス金利の今だからできる究極の公共事業。それが新幹線だ! 目次 第1章  新幹線のディープインパクト――金沢、函館からの報告 第2章  新幹線は「日本復活」の最優良プロジェクト 第3章  日本復活の「切り札」――リニア新幹線 第4章  「関西復活」の即効薬――北陸新幹線を関空へつなぐ 第5章  四国を救う特効薬――四国新幹線 第6章  「九州は一つ」を実現せよ――九州新幹線 第7章  日本海側に活力を取り戻す――日本海新幹線構想を実現せよ! 第8章  「第二期・整備計画」の策定を急げ!
  • 図解 世界の経済ニュースがまるごとわかる本
    -
    5つのキーワードから、世界の経済を読み解く! 経済ニュースがこれほど注目される時代は、かつてありません。 トランプ政権、マイナス金利、イギリスのEU離脱、原油安など、 世界の経済ニュースは毎日のように流れていますが、 ちょっと難しく感じますよね。 でも、少し基本をおさえれば、 どんな力によって世界経済が動いているのか、 明日の経済がどちらに向かうかが、 面白いほどよく分かるようになります。 この本では世界の経済を読み解くための5つのキーワード 「景気」「政策」「国債」「為替」「世界」を説明していきます。 それを読めば、世界経済を動かしているのが 「金利」であることに気付くはずです。 そして、マクロ経済学の基本が分かり、 あなたの世界も大きく広がるはずです。 ※デジタル版は、紙の雑誌とは内容が一部異なり、表紙画像や目次に掲載している記事、画像、広告、付録が含まれない場合があります。また、本誌掲載の情報は、原則として奥付に表記している発行時のものです。
  • [図解]大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる
    値引きあり
    4.0
    1巻550円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大好評シリーズの「大学4年間シリーズ」B5図解版の第3弾。大切な要素を凝縮し、豊富な図解でやさしく「お金に関する教養」が身につけられる一冊です。 金融に関する基本理論から話題のマイナス金利、ボルカー・ルール、フィンテックまで……。 東大名誉教授で元日銀審議委員の著者が学術的、実務的な面から金融を解き明かす一冊。 ・金融は私たちの生活とどう関係している? ・なぜマイナス金利政策は評判が悪い? ・サブプライム問題とは何だったの? ・いつか現金は消滅してしまう!? そんな疑問が本書を読めば解決します!
  • 図解入門業界研究 最新銀行業界の動向とカラクリがよ~くわかる本[第5版]
    3.0
    1巻1,287円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 銀行業界は、1990年代の不良債権処理、2008年のリーマン・ショックを乗り越え、おおむね経営が健全化しました。しかし、マイナス金利が続き、銀行を利用する人も年々減っています。本書は、日本型金融の終焉や金融とITを融合した「フィンテック」など、改革と再編に踊る銀行業界の基礎知識と最新情報をわかりやすく解説します。現場の銀行マンの生々しいコメントも収録しています。
  • 図解入門ビジネス 最新 地方銀行の現状と取組みがよーくわかる本
    3.0
    1巻1,683円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国の銀行のなかで、地方銀行の預貯金シェアは全体の約3割に及びます。しかし、人口減少やマイナス金利、AI化の流れを受けて、地銀にも再編の波が押し寄せています。本書は、全国の地方銀行すべてを訪問した金融アナリストの著者が、105行あるすべての地銀の特徴や取組み、トピックを網羅することで、地方銀行全体の現状と未来像を浮かび上がらせた力作です。地銀の3大ビジネスモデル、再編の動き、今後の予測など最新情報がわかります。
  • 図解入門ビジネス 中央銀行と金融政策がよくわかる本
    -
    1巻1,584円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中央銀行は紙幣を発行したり、政府の銀行、銀行の銀行など様々な役割を持っています。本書は、世界の金融市場に大きな影響力を持つ、中央銀行の仕組みと金融政策について、成り立ちから、普通銀行との違い、金融政策の決定、お金の管理、株価対策など基礎知識を解説した入門書です。日本銀行だけでなくFRBやECBなど海外の中央銀口の特徴についてもわかりやすく紹介します。マイナス金利や異次元緩和の効果と副作用も検証します。
  • 正義と繁栄
    4.0
    【『正義の法』特別講義編 第3弾】 1000兆円を超える財政赤字は、国民の借金ではない。 選挙で勝ち続けるために、公的バラまき買収をした自民党の責任である。 ▽「アベノミクス」は「アベノリスク」に――マイナス金利は、安倍政権の失政隠し ▽消費増税の先送りは、単なる選挙対策。甘美な言葉で国民を欺いてはならない かつて旧ソ連や中国が失敗した政策、「国家社会主義」へと向かう自公政権では、日本は繁栄しない。 日本には幸福実現革命が必要だ! 非核化宣言で、国防危機も加速。「核のない世界」をめざすなら、まず北や中国に対し核廃絶を求めるべき。
  • 制度を知って賢く生きる 人生を左右するお金のカベ
    5.0
    会社員・公務員の人は「自分しだい年金」で4万3200円 パートの人は「個人年金保険」で1万800円 中小企業経営者は「小規模企業共済」で25万5600円 個人事業主は「国民年金基金」に加入で24万4800円、それぞれお得に! ヘタな運用よりも賢い方法があった! サラリーマンも派遣もパートも必読、マイナス金利時代の「新・お金の教科書」。
  • 世界経済、最後の審判 破綻にどう備えるか
    4.0
    1巻1,899円 (税込)
    リーマン・ショック後に世界各国の抱える債務は大幅に増加。かつて中国政府が大幅な財政出動を行い世界経済を救ったような奇跡は、二度と起きない。世界経済全体の成長率が低下している一方で、日銀をはじめ各国が競って金融緩和を行い、通貨発行額は天文学的な数字に拡大、バブルの危険性が迫る。その一方で、世界経済がますますグローバル化するなか、自由貿易の提唱者である米国自身が、保護主義に回帰しようとしている。だがしかし、対中貿易戦争の結果は、ブーメランのように米国経済をもむしばむ。「ゆがみ」が拡大するなか、世界の経済・金融システムは、果たして今の状態を続けられるのだろうか。ポピュリズム的経済・金融政策が、大きな破綻を招く可能性に著者は警鐘を鳴らす。日銀による国債&ETFの大量買入れ、およびマイナス金利政策の導入によって、中央銀行の打つ手がつきている日本では、景気悪化により日銀が追加緩和に踏み切ることで、市場流動性が一層低下し、それが大きな相場変動のきっかけとなりかねない。貿易戦争の拡大、およびトランプ政権のポピュリズム的政策が双子の赤字問題を再燃させているアメリカでは、覇権のゆらぎによるペトロダラー体制のほころびが、強固に見えた米国の金融システムを水面下で腐食させている。政府債務を海外の米国債需要によって無限にファイナンスしつづけるという錬金術が、はたして今後継続できるのだろうか。また、リーマン・ショック時に世界経済の牽引役となった中国は、いまだ実態が把握しきれない理財商品すなわちシャドーバンキングという爆弾を抱えている。米中交渉の行方もいまだ予断を許さない。次のリーマン・ショックはいつ、どこで、どのように起こるのか。元日銀政策審議委員としてアベノミクスに反対票を投じつづけた著者が、世界経済の行く末を占う。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 世界経済のトレンドが変わった! 襲いかかる負の連鎖
    3.0
    2016年は年初から世界中の株が下がり続けるなど、波乱の様相を呈しています。 サウジアラビアとイランの断交、原油をはじめとする商品価格の暴落、失速しつつある中国経済の先行きもしっかり見据えておかなければなりません。 そして日本はついにマイナス金利を導入しましたが、株安・円高と想定外の動きとなっています。 一方で、絶対的に価値のある日本株は、売られすぎれば、再び大きく戻すのは必定です。 日本を取り巻く激動や変化に翻弄されてはなりません。 本書で世界経済の動向をつかみ、この混乱を自らの利益に還元してきましょう。
  • 世界史に学ぶ金融政策
    4.0
    デフレや経済低迷に悩む各国の中央銀行は、量的緩和やマイナス金利政策など歴史的に例のない金融政策を繰り出している。主要国の金利もゼロ%やマイナスに沈み、超低水準にある。本書では、日本銀行をはじめ、米連邦準備制度理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)など各国政府・中銀が取ってきた政策について、市場・経済・財政への影響を専門家が探る。ほかではみることのできないデータや年表、写真も満載。 本書は週刊エコノミスト2015年4月5日号で掲載された特集「世界史に学ぶ金融政策」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・日米欧で金利「蒸発」危機 カギ握る米利上げの先行き ・Part1 黒田緩和と歴史の教訓 ・ 異次元緩和3年 日銀・黒田総裁の七つの誤算 ・ データで見る各国金融政策 日銀・FRB・ECB 量的緩和、マイナス金利の効果は限定的 ・ マイナス金利の副作用 金融機関の資金利益が悪化 ・ 非伝統的金融政策の歴史 リーマン・ショック前後に転換 ・ 見直し必要な日銀の戦略 金融政策には限界がある ・Part2 歴史の知識を広げる ・ 国家と中央銀行 政治圧力と中銀独立性の戦い ・ 政府財政 高橋財政後の昭和史から学ぶ ・ 大著『金利の歴史』で学ぶ覇権国の経済と金利の関係 ・ 大恐慌の教訓 米国の利上げが周辺国の打撃に 【執筆者】 秋本裕子、池田正史、福田慎一、 小玉祐一、山口範大、白川浩道、 矢嶋康次、池尾和人、加藤出、 馬場直彦、黒瀬浩一、上川孝夫、 週刊エコノミスト編集部
  • 世界史を動かす 聖書と金利
    -
    世界同時金融緩和がもたらした低金利。ディスインフレが恒常的になったグローバル経済。低金利は一体何を表しているのか。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の共通の教典である「旧約聖書」はかつて金利を禁じ、経済発展の中で容認してきた。聖書と金利の関係が示す驚きの経済の仕組み。 目 次: はじめに ・聖書が禁じ、教会が認めた歴史 神と人の綱引きが定める水準 ・聖書と金利を読み解く7つの基礎知識    モーセはエジプト人? フロイトが唱えた異説 ・旧約聖書の源流 古き洪水伝承「アトラハシース物語」    ハンムラビ法典の金利は年20% 新王の即位で「徳政令」も ・金利の効能 不確実な未来に値段をつける    国家制度を維持するための「出挙」 ・コラム 古代エジプトからあったマイナス金利 ・コラム あせないエンデの「時間泥棒」 ・マイナス金利の必然 経済成長あがめる資本主義の転換点 ・コラム トランプに見る宗教 ・インタビュー 高階秀爾「為替手形を金利にしたメディチ家」 ・インタビュー 伊東俊太郎「西欧が学んだイスラム文明」 ・資本主義で後れを取ったイスラム 「法人」の否定が経済活動の足かせ ・西欧も尊崇 異教徒にも寛容だったイスラムの英雄サラディン ・コラム イスラエルを庇護する宗教国家アメリカ ・金利を肯定した仏教 商人が支えた「都市型宗教」
  • 世界連鎖暴落はなぜ再発したか
    3.0
    2015年10月、著者が新刊『再発する世界連鎖暴落』で掲げた震憾の予測が、3ヶ月を経ずして大的中! 2015年8月24日と9月29日に続くこの動きこそ、世界同時株安―-「世界連鎖暴落」の再発にほかならないのだ。この事態は、これからも断続的に続く。2016年2月、日銀が新たな金融緩和策として打ち出したマイナス金利の導入に踏み切っても、株価は一向に回復する見込みはない。日本経済は、このまま底なし沼に沈むのか。GPIFの失敗によって国民の年金は消失してしまうのか。安部政権が目論む「官製相場」の破綻が見えた以上、私たちは、いかに個人資産を守るべきか……。『再発する世界連鎖暴落』を急遽改訂し、さらなる予測を加えた最新版『世界連鎖暴落はなぜ再発したか』を緊急同時電子化!
  • 全国民が豊かになる 最強の地方創生
    4.5
    1巻1,232円 (税込)
    交通インフラの整備で日本は爆発的に成長する! 日本全土を新幹線でつなげ! マイナス金利の今こそ、巨大公共投資の絶好のチャンスだ!  新幹線や高速道路網など日本全土での交通インフラの整備で、豊かな暮らしを日本に取り戻す、真の地方創生策を提言する。現在の東京一極集中が地方との格差や少子化を生み、日本の危機だと喝破。人気経済評論家・三橋貴明先生の最新入魂作です。安倍政権による亡国の競争政策を徹底糾弾。政府やマスコミによる洗脳から読者を解き放ち、日本経済の真実や日本の再生戦略が見えてきます。実質賃金や経済成長など、本書でしか読めない本当の経済常識も身に付きます。
  • たった1つの図でわかる! 図解経済学入門
    値引きあり
    4.5
    「えっ、本当にこれだけでいいの! ?」 たった1枚の図を読み解くだけで、世の中で起こっている経済のあれこれがわかる!! たとえば…… ・「モノの値段」はどう決まる? ・「値段が上がったね、嫌だね」だけで終わらせない などの、身近なことから、 ・「お金の政策」いったい、何をどうしているのか ・「マイナス金利」「TPP」「消費税増税」をどうとらえるか などの、もっと広い範囲まで「たった1枚の図」を使って本書では読み解いていきます。 ・経済の素人が経済をきちんと理解できること ・理解したうえで、マスコミや学者、政治家の言葉に惑わされず、 自分の頭で考えられるようになること この2点が本書の目標です。 最初から内容を削ることを目的としていたわけではなく、 この2つの目的を満たすために、経済の入門書に本当に必要な知識は何かと考えた結果、 自然と行き着いたのが本書なのです。 ■目次 ●プロローグ 経済の9割は「たった一つの図」でわかる! ●1章 「モノの値段」はどう決まる? ――【ミクロ経済学】需要供給曲線を頭に叩き込め! ●2章 すぐわかる1 「お金の政策」の話 ――【マクロ経済学】半径1メートルの視点を広げてみよう ●3章 本当はシンプル! 「日銀と経済」の話 ――金融政策は「金利」と「お金の量」のシーソーだ ●4章 これだけで十分! 「政府と経済」の話 ――財政政策は、政府がお金を「取る」「借りる」「分配する」 ●エピローグ これで「自分の頭」で考えられる! ■著者 高橋洋一
  • 大過剰 ヒト・モノ・カネ・エネルギーが世界を飲み込む
    -
    新興国失速、原油安、大量難民――。世界経済で大きな変化が立て続けに生じている背景にあるのが、いままで不足していたヒト、モノ、カネ、エネルギーがすべて過剰に転じたことである。 中東の難民を見るまでもなく、資質を持っている人々が百万人単位で先進国に押しかけている。中国が「世界の工場」となって以降、安価で大量のモノが世界に氾濫するようになった。マネーも過剰となって、借り手優位となるマイナス金利の広がりの背景ともなっている。さらに、エネルギーも過剰となっているし、人々の職業でさえ多くがAIで充足される方向にある。 21世紀世界は「大過剰経済」に直面している。一方トランプ次期大統領は不足時代の論理に従って巨大な需要喚起で米国経済を立て直そうとしている。世界経済は大きなねじれに直面する。 しかし、大過剰時代にあっても依然不足する財・サービスは多い。また、AIといった技術の急速な発達は、エネルギー革命や社会変革とも相まって第四次産業革命を招来しつつもある。世界経済は、モノからコトが牽引する時代に向かっており、高度化された新たな社会システムが牽引する時代に向かっている。 一方、日本経済は原油安、金融緩和、円安の恩恵があっても依然停滞しているが、世界経済のゲームのルールが変わることは、日本に新たな成長の可能性をもたらしている。モノからコトへのシフトは需要が飽和している市場でブレイクスルーを起こす可能性を高めている。第四次産業革命を先取りするソサイエティ5.0構想も打ち上げられた。 本書は、世界経済のこれから10年を見据え、日本の立ち位置・選択はどうなるかを明らかにするもの。筆者の中島氏はバランスのとれたエコノミストとして高く評価され、WBSなどでわかりやすい語り口で好評を博している。
  • 中央銀行がわかれば世界経済がわかる
    3.0
    1巻1,232円 (税込)
    「マイナス金利」「異次元緩和」で日本経済は崩壊する!!通貨と金利を支配する利権集団、Fed、ECB、日銀は不要!!世界の金融政策の舵取りをしている「中央銀行」とは、いったいいかなる組織か?
  • 超金融緩和からの脱却
    4.3
    ・2016年3月末まで日銀審議委員を務め、マイナス金利導入には異議を唱えるなど、金融政策運営に関与してきた経済学者が、退任後異例の早さで刊行。アベノミクスの現状の理解と、これからを見通す上での必読書。 ・限界と副作用が懸念される超金融緩和政策から、持続可能な金融緩和へ、いかに移行していくかが世界のセントラルバンカーたちの喫緊の課題。市場の追加金融緩和期待に翻弄される日本、なかなか金融正常化が進まないアメリカ、域内対立を抱えながら超金融緩和を深める欧州など、各国の金融緩和の実態と経済の現状を分析。金融政策だけでは限界がありヘリコプターマネーを提唱する最近の識者たちの議論と実践上の課題も紹介。金融緩和のこれからを読み解く。
  • 直撃!マイナス金利
    -
    日銀が今年1月、初のマイナス金利政策を導入し、銀行の収益悪化の懸念が高まっている。特に営業地盤が限られる地銀は経営環境がますます厳しくなる可能性が高い。『週刊エコノミスト』編集部は本特集で、国内147銀行・信金の業績に対するマイナス金利の影響度を独自に試算。金融業界の行方を大胆に展望した。  本書は週刊エコノミスト2016年3月22日号で掲載された特集「直撃!マイナス金利」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・地銀収益に予想以上の打撃 定期預金お断りの銀行も出現 ・インタビュー 落合寛司 西武信金理事長「貸し出しも利益も増やす」 ・日本郵政の災難 ゆうちょ銀を運用難が直撃 ・147銀行・信金シミュレーション マイナス金利影響度ランキング ・加速する地銀再編 九州で進む合従連衝 ・貸し出しの実態 伸びるのは不動産、医療ばかり ・日銀のマイナス金利導入 銀行の信用創造が縮小 ・生保 長期的には経営への影響大 ・お得な預金・保険はコレだ! 地銀ネット支店に高金利定期 【執筆者】 桐山友一、花谷美枝、花田真理、 友田信男、櫻川昌哉、丹羽孝一、 深野康彦、週刊エコノミスト編集部
  • 通貨の未来 円・ドル・元
    4.0
    複雑化する経済を見通す鍵は「通貨」にあった。 英一流誌の予測から、あなたの未来も見えてくる。 グローバルエリートを中心に世界200ヶ国以上で読まれている一流誌、英『エコノミスト』編集部と、そのシンクタンク「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」が、総力をあげて、日本、米国、中国の未来を、通貨を通じて分析・予測。 ・現在の世界経済の最大の問題は、米国が世銀、IMFへの責任を果たさないなか、オフショアドルの市場が膨らんでいることだ。ここには危機の際の「最後の貸し手」がいない。 ・世界の市場において人民元が台頭するのは確実だが、少なくともあと5年~10年は、円は重要な国際通貨としての地位を失うことはない。 ・アベノミクスの評価は総じて失敗。マイナス金利を実施しても融資は増えない。 ・2016年~2020年の間、日本経済の実質成長率は年平均1%。 ・TPPによる恩恵は2020年以降にならないとあらわれない。 ・人民元の国際化は、中国国内の完全自由化とトレードオフである。 日本のメディアでは絶対できない徹底予測!
  • デフレと闘う 日銀審議委員、苦闘と試行錯誤の5年間
    4.5
    1巻2,970円 (税込)
    量的・質的金融緩和(QQE)、マイナス金利、イールドカーブ・コントロール、そしてコロナショック……。2015年3月から2020年3月までの5年間、著者は黒田総裁下の日本銀行で、金融政策を決定する政策委員会審議委員を務めた。2%の物価目標とデフレ脱却に向け、日銀はいかに苦闘したのか。さまざまな批判に何を思い、反論したのか。アベノミクスと金融政策決定の舞台裏を明らかにする。
  • とことん分かる低金利
    -
    異常とも言える低金利に世界各国が陥っている。マイナス金利つまり借りたお金より少ない返済でいい状態に突入した国もある。なぜこのような状態になったのか、徹底的に解き明かす。  まずは日銀・ECB・FRBの金融政策の動きを見るニュース編、金利が分かれば経済が分かる学習編、過去の歴史が示す国債盲信の危険を学ぶ歴史編、そして預金・社債・株式・投信、何を選ぶか実用編の4編です。  本書は週刊エコノミスト2015年3月3日号で掲載された特集「とことん分かる低金利」の記事を電子書籍にしたものです。 目次 とことん分かる低金利 ・前代未聞の世界的低金利 バブルの芽育てる恐れ Part1 ニュース編 ・世界で広がる「マイナス金利」 資金は米国へ向かう ・日銀 7月にも追加緩和 成長率低迷で低金利長引く ・ECB 量的緩和に突入 金利低下とユーロ安進む ・FRB 6月に利上げ開始か 日欧と逆向きがリスク Part2 学習編 ・Q&A 知っておきたい金利の基礎知識 Part3 歴史編 ・歴史が示す国債妄信の危険 2%割れで上昇に転じた金利 ・インタビュー 富田俊基・中央大学教授 Part4 実用編 ・預金・社債・株式・投信…何を選ぶか 住宅ローンの賢い組み方・返し方
  • 富の創造法 ―激動時代を勝ち抜く経営の王道―
    -
    景気や時代に左右されない「正攻法」で 未来の勝ち筋を、見出せ。 億万長者になるメソッドから 成功者が実践している心の法則、 そして先の見えない時代を 生き抜く経営者マインドまで―― もう一度この国を復活させる 「成功」と「繁栄」を、その手に。 日本経済のポイントと 国際情勢のトレンドを見抜く! ◇マイナス金利の危険性 ◇電子マネー化の落とし穴とは ◇仮想通貨のバブル崩壊へ ◇米中貿易戦争と北朝鮮問題のゆくえ 目次 第1章 ミリオネイア発想法      仕事と経営における「真・善・美」 第2章 お金持ちマインド      正しい見通し、真面目な努力、異質結合 第3章 経営者マインドの確立      国と世界の情勢があなたの経営にどうかかわるか
  • No.1エコノミストが書いた世界一わかりやすい金利の本
    3.7
    人気ランキング通算10回1位! 金利予測の第一人者として知られるトップエコノミストが書いた金利入門の決定版! 9刷のロングセラー金利本を、最新の情報を盛り込んで改訂しました。 本書は、経済の初心者でもスラスラ読めて理解できるよう平易に解説。 金利と利回り計算の基本から、金利が決まる金融市場のしくみと最新事情、参加者の顔ぶれと動向、金利を決める経済のさまざまな要素と影響度、世界各国の金融政策と金利水準、トップエコノミストの金利動向の読み方と予測のテクニックまでを網羅した、充実の内容。 改訂にあたって、近年ニュースをにぎわせる「マイナス金利」といった新たな項目も追加しました。 景気の良し悪し、モノやサービスの値段、国の予算である財政の状況、企業の業績、個人の投資やローン――。 金利は、経済のすべてを反映し、経済のすべてを動かします。私たちの現在と将来の生活は、金利の動きに左右されるのです。 金利の知識を身につけることは、経済の必須知識を身につけることとも言えます。 金利を知って、個人の損得から日本・世界経済の現状と将来まで読み解きましょう!
  • NISA超活用!はじめての株投資
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    あなたも非課税! 超初心者のための親切設計本です! PART.1 マイナス金利時代の株の魅力と基本 「株を買って株主になる」ってどういうことだろう? そもそもなんで株は毎日値段が変わるの? 【コラム】どういう投資が自分に向いているんだろう? PART.2 お得に活用! はじめてのNISA 非課税期間? 投資枠? NISAの基本を理解しよう NISAの対象になる商品と非課税になる利益 NISAはこんなに得する! 従来の制度との比較 【コラム】証券会社多すぎ! どの証券会社を選べばいいの? PART.3 誰でも簡単! ネットトレードの始め方 スマホでも株を売買! ネットトレードに挑戦しよう ネットレードを始めるにはなにがあればいいの? 【コラム】信用取引って何? 興味があるんだけど…… PART.4 よくわかる株の買い方と売り方 株を買うにはいくら必要? 単元株を理解しよう 株主権はこの日に決まる! 受け渡し日と権利確定日 【コラム】相場が世界的に大混乱! どうすればいいんだろう? PART.5 ゼロから覚える株の選び方 複数銘柄でバランスのいいポートフォリオを組もう! 不慣れなうちは興味のある業界から銘柄を探そう 【コラム】「株主優待で株を選ぶな」ってどうして? PART.6 脱初心者の一歩進んだ銘柄分析 トレンド? レンジ? 相場の流れを味方につけよう 移動平均線の向きでトレンドを判断しよう チャートの形からトレンドの転換点を見極める
  • 20代からはじめたい「将来のためにお金を増やしたい!」と思ったときに読む本
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    年金崩壊の今だからこそ、「年金」に代わる武器を持て!20代から「投信」をはじめれば、4000万円貯められる! お金にまつわる37コのクエスチョンに、セゾン投信社長の中野晴啓先生が全部答えます! 「お金との付き合い方」が2時間で身につく本。 【目次】 第1章 預金だけの時代にさようなら「不安」は預金だけでは解消できない ・親世代の経済成長期から、成熟経済を迎えた21世紀 ・成熟経済の日本、未来のビジョンは明るい! ? ・預金はノーリスクのウソ。「マイナス金利」まで登場して、この先どうなるのか ・「将来の安心はお金次第」と言うが、今後年金は間違いなく目減りする ・20代の特権。それは、時間がたっぷりあること ・20代からはじめたい、お金が貯まる秘策 第2章 20代からはじめたい うまいお金との付き合い方 ・天引きで最初から給料の一部はないものと思う ・稼ぎを増やすために一生懸命に働く ・お金に振り回されない人生にするために 第3章 20代のいまこそ知りたい 長期投資のススメ ・若さはアドバンテージ ・複利計算で利益がグーンと増える ・誰にでもできる、積み立て投資 ・分散投資がおススメ(時間・資産・地域) ・「投資信託」は資産形成に適したツール 第4章 今はじめたら圧倒的に差がつく 投資信託ではじめよう ・ 一生涯付き合える投資信託を見つけよう ・公募されている投資信託は約6000本 どれを選んだらいいでしょうか ・あきらかにダメなものもある ・今はじめたら、圧倒的に差がつく。周りはほとんどやっていないから 第5章 20代はラッキー世代、なにしろ「iDeCo」がはじまったから ・「iDeCo」って何? ・どちらも投資信託で ・「iDeCo」と「NISA」どう使い分ける? ・「iDeCo」と「NISA」はどっちがおトク? 【著者プロフィール】 中野晴啓(セゾン投信株式会社 代表取締役社長) 1963年東京生まれ。1987年明治大学商学部卒業。同年、株式会社クレディセゾン入社。セゾングループの金融子会社にて債券ポートフォリオを中心に資産運用業務に従事した後、投資顧問事業を立ち上げ、運用責任者としてグループ資金の運用等を手掛ける。 その後、株式会社クレディセゾン インベストメント事業部長を経て、2006年セゾン投信株式会社を設立。米バンガード・グループとの提携を実現させ、現在2本の長期投資型ファンドを運用、販売。全国各地で講演やセミナーも行っている。 公益財団法人セゾン文化財団理事。NPO法人 元気な日本をつくる会理事
  • 20万円から始めよう 自分投資への第一歩 Jリートであなたもプチ資産家に!
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    1巻847円 (税込)
    ファイナンシャル・リテラシーの基本を身につけ、賢い投資家として、マイナス金利時代でも豊かに暮らすための実践的指南書。投資というと難しく、リスクが高いもの・資金がないとできないもの、と二の足を踏みがちな初心者でも、安全安心な資産形成の道はある。その代表格であるJリートを、NISA・ジュニアNISAに非課税枠を活用して運用する。その注目銘柄の選び方を学べる一冊。
  • 日銀総裁 黒田東彦 守護霊インタビュー
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    日本経済を復活させ、中国「軍事経済」を封じたかった。 黒田日銀総裁(2019年当時)の守護霊に聞いた ▽平成の「三十年停滞」、その3つの要因分析 ▽「消費税増税」「キャッシュレス経済」「マイナス金利」「教育無償化」に対する本音 ▽もし2014年に消費税を上げなければ、経済成長は3~4%に達しただろう 危機のアジア情勢での日本経済の舵取りは? アメリカ、中国、EUをどう見ていたのか? ▽トランポノミクスは新しい経済学!? 日本とEUの“共産主義化”への懸念 ▽「一帯一路」に対抗する金融戦争とは 2050年までに中国を自由主義国家へ ▽親日国に対し“異次元融資”を ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。 これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。 外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。 つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • 日経平均が1日1000円暴落する相場で勝つ投資術
    3.0
    日経平均が1日で1000円も上がったり下がったり…… 荒い値動きをする相場に、個人投資家はどう立ち向かえばいいのか? 人気アナリストランキング(※)15年連続1位のトップアナリストがプロの技を伝授します! ※「日経ヴェリタス」人気アナリストランキング・クオンツ部門 株価が大きく変動する時代を迎えました。2016 年1月、日本銀行がマイナス金利導入を決定し、ますます変動幅が拡大しています。株価が大きく下がることもありますが、反対に大きく上がることもあります。大きく上がるときに上手に売買ができれば、高い収益をあげられるかもしれません。 ただし、株式投資は簡単ではありません。株価が大きく変動しているのには、それなりの理由があります。どのような材料に対して株価がどう反応するか、そしてどう銘柄を選ぶべきか、しっかり頭に入れておくことが必要です。 例えば、日本では低金利が続く一方、米国では利上げステージに入りました。それならば、今後、米国で追加利上げを実施したとき、どのような銘柄に注目したらよいのでしょうか。あるいは、日銀が金融緩和をしたときに、どのような投資指標を用いると成功するのでしょうか。 それを検討するためには、過去の米国の利上げ後の相場がどうなったか、日銀の金融緩和後にどのような銘柄が上昇したのかを理解しておくことが重要です。 本書では、こうした過去の局面で、どのような投資指標を用いて銘柄を選ぶとパフォーマンスが良かったのかを紹介しています。膨大なデータの中から、読者の方がわかりやすいように要点を絞り、簡潔にまとめています。
  • 日経平均3万円だから日本株は高騰する!
    値引きあり
    -
    ■日経平均3万円! 安倍政権発足からの著者の主張が現実味を帯びてきた 経済予測は水ものですが、著者の今井氏は、 第二次安倍政権が発足した当時から言い続けてきたことがあります。 「安倍政権は長期政権になる。アベノミクスは 岩盤規制に風穴を開け、外交でもイニシアティブを発揮する。 マイナス金利で銀行は再編され、公的資金も株支になる。 2020年には日経平均3万円が見える」 今回の本では、その時期が早まりそうとの見解です。 詳しい内容は本書に譲りますが、 安倍政権は改憲に突き進むでしょうし、 財源に関しては、おそらく2018年に金融専門家会合が開かれ、 「永久債」発行による新たな財源が生まれる可能性があります。 こうしたことから、有事にあっても外国人投資家は日本を信用し、 これからますます日本株の高騰が予見されるのです。 ■目次 ・まえがき ・第1章 日本株高騰を示唆するさまざまな前兆 ・第2章 北朝鮮崩壊と中韓北同盟誕生で問われる日本の決断 ・第3章 トランプ辞任への政変と米経済のブラックスワン ・第4章 世界のマーケットを突き進むしかない中国と共産党体制 ・第5章 これからもつづく世界の恐慌化── 欧州・中東・ロシア ・第6章 日経平均3万円を超えていく長期上昇相場の到来 ・第7章 上昇相場の波に乗る強気の投資戦略 ・付録……2018年、私の推奨銘柄
  • 日本「新」社会主義宣言 「構造改革」をやめれば再び高度経済成長がもたらされる
    値引きあり
    5.0
    1巻1,001円 (税込)
    翻って現在の日本を見ると、デフレで国民の実質賃金が下がり、当然ながら購買力も減り、経済は需要不足に悩む。それにもかかわらず、政府の需要創出や所得分配の強化といった正しい対策は打たれず、緊縮財政と構造改革ばかりが推進され、国民の貧困化が続いていく。グローバリズムと自由競争ばかりが尊ばれ、本来の経済の語源である「経世済民(世を經おさめ、民を濟すくう)」が置き去りにされている。カール・マルクスの亡霊に頼らずとも、我が国が目指すべき「正しい社会主義」の形はあるのだ。すなわち、高度成長期の日本である(本書より抜粋)●2015年12月の共同通信社の世論調査で、景気が良くなったと「実感していない」と回答した人は73・7%にのぼり、15年10~12月のGDPは2四半期ぶりにマイナス成長をした。果たしてこれは中国経済の減速など外的要因が原因なのか? いや、デフレ化した日本で「デフレを退治する」と言ってかじ取りを任された、安倍政権が次々実行する「デフレ化政策」の結末である。疲弊する国民経済復活ために必要なことは「規制緩和」でも「緊縮財政」でもましてや「グローバリズム」でもない。統制型経済への回帰が唯一の道である! 消費税増税から「岩盤規制」緩和の正体、さらには「マイナス金利」まで、日本で行われている多くの「政策」の正体を読み解き、その「問題点」や「嘘」を網羅。その先にある「国民経済」再生への提言を三橋貴明が288ページものボリュームで書き尽くした。 「脱・構造改革」こそが「黄金の四半世紀」復活への道だ!
  • 日本銀行「失敗の本質」(小学館新書)
    4.3
    黒田日銀はなぜ「誤算」の連続なのか? 「異次元緩和」は真珠湾攻撃、「マイナス金利」はインパール作戦、「枠組み変更」は沖縄戦に通じる――。 「誤算」と「迷走」を重ねる黒田日銀の金融政策は、かつての日本軍の失敗を彷彿とさせる。 組織論の観点から見ても、「あいまいな戦略目的」や「短期決戦志向」「属人的な決定プロセス」など、両者は驚くべき相似をなす。 だとすれば、その行き着く先は「第2の敗戦」ではないのか――。 いち早くアベノミクスに警鐘を鳴らした朝日新聞編集委員が、間違った金融政策を修正できない政府・黒田日銀の問題点を浮き彫りにする。 「メディアも有識者も経済界も、この政策をまったく批判しなくなったら、それはまるで戦時中の大政翼賛会のようなものだ。あまりに無謀な太平洋戦争を引き起こした戦争責任は時の政権や軍部にある。だとしてもそれを無批判に受け入れ、時に支持したメディアや有識者たちにも責められるべき点が多々ある。 批判を許さない抑圧的な体質も、都合のいいことしか説明しない、させないという大本営発表的な手法も、戦前や戦中に通じるもののように思える。私たちは今、相当に危なっかしい時代の淵に立っている。」(プロローグより抜粋)
  • 入門 最新マネー術―週刊東洋経済eビジネス新書No.175
    -
    マイナス金利が16年2月に導入され、預金の金利も低下。一方で家計の負担は増す。消費税増税は2019年10月に延期されたものの、やがてその時はやってくる。おカネを守りながら増やす方法はないものか? 30代からリタイア世代まで、入門者向けに素朴な疑問へ答えつつ、マネー術の一端を解説する。  本誌は『週刊東洋経済』2016年4月23日号掲載の15ページ分を電子化したものです。 ●●目次●● マイナス金利に負けないマネー術 山崎元の辛口講座 おカネにいいこと悪いこと 世代別対策 ポートフォリオの正しい組み方 ・30~40代・積み立て投資で積極的に運用 ・50代・老後の必要資金具体的に描く ・65歳~・インフレ対策で資産運用を継続 【不動産】 利回りで脚光のREIT 【投資手段】 すべてお任せのロボアド
  • NISAで得する 稼げる株のワザ
    -
    NISAで少しでも得したい! はじめての人にもわかる株のテクニック集です! 株式市場の動向、決算の見方、相場のクセなど 株投資で活躍する成功投資家とアナリストの 知識と経験を1冊にまとめました! NISAでも使える株投資のテクニックを中心に解説! 巻頭インタビュー 人気の経済シャーナリストと経済評論家が解説 どうなる日本株! 日銀の金利解除後のシナリオを解説! 和島秀樹/田嶋智太郎 NISAで使えるワザ満載! 実践派トレーダーとアナリストたちの ムリなく資産を増やすテクニック ようこりん/ ゆず/ 伊藤亮太/平野朋之 巻頭インタビュー1 和島英樹 日銀のマイナス金利政策解除で株式市場はどう動く? 巻頭インタビュー2 田嶋智太郎 企業の業績発表とマイナス金利解除で株価が動くタイミング Section1.株式投資の基本 Section2.配当と優待 Section3.IPO・銘柄選択 Section4.チャート・テクニカル Section5.ファンダメンタルズ Section6.税金 Section7.アノマリー
  • はじめての投資信託
    4.0
    マイナス金利時代の資産運用に、もっとも有力なのが投資信託。 6,000本以上ある投資信託から、あなたに合った銘柄を選ぶために最適な1冊です。 投資信託の仕組みや投資対象別の特徴、各種データの見方といった基本から、最適な銘柄の選び方、分配金の損得、適切な売買のノウハウまで実践的に解説する入門書。 個人投資家がよく突き当たる疑問や誤解しがちな点をていねいに取り上げ、初歩からわかりやすく説明。毎月分配型ファンドの評価や分散投資のノウハウ、積立投資と一括投資の考え方など、実際の投資に役立つ内容です。 初めて投資に取り組む初心者の方はもちろん、ある程度、投資信託の売買を行ったことがある経験者の方も目からウロコが落ちる1冊です。 著者は、投資信託の評価分析から販売・運用まで豊富な経験を持つファンド・アナリスト。投資信託の定量・定性分析の両面に精通しており、国内約6,000本の投資信託を常時分析しています。
  • 浜矩子の歴史に学ぶ経済集中講義
    3.5
    景気、物価、経済成長、TPP、消費税、法人税、財政赤字、マイナス金利……経済をめぐる諸問題について、“辛口”エコノミストが基礎から鍛える、学び直しの14講義。通貨・通商をめぐる各国のせめぎ合いは現代から過去へ“歴史逆走方式”で、移り変わる金融政策は各時代を“同時進行方式”で、と縦横無尽の大検証。歴史に学べば経済の“これから”が立体的に見えてくる! 画期的入門書。【目次】はじめに/第1講義 オリエンテーション 経済の謎はどう解く?/第2講義 経済学のはじまり/第3講義 経済探偵の絵解き術/第4講義 通貨(1) 通貨に命を吹き込むものは?/第5講義 通貨(2) せめぎ合う通貨と通貨/第6講義 通商(1) TPPの正体見れば/第7講義 通商(2) 分断と排除の世界に引き戻されないために/第8講義 租税(1) 政府は市場の「外付け装置」/第9講義 租税(2) 税の体系に求められる哲学とは/第10講義 財政(1) 財政赤字転落への道/第11講義 財政(2) 社会保障費は「敵城の本丸」か?/第12講義 金融政策(1) 移り変わる金融政策の常識/第13講義 金融政策(2) 中央銀行は「政府の銀行」にあらず/第14講義 日本経済の今日的風景
  • 100%ムックシリーズ 完全ガイドシリーズ204 保険完全ガイド
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いや、付き合いで入っちゃって…… それは保険ビンボーの始まりです!! マイナス金利&値上げで保険のトレンド激変!! 家族とお金。守れる保険に見直しを。 【巻頭特集】 コストが激変する! 得する人 損する人の保険選び2018 【ウラ暴露特集(1)】 現役販売員100人がバラす! ヤバイ大損保険 誌上覆面座談会 【ウラ暴露特集(2)】 手数料払わせてナンボ!? 銀行窓口の保険販売に要注意 【総力特集】 保険のプロが本音厳選!! 安くて手厚い「最強の保険」辛口ランキング PART1 生命保険編 収入保障保険/定期保険/就業不能保険/親の保険見直し術/医療保険/介護保険 PART2 損害保険編 個人賠償責任保険/自動車保険/地震保険/火災保険/エリア別最安火災保険/知っ得損保テク 【その他コンテンツ】 ■がん保険超入門 ■保険ショップ&銀行窓口 覆面調査 ■保険に入るvs入らない ホントに得するのはどっち!? ■年収別しくじり保険見直しクリニック ほか
  • ファイナンシャルプランナーが教える いま大阪ワンルームマンション投資を始める理由
    -
    マイナス金利のいまがチャンス! なぜ今「大阪」で「ワンルームマンション」に投資すべきなのかを、現役ファイナンシャルプランナーである著者がわかりやすく紹介する。大阪という土地が持つ独自性、大阪経済の現在と未来を知ることで、大阪中心部にこだわる理由とメリットが見えてくる。
  • 複合インフレの罠 大規模金融緩和の誤算
    NEW
    -
    《円安は止まるのか? 金利のある世界が再来!》 しつこい物価高で国民は疲弊、資産価格の高騰で富裕層は潤う──。 持続困難な財政、低金利政策の継続が、問題をいっそう深刻にする。 本書は、中長期的視点から日本経済の課題と選択肢を提示するとともに、 金融政策の課題と今後の見通しをわかりやすく解説。 マイナス金利解除後の動向を見定めたい投資家、金融関係者必読! ■2013年4月、日本銀行は長らく続いたデフレ経済からの脱却を目指し、量的・質的金融緩和を導入した。黒田東彦日本銀行総裁(当時)は、大規模な金融緩和策によって2%の「物価安定の目標」を2年で実現すると表明。インフレ目標の導入により期待に働きかけ、デフレ脱却を目指した。 ■日本がデフレと格闘する中、2020年には新型コロナウイルスの感染が世界的規模で流行(パンデミック)、その2年後にはロシアがウクライナへ侵攻した。経済の分断は深まり、欧米諸国を中心に激しいインフレに見舞われた。日銀は2024年3月、マイナス金利政策を解除したが、依然として緩和的な環境を維持。政府は歳出改革に手つかずのまま。その陰で経済の歪みは拡大、重要課題は置き去りにされている。 ■本書は、人口動態やエネルギー政策、社会インフラなど日本が直面する困難を見据えつつ、粘着的な物価高の構造的な要因を説き、政策運営全般の矛盾を鋭く指摘。具体的な課題を提示するとともに、政府・日銀に決断を迫る。 ■政策関係者や金融関係者のほか、今後の金利やドル円の動きなどを見定め、運用を検討したい投資家が読んでおきたい注目の一冊。
  • 不動産投資専門税理士が明かす 金持ち大家さんが買う物件 買わない物件
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 不動産市況が盛況の今、本当に儲かる物件は何か?を、2000人以上の大家さんと接してきた税理士がわかりやすく解説。利回り、金利、購入エリアなど、投資家たちが今どんな物件を買っているかが分かるグラフをはじめ、マイナス金利のいま銀行が考えていること、知って得する節税の方法など、これから物件を買う人も既に持っている人にとっても大いに参考になる不動産投資本の決定版。
  • 不動産投資の落とし穴―週刊東洋経済eビジネス新書No.262
    -
    不動産投資はここ数年、ブーム化の様相を呈していた。2015年の相続増税、16年以降のマイナス金利下で金融機関が積極融資に走ったことで「サラリーマン大家」も続々と誕生。ただ、ここにきて女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営するスマートデイズが民事再生法の適用を申請。700人以上のオーナーが窮地に追い込まれた。安泰に思えたサブリース(一括借り上げ)も空き室増や賃料下落の波が襲う可能性も。そもそも人口減や立地の偏在に加え、物件の魅力も多様化するなか、不動産投資の落とし穴にも目を向けたい。 本誌は『週刊東洋経済』2018年4月21日号掲載の27ページ分を電子化したものです。掲載の情報も18年4月現在のものです。
  • 保険 地殻変動!
    -
    保険業界にとって、マイナス金利の影響はことのほか大きい。 運用難のみならず、主力の保険商品が成り立たない事態にまで追い込まれているからだ。 さらには、金融当局による保険販売の見直し圧力──。 足元では「保険版フィンテック」の勃興で、 商品そのものの枠組みが大きく変わろうとするなど、 業界を揺るがす地殻変動が始まっている。 『週刊ダイヤモンド』(2017年4月29日・5月6日合併号)の第1特集を電子化したものです。 雑誌のほかのコンテンツは含まれません。 *本誌の電子版も販売しています(最新号は毎週月曜日配信)。 詳しくは「週刊ダイヤモンド」で検索ください。
  • 暴走する日銀相場
    値引きあり
    -
    1巻1,108円 (税込)
    世界のいたるところで危機がくすぶっている。日銀は「量から利子」へと政策転換した。長期金利を操作するというのだが、これでは資本主義が殺される。日本に先駆けてマイナス金利を導入したユーロ圏は銀行が不安定になっている。中国の異常なバブル崩壊も時間の問題である。そして、米国の中央銀行であるFRBが利上げを決定すれば、危機の導火線に火がつくことになるかもしれない。いつどこで何が起きてもおかしくない世界の金融リスクを総点検する。
  • 暴落ドミノ 今すぐ資産はこう守れ!
    -
    今は買い場ではなく、売り時だ。 新NISAにも手を出してはいけない! 好調な株式市況や新NISAの開始に伴い、株式投資による資産形成を考えている方も多いことでしょう。 ただ冷静に考えてみると、現在の市況は、大金融緩和下(日本はマイナス金利政策)によるカネ余りを背景にして起こっていることで、決して健全な状態とは言えません。 果たしてこのまま順調な市況が継続していくのか・・・? そのあたりの見立てを、生粋の長期投資家として、52年に及ぶ投資経験をもとに筆者に書き下ろしてもらったのが本書です。 バブル後30数年ぶりの高値を更新している今だからこそ、片方で冷静な視点も持っておきたいものです。 筆者の見解はとんでもなく悲観的です。しかしその根拠や見立ては、半世紀以上の運用経験に基づくもので、説得力があります。 長期の資産形成のためには、大ダメージはなんとしても避けたいところ。いっときの儲けにぬか喜びせず、しっかり資産を築いていきたい人には必読の内容です! (「はじめに」より) 金融緩和バブル、そう言っていい展開だが、もういつ大崩れをはじめてもいい。その先では、あらゆる金融商品で大暴落の連鎖は免れない。それは、経済合理性のしからしめるところである。 経済合理性が働く? そう、経済では勢いが強まって、ひとつの方向へ行き過ぎるのは、よくあること。しかし、その間にも反動エネルギーは着々と蓄積されていっている。そして、どこかで力関係が拮抗し、逆に反動エネルギーが勝りだす。そこで勢いの方向が反転する。 それを、経済合理性が働いたという。ちょうど、ゴムが引き伸ばされるにつれて、縮もうとするエネルギーがどんどん蓄えられていくのと同じだ。そして、どこかで反転エネルギーが勝って、ゴムは一気に縮む。 ゴムが伸び切って、プチンと切れてしまったら、どうなるのか? それが、歴史に残る「なんとかショック」とされるバブル崩壊である。 ■目次 第1章 暴落はもう、秒読み段階だ 第2章 ひずみが次々に顕在化する世界経済 第3章 金融緩和の果てに 第4章 どこから崩れだしてもおかしくない 第5章 暴落ドミノ、どう乗り切るか 第6章 機関投資家運用の落とし穴 第7章 これが本物の長期の資産形成だ 第8章 金融のプロは、資産運用がわかっていない ■著者略歴 さわかみホールディングス代表取締役、さわかみ投信創業者。1971 年から 74 年までスイス・キャピタル・インターナショナルにてアナリスト兼ファンドアドバイザー。その後 79 年から 96 年までピクテ・ジャパン代表を務める。96年にさわかみ投資顧問(現さわかみ投信)を設立。販売会社を介さない直販にこだわり、長期投資の志を共にできる顧客を対象に、長期保有型の本格派投信「さわかみファンド」を99年に設定した。同社の投信はこの 1 本のみで、純資産は約 3900 億円、顧客数は 11 万 8000 人を超え、日本における長期投資のパイオニアとして熱い支持を集めている。著書多数。
  • マイナス金利
    -
    日銀は1月末、初めてマイナス金利の導入を決めた。年初からの中国発世界同時株安や下げ止まらない原油価格といったグローバルな市場の混乱から波及する円高株安を断ち切ろうと、劇薬を投じた。市場の意表を付く奇策には、副作用を警戒する声も根強い。果たして2%インフレ目標を達成し、景気回復を後押しできるか。  本書は週刊エコノミスト2016年2月16日号で掲載された特集「マイナス金利」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・日銀乾坤一擲の劇薬 早くも賞味期限切れ ・プロの視点 私はマイナス金利をこう評価する    物価目標達成に近づいた 片岡剛士    金融政策の有効性復活 菅野雅明    年央にもさらなる緩和 河野龍太郎    普通の政策をやるだけ 高橋洋一    通貨安競争のタネまいた 豊島逸夫    インフレ目標達成は厳しい 中窪文男    通貨の番人でなくなる 浜矩子    悲観のゆきすぎ ただすだろう 浜田宏一    総括なき金利政策への変更 矢嶋康次 ・業種の明暗 借金が多い不動産には恩恵 生保、銀行は利ザヤ縮小 ・銀行収益の影響試算 ゆうちょ銀は経常益2割減 国内資金利益への依存度高 ・Q&A ゼロから分かるマイナス金利 ・日欧の相違 ECBに比べ量的緩和との両立が難しい日銀 ・世界連鎖不況 金利「世界同時水没」の現実味 ・異次元緩和の副作用 日銀のマイナス金利より怖い すでに始まっているマイナス金利 ・2016年相場「新予想」    日経平均    NYダウ    欧州株    上海総合指数    ドル・円    ユーロ・円    長期金利    日本の実質成長率 ・世界同時株安の構造 中国、原油、ゼロ金利……バブルは別の顔でやってくる ・中国経済成長の終焉 民間債務残高はGDP比200%超 未曽有の債務処理が待つ「宴の後」 【執筆者】 酒井雅浩、藤沢壮、片岡剛士、菅野雅明、 河野龍太郎、高橋洋一、豊島逸夫、中窪文男、 浜矩子、浜田宏一、矢嶋康次、窪田真之、 佐藤雅彦、山口曜一郎、高田創、徳勝礼子、 松浦寿雄、山田一郎、壁谷洋和、市川雅浩、 戸松信博、宇野大介、山本雅文、柳澤浩、 鈴木誠、熊谷亮丸、小玉祐一、熊野英生、 竹中正治、週刊エコノミスト編集部
  • マイナス金利下における金融・不動産市場の読み方
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    2016年1月29日に、日本銀行が「マイナス金利付量的・質的金融緩和政策」の導入を決定し、従来の「量」、「質」に「金利」を加えた三次元の金融緩和手段がとられた。 さらに同年9月21日には、金融緩和の効果をいっそう強化するため、日本銀行は「長短金利操作付量的・質的金融緩和政策」と称した新たな枠組みの金融政策を実施に移した。 超金利緩和政策の継続・推進は、不動産向け融資のさらなる増大を通じて既成市街地での都市再生や良質な住宅ストックの形成に寄与するとの評価がある一方、資産価格の行きすぎた上昇をもたらし、資産価格の下落の引き金になることはないのかという意見や不動産向けの融資拡大が他産業の設備投資・ベンチャー融資を阻害し、産業の新陳代謝の足を引っぱることにはならないかという懸念もある。 本書では、金融・不動産市場を巡る諸問題について、斯界の研究者、エコノミストが様々な知見をもとに市場への影響を読み解くものである。
  • マイナス金利―週刊東洋経済eビジネス新書No.159
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    2016年1月29日、日銀は電撃的なマイナス金利導入を決定した。2014年10月の量的・質的金融緩和発表に勝るとも劣らない黒田総裁一流の奇襲といえる。  マイナス金利導入の真の目的な何か? 副作用はないのか? 円相場や株価への影響は?、国債はどうなる? そして個人の預金は・・・? さまざまな疑問に対し、専門家がその「功罪」をズバリ!解説する。  本誌は『週刊東洋経済』2016年2月13日号掲載の12ページ分を電子化したものです。 ●●目次●● マイナス金利の「功罪」 疑問にズバリ! マイナス金利とは何か? 銀行収益に大打撃! 欧州のマイナス金利政策 手探りで効果は不透明 マイナス金利下で株が「買い」の理由 マイナス金利導入でも円安効果は限定的
  • マイナス金利政策 3次元金融緩和の効果と限界
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    「史上最強の政策」真の効果は? 賛否両論が渦巻く歴史的な大実験、マイナス金利政策。経済、マーケットへの影響は? 副作用は? 長期停滞論、ヘリコプターマネー論も交え、徹底検証。 2016年1月、日本銀行が導入を発表したマイナス金利政策。1999年のゼロ金利政策以来でいえば第5の非伝統的な金融政策であり、「史上最強の枠組み」と黒田総裁が称する、量的・質的金融緩和(QQE)の両軸にマイナス金利を加えた「3次元緩和」政策です。 少子高齢化が進行するもとで、デフレとの長期にわたる闘いの末に導入を決断したマイナス金利政策によって、日本経済はデフレから完全に抜け出し、成長経路に戻ることができるのか。それともネガティブな効果を経済に与えるのか。日本銀行は財務の健全性を保てるのか。3次元QQE政策はどこまで継続できるのか。 未踏の金融政策の効果とリスクを理論・実証両面から解明するとともに、日本経済が成長を取り戻すための方策を提案します。
  • マイナス金利「税」で凍りつく日本経済
    -
    1巻1,760円 (税込)
    年初から世界の金融市場はフリーフォールに陥った。上海株の暴落は原油安に波及し、さらにドイツ銀行のCoCo債不安へと世界連鎖暴落が起きた。イエレンFRB議長による利上げがドルの乱気流となって世界を不安定化させたからだ。黒田日銀はマイナス金利まで導入して国債だけは守る体制に入った。米欧日が緩和マネーでごまかしてきた世界の化けの皮が剥れて、これから異次元の恐慌に突入してゆく。現金すら信用できない世界で金が輝きを取り戻す。
  • マイナス金利でも、お金はちゃんと増やせます。
    3.8
    「銀行に預けても意味がないというけれど、じゃあ具体的にどうすればいいの?」そんな悩みを持つ人に向けて、低金利時代の資産運用の基本的な考え方と、ちょっとしたコツを解説します!
  • マイナス金利にも負けない究極の分散投資術
    3.0
    マイナス金利時代には、もはや預貯金だけでは資産を守れない。そのうえ、世界の金融市場の連動性が高まり、従来の分散投資は通用しない。世界一の投信評価機関モーニングスターの社長が、先の読めない時代の新しい分散投資術を明かす!
  • 「マイナス金利」の真相
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    霞が関のウラまで知り尽くす、元財務官僚で経済学者の高橋洋一氏が、経済ニュースでは決して報道されない「マイナス金利」の真相を明かす!
  • マイナス金利―ハイパー・インフレよりも怖い日本経済の末路
    3.8
    1巻1,408円 (税込)
    邦銀と外銀との相対取引で発生した円のマイナス金利が、いまや短期国債市場にも波及している。 そうした事態を引き起こす原因を探っていくと、空前の金融緩和と、それと表裏一体となった財政拡張に突き当たる。 低い国債金利は市場が財政リスクを懸念していないからではなく、懸念しているからこそマイナス金利がある、というロジックが解明される。 外資系証券でレラティブ・バリュー・アナリストを務める著者が、金融マーケットが発している日本経済への警告を読み解いた、異色の日本経済論。
  • マンガと図解で徹底解説! マンション投資で「負け犬老後」にオサラバする!
    -
    近年、経済不安によって「負け犬老後」に陥る危険性が、多くの人に意識されるようになっています。昨今のマイナス金利下で、その対策としてじわじわ注目されるようになっているのが、「投資用マンションへの不動産投資」です。 ほとんど《ほったらかし》でいいので、よいパートナーさえ見つかれば投資の素人でも手がけられますし、家賃収入とローンに付く「団信」の活用で、どんな生命保険よりも有利な保障を、わずかな負担で手にすることも可能です。もちろん、老後の豊かな生活を実現する助けにもなります! 年収400万円から、貯金ゼロでも多くの人が実行可能なこの投資手法について、「マンション経営大学」や前著『生命保険より13倍お得! 安心老後をつくるマンション投資の教科書』(小社)で広く知られる著者が解説します。
  • 未来へのイノベーション
    5.0
    【大反響! 『正義の法』特別講義編第4弾!】 アベノミクス、ついに危険領域へ。 マイナス金利で、政府は“倒産”の危機に! 経済の低迷、国防対策、そしてエネルギー問題―― 現代の閉塞感を突破する、「幸福への選択」を提言。 選挙前のバラまき政治を認めたら、財政赤字が増えるだけ フクシマはもう安全。血税でつくった原発を捨ててはならない 中露が挑発するいま、沖縄から米軍を撤退させてはならない 「マスコミ全体主義」による無責任体制で、 この国が漂流することをくいとめる 目次 まえがき 第1章 救いのメカニズム  1 「根本精神」が抜け落ちている現代社会  2 「正しい見方」を提示してきた幸福実現党  3 国民から一千兆円借金し、増税する政府の“横暴”  4 「バブル潰し」の責任は政府とマスコミにある  5 「資本主義の精神」を取り戻せ  6 この世とあの世を貫く「救いのメカニズム」 第2章 未来へのイノベーション  1 未来事業モデルとしての幸福の科学  2 “危険領域”に入ったアベノミクス  3 今は「真っ当な経済観念」が必要  4 安倍政権のチグハグな政策  5 「原発反対」論者の無責任さ  6 「イノベーションの王道」とは何か あとがき

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