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「えっ、本当にこれだけでいいの! ?」
たった1枚の図を読み解くだけで、世の中で起こっている経済のあれこれがわかる!!
たとえば……
・「モノの値段」はどう決まる?
・「値段が上がったね、嫌だね」だけで終わらせない
などの、身近なことから、
・「お金の政策」いったい、何をどうしているのか
・「マイナス金利」「TPP」「消費税増税」をどうとらえるか
などの、もっと広い範囲まで「たった1枚の図」を使って本書では読み解いていきます。
・経済の素人が経済をきちんと理解できること
・理解したうえで、マスコミや学者、政治家の言葉に惑わされず、
自分の頭で考えられるようになること
この2点が本書の目標です。
最初から内容を削ることを目的としていたわけではなく、
この2つの目的を満たすために、経済の入門書に本当に必要な知識は何かと考えた結果、
自然と行き着いたのが本書なのです。
■目次
●プロローグ 経済の9割は「たった一つの図」でわかる!
●1章 「モノの値段」はどう決まる?
――【ミクロ経済学】需要供給曲線を頭に叩き込め!
●2章 すぐわかる1 「お金の政策」の話
――【マクロ経済学】半径1メートルの視点を広げてみよう
●3章 本当はシンプル! 「日銀と経済」の話
――金融政策は「金利」と「お金の量」のシーソーだ
●4章 これだけで十分! 「政府と経済」の話
――財政政策は、政府がお金を「取る」「借りる」「分配する」
●エピローグ これで「自分の頭」で考えられる!
■著者 高橋洋一
経済学部出身ですが、あまり経済のことが分からず、後ろめたさから、たまに入門書を購入して読んでいました。たまたまこの本を読んでみて、目からウロコでした。
私はあまり他人の影響を受けないタイプですが、これからは高橋先生の本で勉強しようという気になりました。
Posted by ブクログ 2021年09月30日
1.経済素人が理解出来ること。2.他人に惑わされず自分の頭で経済を考えられる様になる事。この2点を目的とし、需給曲線図のみを用いて経済を説明している。
筆者は、自身のキャリアの中で政治家相手に端的に簡潔にわかりやすく説明して来たのでしょう。とても分かりやすくて面白い内容でした。この図を用いて日常から...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月14日
この本以外にもわかりやすい経済学入門書はあるし、これ1冊で「入門」範囲でも十分とは言えないと思う。だが、あらゆる入門書の中で、この本を最初に読むことをお薦めする。「需要供給曲線だけ」を解説し、そのグラフだけを使って時事的な話題まで解き明かしていく。経済学の基本の基本の概念が繰り返し説かれている。この...続きを読む
経済学部への入学が決定した際に購入したものですが、内容がシンプルで分かりやすく高校で経済の授業を取っていなかった私でも理解できました。ただスマホ版だと図がわかりにくいです…
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