作品一覧

  • 環境とビジネス 世界で進む「環境経営」を知ろう
    3.5
    1巻1,012円 (税込)
    現在のビジネスの在り方を見直し,気候変動を含む環境リスクに対応する「環境経営」が企業の長期的価値を高める.カーボンニュートラルを掲げて行動を始めている世界のトレンドから影響を受けずにすむ企業はない.温室効果ガスの排出削減に努めそれをいかに開示していくか.気候変動リスクをチャンスに変えるための入門書.

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  • SDGsファイナンス
    -
    1巻1,045円 (税込)
    ◆カーボンニュートラルや気候変動対策で金融市場の仕組みが根本から変わり、新しいファイナンスのかたちが生まれつつある。企業の利益やインフラ整備の経済効果といった経済活動へのインパクトと同時に、温暖化対策や生物多様性といった自然資本へのインパクトが常に問われるようになる。 ◆急成長するカーボンクレジット市場、中小企業向けのサプライチェーン・ファイナンスなど銀行の気候変動への取り組み、ESGマネーと公的資金を組み合わせたブレンデッドファイナンス--狭義のESGを超えて、拡大、進化を続けるSDGsファイナンスの全貌に迫る。
  • カーボンニュートラルをめぐる世界の潮流 政策・マネー・市民社会
    -
    1巻1,980円 (税込)
    本書は、「政策」「マネー」「市民社会」を3つの柱に、カーボンニュートラルの世界はどのようなものなのか、サステナブルファイナンスの動向と課題、企業に期待されるESG経営、欧州・中国・米国・日本の動向、グリーン金融政策や金融当局による気候変動への取り組みについて考察。カーボンニュートラルに向けた世界の潮流の全体像を捉えた必読書。
  • 仮想通貨時代を生き抜くための「お金」の教科書
    3.7
    「お金」の過去・現在・未来を見つめる。 価格の乱高下だけが注目されがちな仮想通貨ですが、実は、金融市場のみならず、私たちの生活さえも、大きく変えていく可能性を秘めた存在なのです。本書では、仮想通貨登場までの「お金」の歴史を振り返り、「お金」の本質を明らかにしたうえで、仮想通貨がこれまでの「お金」の概念を大きく変えていく時代(仮想通貨時代)にあって、私たちはどのように「お金」と向き合っていくべきなのか? また、私たちが経済的な豊かさや自由を、どのように実現していくべきなのか? など、「お金」にまつわる様々な疑問について、かつて日本銀行政策委員会審議委員として金融市場の表も裏も知り尽くした著者が、わかりやすく指南します。 ※この作品はカラーを含みます。
  • 超金融緩和からの脱却
    4.3
    1巻2,376円 (税込)
    ・2016年3月末まで日銀審議委員を務め、マイナス金利導入には異議を唱えるなど、金融政策運営に関与してきた経済学者が、退任後異例の早さで刊行。アベノミクスの現状の理解と、これからを見通す上での必読書。 ・限界と副作用が懸念される超金融緩和政策から、持続可能な金融緩和へ、いかに移行していくかが世界のセントラルバンカーたちの喫緊の課題。市場の追加金融緩和期待に翻弄される日本、なかなか金融正常化が進まないアメリカ、域内対立を抱えながら超金融緩和を深める欧州など、各国の金融緩和の実態と経済の現状を分析。金融政策だけでは限界がありヘリコプターマネーを提唱する最近の識者たちの議論と実践上の課題も紹介。金融緩和のこれからを読み解く。
  • 元日銀審議委員だから言える 東京五輪後の日本経済
    4.3
    1巻1,485円 (税込)
    “宴の後”を希望へとつなぐ未来の処方箋。 かつて日本銀行政策委員会審議委員として、日本経済の表も裏も、光も影も知り尽くした著者が、東京五輪後の日本経済のゆくえを、鋭く予想します。 日本銀行による「異次元緩和」と「東京五輪開催決定」によって、株高や不動産価格の高騰、さらには企業の高収益が実現し、表向きは順調に見える日本経済。しかし、日本経済の未来にあるのは、決して明るい材料ばかりではありません。世界最悪レベルにある政府債務や、急激に進行する少子高齢化、長引くデフレ…。東京五輪後には、日本経済は、これまでの人類が経験したことのない、未知の世界へと突入すると、著者は説きます。では、それは一体、どんな姿なのか?  「株価はどうなる?」「為替はどうなる?」「不動産価格はどうなる?」「金融危機は再びやってくるのか?」「ハイパーインフレはおこるのか?」「日本の財政は破綻するのか?」…。日本の金融政策の最前線にいた著者だからこそ語ることのできる、日本経済の近未来予想図。

ユーザーレビュー

  • 元日銀審議委員だから言える 東京五輪後の日本経済

    Posted by ブクログ

    171205 白井さゆり 東京五輪後の日本経済
    難しい金融と世界情勢を平易に解説している姿勢は立派
    現在の異常な金融緩和政策に対する警鐘の書だが、諦めムードも強い
    歴史上、前例のない状態の先に何が待っているか 
    ⇒コントロールできない事態 混乱
    「統合政府論」(220)だけはいただけない B/Sが理解されていない

    持続不能な金融緩和を続けることは国家に対する背任行為と言うべき
    日本国民の不安は根源的 ①財政②社会保障 
    どちらも持続性はないのに誰も手をつけようとしない 手をつけられない
    太平洋戦争と同じで、誰も止められない 国家として脳死状態

    安倍首相と黒田総裁には国家に対する責任意識があ

    0
    2018年11月10日
  • 元日銀審議委員だから言える 東京五輪後の日本経済

    Posted by ブクログ

    元日銀審議委員で、モーサテでもおなじみの白井氏による、日本経済の課題と今後の展望について述べた本。経済の素人に対するような簡易な説明で、わかりやすく、よく理解できた。分析は緻密で深く説得力があった。特に、不動産と財政赤字に関する解説が、印象的であった。
    「株式市場において、今やGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)と日本銀行は、それぞれ日本株の第1位と第3位の大株主となっています」p43
    「(テーパリング)ETFの買い入れ量を減らしていくこと」p49
    「一般家計の金融資産は、2017年現在で約1800兆円ですが、なんとその半分以上の900兆円程度もの金融資産が、預金・現金なのです。これは

    0
    2018年10月21日
  • 元日銀審議委員だから言える 東京五輪後の日本経済

    Posted by ブクログ

    日銀の財政ファイナンスを問題視する経済の本その2。日本の財政は、経済学の教科書で語れる範疇を越えてしまい、誰もどうしたらいいか分からないし、この先どうなるかも分からないという、無責任極まりない本(無責任なのは著者ではなく、政府・財務省と日銀なんだけど)。それでも、近い未来に起こりそうなこと・起こりそうにないことを、分かっている材料から少しでも読み解こうとする姿勢には好感が持てるし、書いてあることは納得性が高い。

    0
    2017年10月14日
  • 超金融緩和からの脱却

    Posted by ブクログ

    本書は、2016年3月まで日銀政策委員会審議委員を務めていた白井さゆり氏による、近年の金融政策について、日銀と海外の中央銀行の両面から細かく解説した本である。本の内容としては、金融政策の理論的な面に触れつつ、近年の特異な市場反応をはじめとした実際の金融政策の効果について解説しており、理論と実践のバランスが取れており非常に理解がしやすかった。また、白井氏は元々の専門が国際金融であるため、海外の金融政策についても知見が豊富であり、海外と日本の金融政策を比較しながら解説してあり、そのような点も非常に興味深かった。
    自分は昔マクロ経済学で金融政策を学んでおり、現在では金融についてはなんとなく覚えている

    0
    2016年10月06日
  • 環境とビジネス 世界で進む「環境経営」を知ろう

    Posted by ブクログ

    環境問題に関心を持ったのでトライしてみました!
    用語がたくさん出てくるので、それを覚えながら読み進めるのは大変でしたが、わかりやすく書かれている本ではないかとおもいます!まとめページもありますし。

    0
    2025年05月18日

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