紀行作品一覧

  • 『火山で読み解く古事記の謎』トラベルガイド【文春e-Books】
    無料あり
    3.8
    神話の舞台を歩くための無料ガイド! 「九州、出雲、熊野の火山活動によって形成された風土が古事記神話の背景にあるのではないか」 こんなアイデアから文春新書『火山で読み解く古事記の謎』は始まります。 著者は火山の現場を歩きながら古事記神話の謎ときに挑みました。このガイドでは、その取材の過程で撮りためたカラー写真をふんだんに用いて、火山活動が生み出した雄大な光景や、奇妙な風景などご紹介します。 それにくわえて実際に著者と同じ場所への旅行を企画している方に向けて、役に立つ情報をお届けします。鹿児島の離島・硫黄島や霧島・高千穂、出雲地方、隠岐諸島、熊野までのアクセス、現地の交通や宿泊事情、さらには事前の情報収集に役立つウェブサイトをご案内。 文春新書『火山で読み解く古事記の謎』を読んだ方はもちろん、まだ読んでない方も神話の謎に引き込まれます。 このコンテンツをスマホにおさめて、神話の舞台を実際に歩いてみませんか。

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  • リリのアメリカンサモア日記 ~シアワセの形は人それぞれ~
    -
    青い空、白い雲。大海原を渡ってくる涼しい風にヤシの葉が揺れる、そんな平和な時間の流れる南の島をイメージして移住した、アメリカンサモアのツツイラ島。 しかし私は、頭の中で描いていた「南の島」とのギャップに驚きおののき、困惑の日々を送ることになった。日本の常識はもちろんまったく通じない。「そんなのアリか!」から、「それもアリか...」と肩から力の抜けていくような体験の数々。それでも、のんきで優しい島の人たちに囲まれて過ごした3年間で知ったこと。それは「シアワセの形は人それぞれ」。 米国ワシントン在住の著者ヨーク水砂子が綴る、アメリカンサモア、ツツイラ島での、困惑と爆笑、憤慨、それから時々号泣の、滞在日記。
  • 女ひとり旅ファーストステップ。予定のない休日からの卒業。日帰り旅行のススメ10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量9,000文字程度=紙の書籍の18ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき  休日に予定なしの女子は多い 最近、インターネットでこんな記事が出ました。 独身女子6割「週末は予定なし」彼氏ナシでも“リア充”女子は1割未満 毎日仕事でぐったりなのに、休日にまで何か予定を入れるのは考えるだけでも疲れてしまう。だから、予定を入れるのも億劫になってしまいます。 だからと言って友達と約束をすると、どんなに楽しみにしていても友達が突然「家庭の事情で行けなくなった」とキャンセルされてしまうこともあります。 ひとりで食事に行くのも何となく敷居が高いのに、ひとりで旅行なんて!どこで食事をして夜はひとりで何をして過ごせばいいのという声が聞こえてきそうです。これだけ独身女性が増えたというのに、ひとりで旅行に行くにはかなりハードルが高いような気がします。 ひとりで海外旅行なんて考えるだけで、ものすごい覚悟が必要になりそうです。彼氏のいる友達は旅行に行って、自分はお土産をもらうばかり。 休みの日は洗濯をして、掃除をしてやるべきことは多いので別に特別な予定を作らなくても構わないと思う反面、何かしたいという気持ちもあります。 最初の一歩ということで、ひとりで日帰り旅行をしてみてはいかがでしょうか。 莫大な費用も、石のような勇気も必要ありません。普段のショッピングの延長くらいの気持ちで一日旅行を楽しんでみましょう。 著者紹介 企業助っ人及びフリーライター。公務員、一般企業を経て派遣業務。登録した会社は30社以上、その派遣先で経験をもとに書籍「ハケン道」(扶桑社)を出版。メディアで取り上げられる。 現在は、一般企業での業務の合間に家賃28,000円の店で2,000万円の売り上げをあげるなど企業の人材教育、営業戦略などコンサルティングなどもおこなっている。
  • ヅーフ日本回想録 フィッセル参府紀行
    -
    ヅーフとフィッセルという2人のオランダ人が江戸時代の日本について記した貴重な資料。オランダ商館長ヘンドリック・ヅーフは、1799年から19年、日本に滞在し、3回の江戸参礼を務めた。フィッセルは、1820年に日本を訪れ、1829年までの9年を日本で過ごした。訳と註は、夏目漱石の友人としても知られる歴史学者の斎藤阿具。 ※本製品は、国会図書館デジタルコレクションの画像データをもとに作成されています。一部に読みにくい箇所があります。

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  • シーボルト江戸参府紀行
    -
    【江戸参府紀行】シーボルト著 呉秀三 註訳(文語訳) シーボルトの江戸参府は1826年2月から7月にかけて行なわれた。本書はその紀行の日程に合わせて、序文と11章にわたり出来事が克明に記録されている。シーボルトはこの江戸参府に大きな期待を寄せ、序文では2年間を準備に当てたと書いている。滞在先では各地からやってくる、医師や蘭学者に面会して精力的に活動。医師たちに天然痘の講義、若千ながら手術を実演し、将軍家の日本人医師から訪問を受けている。各地で日本人と触れ合うことで、シーボルトの日本研究はより深まっていった。この『江戸参府紀行』は鎖国当時の外国人による数少ない記録であり、当時の日本人たちを知る上で貴重な資料。出版-駿南社(1928年)、出典-近代デジタルライブラリー 【著者】シーボルトPhilipp Franz Balthasar von Siebold(1796 -1866年)ドイツの医者。ドイツの名家に生まれ、ヴェルツブルグ大学にて医学、植物額、地理学、人類学を学ぶ。1822年オランダ領東インド陸軍病院少佐に任命され、バタヴィア(現ジャカルタ)を着任。1823年に鎖国中の日本・出島のオランダ商館医として来日。各地から集まった日本人医師に医学や諸科学を教え、日本の植物を収集した。1826年には将軍徳川家斉に謁見。1823年に『シーボルト事件』で国外追放となる。帰国後は日本研究をまとめ、西洋における日本学の発展に大きく影響を与えた。1866年、ミュルヘンで70歳没。

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  • オペラ放浪記[電子版:第1巻]――2001年編ヨーロッパ・オペラ鑑賞旅行記
    -
    1~6巻110~550円 (税込)
    ヨーロッパのオペラは安い! 総額60万円。61日間、列車内28泊、オペラ59本、演奏会12回聴きまくり、全公演の詳細データを掲載。第1巻は、旅行のための準備と実践にそなえての解説、そして、ラトルの「トリスタンとイゾルデ」に痺れる/ヴィーンで「ビリー・バッド」のプレミエに立ち会う/フランクフルトで、リーム「メキシコの征服」再演、などなど……。2001年のヨーロッパオペラ公演聴きまくりの足どりの詳細レポートは、交通手段からホテル情報まで。普段着のまま気軽に手軽な料金(1000円から2000円程度)で地元のオペラ・ファンと一緒にオペラを愉しみ聴きまくった、楽しいオペラ旅行記全6巻。 ◎底本:『オペラ放浪記 2001年編 ヨーロッパ・オペラ鑑賞旅行記』ISBN978-4-434-05227-9(2004年11月25日初版発行:知玄舎/発売:星雲社)から序章と第1章を[電子版:第1巻]として編纂。
  • 恋する旅女、世界をゆく (1) 魅惑のインドネシア・マレーシア・シンガポール編
    1.0
    1~4巻149~169円 (税込)
    29歳で会社を辞めて世界放浪をはじめる。結婚や出産という女のピークを迎える30歳を前に、敢えて旅女になると決めたのは、自分らしく生きることへの挑戦だった。出発の夜、「旅で素敵な女性になるのよ!」と言って家を出た。旅の一発目、ドキドキワクワクするなか、旅女が向かったのは惑星のような火山の村。それから異国情緒たっぷりの古都ソロや死ぬまでに必ず訪れたかった世界遺産ボロブドゥールなどインドネシアを放浪。その後、親友のいるマレーシア、シンガポールへと魅惑的な旅が始まった! 電子書籍限定のオリジナルフォトを加えた『恋する旅女、世界をゆく』シリーズ第1弾!
  • ロンドンに恋しちゃった
    -
    1巻261円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 著者のロンドン滞在中に起きたおかしな出来事や笑ってしまう事、そしてラブライフを描いたマンガエッセイ。日本との違いに驚く著者の目を通して、ロンドンライフのおもしろさ楽しさが伝わってきます。第1回マイナビeBookコンテスト入選作品。
  • 海外個人旅行の準備はどうする?エピソードでわかる持ち物と事前準備。20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 私は大学二年、19歳のときに初めて日本を出て外国へ行きました。 準備したスーツケースは特大サイズ、洋服もできるだけ詰め込みました。 家族誰も海外旅行をしたことがなかったので何もわからず、現地になかったらどうしようとひとり悩み、使い慣れたバスタオルやパジャマまで持って行きました。 みなさんは、これから初めて海外旅行をされるのでしょうか。 期待と不安でワクワクドキドキかもしれませんね。 旅行中も予測できないハプニングで、事前に準備したとしても不都合が起こるかもしれません。 それでもきちんと準備をした方が、初めての海外旅行への不安を少しでも減らせて、目的地への理解も深まり、旅行をもっと楽しめると思います。 私は今や、どこへ行くにもデイパック1つでほぼ済むように、どうやって荷物を持って行かないかに心を砕いています。 けど私も海外旅行を始めた当時はものすごく緊張していました。 あれから何度も旅行するにつれて、経験から必要なものと不要なものの予測がつくようになり、準備が楽になったのかもしれません。 私や周囲の人たちの体験に基づくこの本が、みなさんの事前準備に少しでもお役に立てれば幸いです。 【目次】 第一章 海外旅行の準備とは 第二章 出発空港で必要なもの 第三章 旅行中に必要なもの 第四章 あると便利なもの 第五章 その他 第六章 準備リスト(まとめ) 【著者紹介】 中田あえみ(ナカタアエミ) 東京都出身千葉県生まれ。 海外在住期間21年以上、今まで訪れた国や地域は50か所以上で趣味は海外旅行とジム通い。 シンガポール留学時代のエッセイ本『ひとりじゃなかった』上梓後、香港を拠点として経済とスポーツを中心に記事を執筆。 最近はKindleで語学とビジネス系の電子書籍を出版しつつ、自分のジャンルを広げようと活動中。
  • 身体にやさしいインド――神秘と科学の国の「生きる知恵」
    値引きあり
    3.5
    神秘と魅力がスパイスの香りのように伝わってくる!――今や日本の各家庭こだわりの味「カレー」。その発祥の地インドの「食」に秘められた「生への知恵」が忠実に伝え続けられる台所には、単純にして明快な哲学があった。インド放浪が生みだした本書で、読み終えたあと哲学している自分に出会えます。ファンタジーなイラストによる書き下ろしのカラー口絵、本場のインド家庭料理レシピも加わった魅惑の1冊!「読んで私は今すぐに“生命と科学”のインドに行きたいと思った」と語る村上龍までをも魅了した新旅行記!
  • 「即興詩人」の旅
    値引きあり
    4.0
    画家・安野光雅が「無人島に持っていく一冊」と公言してはばからない、森鴎外訳の『即興詩人』。童話作家アンデルセンの自伝的名作を、100年前に日本に紹介した鴎外の雅文体の美しさに魅せられ、波乱万丈のラブストーリーに胸躍らせて、物語の舞台のイタリア各地を巡った紀行画文集。「声に出して読みたい」原文をたっぷりと引用しながら、ローマから始まる『即興詩人』のストーリーと、画家の紀行文と美しいスケッチと。1冊で3回楽しめる、安野光雅イタリア紀行画文集。 ◎「カプリ島を去るとき、もうこの島に来ることもないだろうな、と思ったものですが、わたしは、また同じ道を行くかもしれません。何年か先、すっかり年をとって、杖でもついて、おろおろとあのあたりを歩いているのじゃないか、という予感がします」(あとがきより)
  • よい旅を、アジア
    値引きあり
    4.0
    旅立つ人のうしろ姿に、そっと声をかけたい。よい旅を!と。気ままにゆっくり、アジアの街をひとり泳ぐ。つらくて泣きたい夕暮れ時、人恋しくてたまらない夜もあった。台湾、ソウル、香港、雲南、チベット、マレー半島、そして熱風のインドへ。私の旅は、アジアから始まった。はじける元気と好奇心と哀愁に満ちた旅本。
  • アジア発、東へ西へ
    値引きあり
    -
    台湾~沖縄の人情味溢れる船旅の後は、インドネシアの「夢の島」にあるナゴヤタウンの謎に迫る。モンゴルで、無人の草原に遊んだり、酒も強くないのに本場のスコッチを求めてスコットランドへ……。どれも、ほんの一瞬の出会いだったのに、いつまでも心に残る風景・人・言葉。いつも自然体で異国に溶けこむ葉子さんの、世界あっちこっち旅物語。どこかへ行きたい誰かに会いたい……。
  • 家もいいけど旅も好き
    値引きあり
    3.0
    「いちばん居心地のいい場所は?」と問われたら、迷わず家と答える葉子さんが、エイヤッとばかりに旅に出た。東北のひなびた温泉で、溜息ひとつ、お伊勢さんで食い倒れ、はたまたヴェトナムで屋台めぐりを楽しんで、カリフォルニアのスパ・リゾートに沈没。それもこれも、家事や仕事に追われる、愛しい日常あってこその旅。登山に温泉、スパにウォーキング……。日本、台湾、ハノイなどをめぐる、ほのぼの一人旅。
  • 神をさがす旅 ユタ神様とヘミシンク
    3.5
    1巻305円 (税込)
    南の島々で神の声を聞く。感動的なスピリチュアル紀行! 作家の山川健一が、屋久島のパワースポット「もののけ姫の森」で、ヘミシンクを通じて神々と対話する。白い神のヨオクは心優しい神で、黒い神のゴオルは恐ろしい祟り神だった。結界を張り島を守りつづけてきた彼らのメッセージとはなにか? 嵐の中を奄美大島へ飛び、現代のシャーマンであるユタ神様たちにインタビューする。そして、神は恐ろしい存在でもあるということを、身をもって知ることになるのだった。 台風一過の奄美の森を走る真夜中のドライヴツアーでは、ハブの恐怖に怯えながら危機一髪。 湯湾岳では山をさまよう姉妹の霊をクルマに乗せ、加計呂麻島の「セリ」では懐かしいソウルメイトに再会する。 「2012年を迎えようとする今、島々に神を降ろそうとしている人々がいるのよ」 怒れる神々を降ろすと、日本の全体が災害に見舞われるのではないか? 旅の終わり、ついに作家は、近未来への希望をつかむ。 誰にでも果たすべき役割がある。 島には神々と精霊達が宿っていた。 「目には見えないだけで、そういう世界は本当にぼくらの身近に存在する。島旅は、ぼくにそういう確信をもあたらした」(エピローグより) まったく新しいスピリチュアル紀行文学の誕生!
  • ONE LOVE JAMAICA
    -
    1巻305円 (税込)
    もしかしたら、自分は今、楽園にいるのかもしれない――。月と星々と、濃い闇の島。太陽と風と黒い肌。ジャマイカは強力な磁石のように、多くの人々の魂を引きつける。魂のジャマイカ紀行。
  • 魂の旅 地球交響曲第三番
    値引きあり
    4.5
    『地球交響曲第三番』撮影開始直前、出演予定者・星野道夫の訃報を知った監督・龍村仁は「見えない星野」を撮ろうと決意する。亡き友、そして大いなる自然と生命の記憶を求めて紡がれた「魂の旅路」を巡るエッセイ。
  • たった1週間で世界が広がった、中国・内陸都市への放浪記 巻一:準備編。10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量11,000文字以上 12,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の22ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 【書籍説明】 2016年5月9日~14日。 著者は急遽中国へ行くこととなりました。 海外旅行など全くの素人である私が紆余曲折を経て中国本土の文化を楽しむようになるまでの経緯を、 中国放浪記・三部作と題して経験譚と誰にでも参考となる教訓をご紹介したいと思います。 巻一では、実際に中国に出発するまでの事前の準備や知っておくととても助かる生活事情に関する話がメインです。 【目次】 ●中国、歴史に憧れた国に足を運ぶこととなったきっかけ ●まず何よりも入金までのスピードが命・・・航空券は足で取れ、数社の代理店を行脚 ●Ctrip・百度(Baido)、ネット検索と中国語をフル活用・・・中国の物価の安さに驚いた、ホテル・列車予約 ●自分の為のパンフレット作成・・・google、yahooが使えない、simフリー端末の1Gという縛りプレイを制する命綱 ●備え過ぎれば憂い増し?最後の手荷物確認・・・何を恐れる、攻めの姿勢を思い出せ! 【著者紹介】 いちたか風郎(イチタカフウロウ) 1991年1月8日生。2013年愛媛大学法文学部人文学科卒業。 新卒で地元のスーパーマーケットに就職するが、一身上の都合で退職。 それ以後どうしようか迷っている時にWEB上で執筆の仕事があることを知り、ライフワークとすることを決めて執筆活動を開始する。 得意分野は中国古代史。 現在は留学に向けて中国語の勉強をしていると同時に、執筆活動や中国史の勉強にもより一層力を入れている。
  • エアへんろ(一〇分で巡る、日本の迷路)「関西三ヶ所」箕面の山(大阪)/大台ヶ原(奈良)/吉野・金峯山寺(奈良)10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量11,000文字程度=紙の書籍の22ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 書籍説明文 まえがき 忙しい。でも、心ふるえる風景には出会いたい。そんなあなたを日本の迷路へご案内。 三年前に亡くなった父から、山歩きを教わった。山を歩くときはいつも父と二人だった。 生まれたての弟がいた。母への気遣いから私は連れだされていたのだろう。 週末ごとに出かけたのは、山といっても標高三〇〇メートルあまり。 整備された遊歩道だった。とはいえ子供にとっては大冒険。 迷路みたいなハイキングコースで、必死に父の後ろを追いかけた。 山ばっかり。足が痛い。涙を流したのもなつかしい思い出だ。 晩年の父は激しい腰痛でほとんど歩行困難だった。 車いすを押しながら父の後ろをゆっくり歩いた日も、私はひっそり涙をこぼした。 ちなみに父は生きている。私の体内で、DNAとして。 さて、私自身実際に訪れ、心のふるえた日本の名所をご紹介しよう。 行き先は「関西三ヶ所」。 箕面の山(大阪)/大台ヶ原(奈良)/吉野・金峯山寺(奈良)。 笑いあり、涙あり。 読むだけで旅気分が味わえるだろう。 同行二人。ともに心のへんろに出かけよう。
  • 61カ国を旅した女子の旅行ノウハウ!海外旅行を安く深く楽しむ方法10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量13,000文字程度=紙の書籍の26ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションで ご利用いただけます。是非、お試しください。 書籍紹介  まえがき 「旅」。それは、あなたにとってどのような役割を果たしているだろうか。自分自身を再発見したい、 いろいろな価値観を身につけたい、大事な人とともに思い出を作りたい、日々のストレスから解放されたい等、 目的は人によって様々だろう。どんな目的でもいいから旅に出ることで、かけがえのない友人に出会えたり、 人生の転機が来たり、考え方が変わったり。日々の生活に戻った時に、不思議とエネルギーに満ちている自分自身に驚いたりするものだ。 人によっては、できるだけたくさんの国々を旅したいと思っている方もいるのではないだろうか。 私もその一人だったし、今もなお、夢を追い続けている。 尊敬する恩師の一人が、当時40カ国を旅したことを話してくださり、いつか恩師を超えよう、と当時心に誓っていた。 成人して自分で何でも実行できるようになってからは、待っていましたとばかりに旅をして、たくさんの人々に支えられながら、 61カ国を訪れることができた。今では生きている間に、できるだけたくさんの国々を自分の目で見ることができたら、 人生に更に潤いがもたらされると確信している。 皆様にも、生きている間にいろいろな国を訪れていただきたい。 ・・・・・・前書きより 著者紹介  桃原ジュリア 5年間の留学経験を持ち、留学中に61ヵ国を旅して様々な事を各国で体験する。 現在は大学・大学院、専門学校等で非常勤講師を勤める傍ら、各地で感じた事や各地でのストーリーを、 文章や芸術等、様々な方法で人々に伝える活動を行っている
  • 「かわいい子には旅をさせよ。」魅力が盛り沢山の一人旅。ぜひあなたも行ってみよう!10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量8,500文字程度=紙の書籍の17ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 旅と聞いて、大勢の方は、「卒業旅行」、「家族旅行」、「修学旅行」、「新婚旅行」と言ったような、二人以上で楽しむもの、と言う方が大多数だと思います。反面、「一人旅」、と聞いて皆さんは何を連想するでしょうか?「寂しい」「面白くない」「トラブルがあった時困るんじゃないの?」などなど、ネガティブなイメージが強いのが、一人旅をした事が無い方のイメージではないでしょうか。この記事を書いている私もこんなイメージが強かったのですが、今では一人旅の虜になってしまいました。家族も友達も人並みにいるのですが、旅は一人がお勧めです。このように至った経緯を含め、一人旅をすることで得られる様々な魅力についてお伝えしていきます。この本を読んで、一人でも多くの方が、一人旅の魅力に気がついてもらえれば幸いです。
  • 浦島金太郎の犬旅。犬を連れて貧乏旅に出よう。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量10,000文字程度=紙の書籍の20ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 書籍説明文 犬好きなら、もっと犬と一緒にいたいと思うのは当然。一緒に旅をしてみよう。愛犬との信頼関係がさらに深まるかもしれない。 作者自らの経験をもとに、犬との歩く旅の仕方を考える。旅先の選択、準備、旅のなかでの留意点など本書のなかで紹介する。 著者紹介 浦島金太郎(ウラシマキンタロウ) 子供のころから犬との暮らしにあこがれたものの団地住まいだったため自宅ではかなわず。 それでも秘密基地を作り野良犬と過ごす場所を創出、親に内緒で無理やり犬を飼う生活に。 大人になり結婚と同時に夢をかなえる。ペットではなく南房総の自然を楽しむ相棒として雑種の犬一頭と暮らす幸せな変人。
  • 浦島金太郎のニュージーランド貧乏旅。バックパックを背負って旅立とう。一生の友だちに出会えるかもしれない旅。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量13,000文字程度=紙の書籍の26ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 書籍説明文 1年間ニュージーランドをヒッチハイクとアルバイトで旅した浦島金太郎の経験をもとに、ニュージーランドに深く触れる旅のしかたを紹介する。 文中では、「貧乏旅」と称するこの旅の手法だが、本当の目的は安く旅行をすることではない。観光ガイドブックにはのらない場所を見つけ、人と出会い心豊かな旅をするノウハウ。 まえがき 今学ぶべきニュージーランドという国 この国が改めて紹介するまでもないほどメジャーで人気の高い国であることは言うまでもない。しかし、私が紹介したいのはガイドブックに掲載されているような名所、旧跡、魅惑のアクティビティではない。 ニュージーランドといえば、牧場が広がり、牛、羊が歩く牧歌的なエリアと、スッキリとした清潔感あふれオシャレでしかも古き良き開拓時代のアンティークさを合わせもつ都市が融け合う魅力的な観光立国。そして、近年ではバンジージャンプやジェットボートに代表される大自然を過激に楽しむアクティビティも有名となっている。 ぜひ、そのあたりは旅行誌や、インターネットをご覧いただくこととさせていただき、本書でご紹介したいのは、紹介されることの少ないであろうこの国のもう一方の姿とその旅をするときのちょっとしたコツ。 一人でも多くの人にこの国にご興味を持っていただき、できることなら訪れて触れていただきたい。今、わたしたち地球人がこの国に学ぶべきことがたくさんある。 全編を通して感じていただけることを祈るが、この国は粘り強くて、明るくて、気さくで、そして底知れず優しい。みんながニュージーランド人みたいに生きたらきっと平和で楽しい世界になるのになぁ、といつも思う。 ニュージランドの貧乏旅の世界へようこそ! 最後までお読みいただき、あなたの旅立ちの日が近くなることを祈る。
  • 浦島金太郎の貧乏旅のススメ。旅行客から「旅人」へ。多くの出会いと感動。ココロの旅に出よう。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量9000文字程度=紙の書籍の18ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 いきなりお詫び。 けっして、世の中に背を向けた世捨て人や、聖人になっているつもりはない。こう見えてわたしには家族もあり、俗物的なことも大好き!使うときにはパァ~!っと使ってしまい妻にぶっ飛ばされたりすることある。そんな私がこの「貧乏旅」をおススメするのはなぜか? それは、楽しいからなのだ!貧乏旅行は楽しい!貧乏旅行と言っても安宿を使って、各駅停車の旅どころの話の節約旅行ではない。もっと、もっと貧乏な旅行が良い。 この「本気の遊び」を始めたのは、私が小学校5年生のころで、加速がついてしまったのは18歳。40歳代半ば、そこそこ稼ぐようになり俗物的な暮らしをするようになってなお、やめられない。 申し訳ないが、この本を読み始めたあなたをこの奥深い「貧乏旅」という世界に引きずり込む。そして、あなたはもう抜け出せない。この原稿を書きながら・・ほくそ笑みながら・・心より?お詫び申し上げる。 読み終わった10分後のあなたの胸は、「最初はどこへいこうかなぁ・・」というワクワクでいっぱいになる。下手すりゃ仕事も手につかなくなる。 本当に申し訳ない。
  • ひとり女子旅で高知県へ!女性の感性を磨く個人旅行の楽しみ方。女の一人旅だからこそできる楽しみ方。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき ひとり旅をしたことがない。してみたいけど勇気が出ない。何回かしたことがあって楽しかったからまたやってみたい。本書は、そんな女性に特にオススメしたい高知ひとり旅の楽しみ方を書いたものです。 「高知県」と聞いてあなたは何をイメージしますか?「カツオ」「坂本龍馬」「よさこい」「桂浜」「酒豪」…どれも間違いではありません。でも、高知県にはそれだけではない楽しさが隠れています。 この本は、実際に滋賀県出身の私が高知県に行き、感じた感覚を元に執筆しました。言葉のイントネーションが違う。人の気質が違う。肌で感じる空気が違う。そして「なんだかわからないけど、心と身体が楽」と気付いたことから高知暮らしを決意。結果的に、1年半という短い期間ではありましたが実際高知県で暮らすことになり、色々な経験、出会った人たちがその後の自分の人生にも大きく影響を与えてくれることになりました。 今の社会は、昔と比べて入ってくる情報が桁違いに多いです。そのため、どうしても頭、理屈先行で進んでいきがちですが、それではバランスがとれません。あれもこれも考えすぎて、他人の期待に応えようとして、頑張りすぎていっぱいいっぱいになってしまった人にこそ、本来女性が得意といわれている「感覚」「感性」を思い出すきっかけとして本書を役立てて貰えれば嬉しいです。 そしてぜひ実際に高知県に足を運んでみてください!
  • おしゃべり猫ターキーと行く三世代旅行記・熊本城編~幼児と赤ちゃん2人連れ旅行を成功させるコツをおしえるにゃん~10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき おひさしぶりにゃ。ぼくターキーにゃ。 おしゃべりで元気いっぱい人間が大好きな猫だにゃん。 子どもと一緒の旅行はいろいろと苦労が多いにゃ。あっちこっちでトラブル続発、ゆっくりできるのは宿泊先で子どもが寝静まった後だけ…なんて経験があるそこのあにゃた。 普段は同居していないおじいちゃんやおばあちゃんと初めて一緒に旅行をしようと考えているそこのあにゃた。 「熊本城に一度でいいから行ってみたい。でも子どもは退屈してしまうかも。それに史跡に興味が有るのは家族で自分だけなんだよね。」とまさに今思ったそこのあにゃた。 この本ではターキーが熊本へ旅行に行くある家族に密着して、三世代旅行、幼児と赤ちゃん2人連れ旅行を楽しく快適に過ごす工夫を紹介するにゃん。実際に行ってきたからこそわかる失敗や困った事例も盛り込んでいくにゃん。熊本城、城島高原パーク、中津城の簡単な解説入りにゃ。 みんなが笑顔になる旅行にレッツ・ゴーにゃー。 ・大人の人数>子どもの人数=旅に余裕が生まれるにゃ ・飛行機にレンタカー赤ちゃん連れを襲うトラブルはコレにゃ。 ・子どもが退屈しがちな史跡では思い切ってふた手に分かれて行動にゃ。 ・熊本城、幼稚園児にウケたポイントはココにゃ。 ・お宿選びのポイントとあったら嬉しいサービスや施設とは…にゃんだ? ・三世代で遊園地を楽しむポイントを紹介にゃ。 ・中津のグルメといえばもちろんアレにゃ。 ・もう疲れてクタクタにゃ。旅のシメの夕飯はこれがおすすめにゃ。
  • バックパッカーになれない女子の一人旅「韓国で女一人旅はどこまで安全なのか?」10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 プロローグ まずは、私について、少し自己紹介のようなものをします。昔から、旅行番組が大好きでした。初めて海外に出たのは高校生のとき。オーストラリアに3週間ホームステイして、シドニー、ブリスベン、ゴールドコーストと回りました。 大学時代は勉強で忙しかったので、あまり海外にはいけませんでしたが、結婚して旅行熱が再発。今まで訪れたことがあるのは、オーストラリア、シンガポール、台湾、韓国、カナダ、アメリカ、イギリスと7カ国になりました。 でも、バックパッカーは絶対にできません。現地で必死に宿を探したり、知らない人と延々とバスに乗ったりなんて考えると「無理、むり、ムリ!!」と叫びたくなります。ある意味、バックパッカーと呼ばれる人たちは、私にとっては賞賛すべき対象なのです。では、なぜ、こんな私が一人旅デビューをしたのか。ちょっと理由を書いてみます。 少し前の2011年8月。当時大学院に通っていた私は、ふと「海外一人旅してみたい」と思いました。そのとき、主人(と書くのが正式な表記なのですが、以下「旦那」にします)が一身上の都合で会社を休職していたので、さすがに一人旅はまずいかな…と、一度は踏みとどまりました。 しかし、「断られたら断られたでいいや」と思い、「あのー、海外一人旅に行きたいんですが…」と打ち明けたところ、さっそくオッケーの返事。しかし、問題はまだ待ち構えていたのです。大学やアルバイトの都合で余裕が取れるのが、8月の終わりの4日間だけ。そんなタイトな日程で行って帰ってくることができる場所といえば、ソウルか台北しか思いつきませんでした。 当時、韓流ドラマの影響で、「一度は韓国に行ってみたい、いや、いつか行かなきゃ!」と思った私は、さっそく行き先をソウルに決定。準備から出発まで一週間もないハードな旅行のプランニングが始まったのです。 …と、前書きを書いてみました。この本は「バックパッカーになれない女子が一人海外旅行を企てるとどうなるのか?」「韓国で女一人旅はどこまで安全なのか?」をテーマにして書いてみたいと思います。世間では「国自体が反日」「日本人が行ったら石を投げられる」などと恐ろしいことばかりいわれていますが、そんな人ばかりじゃないよ、ということを私の失敗も含めて語ってみたいと思います。
  • 心をさがす旅 思い出のヨーロッパ
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    1巻330円 (税込)
    ヨーロッパ文化文芸紀行 ヨーロッパでの文化文芸紀行。併せて、外国で暮らす日本人を描く。 【目次】 氷の歯形・シベリヤ/賑やかな死・ロンドン/心をさがす旅・マドリード/磔のペテロ・ローマ/音楽の都・ウィーン/遺された壁・パリ 【著者】 畑村達 1926年 山口県生まれ。九州帝大工学部中退。教諭、司書、大学職員を経て日本文芸家協会会員。作家。主な著書に「今日と明日の間で」「昭和天皇と侍医長の死」「海と廃墟の街から」「炎の国、孤島の舞」電子本「オクツキの海」「嗤う瀧」「工場閉鎖」等がある。
  • 樹木のパワー (ナショジオ・セレクション) 世界の樹木の物語
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 雑誌「ナショナル ジオグラフィック日本版」の好評記事をデジタル化してお届けする「ナショジオ・セレクション」。本編は2017年3月号の特集記事。 どんな木にも物語がある。歴史的な瞬間や痛ましい悲劇を見届けた木もあれば、人々の信仰を集めてきた木もある。童話に登場する森は精霊や魔女、オオカミのすみかとなり、そうした物語は「めでたしめでたし」で終わることもあれば、そうはいかないこともある。 ニュートンが「万有引力の法則」を発見するきっかけになったリンゴの木、9.11の大惨事を生き延びた木、アフリカの村人が集うマンゴーの巨木……。世界各地のさまざまな木を取材したのは、写真家のダイアン・クックとレン・ジェンシェル。木は人間にひらめきを与え、傷ついた心を癒やしてくれる。 私たち人間に寄り添う樹木の物語を、美しい写真とともに紹介する。
  • ホライゾン 第1号
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 特集・夢追人シリーズ(1)---古代の奄美が語りはじめた---中山清美 空想ワールド---ゴジラが見える島々---山下賢章 もうひとつの郷土史「食」---茶うけ味噌の贅沢---泉 和子 旅エッセイ お魚になりたい気分にさせるサンゴ礁の島---内田ミネ 島唄ワールド---島唄:シマウタ・SHIMAUTA---古勝早人 奄美民話美術館 ケンムンの棲家「ガジュマル」---恵原 要・浜田 太 ホライゾン・インタビュー ヤナギヤクインテット---永ニ優子・渡辺伸雄 シマを撮る---40年前の名瀬「奄美天文館通り」---芳賀日出男 奄美探検隊---「つぶらな瞳の天然記念物」---宮川 勉 奄美の音聴話---島育ち---指宿邦彦 シマゆむたに惚れて---山田 薫 イベントインフォメーション---’95/8~’95/12 次号予告・奄美群島観光連盟会員名簿
  • The Night in the Coast Starlight
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    1巻330円 (税込)
    英語の短編旅行エッセイ。 アメリカアムトラックコーストスターライト号でのシアトルからサンフランシスコ近郊エメリービルまでのけだるい一夜。
  • おうみ草子―湖国の人と暮らし、風土
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    1巻330円 (税込)
    「おうみの国(滋賀県)」には真ん中に、とても大きな湖があります。びわ湖です。県面積の、およそ6分の1を占めるそうです。湖国の住民は、その周縁に暮らしていることになります。 湖は、ただそこにある、だけではありません。表から見えるのは、平らな水の広がりだけです。でも湖はあれほど広々としていますから、水面下の、湖水の体積や重量、「生命力」がとてもスケールの大きなものだ、という事は、想像に難くありません。 夏場、北湖は水面から湖底へ三つの水温層に分かれます。三つの水層では、魚など、それぞれの環境に適した生物が活動しています。多くの生命を宿す、びわ湖自身が、まるで巨大な「生き物」みたいに存在しているのです。 びわ湖の、「深呼吸」について人は語ります。北湖では真冬に、冷却された表層の水が深い湖底へと沈み始め、春先には山からの雪解け水も河川から流れ込み、浅い湖岸から深い湖底へと沈みます。水が循環し、酸素も深い水層へ供給され、湖底の生物を元気にしています。 ものの本によれば、私が住む甲賀の地は、太古にはびわ湖の水底だったとのこと。そうです、びわ湖は、移動しています。大昔に、お隣の伊賀と甲賀の県境辺りで生まれ、気の遠くなるほどの年月をかけて北上しているのです。今も、わずか数センチ単位で北へ。 大きな湖が真ん中にあるために、交通は不自由になります。対岸へ行くのに、湖をぐるりと回らなければなりません。湖が荒れることもあります。湖の上には家やビルを建てられないし、開発ができません。その一方で、周縁の住民は、豊富な水と湖の幸、美しい景観などの恩恵を受けながら、日々暮らしています。遠い昔から今に至るまで。 本書は、新聞連載のエッセイ100編を収録しています。エッセイは、2006年5月~2009年1月までの2年9ヶ月間、毎水曜日に掲載されました。湖のずっと南に住みながら、びわ湖とその周縁(湖東・湖西・湖南・湖北の各地)へ探訪に出かけ、そこで見聞きしたことをエッセイに書きました。変化に富む湖国の人と暮らし、風土をテーマにして。
  • 大阪に生きる
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    読売新聞大阪版の連載記事(2015年1月1日~同年1月8日)をまとめました。大阪には、先人の歴史と庶民のパワーが育んだ独自の文化や産業、くらしがあります。明日の大阪をかたちづくるものとは何か。未来を見据え山を守る女性林業家やなにわの食文化を伝えようとする料理人、ラガーマンたちに慕われるお好み焼き店のおかみさん、人情噺を創作する落語家、だんじりに彫ることを夢見る女性彫刻師など、大阪に根をおろし次代へつなごうとする人たちの生き方をリポートします。
  • 京に住まう 古都に魅せられた人々
    -
    読売新聞京都府版の連載「京ターン 魅せられた人々」(2015年1月1日~同年1月7日)をまとめました。最近、京都への移住者が増えています。国内外から観光客を集める古都の魅力、それだけでは説明できない何かに、人々が引き寄せられているのでしょう。職人を目指す関東出身の若者たちやアメリカ人のゲームソフト開発者、退職後のセカンドライフを京都で過ごす熟年層など、この連載では、京都に居場所を求めて移り住んだ人たちを訪ね、この街の引力の在りかを探ります。
  • 関西ぶらり探訪
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    1巻330円 (税込)
    この小さな本は、身近な旅の、おすすめスポットをご紹介する案内記です。気晴らしに探訪してほしい、関西の22ヵ所を選りすぐっています。 「所変われば品変わる」という諺があります。人の暮らす土地が異なれば、風俗や習慣も多種多様だ、というような意味です。旅好きな人たちの間で言い交された諺かな、と私は思っています。グローバルな世界と比べれば、「関西」という箱庭的な狭い地域であっても、私が訪ねた22の土地は、それぞれの習わしだけではなく景観、歴史や風土など不思議なほどに違っていました。 旅する季節により、この22の面白スポットもまったく異なる装いを、読者の皆さんに見せてくれるに違いありません。日々の暮らしに退屈したら、ぜひ、ぶらり探訪のんびり旅にお出かけください。新たな発見と、思いがけない出会いを求めて。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 球美はじめ――久米島初訪問記――
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    1巻330円 (税込)
    2014年5月、梅雨真っ最中の沖縄・久米島を短期間訪問した。たんに観光に行ったということもあるが、できればこの離島でつながりと可能性を見つけ、今後の活動拠点のひとつとして生かしていけないかというもくろみもあった。そういう目で見た小説家による訪問記である。
  • 旅 TABI 1
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    記者が国内外の名所、名跡を訪ねる夕刊連載をシリーズ化。第1巻は2011年1~4月までの掲載分です。スペインからの独立200年を迎えたベネズエラのカラカスでは、熱帯の緑豊かな環境の中、優秀な若手音楽家を輩出するシステムを紹介します。その他の訪問地:アムステルダム(オランダ)、下田(静岡)、大分、五箇山(富山)、流山(千葉)、対馬(長崎)、生口島(広島)、射水(富山)、青梅(東京)

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  • 東海道中膝栗毛を旅しよう
    値引きあり
    4.0
    東海道中膝栗毛の舞台を自ら辿る田辺聖子。弥次・北、そして十返舎一九とともに歩むかのようなその旅路で、気さくで気取りのない江戸の滑稽の陰に、日本人が失った「生々たる猥雑」の輝きを見出していく。
  • 日本ボロ宿紀行
    値引きあり
    3.8
    1~2巻374円 (税込)
    いつの頃からか「ボロ宿」に憧れ、わざわざ訪ねて旅をするようになっていました。 消えゆくものへの郷愁でしょうか。 10年、20年前ならもっと数多く残っていたかも知れません。 それでもいまなら多くの貴重な宿が残っていると信じて訪ね歩いています。 記録に残していくこともいずれ何かの役に立たないかなと…。 懐かしの人情宿でホッコリしよう 「ライブドア・ブログ」奨学金受給ブログ、待望の文庫化。 「ボロ宿」というのは決して悪口ではありません。 歴史的価値のある古い宿から単なる安い宿まで全部ひっくるめ、愛情を込めて「ボロ宿」と呼んでいます。 自分なりに気に入った、魅力ある宿ということなのです。 できるだけ安く旅行をしたいということから行きついた結果ではありますが、 なるべく昔の形を保って営業している個性的な宿を応援していきたいと思います。 湯治宿や商人宿、駅前旅館など、郷愁を誘う宿をできるだけ訪ねて、 記録に残していくことも、いずれ何かの役に立たないかなと……。 ★本書「著者の言葉」より引用) ■目次 第1章 昔の姿を残す青森の湯治宿 第2章 花巻のお馴染み宿から、遠野へ 第3章 北関東の温泉宿と利根川べりの宿 第4章 つげ義春ゆかりの宿を訪ねて西伊豆へ 第5章 忍者の里をさまよい歩く 第6章 伊勢から鳥羽へ歴史を訪ねる旅 第7章 四国から瀬戸内を渡って尾道へ 第8章 鳥取の限界集落と出雲への旅 第9章 熊本の日奈久温泉から鹿児島へ ■著者 上明戸聡 1960年青森県十和田市生まれ。フリーライター。 ビジネス系専門誌を中心に、お固い分野の執筆活動中。 そのかたわら、貧乏くさいもの、古いものが好きな偏屈な性格がわざわいして、いつの頃からかボロ宿に惹かれて各地を回り続ける。 旅のリポートを内容とするブログ「日本ボロ宿紀行」が、2010年から開始された「ライブドア・ブログ奨学金」の受給者に選ばれたことがきっかけで、2011年にブログが書籍化される。 2017年には「日本ボロ宿紀行」が文庫化されブームが再燃。 朝日・毎日など新聞各紙で大きく紹介され、バラエティ番組などへの出演も多数。
  • 添乗員MoMoのニッポン食いしん坊手帖
    値引きあり
    -
    ◎現役添乗員のMoMoがイチ押しのグルメを大紹介。極上品からB級グルメまで、必食の147食をお教えいたします! ◎CONTENT・第一~七章全国の旅グルメ ・カニの上手な買い方 ・不思議グルメ ・そんなお雑煮は食べたことがない ・旅グルメ度チェック ・おススメ駅弁7選 ・おススメ速弁5選……他◎MoMo(現役添乗員 作家)国内、海外問わず幅広い添乗体験を持ち、その体験をHPや誌面で紹介。裏話や仰天体験が大人気! ◎著書 文庫「幽霊が出る宿」(竹書房) など
  • 汽車旅12カ月
    4.5
    数字が羅列してあるだけの無愛想な時刻表も、じっとながめていると、汽笛の音や線路の響きが聞えてくる。〈国鉄全線の完乗〉、〈最長片道切符の旅〉をなしとげ、無類の鉄道好きとして有名な著者が、バッグ片手にふらりとローカル線の旅に出た。――旅先で出会う珍しい風物、人情の機微、思わぬ新発見。四季折々に移りかわる旅の風情を、ユーモラスに爽やかに綴る、汽車の旅歳時記。
  • LCCとカウチサーフィンで僕は最高の卒業旅行を手に入れた! (格安世界旅行を実現させる7つの(秘)ポイント)
    -
    1巻385円 (税込)
    世界を堪能し、半年間25カ国の世界一周で使ったお金は約100万円。世界一周で学んだ、世界一楽しく、安く安全に旅をする方法、格安世界旅行を成功させる7つのポイント。 目次 ■はじめに 旅の概要 ポイント1 日本―欧州が往復5万円? LCCを使った徹底節約術!! ・LCCについて ・僕がお勧めするLCC12選 ・アメリカはたった1ドルで長距離バスに乗れる? ・移動に便利なウェブサービス ポイント2 たった500円で最高の宿に泊まる方法とは? ・低価格で最高級の宿を探すには? ポイント3 宿泊費0円? カウチサーフィンという新しい旅の形 ・カウチサーフィンを使ってみよう ・Air bnbについて ポイント4 旅中にお金を守る方法とは? ・クレジットカード、キャッシュカードについて ポイント5 わずか5,000円で旅行英会話の達人に? ・語学について ・月々たった5,000円でネイティブと会話するには? ポイント6 SNSで旅を100倍楽しむ方法 ・観光ガイドはTwitter!? ・旅をしながらお金は稼げるのか? ポイント7 帰国したら100万円の請求が? 安全にネットを楽しむために ・日本を出る前にデータローミングをオフに ・海外のWi-Fi事情 ・Global Wi-Fiのすすめ ■最後に
  • 紙上世界漫画漫遊
    値引きあり
    -
    本舌に輯めたものは大正十年婦女界社主都河龍氏の慫慂によって世界一周をした時の画信の一つである。(「序」より) (※本書は1985/8/1に発売し、2022/2/10に電子化をいたしました)
  • アジア未知動物紀行 ベトナム・奄美・アフガニスタン
    値引きあり
    3.8
    まだ科学的に存在が確認されていない未知の動物をアジアの辺境で探す。いるのかいないのか、それは現地で調べてみなければわからない。ベトナムの猿人「フイハイ」、奄美大島の妖怪「ケンモン」、アフガニスタンの凶獣「ペシャクパラング」。読みだすと止まらなくなる驚きと笑いと発見のエンタメ・ノンフィクション!
  • キヨヱの山日記
    -
    1巻407円 (税込)
    退職してからの生活は計画性と健康維持、そしてリフレッシュがいるだろうと思っています。若いころからやっていた登山、トレッキング、スキー、テニスを見直すことから始め、やり残すことのないようにと始めたのがダイビングとパラグライダー、そして料理研究でした。アウトドアスポーツでは、定年後であっても新たな仲間に遭遇することができ、それはネットワーク社会で生きていることを実感しています。これらの退職後の生活を記録したブログを電子出版しました。
  • 熊本県謎解き散歩
    値引きあり
    4.3
    人間のいとなみや自然界には不思議な謎がたくさんあります。これには二通りあるように思います。一つは誰もが不思議にみえる自然現象です。たとえば、世界最大の阿蘇カルデラはどのようにしてできたのか、八代海の不知火の光源は何か。いま一つは、ふだんは見過ごされてしまうけれど、改めて問われるとわからない謎。たとえば、熊本城はなぜ現在地に築かれたのか、築城の費用や労力はどうしたのか、という疑問です。豊かな歴史を刻んできた「火の国」は、それこそ謎がいっぱい、魅力もたっぷりです。知れば知るほど楽しい“謎学”の旅に出かけよう! ※本作品は、紙書籍から本文の一部が未収録となっております。あらかじめご了承ください。
  • クラシック リバイバル 日本名城紀行1
    値引きあり
    -
    文豪たちが描いた日本の「名城紀行」が復刊。 1977~78年に小学館より発刊された「探訪日本の城」シリーズに掲載された作家の紀行文の復刊。 第1巻は森敦、藤沢周平、円地文子、杉浦明平、飯沢匡、永岡慶之助、奈良本辰也、北畠八穂、杉森久英の9名の文豪たちが個性豊かに描く日本各地の名城紀行である。 視点も作家により様々で、ガイドブックとはひと味もふた味も異なる城案内。史料をベースにまとめる作家もいれば、自分や家族とのかかわりから展開していく作家もいて、実にバラエティに富んでおり、時間が経っても色あせない名文揃いで、城マニアにもお勧めの一冊。
  • イタリアで生活を始める人が困らないための心構えとチェックリスト。20分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 イタリアに留学・移住の方は、今、どんな夢をお持ちでしょうか。 留学希望の方は、 「音楽や舞台の勉強がしたい」 「ピザ屋やレストランで料理人修業がしたい」 「バールでエスプレッソコーヒーのことをバリスタと話してみたい」 「建築を勉強したい」など チャレンジしてみたいことがある反面、 「もし、行き詰まってしまったら、どうしよう・・・」といった精神的な不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。 本書では、そんな時のお手伝いをしたいと思います。 また、移住を希望されている方には、 「住み始めてから、どのように過ごせばスムーズに暮らせていけるの」 「イタリアの住宅や、ご近所付き合いはどうしたらいいの」など イタリアでの日常生活について、盛りだくさんの内容を在住20年の経験からお伝えできればと思います。 楽しみながら、イタリアの留学事情や移住事情がよく分かる内容となっています。 Allora, siete pronti ad andare in Italia?  (それでは皆さん、イタリアに行く準備はできていますか?) Andiamo insieme! (一緒に行きましょう!) 【目次抜粋】 1部 イタリア留学について 2部 語学学校でのできごと 3部 イタリアへの移住について 4部 アパルタメントでの注意 5部 スーパーマーケットや市場での注意 6部 イタリア事件簿 7部 滞在許可証入手との戦い 8部 チェックリスト 【著者紹介】 山中美穂(ヤマナカミホ) イタリア人に日本語を教えつつ、そこから見えてくる彼らの「自分の気持ちに正直になる」という人間らしさや共感力の高さに感動し、大好きになったこの国に住み続けています。
  • 明るい旅情
    -
    船の上の自分とそれを取り巻く半球のような湿原と空は、それで一つの完結した世界のように思われはじめた。世界中で日本に最も程遠い場所を探して出会ったのは、ナイル川上流の広大な湿地帯。果てしない青空と生い茂るパピルスだけの“緑の砂漠”──南から北へ東から西へ、世界を旅する作家は土地の姿を見つめ、人やけものたちと出会い、口福を味わう。豊富な知識に裏打ちされた、楽しく奥の深い紀行エッセー集。
  • 熟年行動派 初めてのヨーロッパ一人旅
    -
    1巻440円 (税込)
    ヨーロッパに魅せられて、自分の足で町や村を歩いてみたい、という気持ちを抑え切れなくなり、一人旅に旅立ったのは五十三歳の時でした。言葉は、ただ単語を並べるだけの片言英語で、全く自信はありませんでした。経済面でも時間の点でも余裕のない、“ないない尽くし”の旅でしたが、これを機にますますヨーロッパに惹かれ、以後一年一度のヨーロッパ歩きが定期的に十七年続くことになりました。今もそれは続いています。 小学六年生で終戦を迎え、まともな歴史教育を受けなかった私が世界史に興味を抱くようになり、歴史のみならず旅を通していろいろなことを教えられました。その私にとっては記念すべき《初めてのヨーロッパ一人旅》と十五年ぶりにその地を再訪した《センチメンタル ジャーニー》他二編をまとめたのがこの旅日記です。 私の独断と偏見に基づく“独り言”のようなものではありますが、 “熟年の一人旅”ってどんなものかと興味をお持ちの方、歳を取って言葉に自信がないけれどこれから旅をという方にも、文字の上で旅を疑似体験しようという方にも、ヨーロッパが好きな方にも、読んでもらえればと願っています。
  • 終りの旅
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    「恋が旅に似ているように、人生も旅に似ている」。雪の根室へ、夏の津和野へ、マルセイユへ、トレドへ……。愛し、苦しみながら、なお未知なるものを求めてつづく旅。人生は死への孤独な旅であるとみる著者が、単なる旅情をこえた〈旅〉のなかで綴る人生の洞察と人間へのいとしさ。
  • 軍隊日記
    完結
    -
    全1巻440円 (税込)
    黒島伝治の農民もの、シベリアもの、どちらの小説も、古いフィルムを回しながら観る映画のようだ。 この『軍隊日記』は姫路聯隊へ入隊するために東京を引き上げる日、すなわち大正八年十一月二十日から書きはじめられ、シベリアへ動員される直前の大正十年四月八日で「除隊の日まで』と題する第一冊がおわり、第二冊目は『星の下を』という題でシベリア時代の日記となり大正十一年七月十一日兵役免除となって帰郷し、さらに翌年の七月九日の日附のところでおわっている。 日本文学のなかで軍隊生活に取材した小説は相当あるが、作家の手で書かれた軍隊日記はおそらく黒島伝治の『軍隊日記』が唯一のものではないだろうか。(壺井繁治記) 【著者】 黒島伝治 香川県の小豆郡苗羽村(現在の小豆島町)に生まれる。実業補習学校を卒業して醤油工場に勤務、学資を貯めて上京し早稲田大学予科の選科生となる。このため徴兵猶予の対象とならず1919年には兵役の召集を受け姫路の連隊に在営、シベリア出兵に看護卒として従軍した。この体験が、彼の代表作である『渦巻ける烏の群』『橇』などの〈シベリアもの〉とよばれる日本文学史上稀有な戦争文学として結実することとなる。1922年病を得て小豆島へ帰郷する。
  • 世界150都市を旅した暮らしで出会った魅力溢れる街16選 一度行かないと一生後悔する!? 旅するアーティストの妻が紹介する素敵な街
    -
    新居はホテルだった?!家なしホテル暮らしは5年以上。結婚後、シルク・ドゥ・ソレイユのツアーと一緒に100都市以上を旅する著者が書く「旅をしている気になる本」。南米の見どころを中心に、カナダ、アメリカ、ヨーロッパと幅広く厳選!そしてなかなか知ることのできない、「旅芸人の妻」としての生活とは?

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  • アフリカゾウに会いに行こう
    -
    原生自然が広がるケニヤ・ツァボ。 息づかいを感じられるほど近くで見た、たくさんの野生動物。 ドキドキワクワクは次第にもっと心に響く「何か」になってゆきました。 この旅だったからこそ感じられたもの…… 写真満載の紀行です。
  • シルバー夫婦のきままなヨーロッパ・サイクリング記 ―ドナウ川1700kmとスウェーデン・ヨータ運河―
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    1巻440円 (税込)
    還暦を超えた夫婦のドイツのドナウ川の源流から、ハンガリーとセルビア・クロアチアの国境までのドナウ川1700kmと、スウェーデン・ヨータ運河のヨーロッパのサイクリング記です。ママチャリしか乗ったことのない妻と、自分たちのペースでゆったり無理せずのんびりと、素晴らしき土地と人々との出会いを与えてくれたサイクリングの旅の記録です。 ツアーでは、添乗員がいて食事、宿の心配はなく、名所、旧跡の説明も聞けるが、帰国すればほとんど忘れてしまいます。サイクリングの旅は、片言の英語しかできない我々でも、その土地での人との出会い、楽しかったこと、困ったことなどいつまでも周りの風景と合わさって記憶に残ります。このサイクリング旅の素晴らしい感動を妻にも味あわせてやりたいと2006年にドナウ川の1回目のサイクリングに誘いました。この経験から2回目のドナウ川とヨータ運河のサイクリングにも同行してくれました。 朝8時ごろに宿を出発して、ゆっくりと走りながら観光や人々との出会いを楽しみ、夕刻3~4時に次の宿泊地に到着してその街を観光するという行程を組ました。1日の走る距離は40~60kmです。宿の取り方、列車の乗り方、持ち物、費用など参考資料を巻末に付けましたので、皆さんにサイクリングの素晴らし旅に挑戦していただけたらと思います。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 名作探訪 上
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    伝統の古典芸能は、過去を閉じ込めたタイムカプセル。しかしその舞台となった地を訪ねれば、そこに住む人たちの生活と綾織りをなすように見え隠れする当時の面影に出会うことができます。上巻の紹介は◆「新薄雪物語」清水寺(京都)◆「俊寛」硫黄島(鹿児島・三島村)◆「勧進帳」安宅の関(石川)◆「夏祭浪花鑑」高津宮(大阪)◆「山帰り」大山(神奈川)◆「伊賀越道中双六」千本松原(静岡)◆「池田の猪買い」池田市(大阪)◆「紅葉狩」戸隠山(長野)◆「文七元結」吾妻橋(東京)◆「本朝廿四孝」諏訪湖(長野)◆「菅原伝授手習鑑」天拝山(福岡)◆「吉例寿曽我」鶴岡八幡宮(神奈川)

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  • 東京十二契
    -
    <十二景と名づけず、「十二契」としたのは、ぼくと土地との契りをつづってみたかったからだ──>(本文より)。銀座、青山南町、六本木、そして新宿、四谷、沼袋、東伏見。住み替え、住み替えて生きてきたそれぞれの街、淡く濃く交わったそれぞれの女たちは、今どうしているだろう。戦後の焼跡時代からはるかに三十数年経って、風来無頼のままに年月を過した十二の町を、当時の記憶をたどって再訪し、巷に失われた時を探す、極私的な東京センチメンタル・ジャーニー。
  • 世界酔いどれ紀行 ふらふら
    4.0
    「毎年、冬と夏のあいだは、ぼくは外国の町にいる。二ヵ月ぐらい滞在する。でも、ガイドブックは一度も見たことはない。観光とは、ぜんぜんちがう旅をしているのだ……」キプロス、ニューヨーク、シドニー、アムステルダム、ブレーメン、ベルリンそしてロンドン。行く先不明のバスに乗り、酒場と人々の出会いを楽しんだコミさん最晩年旅行記。

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  • エキゾチック・ヴァイオリン~アジアの響きをめぐる旅~
    -
    私たちは言葉を覚えるより先に歌い、あるいは踊っている。異国のチャイナタウンで、椰子の木陰で、そして街のかたすみで聞こえてくるエキゾチックなメロディ。おとぎ話に出てきそうな楽器。魂を奪われるような弦の響き……。北京、広州、香港から、バンコク、バリ島、日本まで古くからの音楽の原風景を訪ねる、アジアの楽器紀行。

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  • OLときどきネパール人
    5.0
    日本では日々忙しい会社員、そしてときどきネパール人に変身――。旅先でのある出会いを機に、たびたび訪れることになったカトマンズ。日本と比べると、かなり遅れてはいるけれど、そこには驚きと発見がいっぱい。さまざまな人との交流を通して、まるで「宝さがし」のように自分の居場所を求める、働く女性の一味違う“贅沢”な旅。
  • ヨーロッパ横断キャンプ旅行~ふつうの女の子が体験したちょっと違う旅~
    -
    ヨーロッパ13カ国を、45日間キャンプをしながら巡っていく、そんなツアーをあなたは知っていますか? たったひとりの日本人の女の子として、このツアーに参加した著者が、日記をもとに描く「ふつうとはちょっと違う旅」体験記! 周りがすべて外国人の孤独と不安。キャンプ生活の楽しさとつらさ。出会った風景と人間模様。読めば旅に出たくなる感動の一冊!

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  • アジアもののけ島めぐり~妖怪と暮らす人々を訪ねて~
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    「おばけは恐ろしい。だが、その恐ろしさに心を耕されなければ、しあわせは舞い降りては来ない。(中略)人類は、“神さま”と“おばけ”に支えられて生きてきた。だからこそ、そのどちらかが欠けても大きなしあわせを取り逃がしてしまうような気がする」(プロローグより)アジアの島々で出会った“おばけ”と“しあわせ”を巡る旅。

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  • 中国ひとり突撃旅行記~カネなしコネなしアテもなし~
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    人生のちょっとした手違いで、たまたま覗いてしまった中国。そこは、まったく予期せぬことが起こる、驚天動地のワンダーランドだった! “何でも喰ってしまう”恐るべき胃袋たち、選りすぐりの美女たちが集う謎の学園、上海で見た天国と地獄、そして「中国的多知増力の法則」とは!? 戦慄、絶句、爆笑の、たった一人の体当たり旅行記。

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  • 韓国ワンダフル突撃記~人に突撃 食に突撃 買い物に突撃~
    -
    メシがうまくて、人が親切で、何でも安い! そしてなにより、トイレが安心して使えるのがありがたい。居心地のいい国・韓国。飛行機でたった2時間。釜山で恐るべきおばちゃんと渡り合い、慶州では暴風雨に遭遇。激辛食に唇を腫らし、物売り軍団と数々の激闘を繰り広げる。そんなワンダフルな突撃記。これであなたも韓国通になれる……はず!?

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  • アジア夜想曲~旅で出合った忘れられない風景~
    -
    「旅はどこか夜に似ている。そこには見知らぬ町があり、見知らぬ道がつづいている。(中略)夜がなければ夢もない。旅がなければ、見ることのない夢がある」(「プロローグ」より)北京のおんぼろバスの中で、台湾の安宿で、香港のプールで、マラッカのバーで……。ちょっとした日常から垣間見たアジアの世界。心地よい音が聞こえてくる、15の夜想曲。

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  • おじさんハワイひとり旅~オアフ島4泊6日バス・ツアー~
    4.0
    人生2度目の海外旅行で行ったハワイにはまってしまった中年おじさんが、たった一人で、4日間のオアフ島バス・ツアーに出かけた! 地元の安レストランで食事をし、パブでビールを飲み、つたない英語で現地の人と話す――パック旅行では体験できない普段着のハワイの魅力満載! 初心者のみならずリピーターも“使える”新感覚旅行ガイド!

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  • イタリアのすっごくおいしい!~トマトの王国の魅力~
    4.0
    トマトはイタリアの国民野菜。イタリア人が元気で明るいのは、トマトをたくさん食べているからだ。「太陽の果実」は「太陽のエネルギー」。人々に力を与えてくれるエッセンスだ。すべてトマトソースからはじまる、ミシュランの3つ星シェフも脱帽の家庭料理の数々を紹介。現地在住の著者が教える、トマトを通して見たおいしいイタリア紀行

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  • 異国の見える旅 与那国、舞鶴そして…(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 旅のエッセイの妙手が、韓国・台湾・ロシアの人々が行き交う、日本の中の異国、国境のまちの人々の日常を通して、島国日本にとっての「国境」を考える。台湾に近い与那国島、ロシア語が飛び交う舞鶴の港町……。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 温泉文学論
    値引きあり
    3.5
    幸田露伴が問い、川端康成が追究した「温泉文学」とは何か? 夏目漱石、宮澤賢治、志賀直哉……名作には、なぜか温泉地が欠かせない。立ちのぼる湯煙の中に、情愛と別離、偏執と宿意、土俗と自然、生命と無常がにじむ。本をたずさえ、汽車を乗り継ぎ、名湯に首までつかりながら、文豪たちの創作の源泉をさぐる異色の紀行評論。

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  • 伊勢発見
    値引きあり
    3.3
    千七百年を経てなんら変らぬ風景がここにはある――。古来、日本人は伊勢へ伊勢へと向かった。しかし、この日本の聖地はよく知られているようで、実は多くの謎が秘められている。神宮の由来とは。二十年に一度の式年遷宮とは。「おかげ参り」とは。熊野との関係とは。……著者は繰り返し神宮に詣で、周辺の町を歩き、さらには熊野古道に足を伸ばし、伊勢の秘密をスリリングに次々と解き明かしていく。

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  • 知床に生きる―大船頭・大瀬初三郎とオホーツクの海―
    値引きあり
    4.3
    知床のことはこの男に聴け! オホーツクの海に四十余年、大船頭・大瀬初三郎はその目で見たことだけを真直ぐに語る。サケやマスについて、ヒグマやシカについて、木や草について、潮や風について、さらには流氷について……。いずれの言葉も深い。著者は二十年の歳月をかけて繰り返しこの北の地を訪れ、彼の話に耳を傾けてきた。その体験を手がかりに、世界自然遺産に登録された知床の自然を考える。

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  • ハゲとビキニとサンバの国―ブラジル邪推紀行―
    値引きあり
    3.0
    燦燦と降り注ぐ太陽、ビーチに寝転ぶ「イパネマの娘」、カーニバルでサンバを踊り、路上でサッカー。そんなエキゾチックなイメージが無限増殖する国、ブラジル。しかし、はるばる地球の裏側に足を運んでみると……。なぜか愛されるハゲ、小さなビキニの秘密、日本人のトホホな扱い、カトリックの下心など、当地の文化や風俗は意外なことばかり。生まれも育ちも京都の学者が、W杯や五輪開催で注目のブラジルから日本を考える。

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  • 山本元帥!阿川大尉が参りました
    3.0
    『山本五十六』執筆を機に、海鳴りのように胸中に谺する想いにかられ、撃墜された山本元帥機を求めてブーゲンビル島の未踏のジャングルで、ついにその残骸を発見するまでの感動に満ちた鎮魂紀行。アリューシャン列島アッツ、キスカに飛んで、奇跡のキスカ撤退作戦の跡を辿り、予備学生出身の気象官の苦闘を描いた戦記を併載。

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  • 浦島花子の日記
    -
    船旅の魅力等、旅の魅力が満載。読むと思わず旅に出たくなる1冊です。
  • 東南アジア丸かじり旅(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 激辛料理からトロピカルフルーツ、酒、葉巻、はてはゲテモノ料理まで、四半世紀にわたる東南アジア体験から得た著者ならではの、各国の国民性と文化が香り立つ、美味しい食いだおれ話の数々。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 南米取材放浪記 ラティーノ・ラティーノ!
    3.9
    某年某月、作家は小説執筆のため、ブラジルとコロンビアの二十数都市を訪れた。かっぱらい、強盗は当たり前。誘拐、暴動、テロで渡航延期勧告も日常茶飯事! 喜怒哀楽全開で人々と語り、大地の音に耳を澄ましながら突き進む放浪取材。二ヶ月間の旅の末に辿り着いた“大切な感覚”とは? 三賞受賞作『ワイルド・ソウル』はこうして描かれた!
  • 鍋釜天幕団ジープ焚き火旅 あやしい探検隊さすらい篇
    5.0
    『あやしい探検隊 北へ』ほか、シリーズで起きた出来事が大量の写真とともに明らかにされる。作家デビューを果たした椎名誠と、初期「あやしい探検隊」(東ケト会)の輝かしい青春のひと時を振りかえる行状記。
  • ローリング・ロンドン
    -
    1巻495円 (税込)
    ホラー小説家で映画評論家の著者が2年間移り住んだロンドン。1989年から1991年まで、彼の地での出来事を、失敗談はもちろんのこと、生活のすべてを洗いざらい書きまくった滞在日記。部屋探しからバーゲン情報、コンサートのチケット取り、泥棒に入られた体験談、根強く残る階級社会、イギリス料理は美味しいか……。好奇心あふれる著者渾身のエッセイ集。電子版あとがきを追加収録。 ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1985年『肉の儀式』で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を執筆。『漂流家族』『殺人の勧め』『爛れ』『暴虐の痴図』『蔵の中の鬼女』『邪神の呼び声』『死の影を追って』『黒の女王』『闇の王国』『髑髏町の魔道師』『怪物団』『色魔』など電子オリジナル作品も多数発表している。映画評論、特にホラー/スプラッターの分野で活躍し、各映画誌に寄稿している。
  • スナーク号の航海
    -
    『野生の呼び声』や『白い牙』などのアラスカ物で知られるアメリカの作家ジャック・ロンドンは、『馬に乗った水夫』という伝記のタイトルが象徴しているように、北海道沖でのアザラシ猟の漁船に乗り組んだり、ヨットを建造して世界一周航海に出発するなど、生粋の海の男でもあった。本書はヨット、スナーク号による太平洋航海記の全訳(本邦初訳)である。ジャック・ロンドンが十七歳で懸賞エッセイに応募して一等になった幻の、ある意味で事実上の処女作となる『日本沖で遭遇した台風の話』も巻末に収録。
  • 牡蠣養殖100年 汽水の匂いに包まれて
    値引きあり
    -
    1巻495円 (税込)
    『漁協の共済』連載 20年間の110編を一挙所収! 教科書で紹介された『森は海の恋人』の著者で、 3代にわたる牡蠣養殖の漁師だからこそ見出し得た森と海、 人との真のつながりとは!? 豊かな汽水域の恵みは森があってこそ生まれる ダム開発と森林破壊で沿岸の海の荒廃が急速に進んだ1980年代、 おいしい牡蛎を育てるために一人の漁民が山に木を植え始めた。 漁師だからこそ見出し得た森と海の真のつながりとは!? 「森は海の恋人」運動の火付け役となった畠山氏が20年間にわたって 『漁協の共済』に連載し続けた「森は海の恋人」を一冊の本にまとめました。 2001年4月号~2019年6月号に連載された作品。 ■目次 ・血ガキの海 ・フランスの海辺で見たもの ・忘れ物はゴム長靴 ・カキは外交官 ・フランス貝道をゆく ・風景は一幅の絵 ・フリュ・ド・メール ・シラスウナギ料理 ・食材から自然が見える ・海から川へ ・リアス式海岸 ・静寂な水田 ・血牡蠣の海 ・森の民と海の民 ・手長野の歌人 ・森は海の恋人誕生 ・山に翻っ大漁旗 ・森と海との交流 ・化学者から視た森は海の恋人 ・境界学問 ・鉄の秘密 ・森と海とのサイエンス ・ダムは漁業権侵害である ・リアス式とは ・リアスを訪ねてスペインへ ・森は海のおふくろ ・恵比寿さまがサンチャゴに ・無敵艦隊アルマダ ・ロブレの森 ・巡礼の徴、帆立貝 ・ホタテ漁師の守護聖人 ・漁師、先生になる ・美味しい体験学習 ・プランクトンの味 ・食物連鎖 ・環境水俣賞 ・公開研究授業 ・子供たちからの手紙 ・世界水会議に出席 ・京都大学から森川海の博士来訪 ・森里海連環学の船出 ・長靴をはいた教授さま ・眠らせない講義 ・京大ポケットセミナー あずさ談義 ・あずさ談義II ・〝アズーサ〟、ヴァイキングの雄叫び ・鰈の背中 ・世界一臭いご馳走 ・他全110話 ■著者 畠山重篤 1943年生まれ。養殖漁業家。京都大学フィールド科学教育センター社会連携教授。 「牡蠣の森を慕う会(現「特定非営利活動法人森は海の恋人」)」代表。 著書に『森は海の恋人』『リアスの海辺から』『日本<汽水>紀行』 (日本エッセイストクラブ賞)など。 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 本書はマガジンランドを復刊したものです。
  • 涯しない旅
    -
    はるかな昔、大和の神々が歩いた古道を歩き、万葉歌人の詠んだ山を仰ぎみながら、追想のなかに古の人々のドラマを見る旅。また一方、現代の名匠の手になる西陣の織物、萩の陶器、丹波立杭などを訪ねて芸術の新しい息吹にふれる旅。懐かしい人間に出会い、新鮮で未知なる驚きに出会う旅をとおし、人生という涯しない旅へ誘うエッセイ集。
  • インド逍遥(上) 精神文化揺籃の大地を歩く
    -
    「インドへ行ってみたい。インドへ行って、仏跡を歩いてみたい。これは私の長年の夢であった。」 1996年のはじめ、還暦を過ぎた著者はひとり宗教美術を求め、約三か月インドを遊歴した。 精神文化揺籃の大地を巡る旅は後半を迎え、ヴァーラーナスィからカジュラホ、サーンチー、アジャンター、エローラへと続く。 仏教に造詣の深い著者による遺跡の精緻な解説とともに、広大な大地でたくましく生きる人々や、旅行者たちとの出逢いが写真とともに鮮やかに蘇る旅行記。
  • 終着駅は始発駅
    4.0
    地図と時刻表をたずさえて、いざ、自由の旅へ! 「赤字線の乗りごこち」でローカル鈍行の旅ののびやかさを語り、「通勤電車もまた愉しからずや」では都会の鉄道に思いがけない魅力を発見する。さびた鉄路の上に歴史の跡をたどり、鉄道マニアの東奔西走の日常を軽妙に綴る。――鉄道ファンの眼がとらえた現代にっぽん鉄道事情。旅心とユーモアと、鉄道知識のあふれる楽しい一巻。
  • 一休を歩く
    -
    600年前の動乱の時代を生きた禅僧、一休。後小松帝の側室の子としてわずか6歳で出家。無欲清貧、風食水宿、自己見性につとめる純粋禅僧に師事するが師と死別。やがて失意の青年僧一休は酒肆淫坊に出入りし、女犯をなす破戒三昧な生活の中で、人間的な自由禅を志向していく。放浪無頼な風狂の人、一休宗純和尚の由縁の地、京都嵯峨野、堅田、堺、住吉、田辺を水上勉が訪れ歩くほろつき文学紀行。
  • 日曜日、部長は牧師になる(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ゴルフ、マージャン、酒。会社における人脈づくりと情報集めの手段を全部捨てたら何が起こる!? 一流企業の中枢にあって、広報マンとキリスト教伝道の二足のわらじを履き続けた男。その25年にわたる諧謔と感動の人生記録。人の目は上へ上へと向かうが、神の視線は下へ下へと下りてくる。人は何とかして上にのしあがろうとするが、神は一番低いところに潜り込もうとする──。シニカルでしかも、温かい愛に満ちた新企業論でもある。
  • シベリア追跡
    4.3
    江戸中期、千石船で伊勢を出て、漂流しアムチトカ、オホーツク、ヤクーツク、イルクーツク、モスクワ、ペテルブルクと“おろしや”を横断。望郷の念ひとすじに日本に帰りついた大黒屋光太夫の漂流漂泊10年、4万キロの旅。200年前の船乗りたちの苛酷で壮大な運命の旅を追う。冒険家シーナの未知とオドロキ。極寒の地で出会う人間たちのオモシロ真剣シベリア大紀行。
  • 国会図書館所蔵書 西洋事情 付録
    -
    1巻495円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 福沢諭吉が自らの渡米・渡欧経験をもとに当時の欧米の政治や科学技術、インフラを紹介した「西洋事情」は維新期の日本人に多大な影響を与え、日本が近代化を進める上で重要な役割を果たした。1868年(明治元年)に出版され、当時のベストセラーとなった1冊。
  • わん・つう・すりー アメリカ阿呆旅行
    5.0
    知る人ぞ知るカードマジックの鬼才である著者のもとに、ある日、アメリカの「奇術の殿堂(マジック・キャッスル)」から招待状が届く。それは世界の名人が一堂に会す、夢の饗宴だ。ただちに著者は英語の特訓を開始。なぜか? 「奇術とは話術、手は休めても口を休めるな」という鉄の掟を、アメリカでも実行するためなのだ。……さて、特訓の成果はいかに? 現地で出会った名人たちのクレージイな魅力。片手にカード、空いた手にはウィスキィグラスの、異色のマジック紀行!
  • 雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―
    3.9
    「女」と名のつくものはたとえ動物であろうと入れない、ギリシャ正教の聖地アトス。険しい山道にも、厳しい天候にも、粗食にも負けず、アトスの山中を修道院から修道院へひたすら歩くギリシャ編。一転、若葉マークの四駆を駆って、ボスフォラス海峡を抜け、兵隊と羊と埃がいっぱいのトルコ一周の旅へ――。雨に降られ太陽に焙られ埃にまみれつつ、タフでハードな冒険の旅は続く!
  • 熱帯感傷紀行 -アジア・センチメンタル・ロード-
    3.5
    「旅のプランは何もなかった。旅の目的がもしあるとすれば、逃げることだったかもしれない。終わりかけている恋人と、担当編集者から」(本文より)失恋、スランプ、貧乏と三重苦のわたしを待ち受けていたアジアの熱気と混沌。タイ人(男性)にしつこくナンパされ、かき氷の誘惑に耐え切れずお腹を壊し、スマトラの暴走バスに命からがら……。それでも貧乏旅行はやめられない! 山本周五郎賞作家が綴る楽しくてちょっとほろ苦い失恋旅行記。
  • アジア海道紀行
    -
    アジアにおいては、文明の窓口はつねに海に面していた。インドのボンベイ、ゴア、インドネシアのジャカルタ、マレーシアのペナン、ベトナムのホーチミン、そして台湾・台南……いまもってこうした港町には、「海のシルクロード」を感じさせる歴史の断片が散らばり、民族の濃縮されたアイデンティティがある。日本海の港町で育った著者が、海洋民族としての一体感をこれら「海の道」をたどりながら見つけだし、そこで暮らす同時代人の表情、夢、生活の息吹を描きだした傑作紀行。
  • 失われた世界、そして追憶 マヤ・アステカ私的紀行
    -
    この地球上には「失われた世界」というものが確かに存在する。いにしえの栄華の面影だけが残るその地を、私たち家族は、三十年の歳月を経て、誰も死なずに生きて再び訪れた。私たちに対する運命の甘やかし方に、私は空恐ろしいほどの思いであった――。家族と共に思い出の地メキシコ・グァテマラを旅した著者。アステカの神々、マヤの戦士たちとひそやかに語り合いながら過ごした一夏を綴る。
  • 「和」の旅、ひとり旅(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 旅の達人、葉子さんの紀行エッセイ。元気をもらいに函館、安曇野、天草……ひとり旅はおもしろい。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 世界最低最悪の旅
    3.3
    テロリストと間違えられて銃殺寸前(コスタリカ)、前科20犯の博打打ちの日本人に詐欺(カンボジア)、蝉料理(タイ)にコウモリ料理(パラオ)に猿の薫製(ザイール)。ニセ警官に詐欺に脅しに痴漢、無知が招いた大大失敗。日本人旅行者が体験した驚天動地のとんだ災難、トホホな事件の数々を「旅行人」編集長が厳選。事実は小説よりも悲惨だった。
  • 人生を変える旅
    3.4
    旅は自分の物の見方や価値観を間違いなく変える。それで人生が変わってしまう人も数多くいる。どこにあるのかわからないような国々で、思いもよらなかった体験をしたときに、人の心はどのようにして変わっていくのか。雑誌「旅行人」編集長がそうした旅のエピソードを厳選。旅はぬるい人生を変えることのできるショック療法なのだった。
  • スローな旅にしてくれ
    4.0
    旅はスローでリラックスが肝心。疲れたら“沈没”(=長逗留)してしまおう!するとあら不思議、見えないものが見えてきたりする。アジア・アフリカ・ヨーロッパ……、世界を駆け巡る旅人・蔵前仁一が沈没先で出会った愉快な人々、トホホな事件の数々。しんどいこともあるけれど、やっぱり旅はやめられない。読んでるだけで幸せになる全40編。
  • いつも旅のことばかり考えていた
    4.0
    500倍の料金をふっかけ、ニセの耳アカを見せて、耳掃除を強要する男。寒いからと牛に抱きついて眠る人。巨大な木製タンス状のコピー機。バス後部に命がけでへばりついて無賃乗車する人。便器用の水で作られるコーヒー……。やはり世界は驚異に満ちているのだった。旅の達人による珠玉のエッセイ全75編。
  • ブータンしあわせ旅ノート
    3.7
    世界最貧国の一つながら、国民の幸福度が高いことで知られるアジアの秘境ブータン。民族衣装でのオシャレから、市場や学校などの毎日の暮らし、幸せの秘訣まで、実際に現地を訪ね、感じたことを綴った旅エッセイ。
  • つばさよつばさ
    4.1
    1巻517円 (税込)
    「この数年間の平均をとれば、海外が1年に6回から7回で延べ日数が60日間、国内が約30回で、やはり60日間程度である。かくて私は1年の3分の1を、羈旅(きりょ)の空に過ごしていることになる」当代随一のベストセラー作家は厳しい締めきりの間隙を縫って砂漠の極上ホテルへ、緑したたる亜細亜の街へ、非日常の体験を追い求めて旅の空に……。エジプト人が連呼するヤマモトヤーマとは?(「ピラミッドの思いこみ」)、貸切同然だったスパに突然金髪女性が!(「混浴の思想」)ほか「旅」を綴った珠玉のエッセイ40編。JAL機内誌『SKYWARD』の人気連載待望の電子化。

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  • ゆめみるハワイ
    3.7
    老いた母と旅したはじめてのハワイ、マウイのかわいくて美味しい地ビール、小さな上達と挫折を味わうフラ、沢山の魚の命と平等に溶けあうような気持ちになる海。ハワイは、人生を前に進もうと焦る気持ちを和らげ、今この時に、自分らしくいさせてくれる――。ハワイに恋した小説家による、生きることの歓びがあたたかく心を包む、珠玉のエッセイ。

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