龍村仁の作品一覧
「龍村仁」の「地球のささやき」「地球(ガイア)をつつむ風のように」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「龍村仁」の「地球のささやき」「地球(ガイア)をつつむ風のように」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
映画『地球交響曲第三番』の書籍化作品。
この映画にはアラスカで熊に襲われて亡くなった写真家、星野道夫氏が出演する予定だった。本来であれば、作品の軸となる星野氏がいなければ成立しないはずなのだが、次々と起こる偶然の一致(シンクロ二シティ)によって作品は完成される。
星野道夫、ナイノア・トンプソン、ジョージ・ダイソン、ボブ・サムなど、世界の各地で同時多発的に、現代の便利さを拒み、古の神話や技法を身につけてゆく様は、シンクロ二シティという言葉では片付けられない、何か大きなメッセージのように感じられた。
肉体を離れて永遠に「旅をする木」となった星野氏。アイヌの言葉では、人に危害を加える熊の神をウェ
Posted by ブクログ
澄み切った氷雪の上の白熊たちは、星野道夫さんの撮ったもの。
映画『地球交響曲第三番』の「ワタリガラスの神話」を求める旅について。
様々なシンクロニシティ(偶然の一致)は、監督によると、偶然ではなくて必然なのだそうだ。
我々は先祖の見たもの、感じたことについて、自覚しないけれど、確かに記憶を持っている。
「結果ではなく、過ごしてしまった、かけがえのないその時間」(星野さんのエッセイ)
というのは、私が今までに読んだ文章に共通するものがある予感。
「使いみちのない風景は、使いみちはなくても人生の中で必要な風景」(村上春樹)
「ろうそくの火が燃え移るように、魂は人の身体を変えて転成してゆく。
Posted by ブクログ
この本には龍村監督のサインをいただいてます。「魂の友へ 2001.9.27」と書いてあります。地球交響曲第四番の上映会に監督が来られた際、上映後監督のサイン会がありました。上映会や共演者との対談講演など積極的に舞台に上がる人なので、監督を見る機会は多いのですが、サイン会があるのは珍しいような気がします。ちょうど本が出版されたばかりだったから、本のPRも兼ねていたのかな。
監督の映画はもちろん素晴らしいですが、文章も素晴らしいと思います。文章の中に意見や主題がハッキリあるし、言いたいことが的確に表現されていて(文の構成が上手なのだと思う。さすが映画監督。)分かりやすいし、表現力も豊か。本は3冊