温泉文学論

温泉文学論

660円 (税込)

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3.5

幸田露伴が問い、川端康成が追究した「温泉文学」とは何か? 夏目漱石、宮澤賢治、志賀直哉……名作には、なぜか温泉地が欠かせない。立ちのぼる湯煙の中に、情愛と別離、偏執と宿意、土俗と自然、生命と無常がにじむ。本をたずさえ、汽車を乗り継ぎ、名湯に首までつかりながら、文豪たちの創作の源泉をさぐる異色の紀行評論。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    温泉でゆかりの文学作品に思いを馳せる。異色の温泉文学。

    多くの名作の舞台となる温泉。作品を読み返し温泉を訪問し著した作品。

    尾崎紅葉「金色夜叉」の熱海
    川端康成「雪国」の越後湯沢
    松本清張「天城越え」、川端康成「伊豆の踊子」の湯ヶ島、湯ケ野
    宮沢賢治「銀河鉄道の夜」の花巻
    夏目漱石「満漢ところど

    0
    2021年04月17日

    Posted by ブクログ

    近代日本文学における温泉というトポスに焦点を絞った論。こういった本はこれまでありそうで実は意外となかったものだけに、着眼点を評価したい。
    日常に対するハレの場・中心に対する周縁、二項対立の劣位に置かれた「異界」としての温泉という場を文学の立ち上る場として描き出そうとする試みは、まことに興味深い。総花

    0
    2009年10月07日

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