化学同人作品一覧

  • LIFTOFF: イーロン・マスクとスペースXの挑戦:2002-2008年
    5.0
    宇宙という無限の夢を切り開くためのロケットを本気で作る人たちの熱いドラマ。 その勇者たちが研究開発しやすい環境から構築し困難をショートカットしてしまうスペースX。 映画、アニメ、漫画で描かれた宇宙の物語はこのスペースXによって現実に叶うかもしれない! 行間に未来の眩い星空が見えた気がしました! 頑張れ負けるな!スペースX! そしていつか私も火星に行きたい!! ――中川翔子 スペースXは設立から20年足らずで、大規模な低軌道衛星群を構築し、 再使用可能なロケットを実現させ、民間企業としてはじめて軌道上への有人飛行を成功させた。 しかし、スペースXが航空宇宙産業で確固たる地位を確立するまでは、 打ち上げ試験で失敗を繰りかえし、資金の枯渇を心配しながら開発に奔走する新興企業にすぎなかった。 山あり谷ありの道のりを、イーロン・マスク率いるスペースXはいかに乗り越えてきたのか。 本書では、2002年の草創期から2008年までつづくファルコン1ロケットの4回の打ち上げを中心に、 航空宇宙産業のパイオニアとなるまでの知られざる日々を描き出す。 長年にわたりスペースXを取材し、ジャーナリストとしてその内部事情に接近してきた著者が、 イーロン・マスクを含む数十人の技術者、技能者、経営陣などへの独占インタビューに基づき、 スペースXの波乱に満ちた幕開けの舞台裏に迫る。 ■本書に寄せられた賛辞 この本には最初から最後まで、ずっと心を奪われつづける。 ――チャールズ・ボーデン(4度の宇宙飛行をした元NASA長官) スペースXの波瀾万丈な草創期に焦点を当てた鮮烈なページターナー。 ――ウォルター・アイザックソン(『イーロン・マスク』著者) 『LIFTOFF』はまるで黄金時代のSFを思わせるが、 ロバート・ハインラインやアーサー・C・クラークの小説ではない。 SFの夢を現実にした男たちと女たちの驚くべき実話である。 これまでに宇宙を題材にて書かれた最も重要な本であり、 読むのをやめられないページターナーでもある! ――ホーマー・ヒッカム(『ロケットボーイズ』著者) バーガーの語りには、20年間にわたって民間宇宙産業の根幹を追いつづけ、 内部から深く関わってきた者だけが持つ説得力がある。――フォーブス 困難を乗り越え、最後にはイノベーションが壮大なスケールで成功を収める、大興奮の、 そして希望に満ちたサーガ。 ――パブリッシャーズ・ウィークリー 手に汗握る時間との戦いをスリラー小説のような速度で描写する。 そして映画《アポロ13》や《オデッセイ》を思い出させるシーン…… 心わきたつ、洞察に満ちた本だ。 ――ブックリスト ■目次 プロローグ 2019年9月14日 1 草創期 2000年9月~2004年12月 2 マーリン 2002年8月~2003年3月 3 クワジェリン 2003年1月~2005年5月 4 フライト・ワン 2005年5月~2006年6月 5 ロケットを売る 2002年8月~2006年8月 6 フライト・ツー 2006年3月~2007年3月 7 テキサス 2003年1月~2008年8月 8 フライト・スリー 2008年5月~2008年8月 9 8週間 2008年8月~2008年9月 10 フライト・フォー 2008年9月29日 11 つねに限界の先を目指して 2008年9月~2020年5月 エピローグ ■本文より スペースXとはなんであり、どこへ向かおうとしているのか。なぜ成功の期待を抱かせるのか。 それを理解するには、ファルコン1の時代へと遡り、その根元を探る必要がある。 今日のように成長した種はすべて、(イーロン・)マスクによってファルコン1が計画された最初の日々に播かれた。(中略) スペースXの始まりは、空っぽの工場とわずかな従業員たちにすぎなかった。 この少数の人々は、4年と経たないうちに最初のロケットを打ち上げ、6年で軌道周回を達成した。 予算が乏しい最初の年月を生き残ったスペースXには、驚異的な物語があった。
  • 感情を科学する: 人を駆り立てるこころのはたらき (DOJIN選書101)
    5.0
    心が動くとき、社会も動く 人の行動を動機づける感情の本質に迫る! 喜び、驚き、嫌悪、怒り、悲しみ、恐怖…… 人はさまざまな感情を持つ。 このような感情はどこから生まれ、成長のどの段階で持つようになるのか。 人以外の動物にも感情はあるのか。 人の行動に感情が果たす役割とはいったい何か。 長年精神科診療に携わり、脳研究も手掛けてきた著者が、 感情とは何かという問いを、発達心理学、脳科学、精神医学、 さらには社会学の知見を駆使し掘り下げる。 分断や対立が深刻化する現代、 人を行動に駆り立てる感情について知ることの重要さは増すばかりだ。 ●目次 第1章 感情とは何かを考える(感情とは何か?/情動と感情と気分/社会脳/社会脳の機能と情動/間主観性について/感情・情動の進化論的研究) 第2章 発達心理学から見た感情(情動の萌芽――新生児~三か月/周囲への興味の高まり――三~六か月/社会性の獲得――六か月~一歳/利己主義と利他主義の発露――一歳~一歳六か月/社会的関係性の強化――一歳六か月~二歳/他者操作の発現――二歳~三歳/自己意識の発現――三歳~四歳) 第3章 脳科学から見た感情(ヒトを用いた脳研究の歴史/損傷脳研究とは?/脳画像研究とは?/ポジティブ感情の脳画像研究/ネガティブ感情の脳科学研究/感情調節の脳科学研究/扁桃体と情動) 第4章 こころの病気における感情(統合失調症/統合失調症における最新の研究/ひねくれとわざとらしさについて) 第5章 社会現象における感情(時代と統合失調症的心性――ジョージ・オーウェル『一九八四年』/うつ病的時代背景) 第6章 感情と情動の3Dモデル(ここまでのまとめ/対人関係と感情表出/同調性と分裂(失調)性の2Dモデル/快楽性を加えた3Dモデル/結局のところ感情とは何なのか?) ●はじめにより 本書は数ある人のこころのはたらきのなかでも感情に焦点を当て、 その役割を発達心理学、脳科学、臨床精神医学、社会学の観点から考察することを目的としている。 感情と行動・行為は直結しているというのが、精神科臨床を実践してきた著者の実感である。 感情もしくは、感情に伴う動機づけが、人の行動を支配する大きな要因である。 理性もしくは認知というこころのはたらきが、人の行動・行為を規定するもっとも重要な 因子と思っている人も多いだろう。しかし感情が理性に打ち勝った逸話には事欠かないものである。
  • 100年後の世界 増補版: SF映画から考えるテクノロジーと社会の未来 (DOJIN文庫21)
    5.0
    哲学者、テクノロジーの未来を考える ●遺伝子技術で子供に望みの特性を与えてもよい? ●ロボットの軍事利用に制限は必要? ●デジタルメディアは人間関係を悪化させる? ●犯罪予防目的のマインド・リーディングは許される? ●幸福は人生の長さで決まるのか? 遺伝子操作、不老長寿、人工知能、情報技術など、 社会に大きなインパクトを持つテクノロジーと、 私たちはどうつき合えばよいのか。 気鋭の哲学者がSF映画を入り口に、各テクノロジーをめぐる論点を多面的に提示し、 社会との関係を考えるヒントを示す。 テクノロジーは私たちに幸福をもたらすのだろうか? ■目次 序章 なぜテクノロジーの未来を考えるのか 第1章 子供をつくる――『ジュニア』で考える生殖テクノロジー 第2章 よりよい子供をつくる――『ガタカ』で考える遺伝子テクノロジー 第3章 生命を創造する――『ジュラシック・パーク』で考えるバイオテクノロジー 第4章 薬で頭をよくする――『アルジャーノンに花束を』で考える能力増強テクノロジー 第5章 身体を改造する――『ロボコップ』で考えるサイボーグ・テクノロジー 第6章 長く生きる――『永遠に美しく…』で考える不老長寿テクノロジー 第7章 考える機械をつくる――『2001年宇宙の旅』で考える人工知能 第8章 働く機械をつくる――『ターミネーター』で考えるロボット・テクノロジー 第9章 データを分析する――『マイノリティ・リポート』で考える情報テクノロジー 第10章 人の心を読む――『ブレインストーム』で考えるマインド・リーディング・テクノロジー 第11章 薬で幸福になる――『時計じかけのオレンジ』で考える心を操作するテクノロジー 第12章 別の世界をつくる――『マトリックス』で考える仮想現実テクノロジー 第13章 テクノロジーをめぐる論争 終章 テクノロジーは幸福をもたらうか 補章 6年後の世界
  • 世界を旅して見つめたクマと人の長いかかわり
    5.0
    決定版にして重要な記録……本書は、いままさに進行している、 人新世における人類と野生世界との衝突に関する必読の書である。 ――ジェームズ・バログ(アースビジョン研究所所長) 科学ジャーナリズムの最高傑作だ。 徹底した調査、入念な構想、そして生き生きとした筆致。ぜひ読んでほしい一冊! ――ネイト・ブレイクスリー(American Wolfの著者) 悲痛でもあるが、希望もあり、科学的知見が豊富でありながら詩的な趣に満ちている。 人類がいかにクマを傷つけ苦しめてきたかを勇猛果敢に探求する書だ――そして、 同じ地球に生きる仲間であるクマを救う力が、人類にはまだあることも証明している。 ――ベン・ゴールドファーブ(『ビーバー』の著者) ●本文より 人間は、この偉大なる捕食動物を征服しようとし、 その強大な力に服従もした。 クマを見せ物にし、商品にし、戦士に仕立てた。 そしていま、私たちは、その未来をも決定づけようとしている。 現存する8種のクマを追って、アンデスの雲霧林からインドのジャングル、 そして北極の海に浮かぶ氷原まで、世界各地を訪れる。 そこから見えた、クマたちの過去と現在、そして未来とは。 開発により生息環境が脅かされているメガネグマ、 熊胆を採取するために飼育されているマレーグマ、 徹底した管理で数が回復してきたパンダ、 人との衝突が深刻化するアメリカクロクマなど、 転機を迎えつつあるクマと人の関係はどこへ向かうのか。 世界のクマの現状を掘り下げ、野生動物との共生のあり方を考える。 解説:山﨑晃司(東京農業大学教授) ●目次 第I部 南アメリカ 第1章 雲に棲まうもの(メガネグマ、エクアドルとペルー) 第II部 アジア 第2章 死と踊る(ナマケグマ、インド) 第3章 ソフトパワー(パンダ、中国) 第4章 黄金の液体(ツキノワグマとマレーグマ、ベトナム) 第III部 北アメリカ 第5章 野生の世界を飛び出して(アメリカクロクマ、米国) 第6章 グリズリーの再来(ヒグマ、米国) 第7章 氷上を歩くもの(ホッキョクグマ、カナダ)
  • 恐竜最後の日: 小惑星衝突は地球をどのように変えたのか
    5.0
    ファンタジー小説のように読めるポップサイエンスだが、 その内容は確固たるエビデンスに裏づけられている。 物語スタイルの先史時代ノンフィクションという、 まったく新しいジャンルを切り開いたといえるだろう。 ――スティーヴ・ブルサッテ(『恐竜の世界史』著者) ライリー・ブラックは、この危機と回復のあらゆる段階を蘇らせた。 軽やかな筆致の根底にあるのは、物語の背景にある豊富な 科学的エビデンスの綿密かつ入念なる分析である。 ――マイケル・J・ベントン(『恐竜研究の最前線』著者) 童話のように色鮮やかな本書は、ブラックの科学に基づいた 想像力によって命を吹き込まれたものだ。『恐竜最後の日』は、 遥かなる過去と現代の生態系がつながっていることを明らかにする。 エビデンスの数々が織り込まれた物語を読み進むうち、読者は過去に誘われ、 あたかも目の前でさまざまな出来事が起こっているかのように思えてくるだろう。 ――エルサ・パンチローリ博士(『哺乳類前史』著者) * * * * * そして生命は新たな道を歩みはじめた 6600万年前のモンタナのヘルクリーク、晴れた日の午後。 森の端ではトリケラトプスが歩き回り、ティラノサウルスは巨体を揺らしながら 獲物を探している。その数時間後、小惑星が地球に衝突し、 風景を一変させることになるなどと、誰が予測できただろうか。 この災禍は、既知の種の半分以上を消し去ったが、それまでの1億年間 閉ざされていた進化の機会を得る重要なものでもあった。 衝突から1日後、1年後、1000年後、100万年後に起きた生命の歩みを、 目の前で観察しているかのごとく語る、ナラティブ・ノンフィクションの傑作。 ◆目次 序章 第1章 衝突前――いまから6604万3000年前 第2章 衝突 第3章 衝突から1時間後 第4章 衝突から1日後 第5章 衝突から1か月後 第6章 衝突から1年後 第7章 衝突から100年後 第8章 衝突から1000年後 第9章 衝突から10万年後 第10章 衝突から100万年後 結論――小惑星衝突から6604万3000年後 付録――科学的背景について ◆本文より もし歴史がほんのわずかでも違う形で展開していたならば、 絶滅における最悪の状態を脱したとしても、進化の末に私たち人間が 誕生することはなく、爬虫類の鋭い爪が牛耳る世界で生きる哺乳類は、 比較的小さい体のまま、フンフンと辺りを嗅ぎまわるだけの存在に なっていたことだろう。この壮大な物語は恐竜たちの苦難だけで終わるものではない。 私は、滅亡する恐竜たちの陰に隠れて生き残った目立たない生物たちと、 そんな彼らがのちに繁栄する様子にも焦点を当ててみたかったのだ。
  • テストステロン: ヒトを分け、支配する物質
    5.0
    テストステロンが人間の体に与える影響は強大で、遺伝子や文化と協調し、男女の身体と行動を多種多様なものにする。 人間の行動に性差がある理由について意見は分かれるが、科学的には明らかである。 しかし、だからといって、ジェンダーの不平等さや家父長制的な価値観を支持することはない。 むしろ、テストステロンを理解することは、私たちは自分自身と互いをよりよく理解し、より公平で安全な社会を築くことに繋がるはずである。 テストステロンはヒトの心を、身体を、行動をどのように形成するのか? 本書は私たちがテストステロンを深く理解する機会を提供し、「ヒトとは何か?」という問いと改めて向き合うきっかけを与えるだろう。
  • ヒトとカラスの知恵比べ: 生理・生態から考えたカラス対策マニュアル
    5.0
    カラス研究20年。 カラスの生態も、カラス被害の現場も知り尽くした カラス対策のエキスパートが伝授する “もっとも有効な”カラス対策 カラス被害にお困りのみなさま、 まずはカラスを知ることから始めませんか? 魔法のカラス対策は存在しないかもしれないが、 カラスの行動や生態を理解すれば、対抗手段が見えてくる。 本書では、多種多様なカラス被害の現場を見てきた著者が、 科学的根拠に基づいた現場別の被害対策を伝授。 また、ヒトを襲う、黄色が嫌い、ヒトの視線を避ける、 カカシやCDの効果など、カラスをめぐって囁かれる噂の真相に、 カラス目線で迫る。 身近な野生動物、カラスと共存するための道を求めて。 ●目次 第1章 多種多様なカラス被害~カラスの気持ちになって考える~ 第2章 そのカラス対策は間違っている……かも~カラスが本能的に嫌がる物なんてない?~ 第3章 カラス被害はこう防げ 第4章 カラスの行動をコントロールする研究と対策の最前線 第5章 カラスとヒトの共存は可能か? ●まえがきより 本書を読めば、なぜ被害が発生してしまうのかは見えるだろう。 そして、その被害を軽減するためにすべきこともわかるだろうし、 何をどのように努力すればよいかもわかるはずだ。 一方で、対策の限界も見えてくるだろう。 少なくとも、次から次へと手当たり次第に対策を試し、 無駄な時間と労力をかけなくて済むような知識は得られるはずだ。 本書がカラスに悩む方のお力に少しでもなれば、 このうえない喜びである。
  • あなたがあの曲を好きなわけ: 「音楽の好み」がわかる七つの要素
    5.0
    私自身、音楽や感情、それに脳についてはよく知っていると思っていたが、 本書からは実に多くのことを学べた……卓越した一冊である。 ――ダニエル・J・レヴィティン(『音楽好きな脳』著者) この本には夢中になった。 自分が好きなレコードを好きになった理由が理解できたから、 次の宝探しの地図を手に入れたようなものだよ。 ――モビーン・アザール(ジャーナリスト、『プリンス1958-2016』著者) これほど驚くべき本を書けるのはスーザン・ロジャースしかいない。 音楽に対する愛情、歴史の創造に携わったレコーディングスタジオでの 幅広い経験、このテーマに関する深い知識――これらを持つ彼女のおかげで、 自分が人生で音楽を愛する理由が理解できた。 ――デュエイン・チューダール(著述家、テレビプロデューサー) <I>〝殿下〟プリンスの名作を手掛け、 全米ナンバーワンヒットをプロデュースした著者が、 あの曲にどうしようもなく惹かれる理由を探る。 </I> 数々の名作を手掛けた音楽プロデューサーから認知神経科学者に 転身したスーザン・ロジャースが、音楽の七つの要素 (本物らしさ、リアリズム、斬新さ、メロディー、歌詞、リズム、音色) に基づく「リスナー特性」によって、好きな曲で心が動かされる 理由を明らかにしていく。この、リスナー特性を探ることで、 音楽とのつながりが深まり、自分の個性も見えてくるという。 科学に裏打ちされた洞察を織り込み、あらゆるジャンルの音楽に光を当て、 レコード制作の舞台裏やプロデュース術も紹介する本書を読めば、 音楽の楽しみ方が大きく変わる! ●目次 序曲(オーバーチュア) 第1章 本物らしさ――表現の聴こえ方 第2章 リアリズム――音楽の見た目 第3章 斬新さ――リスクの聴こえ方 第4章 メロディー――音楽の感覚 第5章 歌詞――アイデンティティーの聴こえ方 第6章 リズム――音楽の動き方 第7章 音色――音楽が呼び覚ますもの 第8章 形式と役割――音楽プロデューサーにとっての聴こえ方 第9章 一耳惚れ――あなた自身を表す音楽 終結部(コーダ) ●本文より 自らのリスナー特性を把握して、「あなた自身を表す音楽」を理解する能力は、 完全にあなたの中にある。自分が好きなレコードの特色やニュアンスを探り出し、 ほかの曲ではなくその曲を高く評価する理由を解明できるのは、あなただけだ。 自分の音楽の好みを探ることは、人との関係を追求することと同じくらいに 目を見開かされる自己発見の旅になる。(略) 自分の本性を見極める一番の方法とは、自らのプレイリストに飛び込んで ……耳を傾けることなのだ。
  • 化学研究者のためのやさしくて役に立つ特許講座
    5.0
    1巻2,640円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 化学研究者が知っておくべき特許の基本をやさしく解説した.「特許とはなんぞや」から始まり,出願から取得後の活用法まで,現場に精通した弁理士がていねいに解きほぐす.読みやすく,深くてためになる決定版入門書.
  • 現代物理化学
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 基礎事項から最新研究までを1冊にまとめた,待望のオールカラー和製教科書.重要事項を精選するとともに,難しい概念や式の導出をていねいにわかりやすく解説した.2~4セメスターの講義数に合わせて柔軟に使える4部構成となっている.章末問題には実際の院試問題を載せ,大学院入試に対応できる力が身につく.
  • 読むだけで身につく化学千夜一夜物語: 食品、日用品から最先端技術まで75話
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「スイヘーリーベボクノフネ」「なぜ、チーンでご飯が温かくなる?」他楽しい75話. 長崎新聞の人気連載記事に大幅な加筆を加えて教養の化学書として再登場.それぞれ見開き構成で全75話. 日常生活に見る現象,宇宙をかたちづくる粒子から,環境問題,情報化社会を支える化学物質まで,楽しい喩えと切り口で化学の不思議を解き明かす. 巻頭カラー写真が見ごたえあり.
  • ふしぎの森のふしぎ
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 花がいっせいに咲く春、どこもかしこも大いそがしの夏、色あざやかな葉に包まれる秋、そして、ひっそりした冬…。森に入れば、いつも何かが見つかります。この本は、森がどんなにおもしろいかを学び、なかなか気づかないことに気づかせてくれます。森にひそむ不思議やひみつを知ったら、散歩する森の景色がまったくちがって見えるようになるはずです。
  • いいかげんなロボット: ソフトロボットが創るしなやかな未来
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    ・ヘリウムガスで膨らませた全長20メートルのロボットアーム ・ゴムチューブを変形させて大腸内を自走するロボット ・ゾウの鼻に学び大きな力を生み出すパワーソフトロボット 未来は硬くないロボットの出番です。 パワー、精密さ、効率を求めて、大きな成功を収めたロボット。 産業界を中心に活躍しているが、赤ちゃんをやさしく抱きしめる といった行動はまだうまくできない。 そんな、従来のロボットでは難しかった課題の解決にチャレンジする、 ソフトロボットに注目が集まっている。 いいかげんさやあいまいさを活用しようとする、 従来のロボットとは逆の発想で生まれたロボット。 本書ではソフトロボットの可能性を、さまざまな実例と 最先端の研究とともにダイナミックに描き出す。 未来を創る「いいかげんなロボット」の世界へようこそ! ●本文より 従来のロボット工学では、エラーは許容されませんでした。 そのおかげで、工場の生産ラインではミスがなく確実な作業を実現できます。 しかし、いつも確実に同じことを繰り返すだけでは順応・成長はできません。 ソフトロボットは、身体にも動きにも知能にも「いいかげんさ」を持っているので、 従来のロボットのようにいつもミスなく確実に動くわけではありません。 ミスもします。 しかしそのおかげで学習し、成長し、環境に順応できるロボットなのです。 ●目次 第一章 ソフトロボットとは何か 第二章 しなやかな身体――変形・変化する身体 第三章 しなやかな動き――すべてを仕切らない 第四章 しなやかな知能――やわらかな〝もの〟には知能が宿る 第五章 ソフトロボット研究の現場から 第六章 E-kagenなロボットが創るしなやかな未来
  • 木はおどろきでいっぱい
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 木はどこにでも生えているけれど、木のことをどれくらい知っていますか? 根っこはおしゃべり、葉っぱは働きもの。木は、まわりの木と友達になって仲よくしたり、時には競争したりもしているんです。木に助けられている植物、昆虫、動物、人間のこともたくさん紹介。木のことが大好きになる、大型絵本図鑑。調べ学習にも最適です。
  • アメリカへ博士号をとりにいく : 理系大学院留学奮戦記
    5.0
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ドクター獲得をめざして、アメリカに渡った「鎌ちゃん」。カリフォルニア大学での5年間を、すべてお話しします。
  • 元素楽章:擬人化でわかる元素の世界
    4.5
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 元素の特性に基づくキャラクターデザインとフィクションの要素を融合させ,物語にまで昇華させた,待望の元素擬人化ファンタジーが誕生しました. 錬金術の神秘から現代の科学までを織り交ぜながら,読者を魅惑的な元素楽章の世界に誘う.個性あふれる元素たちとともに,かれらの住むアスティオン大陸の魅力的な名所を観光雑誌風に紹介し,旅の魅力を鮮やかに描く.先人たちによる錬金術や賢者の石の探求にも触れ,一方で宇宙における元素誕生から寿命が尽きるまでを壮大につづる.周期表の果てに広がる超重元素への希望と感動は,きっと読者の心に響くはず―. 純粋な物質が生命を宿すとき,かれらの物語が美しく動きだします. 元素たちの冒険を,麗しいイラストとともに,どうぞご堪能ください.
  • 100兆円で何ができる?:地球を救う10の思考実験
    4.5
    もし100兆円を与えられ,「世界のため,科学の発展のために1年間で使い切りなさい」と言われたら,あなたは何をしますか? 100兆円で達成できることは何だろう? 「世界から貧困をなくす」「すべての病気の治療法を開発する」や「ダークマター研究のため最新の加速器を建設する」「人工意識をつくる」など,可能性は無限に広がっていく.前向きでチャレンジングな未来予測.
  • チョウの翅は、なぜ美しいか:その謎を追いかけて
    4.5
    ゼフィルスの愛称で親しまれるチョウのミドリシジミ.翅の美しい輝きはどのように作られ,彼らの生態にどのような意味をもつのか興味は尽きない.「雄が派手なのは雌の関心を引くため」という説は果たして本当だろうか? ヤドカリやカニなど,さまざまな生きものを研究してきた動物行動学の第一人者が,中学生のとき魅せられたチョウに立ち戻り,その翅の色,色覚,行動の謎を粘り強く解き明かしていく.実験室やフィールドワークの克明な様子,意外な結果を受けて新たな実験に挑戦と,著者の研究ヒストリーを読者は追体験できる.同僚研究者との交流や研究外のエピソードも紹介され,冷静で論理的な筆致の中にも科学者としての情熱や自然への愛情を感じとれるだろう.
  • カタニア先生は、キモい生きものに夢中!
    4.5
    鋭い感覚の鼻をもつホシバナモグラから獲物を麻痺させるデンキウナギまで、生きものたちはユニークで並外れた能力をもっている。本書でカタニア先生は自然界で最も注目すべき「キモい」生きものを面白おかしく、そして魅力的に描く。触手のあるヘビ、小さなトガリネズミ、ゾンビをつくる“宝石バチ”などの行動の背後にある謎に光を当てる。これらの動物を研究することで、生命がどのように進化してきたかについて、深い洞察が得られるだけでなく、科学的発見がいかにワクワクして冒険と楽しみに満ちたものかを本書で示している。中学生・高校生から一般まで「研究すること」に興味のある人はぜひ読んでほしい。
  • 民間療法は本当に「効く」のか: 補完代替療法に惑わされないためのヘルスリテラシー(DOJIN選書)
    4.5
    1巻1,760円 (税込)
    ・膝の痛みにグルコサミン? ・風邪の予防にはビタミンC? ・がん患者にはヨガが良い? 気になる情報を「正確に」読み解くポイントを丁寧に解説! 健康食品やサプリメント、鍼灸、ヨガなど数多く存在する「補完代替療法」。 根拠不明の健康法や食事法がブームとなり、現れては消えを繰り返している。 なぜ人は補完代替療法を求めるのか。 気になる補完代替療法があるとき、どう向き合い、誰に相談したらよいのか。 医師として実際に経験した事例をもとに、怪しい情報を見極めるコツやポイントを、 ステップ・バイ・ステップで丁寧に解説する。 補完代替療法の落とし穴にはまらないための 「ヘルスリテラシー」とは。 ●目次 第1章 「補完代替療法」は西洋医学と相対するものなのか? 第2章 補完代替療法の問題点 第3章 補完代替療法は効くのか? 第4章 病気の人が補完代替療法に関心を持ったとき 第5章 ヘルスリテラシーを知っていますか? 第6章 補完代替療法との上手な向き合い方 ●まえがきより 民間療法を求める人が後を絶たないのは、健康への希求といった 人間の本能に深く根ざしているからというだけではなく、 その背景に、病院の診療室だけでは解決できない問題が 山積しているからだということです。 たとえば、薬に対する忌避などの医療不信、 それをあおる一部メディアやネットの情報発信の問題、 取り締まるべき行政機関の対応不備などです。 さらには、契約トラブルなどの経済的被害に巻き込まれているような事態も散見されます。
  • 極端豪雨はなぜ毎年のように発生するのか: 気象のしくみを理解し、地球温暖化との関係をさぐる(DOJIN選書)
    4.5
    1巻1,870円 (税込)
    ・大気の状態が不安定とはどういうこと? ・大雨が持続する危険な積乱雲はどんなもの? ・線状降水帯の発生メカニズムとは? 豪雨に備えるために知っておきたい気象の知識 数十年に一度という極端な豪雨は、なぜ頻発するようになったのか。 本書ではまず、直近10年の豪雨災害を振り返り、その発生状況を整理する。 そのうえで、気象のメカニズムをやさしく説き起こし、豪雨をもたらす要因、 線状降水帯や台風と豪雨の関係などまでを解説。 また、しばしば豪雨との関係がささやかれる地球温暖化の現状に加え、 豪雨への影響を評価する、イベント・アトリビューションによる最新研究を紹介する。 気象情報を上手に活用すれば備えができる豪雨。 その付き合い方がわかる1冊。 【まえがきより】 本書をお読みいただければ、豪雨をもたらす積乱雲の発達から地球温暖化と豪雨の関係までを、 ひとつのつながった話として知ることができるでしょう。 災害をもたらす豪雨はたしかに怖いものであり、ときには避難する必要があります。 ただ、地震のように突然起こるものではなく、ある程度は事前に予測することができます。 普段から天気予報に耳を傾け、天気の移り変わりのしくみを知っておくと、 いざ豪雨がきたときにも慌てず、適切な行動をとれるようになるでしょう。 豪雨の正体をつかめば、なぜ地球温暖化で豪雨が威力を増すのかもわかってきます。 【目次】 第1章 21世紀はじめに発生した豪雨を振り返る 第2章 豪雨はなぜ発生するのか? 第3章 豪雨をとらえる 第4章 進む地球温暖化 第5章 近年の豪雨は地球温暖化のせいなのか?
  • マンガで学ぶスポーツ倫理: わたしたちはスポーツで何をめざすのか
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ドーピングや暴力問題など,スポーツに関するニュースはよく聞かれる.本書は,女子高校生が部活でのできごとなどを通してスポーツを巡る問題について考えていくマンガと,論点を提供する解説を組み合わせた画期的なスポーツ倫理入門である.部活動などで直面する勝ち負けへのこだわりについても詳しく取り上げる.スポーツは勝負事なのか,それとも娯楽なのか.スポーツが好きな人もそうではない人も,いまこそ一度立ち止まってスポーツとは何なのかについて,自分なりに考えてみてほしい.
  • 死を招くファッション―服飾とテクノロジーの危険な関係
    4.5
    19世紀から20世紀前半、欧米諸国の衣服や装飾品のデザインや素材には、科学技術の進歩によって革新的なものが生まれ、流行してきた。いつの時代も、その当時の最新技術によるファッションは、悲惨な出来事を引き起こした。本書は、それらを取り上げて、歴史的・社会的背景や、科学的側面とともに示す。それらの出来事に巻き込まれざるを得なかった人々の悲劇的エピソードは、それぞれが胸に迫る。そして、同様の問題は現在も存在することが、具体的な事例とともに指摘される。美しい色や贅沢な装飾の服、帽子、装飾品などの写真と、それらにまつわる悲劇との対比が、たいへん印象的である。
  • 生命の歴史は繰り返すのか?―進化の偶然と必然のナゾに実験で挑む
    4.5
    ■地球の生命の歴史は、目を見張るような収斂の事例でいっぱいだ。眼や翼、木に登るトカゲは、何度も独立に進化した。一方で進化生物学者は、偶発性を示す例も数多く発見してきた。ランダムな遺伝的変異や、はるか昔のチョウの羽ばたきといった、ごくわずかな変化が、進化のたどる道筋をしばしば大きく書き換えた。この2つの力は、常に変わりつづける自然界で、それぞれどんな役割を果たしているのだろう? いま存在する動植物や、わたしたちヒトは、必然的に生まれたのか、それともたまたま運良く進化しただけなのか? ほかの惑星に存在する生命について、そこから何が言えるだろう? ■ジョナサン・ロソスは、進化生物学における最新のブレイクスルーが、いまなお続く科学界屈指の大論争にもたらした新たな知見を明らかにする。世界各地を訪れ、地球の生命史における最大のミステリーを、進化実験で解決しようと奮闘する研究者たちに出会う。ロソス自身も、このエキサイティングな新分野のリーダーのひとりだ。グッピー、ショウジョウバエ、細菌、キツネ、シカネズミ、そして彼自身のカリブの島じまのアノールトカゲの実験を通して、生命のテープのリプレイがおこなわれ、進化がきわめて急速に、また予測可能なかたちで起こりうることが明らかになる。 ■本書は、進化についての考え方や、議論のあり方を一変させるだろう。自然淘汰と進化的変化に関するロソスの洞察は、生態系の保護、食料供給の安定、有害なウイルスや細菌との闘いに、広く応用できる。臨場感たっぷりに描かれた、この進化をめぐる物語は、わたしたち人類について、そして自然界や宇宙における人類の役割について、新たな理解をもたらすものだ。
  • マジックにだまされるのはなぜか : 「注意」の認知心理学
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 誰もが楽しめるエンターテインメント、マジック。マジシャンは、人間の認知機能の盲点をついた巧妙なテクニックによって観客を魅了する。観客がそうとは気づかぬうちに注意を誘導し、ときには行動さえコントロールするのだ。その背後にある人間の認知機能の特性とはいかなるものか。本書では、認知機能のうちでもとくに「注意」の働きに焦点を当てマジックと関連づけながら、人の認知システムの不思議が満載されたステージを披露する。
  • Life Changing:ヒトが生命進化を加速する
    4.2
    1巻2,860円 (税込)
    ダーウィンはいった、「進化はゆっくり起こる」 だが、人間によって進化は急速に起こっている! 過去30億年、地球上の生命は自然の力によって形成されてきた。進化はゆっくりとしか起こらず、種は数千年にわたる自然淘汰でつくられた。数十万年前に「ホモ・サピエンス」が出現したことで、地球の自然史は突如として終わりを告げた。 私たちが生きる現代は、私たちの行動がすべての生命と絡み合い、ポスト自然の段階にある。野生動物は家畜化され、凶暴なオオカミはヒトの手をなめるイヌになった。ニワトリ (ブロイラー)は地球上で一番個体数の多い鳥になり、クローン馬でポロを競う。 気候変動は、ヒトや動植物にも多大な影響を与えている。ヒトの存在が、ある種の動物の進化を急速に進化させていることがわかってきた。勝手気ままに破壊を続けるヒトもいれ ば、一方で絶滅しかけの動物を救おうとする ヒトもいる。 進化の歴史から、遺伝子編集の技術にも言及 し、環境を破壊し続けた私たちヒトの責任を問う。明るい未来を子どもたちに引き継ぐために、私たちにできることとは・・・
  • 「かわいい」のちから―実験で探るその心理
    4.1
    日々の会話はもとより、メディアでもたびたび登場する「かわいい」という言葉。日本のポップカルチャーの代表としても注目されているが、そもそも「かわいい」とはどんなものなのか。また「かわいい」ものは、私たちにどのような効果を及ぼすのか。本書では、かわいい色や形、年齢や性別によるかわいいの感じ方の違い、かわいいものに近づきたくなる心理などに実験心理学という手法で迫り、「かわいい」の力を探る。これまでになかった、科学的なかわいい論の登場。
  • 大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件: なぜ美しい羽は狙われたのか (DOJIN文庫22)
    4.0
    「本の雑誌が選ぶ2019年度ベスト10」第2位選出をはじめ、 各紙誌で絶賛された犯罪ルポルタージュの傑作、待望の文庫化! ***** 死んだ鳥を大量に盗む?   いったいぜんたい、だれがそんなことを? 2009年6月。 ロスチャイルド家がヴィクトリア時代に創設した博物館から、約300羽の鳥の標本が消えた。 世にも美しい鳥が行きついた先は、希少な羽で毛針を制作する愛好家たちの世界だった! この突拍子もない盗難事件を偶然知った著者は、最初は好奇心から、やがては正義感から、 事件の調査に乗り出す。 羽毛をめぐる科学史と文化史、毛針愛好家のモラルのなさと違法取引、絶滅危惧種の保護問題、 そして未来へのタイムマシンとなりうる標本と、それを収集・保存する博物館の存在意義。 スピーディーに展開される犯罪ルポルタージュ。 ◆本書に寄せられた賛辞 博物館侵入事件、進化論の発見、絶滅の危機に瀕した鳥たち、 そして毛針作りにとりつかれた者たちが巣くう地下世界 ――無関係に見える話題を見事にまとめあげた犯罪実話だ。 マーク・アダムス(『マチュピチュ探検記』著者) 一見すると地味で埋もれてしまいそうな事件を題材に、 つぎからつぎへと繰り出される洞察と驚き。 最初から最後まで魅力に満ちた一冊。 マイケル・フィンケル(『ある世捨て人の物語』著者) 犯罪そのものだけでなく、文化遺産の重要性について多くのことを教えてくれる。 エリザベス・マーシャル・トーマス(『犬たちの隠された生活』著者) 魅了される……この犯罪をめぐって著者が取り上げた何もかもがストーリーテリングの極みだ。 カーカス 科学、歴史、犯罪ドキュメンタリー好きの読者にアピールするページターナー。 パブリッシャーズ・ウィークリー ◆目次 第1部 捕われる鳥、裕福な人 1章 アルフレッド・ラッセル・ウォレスの試練 2章 ロスチャイルドの博物館 3章 羽飾りファッションの大流行 4章 自然保護運動の誕生 5章 ヴィクトリア時代の高貴なたしなみ 6章 毛針界の希望の星 第2部 トリング窃盗事件 7章 ロンドンでの日々 8章 博物館侵入計画 9章 窓破り事件 10章 突拍子もない犯罪 11章 捜査 12章 ネットオークション 13章 逮捕 14章 審理 15章 診断 16章 判決 17章 消えた仮剝製の行方は? 第3部 真相究明 18章 国際毛針制作シンポジウム 19章 自然史標本はなぜ重要か 20章 タイムマシンに出合う 21章 鳥類学者プラムのUSBドライブ 22章 エドウィンとの対面 23章 ノルウェーでの三日間 24章 ミケランジェロが消えた 25章 鳥の魔法
  • はみだし生物学: 博士とキノコ助手の愉快な研究の日々
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は,教科書から”はみだし”た生き物のあっと驚くあんなことやこんなことを紹介した本です。「奇想天外」という名の植物があるように,生き物にはあっと驚くことがうあまのように存在します.そして,その生き物を研究する生物学ほどおもしろい学問はほかにはない,と思います.中学や高校の教科書には収まりきらない,生物学の面白さ,自然界の魅力を伝える,楽しい読み物です.はみだし生物学研究所の博士とキノコ助手が,生物学の気になる42トピックスを愉快に語ります.トピックスをめくるたびに謎が謎をよび,興味が尽きません.
  • ネコはどうしてニャアと鳴くの?: すべてのネコ好きに贈る魅惑のモフモフ生物学
    4.0
    進化生物学の第一人者であり大のネコ愛好家、ジョナサン・ロソスが贈るネコ本の決定版! トカゲ研究で名をはせた著者が、一緒に暮らすネコとの豊富なエピソードを交えながら、アフリカヤマネコから進化し家庭の一員となった過程を解説。最新の科学技術を駆使しながら、進化の歴史、そのユニークな行動や品種の多様さ、遺伝的特徴の秘密、そしてネコの未来までを解き明かします。ネコ好きの読者だけでなく、動物に興味のある人にも楽しめる一冊です。
  • 人体、なんでそうなった?: 余分な骨、使えない遺伝子、あえて危険を冒す脳
    4.0
    私たちの進化の歴史は、間違いの繰り返しだ。しかし、それを知ることは愉快でためになる。人体には骨格から生殖系、脳まで、“妥協の産物”があふれているが、すべて長年の進化の結果なのだ。人類進化の40億年をたどる旅を通じて、私たちのできそこないっぷりを称えながら、繁栄の“代償”も解説する。
  • 世界から読み解く食の安全: インターナショナルフードアセスメントとは
    4.0
    1巻2,640円 (税込)
    本書は,3極(欧・米・日)における医薬品の規制に関する国際調和会議のプロセスで育まれたレギュラトリーサイエンスの食品版です.農業,食糧(料),健康など地球規模の課題を取り上げ,食の安全を読み解くことを試みました.国際社会がこれらの課題と向き合う時の考え方や食の伝統を知り,文化や健康科学としての「食」について理解し,本邦の立ち位置を考察し,「食」のリスク・アセスメントへの理解の深耕に努めました.
  • つくられる偽りの記憶: あなたの思い出は本物か?
    4.0
    自分の記憶は確実なものなのか? ・あとから入ってきた情報が記憶を書き換える? ・体験しなかった出来事も記憶している? ・記憶はどこまで遡れる? ・催眠で過去の記憶を思い出せる? ・昔はよかったと考えるのも記憶のせい? 自分の思い出は間違いないものと考えるのがふつうだが、 近年の認知心理学の研究からそれほど確実なものではないことが 明らかになってきた。前世の記憶、エイリアンに誘拐された記憶など、 実際に体験していない出来事を思い出すのはなぜか。 記憶をめぐる不思議を、最新の知見に基づき解き明かす。 【目次】 第1章 その目撃証言は本物か? 目撃証言が冤罪をつくり出す? あとから入ってきた情報が記憶を書き換えていく 質問するだけで記憶が書き換わっていく コラム1 ジェイソン・ボーンはなぜ戦闘スキルを忘れていないのか 第2章 体験しなかった出来事を思い出させることはできるのか? 体験しなかった出来事の記憶 イメージするとフォールスメモリーが形成される コラム2 埋め込まれた記憶と本当のアイデンティティ 第3章 生まれた瞬間の記憶は本物か? 生まれた瞬間の記憶?――クリスチナの出生時記憶 人間は記憶をどこまで遡れるのか 出生の瞬間の知覚能力 催眠で過去の記憶を思い出させることはできるのか 出生時の記憶を思い出させるとなにが起こるのか? コラム3 検索できない記憶の想起にチャレンジする 第4章 前世の記憶は本物か? 前世の記憶を思い出した人々 前世の記憶を思い出させる 前世の記憶を思い出すのはどのような人々か コラム4 臨死体験は出生時の記憶の再現なのか 第5章 エイリアンに誘拐された記憶は本物か? エイリアンに誘拐された人々 エイリアン・アブダクション現象を解明する エイリアン・アブダクションにあいやすい人の特性 コラム5 エイリアン・アブダクションと悪魔教団 第6章 本当に昔はよかったのか? 現在の自分が過去の自分の記憶を決める 人生が終わりに近づくと過去が輝いて見えはじめる コラム6 『インセプション』と記憶の埋め込み
  • 死の終わり: 不死の科学的可能性と倫理
    4.0
    死は避けられないものなのだろうか.人類の歴史はこの死という現実によって形作られてきた.宗教,境界,そして進歩は,死への恐れから生まれたと言っても過言ではない.しかしこれまで宗教的パラダイムによってしか慰められなかった死への恐怖は,科学の発展によってまったく見え方が変わったものになった.本書では生命科学の現在(組織再生,幹細胞治療,臓器移植,凍結保存等),とりわけ老化を予防する科学について,衒学的な記述なしに分かりやすくひも解く.同時に,まだ発展途上にある老化研究の重要性および同分野へのさらなる注力を説く.
  • 量子力学は、本当は量子の話ではない:「奇妙な」解釈からの脱却を探る
    4.0
    量子論における直感に反することや不可解なこと。それらを「奇妙」とはもはや言っていられない。 「奇妙」からの脱却の時はもう来ている。 【目次】 第1章 量子力学が何を意味しているかを言える者はいない(これが本書の主張である) 第2章 量子力学は、本当は量子の話ではない 第3章 量子物体は波動でも粒子でもない(が、そのようなこともある) 第4章 量子粒子は一度に二つの状態にはない(が、そのようなこともある) 第5章 何が「起こる」かは、それについて何を見いだすかによる 第6章 量子論の解釈の仕方にもいろいろある(そして、どれもどうも意味をなさない) 第7章 どのような問いも、答えは「イエス」だ(「ノー」でない限り) 第8章 すべてを一度に知ることはできない 第9章 量子物体の性質がその物体だけに収まっている必要はない 第10章 「不気味な遠隔作用」はない 第11章 日常世界は量子世界の人間スケールにおける現れである 第12章 経験するすべてはそれを引き起こしている何かの(部分的な)複製である 第13章 シュレーディンガーの猫には子がいる 第14章 量子力学はテクノロジーに活かせる 第15章 量子コンピューターが「多くの計算を一度に」実行するとは限らない 第16章 「量子」あなたはほかにいない 第17章 物事はさらにいっそう「量子的」になりえた(ならば、なぜそうではないのか?) 第18章 量子力学の基本法則は思ったよりシンプルかもしれない 第19章 底へはたどり着けるのか?
  • マンガで学ぶ情報倫理: わたしたちは情報化社会とどうつきあえばよいのか
    4.0
    情報技術の激流に飲み込まれないために 考えておきたい基本の10テーマ 1.プライバシー①:なぜプライバシーが問題になるのか? 2.プライバシー②:プライバシーを守ることは難しい? 3.有害情報:規制すべきか、自由を守るべきか? 4.知的財産権:知的財産権という不思議な権利 5.情報機器の信頼性:コンピュータの失敗の責任は誰がとる? 6.情報の信頼性と匿名性:ネット上の情報を信頼してはいけないのか? 7.携帯電話の倫理:電車の中でのケータイ通話はなぜルール違反なの? 8.遺伝情報と遺伝子診断:遺伝情報の利用が進むとどんな問題が生じるか? 9.内部告発:内部告発をするのは悪いことなのか? 10.情報化社会と民主主義:電子化がどんどん進むと社会はどう変わっていくか? スマホ,SNS,ビッグデータ,AI,遺伝子診断など, 情報技術の進歩はすさまじく,それによって社会も大きく変わってきている. しかし,どんなに新しい情報技術でも,知的財産権,プライバシー,信頼性・匿名性, 規制と自由などといった,古くて新しい基本的な問題をはらんでいる. 本書は,それらの問題を,マンガと解説の組み合わせで課題と論点を知り, 自分で考えることができるようにした,現代人必読の入門書である. 目まぐるしい情勢変化の中で,新しい情報技術と向き合うときに何に気をつければいいか, 柔軟に対処していける素養を身につけてほしい.
  • 40℃超えの日本列島でヒトは生きていけるのか: 体温の科学から学ぶ猛暑のサバイバル術
    4.0
    「命にかかわる危険な暑さ」対策指南 喉元過ぎれば“暑さ”を忘れる にならないために。 体温調節のしくみがわかれば暑さ対策もわかる!? 体温はどのように決まるのか、カラダを冷やすしくみとは、 温度をどのように感じているか、熱中症はなぜ発症するか、 運動と体温の関係とは……。 さまざまな側面から、人体に備わった精緻なメカニズムを解き明かす。 酷暑を乗り切るための知恵が得られる一冊。 ●はじめにより 体温の研究は非常に多岐にわたる、学際的知識を必要とする面白い研究である。 たとえば、マニアックな生物学的研究の一方で、空調や、 衣服のことを考えることが必要である。 オリンピックで、トップアスリートがどれだけのパフォーマンスが 発揮できるかを考えながら、高齢者の暑さ感覚がなぜ悪いのかを考える。 体温の研究者は、いつもそんなことを議論しているちょっとおかしな人たちの集まりである。 生物学のようで、生活科学のようで、おばちゃんの井戸端会議のような学問である。 その中に、少しだけ入り込んで、 タイトルの疑問の答えを探しながら楽しんでいただければ幸いである。 ●目次 第1章 環境と人の関係 第2章 カラダの温度とその意味 第3章 カラダを冷やす道具たち 第4章 温度を感じるしくみ 第5章 脳と体温調節─―考えない脳の働き 第6章 フィールドの動物から暑さ対策を学ぶ 第7章 熱中症の話 第8章 運動と体温 第9章 発達、老化、性差など 第10章 温度や暑さにかかわる分子や遺伝子
  • 地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか: 太陽活動から読み解く地球の過去・現在・未来
    4.0
    宇宙とのつながりから 気候変動を理解する 〈第31回講談社科学出版賞受賞作〉 樹木や地層、古記録は、太陽活動や地球環境について何を教えてくれるのか。 太陽活動のアップダウンは、どのようにして地球の気候に影響を及ぼすのか。 地球と宇宙のつながりから地球を知る「宇宙気候学」。 その最前線を丁寧に解説し、大いなる可能性を語る。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 屋久杉の年輪や南極の氷に刻まれた太陽活動の記録。 その「タイムカプセル」を開いたとき、 地球の変動を理解するための新たな視点が浮かび上がる。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ■目次 第1章 変化する太陽 第2章 太陽の真の姿を追う 第3章 太陽活動と気候変動の関係性 第4章 宇宙はどのようにして地球に影響するのか 第5章 変わるハビタブルゾーン 第6章 未来の太陽と地球
  • 地球温暖化で人類は絶滅しない:環境危機を警告する人たちが見過ごしていること
    4.0
    確かに地球は温暖化している.それは止めなければならない.だが,温暖化だけで人類が絶滅するわけではない.先進国の環境アラーミストが推し進めようとする環境対策は,開発途上国に必要な経済発展を阻害し,むしろそれが地球の環境を悪化させる.長く環境運動に取り組み,世界各地の実情を見てきた著者が,IPCC報告書等の科学的知見に基づき,真に実効的な環境保全の道を示す.アラーミズムと懐疑論を超える,注目の全米ベストセラー.著者からの「日本語版に寄せて」を収録.
  • セレンディピティ: 思いがけない発見・発明のドラマ
    4.0
    サクセス・ストーリーを超えた 示唆に富む人間ドラマ ペニシリンやナイロン、面ファスナーなどのような日常生活に関わる発明、 ニュートンの重力理論やビッグバン、DNAなどのような科学的に重要な知識、 そしてロゼッタストーンやポンペイ遺跡、死海文書のような考古学上の重要な発見まで、 「偶然」の要素が大きく関わっていた。 歴史を変えた発見にまつわる興味深いエピソードを紹介し、 小さな偶然とそれを見逃さなかった洞察力が、数々の成功へとつながる 創造の過程を追った名著、文庫版で復活。 幸運は用意された心のみに宿る――ルイ・パストゥール 1章 史上初のストリーカー 2章 新世界の発見 3章 マラリアにかかったインディオとキナキナの木 4章 りんごはなぜ垂直に落ちる 5章 カエルの脚と電池 6章 乳しぼりの女と天然痘のワクチン 7章 元素発見をめぐるさまざまな物語 8章 麻酔剤発見の栄誉をめぐる争い 9章 有機化学を生んだ尿素合成 10章 ダゲールと写真の発明 11章 天然ゴムと合成ゴム 12章 分子でも左手型と右手型では大違い 13章 合成染料と合成顔料をめぐって 14章 夢から生まれた分子の建築 15章 ノーベル賞とダイナマイト 16章 象牙や絹糸をつくる 17章 新しい化学工業を生んだ実験室での偶然 18章 努力しないで成功するには――考古学におけるセレンディピティ 19章 天文学におけるセレンディピティとの遭遇 20章 医学における偶然の発見 21章 X線、放射能、そして核分裂 22章 どんなに甘くても太らない 23章 飛び散らない安全ガラス 24章 抗菌性物質――発見への道 25章 成功の決め手――冷延伸法 26章 装置の漏れと汚れがくれた贈り物 27章 原子爆弾からフライパンまで 28章 「花」理論とアンチノック剤 29章 偶然見つかった予想外の効き目 30章 汚水と泥からとれた薬 31章 拓かれた有機合成の大地 32章 タフな奴――ポリカーボネート 33章 現代生活への贈り物 34章 生命の渦巻き 35章 着想、誤解、そして偶然 36章 クラウンとクリプタンド エピローグ――偶然はいかにして発見となるか
  • ほねほねアニマルボーン
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 わたしたちヒトだけでなく、ネコ、イヌ、鳥、クジラ、カエルなど、多くの動物にある骨。骨は何からできているの? 骨はどんなはたらきをしているの? ヒトと動物の骨格はどうちがうの? 地球で一番大きな骨、小さな骨はなんだろう? さまざまな動物の骨のひみつにせまります。
  • ゾウが教えてくれたこと: ゾウオロジーのすすめ(DOJIN選書)
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    ゾウを知り、ゾウから学ぶ 豊かなこころの世界 自在に動く長い鼻、大きな耳をパタパタ動かし、 優しいまなざしをした、地上最大の哺乳類にして動物園の人気者。 そんなゾウのことを知らない人は、おそらくいない。 超メジャーなゾウだが、体のつくりや野生での暮らしぶりについて、 どのくらいご存じだろうか。 あるいは、低周波音を使ったコミュニケーション能力、記憶力、 絵を描く能力、足し算をする能力といった知能についてはどうだろう。 本書では、知っているようで知らないゾウの魅力を、 ゾウ愛にあふれる著者があたたかな筆致で語り尽くす。 ●はじめにより 〝ゾウ〟がどのような動物で、本来どのように野生で暮らしているのか、 何を考え、何を感じて生きているのか、またどのように進化してきた 動物なのかといったことは、広く知られていないように思います。 科学の世界でも、私たち人間には聞こえない低い周波数の声で会話を しているということや、数覚に優れているということが新たに発見され、 ゾウが注目を集め出したのは、つい最近のことです。(中略) ゾウを知り、ゾウから学ぶ――これを〝ゾウオロジー〟と呼ぶことにします。 ゾウオロジーは、人間の生き方を探るうえでも、大きなヒントを与えてくれるはずです。 ●目次 第1章 ゾウという不思議な動物 第2章 愛情いっぱい! ゾウの一生 第3章 カエサルも認めたゾウの知能 第4章 ゾウの特殊能力 第5章 ゾウと暮らす
  • フランソンのさむい冬の日
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 風がつめたい、クリスマスが近づく冬のある日。ダンボールの家で暮らすねこのフランソンは、セーターを着て町に出かけます。すると大変! いつのまにか大切なセーターがほどけて長い毛糸になってしまいました。寒い冬にこれはつらい。毛糸をたどっていくと、そこで待っていたのは・・・。【対象年齢:5歳~】
  • スティーブン・ホーキング
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「車いすの物理学者」として有名なホーキング博士。みなさんは、彼がどんなことを考え、どのように生きたか、知っていますか? 本書は、スティーブン・ホーキング博士の伝記絵本です。彼は、まるで宇宙を見通しているかのような斬新な理論を発表して科学に革命をもたらし、その一方で、難病ALSと闘う姿で多くの人を勇気づけました。「なぜ?」と問い続ける好奇心とユーモアの精神があれば、どんなに困難な人生も輝かせることができると、博士は私たちにメッセージを送ってくれています。
  • 料理と科学のおいしい出会い: 分子調理が食の常識を変える (DOJIN文庫)
    4.0
    科学×調理のベストマッチをご堪能あれ 調理のプロセスに、物理学、化学、生物学、工学の知識を取り込むとき、 どんな「おいしさ」が創造されるのか。 料理の可能性を大きく広げる「分子調理」の世界へようこそ。 おいしさを感じる人間の能力、おいしい料理を構成する成分、 おいしい料理をつくる器具を題材に、料理と科学の親密な関係をひもとき、 究極のおいしさを追求する「超料理」の可能性を考える。 親しみやすいイラストとともに、 料理のおいしさに新しい視点を投げかける、目からウロコの一冊。 ※本書は、2014年6月に刊行された『料理と科学のおいしい出会い』(DOJIN選書)を文庫化したものです。
  • 仏教は宇宙をどう見たか: アビダルマ仏教の科学的世界観 (DOJIN文庫)
    4.0
    世界の見え方が大きく変わる 仏教の思想を体系的にまとめた『アビダルマコーシャ』(倶舎論)が示す 「この世界のあり方」と、現代的な科学的世界観が交わるとき、 世界はどんな姿を見せるのか。 アビダルマ仏教が示す、超越者の存在や奇跡などの超常的現象を考慮しない、 原因と結果の関係で展開する機械的宇宙。 その物質、精神、エネルギー、時間、因果則などの概念はいかなるものか。 現代科学に通じるようで全く異なる世界観を提示し、 仏教と科学の類似と相違を探った心躍る知的冒険の書。 ※本書は2013年1月に刊行された『仏教は宇宙をどう見たか』(DOJIN選書)を文庫化したものです。
  • 「森の演出家」がつなぐ森と人―五感を解き放つとっておきの自然体験
    4.0
    東京・奥多摩の森を中心に活動する「森の演出家」、土屋一昭。 自然の中での体験・体感を重視し、参加者に元気を与えるその活動は、 ビジネスパーソン、企業経営者、医療関係者、教育関係者など、 幅広い人たちの熱い注目を集めている。 また「森」「人」「食」をキーワードに独自に確立した「五感メソッド」によって、 森林ガイドとして自然とのふれあいの機会を提供するだけでなく、 地域創生サポート、婚活プロデュースなど、多面的な活動を展開している。 森の良さも怖さも知り尽くしているからこそ実現できる、リアルな自然体験。 リピーター続出の舞台裏を大公開!
  • 日常に生かす数学的思考法 : 屁理屈から数学の論理へ
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜ数学を勉強しなければならないの?多くの人が一度は抱いたであろうこの疑問を、数学の論理や言葉遣いという切り口から考える。日ごろ接する文章なども題材にしながら、日常生活と数学の世界での言葉遣いの違いを浮き彫りにしつつ、それを越えて数学的思考法を日々の生活に生かす可能性を探る。すると、自分を頑なにしている思い込みを解きほぐし、新しい発想を得るうえで、数学が「役に立つ」ことが明らかになってきた。クールで刺激に満ちた数学の論理をめぐる冒険。
  • 中国の環境問題 今なにが起きているのか
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 躍進のつづく中国経済。驚異的な経済成長を謳歌する一方で、大気汚染や砂漠化、資源消費の増大など、環境問題が深刻さを増している。人びとの生活水準は向上し、「小康」社会を実現した今こそ、環境問題への取り組みの転機である。中国が直面している問題とはなにか?「東アジア環境共同体」の一員として、日本にできることはなにか?その現状に鋭く切り込む。
  • DNA鑑定は万能か : その可能性と限界に迫る
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いわゆる「足利事件」におけるDNA鑑定では、なにが問題だったのか。いまDNA鑑定の信頼性は大きくゆらいでいるのか。1990年代から、犯罪捜査にも本格的に導入されたDNA鑑定。本書では、DNAの分析方法を丁寧に解説しながらその能力を探るとともに、それ自体がはらむ"弱点"に迫る。20年以上DNA鑑定に携わってきた研究者の冷徹な分析によって明らかとなる、大いなる可能性と避けることのできない限界。
  • 漢方読みの漢方知らず : 西洋医が見た中国の伝統薬
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 西洋薬は副作用が強く、漢方薬は副作用がないと思われがちだ。しかし漢方薬には本当に副作用はないのだろうか。漢方発祥の地中国の、三千年におよぶ医学史と現在の医療事情や、著者が経験した臨床例などからの教訓をとおして、漢方のあり方を考える。知っておきたい、薬の副作用のこと、そして漢方のはなし。
  • 食品添加物はなぜ嫌われるのか―食品情報を「正しく」読み解くリテラシー
    3.9
    1巻2,090円 (税込)
    ●根強く残る食品添加物悪玉論 ●まことしやかにささやかれる超加工食品の危険性 ●オーガニックの安全神話で見過ごされる問題点 ●注目を集める新しい北欧食の落とし穴 ●日本で独自に発展した食品表示制度の功罪 ゼロリスク幻想を越えて改めて考える、 ほんとうの「食の安全」 巷にあふれる食をめぐるさまざまな情報。 〇〇は身体に良いらしい、 ダイエットには△△を摂るとよい、 ××には発がん性がある……。 信頼に足る情報はどう見極めたらよいのか。 さらに、グローバル化が進展する世界で、 食の安全をめぐる問題も、もはや自国だけの問題に留まらなくなっている。 「すべての人に適切な情報を」届けるべく、 世界の食品安全情報をサーベイし発信し続ける著者が、 近年話題になったさまざまな問題を取り上げ、 印象やイメージに惑わされることなく、 科学的知見に基づいて適切に判断するためのポイントをわかりやすく解説する。 ◆本文より ひょっとしたらこの本を手にしているあなた自身も、 家族や友人との会話の中で添加物は避けたほうがいいよね、 といったことを伝えたことがあるかもしれません。 それに比べると食品安全委員会や厚生労働省からの 食品添加物の安全性に関するメッセージは、圧倒的に劣勢です。 間違った情報には実害があります。 そして間違った情報のほうが社会に広く浸透してしまっているとき、 消費者個人個人が間違いに気がついても対応できない、 つまり買いたい商品が売られていない、という状況に陥ります。 ◆目次 第1章 終わらない食品添加物論争 一 食品添加物の安全性を測る 二 食品添加物をめぐる国際事情 三 食品添加物だから…… 四 ベビーフードで考える食品添加物の有効性 第2章 気にすべきはどちらか――減塩と超加工食品 一 世界の減塩対策 二 超加工食品とは何か 第3章 オーガニックの罠 一 オーガニック卵汚染事件 二 「オーガニック卵」というもの 三 オーガニックとの付き合い方 第4章 新しい北欧食に学ぶ 一 北欧食と和食 二 NNDの落とし穴 第5章 国際基準との軋轢 一 EUへの鰹節の輸出問題 二 検査の意味は? 第6章 食品表示と食品偽装 一 日本では表示義務のないカフェイン 二 食の「安心」を脅かす食品偽装 第7章 プロバイオティクスの栄枯盛衰 一 プロバイオティクスの健康強調表示 二 期待が高まるマイクロバイオーム研究 三 トクホとプロバイオティクス 第8章 食品安全はみんなの仕事――すべての人に適切な情報を
  • 不便から生まれるデザイン : 工学に活かす常識を超えた発想
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 不便で良かったことはありませんか?便利の追求で見落とされた不便の効用を掘り起こし、デザインの糧とする不便益のシステム論。
  • 体に悪い、悪くない、ホントはどっち?
    3.8
    私たちが生きる現代には,“昔”よりずっと長持ちするようになった食品で満ちあふれています.しかしこうも食材は豊富にあるのに,私たちの「科学」の知識は乏しく,加工食品の原材料を見ては,そこに羅列するカタカナ語の文字数に頭を抱え,これらが自身の健康に害を与えるものではないかと怯えています.その一方で「天然」や「オーガニック」と書いてあれば,ヒトにとって彼ら自然界に存在するあらゆるものは,友好的で親愛なる善きサマリア人だと思って疑うこともないでしょう.しかし,もし,今あなたが手にした食品や化粧品に「無農薬」や「無添加」,「ノンケミカル」という言葉があるとして,それは本当にあなたの健康を保障するための根拠になりえるのでしょうか?それとも単なるコマーシャルなのでしょうか? 本書は,安全を訴えつつ矛盾を抱えるこれらレッテルを剥がし,その裏側を見るための検証結果を,真摯かつ皮肉を交えて教えてくれます. 【この本が解決する あなたの疑問】 Q.食品を「高度に加工する」ってどういうこと? Q.人間が食べ物を保存するようになったきっかけって? Q.タバコと電子タバコはどう似ていて,どう違うのか? Q.日焼け止めは塗りすぎない方がいいの? Q.コーヒーは体にいいのか悪いのか? Q.p値ハッキングとは何か?科学研究がうまくいかない原因は? Q.加工食品はどれくらい許容できるのか…?
  • ザ・パターン・シーカー: 自閉症がいかに人類の発明を促したか
    3.8
    なぜ、人類だけが発明できるのか? 映画『レインマン』のお兄さんを覚えていますか? 数字と記憶には卓越した能力があるのに、他人の心を推し量ることができなくて、社会に出られない自閉症の人。 本書ではこのような自閉症でパターン探しの達人を紹介し、話題は脳スキャン、遺伝子、人類の進化にまで及びます。エジソンやビル・ゲイツたちは自閉症の症状がありながらも偉大な発明家です。しかし、多くの自閉症の人は社会に出られず職がなく、もがき苦しんでいます。彼らの力を社会に活かすための指針も示されます。 あなたはシステム化が強い人なのか共感度が強い人なのか、チェックする診断テスト付き。
  • スーツケース
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ある日、大きなスーツケースだけを持った見なれない動物がやってきました。みんなは、スーツケースの中身が気になって仕方ありません。そこで、動物が長旅でつかれてねむってしまっているあいだにスーツケースをこじ開けてしまいます。目をさました動物が見たものとは…。
  • うちのネコ、ボクの目玉を食べちゃうの?: お答えします!みんなが知りたい死体のコト
    3.8
    誰もがみんな、いつかは死体になる! 葬儀ディレクターとして、死のさまざまなあり方を社会に発信する著者が、子供からの死や死体に関する質問に、実体験をふまえ、科学的見地も示しながら答える。 その内容は、知らなかったことばかりでとても興味深い。大人では思いつかなかったり避けがちだったりする、遠慮ないドキッとする質問の連続に対しても、著者は、ユーモアを交えながらも大真面目に回答する。 その魅力たっぷりの語り口に触れると、ふだんは遠ざけてしまう死が身近になり、怖いものではなくなってきそうだ。 死は怖くてつらいものだけれど、死を楽しく学ぶことはできます!
  • フェイクニュースを科学する: 拡散するデマ、陰謀論、プロパガンダのしくみ (DOJIN文庫)
    3.8
    進化し続ける情報生態系 求められるメディアリテラシー 2016年、フェイクニュース元年から、 2020年、インフォデミックの時代へ――。 フェイクニュース現象の全体像を「計算社会科学」を武器に描き出す。 新型コロナ・パンデミックに端を発したインフォデミック、 米大統領選挙をめぐる陰謀論など、フェイクニュースの猛威が止まらない。 本書では、偽情報を信じる認知特性、その情報を拡散させる情報環境、 情報過多と注意力の限界などを解説し、 ファクトチェックをはじめとする対抗手段の有効性を検討する。 文庫版では、2018年以降のフェイクニュースをめぐる重要な動向をまとめた 「追補 インフォデミックの時代へ」を追加収録。 ※本書は、2018年12月に刊行された『フェイクニュースを科学する』(DOJIN選書)を加筆・修正し文庫化したものです。
  • 統計数字を読み解くセンス : 当確はなぜすぐにわかるのか?
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 テレビの視聴率や血液型性格診断、偏差値、世論調査、アンケート調査から健康診断の結果にいたるまで、日常生活のあらゆる側面で接する統計数字(データ)。データとは無縁の生活を送ることができなくなった今、その意味を読み解くセンスが不可欠となってきた。本書では、データの収集方法や分析方法、結果の導き方といった統計学の考え方を丁寧に解説し、批判的にデータを読み解き将来予測や意思決定に役立てるための知恵を伝授する。統計リテラシーを高めるための格好の一冊。
  • ジュラシック水族館へようこそ: 日本の化石からわかる海の古代生物 (DOJIN選書100)
    3.5
    日本産の化石からつくる古代生物水族館 唯一無二の紙上水族館で、心躍る体験をお楽しみあれ もしも「古代生物水族館」をつくるとしたら…… それも日本近海に生息した水生生物の水族館を. そんな妄想のような水族館の紙上建設が、いよいよ現実味を帯びてきている。 この水族館を構成すると目される、日本各地の絶滅した水生生物にまつわる研究の紹介をとおして、 発掘調査を始めるまでの手続き、化石発掘の手法、クリーニングから復元、論文発表まで、 知られざるエピソードともに、古生物学研究の醍醐味を大いに語る。 「古代生物水族館」完成に向けた研究は、まだまだ続く。 ■化石から広がる世界と、科学研究の醍醐味を一度に味わえる、とびきりの科学読み物。 ■巻頭カラー口絵では、日本の化石産地で発見される古生物をヒントに、過去の生物群集を再現。  太古の日本の海にはどんな生物が生息していたのだろうか?  水中の生物進化の歴史をたどる「古生物年表」も見ながら、想像力を膨らませよう。 ●目次 [カラー口絵]古代日本の海を覗いてみよう/古生物年表 第1章 化石からどうやって「古代生物水族館」を構築するか 第2章 私の古生物学事始め  一 古生物学へのいざない  二 はじめての化石  三 アマチュア化石収集家との遭遇 第3章 いざ、発掘へ  一 研究室配属  二 はじめての単独調査  三 白亜紀の海の生物たち  四 ボーンベッドとの出会い  五 化石の掘り方  六 翼竜と首長竜の化石に出会う  七 自分の力で掘る  八 ボーンベッドの謎に挑む 第4章 魚竜を釣る  一 歌津魚竜  二 魚竜産地の意外な現状  三 北上の化石の歴史  四 魚竜館  五 トライアシック・コースト  六 化石のクリーニング  七 化石からわかること、わからないこと  八 古生物に関する論争 第5章 魚竜のおとしもの  一 礫か? 歯か?  二 コプロライト  三 日本最古の「うんこ」はタイムカプセル 第6章 思わぬ発見の数々  一 魚竜よりも古い骨  二 無人島へ  三 爬虫類ではない?  四 ドイツとのつながり  五 壁  六 私には、古生物学者には、なにができるか 第7章 水生動物としての恐竜  一 恐竜は水中でも進化した!  二 魚食恐竜スピノサウルス  三 スピノサウルスの真の姿  四 スピノサウルス類のいた時代の日本  五 海と陸とが交わるところ 第8章 化石発掘の心得  一 化石掘りを始めるには  二 化石発掘の注意点  三 事前の準備  四 化石発掘のコツ 第9章 古生物学者をめざす人のために  一 古生物学を勉強するにはどうしたらよいか?  二 古生物学者になるには  三 大学からの古生物学  四 研究ってなんだろう?
  • ヒューマンエラーを防ぐ知恵 増補版:ミスはなくなるか
    3.5
    事故への道を知り事故を避ける 実践形式で学ぶ、ヒューマンエラー防止のノウハウ。 もう、ヒューマンエラーは怖くない! ときに深刻な事故を招くヒューマンエラーは、 どのようにすれば防げるのか。 本書では、事故が発生するまでの過程だけでなく、 事故が起こる構造にも注目し、 ヒューマンエラー防止のための理論を考察する。 また、すぐに役立つ実践的なテクニックの一端を、 身近な事例などを題材に問題形式で紹介する。 ●まえがきより 事故はたった一つのきっかけだけで説明できるものではありません。 事故は、複数の要素・要因がそろった結果生じるものです。 これはちょうど、ポーカーや麻雀で役がそろって上がることに似ています。(略) 本書では事故を、最後のトドメだけではなく、 発生のしやすさの構造からも捉え直してみたいと思います。 ●目次 第1章 ヒューマンエラーとは何か 第2章 なぜ事故は起こるのか 第3章 ヒューマンエラー解決法 第4章 事故が起こる前に……ヒューマンエラー防止法 第5章 実践 ヒューマンエラー防止活動 第6章 あなただったらどう考えますか 第7章 学びとヒューマンエラー 〈増補〉第8章 安全とは誰がどう決める?
  • 音楽療法はどれだけ有効か: 科学的根拠から探るその可能性
    3.5
    1巻1,100円 (税込)
    アートと医学が出会うとき 非薬物療法の一つとして、認知症、失語症、パーキンソン病などの疾患への活用が期待されている音楽療法。 そのエビデンスはどこまで確立しているのか。 有効性の検証が進んでいるもの、まだ研究途上にあるものを切り分けながら、最新の知見まで紹介。 また、医療の現場で広く受け入れられるために必要なことを、著者の体験に基づいて考える。 好評を博した単行本の内容を大幅にアップデートして文庫化。 ●目次 序章 この本を手にされた方へ 第1章 音楽療法を科学する 第2章 認知症と音楽療法 第3章 失語症と音楽療法 第4章 パーキンソン病と音楽療法 第5章 脳卒中と音楽療法 第6章 さまざまな疾患に用いられる音楽療法 第7章 音楽療法の未来を拓く ※本書は、2017年6月に刊行された『音楽療法はどれだけ有効か―科学的根拠を検証する』を改題のうえ、 加筆・修正して文庫化したものです。"
  • 昆虫食スタディーズ: ハエやゴキブリが世界を変える(DOJIN選書)
    3.5
    1巻1,870円 (税込)
    毛利衛(宇宙飛行士・日本科学未来館名誉館長)氏 推薦! 地球上で100億人が持続的に生きるための知恵満載 宇宙旅行食にも可能な昆虫博士たちの未来への視点 ときに「害虫」として嫌われてきた昆虫が、救世主になる日も遠くないのかもしれない。 近年、注目を集める昆虫食について、私たちはどんなことを知っているのだろうか。 本書では、昆虫の栄養価やアレルギーのリスクといった食材の側面だけでなく、昆虫食の歴史的な背景、地球環境への影響、ビジネスとしての可能性、さらには昆虫の福祉に至るまで、さまざまな角度から昆虫食に焦点を当てる。 昆虫を賢く活用し、しなやかに共存するために。 ●はじめにより 昆虫と人との関わりは、戦いの歴史だ。 農村では作物を食べる虫たちと、都市部では衛生面で悪影響を与える虫たちと人々は戦ってきた。 もともとは自然の一部だった虫たちを「害虫」として分離・単純化し、 「人類の敵としての昆虫像」をつくり上げることで、戦う相手を可視化したのである。 このことは、農作物の収量や衛生環境を劇的に改善させた。 今日の豊かな生活は、「害虫」に対する勝利の上に成り立っている。 しかし、いまや害虫という概念が活躍する時代は、終わりを告げようとしている。 効率化を高めた近代農業は、生態系に大きな負荷を与えている。 薬剤散布によって一度は勝利したかに見えた害虫との戦いは、薬剤耐性を獲得した害虫の出現により泥沼化した。 害虫を排除する精神が広がりすぎた結果、人々は過度に昆虫を嫌悪し、排除するようになった。 私たちの豊かな生活は、地球環境問題という大きな壁に直面し、さらに新しい段階に向かおうとしている。 いまや昆虫はもっとも注目を浴びている生物資源のひとつだ。 これからは、エネルギーをかけて昆虫を排除するのではなく、しなやかに共存していく必要がある。 ●目次 第1章 昆虫と地球環境問題~直接的? 間接的? 昆虫を食べる時代がやってきた~ 第2章 昆虫食は普及するか~人々が昆虫に望むもの~ 第3章 ヒトは昆虫を食べたか~昆虫食の今と昔~ 第4章 食用昆虫のリスク~既存の食品にはない未知のリスクはあるか~ 第5章 昆虫が食卓へやってくる~昆虫食ビジネスの勃興~ 第6章 昆虫は痛みを感じるのか~昆虫の福祉を考える時代~ 第7章 昆虫食の未来~昆虫との新しい共存のかたち~
  • 世界を変えた10人の女性科学者: 彼女たちは何を考え、信じ、実行したか
    3.5
    倒れても立ち上がって研究を続け、科学に貢献した マリー・キュリーほか10人の素顔を紹介。 レイチェル・カーソン、ドロシー・ホジキン、呉健雄 etc 化学、物理、生物、天文、医学、栄養学と、分野は違っても、現代科学の一端を支える業績を残した女性科学者たち10人を紹介する。女性だからという理由で待ち受けていた困難も少なくなかったが、粘り強く研究を続け、まったく新しい薬をつくったり、宇宙の秘密を明らかにしたり。 10人にはキュリー夫人のようにノーベル賞受賞者もいますが、大半は賞とは無縁の人たち。女性の貢献が気にとめられなかった時代に生きて、世界をより良い場所に変えてきた彼女たちの人生に注目!
  • AI社会の歩き方―人工知能とどう付き合うか
    3.5
    【松尾豊氏推薦!】人工知能が社会に浸透するとき、どのような変化が起こるのか。汎用人工知能、自動運転車、仕事が奪われる、自律型兵器などをめぐる議論のほかにも、考えておくべきポイントはないだろうか。本書では人工知能に関わる論点を、技術開発者、政策立案者、ユーザ、法・倫理関係者などの立場に分けて、具体的な事例とともに整理。そのうえで、多様なステークホルダーをつなぐための対話を経て見えてきた、人工知能と社会の関係の地図を描き出す。楽観論にも悲観論にも流されない、人工知能との付き合い方を考える。
  • だまし絵のトリック : 不可能立体を可能にする
    3.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 不可能立体と呼ばれるだまし絵をめぐる、七つの疑問を足がかりとして、立体にできそうにない立体を可能にする方法や単に立体化するだけではなく、動きを加えることでさらなる驚きの錯覚現象を生み出す不可能モーションまで紹介。計算の代わりに、作図操作をしたり、実際に、立体を作ってからそれを削ったりという手段で、数学を使わないでも立体を設計できる方法を模索した。
  • 生き物たちの情報戦略 : 生存をかけた静かなる戦い
    3.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 地球46億年の歴史の中で、多様な生物が生まれ、生物は多様性を維持しながら生存している。他種とかかわり、生き残りをかけ、生物たちは静かな戦いを繰り広げてきた。外部環境を知る能力を高め、種独自の情報処理系=環世界を洗練させたのだ。環世界とはなにか、その理解はなにをもたらすのか。生き物たちの不思議に魅せられ、世界を巡りながら考えた。生き物ってなんだ!?多様な生物を本当に理解するための旅。
  • はじめて神経をみた サンティアゴ・ラモン・イ・カハール
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 驚異的な芸術家であり神経科学の父でもある、サンティアゴ・ラモン・イ・カハールの感動的な伝記絵本。 サンティアゴは子どもの頃からずっと絵を描くのが好きだった。チョークや木炭を使って、壁に闘牛を描いたり、戸口に帆船を描いたりした。しかし、父親はサンティアゴを芸術家ではなく医者にしたかったので、サンティアゴは隠れて絵を描くしかなかった。ある夜、父親と一緒に廃墟と化した墓地に骸骨を探しに行き、サンティアゴが人間の体も芸術作品であることに気づくまでは。触発されたサンティアゴは医師としての訓練を受け、その芸術的な目で神経系の構造を発見し、神経科学の父となった。 科学者クリスティン・アイヴァーソンによるこの素晴らしい絵本は、スペインのアーティスト、ルチアーノ・ロサーノが想像力豊かに描き、サンティアゴ自身の絵を巧みに取り入れることで、彼の魅力的で感動的な物語に命を吹き込んでいる。巻末には、神経細胞についての科学的な記述、参考資料、サンティアゴの詳細な伝記が掲載されており、芸術と科学がともに偉業を成し遂げることを証明している。
  • 心臓とこころ: 文化と科学が明かす「ハート」の歴史
    3.0
    「心臓」は本当にただのポンプなのでしょうか? かつて人々は,心臓こそが知性や感情,魂の宿る場所だと信じていました.しかし,近代医学の発展とともに,心臓は脳に従属する単なる血液ポンプと考えられるようになりました.それでも,心臓は今なお愛や健康の象徴として強い影響を持ち続けています. 本書では,心臓専門医の著者が,古代から現代までの心臓に対する人類の認識の変遷をたどり,芸術・文化・宗教・哲学・科学における心臓の役割を解き明かします.さらに,最新の科学が明かす心臓と脳の関係や,心臓医療の進歩についても詳しく解説. 本書を読めば,あなたの心臓に対する見方が変わるかもしれません.
  • ヘアケアのすすめ: 髪と長くつきあうためのサイエンス
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 めざせ,美ヘア! 1本1本は頼りなさそうですが,美容上でも重要な髪についてのさまざまなギモンに科学の視点で答えます。鏡を見て、白髪を見つけてはため息をつきながら、「抜くか」「抜かないか」で葛藤する今日このごろ。 本書は「白髪を抜いてはいけない?」の疑問にも答えます。雨の日には、うねりが強く出てしまって髪型が決まらないことも。 そんな時にはヘアアイロンの出番です。熱によるダメージをどのように気をつけて、スタイリングを決めるかにも言及しており、雨の日でも気分良く過ごすためにぜひ読んでいただきたいです。 ほかにも、頭皮のトラブルや薄毛などといった悩みにも、指南を与えてくれます。
  • 殺人は容易ではない: アガサ・クリスティーの法科学
    3.0
    あの有名作品からマニアックな短編まで ミステリの女王、アガサ・クリスティーが 作品に織りこんだ法科学を徹底分析! ・デビュー作『スタイルズ荘の怪事件』で示された指紋の正確な知識 ・微細証拠の存在が有罪の決定打とならないことを示す『マギンティ夫人は死んだ』 ・銃を嫌っていたクリスティーが『ナイルに死す』へと結実させた弾道学 ・筆跡の違いが手掛かりとなる『オリエント急行の殺人』 ・痕跡証拠が存在しないことが重要な意味を持つ『ゴルフ場殺人事件』 ・『ポアロのクリスマス』で用いられた血液凝固に関する意表をつくトリック ・検死解剖の詳細を徹底的に調査したことがうかがえる『エッジウェア卿の死』 ・現実の中毒事件解決にも貢献した『蒼ざめた馬』のリアリティあふれる描写 稀代のストーリーテラーとして、世界中で愛されているアガサ・クリスティーは、法科学の専門家ともいえる一面を、その物語から垣間見せてもいる。本書では、ポアロやミス・マープルといった魅力的な登場人物を通して描かれる法科学を紹介し、“法科学者”としてのクリスティーに焦点を当てる。現実の事件に影響を与えるほどのリアリティで描かれる世界を、最新の法科学の知見から読み解く。 ●目次 はじめに――犯行現場 第1章 指紋 第2章 微細証拠 第3章 法弾道学(銃器) 第4章 文書と筆跡 第5章 痕跡、凶器、傷 第6章 血痕の分析 第7章 検死 第8章 法医毒物学 結論――ゼロ時間へ
  • なぜペニスはそんな形なのか:ヒトについての不謹慎で真面目な科学
    3.0
    反響を呼んだ『ヒトはなぜ神を信じるのか』『性倒錯者』『ヒトはなぜ自殺するのか』の著者によるエッセイ集。性と信仰の話題に加え、自殺についても語る。生物学や進化心理学の視点から、われわれ人間の本性を、ユーモアも交え鋭く分析。気になる題名のエッセイから読んでほしい。下品、不謹慎の先にある真実。
  • あなたの知らない食虫植物の世界: 驚きの生態から進化の秘密まで、その魅力のすべて
    3.0
    ようこそ、食虫植物ワンダーランドへ ●ハエトリグサが罠を作動させるしくみとは? ●ウツボカズラの捕虫器のなかの液体の正体は? ●食虫植物はどこに生育している? ●なぜ虫を捕らえるようになったのか? 食虫植物にどんなイメージをお持ちだろうか。 罠で虫を捕まえる、食べた虫を消化する、 植物なのに動く、日本には生息していない、 人も食べられる……。 でもそのイメージは間違っているものがあるかもしれない。 本書では、食虫植物の本当の姿を知ってもらうために、 趣味で研究をつづけている著者が、食虫植物の定義、 捕虫方法、生息環境、虫との関係、進化の過程、 そして保全のあり方まで、国内外の研究を網羅してくわしく解説。 ダーウィンも虜にした摩訶不思議な植物の世界をご堪能あれ。 ●本文より 食虫植物が興味の対象となるのは、“植物なのに”虫を食べる、という、 人間から考えるとやや“ちぐはぐ”な性質ゆえだろう。 私にしてみると、あまり注目されていないだけで、 多くの植物は一般の認識以上に、“ちぐはぐ”で“変”な性質を持っている。 とはいえ、いきなり身近でもない、名前を聞いたこともない植物の 生態について紹介されても、実感が湧かないこともあるだろう。(中略) 食虫植物は、植物の奥深い生態を紹介する教材となると考えている。 ●目次 序 章 誤解されがちな食虫植物 第1章 食虫植物はどんな植物か 第2章 食虫植物はどのように虫を捕まえるか 第3章 食虫植物はどこにいるか 第4章 食虫植物と蟲とはどのような関係か 第5章 食虫植物はどのように進化したか 第6章 食虫植物をどのように保全するか
  • 大学生のための やさしい化学入門
    3.0
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 予備校の人気講師が,大学生に向けて化学をやさしく解説した入門テキスト.高校で化学を十分に学んでこなかった学生にも理解できるよう,基礎の基礎からときほぐした.電子軌道やエンタルピーなど,大学で初めて学ぶ概念は,とくにていねいに解説.演習問題もふんだんに掲載した.
  • 左対右 きき手大研究 (DOJIN文庫)
    3.0
    きき手のことならなんでもござれ。 左ききには天才が多い? スポーツ選手は左ききが有利? 左きき短命説は本当? なぜ右ききの人が多い? きき手はいつ決まる? きき手は遺伝する? 右ききと左ききの脳は違う? きき手の矯正が人生に影響を与える? 旧石器時代人のきき手がわかる? 犬がお手をするのは左?右? きき手をめぐるさまざまな言説に、学術研究にもとづいてアプローチ。 幅広いトピックを紹介して好評を博したロングセラーに、 新しい話題を追加し内容がさらに充実した「きき手大全」。 ●目次 第1章 優れる左きき 第2章 安全でない左きき 第3章 きき手の諸相 第4章 きき手の決め方 第5章 なぜ右ききが多いのか――きき手成立のメカニズム 第6章 きき手と脳のはたらき 第7章 きき手はいつ現れ、いつ決まるのか 第8章 左ききの矯正はよいことなのか 第9章 動物にもきき手はあるか
  • ゆうきをだしてよ、ローガン!
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おうちが大好きでこわがりやなウサギのローガンと、ぼうけんが大好きでこわいものしらずのルナ。ある日ローガンは、ルナと仲直りするために生まれてはじめてのぼうけんに出かけることに。おそるおそるふみ出したおうちの外は、ワクワクとドキドキがあふれていました。
  • だまされる視覚: 錯視の楽しみ方(DOJIN文庫)
    3.0
    まわる! ゆれる! ゆがむ! 驚異の錯視ワールド、ふたたび。 止まっている絵が動いて見える、 同じ明るさなのに同じに見えない、 まっすぐなはずの線が傾いて見える……。 錯視デザインの第一人者が、錯視図形のつくり方を指南しながら、 錯視の心理学も解説した究極の錯視ガイドブック。 新たに「赤く見えても赤ではない……自分でつくれる色の錯視」を加えた。 ●あとがきより 錯視デザインは他人がつくったものを鑑賞するだけでも面白いが、 自分自身でつくる醍醐味はそんなものではなく、極上である。 究極の道楽なのだ。 第1章 錯視とは何か 第2章 静止画がなぜ……止まっているものが動いて見える錯視 第3章 同じ明るさなのに……明るさの錯視 第4章 水平のはずが……傾きの錯視 第5章 赤く見えても赤ではない……自分でつくれる色の錯視 第6章 だまし絵は錯視か?――いろいろな錯視
  • 犯罪捜査の心理学: プロファイリングで犯人に迫る
    3.0
    犯罪者の行動は、なぜか似ている。 犯人像から動機の推定まで、プロファイリングで迫る! 犯罪者の〝心の闇〟を想像するのではなく、 科学的に犯人の行動を分析する「犯罪心理学」。 犯罪捜査における心理学の応用のうち、 プロファイリングの嚆矢となったFBI方式をはじめ、 客観的な犯人像の分析を可能とするリヴァプール方式のプロファイリングや、 犯人の居住地を推定する地理的プロファイリング、 ストーカーの危険性を推定する技術、 そして大量殺人の動機の推定から効果的な防犯対策なども紹介。 DOJIN選書のロングセラー『犯罪捜査の心理学』が文庫版で再登場。 新たに「プロファイリング研究――その後の15年」を収録する。 【目次】 第1章 FBIによるプロファイリングプロジェクト 第2章 プロファイリングの新たな展開――リヴァプール方式 第3章 犯人の居住地を推定する 第4章 犯人の危険性を推定する 第5章 犯人の動機を推定する 補章 プロファイリング研究――その後の15年 ※本書は2008年5月に刊行された『犯罪捜査の心理学――プロファイリングで犯人に迫る』(DOJIN選書)を加筆・修正し文庫化したものです。
  • エコライフ : ドイツと日本どう違う
    3.0
    環境先進国ドイツの暮らしから見つめ直す僕たちの当たり前な生活。
  • 未来の記憶のつくり方 : 脳をパワーアップする発想法
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 さまざまな不安が渦巻く世の中で、とかく暗くとらえがちな未来。そんな未来を明るく変える力が「未来の記憶」。そもそも記憶といえば過去にかかわること。一方で予定や展望を記憶することもまた記憶。これが「未来の記憶」だ。その未来の記憶を生み出すのが、過去の記憶を引き出し、現在と組合せる「今の記憶(ワーキングメモリー)」の力。本書では、「今の記憶」を鍛えることで、「未来の記憶」を明るくする方法を提案する。
  • 肥満は進化の産物か? : 遺伝子進化が病気を生み出すメカニズム
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ヒトの病気の原因を進化の過程に求める「進化医学」。本書は遺伝子のレベルから進化と病気の関係をとらえる。遺伝子は長い時間スケールで変化(進化)する。その変化が病気と結びつくとはどういうことか。ビタミン合成の能力を失ったことによる壊血病、尿酸が抗酸化の機能を肩代わりしたことで起きる痛風などの例を引きながら、遺伝子の変化が即座に病気に結びつくわけではなく、生活環境の変化スピードとのミスマッチによって発生するという視点を提供する。
  • ファラデーのつくった世界!: ロウソクの科学が歴史を変えた
    NEW
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    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1本のロウソクを使ったさまざまな実験をつうじて、身のまわりの科学と自然現象を子どもたちに伝えようとした天才科学者マイケル・ファラデー。電磁誘導の発見で知られるファラデーは、それ以外にも電気モーターの発明やベンゼンの発見、半導体現象の発見など、どれも現代の私たちの暮らしを一変させる基本原理をみつけた偉大な科学者だ。 もしもファラデーがいなかったら、この世の中はまったくちがったものになっていたかもしれない。 本書に掲載しているさまざまな実験は、二次元コードで動画をすぐに見られる。知的好奇心をくすぐる1冊。
  • REENTRY: イーロン・マスクとスペースXの野望:2009-2023年
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    イノベーションとは『創造的な破壊』だ! 宇宙飛行に革命を起こし続けるイーロン・マスクは、 予定調和に凝り固まった日本社会へのアンチ・テーゼなのか。 ――野口聡一(宇宙飛行士) 再使用ロケットの実現、国際宇宙ステーションへの人員輸送など、数々の偉業を成し遂げ、 「第二の宇宙時代」を象徴する存在となったスペースX。 それは、創業者イーロン・マスクのヴィジョンだけでなく、 身を粉にして働いた数千の人々の献身があってこそのものだった。 ロードムービーさながらのロケット陸上輸送作戦、 海洋冒険小説もかくやというドラゴン宇宙船の回収プロジェクト、 陰謀論の誘惑に抗いながら謎解きに挑んだ発射台での爆発事故、 そしてSFの世界を現実にしたかのようなロケットの帰還と見事な着陸。 しかしスペースXの物語はこれで終わりではない。 火星移住という野望を達成するために、死角はないだろうか。 『LIFTOFF』につづき著者は、スペースXの内部に分け入り、 輝かしい偉業の舞台裏に迫るとともに、その行く末を占う。 解説:秋山文野(宇宙ジャーナリスト) ■本書に寄せられた賛辞 スペースXの成功を裏で支えたヒーローたちの物語。 ――アンディ・ラプサ(ストーク・スペース共同設立者兼CEO) イーロン・マスクという、際立って大胆で優れたビジョナリーに率いられた企業による、 おそらく世界で最も注目に値する野心的な物語を伝えている。 ――ジャレッド・アイザックマン(民間人のみによるはじめての宇宙飛行で船長を務めた人物) ロケットの再使用や新たな宇宙時代の幕開けをもたらした原動力や決意がはじめて語られる。 ――ロリ・ガーバー(元 NASA副長官) わたしはスペースXの興隆を20年近くにわたって追ってきたし、 そのロケットと宇宙船で宇宙へ飛んだこともある。 だが『REENTRY』を読んではじめて、スペースXがどれほどの苦難を乗り越えて 新たな宇宙時代を切り拓いたかがわかった。 ――マイケル・ロペス=アレグリア(宇宙飛行士) ■目次 プロローグ 2023年4月20日、テキサス州サウス・パドレ島 1 凶暴な野獣 2008年11月22日、テキサス州マクレガー 2 寄せ集める 2009年1月10日、フロリダ州ケープカナベラル 3 フライト・ワン:軌道到達 2008年9月28日、オレゴン州ベンド 4 フライト・ツー:ドラゴンのデビュー 2010年9月、カリフォルニア州ホーソーン 5 フライト・スリー:ドラゴンの必死の飛行 2012年5月25日、テキサス州ヒューストン 6 もう戻ってこない 2012年1月、カリフォルニア州ヴァンデンバーグ空軍基地 7 荷船を準備せよ 2014年4月20日、カリフォルニア州ホーソーン 8 悲劇と勝利 2015年6月28日、カリフォルニア州ホーソーン 9 Fの2乗と、AMOS-6の悲劇 2009年2月、バージニア州マクリーン 10 火星の値段 2016年9月、メキシコ、グアダラハラ 11 ファベルジェの卵 2008年12月、ワシントンDC 12 第二の宇宙時代 2019年4月20日、テキサス州リーグ・シティ 13 スチームローラー 2018年2月5日、フロリダ州ケネディ宇宙センター エピローグ ■本文より 長きにわたり、スペースXは無視され、そんなことはできるはずがないと言われてきた。 いま、彼らはそれを達成し、ライバルたちは金網越しに覗きこんで笑ったりしていない。 ライバルだった者たちはあっけにとられてはるか上方を見上げている。 「わたしたちは遠くまで来た。それはたしかね」。 わたしがかつて軽視されていたことを質問すると、グウィン・ショットウェルはこう答えた。 「『打ち上げに成功するはずがない』って言われていたけれど、わたしたちはファルコン1を飛ばした。 『本物のロケットを打ち上げられるはずがない』と言われれば、ファルコン9を飛ばした。 すると、『ドラゴンを軌道へ運べるはずがない。ドラゴンは宇宙ステーションには決して達しない。 ああ、ロケットの回収なんてできるはずがない。ロケットを再使用できるはずがない』って。 まだ何か言いたいことある? ってところね」
  • はじめまして赤い星: 人が火星に住む方法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 火星ってどんな惑星だろう? 夜空に赤く輝く星「火星」.火星は地球にそっくりだけど,その環境は過酷だ.1日の温度差は100度をこえ,大気は二酸化炭素ばかりで酸素はほどんどない.磁場はなく宇宙線が降り注ぐ.それから砂嵐. 遠い未来,人類が火星に住むためには,環境や暮らしをどう整備していけばいいんだろうか.また,火星にはどんな建物が建って,人びとはどんな食べ物を食べて暮らしているのだろう.ユニークな火星の暮らしを,想像力豊かにソフトなタッチで描く.スペイン発の宇宙えほん.
  • まだ間に合う大学物理の基本 力学編
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    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大学に入学し、今後4年間、物理の知識が必須の1年生を対象にした参考書。物理は、他にも増して積み上げが必要な分野にもかかわらず、入試が終わった開放感と、高校物理との内容のギャップから、大学の講義についていけない学生もいる。その状況に気づいた学生を対象にした大学物理のやり直し書。
  • 生き物たちの情報戦略 増補版: 生存をかけた静かなる戦い(DOJIN文庫23)
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    カンブリア紀の爆発で出現した多種多様な生物。彼らはすばやく動く能力をそなえていた。それは外部環境を知る生物の情報処理器の変容ももたらした。この「移動能力の向上―情報処理器の洗練」が、進化に深くかかわっていたのか? 南極、ケニア、フィンランド、イタリアなど、世界各地に赴き、生き物たちに接して筆者は何を考えたのか。人間社会を含め、生物を真に理解する旅を紹介。今回の文庫化にあたり、補章を追加。
  • 探究型高校理科365日 物理基礎編
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 生徒が主役の楽しい授業づくりのために! 化学基礎、生物基礎に続き、物理基礎発刊。 物理の教育に卓越した教員たちが、学習者の資質・能力を伸ばす探究型の授業を実践し、全授業のストーリーを披露する。 NHK番組出演でも著名な川村康文先生が授業と実験を実践する。物理を教えるのが得意な先生はもちろん、苦手な先生にも必携の書となる。これから理科教員を目指す学生にもお勧め。 巻頭カラーページでは物理実験と機器を披露する。
  • 農作物のひみつ: 毎日の食事が楽しくなる、おもしろ雑学
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    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私たちが毎日食べている農作物には、意外と知られていないことが盛り沢山。本書には「へーそうなの!」と驚き楽しめる豆知識を、見開き2ページで83項目収録。食べる面(栄養、調理)から、育てる面(生物、農業)、社会問題の面まで、農作物のひみつをさまざまな角度から知ることができる。
  • 有機ヨウ素化学: 天然資源ヨウ素を用いた最新の有機合成反応展開
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    1巻10,450円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 有機合成化学的視点を中心にヨウ素化学を系統的にまとめ,そこに最新の研究成果を含めたバイブルともいえる一冊.ヨウ素には,他の元素には見られない多種多様な反応があり,古くから利用されてきた.一方,近年は有機ヨウ素化学に関する論文が増加の一途をたどり,有機合成の観点から,ヨウ素が再注目されている.今後,本書で紹介したヨウ素化合物が,遷移金属等に代わり,環境負荷削減を指向した有機反応試剤として幅広く利用されるであろう.
  • ヘンな名前の植物 増補版: ヘクソカズラは本当にくさいのか (DOJIN文庫20)
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    たかが名前、されど名前。 知れば知るほど奥深い、 ヘンな名前の植物たち 植物の名前にはさまざまなバリエーションがある。 なぜか「ヘンな」名前をつけられた植物も存在する。 ちょっと可哀想なハキダメギク、めでたい感じのコバンソウ、 不吉さを感じるヒガンバナ、できれば避けてほしかったヌスビトハギ、 意味不明なキソウテンガイ……。 しかしそんな植物の真の姿を探ると、 名前の「ヘンさ」からは想像もできない姿が浮き彫りになる。 文庫化に際し「海外編」を増補。 知れば知るほど奥深い、ヘンな名前の植物の世界へ。 ●目次 第1章 ダーティー・ネーム&ビューティー・ネーム 1.きたない名前(ヘクソカズラ/ハキダメギク) 2.きれいな名前(ナデシコ/コスモス/サクラソウ/エーデルワイス) 第2章 セクシー・ネーム 1.生殖器官と関係のある名前(イヌノフグリ、オオイヌノフグリ/呼び合う草=ヨバイグサ/イチョウ/チョウマメ/コンニャク) 2.乳房や乳と関係した名前(イチゴ/ツノナス/乳液を出す植物) 第3章 ネガティブ・ネーム 1.罵倒・誹謗中傷に関する名前(バカナスとキチガイナスビ/ブナ/シキミ/クズ) 2.虐待に関する名前(ママコノシリヌグイ/リュウゼツラン/ヨメゴロシ) 3.盗人・ドロボウに関する名前(ヌスビトハギの類/オナモミ、オオオナモミ/センダングサの類/イノコヅチ) 4.貧乏に関連する植物(ハルジオン/ナズナ/ヤブガラシ/ボロギク) 第4章 ゴシック・ネーム~不吉な名前の植物~ ヒガンバナ/シクラメン/シネラリア/アシ/ジゴクノカマノフタ/スベリヒユ 第5章 デンジャラス・ネーム 1.毒のある植物、毒があると疑われる植物(ドクゼリ/ドクウツギ/ハエドクソウ/ドクダミ) 2.危険な植物(キョウチクトウ/オオハナウドの類/アセビ) 第6章 ダブル・ネーム 1.動物の名前のついた植物(「ブタ」がつく植物/「イヌ」がつく植物/「ネコ」がつく植物/「キツネ」がつく植物/「カラス」がつく植物/「シラミ」や「ノミ」がつく植物/ムカデシバ) 2.ほかの植物の名前が入っている植物(コミカンソウ、ナガエコミカンソウ/キュウリグサ/ユキヤナギ) 第7章 ハッピー・ネーム~おめでたい名前の植物~ 富貴豆/富貴草、吉祥草/吉祥果=ザクロ/小判草/キッソウ 第8章 番外編 1.短い名前の植物(イ=イグサ/エ=エゴマ/オ=カラムシ/シ=ギシギシ/チ=チガヤ/ヒ=ヒノキ/キ=ネギ) 2.意味不明な名前(キソウテンガイ=ウェルウィッチア/この木なんの木気になる木) 第9章 海外編 イタドリ/ボタンウキクサ/メスキート/ハリヒジキ/バオバブ/ストライガ/ヤセウツボ/ナンバンギセル/ニクジュヨウ/アイラトビカズラ
  • 理系のための読解術入門: 文の構造から,論理展開,批判的読み方まで
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    1巻2,200円 (税込)
    論理的構成の科学に関する文章を読み,理解する力を身につけるための参考書.教授と三人の大学生との対話で,例文を示しながら段階的に解説が進み,基本レベルから複雑な構成の科学的文章に至るまで,読解力を体系的に習得することができる.各所に用意された練習問題を解くことで,科学的思考法も身につけられるだろう.
  • 薬学生・薬剤師のためのユニバーサルデザイン入門―共生社会の実現に向けて―
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「共生社会の実現」が提唱される現代では,薬剤師や薬局にもユニバーサルデザイン(UD)の取組が求められている.本書では,UD誕生の背景から日本における発展,さまざまな障害のある人の基本的知識とサポート方法,さらに服薬場面や薬局での困り事に対するハード面,ソフト面での支援を解説.UDにかかわる具体的な事例,周辺情報,最新の商品紹介も盛り込んだ.
  • 物理化学〔熱力学編〕
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 理解が難しいと思われがちな「熱力学」.その入り口で立ち 止まることなく少しでも前に進めるように,より深い内容は 分厚い教科書や専門書に譲り,まずは “だいたい” 理解す ることをコンセプトとした.マンガだけを読んでも熱力学の トピックスがひと通り把握できるようになっている.すでに 熱力学の森で道に迷ってしまった人,本格的に学ぼうとす る前に全体像を把握しておきたい人,そして社会にでて学 び直しが必要な人に最適な一冊.
  • 本当の自分を求めて: 私に出会う日を信じて生きる6人の物語
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    私たちを救う物語 心の病があろうがなかろうが、楽に生きられない人には、今より少し上手に生きられるヒントを本書は示してくれる。 和田秀樹(立命館大学生命科学部特任教授・精神科医) 心が正常であるか、異常かは誰がどういう理屈で決めるのか。自分が自分であること、他人との境目は思っているより曖昧ではないか。 ニューヨーカーの記者で自身も子どものころ拒食症で入院させられた著者が、インド人女性、ハーバード卒業の裕福な女性だがずっと薬を続ける女性、アメリカのスラム街で生きていて、双子の子ども二人を抱えて身投げし、自分と子ども一人だけ助かった黒人女性ほか6名を徹底取材。心揺さぶるノンフィクション。現代の精神医学の限界が浮き彫りになる。
  • 頭の中は最強の実験室: 学問の常識を揺るがした思考実験
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    1巻1,540円 (税込)
    ガリレオ、デカルト、ニュートン、アインシュタイン…… 偉大な先人はみんな思考実験していた! <I>さまざまな分野で歴史に残る思考実験がここに集結!</I> ゼノンのパラドックス、中国語の部屋、ギャンブラーの誤謬、 3囚人問題など、歴史に残るさまざまな分野の思考実験を20選び、 その意味や学問背景などを、イラストを用いながらわかりやすく紹介。 ◆1人を犠牲にしても5人を助けるべきか ◆哲学的ゾンビがいる世界があるとしたら ◆この世界は5分前に創られたものかもしれない ◆バケツの厚さを宇宙全体になるくらい厚くしたら ◆もしも光の速度で走れたら など、実験室も、道具も、専門知識もいらない、 思考実験ならではのおもしろさと知的興奮を味わってみよう。 【目次】 PARTⅠ これぞ真骨頂の思考実験 1.トロッコ問題と臓器くじ 2.ゼノンのパラドックス 3.ガリレオの思考実験 PARTⅡ 哲学・世界観の思考実験 4.転送機問題 5.マリーの部屋と哲学的ゾンビ 6.チューリングテストv.s.中国語の部屋 7.水槽の中の脳と世界5分前創造仮説 8.宇宙のファインチューニングから眠り姫問題へ PARTⅢ 数学・論理の思考実験 9.ギャンブラーの誤謬 10.モンティホール・ジレンマと3囚人問題 11.ニューカム問題と囚人のジレンマ 12.4枚カード問題とヘンペルの室内鳥類学 13.ケインズの美人投票ゲームと性淘汰 PARTⅣ 物理学・量子論の思考実験 14.マックスウェルの悪魔 15.ニュートンのバケツとマッハのバケツ 16.光速度のパラドックス 17.加速するエレベーター 18.ハイゼンベルクのγ線顕微鏡 19.シュレディンガーの猫ウィグナーの友人 20.EPRの思考実験とベルの不等式
  • タクシードライバーとの宇宙談義
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    「宇宙にタクシードライバーはいるのかな?」 あるタクシードライバーが発した質問と その後の会話にインスピレーションを得て、 宇宙と生命をめぐる疑問に答える18のエッセイ。 もし宇宙に生命が存在しなかったら? 私たちは宇宙人の言葉が理解できる? 火星は第二の地球になる? 宇宙開発に税金が使われるのはなぜ? 生命が存在する意味とは? ……など、タクシードライバーの疑問を発端に、 洞察に満ち、ときにユーモラスな問答を繰り広げる。 タクシードライバーになった気分で、 宇宙生物学者との会話をお楽しみあれ。 ●目次 第1章 宇宙人のタクシードライバーはいる? 第2章 宇宙人との接触で生活は一変する? 第3章 火星人が攻めてくるか心配すべき? 第4章 宇宙を探査する前に地球の問題を解決すべき? 第5章 火星に旅行できるようになる? 第6章 この先も探検の黄金時代はやって来る? 第7章 火星は第二の地球になる? 第8章 幽霊はいる? 第9章 私たちは宇宙人の動物園の展示物なのか? 第10章 宇宙人の言葉を理解できる? 第11章 宇宙人が存在しないとは言いきれる? 第12章 火星は住むにはひどい場所? 第13章 地球外の社会は独裁制? それとも自由? 第14章 微生物は保護に値する? 第15章 生命はどのように始まった? 第16章 なぜ呼吸するのに酸素が必要? 第17章 生命とは何を意味する? 第18章 私たちは例外?
  • グリメルダ セイラムの魔女ねずみ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 悪い魔女になりたいグリメルダにとって、心は重たい荷物。どうしたら心をなくせるの? セイラムにくらす魔女、グリメルダには悩みがありました。心があるせいで、ほかの魔女たちのように悪くなりきれないのです。じゃまな心なんていらない、みんなとおなじになりたい!「血の月」をお祝いする夜、グリメルダはついに、心をなくす方法をさがそうと決心し、こっそり村を出ていきます。 悪夢の王、川むすめ、バケノキ。途中で出会う風変わりなばけものたちを巻き込みながら、グリメルダはおそろしげな森のなかをゆうかんに歩きつづけます。はたして、心をなくす方法はみつかるのでしょうか。 フランス児童文学界で「ファンタジーの女王」ともよばれる著者がはじめて手がけた絵本。いろんな気持ちをおこさせる心が“じゃま”だと感じる瞬間はきっとだれにでもあるでしょう。でも、そんな感情もふくめてすべて自分であり、そのままでいいのだと気づいたとき、グリメルダにおこる変化とは? 心の声を聞き、自分を認めることの喜びを伝える絵本です。
  • ChatGPTを活用した英語論文執筆の基本: 機械翻訳を併用した最強の手法
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    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近年,機械翻訳の精度が驚異的な進歩を見せていたところに生成系AIが登場し,英語論文執筆の分野にも変革が起きている.言語の壁は取り除かれ,多くの学生や研究者が苦労してきた英語論文執筆の負担は消え去るのだろうか.残念ながらそうではなく,機械翻訳やChatGPTはその負担をある程度は取り除いてくれるが,根本的な原因を解決することはまだできていない.本書では,ChatGPTと機械翻訳を併用することによる最強の英語論文執筆のノウハウを提案する.
  • 野球は眼で打て: 「入力」から考えるスポーツの科学
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    「ボール球を振るな」「甘い球だけを打て」「くさい球はカット」。野球経験者なら何度も言われただろうし、指導者なら何度も言ったことがあるだろう。しかし「どうすれば」そうできるようになるのだろうか。  本書には、そういう打撃ができるようになるためのヒントが満載。美しく、鋭いスイングをもっていても、ボールとバットが当たらなければ意味がない。打撃において「見る」ことの大切さを科学的に説いた、一歩進んだ打撃理論書。ジュニア・ユース期をはじめとした全野球選手と指導者、スポーツ科学に興味のある方には意識してほしい科学的知見が満載。
  • 光化学フロンティア: 未来材料を生む有機光化学の基礎
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    1巻9,680円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近年急速に発展している光化学.光励起によって引き起こされる電子移動やエネルギー移動,蛍光・りん光などといった発光現象,光と物質との相互作用や励起分子の挙動といった基礎のみならず,有機合成や高分子合成への応用を意識した光反応の実例と反応機構,金属錯体や超分子の光化学,さらには多重励起や多光子励起についても解説する.また,光機能性材料や太陽電池,人工光合成をはじめ,最近の実用的な光化学も紹介. ●目次 【第Ⅰ部 基礎編】 第1章 光吸収と発光 第2章 電子励起状態分子の挙動 第3章 分子間の光化学反応過程 【第Ⅱ部 物質・反応編】 第4章 典型的な有機化合物の光化学反応 第5章 光化学反応の有機合成への応用 第6章 固体光化学 第7章 金属錯体の光化学 第8章 超分子光化学 第9章 キラル光化学 第10章 多重励起・多光子励起の光化学 第11章 励起状態の制御 【第Ⅲ部 実用編】 第12章 光機能材料・デバイス 第13章 太陽電池 第14章 人工光合成 第15章 光生命科学 第16章 光医療科学 第17章 環境光化学 第18章 実践光化学 第19章 超解像蛍光イメージング 第20章 量子ドット

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