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  • マジックにだまされるのはなぜか : 「注意」の認知心理学
    4.5
    1巻1,870円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 誰もが楽しめるエンターテインメント、マジック。マジシャンは、人間の認知機能の盲点をついた巧妙なテクニックによって観客を魅了する。観客がそうとは気づかぬうちに注意を誘導し、ときには行動さえコントロールするのだ。その背後にある人間の認知機能の特性とはいかなるものか。本書では、認知機能のうちでもとくに「注意」の働きに焦点を当てマジックと関連づけながら、人の認知システムの不思議が満載されたステージを披露する。

ユーザーレビュー

  • マジックにだまされるのはなぜか : 「注意」の認知心理学

    Posted by ブクログ

    認知心理学領域
    視覚探索研究の考察ように借りたが、
    読むと面白い
    興味をわかせる書き方が好き
    ①対象物はある程度すると浮き出さして見えること、それで作業率はあがる
    ②高齢になると視覚に衰えがあると認識されるが、違う形で全体的な認識に変化すること
    ③脳は間違って出されてもこれが正しいと認識してしまうこと
    つい、自分の認知のゆがみ、認識間違いのせいだ!と思ってきたが、調べてわかった。仕方ないんだな、私は視覚も次のステップになったんだ。

    0
    2024年06月12日
  • マジックにだまされるのはなぜか : 「注意」の認知心理学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    マジックを入り口に、認知心理学における「注意」に関して解説。

    入門書でありながら、注意研究の発端となったポズナーの1980年の知見から最新の動向、また注意研究の応用として高齢者の鉄道駅構内における標識認知困難事例まで紹介している。かつ、実験心理学に詳しくなくても、どうやって仮説を検証したのか、具体的な心理学実験課題についても丁寧に触れられており、認知心理学・実験心理学の魅力を科学的・学術的にも耐えうる形で読者に伝えようという著者の意欲を強く感じる良書だと思う。

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    2015年08月24日
  • マジックにだまされるのはなぜか : 「注意」の認知心理学

    Posted by ブクログ

    推薦理由:
     不注意で気付けなかった、注意していたのに見落とした、錯覚をしたなどという事がなぜ起こるのか。人の脳は必要な情報をどのように選択して処理しているのかという「注意」のメカニズムを、認知心理学の視点から解説した本である。人間の認知機能の複雑さがとても興味深い。

    内容の紹介、感想など:
     『マジックにだまされるのはなぜか』というタイトルと、表紙に描かれているシルクハットに入った可愛い白ウサギに惹かれて手に取ると、読み始めてすぐにこれはマジックの本ではないことに気付く。本書は、人間の認知機能を全般的に研究する認知心理学の本であり、特に「注意」の機能を中心に取り上げたものである。
     人が「

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    2012年07月16日
  • マジックにだまされるのはなぜか : 「注意」の認知心理学

    Posted by ブクログ

    マジックにもっと関連付ければいいのに、という本。
    あとがきではマジックのことが沢山書いてあるが、文中はおまけ程度。
    認知に関しては興味深い物もあるが、基本的に学問のための学問という感じ。
    案内板に文句を言う老人はそもそも案内板を見ていない。
    見ている情報の三割くらいは脳が作り出したイメージ。

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    2013年07月13日

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