作品一覧

  • 本当の自分を求めて: 私に出会う日を信じて生きる6人の物語
    NEW
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    1巻2,750円 (税込)
    私たちを救う物語 心の病があろうがなかろうが、楽に生きられない人には、今より少し上手に生きられるヒントを本書は示してくれる。 和田秀樹(立命館大学生命科学部特任教授・精神科医) 心が正常であるか、異常かは誰がどういう理屈で決めるのか。自分が自分であること、他人との境目は思っているより曖昧ではないか。 ニューヨーカーの記者で自身も子どものころ拒食症で入院させられた著者が、インド人女性、ハーバード卒業の裕福な女性だがずっと薬を続ける女性、アメリカのスラム街で生きていて、双子の子ども二人を抱えて身投げし、自分と子ども一人だけ助かった黒人女性ほか6名を徹底取材。心揺さぶるノンフィクション。現代の精神医学の限界が浮き彫りになる。
  • ザ・パターン・シーカー: 自閉症がいかに人類の発明を促したか
    4.0
    1巻2,640円 (税込)
    なぜ、人類だけが発明できるのか? 映画『レインマン』のお兄さんを覚えていますか? 数字と記憶には卓越した能力があるのに、他人の心を推し量ることができなくて、社会に出られない自閉症の人。 本書ではこのような自閉症でパターン探しの達人を紹介し、話題は脳スキャン、遺伝子、人類の進化にまで及びます。エジソンやビル・ゲイツたちは自閉症の症状がありながらも偉大な発明家です。しかし、多くの自閉症の人は社会に出られず職がなく、もがき苦しんでいます。彼らの力を社会に活かすための指針も示されます。 あなたはシステム化が強い人なのか共感度が強い人なのか、チェックする診断テスト付き。
  • 糖尿病とアルツハイマー病を予防する地中海式和食レシピ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1日3回の食事を替えれば、体は細胞から健康になります。糖尿病になりたくないなら、ボケたくないなら、心筋梗塞や脳卒中になりたくないなら、体にいいオリーブオイルをたっぷり食べる地中海食をとり入れましょう。最新のデータから、地中海食はアルツハイマー病をはじめとする認知症を予防する効果があることがわかってきています。とはいえ、いつもの和食にオリーブオイルをかけるだけではカロリーオーバーになってしまい、かえって生活習慣病が悪化してしまいます。この本で紹介したレシピは、オリーブオイルをたっぷり使っているのに、カロリー控えめ。また、オリーブオイルを使うことで、塩分が少なくても味に深みとコクが出るので、いつもの和食が旨みたっぷりの、おいしい和食に変わります。
  • アルツハイマー病とは何か
    5.0
    1巻770円 (税込)
    アルツハイマー病は、一度罹ってしまったら治せない恐い病気です。マスコミ報道からは、治療法の研究が進んでいるように感じるかもしれませんが、その多くが効果が見られず、中止に追い込まれています。はっきりとした原因も、解明されていないため、今できることは、進行を遅らせる薬を飲むことだけ、というのが実情です。そこで、重要になってくるのが予防。本書では、現在わかっているアルツハイマー病に罹りやすいリスクの数々を一つずつ解説し、リスクを軽減する方法を紹介しました。糖尿病や高血圧を悪化させない方法、効果的な脳トレや運動のススメ、地中海食を食べるなど、具体的なノウハウも満載です。巻末には、失敗だらけのアルツハイマー病研究の歴史も掲載。一冊で、アルツハイマー病のすべてがわかります。
  • 薬が減らせて、血糖値にもしばられない 糖尿病最新療法2
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    糖尿病で本当に怖いのは、心筋梗塞と脳卒中と低血糖。こう主張し、三大合併症ばかりに目を向ける日本の糖尿病治療に一石を投じた前作から3年。新薬インクレチンの効果や、ちまたで大流行の糖質制限食の評価と危険性、そして近年注目されている3型糖尿病とアルツハイマーについて、インスリンとSU剤が引き起こす低血糖による体の不調など、糖尿病に関する最新の情報が満載。また、前作で紹介したアコード試験をふまえ、低血糖の問題については、本書ではより詳細に言及している。著者が勧めるのは「つらくない、続けられる糖尿病治療」。患者一人一人のオーダーメイド治療を実践する著者だからこその、治療のコツを実例とともに紹介した。
  • ザ・パターン・シーカー: 自閉症がいかに人類の発明を促したか

    Posted by ブクログ

    自閉症研究に尽力されているコーエン氏。
    何故ホモサピエンスが地球に適応できるように進化してきたのか。
    発明はどのように生まれていくのか。
    それは【システム化能力】と【共感性能力】によるところ。
    脳の機能の使い方を明快に解説されているところが刺激的だった。
    人類の多様性がもっと解明されていくことを期待させられる一冊。

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    2023年01月31日
  • アルツハイマー病とは何か

    Posted by ブクログ

    アルツハイマー病について、とても良い勉強になった。2014年時点での最新情報が書かれている。
    アルツハイマーは、本が書かれた時点では、治療法が発見されていない。認知機能が徐々に衰え、家族すらも認識できなくなり、5年以内くらいに食事や呼吸も困難になり、死に至るそうだ。
    本書では、現在判明している、予防に良いとされる食事や生活についても書かれている。ほかに、アルツハイマーになりやすい要因についても説明されている。
    また、ここ数十年の世界中の研究者による、研究の試みと失敗の記録が克明に記されていて、とても興味深かった。私たちが普段当たり前のように利用している様々な薬も、このように研究者たちの日々の努

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    2016年01月22日
  • アルツハイマー病とは何か

    Posted by ブクログ

    最近Time Onlineで書かれていたアルツハイマー病に関する予防的アプローチはこの書籍でほぼ網羅されていた。著者はもともと研究の第一線で活躍し、幅広い見地を持ちながら現在は北海道で家庭医をしながらアルツハイマー病を身近に接してそれを理解に努めている。これまでの科学的なアプローチなども紹介し、アミロイド仮説の熱狂的な時期から新たなアプローチへの変遷までも描きつつ、まだまだアルツハイマー病の真の研究は始まったばかりであると考えさせられた。

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    2014年09月18日
  • ザ・パターン・シーカー: 自閉症がいかに人類の発明を促したか

    Posted by ブクログ

    サピエンス全史に近い話かもと思いつつ、読み進めていたら、後半でハラリさんの話が出てきました。

    システム化回路(SQ)と共感回路(EQ)の2つの能力でホモサピエンスは繁栄した。

    脳タイプ診断表があるので、自分の脳タイプがわかります。

    システム化能力が高い人の子供は自閉症になりやすい。

    システム化メカニズム
    1.質問(好奇心)、観察
    2.答える(仮説)、実験
    3.検証、メカニズム

    チョムスキーの再帰性の話も出てきます。

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    2023年09月11日
  • ザ・パターン・シーカー: 自閉症がいかに人類の発明を促したか

    Posted by ブクログ

    一見無秩序な世界に何らかのパターンを見つけだすこと。それはヒトの進化に大きく関わり、自閉症や多くの発見・発明者に共通するシステム化マインド。

    自閉症遺伝子が人類の歴史を牽引してきた。

    一方で、自閉症が苦手とする共感性も、ノア・ハラリが言うように認知革命を通して大きく人類の進歩に寄与してきたことを考えると、

    システム化マインド(疾患として言うなら自閉症)と共感性はヒトを人類たらしめ進歩させてきた両輪なんだろう

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    2023年03月05日

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