坂本龍馬作品一覧
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-たとえば、大政奉還に始まる明治維新。江戸幕府が崩壊し、天皇を中心とする新政府が成立し、日本は近代国家への第一歩を踏み出した。この歴史の大転換期に前後して登場したのが坂本龍馬であり、勝海舟であり、西郷隆盛らであることはいうまでもない。このような歴史の大転換期には、その時代を揺り動かし、時代の方向性を決定づけたキーパーソンが、相次いで登場するものである。これは、日本が国家としての体裁を整えた古代においても同様である。本書では、歴史のキーパーソンとして、ヤマト建国から奈良の動乱まで、神話と歴史をつないだ人物、ヤマトの基礎を築いた人物、大化改新にまつわる人物、藤原氏台頭に関与した人物など、古代史を語る際に、欠くことのできない人物五〇人を俎上に上げ、コンパクトに解説を施した。著者は、ミステリアスな古代史に、独自の視点で迫り、多くのファンをもつ関裕二。古代史ファンはもちろん、古代史入門の書としても最適な一冊である。
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3.8最新作は明治維新がテーマです! 大人気「名言セラピー」シリーズ特別版、ついに登場! わずか150年前、江戸時代の日本。それは、身分差別が厳しく、自由という言葉すらない時代でした。 そんな時代に革命を起こし、自由な国をつくろうと命をかけてくれた男たちが、坂本龍馬であり、西郷隆盛であり、吉田松陰であり、高杉晋作であり、 みな、明治維新の志士たちでした。日本史上最高にかっこいい男たちです。 明治維新を成し遂げた彼ら革命の志士たちの、クスッと笑えて、とびっきり感動するエピソードをお届けします!【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
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-開国か攘夷か? 佐幕か尊王か? 天皇も将軍も草莽の臣も、すべてが国の運命を考え、火のように燃えた――。幕末から明治維新へと歴史が急転回し、坂本龍馬、高杉晋作、勝海舟、岩倉具視、西郷隆盛、大久保利通ら英傑がひしめき合った時代を、いきいきと描き上げ、新鮮な史眼で夜明けの群像たちを捉え直す。直木賞候補にもなり、人気番組の司会を15年も務めた著者が描く、リーダーの条件。
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4.0通説の裏に隠された意外な真相こそ、歴史の醍醐味だ!絶対に変わらないようでいて確実に変わっているのが歴史。新発見があるたびに、歴史はどんどん書き換えられています。本書はそんな、最新の歴史情報を満載した一冊。偉人、英雄たちの知られざる素顔や歴史的事件の隠れたエピソードから、通説に対する新しい見方まで、まさに目からウロコが落ちる“日本史の真相”を紹介します。「縄文人は竪穴住居では生活していなかった?」「日本の稲作は定説より五千年も前から始まっていた?」「日本最古の貨幣は『和同開珎』ではなかった?」「銭形平次は、庶民の鼻つまみ者だった?」「鎌倉幕府創設は1192年ではなかった?」「鎖国時代の最大の貿易相手国は朝鮮政府だった?」「薩長同盟成立の場に坂本龍馬は立ち会っていなかった?」など古代から近代までの意外な史実を、「社会」「人物」「政治経済」「文化」「外交」のジャンル別に紹介します。教科書が教えない情報満載!
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-日本の夜明け間近、1862(文久2)年の京都。実験に失敗し、何度も爆発を繰り返す少年がいた。名は、モ一(もいち)。身寄りが無く、異母寺(いぼじ)の和尚に面倒を見て貰っており、大の発明好きで、色々なアイデアを持っている――。ある日、寺に隠れていた海援隊の坂本竜馬と出会ったモ一。怪我を負い、新選組に追われているという。新選組に取り囲まれた寺から竜馬を逃がす為、モ一は新しい発明品を作るのだが……!?
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-世界にその名をとどろかせた偉人たちの活躍のウラには、 “もうひとり”偉大な人物がいた! 教科書や伝記でその活躍が伝えられる偉人たち。 彼らの人生ははじめから順風満帆だったのか? ……いやいや、全然そんなことはなかった! 何者でもないどころかむしろダメ人間だった偉人たちが、 とある人物との“奇跡の出会い”をきっかけに才能を開花させ、 歴史に名を刻むまでのエピソードを紹介する小学生向けの偉人伝。 偉人と、彼らが功績を成し遂げるきっかけを作った人物 ――「もうひとりの偉人」のちょっと変わったエピソードを、 クスッと笑えるイラストと共に楽しめます。 偉人伝でありながら、本書のテーマは「絆」。 歴史人物たちの活躍を楽しく学べるだけでなく、 人は一人きりで何かを成し遂げられるわけではないこと、 出会いによって引き起こされる化学反応が奇跡を生むこと等がわかり、 人間関係に対する心の視野も広がる1冊です。 【もくじ】 第1章 キミの才能にメロメロ編 *野口英世と血脇守之助 *ゴッホとテオ *マルクスとエンゲルス *夏目漱石と小宮豊隆 第2章 かくれた才能……見つけた!編 *ルイ・ブライユとジャック神父 *ヘレン・ケラーとアン・サリヴァン *エジソンとナンシー・エジソン *勝海舟と大久保一翁 第3章 その成功、この人のおかげじゃね?編 *織田信長と平手政秀 *豊臣秀吉と黒田官兵衛 *徳川家康と服部半蔵 *杉田玄白と前野良沢 *マルコ・ポーロとルティスケロ 第4章 一心同体!キミじゃなきゃダメなんだ編 *手塚治虫と壁村耐三 *グラハム・ベルとワトソン *マーガレット・サッチャーとデニス・サッチャー *井深大と盛田昭夫 第5章 あなたがいたからがんばれた!編 *ライト兄弟とオットー・リリエンタール *葛飾北斎と春好 *ニュートンとフック *シューベルトとゲーテ *ナイチンゲールとハーバード 第6章 深くて重い(?)家族のきずな編 *坂本龍馬と乙女 *マッカーサーとメアリー・マッカーサー *ナポレオンとジョゼフィーヌ コラム迷惑をかけられた偉人伝
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-あなたの「憧れの人」は誰ですか? 世界No.1営業マンが、憧れ、師匠、時にライバル、そして心の中の同士としてきた「坂本龍馬」を営業マンとして捉え「新・営業論」を説く! あなたの中の「龍馬」を目覚めさせ、変化の激しいこの時代を生き抜くためのビジネス書。 【著者プロフィール】 18歳で新潟から単身上京。 19歳でウェイターから完全歩合の営業マンに転身し、関わったすべての営業において最短でNo.1を達成。 中でも、世界80ヶ国で展開されている能力開発プログラムの営業において、史上初となる個人・マネージャー・代理店と すべての分野で世界一の三冠王となる。 伝説的な営業力、指導力に多くの会社からトレーニングオファーがあり、そのメソッドを体系化したSAプログラムを開発し「ソーシャル・アライアンス株式会社」を設立。 人の心をわしづかみにする話し方が高く評価され、東京FMで「桑原正守のオープンユアライフ」という番組のパーソナリティーを務める。 影響力は会社や企業にとどまらず、東京大学・京都大学・大阪大学を始めとする各地の大学からも「社会人として必要なコミュニケーションスキル」などのテーマで多数講演を実施。 いくつものビジネスを現在も発展させ続けている現場学は、「理論上のコンサル」とは大きく異なり「実践コンサル」としてクライアントの圧倒的支持を得ている。 現在は、プライム・アソシエイツ株式会社、ソーシャル・アライアンス株式会社、マーク・モン株式会社、株式会社フライファクトリーという4社の代表を務める。
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-「偉人小学校」へようこそ! 校長・卑弥呼、担任・福澤諭吉、児童会会長・坂本龍馬、クラスメート・聖徳太子/清少納言/渋沢栄一、問題児・織田信長…、周りは偉人ばかり。彼らの知恵を体験できる歴史学習書。 「もしも、偉人が同じ小学校にいたら…」。そんな「もしも」をマンガ上で実現した一冊。主人公が転校した学校はなんと、偉人小学校。周りは偉人ばかり。隣の席は、問題児・信長だった! 偉人たちが、その個性を発揮して学校内で起こるハプニングを見事に解決。主人公と同じ気持ちになって、彼らの知恵を体験できる歴史学習書です。マンガのもとになったエピソードや偉人たちに関する重要な出来事も解説しています。登場人物は、織田信長、卑弥呼、聖徳太子、持統天皇、聖武天皇、空海、清少納言、紫式部、源頼朝、北条政子、足利尊氏、武田信玄、徳川家康、伊能忠敬、坂本龍馬、土方歳三、福澤諭吉、津田梅子、渋沢栄一など。小学校中学年より。
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 坂本龍馬没後150年の記念の年に贈る、大人気「もしも」シリーズ第3弾! もしも、徳川幕府が系列学園を多く抱えるマンモス高校だったら…、 新撰組が京都校の裏生徒会だったら…、 龍馬のいう「日本の洗濯」が、スポーツで荒廃したヤンキー高校を立て直すことだったなら…。 個性的すぎる志士&女性たちが繰り広げる、幕末・維新の激動のドラマを、スポ根学園コメディに置き換えた、笑って学べる歴史コミックエッセイ。 数々の「学園モノ」へのオマージュネタにも注目!
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量シリーズなし) 【書籍説明】 世界的な総合電機メーカー・ヤマトの代表取締役会長スペード・キングが殺害された。 キングは、倒産の危機に陥ったヤマトを再建するために多国籍企業パークス・ファンドから迎えられた男で、コストカッターの異名がある。 ヤマト傘下の電子機器メーカー・海援テクノスの社長坂本龍馬に殺人容疑がかかった。 スペード・キングのバックには巨大な国際資本が控え、捜査が難航すれば国際的な問題に発展する恐れがある。 警視総監は警視庁捜査一課特殊凶悪犯罪捜査班に速やかな解決を命じた。 特殊凶悪犯罪捜査班を率いる土方歳三警部は、キング殺人の裏にはヤマト社内の紛争や国際巨大資本の横暴が潜んでいることに気づいた。 パークス・ファンドは坂本龍馬を罠にかけ、開発した新装置を奪い盗ろうとしていたのだ。 国際資本に操られる政治家が、歳三の捜査を妨害し圧力をかける。 土方歳三警部は真犯人を突き止め、坂本龍馬の無実を証明できるだろうか? 【目次】 コストダウン三割 コストカッター 第一容疑者 セキュリティシステム ロボット制御装置 夢に懸ける男 パークス・ファンド 内部告発 冤罪要求 動機と機会 真実の価値 真犯人逮捕 夢の実現
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-【書籍説明】 二十三世紀、地球は宇宙へ進出し、異星人と交流するようになった。 異星人の中には友好的な種族もいれば、好戦的な種族もいる。地球征服を企む異星人に対抗して、地球防衛軍が組織された。 近藤勇をリーダーとする試衛館グループは地球防衛軍に参加して戦功を立て、勇は防衛軍提督に、土方歳三は新選隊隊長に抜擢された。 インド南部で発生した感染症が、あっという間に全世界に拡がり、人類絶滅の危機に襲われた。 各国の科学者・医学者はワクチン開発に全力を注いだが、ワクチンには重大な副作用があるとわかった。 その時、異星人種族の一つネリガンがワクチン開発に協力し、人類は滅亡の危機から逃れることができた。 だが、異星人ヴァルキリや地球人医科学者は、ネリガンを侵略者と決めつける。運輸貿易商の坂本龍馬もその一人だ。 歳三もしだいにネリガンに対する疑いを深めていく。 歳三と龍馬はネリガンの侵略作戦を見破ることができるのか?感染症を終息させ、ネリガンの地球侵略を防衛することができるのか?
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量25,000文字以上 30,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度) 【書籍説明】 慶応三年秋、日本は激動のただ中にあった。 支配権を強化して、徳川幕府体制をあくまで維持しようとする幕臣達。大政奉還を決行することにより、徳川の勢力温存を図る十五代将軍慶喜とその一派。武力による倒幕(討幕)を主張する長州藩と薩摩藩。日本に近代化を進めさせながら、植民地支配を強めようとするイギリス・フランスなど列強国。 これらの四つの思惑が絡み合うのを傍目に見ながら、近藤勇と土方歳三は、新選組を率いて王城の警護と治安維持に挺身していた。 ある日、土方歳三の耳に飛び込んできたのは、坂本竜馬暗殺計画。薩摩と長州の二大雄藩を結び付け、土佐藩の老公山内容堂に大政奉還を献策した男、坂本竜馬が命を狙われている。 山内容堂は、土方歳三に竜馬の警護を依頼した。 竜馬を救うことは、幕府の不利となるのではないか?幕府を裏切ることはできない。歳三は大いに悩みながらも、竜馬暗殺阻止を引き受けた。 はたして、歳三は、坂本竜馬を救えるのか? 【目次】 山荘の密談 大政奉還 関ヶ原の怨念 竜馬は不要 御陵衛士 竜馬の隠れ家 平助の苦悩 近江屋襲撃 木津屋橋の休息所 七条油小路 死闘の果て 裏切りの代償 鉄の戦闘集団 【著者紹介】 潮美瑶(シオミヨウ)
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度) 【書籍説明】 慶応三年十二月八日、徳川慶喜は少年天皇より「公儀政体を整え、滞りなく政務を遂行せよ」との勅命を受けた。徳川将軍家は諸侯会議の盟主(議長)となり、政務執行権を握り続けることになった。 しかし、十二月の半ばを過ぎると、長州藩の態度が変わってきた。再び倒幕・討幕に向けて走り始めたようだ。薩摩藩は不気味に沈黙を続けた。 坂本龍馬から土方歳三に急報が届いた。「長州軍艦が神戸に入港して動かない」というのだ。 突然、少年天皇が病に倒れた。慶喜をはじめ列侯はだれも面会を許されず、朝議が開かれることも絶えた。 正月を五日後に控えて、「長州藩が少年天子を軍艦に乗せ、長州へ連れ去った」ことがわかる。 歳三は龍馬とともに幕府海軍の軍艦で長州の軍船を追った。 前代未聞の「接舷作戦」で、歳三は帝を救出できるのか?龍馬は討幕の挙兵を阻止し、日本の内戦を防ぐことができるのか? 【目次】 公儀政体 銃声一発 龍馬の密使 討幕の勅命 天子の行方 少年天皇 回天出航 新選組屯所襲撃 馬関海峡海戦 開陽出動 洋式軍備 内乱回避 日本の夜明け
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-【書籍説明】 会津中将松平容保や土佐前藩主山内容堂らに助けられて、十五代将軍徳川慶喜は薩摩や長州の討幕計画を一旦は阻止した。 しかし、薩摩・長州の討幕の動きは激化する一方だった。 慶喜は幕府軍艦で少年天皇(明治天皇)を江戸にお連れした。 江戸で公儀政体論に基づく新政府の樹立を目指した。 近藤勇率いる新選組も親衛隊として天皇に随行した。 薩摩・長州は勅命と「錦の御旗」を偽造して江戸へ侵攻した。 しかも、偽天皇まで抱えていた。 江戸では赤報隊が暴虐の限りを尽くして町人達を脅かし、地方では「討幕志士」に煽られて百姓一揆が頻発した。 土方歳三は新選組を再結成して江戸の治安維持に努めたが、その間にも討幕反乱軍が江戸へ迫る。 歳三は新政府軍の武将として、反乱軍を迎え撃った。 坂本龍馬も勅命を受けて内乱収拾に奔走した。 歳三は、少年天皇を助けて偽天皇の正体を暴けるのか? 歳三は内乱を収めて、近代的な警察組織を創設できるのか? 【目次】 薩摩藩邸焼討ち 江戸行幸 錦の御旗 新選組再編 赤報隊 暗殺計画 天皇二人 甲陽鎮撫隊 密命 総攻撃 五条誓文の宣布 内乱終結 警察制度
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界累計利用者数4000万を超える大人気ゲーム「モンスターストライク」のキャラクターと、そのモデルとなった歴史上の人物を、専門家が詳細に解説するという新ジャンルの書籍です。織田信長、上杉謙信など、豊富な戦国キャラに加え、源義経、武蔵坊弁慶といった源平キャラや、坂本竜馬、新撰組など幕末キャラも史実に沿い、歴史の専門家が、どんな人物なのか解説します。それぞれのキャラの関係性はもちろん、「岩融は弁慶愛用の武器」といった人物以外のキャラの関係性も詳細にわかります。SSの名称の意味、ボイスの意図など、モンストの公式設定や史実をしっかりと知っておくことで、まだまだ楽しめる要素がたくさん隠されています!また、それぞれの武将ゆかりの地なども紹介!モンストをやっている人も、これからやろうとしている人も、モンストを100%楽しむために、ぜひ手に取って頂きたい一冊です。 紹介キャラ一覧【戦国武将】 上杉謙信 武田信玄 前田慶次 直江兼続 北条氏康 今川義元 織田信長 明智光秀 豊臣秀吉 柴田勝家 茶々 石田三成 黒田官兵衛 伊達政宗 真田幸村 猿飛佐助 霧隠才蔵 百地三太夫 松尾芭蕉 徳川家康 井伊直虎 本多忠勝 服部半蔵 村正 【剣豪・英雄】 宮本武蔵 胤舜 梅軒 佐々木小次郎 柳生十兵衛 天草四郎 徳川吉宗 平賀源内 阿国 葛飾北斎 近松門左衛門 【源平の武将】 平清盛 源頼朝 源義経 武蔵坊弁慶 静御前 木曽義仲 平敦盛 藤原秀衡 鞍馬天狗 岩融 【維新の英傑】 坂本龍馬 おりょう 西郷隆盛 徳川慶喜 勝海舟 ジョン万次郎 近藤勇 土方歳三 沖田総司 斉藤一など
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4.0ここにしかない「日本文化の源流」に出合える旅。2014年「霊場開創1200年」を迎えた四国。四国を巡る旅をして、著者である仏教学者・山折哲雄は、思いもよらない出会いや発見をする。「日本人はどこからやって来て、どこへ行こうとしているのか」そのヒントのようなものを感じたという。幸運にも「よき日本」が残ると語る著者が、従来のお遍路とは違った視点で四国の名所を案内する。愛媛県では能島を船で訪れて源平合戦に思いを馳せ、高知県ではかつての若衆宿だった「泊り屋」を見学。愛媛から山越えで高知に抜ける山村は、坂本龍馬脱藩の道筋にあたる重要な拠点だったことを知る。そして、その龍馬脱藩の道こそが、弘法大師に発する遍路の道だった――。伊豫豆比古命神社(椿神社)の宮司・長曽我部延昭氏、四国八十八カ所霊場の本部がある総本山・善通寺の住職・樫原禅澄氏との対談も収録。
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-桓武天皇から光源氏、信長、秀吉、龍馬等々、京都を平安時代から近代まで時代ごとに切り取り、その時代に活躍した24人と京の町を巡る異色のガイド。 世界観光都市ランキング5年連続ベスト10入りを果たすなど、今や世界的にも重要な観光都市・京都。 平安京以来、首都が東京に移るまで都として栄え、その後も歴史や文化の中心的な都市として魅力を今に伝えています。 本書は平安の時代から近代まで、7つの時代に活躍した人物を解説しながら、ゆかりの地歩きを案内する異色のガイドです。 ●平安時代:桓武天皇、小野篁、藤原道長 ●王朝文学:在原業平、小野小町、光源氏 ●鎌倉・室町:祇王・建礼門院、牛若丸と弁慶、吉田兼好、世阿弥 ●戦国時代:信長と光秀、豊臣秀吉、千利休 ●江戸時代:本阿弥光悦、安楽庵策伝、太田垣蓮月 ●幕末:桂小五郎・坂本龍馬、山南敬介 ●近代:田辺朔郎、川端康成など、 いずれも日本の歴史に名を馳せた24名の人物が登場します。 ※本書は1999年発刊「歩く旅シリーズ(歴史・文学)」から人気の一冊を文庫化したものですが、ガイド色が強かった単行本より読み物的な要素を強めつつ写真や地図を網羅、読後は実際に歩いてみたくなる魅力的な内容となりました。
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4.7維新のリーダーというと西郷隆盛・高杉晋作・坂本龍馬など、勝者側ばかりが注目されてきた。しかし、敗れた会津藩にも明治維新に大きく貢献した人物がいた。新島八重の実兄、山本覚馬である。「諸外国の脅威の前に日本の独立が脅かされている折、薩摩だ長州だ会津だと、国内で相争っている場合ではない」と薩長との対立を回避すべく奔走。維新後は、会津藩とは相容れない関係にあったはずの長州藩の信任を得て、京都の近代化に大きく貢献し、新島襄とともに同志社大学創立にも関わる。藩の枠を超えた広い視点と卓越した先見で新国家のビジョンを描いた会津の「坂本龍馬」。激動の時代を生き抜いた覚馬の生涯から、もう一つの幕末維新史を描く。
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3.8経産官僚時代に省庁横断的な改革グループを率いて「霞ヶ関維新」を唱え、現在、日本活性化を目指す世直し組織「青山社中」を主宰する著者が熱く提言! 混迷する時代を切り開くために必要なのは真のリーダーシップだ。 リーダーシップというと、組織を率いる力と考えがちだが、そうではない。 真のリーダーシップとは、ひとりでも果敢にチャレンジする精神であり、特に前例や組織のしがらみにとらわれずチャレンジする力を「やり過ぎる力」と呼ぶ。 指導力ではなく「始動力」が求められているのだ。 日本の近代を切り開いた坂本龍馬ら維新の志士も、Think Differentを打ち出しコンピュータの概念を変えたスティーブ・ジョブズも、「やり過ぎた」人々だった。 日本にも外国にも、多くの「やり過ぎる」人たちが生まれることが、明日を変えていく。 著者は事例を挙げて「やり過ぎる力」の重要性を論じ、さらに「やり過ぎる力」を身につけ、実践するためにするべきことを説く。
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3.5「世話のやける弟」がいつしか時代の英雄になってしまった――。 坂本龍馬の妻・おりょうの目を通して描かれる、幕末の名場面! 幕末の京都で出会った「世話のやける弟」のような男・坂本龍馬と結婚したおりょうは、夫を呼び捨てにし、酒を浴びるほど飲み、勝海舟にも食ってかかる「妻らしからぬ」振る舞いで周囲をへきえきさせる。 ついには龍馬の周囲から、「龍馬のために離婚してください」とまで迫られる始末。 しかしおりょうは、寺田屋で間一髪龍馬の命を救い、日本で初のハネムーンを敢行。 薩摩へ、軍艦に乗って長崎へ、馬関へ――。 激動の世の中を楽しげに泳ぐうち、いつしか薩長同盟・版籍奉還の立て役者として時代の英雄になってゆく夫。 そして、龍馬亡きあとの20年を彼女はどう生きたのか。 型にはまらない生き生きとした夫婦の姿、意地っ張りで責任感が強く、龍馬に惚れながらも自立した魂が輝く「門井版おりょう」。 現代の女性に響く物語! 解説・小日向えり(歴女) ※この電子書籍は2016年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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5.0<まえがきより> 明治維新は、松陰を筆頭に“変人たちの半ば自暴自棄な行動”が最終的にブラッシュアップされて成立したものだ、という側面がある。実のところ、当初は日本の近代化もそこそこに「幕府を倒せ」とか「外国人斬るべし」といった目標を掲げる何とも危うげな運動でしかなかったのだ。 その危うげな動きがどのようにして真っ当な社会変革へと収束していったのか。松陰をはじめとする志士たちの実像はどのようなものだったのか。 <目次> ●第一章:驚きの実情~天下の奇人・吉田松陰と松下村塾 現代なら異常者扱い!? 自称革命家としての松陰 松下村塾は社会不適合者のフリースクールだった!? 薩摩藩が維新を主導できた理由~薩摩版・松陰――島津斉彬の存在 吉田松陰とは何者なのか!? ●第二章:維新志士の人物伝~幕末は奇人変人のオンパレード!? 不美人!? 容姿を理由に結婚を断られた~杉文 戦場で読書に耽った変人~久坂玄瑞 狂気の言動、日本を救う~高杉晋作 傍若無人! 曰く「我は国家の財産也」~佐久間象山 高熱にうなされながらも芸者をはべらせた!? ~伊藤博文 あの有名宰相は見栄っ張りの死にたがり!? ~大隈重信 酒の勢いで一般市民を殺害! 酒乱の宰相~黒田清隆 常軌を逸した社会不適合者~勝小吉 松陰の妹2人を妻にした!? ~楫取素彦 ●第三章:大河の舞台をおさらい~まじめに復習する明治維新 幕末の動乱~日本国、その幼年期の終わり 開国か攘夷か~現実と誇りのせめぎあい 明治維新~新たなる日本の夜明け ★impress QuickBooks(http://quickbooks.impress.jp/)は、気軽に電子書籍を楽しんでいただきたいという想いから生まれた電子専門レーベルです
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4.5104人の偉人たちの子ども時代を、ちょっと短めに、読みやすくまとめました! ガリレオ、坂本竜馬、マザー・テレサ、アインシュタイン、ジャンヌ・ダルク、樋口一葉……さまざまな分野で大活躍した偉人たちは、小さいときから何でもできる「特別」な子だったのでしょうか? いえ、いえ。そんな子ばかりではありません。この本は、ふつうの偉人伝とちがって、日本をはじめ世界中の偉人たちの「子ども時代」を、わかりやすく魅力的な文章で紹介しています。約3分くらいで読み聞かせができるお話をメインに扱っているので、少しの時間で、ムリをせずに読み聞かせをしたいときに活用できるでしょう。とかく伝記は説教くさくなりがちですが、本書のお話は、思わず引きこまれ、共感できるものばかりです。きっと、子どもたちは偉人の子ども時代と自分を重ね合わせ、勇気づけられることでしょう。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆いちばん モノ凄くて おもしろかった時代── ペリーと黒船の浦賀来航で、幕末は慌しい活況を呈する。 高杉晋作.坂本竜馬.西郷隆盛.勝海舟らが歴史の表舞台に登場し、維新を遂行する。 明治政府は、西南戦争.日清戦争.日露戦争を期に、近代国家に大きく変貌していく── この激動の時代を、事件.人物.世相.流行、そして埋もれた事実やトピックスで綴る、新聞形式の「読んで楽しい年表」。
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-北辰一刀流、千葉道場の主定吉の娘として生まれた佐那は十代にして免許皆伝、その美貌も相まって「千葉の鬼小町」と呼ばれていた。ある日、佐那が道場に行くといきなり手合わせを申し込まれた。土佐の坂本龍馬と名乗ったその男は、日本だけでなく世界を見据える広い視野を持っていた。そんな龍馬に佐那は次第に惹かれていく。龍馬もまた佐那に想いを寄せ、二人は許嫁として互いの家族も認める存在となった。京都へ赴く龍馬のために佐那は坂本家の桔梗紋入りの袷を仕立てるが、龍馬はそれに袖を通すことなく非業の死を遂げる。悲しみの中、佐那は袷の右袖をほどき、龍馬の形見とした――。「私の人生は、この袖に翻弄され、この袖に泣き、この袖に守られてきた――」大政奉還後の日本の道筋を作るため奔走した坂本龍馬。その許婚として龍馬を待ち続けた千葉佐那。運命に翻弄された二人の愛の物語。
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3.3幕末最大のミステリー・坂本龍馬暗殺事件。それは、大政奉還から戊辰戦争へと時代がうねる中で起きた惨劇だった。当初、実行犯と目されたのは新選組、だがそれを覆す供述で見廻組が浮上。それら幕府側の組織を統轄したのは会津藩である。一方、討幕側の薩摩藩にも陰謀めいた思惑が見え隠れする。徳川慶喜の処遇を巡って龍馬の存在が目障りとなったのか? さらに、新史料から、意外な藩の影が浮かび上がる。はたして、真犯人、そして黒幕とは? 龍馬が駆け抜けた混迷の政局を読み解き、諸説を検証する。[目次より]第一章 維新への道:「土佐の国ではあだたぬ奴」/新史料・嵯峨根良吉意見書/第二章 龍馬暗殺事件の謎:新選組説の謎/近藤勇への嫌疑/薩摩藩陰謀説の謎/容疑者・今井信郎を助けた西郷隆盛/見廻組説の謎/暗殺か職務か/諸説の謎/狙われたのは中岡のほうだった?/第三章 見廻組異聞:新発見・佐々木只三郎の鎖帷子/龍馬を斬った刀
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4.3時は幕末。明治維新の立役者の坂本竜馬は京都で暗殺される…。短い人生を終えるはずだったが、ふと目覚ると見知らぬ風景が広がっていた。竜馬にひとりの若者が話しかける。髪はボサボサで、頼りない見た目をしたその人物は、若き日のナポレオンであった! 竜馬は革命中の18世紀フランスに転生していた! しかし革命の立役者であるはずのナポレオンは恋愛小説家志望で革命に興味無し。竜馬は頭を抱える…。革命が成立しないと全世界の歴史が変わる! もちろん日本も! 竜馬は英雄を奮い立たせる攻めの一手を打つ! 囚われの王女マリー・アントワネットの救出計画! 恋愛体質の英雄の心に火はつくか? 転生した竜馬の手腕が試される!!
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-「わがなすことはわれのみぞしる」「なんの浮世は三文五厘よ。ぶんと屁のなるほどやってみよ」――。坂本龍馬の生涯をユニークな名言とともに紹介。時代を先取りする先見力、決断力、行動力、組織力――新しい視点で人生を切り拓くために。[内容例]自分流――とがって生きよ/知行一致――人の心はころころ変わる/死生観――自分は運が強い/ヘボクレ役人――自分大事は男ではない/ハイハイエヘン――おもしろいことを考えています/土佐の芋掘り――天の思し召しで天下を動かす/天下に事をなす――時機を見極めよ/天下をめぐる――時が来れば一挙に旗揚げすべし/大馬鹿もの――ぐずぐずしてただ日を過ごすな/父母の国は思うが――情に流されて志を失いたくない/仕禄を求めず――苦労覚悟で天下をめぐる/おかんむりのお龍――猿廻しが狸一匹ふりすてて/もし命があるなら――露の命ははかれない/世の中というもの――人間は牡蠣殻に棲んでいる
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-坂本龍馬暗殺直後、何があったのか? 「生き返り」を賭けて英雄たちと時空を超えて剣を交える。衝撃バトルファンタジー爆誕! 坂本龍馬、京都・近江屋にて死す――。 慶応三年十一月十五日夜、暗殺者に襲撃された龍馬は、 ふと気づくと、血を流して倒れている自分の姿を見下ろしていた。 「こがな光景……夢じゃ」 途方に暮れる龍馬の前に、幼馴染みの友姫が少女の頃の姿で現れる。 友姫は黄泉路の案内人であり、龍馬を死者の世界〈かくり世〉に 導くのが務めだという。 しかし、志半ばで人生を絶たれた龍馬は、かくり世へ赴くことに反発。 友姫を困らせ、苛立たせるのだが……。 一方、男神スサノオは、贔屓にしている龍馬の姿が 生者の世界〈うつし世〉から消えたことに衝撃を受けていた。 そして龍馬に生き返りのチャンスを与えるべく、 姉である太陽神アマテラスが渋るのを説き伏せて、〈ヨモツタメシ〉を発動させることにした。 〈ヨモツタメシ〉における七度の戦いに見事勝利すれば生き返ることができ、 敗北すればその時点で魂ごと消滅する――。 スサノオに提示されたその条件を、龍馬は呑んだ。 龍馬とともに戦う道を選んだのは、同じ土佐出身の志士中岡慎太郎。 道案内の役を担うのは前藩主の妹である友姫。 龍馬たちを待ち受ける〈五つの苦難〉と〈二つの試練〉とは? そして、龍馬が真に望む未来とは一体? 刀剣マニアの幕末の志士が時空を超えて『天下五剣』と出会う、 ヒストリカル・バトル・ファンタジー! 馳月 基矢(ハセツキモトヤ):長崎県五島列島出身。2020年『姉上は麗しの名医』(小学館)でデビュー。『拙者、妹がおりまして』(双葉文庫)シリーズなど主に江戸を舞台にした青春群像劇の作品多数。実は平穏な江戸より動乱の幕末が好きで「いつか龍馬作品を」という願いを本作で叶える。 煮たか(ニタカ):イラストレーター。青森県出身。『刀剣乱舞-ONLINE-』などゲーム、コラボ企画、書籍挿絵など幅広く活躍。
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-あの坂本龍馬の婚約者・恋人・姉による知られざる醜い争いを描く! 1人の男を愛した女たちの人生を描く! ※この作品は「売られ巫女 ~村の男たちに輪姦(まわ)されて~」に収録されております。重複購入にご注意下さい。
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-その「志」はどこから生まれ、日本をどう変えたのか? 『竜馬がゆく』が描けなかった実像! 坂本龍馬は、これまでいわれてきたよりも、もっと賢明で、もっと深みのある「志士」だった。そして、そのような龍馬をつくったものこそ、欧米の議会制度などをいち早く伝えていた驚くべき日本の知的伝統や、国学の合理主義、さらに「天皇の下での平等」という発想を基にした日本的民主主義であった。本書では坂本龍馬を「思想史」的に辿り、龍馬や志士たちが何を考えていたのか、龍馬に影響を与えた思想はどのようなものだったか、そして、その考えが明治維新後の日本にいかなる影響を及ぼしたのかに迫る。幕末の日本人は、いかに議会制度などの知識を吸収し、いかにそれを日本において実現させようとしたのか。土佐、薩摩、長州などの志士たちは何をめざし、いかに動いたのか。そこに龍馬はいかに関わったのか。維新への大きな流れの原動力や舞台裏が、当時書かれた文章の“わかりやすい現代語”を通して解き明かされていくのは圧巻である。明治維新と坂本龍馬への通念を鮮やかに覆す驚愕の書。 ●第一章:二つの「八策」 ●第二章:「薩土盟約」のゆくえ ●第三章:天皇と将軍の“立場” ●第四章:天皇と土佐の人々 ●第五章:神々・皇室・龍馬 ●第六章:欧米の「議会」というもの ●第七章:海舟・小楠・一翁 ●第八章:戦争と龍馬 ●付章:「王政復古」から「立憲君主制」へ
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3.0幕末きっての英雄・坂本龍馬が、北辰一刀流の剣豪ながら短銃を愛用し、寺田屋事件では包囲する幕吏に発砲して難を逃れた話はよく知られている。「スミス&ウェッソン第II型」、通称アーミー・モデル、中折れ式の回転式連発銃(リボルバー)である。スミス&ウェッソン社は、1852年に設立されたアメリカ合衆国最大の銃器メーカー。映画「ダーティー・ハリー」でキャラハン刑事が愛用する「44マグナム」などを開発している。創業まもない同社のピストルを、幕末のヒーロー・坂本龍馬が愛用していたことは、それだけでロマンを掻き立てられる。本作品は、寺田屋事件に始まり、龍馬とお龍の薩摩へのハネムーン、その後の薩長連合・大政奉還での活躍を経て、近江屋での暗殺に至る龍馬の疾風のごとき生涯を、「龍馬のピストル」の数奇な“運命”とともに描いた長篇小説である。龍馬の死後、彼の手を離れて流転するピストルの後日譚も印象的な傑作となっている。
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-幕末維新を彩る主役は、龍馬、西郷、大久保、高杉たちだけではない。もう一人、この男がいなければ、薩長同盟も大政奉還も実現しなかった、といわれる人物がいた。薩摩藩家老・小松帯刀(たてわき)である。龍馬を支援する一方で、朝廷や将軍・慶喜からの信頼も厚かった名宰相。その知られざる生涯を、数々の逸話と史料で明らかにした話題作である。天保六年(一八三五)生まれの同年齢であった龍馬と帯刀は、神戸にあった勝海舟の海軍塾で初めて出会う。以後、後に海援隊となる亀山社中を作ったのも、大政奉還のために将軍・慶喜を説得したのも帯刀だったという史実は、ほとんど知られていない。しかし、坂本龍馬も、明治十六年、坂崎紫瀾が『汗血千里駒』を発表するまでは、まったく無名の人であった、と著者は言う。実は、この本の中でも小松は龍馬の知己として何度も登場するのだ。〇八年大河ドラマ「篤姫」の准主役ともなった小松帯刀の真摯な生き方を、文庫版でよみがえらせたものを電子書籍化!
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-10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 はじめに 私が理想としてたリーダーは、学生時代に読んでいた歴史上の人物で坂本竜馬、勝海舟、三国志の劉備玄徳、項羽と劉邦の劉邦、彼らの共通点は『大きな変化の時代に生き、上下関係なく、楽そうに今ここを生きて、チームで何かを成し遂げようとしている人達でした。』 今の時代も、大きな変化の時代に入り、過剰な競争社会からパワハラやブラック企業などが問題になり、組織も上下関係から横の関係のプロジェクトへと進化できている会社が高成長し、ようやく、私が思う理想の社会になりつつあるのではないでしょうか?それとも変化の時代だからこそ、そうなっているのでしょうか? 私自身、20歳のころに6名の友達とスタートした地元のテニスサークルで会長を務め仲間とともに、1年で60人の人気サークルにした経験。外食チェーン店3店舗の店長。その後、3つの会社で取締役を務め、望むと望まざるをかかわらず、リーダーを担ってきました。 この本が、これからの時代を生きるリーダー達に、私の経験を交えながら、自分らしいリーダー像のヒントになってもらえれば幸いです。
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-仁淀ブルーから牧野植物園まで話題のスポットをモデルコースで大特集!カツオのたたき&名物グルメ情報も満載です <主な特集内容> 【巻頭特集1】 高知旅でしたいこと ・ダイナミックな大自然の絶景に感動したい! ・絶品カツオは外せない!土佐グルメを食べ尽くす ・アウトドアパラダイスでアクティビティに挑戦! ・フォトジェニックなアートスポットへ行きたい! ・個性派が勢揃い!観光列車に乗りたい 【巻頭特集2】いま、行きたい!高知旬旅ドライブコース ・桂浜~高知タウン~仁淀川 高知王道コース ・四万十川~足摺岬 大自然絶景コース ・四国カルスト~横波 爽快高原ドライブコース ・室戸~北川村 癒やしの自然満喫コース 【エリア特集】 ・桂浜&高知県立坂本龍馬記念館 ・高知城 ・高知県立牧野植物園 ・よさこい祭り ・カツオのたたき ・仁淀川流域ガイド&絶景MAP ・アンパンマンミュージアム ・四万十川アクティビティー ・足摺岬&土佐清水ジオパーク ・四国カルストドライブ ・室戸ジオパークドライブ ・北川村「モネの庭」マルモッタン etc. 上記のほか、各エリアの名物グルメ、注目宿情報も満載です。 【掲載エリア】 高知県 高知市 仁淀川 佐川 いの 南国 香美 香南 室戸 北川村 奈半利 馬路村 四万十川 四万十町 黒潮町 足摺岬 宿毛 大月 安芸 須崎 中土佐 津野 梼原 四国カルスト 柏島
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-三男一女を全員東大理3に合格させた「佐藤ママ」こと佐藤亮子さんも推薦! 【マンガとクイズで楽しく学ぶ!4つのポイント】 1日本史の重要人物136人の人生やエピソードがわかる 卑弥呼から始まり、織田信長や坂本龍馬、新紙幣の顔・津田梅子や渋沢栄一まで、小学校の社会科で習う重要人物など136人を掲載しています。時代ごとのマンガで日本史の流れをつかみ、人物の生涯マンガとエピソードを楽しく読むうちに、人物の功績を知るだけでなく、いつのまにか日本史全体の理解が深まるよう工夫しています。 2全ページオールカラーでイラストや写真が満載 「るるぶ情報版」の編集ノウハウを活かし、イラストや豊富な写真と貴重な図版でわかりやすく解説しています。 3 新科目「歴史総合」学習の入り口に最適 2022年から導入された高校の歴史科目「歴史総合」の導入として、特に関わりの深い近代以降に、外国で学んだり活躍した日本人も紹介しています。彼らの人生を通して現代に通じる日本と世界の関わりを学ぶことができます。 4クイズに挑戦してすぐ復習できる 各時代ごとにクイズを出題しています。解説もついているので、理解をさらに深めることができます。 ご家族で、お友達同士で、お互いにクイズを出しあうのもおすすめです! ※すべての漢字にふりがな付き。対象年齢:小学校中~高学年。 ■主な目次 1章弥生・古墳・飛鳥・奈良時代 2章平安時代 3章鎌倉・室町時代 4章戦国・安土桃山時代 5章江戸時代 6章明治・大正時代 7章昭和・平成・令和時代 ■大好評!「るるぶマンガとクイズで楽しく学ぶ!」シリーズ ・「るるぶマンガとクイズで楽しく学ぶ!47都道府県」 ・「るるぶマンガとクイズで楽しく学ぶ!世界の国」 ・「るるぶマンガとクイズで楽しく学ぶ!日本の歴史」 ・「るるぶマンガとクイズで楽しく学ぶ!SDGs」 ・「るるぶマンガとクイズで楽しく学ぶ!未来のくらし」 ・「るるぶマンガとクイズで楽しく学ぶ!天気のひみつ」 ・「るるぶマンガとクイズで楽しく学ぶ!人間のからだ」 ・「るるぶマンガとクイズで楽しく学ぶ!宇宙」
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-私たち人間が生きるということは、その時代を築いてゆくということだけでなく、歴史の中に存在しているという意味がある。その歴史にいかなる知恵を求め、自身の教訓となしてゆくかを世の先達たちは、繰り返してきた。社会が混乱に悩む現代こそ、再び、歴史に学ぶ時である。本書では、常に歴史家として時代を見つめ、メッセージを発してきた著者の晩年の作品を集成する。日本人必読の評論集。内容は、著者による最後の長編評論となった、「ルネサンスの読み方」を始め、「バサラの化身――織田信長」、「秀吉を天下人へと駆け登らせた五人の凄腕」、「乱世の勝者と敗者を分けるもの」、「『義』に生きて『花』を咲かせる――毛利勝永」、「これを以って『創業者型人材』という――伊達政宗」、「『騎上の眼』で日本の将来を考えた男――坂本龍馬」、「『日本のビスマルク』がめざしたもの――大久保利通」、「花は桜木、人は武士」、「なぜ今、歴史小説なのか」……など、好編が満載。
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3.3教科書などで読んで誰でも知っている歴史的事件の数々。だが、知られているのは、事件のあらましや、それに関わった人物の断片的な経歴にすぎないことが多い。 例えば、エレキテルなどで有名な平賀源内が、殺人を犯して獄死していることをご存じだろうか。清少納言や小野小町が、不遇な晩年を送ったことはあまり知られていない。 本書は、歴史上の有名な事件や人物の「その後」を辿り、意外な展開、意外な人生のドラマを紹介。また、一般に知られている話が事実とは違うものや、真偽のほどはわからないが興味深い異説も多数収録した。「坂本龍馬亡きあとの海援隊」「生類憐みの令廃止後のお犬様」などの意外な事実から、「明智光秀は生き延びて家康の参謀天海和尚になっていた」「ジャンヌ・ダルクは復活して二児の母になっていた」などの信じがたい説まで、日本史・世界史の教科書では教えない話が満載。歴史通を自称する人も思わずうなる一冊。
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-【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 読売KODOMO新聞連載。漫画で歴史探検。 「レキタン!」は、歴史が大好きな男子小学生と、タイムマシンを持つ未来の生物がさまざまな時代に飛び、歴史上の人物たちと事件や問題を乗り越えるSFまんが。事件をかえって大ごとにしてしまったり、未来の悪者がじゃましたり、主人公たちの行く先はいつもハラハラドキドキ。スリルあふれる展開に、読者自身も歴史の中に飛び込んだように楽しく読み進められます。また、登場する歴史人物の解説ページもあり、歴史の理解をさらに深めるのに役立ちます。 第1巻は、「徳川家光と参勤交代」「聖徳太子と冠位十二階」「小野妹子と遣隋使」「伊能忠敬と測量」の4本を収録しています。 ※この作品は一部カラーが含まれます。
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-東京で働く原田と同郷の恋人・早川ゆきの二人が高知県へ帰省する当日、ゆきはマンション自室で刺殺され、乗車予定のJR切符が消えていたのだ! 十津川と亀井は高知へ向かい、土佐藩家老の血筋であるゆきの父・秀典は地元の権力者であり、四国を一周する鉄道網を完成し新幹線を開通させることが夢だと知るが、翌朝早川家に3発の銃弾が撃ち込まれる。坂本龍馬嫌いを公言する秀典は、過去にも家を放火されたことがあるという。また秀典は土佐くろしお鉄道〈ごめん・なはり線〉が走る安芸をなぜか嫌悪しているようだ。かつて市内に所有していたホテルも邸も手放していた。一方で傷心旅行をする原田の前に現れる謎の女、5年前失踪した原田の友人……。十津川は、南国土佐の鉄道沿線で何を見るのか!?
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