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Posted by ブクログ 2020年10月12日
坂本龍馬を通して幕末の歴史を大いに語ったこの本。
坂本龍馬といえば、薩長同盟や大政奉還などが評価されているが彼の真骨頂は海軍の創設という話、さすが歴史家。
彼の生まれ育った環境や様々な史料から分析されていてとても面白かった。
彼の為人を自筆の手紙から分析した第一章。
龍馬を中心とした幕末の流れを...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月06日
坂本龍馬の現存する百三十九通の自筆の手紙の中から十五点を選び、年代順に追っていき、龍馬とはどのような人間だったのかに迫る。
一次資料の自筆手紙から龍馬の性格、思考、節目節目の行動、人間関係、幕末の政局にどのようにかかわったのかを読み解くわけだけど、龍馬って本当になんでも手紙に書いちゃうんだね。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年12月26日
坂本龍馬の手紙や、歴史資料を分析し、分析結果を説明し、幕末を理解させてくれた作品。
「司馬遼太郎の龍馬がゆく」や「大河・長編ドラマ」のような情緒的な内容を全否定ではなく、フィクション部分を丁寧に補足・反論し、優しく説明してくれ、素晴らしい。
最大の見どころは、安っぽい龍馬暗殺陰謀説への反論であろ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月17日
史料を丁寧に当たる著者だからこそ信頼できる、と思った。司馬遼太郎『竜馬がゆく』が現代人に坂本龍馬のイメージを与えた功罪は大きい。司馬氏が当該作品をフィクションであると公言しても、他に龍馬を伝える一般書が無かったことも大きい。その意味で、本書は龍馬の手紙や、幕末の情勢から、龍馬が志士として活躍するまで...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月07日
龍馬と言えば薩長同盟や大政奉還を成し遂げたというイメージが強いが、それは薩摩や長州の実力者が考えたことを、龍馬の持ち前の行動力で実行した「補佐」というのが実態である。
龍馬の最大の実績は個人の海軍を創設したことであり、亀山社中という商社を作り上げたことである。
龍馬は政治家というよりも政治現象を...続きを読む
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