祥伝社文庫の検索結果

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  • 鬼行
    -
    公金横領が発覚した女子事務員…経理課長は弱みにつけ込み、女体を賞味してから処置をすることにしたが…。愛欲が狂わせる男と女の人生。犯罪ドキュメンタリー、9つの悲哀。

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  • 外道
    -
    「おれは物盗りではない。ここに来た理由はオンナ。それだけだ。気持ちよくやらせるなら無茶もしないし、おとなしく出て行く。やらすか、やらさないか」田代は女の首に回した紐を絞めた。そして、「殺しておいてからやるという手もあるぜ」と言った。――色と欲に取り憑かれた男と女の9つの犯罪を描く、鬼才の衝撃ドキュメンタリー・ノベル!

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  • なくさないで
    3.0
    主婦永井純子のもとに、不可解な贈り物が届いた。送り主不明の封筒に入っていたのは真珠のイヤリング。それは十二年前、恋人との別れ際になくした物だった。送り主は誰?その意図は?疑心暗鬼が平穏な家庭に波紋を投げかけ、日常を恐怖に陥れるサイコホラー!

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  • 恐怖の結婚
    -
    わたしがエクスタシーを迎えそうになったとき、この紐で首を締めて――財閥の御曹子・八木橋次郎は、モデルの珠江の倒錯的嗜好に応じ、誤って絞殺してしまう。マネージャー秋吉の甘言に誘われ証拠湮滅を図るも、直後秋吉は強請屋に豹変した!

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  • 霧の中の悪魔
    -
    大企業の御曹司との結婚を控えた絹子には、克服しなければならない悩みがあった。不感症…その時になると真っ赤な血の記憶が甦り、男性を拒絶してしまうのだ。かつての恋人に救いを求める絹子…。だが、不感症の原因は過去の忌まわしい事件にあった!

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  • 地獄街道――月夜に待つ女
    -
    埃まみれの道中合羽、腰には錆びた長脇差、うらぶれた身なりに似合わぬ髷の銀簪…喧嘩剣法で知られた小仏の新三郎は、一人の女を捜していた。“武州深谷生まれのお染”…心臓病みの新三郎を介抱し、二両と銀簪を施してくれた恩人だった。だがその道行きには皮肉な結末が待っていた!

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  • 江戸女人絵巻
    -
    愛欲の心に上下身分の隔たりはない――。大名のお姫君、旅の亭主を待つ女、評判の美人なのに嫁には行けない女、妾身分に囲われた女、浪人の娘…。「不義密通は死罪」と定められた江戸の世に、愛欲に溺れる女の「性」を、緻密な語りで描きつくす時代官能の傑作短編集。

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  • 天保・国定忠治無頼録
    -
    鉄砲や槍を武器に20人の子分を連れ、捕まれば磔の関所破りもなんのその。賭場荒し、闇討ちと、無法の限りを尽くした忠治の悪業、ここに極まれり!血に染まった長脇差を手挾んだ当代一の侠客・国定忠治の姿を描いた白熱の時代巨編!

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  • 特命支店長
    2.0
    「あの支店は掃き溜めだ。掃除してもらいたい」専務の秘命を受けた神谷幸治は、難波東支店長に着任早々頭を抱えた。バブル期に膨らんだ不良債権の山、債権者は海千山千の強者揃い、回収は難航を極める。そんな折、前支店長が不可解な失踪を遂げた。当惑する神谷の前に、曰く付きの巨額融資が!バブル崩壊後の日本経済の姿を見事描ききった傑作企業小説集。

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  • 暗黒街戦士
    -
    車ごと崖の下へ突き落とされたり、コンクリート塊を抱かされて海中へ放り込まれても、次の日にはさっぱりした顔でコーヒーを飲んでいる…不死身の男、通称“死なずの醍醐”が、犯罪都市・東京の揉め事処理に今日も走り回る!新感覚の超伝奇バイオレンス!!

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  • 妖殺鬼行(上)
    3.0
    1~2巻715~770円 (税込)
    実戦を旨とし、空手界を急激に席捲しつつある鬼門流空手。その総帥・鬼門帯刀(たてわき)の命を狙う者がいた。秀麗な美貌に似合わず恐ろしい技を使う青年・嵐京吾であった。彼の目的は、世界の要人暗殺のため帯刀が密かに養成している殺人拳“裏鬼門流”を抹消することである。が、嵐vs裏鬼門一派の熾烈な闘いの一方で、妖艶な謎の美女が、恐るべき罠を仕掛けてきた…。

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  • 妖人狩り
    3.0
    〈乳房に粘っこく冷たいものが貼りついた。乳首が硬くなっていく。無数の舌が身体を舐めはじめた…〉夫の郷里に向かう葉子を待ち受けていたのは、すでに人ではなくなった邪悪な、闇の世界の魔物たちだった。彼らの目的は、悪魔を産む女体に葉子を改造することだった! が、凌辱されるたび、歓喜にむせぶ葉子の前に、新たな魔人が出現した! 熱気充満の菊地秀行ワールド。

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  • 縄張り
    -
    一大学生にすぎなかった男が一夜にして英雄に――。偶然、叩きのめした相手が六本木を支配する極道・海童組の二代目だったことから、七瀬二郎の許に反海童勢力が結集。やがて“アジィーザ”という新組織が結成された。だがそれが地獄の始まりだった。輪姦、私刑、殺人……凄絶を極める報復に、ついに全面抗争へ突入するが……。実在した若者をモデルに描く衝撃のハード・バイオレンス!

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  • 極道おんな道
    5.0
    総長が四代目の跡目を決めずに心筋梗塞で突然死んだ。広域暴力団として全国一、二を争い、四万人以上の組員を持つ組織であった。発作を起こす以前から組は二派に分裂していた。穏健派と武闘派である。どちらがシマを取るか―桐子が単なる鉄砲玉の女から親分の女へと階段を上り始めたのは、そんな時だった。極道を愛したがゆえに非情の世界に生き、やがては殺人者となった一人の女の、体を張った凄絶な人生。

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  • 死の口紅(ルージュ)
    -
    奇妙な連続殺人が発生。どちらも被害者は若い女で、情交後に絞殺の上、唇が真っ赤に塗りたくられていた。犯人の“口紅殺人鬼”はなぜ痕跡を残すのか?事件に興味を抱いた心理学研究生・沙也は、被害者の意外な共通点に気づいた。そしてある男が脳裏に浮かぶ…。意外な結末で人間心理の恐怖を活写する傑作サスペンス

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  • 猟色
    -
    辰巳はホテルを猟場とする「狩人」だ。美形の獲物がチェックインすると名前と部屋番号を記憶。ホテルマンを装って内線電話をかけ、ドアが開いたら、その場で襲いかかる。女はやるかやらぬか、それだけだ――美しい獲物を貪り尽くす、非道に堕ちた男たち…!

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  • 北辰の剣―千葉周作 開眼
    -
    陸前から江戸に出て剣の修行に励む若き日の千葉周作。天下の中西道場で、どうしても勝てない剣士がいた。“音無しの剣”を振るう高柳又四郎である。何者かに殺された親友の復讐を誓い、道場剣法から真剣を想定した修行に変えた周作は高柳の極意を悟れるのか!?

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  • 妖鬼 飛蝶の剣 介錯人・野晒唐十郎〈三〉
    3.5
    刃唸りがし、鳥飼京四郎の体が躍った。 鳥飼の繰り出す左右連続の斬撃は、ひらりと舞う蝶のごとく華麗であった。 唐十郎の袖口は裂け、赤い血の線が走る――これぞ妖剣“飛蝶の剣”。 小宮山流居合の奥義・鬼哭の剣を封じられた野晒唐十郎に秘策はあるのか!?

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  • 妖し陽炎の剣 介錯人・野晒唐十郎〈二〉
    3.5
    月光の反射で幻術を誘う妖刀・京女鬼丸、その恐るべき正体とは!? 大塩平八郎の残党を名乗る盗賊団、その陰で連続する辻斬り……小宮山流居合の達人・野晒唐十郎を戦慄させた陽炎の剣!

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  • 脅迫者
    5.0
    全裸でマンションの一室に閉じ込められた美代子は、2歳の息子を抱いて恐怖と恥辱に震えていた。誘拐犯の目的は?突如、理不尽な犯罪に巻き込まれた若妻と、凌辱の限りを尽くす脅迫者。白熱の筆致で描くハード・サスペンス!

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  • 情事の報酬
    -
    愛人のマンションで殺人事件に遭遇した浅井は、情事の発覚を恐れるあまり、黙殺を決め込んだ。だが、どこから嗅ぎつけたのか、犯人らしき男から脅迫電話が入り、愛人は強姦された。更には愛娘にまで魔手が伸びて…。浅井はひとり、復讐に立ち上がった!

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  • 血の裁き
    -
    偶然見た一週間前の古新聞で、多摩一の資産家といわれた叔父夫婦の惨死を知った喫茶店店主梶川は、夫婦喧嘩の果ての無理心中との報道に不審を募らせた。調べてみると広大な土地がすべて人手に渡り、莫大な預金もなくなっていた。さらに惨劇の背後に蠢く四人の男と三人の女…真相解明に死を賭けた男の追跡で巨悪の正体が浮かび上がる!

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  • 魔人伝説
    4.5
    1999年初冬、新宿超高層ビルの窓ガラスが突如飛散。それが超能力少年大出敬誕生の瞬間だった。サイコキネシスやテレパシーを駆使し、政財界の頂点に駆け上がっていく敬。世界の「魔王」を目指す彼には、さらに驚くべき真の目的があった! 伝奇小説の第一人者が描く衝撃作。

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  • 英雄伝説
    -
    広告マン佐伯は社運を挽回すべく大手製薬会社にアタックする。運良く会長の寒川に紹介された夜、同席した漢方薬店主が暴漢に射殺された。寒川が極秘に開発する新薬を巡り蠢くものがある。時をおかず第二第三の殺人が!やがて背後に謎の植物ムラサキユリと、古代の神社群が影絵のように浮かび上がった!

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  • 幸福な生活
    3.8
    「ご主人の欠点は浮気性」帰宅すると不倫相手が妻と談笑していた。 こんな夜遅くに、なぜ彼女が俺の家に? 二人の関係はバレたのか?  動揺する俺に彼女の行動はエスカレートする。妻の目を盗みキスを迫る。そしてボディタッチ。彼女の目的は何か? 平穏な結婚生活を脅かす危機。俺は切り抜ける手だてを必死に考えるが……(「夜の訪問者」より)。 愛する人の“秘密”を描く傑作集!
  • 十津川警部の挑戦(上)
    3.5
    「小樽へ行く」という手紙を残して元刑事・佐々木が失踪した。十津川の制止を振り切り、小樽へ向かった佐々木の一人娘・季見子は、原因が20年前の事件にあることを知る。直後、鍵を握ると思われた行商の老婆が殺され、季見子の周辺にも不審な男が…。やがて佐々木の他殺死体が東京で発見された時、十津川の胸中に、かつて佐々木が担当し、警察が闇に葬った連続殺人が浮かぶのだが…。
  • 観覧車
    3.7
    「夫の居場所を残しておきたい」失踪した夫の事務所を継ぎ、京都で素人ながら探偵業を始めた下澤唯(しもざわ・ゆい)。ある時、行方不明になった遠藤祐介という男を捜してほしいという依頼が、その妻から舞い込んだ。手がかりは、遠藤の部下で愛人と噂される白石和美。だが、唯が尾行して二週間、和美は日がな一日、八瀬遊園の観覧車に乗り、黙って時が過ぎゆくのを待つだけだった。彼女は何かに絶望している……。みずからの姿を重ねあわせるようにして、愛する者を失うことに想いを寄せる唯。やがて、遠藤が、勤めていた建設会社で恐喝事件に関与していた事実が浮上し、唯の友人の刑事・兵藤も捜査に動きだした……。プロ作家としての第1作目である表題作を含む、珠玉の連作恋愛ミステリー!
  • 釧路川殺人事件 旅行作家・茶屋次郎の事件簿
    -
    〈釧路湿原を新天地への旅立ちの場所に……〉自殺サイトにアクセスした痕跡を残し、消息を絶ったスナックの美人ママ・令子。 彼女の愛人の事業家から捜索を依頼された旅行作家・茶屋次郎は現地・北海道へ飛んだ。 情報を集めるうち、「自殺」は偽装だと確信した茶屋だが、直後、事業家の顧問だったロシア人が他殺体となって発見された。 玲子の失踪と関連はあるのか? 事件の謎を解く鍵は、令子の不可解な経歴にあった……。 霧の釧路湿原に消えた美女をめぐる推理行、大好評シリーズ第18弾!
  • ダークゾーン(上)
    3.8
    1~2巻712円 (税込)
    「戦え。戦い続けろ」プロ将棋棋士の卵・塚田は、赤い異形の戦士と化して、闇の中で目覚めた。突如、謎の廃墟で開始される青い軍団との闘い。敵として生き返る「駒」、戦果に応じた強力化など、奇妙なルールの下で続く七番勝負。頭脳戦、心理戦、そして奇襲戦。“軍艦島”で繰り広げられる地獄のバトル。圧巻の世界観で鬼才が贈る最強エンターテインメント!

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  • 双蛇の剣 介錯人・野晒唐十郎〈四〉
    4.0
    鬼面の男は両手の剣で天空を突いて構えた。鞭の如くしなる双蛇の剣……。 その妖しき男は江戸各所で残虐な振る舞いをしている夜盗・鬼火党の仲間であった。 小宮山流居合の達人・野晒唐十郎を邪剣が襲う! 疾走感溢れる、これぞ痛快時代小説!人気シリーズ第四弾!

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  • 北陸新幹線ダブルの日
    -
    新幹線と特攻と殺人と 幻の軍用機、大戦末期の極秘作戦―― 十津川、闇を追う! 10年前、北陸新幹線開発の功労者吉岡浩一郎が、東京青梅山中で殺された。容疑者すら浮かばぬ歳月の末、十津川警部はかすかな手掛かりを求めて上越妙高駅の完成式典に参列。 戦時中、航空機の開発に当たり、戦後は国鉄に勤務、故郷新潟県柏崎で尊敬を集める吉岡に、殺される理由は皆無だった。 だが、十津川が謎の軍用機写真を入手するや、捜査は意外な展開を見せた……。
  • 悲笛の剣 介錯人・父子斬日譚〈一〉
    3.0
    大名旗本から切腹の介錯を請け負って糊口を凌ぐ居合道場の道場主狩谷桑兵衛は、介錯した若党の仲間が再び商家に押し入って盗みと殺しを働いた件で、御目付筋より深索を依頼される。 凄惨な殺しの跡で目にしたのは、一瞬で喉を掻き斬られた傷口だった。 桑兵衛はいずれ秘剣・鬼哭の剣を継ぐ嫡男の唐十郎とともに、物悲しい笛の音が鳴るという剣の遣い手を追う。
  • 庶務行員 多加賀主水が許さない
    3.8
    1~6巻704~748円 (税込)
    この雑用係、何者だ!? 策謀うずまく第七明和銀行。その支店に配属された男には、裏の使命があった――。2年前、2つの銀行がしぶしぶ合併して誕生した第七明和銀行。旧第七銀行出身である会長の権藤幾太郎は、専務の綾小路英麻呂を使い、旧明和銀行出身の勢力を排除すべく陰謀を巡らせていた。そんな折、雑用を担当する庶務行員の多加賀主水(たかがもんど)が、同銀行高田通り支店に配属される。彼の真の目的は、“ある男”からの命令を受け、極秘裏に支店内の動向を調査することだった。オレオレ詐欺、セクハラ、退職勧奨、不正融資……数々の事件から浮かび上がる歪んだ行内事情と、権力争いの陰に潜む “ある男”の意外な正体とは!?
  • 師弟 新・軍鶏侍
    3.5
    跳べ、若軍鶏(わかしゃも)よ! 息子や弟子たちの成長と旅立ちを見守る日々…。七年の歳月が過ぎ、齢(よわい)五十四となった園瀬藩の道場・主岩倉源太夫。だれにも避けることのできぬ“老い”を自覚しつつも、かつて退けた剣士の挑戦を再び受けて立つ。挑戦者の註文は「真剣で」だった―(『歳月』)。道場を開いて弟子を持ち、後添いにみつを娶って、思いがけず子を得た源太夫。息子の成長と旅立ち、弟子の苦節と克服を見守る、逃徹した眼差しの時代小説4篇を収録。軍鶏侍シリーズ新展開の第1弾!
  • 出雲 殺意の一畑電車
    -
    山陰の小さな私鉄線ホームで、名誉駅長で元俳優の田宮始が、白昼、射殺された。被害者の制服から発見されたノンフィクションライター五十嵐昭の名刺には、一畑電車への強い悪意を示す言葉があった。だが、その五十嵐は4日前、すでに東京で殺害されていた! 十津川班が島根県警の協力を得て2つの殺人捜査を進めると、やがて、意外な真相が浮上した……。
  • 風よ哭け 橋廻り同心・平七郎控
    3.8
    八丈島送りの父と、巾着(きんちゃく)切りの息子、その心に吹きすさぶものは…。立花平七郎は懇意の酒屋での聞き酒会の最中、巾着切りの少年を捕えた。身元を質すと、父親は八丈島に流されていてひとり暮らしだという。父は諸色(しょしき)問屋の手代頭だったが、暗闇の中、賊と間違えて主の弟を刺し殺したのだ。平七郎は自分が取り調べた一件だったと驚く。少年の住まいを確保した直後、恩赦の報せが届き、父子は再会を果たしたが……(「風よ哭け」)。ますます快調のシリーズ第14弾!
  • 風刃の舞 北町奉行所捕物控
    -
    江戸の空に放たれた一本の矢。それは律儀な魚売りの命を奪った。北町奉行所同心鷲津軍兵衛は、矢の作りから、大身旗本を疑う。すると、手先の下っ引を同じ矢が襲い、軍兵衛も柳条流の遣い手の旗本家用人と対する。その折、一家皆殺しの残忍な押込み一味の潜伏が知れ…。軍兵衛は旗本を裁けるか? 凶賊を捕えられるか? 八丁堀同心の心意気が胸に響く捕物帖。
  • 死者ノ棘
    3.5
    1~2巻704~715円 (税込)
    「そのまま死んでもいいのか」結婚を考えた男に振られ茫然と駅のホームに立ち尽くす理子の前に、謎の男・玉緒が現れた。彼は人の死期が視え、他人の肉体を奪い生き延びる術があると続けた。半信半疑の理子だったが、彼氏の顔が頭を過ると歪んだ気持ちが胸中を覆い始め……。天使か悪魔か――玉緒に魅入られた者のみが知る驚愕の真実とは。戦慄のダークミステリー。
  • 神田川殺人事件 旅行作家・茶屋次郎の事件簿
    -
    「手紙に描かれた風景を探してほしい」旅行作家・茶屋次郎が受け取った一通の依頼状。 依頼人・朝波貴士は十年前に突然姿を消した元恋人の行方を捜していた。茶屋はその風景を、歌にもなった神田川とみて調査をはじめる。 しかし、そこで見つかったのは朝波の他殺体だった。 過去の失踪と依頼人の死。茶屋が辿りついたのは、静かに深く、人の心の奥底に流れる闇だった――。
  • 京都 保津川殺人事件 旅行作家・茶屋次郎の事件簿
    -
    闇の中で紙のように白い顔の女―─。 旅行作家・茶屋次郎はある夜、自宅近くで火事に遭遇した。直後、飛び出てきた女と入れ替わりに茶屋は屋内へ。取り残された男を助けたが、男はその記憶がなく、女もいなかったと証言。命の恩人から一転、放火犯と疑われる。 茶屋は自ら無実を証明すべく、男の故郷・京都へ。 だが、待っていたのは、保津川で死んだ男女3人の謎だった……!
  • 裏切りの特急サンダーバード
    -
    報酬は一億円。大明寺と名乗る人物にそう声をかけられた六人の男女。スリの達人、元JR運転士、射撃のオリンピック候補など、特殊な技能を持つ彼らが実行したのは、特急サンダーバードの乗っ取りだった! 三時間以内に十一億円用意できなければ、四百人の乗客もろとも爆破するという。ノンストップで疾走する特急。刻限迫る中、十津川警部は犯行グループにどう挑むのか?
  • 危機―軍鶏侍
    3.0
    平和な里で突如、花火が鳴り響いた。軍鶏侍・岩倉源太夫が住む園瀬藩、緊急の報せだ。番所に急行する藩士たち。現地には何の異変もなかったが、源太夫は公儀の企みであると看破。さまざまな疑惑が浮かぶ中、園瀬が最も沸く、盆踊りの季節がやってこようとしていた。もしや、狙いは祭りそのもの…。源太夫は園瀬の民を守れるのか。大好評「軍鶏侍」シリーズ初長編、緊迫の第6弾!
  • ふたたびの園瀬―軍鶏侍
    4.0
    軍鶏侍・岩倉源太夫の道場の若き師範代・東野才二郎は、藩命で赴いた江戸で、ならず者に絡まれる女性を救う。名を、園。源太夫に実父を斬られ、今は侠客の娘として育てられていた。園の気風の良さ、才二郎の誠実さに、やがて二人は惹かれあっていくが、園に忍び寄る不穏な影が…。美しき日本の風景を背景に静謐な文体で贈る本格時代小説、大好評「軍鶏侍」シリーズ第5弾!
  • 外資系オタク秘書 ハセガワノブコの華麗なる日常
    4.0
    アメリカの名門大学卒にして、外資系銀行秘書のハセガワノブコ。華麗なる帰国子女の正体は、筋金入りのオタクだった!婚活より、イケメンより、ブランド品より、アニメ鑑賞や、オタ友とイベントに繰り出すのが至福の時間。なのに、最近公私ともにトラブル&バトルが…。今こそ真のオタク魂(だましい)が試される!?
  • マリッジ:インポッシブル
    3.0
    「結婚してやるぞ!」29歳独身の引田輝子は突如結婚を決意した。TVディレクターの仕事で忙殺され、恋愛すらご無沙汰の輝子が、あらゆる婚活に果敢に挑む! だが、気になる男性はゲイだし、合コンではつい引き立てる子に。お見合いではド緊張の末、大失敗! そんな輝子が行き着いた先は結婚相談所だった……。全ての独身女子に捧ぐ、痛快ウエディング・コメディ。
  • 陣借り平助
    4.3
    「魔羅賀平助、ご助勢仕る」――緋色の愛馬を駆って颯爽と戦場に進み出た巨躯の若武者。人呼んで“陣借り平助”。名刀・志津三郎を腰に佩き、赤柄の傘鎗を自在に操る、並はずれた勇者であった。 そもそも安芸国厳島合戦で、毛利元就の陣を借り、無類の戦功を挙げた平助。以後、名だたる合戦で、必ず寡兵・劣勢の陣に加わることを信条とし、さらに士官の野心を微塵も持たぬ彼の名は、瞬く間に戦乱の世に轟いた。 今日もまた合戦に赴く平助。主は織田信長、敵は今川義元、向かうは尾張桶狭間。はたして平助を待ち受けるものは……。時代小説界随一の俊才が放つ、痛快無比の一大戦国ロマン、待望の電子化!
  • 水を出る―軍鶏侍
    4.5
    「まさか、市蔵が」忽然と姿を消した岩倉源太夫の次男市蔵。源太夫が上意討ちした男の息子だった。すべてを覚悟の上で引き取り育てていたのだ。しかし、何者がその真相を告げてしまう。尊敬する父が、実の親を殺した敵…。失踪直前、明るかった市蔵は塞ぎがちになっていた。そして父として源太夫がとった行動は──。人の成長と絆を精緻に描く、傑作時代小説、大好評「軍鶏侍」シリーズ第4弾!
  • 君の望む死に方
    3.9
    余命六カ月――ガン告知を受けたソル電機社長の日向は、社員の梶間に自分を殺させる最期を選んだ。日向には、創業仲間だった梶間の父親を殺した過去があったのだ。梶間を殺人犯にさせない形で殺人を実行させるために、幹部候補を対象にした研修を準備する日向。彼の思惑通りに進むかに見えた時、ゲストに招いた女性・碓氷優佳の恐るべき推理が、計画を狂わせ始めた…。
  • 夜夢
    3.5
    ほしいものをずっとあきらめてきたあたしが、生まれて初めて、どうしても手に入れたいと思ったのが彼――。甘言、裏切り、追跡、妄想……愛と憎しみの狭間に生まれるおぞましい世界。女と男の心の闇を名手が描く9つの愛、9つの恐れ…。切ない、いとしい、うらめしい…恋愛ホラーの決定版!
  • 天竜川殺人事件 旅行作家・茶屋次郎の事件簿
    -
    旅行作家・茶屋次郎は、新宿・歌舞伎町のクラブホステスに人捜しを頼まれる。 彼女の愛人だった境川大黒(さかいがわだいこく)なる男が、忽然と姿を消したのだという。 謎に包まれた境川の素性に興味を覚え、目撃証言から長野を訪れた茶屋が遭遇したのは、60年前の一家七人惨殺事件と、天竜峡で発見された身元不明の女の他殺体だった! 時を超えて絡み合う2つの事件、そして境川の正体とは……?  南信州の山峡を舞台に放つ、興奮のシリーズ第16弾!
  • 最上川殺人事件 旅行作家・茶屋次郎の事件簿
    -
    山形・新庄でそば屋を営む伯母の家が放火された! 突然の電話に仰天した旅行作家・茶屋次郎は現地へ急いだ。 そこで、一流のそば職人でありながら愛人宅に入り浸る型破りな伯母の夫・竹久勘十と出会う。放火は個性の強すぎる勘十への嫌がらせか? 直後、中学生の娘・美鳥(みどり)が誘拐され、茶屋自身が誘拐容疑者に!?  調査を開始した茶屋の前で、今度は勘十が何者かに拉致された。犯行は竹久家への怨恨によるものか? やがて茶屋が探り当てた、犯人の哀しい過去とは……。 東北の名川・最上川を舞台に描く大好評旅情ミステリー、会心のシリーズ第15弾!
  • 十津川警部 十津川警部「初恋」
    3.3
    飛騨高山の旅館の美人女将・夕子が心臓発作で急死したと聞き、十津川警部はうなだれた。二十数年前、大学のヨット部合宿で出会った夕子こそ、十津川警部の初恋の相手だった。やがて、事態は一気に仕組まれた犯罪の様相を呈し、飛騨高山に飛んだ十津川に、さらなる驚愕の証言が!傷心の飛騨高山・連続殺人捜査行。
  • まんだら探偵 空海 いろは歌に暗号
    3.7
    これはもしかして歴史上の大発見?――「薬子の変」その稀代の悪女・藤原薬子とは何者か?真相を追うは若き・空海とそのライバル・最澄。二人の知恵比べに型破りな推理が錯綜する…。そして、見えてきた「いろは歌」、さらに「かたらむ歌」四十七文字に隠された驚愕の真相。歴史マニア、ミステリマニアもうならせる!
  • 飛翔―軍鶏侍
    3.7
    岩倉源太夫の道場で「若軍鶏」と呼ばれる弟子の大村圭二郎が、突如目の色を変え、猛稽古を始めた。不審に思った源太夫が調べると、そこには意外な事実が……。ともに成長する師と弟子を描く感動の傑作時代小説、大好評「軍鶏侍」シリーズ第3弾!

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  • 獺祭―軍鶏侍
    3.7
    逆恨みから闇討ちを受け、果たし合いまで申し込まれた岩倉源太夫。秘剣・蹴殺しで敵を倒し、その技を弟子たちに見せたのだが……。緑美しき南国・園瀬を舞台に、剣の師として峻烈に生きる源太夫の姿を描く傑作時代小説、大好評「軍鶏侍」シリーズ第2弾!

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  • 軍鶏侍
    3.9
    闘鶏の美しさに見入られ、そこから必殺剣を編み出した隠居剣士・岩倉。その腕を見込んだ筆頭家老の呼出しに応じたがために、藩の政争に巻き込まれてしまう。必殺剣を巡る暗闘の結末は意外にも…。流麗な筆致で武士の哀切を描く、静謐なる時代小説誕生。

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  • 金沢歴史の殺人
    -
    女流カメラマン・千沙が古都金沢を撮った初写真集の出版直前、相次いで事件が起こった。編集部長が射殺、そして千沙の姉が事故死する。千沙の写真が原因か?十津川警部が派遣した西本刑事は彼女のためにある妙手を思いつくが…。円熟の筆で金沢を旅情豊かに描く傑作推理!

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  • ふたたびの虹
    3.7
    東京・丸の内の片隅にある小料理屋「ばんざい屋」。女将の作るちょっぴり懐かしい味に誘われて、客たちが夜な夜な集まってくる。クリスマスの嫌いなOLの悩み、殺された常連客が心ひそかに抱いていた夢、古い指輪に隠された謎と殺意…。数々の人間模様をからめながら、自らも他人にいえない過去を持つ女将が鮮やかに解決する恋愛&ヒューマン・ミステリーの傑作。

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  • 霧の旅 唐津の殺人
    -
    江の島の高級マンションで、会社社長・村野が刺殺された。現場から逃走した愛人は一週間後、九州・唐津で惨殺体に。取材を開始したルポライター浦上伸介は、村野のもう一人の愛人・千景に強い疑惑を抱く。だが、彼女には“究極の不在証明”があった!

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  • 暴犬(あばれデカ)
    -
    左の眉から頬骨にかけての赤黒い痣。極道はこの痣から「ブチ犬」と呼んで恐れた。男の名は冬井礼二。マル暴担当の凄腕刑事である。ある日、彼は麻布署の女刑事から呼び出された。彼女は冬井のせいで殉職した警部補の娘だった。ゴルフ会員権を巡る10億円の回収と、拳銃不法所持の内偵を依頼されたのだが……。クールで優しく、孤独な一匹狼が吼える――。ハードボイルドの傑作!

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  • 闇の警視
    -
    警視の要職から一転、殺人罪で前科者になった岡崎竜一。広域暴力団・日本和平会潰滅を企図する警視庁が実戦隊長に選んだのは、ヤクザ以上に獰猛な男だった。だが巨額な裏金で政財界と癒着している和平会を叩き潰すには“非合法”な手段で攻める他ない。岡崎の苛酷な闘いが幕をあけた!
  • 深川駕籠
    4.1
    飛脚、鳶ら早駆けの達人三人と足の速さを競うことになった駕籠舁きの新太郎。深川と高輪を往復する長丁場。しかも帰りは大川を泳いで渡らなければならない。勝ち札も売りに出され江戸の町は大いに盛り上がるが、町方同心が卑劣な罠を仕掛けていた…!

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  • ふたり姉妹
    3.5
    東京の製菓メーカーで企画職として働いていた29歳の聡美が久しぶりに故郷に帰ってきた。 実家を出たことがなくずっと田舎暮らしの三つ下の妹・愛美は、この機会に姉の家で都会の暮らしを楽しんでみたいと思い立つ。 部屋を貸すことを嫌がる姉や困惑する婚約者を説き伏せて、愛美は東京に発つが、聡美の家で姉の恋人と遭遇。 プライドが高く向上心の強い姉の突然の帰省を訝しんでいた愛美は彼に探りをいれてみることに。 聡美が実家に帰ってきた本当の理由とは――? 正反対な姉妹が見つけた新たな自分とは?
  • さむらい 修羅の剣
    -
    佞臣・深田喜兵衛を斬る―そう集められた七人の藩士たち。 だが暗殺成功後、首謀者に裏切られ、闇討ちをかけられる。命からがら逃げ延びたのは畑中宗次郎、篠田弥八郎、宇田川峰吉の若き三人だけだった……。 汚名を着せられ藩から追いつめられる中、徐々に明らかになる黒幕の狙い。 そして藩が虐げていた山の民の助勢を得た時、修羅となった三人の反攻が始まった!
  • 江戸の茶碗 まっくら長屋騒動記
    4.0
    貧乏長屋のお初と兄の太吉。両親は、騙されて浅草の小間物屋を失い、悲嘆に暮れて亡くなった。 「必ず店を買い戻そう」と固く誓う太吉が、二十両の有り金をはたいて名品“井戸の茶碗”を入手。だがそれは、真っ赤な贋物だった。 弱り果てた兄妹に声をかけたのは、隣に住む赤目勘兵衛。誰かに売ってやるという、酒びたりの浪人にどんな策が!?  新世代の人情時代小説!
  • 金四郎の妻ですが2
    3.7
    遊び人遠山金四郎のもとに嫁見習いとして押しかけてきた大身旗本の娘、けい。 町人暮らしにも慣れてきた矢先、金四郎に借金の請人になったと告げられる。金を借りたのは“天ぷら”なる新しい料理を提供する店の主だった。 返済の鍵は、天ぷらをいかにして流行らせるか――けいと金四郎は頭をひねるが、そこには二人をつけ狙う、巧妙な罠が仕掛けられていて……。 好評シリーズ第2弾!
  • 火の国から愛と憎しみをこめて
    -
    東京・田園調布で人気女優の千原玲子が射殺された。容疑者の坂本マネージャーを追って三田村刑事が鹿児島に飛ぶが、なんとJR最南端の西大山駅で狙撃されてしまう。一方、十津川は、玲子の愛人であるF&Kファンドの原口が南九州で進めた土地買い占めの背後に、巨大なプロジェクトの存在を掴む。現職知事も狙われる事件の真相に迫る捜査陣に、やがて未曾有の危機が……。
  • 取替屋 新・神楽坂咲花堂
    -
    義賊か! 大悪党か! 謎の怪盗が跋扈(ばっこ)する中、江戸にあの男が還ってきた! 刀剣目利きの上条綸太郎は、ある日、名匠・虎徹(こてつ)の流れを汲む刀鍛冶とともに刀を作り続ける香苗と出会う。藩主の御側役だった香苗の夫は、主君の刀を失くし切腹したが、後に濡衣だと判明。香苗は自ら作った刀で夫の仇を討つという。だが、彼女の工房には骨董の贋作も多く、お宝と贋物をすり替えて盗む取替屋の疑いが浮上すると……。江戸に舞い戻った綸太郎が再び快刀乱麻を断つ、シリーズ新展開の第1弾!
  • 生活安全課0係 ファイヤーボール
    4.0
    小泉孝太郎好演で大注目!テレビ東京系列「警視庁ゼロ係」の原作!“空気は読めないが人の心は読める”変人キャリア刑事の「非常識捜査」。まばたき、爪先の向きなど、相手の表情、仕種から知識と独特の観察眼で真相を暴いてゆく異色シリーズ第一弾!そんな彼が連続ボヤ事件で興味を示した手掛かり、ファイヤーボールとは?
  • 白い悲鳴 新装版
    3.0
    陸進不動産の金庫から七百万円が忽然と消えた。責任を問われ、経理課の酒巻伸次と御木本平吉が解雇される。金を盗むことができたのは、酒巻含め経理課の六人のみ。納得いかない酒巻は真犯人を突き止めるべく、巧妙な罠を仕掛けるが―(「白い悲鳴」)。事件の陰に潜む哀しい人間模様を描いた四篇を収録。殺人、愛憎、裏切り、復讐…意表を突くどんでん返しのミステリー集。
  • たとえば、君という裏切り
    3.9
    病に冒されたベストセラー作家に最期のインタビューをするライター、アルバイト先の常連の女子大生に恋をする大学生、公園で出会ったお姉さんから遠い国のお話を聞くのを楽しみにしている少女――彼らが好きになってしまった“あの人”はいつも自分ではない“誰か”を想っていた。三つの物語は時を越え、“ある人”の深い愛に結実する。あまりに切なく、震える純愛ミステリー!
  • 縄のれん福寿――細腕お園美味草紙
    3.0
    薄切りにして煮た蛸を、炊き上がる直前の飯に混ぜ込んで、汁を掛ける。それに刻んだ大葉を散らせば、ほんのり桜色に染まった御飯の出来上がり。縄のれん〈福寿〉を営む美人女将のお園は、優しさ溢れる料理で訪れる人々の心を癒す――。恋に悩む者、過去に囚われる者、生に惑う者。彼らを救う魅惑の一品と一途な想い。人と人とを温かく包み込む江戸料理帖、開幕。
  • 日光 鬼怒川殺人事件 旅行作家・茶屋次郎の事件簿
    -
    「なぜ、初心者を残雪の北アルプスに……」 旅行作家・茶屋次郎の友人糸島が遭難死した。茶屋は、糸島の死を看取り、一人山から生還した金堀という男に疑いを抱き、身辺を探るため日光・鬼怒川へと赴く。 しかし、会おうとしていた糸島の知人が川で不審死を遂げ、その後も関係者が次々に襲われる……。 渓谷に抱かれた温泉地で、茶屋が暴き出した驚くべき真相とは!?
  • 夢の浮き橋―橋廻り同心・平七郎控
    3.7
    「すべての人がどう言おうと、私だけは信じてあげたいのです」お幸は盗賊の疑いをかけられた与七をそう言ってかばった。永代橋の崩落で両親を失い、心に深い傷を負ったお幸を癒してくれた愛する与七。だが、疑惑は深まるばかり…。敢えて心を鬼にして、剣と情を持って正義を貫く橋廻り同心平七郎!
  • 紀の川殺人事件 旅行作家・茶屋次郎の事件簿
    -
    名川・紀ノ川の取材で奈良・五條を訪れた旅行作家・茶屋次郎にはもう一つの目的があった。 2ヵ月前に東京から帰郷し、今は当地のホテルに勤める旧知の諸越真奈美と逢うことだった。 だが、二人が再会を果たすほんの直前、真奈美は客室内で何者かに刺殺された。またしても事件関係者となった茶屋は、独自調査に乗り出すが、やがて真奈美の父が関わった不可解な女性自殺事件を知る。 その死の周辺を洗ううち、さらなる怪事件が……。 奈良・吉野から紀伊水道へと注ぐ大河・紀の川を舞台に旅情ゆたかに贈る、シリーズ第20弾!
  • 十津川警部 十年目の真実
    2.5
    東海道新幹線の車内で乗客の夫婦が爆殺された。犯行を指示するビデオの通報に十津川警部は色めきだったが、第二第三の事件が発生。やがて、最初の被害者が関わる十年前のある事件に全容の糸口が!

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  • 雨の旅・角館の殺人
    3.0
    枝垂れ桜で知られる東北の小京都・角館で、白骨死体が発見された。捜査の結果、3年前に失踪したOLの遺体と判明。容疑者として彼女の元恋人が浮上するも、男には鉄壁のアリバイがあった。ルポライター浦上伸介は真相を追って角館に飛ぶが、待ち受けていたのは元恋人の刺殺体だった。そして新しい時間の壁が!

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  • 赤へ
    3.8
    母が住み込みで管理人兼料理人を務める藤田一家の別荘を訪れた昌。一家と昌母娘の団らんはいつもの光景だったがこの夏は少し違っていた。十九年前にこの別荘で起こった事故の真相を昌が知ってしまったからだ。昌は一家に知られないようふるまうが…(「時計」より)。ふいに浮かび上がる「死」の気配。そのとき炙り出される人間の姿とは。直木賞作家が描く、傑作短編集。柴田錬三郎賞受賞作。
  • 戻り舟同心
    4.0
    多忙を極める南町奉行所は、増え続ける未解決事件に対処するため、元定町廻りの二ツ森伝次郎に再出仕を要請した。御年六十八、隠居暮らしは御免と市中の揉め事に首を突っ込む毎日を送っていた伝次郎、早速、往年の腕利き連中を集める。一癖も二癖もある伝次郎たちについた仇名が“戻り舟”。そんな折、九年前に商家の娘殺しを疑われた男の探索を依頼されたが…。元同心・腕利き爺の事件帖。
  • 北軽井沢に消えた女 嬬恋とキャベツと死体
    -
    隣接する軽井沢に負けない観光地にするため、群馬県嬬恋村の特別係に任命された竹田清志と三木あずさ。二人は、畑に首だけを出して埋められた女性の死体を発見した。被害者は万座温泉に泊まっていた中野由美と思われる。だが、東京・成城にあるマンションに急行した十津川警部の前には初老の女性の死体が。本物の中野由美だった。浮上した謎の開発計画と事件の関係は?
  • 十津川警部 わが愛する犬吠の海
    3.0
    ホテルの殺人現場に残された血文字「こいけてつみち」は、被害者の名前だった。死に際になぜ自分の名を? 十津川は、「小池鉄道」という駅が銚子にあると知り、現地へ急行。銚子電鉄のネーミングライツ(駅名愛称命名権販売事業)で、終点外川駅の権利を被害者が買っていた。銚子と京都の二重生活を送っていた小池の目的とは? 十津川が犬吠で十六年前の事件の存在を掴んだ時、哀切の真相が!
  • 十津川警部 絹の遺産と上信電鉄
    -
    警視庁捜査一課の西本刑事が、群馬県の世界遺産・富岡製糸場で毒殺された。難事件に共に挑んできた若きエースの死に、十津川警部は悲しみをこらえ、捜査に乗り出す。西本は九カ月前に捜査を休み、富岡を走る上信電鉄を撮影していた。さらに、同じ頃、恋人の牧野美紀が失踪していたと判明し、十津川は西本の死との関連を疑う。そんな折、高崎で女性の他殺体が発見され……。
  • 特急街道の殺人
    4.0
    雷鳥、はくたかなど多くの特急が行き交った“特急街道”北陸。越前一乗谷遺跡を買い取りたいと、戦国大名朝倉氏の末裔を名乗る麻樹という女が現われる。一方、東京で、人気ゲーム作家武井要の刺殺体が発見された。富山県高岡市にも姿を見せた麻樹が「タケイ」という相手に電話していたとの情報で、警視庁の十津川警部は富山に飛ぶ。だが、その矢先、新たな殺人が!
  • 金沢 男川女川殺人事件 旅行作家・茶屋次郎の事件簿
    -
    ふたつの川で時を隔てて起きた殺人。時効後に名乗り出た犯人の意外な告白とは?  不治の病を患う老作家・有森竜祐が失踪。 同居女性から行方捜しを頼まれた茶屋次郎は、有森の作品に描かれ、彼の故郷でもある北陸の古都・金沢へ赴くが、そこで49年前の悲劇を知る。 有森の恋人が強盗殺人を目撃し、犀川の河畔で命を落とした。事件は未解決のまま時効を迎えたが、その直後に、事件を追う記者2人が浅野川で不審死を遂げた事実も浮上。 茶屋は、2つの事件を繋ぐ闇に迫る! 毎作新趣向の超ロング・シリーズ第25弾!
  • 誰にでも、言えなかったことがある
    4.0
    育ての親だった祖母の入水自殺、父親の再婚相手から受けた虐待。実の母親を頼って上京するも、すでに私の居場所はどこにもなかった。自身も離婚し、再婚した夫も介護の末、癌で亡くした。傷だらけで、好んで振り返りたい人生ではなかった。それでも、今は自分なりに精一杯生きて来た日々を愛しく思う――。江戸川乱歩賞作家による自伝的エッセイ!
  • 冬の野 橋廻り同心・平七郎控
    3.8
    母の切なる祈りよ、届け……。辛苦をともにした一人娘を攫(さら)われた女将(おかみ)。その哀しみを胸に、平七郎が江戸を疾駆する!……竜閑橋の袂(たもと)で、美人女将の愛嬌と絶品茶漬で繁盛する『紅葉屋』の娘が攫われた。橋の管理を頼みに来ていた橋廻り同心・立花平七郎は探索に乗り出す。やがて、拐(かどわ)かし犯が房次郎という名の浪人を捜していたことが発覚すると、女将は狼狽する・・・(「冬の野」)。人気シリーズ、哀切の第12弾!
  • 遊佐家の四週間
    3.7
    羽衣子の親友・みえ子が遊佐家に四週間ほど居候することになった。みえ子は異様な容貌だが、大富豪の娘。美しく貧しい家庭で育った羽衣子とは正反対。二人で支え合ってきたが、やがて羽衣子は「まともな家庭」を手に入れる。その遊佐家に住み始めたみえ子は家族の心を掴み、完璧だったはずの家庭に徐々に綻びが見え始め……。二人の女の歪な友情が家族に与えたものとは?
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に
    4.0
    「デートしてみよっか」――恋をあきらめていた僕に君が言った言葉。それは上司のパワハラに悩みながら資格試験の勉強をしている冴えない毎日を一変させた。君への恋心を確信した頃、僕はある同僚女性から好意を寄せられるようになり、何かが狂い始めて……。これは恋か罠か、それとも――? ときめきと恐怖が交錯する一気読み必至、衝撃の結末が待つどんでん返し純愛ミステリー!
  • 展望車殺人事件
    3.0
    忽然と消えた美人乗客───大胆なトリックに、十津川警部が挑む!大井川鉄道のSL急行「かわね路」号展望デッキから女性客が姿を消した。翌日、大井川河畔で溺死体で発見されるが、彼女は東京で起こった宝石商殺しの容疑者と判明。犯行を苦にした自殺か? 目撃証言から静岡県警は他殺の線を否定。だが偶然同乗していた亀井刑事の話から、十津川警部は重大な不審点に気づく。事件には周到な罠が!(表題作「展望車殺人事件」より)。著者ならではの秀作を満載したトラベル・ミステリーの会心短編集!
  • TACネーム アリス
    3.0
    闇夜の尖閣諸島上空。舞島茜のF15Jは、星空を塗りつぶすほどの巨大な影に対し、“対領空侵犯措置”に当たっていた。中国による凄まじい頻度の領空接近に対抗して、小松基地から移動訓練で那覇基地に着いた矢先であった。影は高翼の四発機で輸送機のようだ。国籍は不明。警告を無視し飛行していたが、突如、巨大な機体を茜の機にぶつけてきた――迫真の航空アクション!
  • 四万十川 殺意の水面 旅行作家・茶屋次郎の事件簿
    -
    高知を訪れた旅行作家・茶屋次郎はご満悦だった。知り合った地元の美女・吉永香織が“日本最後の清流”四万十川を案内してくれたからだ。 だが翌日、その香織の死体が川面に浮かぶや、茶屋の境遇は最悪となった。二人を目撃した住民たちの証言で、重要参考人にされてしまったのだ。 身悶える茶屋は、嫌疑を晴らすべく奮然と単独調査を開始したが、その時またも怪事件が……。 はたして茶屋の運命は? 香織の死の真相は?  美しき山水の地を舞台に熟達の名手が贈る、シリーズ第9弾!
  • 弾正の鷹
    3.4
    死する定めの刺客たち、最後の愛とは―― 直木賞作家の原点を収録した傑作時代小説集! 信長の首を獲る。 それは堺の商人だった父を殺された 桔梗の悲願。 信貴山に籠もり信長への叛旗を企む松永弾正の側女となり仇討ちの機会をうかがっていた。弾正から鷹を使った暗殺法を知らされた桔梗は、韃靼人の鷹匠頭と契り秘術を体得。ついに信長との謁見の場を得るが……。(「弾正の鷹」)
  • 深川鞘番所
    5.0
    無法地帯深川に凄い与力がやって来た! 弱者と正義の味方―― 鉄心夢想流秘剣「霞十文字」見参! 北町奉行所与力大滝錬蔵は、深川大番屋支配を命じられた。奉行とつるんで米買い占めに走る越中屋を捕縛したための左遷である。同心たちの緩み切った綱紀のなか、錬蔵は芸者のお紋から神隠しに遭った妹分お美津の探索を依頼された。折しも深川では岡場所の女たちが同様に姿を消していた。江戸の無法地帯を舞台に、鉄心夢想流“霞十文字”が悪を斬る!
  • 風草の道 橋廻り同心・平七郎控
    4.0
    生き残った流人(るにん)の最後の願い。盗っ人に墜(お)ちた男が命懸けで捜そうとしたものは?……久里浜沖で流人船が難破した。助かったのは、流人の鹿之助ひとり。しかし三日後、彼は姿をくらます。北町奉行の榊原は鹿之助が親友の倅でないかと危惧し、同心・立花平七郎に極秘の探索を依頼する。探索の中で、徐々に明らかになる鹿之助の閉ざされた過去。養子としての葛藤、凄絶な恋、そして流人になった理由……数奇な運命に翻弄された男を、平七郎はどう裁くのか!?(「風草の道」)。円熟のシリーズ第11弾!
  • 残り鷺 橋廻り同心・平七郎控
    3.8
    「帰れない…あの橋を渡れないの…」 謎のご落胤(らくいん)に付き従う女の意外な素性とは?…… 江戸市中に現われた、宮家のご落胤を名乗る一行。大奥とつなぎを取ってやると称して商家から金を巻き上げ、奉行所を悩ませていた。平七郎が探索に乗り出した直後、真福寺橋に二人の女の亡骸(なきがら)が流れ着き、一人はご落胤一行と共にいた女と判明する。女が持っていた伊勢神宮のお守りに込められた哀しき想いとは? 平七郎が非道な輩の正体を追う!(「ご落胤の女」)。シリーズ急展開の第10弾!
  • 麦湯の女 橋廻り同心・平七郎控
    3.8
    「命に代えても申しません」 犯人を庇(かば)うひたむきな娘。平七朗、どうする!?……本所・法恩寺橋袂(たもと)で麦湯屋をやっている器量よしの娘。奉行所が総力を上げて追う浪人は、必ずその娘と接触するはずだった。だが、そこに現われたのは吟味方与力の一色弥一郎。娘を見張っていた橋廻り同心・立花平七郎は、娘と楽しげに語らう一色の姿から情報の漏洩を疑う。自らを犠牲にしてまで浪人を救おうとする娘のひたむきな想いとは……(「麦湯の女」)。人気シリーズ、待望の第9弾!
  • 喧嘩旗本 勝小吉事件帖
    4.0
    口先と押しの強さは天下一品! 勝海舟の父、最強にして最低の親ばか小吉。無頼がたたって座敷牢に閉じこめられていた。牢での暇をもてあますあまり、奇妙な才能を開花させた。江戸市中で頻発する事件の謎を、たちどころに座敷牢探偵(アームチェア・ディテクティブ)するのだ。涙あり、喧嘩あり、これぞ人情時代小説!
  • 吉祥寺の朝日奈くん
    3.9
    彼女の名前は、上から読んでも下から読んでも、山田真野(ヤマダマヤ)。吉祥寺の喫茶店に勤める細身で美人の彼女に会いたくて、僕はその店に通い詰めていた。とあるきっかけで仲良くなることに成功したものの、彼女には何か背景がありそうだ…。愛の永続性を祈る心情の瑞々しさが胸を打つ表題作など、せつない五つの恋愛模様を描く中田永一の代表作。
  • ヌれ手にアワ
    3.5
    「あそこに行けば、世界一の金持ちになれる」渋谷・モヤイ像前で倒れた老人が洩らしたオイシイ話。それを聞いたリストラ男にギャル社長を目指す女、破産寸前のセレブ夫婦に醜聞払拭を狙う議員候補の五人は妄想だと一笑に付す。だが、やがてその老人が“特許富豪”と判明した時、五人の目つきが変わった……。カネに困った男女の、なんでもアリの争奪戦、ここに勃発!
  • 龍の黙示録
    3.9
    1~9巻680~1,026円 (税込)
    鎌倉の洋館で秘書を務める柚ノ木透子。雇い主の龍緋比古は美術評論や幻想怪奇の分野で有名な著述家だが、明治期にも同名の人物がいることから、龍に不気味さを感じていた。同じ頃、東京で吸血鬼出没の噂が流れ、行方不明者が続出し…!?

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